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2026年04月13日

【投資】『投資スキル上達トレーニング 初心者でも利益を出せる厳選44問』市川雄一郎


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投資スキル上達トレーニング 初心者でも利益を出せる厳選44問 (PHPビジネス新書)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の未読本・気になる本の記事の中でも、自分のために読んでおきたかった1冊。

投資のスキルアップが期待できる作品です。

アマゾンの内容紹介から。
「新NISAを始めたいけど、損をするのが怖い」「本を読んでも、結局いつ何を買えばいいかわからない」……。そんな悩みがありませんか?
投資は知識をつめ込むだけでは勝てません。「得た知識をどう使うか」というアウトプットの訓練が重要です。
本書は、累計受講者数100万人を超える投資スクール「GFS」の校長が、受講生のリアルな声から44のQ&Aを厳選!
自ら考えながら読み進めることで、ただの知識が一生モノの「使えるスキル」へと確実に変わります。
知識ゼロからでも大丈夫。全44問を読み終えたとき、あなたは確かな投資スキルを手に入れているはずです。

中古に送料を足すと定価を上回りますから、「17%OFF」のKindle版がお買い得です!






【ポイント】

■1.投資をしないこともリスクと言える
 投資におけるリスクとは、正確には「振れ幅」を指しますが、皆さんがイメージするのは「損をする可能性」という意味だと思います。ここではあえて損をする可能性という点で、投資のリスクを考えてみましょう。
 確かに投資は必ず儲かる保証がないため、損をする可能性はゼロではありません。「それなら現金や預金で持っていた方が良いのでは?」との考えも頷けるところです。
 しかし実は、投資をしないことで損をするといえる状況があります。それは先述の「インフレでお金の価値が目減りすること」です。
 物価が1%上がることは、お金の価値が1%下がることと同義となります。つまり、仮に毎年2%ずつインフレが継続していく場合、毎年2%ずつお金の価値が目減りしていくということです。
 この状況下では、仮に貯金が1000万円あっても、10年後には実質的に820万円程度の価値しかないことになります。これが投資をしないことのリスクです。


■2.老後資金の優先順位が高ければiDeCoを中心に
 iDeCoとは、掛金の拠出と運用を自分で行い、老後資金を作ることを主目的とした私的年金制度です。運用益が非課税になる点はNISAと共通していますが、iDeCoには「掛金が全額所得控除になる」「受け取り時にも所得控除が使える」といった税制メリットもあります。
 念頭に置くべき点は原則60歳まで解約ができず、資金拘束を受けるデメリットについてでしょう。しかしそれは、裏を返せば確実に老後まで運用できるメリットでもあるため、一概にデメリットとはいえません。
 そのため、投資の目的が「老後資金の形成」であれば、iDeCoを始めるべきでしょう。
 一方NISAの場合、iDeCoのような所得控除のメリットはありませんが「いつでも売却可能」という特徴があります。
 そのため、「子どもの学費」や「マイホーム購入」といった老後資金以外の目的で資産運用をする場合は、NISAを優先して活用するのがおすすめです。


■3.「一括投資」と「ドルコスト平均法」はどちらが有利か?
 一括投資とドルコスト平均法、一体どちらが有利なのかは、「相場環境」と「投資家の性格・目的」によって変わってきます。
 理論的には、長期的に上昇する市場では早く投資を行う一括投資が有利とされますが、実際には投資家の心理や市場の変動が結果を大きく左右すると言えるでしょう。(中略)
 継続こそが投資成果をもたらす要因であり、成果が十分に得られていない途中の段階でやめてしまっては、どちらの手法も効果を得られるとはいえないでしょう。
 それを避けるために有効なのは「両者を組み合わせる」という方法です。たとえば、まとまった資金の一部を段階的に投資する「分割一括投資」や、毎月積立に加えて相場が下落した際に追加購入する「併用型戦略」などが代表的な方法です。
 それらは、一括投資の効率性とドルコスト平均法のリスク分散効果の両方を取り入れられる方法です。こうすることで、投資を継続することとタイミングを取った投資で市場変動のダイナミズムを体感することができます。


■4.テンバガーを見つけるには「分散・長期・忍耐」が鍵
 テンバガーを狙った投資は非常にハイリスク・ハイリターンであるため、資産全体を投入するのではなく、コア・サテライト戦略の「サテライト」として行うのが現実的です。コア部分は安定したインデックス投資や優良株で固め、余剰資金の範囲で複数の成長候補に少額ずつ投資することで、リスクを抑えながらテンバガー候補を探すという考え方になります。
 テンバガーは短期間で生まれることが稀であり、株価が大きく上昇するには通常、5〜10年単位の長期スパンが必要です。途中で株価が半分に下落する可能性もありますが、業績が右肩上がりであれば、辛抱強く保有を続けることが成功の鍵です。(中略)
 まとめると、テンバガー投資は「夢を追うギャンブル」ではなく「継続と見極めの戦略的投資」です。コア・サテライト戦略の枠組みを意識しつつ、分散・長期・忍耐の三原則を守ることで、リスクをコントロールしながらハイリターンの可能性を追求できます。焦らず戦略的に投資を続けることが、テンバガー発掘の近道となるでしょう。


