2026年02月27日
【目標達成】『やる気に頼らず、仕組みで結果を出す 一生使える「目標達成」の技術』米田まりな

やる気に頼らず、仕組みで結果を出す 一生使える「目標達成」の技術 (大和出版)
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、現在開催中である「Kindle本 春直前大セール」からの注目作。「収納コンサルタント」の米田まりなさんが、「目標達成」について指南してくれる1冊です。
アマゾンの内容紹介から。
不動産ディベロッパーで会社員として勤務しながら、副業で整理収納アドバイザーとして活動。さらに、一橋大学大学院MBAに夜間コースで通学して、2022年に経営学修士号を取得し、その後も、宅地建物取引士の取得……一体どんな方法を実践してきたと思いますか? その秘密は、「脳内・環境の整理」にあるんです――例えば、 ・1畳分のパーソナルスペースを作り、部屋を「カフェ化」する ・一足飛びに丸暗記せず、「情報の取り出し方」を先に覚える ・スマホをクリーンアップし、「目にしたい情報」のみ表示させる ・平日にインプット&休日にアウトプットを繰り返す ・寝ながら、入浴しながらでも勉強する 「なんだか難しそう」と思われたでしょうか。でも、実際に本書でご紹介する方法を通じて、多くのクライアントの方々が目標を達成してきました。毎日仕事で忙しくても、意志が弱くても大丈夫。最短最速でゴールに辿り着く方法、漫画付きで解説します!
送料を足した中古よりは、Kindle版の方が300円以上お得な計算です!

【ポイント】
■1.まずは机の状態を整える今やるべきことだけが机の上に乗っている状態でこそ、人は集中できるのです。
「勉強しよう!」と気合を入れて机に向かう前に、まずは机の状態を整えましょう。
この考え方は物理的な片付けだけでなく、時間管理や思考整理にも役に立ちます。
自分が普段、何に時間を費やしていて、何を考えて過ごしているのか。
わからないままに新しいことを足し算しても、活用できなかったり、スケジュールが破綻してしまったりするはずです。
ネットの記事やSNSで「時短術」「お得な豆知識」を目にしても、自分がどのように活用するかイメージが持てなければ、それは無駄な情報です。
インプットは、まずは自分の手持ちの情報を整理してからにするのがいいでしょう。
■2.「捨てる会議」で、無駄なことを終わらせる
無駄に長い会議、儀式的で中身のないやりとりなど、「業務上の無駄を減らそう!」という取り組みは各社で鋭意おこなわれていると思います。
これを個人や家庭で、半年に一度、おこなっていくのです。
「やってみたいこと」を書き出す機会はあれども、「やらなくてよさそうなこと」を書き出す機会は、日常生活でそこまでないですよね。
まずは個人で、「この時間、無駄だったな……」と後悔しているものをノートやメモアプリに書き出すのです。
「1人の時間にまつわるもの」「仕事にまつわるもの」「人とのイベントにまつわるもの」など、ジャンルごとに書き出していきます。
スケジュール帳や、スマホの使用履歴を見ながら書き出していくと、意外と捨ててもよかったなと思える時間があるのではないでしょうか。
■3.学習内容をSNSでアウトプットする
学びの発信にはさまざまな「尺」 がありますが、文章を書くのが苦にならない方はnote、短文で攻めたい方はX(旧 Twitter)、写真や図解が得意な方はInstagram、しゃべりが得意な方はVoicyやstand.fmで、学びをシェアしていきましょう。
学んだ内容だけでなく、「どう学んだか?」という点も、自分が思っている以上に多くの方が参考になるはずです。
「別に人様に発信したくはない」という方は、身近なメンバーでのシェア会を開くのがおすすめです。
例えば仕事に関連する資格であれば、職場の後輩をランチタイムに集めて、学んだ内容や難しかった内容をシェアする勉強会を開いてみます。同じ勉強をする同僚から、効率のいい学習法を教えてもらえたり、新たな気づきがあるかもしれません。
同僚に話しにくい副業の内容であれば、家族や友人に、学んだ内容を聞いてもらうのも手です。
人に面白いと思ってもらえるよう、自分の学んだことをどう伝えるか、考える時間こそが頭の整理に繋がります。
■4.趣味と家事とをセットでこなす
家事を時短するための工夫も大切ですが、家事時間をゼロにするのは不可能です。
家事の最中、「耳100%・目50%」 は空いている状態ですので、そこの隙間に「趣味」をねじ込み、満足感をアップさせましょう。料理や皿洗い・洗濯の時間は、耳を中心に楽しめるトークバラエティ番組の視聴にぴったりです。
スマホやポータブルテレビを置いて、動画を流しながら家事を進めるのがいいのですが、じっくりと視覚したいドラマ・映画には、家事のスピードが落ちてしまうので向きません。あくまで聞き流し・見流しで楽しめるコンテンツがいいでしょう。
片付けやストレッチなど、目を使いにくい時間帯は、耳だけで楽しめるラジオ番組がおすすめ。
私はお笑い鑑賞が趣味で、1日1時間はお笑い番組を見たい(聞きたい)ので、家事〜入浴〜就寝の合間のどこかで耳中心に楽しんでいます。ただ、気をつけているのは「コント番組」を平日夜にあまり見ないことです。理由は目を使うから。
目を使わずに楽しめる漫才、トークバラエティ、ラジオを中心に聴いています。
■5.悩み・モヤモヤは、定期的な「全部出し」を徹底する
まず自分1人でできることとしては、ジャーナリングです。
ジャーナリングとは、頭に浮かんだことを紙に書き出し、読み返して自分に向き合う手段のこと。
毎日、日記を書くのは面倒くさいという場合も、便利なアプリやサービスを利用してみましょう。
ジャーナリングに使えるスマホアプリもさまざまありますが、私がおすすめなのは「muute」です。
その日の感情を選択した色や、書いた日記をAIが分析して、週次・月次レポートを作ってくれます。
例えば「仕事」「上司」などの単語とともに、ネガティブな感情が選択されていた場合、「今週は仕事に悩んでいる日が多かったですね」などと示唆してもらえるのです。
気がつかないうちに多く使っている単語もわかるので、潜在的な悩み事も言語化しやすくなりますし、無料なので、悩み事がある期間限定で使ってみるのも手軽です。
【感想】
◆冒頭で触れたように、著者の米田さんは、以前ご紹介したこちらの本では「収納コンサルタント」と名乗られていました。
集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37
参考記事:【整理整頓】『集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37』米田まりな(2020年12月27日)
ただ、この作品が出たのはほぼ5年前ですから、その後は「整理収納アドバイザー」という肩書になられた模様。
いずれにせよ、いわゆる「片づけ術」の専門家であり、その立場から「目標達成」のための諸技術に関して説かれたのが本書ということになります。
実際、この「片づけ」という行為は、上記ポイントの1番目にもあるように、すべての物事の基本となるべきもの。
ちらかった机が目に入った状態で思考を整理するのは、自分では意識していなくても、勝手にハードルを上げているようなものです。
また、何かしらの探し物をする行為も、極めて無駄な時間ですし。
◆もちろん、無駄を省くのは、物理的なお話だけではありません。
上記ポイントの2番目から引用した「捨てる会議」も、私には「目からウロコ」でした。
確かに仕事だと、生産性向上の面からも、不要な作業や行事、会議の削減は行っていたことはありますが、いざ個人や家庭だとなぁなぁだった記憶が(今でもそうですが)。
特に私の場合は、私生活とは別に、このブログも今後はもうちょっとシンプルにしようか、と思っております。
というのも、先日読んだ『本を読めなくなった人たち』によれば、ただ単に長いだけで、読んでもらえないのが普通だと知りまして。

