2025年02月04日
【全20冊】未読本・気になる本(2025年02月04日)

【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の定例記事である「未読本・気になる本」のエントリー。何やら大寒波が到来しておりますが、それとは別に通常営業でまいりたいと思います。
さて今回の特徴は、Kindle版のお値段が定価ないしは、定価とあまり変わらないのモノが多くて、涙目の巻……。
それでもめげずに、今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】

「すぐに」をやめる 〜ネガティブ・ケイパビリティの思考習慣〜
「問題はすぐに解決してナンボ」
「自分でやったほうが早い!」
「そんなことして儲かるの?」
目先の成果を追うあまり、みんなでなかよく苦しくなっていませんか?
がんばってるのに、なぜかうまくいってない……そんな職場に必要なのがネガティブ・ケイパビリティの思考と行動。
400以上の企業・自治体・官公庁の支援実績を持つ組織開発のプロが、ネガティブ・ケイパビリティ不足がもたらす“あるある”エピソードと、ネガティブ・ケイパビリティを育てる20のキーワードと戦略を教えます。
◆ネガティブ・ケイパビリティとは、「不確実性や疑い、未知を許容する能力」のことであり、タイパ重視の昨今の風潮に一石を投じた形の1冊。
中古が値下がりしていない一方、若干ですがKindle版がお求めやすくなっています。

なぜ出世する人は家庭も円満なのか?
マネジメント手法の原理原則を家庭版に応用した、新しいコミュニケーションフレームを紹介。
結果至上主義で家庭を顧みない主人公へのコンサルティングを通して、学んだ瞬間から家庭や職場で実践できるヒューマンスキルを解説しました。
ひと昔前と違い、頑張った分だけ生産性が上がる時代ではありません。
組織やチームを活性化させるために必要な理論や原則を意識しなければ、成果の上がらない時代になっているのです。
ビジネスで必要なコミュニケーションのスキルは、家庭でのコミュニケーションで磨かれます。
家庭内でのコミュニケーションが円滑な人は、仕事でのパフォーマンスも高く、マネジメントスキルやリーダーシップも上がっていくのです。
◆「仕事でも家庭でも使える超実践的ヒューマンスキル鍛錬本」とのことですから、1冊で2度おいしいこと必至!
同じく中古が値下がりしておらず、Kindle版は若干の値引がございます。

アドラーに学ぶ どうすれば幸福に生きられるか (ベスト新書 618)
自己肯定感、恋愛、結婚、老い、病気、死…どんな人生の悩みも解決してくれる、驚くほど“実用的”なアドラー心理学入門書。
「自分は不幸だ」と思っているのなら、それはあなたが不幸でいることを選んでいるから。
「自分が嫌いだ」と思っているのなら、それは人と関わらないでおこうと決めているから。
今自分の人生が不幸だと思っている人は、アドラー心理学の考え方を知れば、明日とは言わず今日この瞬間から幸福な人生を始められる!
アドラー心理学研究の第一人者・岸見一郎氏が、人生のさまざまなシーンでのアドラー的思考の活かし方を教える一冊。
◆アドラー本でおなじみである岸見先生の、アドラー流生き方本。
こちらも中古が値下がりしていませんが、Kindle版は気持ちお得になっています。

なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること
300人の東大生の努力を分析して見えてきたのが、「努力の前の準備」という概念です。
東大生は、勉強する前に手帳を使って勉強するべき内容を整理したり、自分の状況を分析した上で月のはじめに勉強計画を練ったりして、受験戦略を立て、その上でそれを実行に移しています。
そうした準備の習慣が身についているからか、東大生は社会に出た後も、仕事の面でも「準備」をして、結果を出していきます。
仕事の前にしっかり目標を数値で決めたり、優先順位を上手に定めたりしているのです。
本書は、そんな東大生たちの「努力の準備」をまとめたものです。
◆受験と違って、各人の「目標達成」であるなら、東大生たちのTIPSも参考になりそうな。
同じく申し合わせたように(?)、Kindle版が若干お求めやすくなっています。