■5.不動産投資を現物とファンドのどちらにすべきか
 現物不動産の大きな魅力は、少額の自己資金でローンを活用し大きな資産に投資できる点です。たとえば自己資金500万円で3000万円の物件に投資できれば、投資額以上の賃料収入や値上がり益といったリターンが得られます。これは「レバレッジ効果」というもので、資金の少ない投資家にとって魅力的な投資になります。
 一方、REITやクラウドファンディングなどのファンドは、原則として手持ち資金の範囲でしか投資できず、レバレッジ効果は期待できません。しかし、レバレッジは大きなリターンが期待できる反面、損失も拡大します。それを回避するためには、空室や修繕費、金利上昇などに対応できるキャッシュフロー管理が不可欠です。したがって、現物不動産への投資は慎重な運用とリスク管理が重要になります。


【感想】

◆冒頭でも触れたように、新書なので手軽に知識を吸収できました。

ただし、タイトルにある「初心者でも利益を出せる」というフレーズで、ある程度初心者向けだと思われた方も多いのではないでしょうか?

実際、それはある意味正解で、用語の解説を含め、初歩的な知識にもキチンと触れています。

ただし、完全に初心者向けかというと決してそうではなく、下記目次にもあるように、第4章の章題には「上級」と付いていますし、第5章では不動産投資や金にまで言及しているという。

もちろん、1冊で広範囲をカバーしてもいいのですが、いかんせん本書は新書ですから、踏み込める内容にも限界があるかと。

……ここだけの話、私も第4章の上級的な内容には、自分の投資ではまだまだ手が届きそうもありません。


◆逆に、「ごもっとも」と思ったのが、第1章から抜き出した、上記ポイントの1番目の「リスク」のお話。

長年株式投資を先送りしていた私が、重い腰を上げたのは、昨今のインフレ具合ゆえでした(遅すぎ)。

また、ふと気が付いたら、銀行の利息が意外と付くようになり、そこまで世間はインフレになっているのかと、自分の「日本円預金に全額投資」している現状に不安になった次第です。

そこでまず証券会社から資料を取り寄せたのが、第2章のテーマであり、上記ポイントの2番目にある「NISA&iDeCo」(お約束)。

中でも私が実際に始めてみたのは、「老後資金の形成」を目的としたiDeCoの方でした。

特に掛金が所得控除になるということは、iDeCoの対象となる定期預金に通常の普通預金から移せば、単に口座間で移動させただけで、所得控除になるハズですから。

また、一応NISAの方も口座開設はしたのですが、昨今の政治情勢ゆえの株価変動が怖くて、実際には始めてないという(小心者)。


◆さらには、「初級〜中級」と銘打った第3章から引用したのが上記ポイントの3番目。

ほったらかし投資系の本を多く読んでいるため、「ドルコスト平均法」と思ったのですが、そうではありませんでした。

ただ、言われてみれば、確かに両者をミックスすればもっともよい結果にはなりそうです。

もっとも、市場の状況を監視する、という行為自体が私には無理目。

きっとこういうのも、「いくら以上●●したら■■する」のように、あらかじめ決めておいて、システマティックに動けば良いのかもしれませんね。


◆とは言え、上記でも触れたように、第4章の「上級」になると、さすがにハードルも高め。

「高配当株」「割安株」「単元未満株」等々、「ほったらかし」とは縁遠い株についてもアドバイスがありました。

また、PER(株価収益率)やEPS(1株当たり利益)といった、指標も当たり前のように出てきて、株価判断をも行っています。

……「成り行き注文」や「指値注文」の違いも理解しましたけど、私は一生しなさげ。

そこで私でも分かる「テンバガー(短期間で株価が10倍以上になった「大化け株」の総称)」について触れている、上記ポイントの4番目を引用しました。

ここにある「コア・サテライト戦略」自体は、テンバガーに限らず、NISAの「つみたて」と「成長」にも当てはまりますよね。

ただし「テンバガー」自体はいかんせん、投資上級者マターなので、私自身はパスです。


◆そして上記ポイントの5番目は、第5章から抜き出したもの。

当ブログとしては、不動産投資本を単独でレビューしたことはなく、お金本、投資本の中に登場するお話を何度か引用してきました。

ちなみに顧問先に、不動産管理会社がある関係で、空室問題やら空き家問題等々、まったく知らないわけではなくて。

結局現物は現物で、それなりの手間がかかる以上、「ほったらかし」を目指す私には、これまた難しそうでした。

私のような初心者は、やるにしてもREITがいいところではないでしょうか。

……その前にまずNISAを何とかせねばw


基礎から投資スキルを身につけるために!

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投資スキル上達トレーニング 初心者でも利益を出せる厳選44問 (PHPビジネス新書)
第1章 お金のキホンにまつわるQ&A 
第2章 NISA&iDeCoにまつわるQ&A 
第3章 〈初級〜中級〉資産運用にまつわるQ&A 
第4章 〈上級〉資産運用にまつわるQ&A 
第5章 不動産投資&金(ちょっとFX)にまつわるQ&A 
第6章 投資学習・投資教育にまつわるQ&A


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【編集後記】

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今日はちゃんとした「仕事術本」がないので、個人的には最後の『大人の小学校』辺りを推しておこうかと。


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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