本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形 (中公新書ラクレ)
参考記事:【活字文化?】『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』稲田豊史(2026年02月24日)
単純にボリュームを減らすか、書き方を変えるかは、悩むところですが。
◆また、その『本を読めなくなった人たち』でも指摘されていたように、コンテンツの取得方法も、テキストから音声や動画に移行している模様。
そういう意味では、上記ポイントの3番目にあるように、発信方法を色々工夫するのもアリだと思います。
たまたまここでは挙がってませんが、TikTokや、YouTubeショート等の動画で発信する(むしろ今の主流は短い動画)方もいらっしゃるでしょうし。
さらには、上記ポイントの4番目で引用した「ながら作業」の対象としても、音声や動画にはメリットがあります。
私は皿洗いをするときは、音楽を聴いているのですが、なるほどトークバラエティ番組なら画像がなくともそれなりに楽しめそうですね。
……テロップが見れないのが難点といえば難点かもですが。
ちなみに私は昔、車社会でない日本では、オーディオブックは流行らないと思っていたのですが、『本を読めなくなった人たち』によると、audiobook.jpの会員数は、2020年から2025年にかけて2.5倍になったそうです。
◆そして上記ポイントの5番目で挙がったのが、ジャーナリング。
今までご紹介して作品でも、ジャーナリングが登場することはありましたが、今般知ったのが上記引用部分で紹介されていた「muute」です。
muute (ミュート) - 知らない自分を見つけよう
もっとも生成AI自体、ダーッと、悩み事を書いてアドバイスを求めたら、それらしきことを言ってくれるみたい(私はそういったことでは使ったことがないです)なので、ジャーナリングとの相性が良さげですが。
いずれにせよ本書は、物理的にも思考的にも「整理整頓」「仕組み化」することで、目標達成を目指す、という、当ブログの趣向に沿うものでした。
実践すれば様々なインフラが整うでしょうから、その後何を目指すかは自分次第ということで。
目標達成したい方なら要チェックで!

やる気に頼らず、仕組みで結果を出す 一生使える「目標達成」の技術 (大和出版)
STEP1 環境を整える
STEP2 思考・時間を整える
STEP3 情報を整える
STEP4 段取りを整える
STEP5 心を整える
STEP6 「トライ&エラーで成長する」と知る
【関連記事】
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【整理整頓】『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』小松 易(2018年11月24日)
【HACKS!再び】『片づけHACKS!』小山龍介(2016年11月27日)
【男の城?】『ミニ書斎をつくろう』杉浦伝宗(2013年10月30日)
【編集後記】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から、お買い得本をセレクト!
それ、いつまで持ってるの? 部屋と心を整える「ガラクタの捨て方」 (王様文庫)

別冊天然生活 やさしいせいろ生活 (扶桑社ムック)

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 完結編 NHK大河ドラマ・ガイド

日本文化、寄り道の旅 彬子女王殿下特別講義 (扶桑社BOOKS)

四毒抜き 実践ガイド (扶桑社ムック)

老いと死の流儀 (扶桑社BOOKS新書)

予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた (SPA!BOOKS新書)

自立した子どもになるためのやらない子育て (扶桑社BOOKS)

ヤマケイ新書 リニアは南アルプスをくぐり抜けることができるのか リニア中央新幹線ダークツーリズムガイド

せいろでおやつ、時々ごはん

「作りたい」をカタチにする動画生成AI 基本からプロンプトのコツまでわかる!

理系の読み方:ガチガチの理系出身作家が小説のことを本気で考えてみた

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疲れない心をつくる休息の作法 (三笠書房 電子書籍)

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今日はUnlimited作品が少なかったため大量豊作状態ですが、個人的に読みたいのは『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』『疲れない心をつくる休息の作法』辺りでしょうか……。
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