【Amazon.co.jp 限定】「数字がこわい」がなくなる本 やればやるほど地頭がよくなる難しい数字をシンプルにする習慣(ダウンロード特典:税込計算がラクラクできる!「横スライド算」の魔法)
\学校では教えてくれない!/
「数字に強い人」が無意識にやっていること
この本を読めば、一瞬で「数字に強い人」になれます。
どんなに難しい数字もかわいくなる「5つの魔法」(=まるめる、ちいさくする、きづく、くらべる、しつける)の力で、数字をかわいく、てなずけてしまいましょう。
◆ちょくちょく見かける「数字本」ですが、版元がダイヤモンド社さんですから、クオリティは間違いなさげ。
一応Kindle版は、少しだけお得にはなっているものの、「10%OFF」がデフォルトだった時代が懐かしいです。

いい質問が部下を動かす: 傾聴する、問いかける、気づかせる秘訣 (単行本)
「なぜ?」は禁句である──。
3000名のビジネスリーダーを変革した著者が指南する、シンプルかつ究極の「訊く技術」
難しいマネジメント理論を学ぶよりも、コミュニケーションスキルを磨くよりも、まずは質問力を磨いて「いい質問」のやり方を身につけるほうが、ずっと効率よく、もっと確実に、部下にとっての“いい上司”へと、自分を成長させることができるのです。(著者より)
◆質問本でありながら、「なぜ?」を禁句にするという大胆な1冊。
こちらもまた上記の一連の本と同様に、若干Kindle版がお求めやすくなっています。

100歳まで生きても資産を枯渇させない方法 (幻冬舎新書 755)
「長生きしてもお金がもつかどうか……」と不安になる人は多いだろう。
節約に精を出す人もいるが、それでは生きる楽しみがなく、老後のために働いてきた人生が虚しくなってしまう。
その一方で「余裕のある老後を送りたい」とお金を増やすことに注力する人もいるが、実は「節約や貯蓄より、お金の引き出し方のほうが重要」と著者は強調する。
お金を上手に引き出すことができれば、たとえば資産3000万円を4200万円以上に増やすことも可能なのだ。
そこで本書では、人生を楽しむためにお金をしっかりと使いつつ、資産を100歳まで枯渇させない手法をわかりやすく解説。
◆お金本は「貯める」か「節約する」かのどちらか(もしくは両方)のことがほとんどなのですが、本書は「引き出し方」にフォーカスしているよう。
Kindle版もここまでの本よりは一応お得で、定価の「5%OFF」でお求めいただけます。

「マウント消費」の経済学 (小学館新書 485)
なぜテスラやアップルは次々と新たなイノベーションを生み出せるのか。
NewsPicksやSAPIXが絶大な支持を集める理由とは。
その答えは、「マウント消費」という次世代の消費トレンドに隠されている。
本書は、ベストセラー『人生が整うマウンティング大全』の企画・プロデュースを手掛けた筆者が、自身の豊富な知見を余すところなく凝縮した渾身の一作である。「マウンティング」という人間に備わる根源的な欲求が、どのように社会を進化させ、イノベーションを生み出し、経済を動かしてきたのか。そのメカニズムを解き明かしながら、これからの日本が目指すべき成長戦略を提示する。
◆私は「マウント消費」という言葉を初めて知りましたが、なるほどSNS時代ならではのトレンドだな、と。
Kindle版の値引はないものの、中古もまだ値下がりしていませんから、お好きな方で。

すごいアイデアーー「尖らせて売る」ビジネス発想の公式 (単行本)
すごいアイデア なんて、ない!
才能・感性・センス不要。あるのは公式のみ。
「カンブリア宮殿」出演!
商品開発の救世主が、そのノウハウを初公開。
「日々求められるのは、クライアントが思いつかない一点突破のビジネスアイデア。
そこで私の武器となっているのが、本書の公式である。
この方法は、才能や感性、センスを問わない。
むしろ、発想に自信がない人にこそ、向いている方法かもしれない」――「はじめに」より
◆アイデア本の多くが、著者のひらめきやポテンシャルに依存している一方、本書は「才能や感性、センスを問わない」そうですから、期待大!
ただしKindle版は、定価でのご提供となります。

できる上司のZ世代をモンスターにしない言葉
あなたは不適切な発言で損をしていませんか?
言い方ひとつで環境は変わり、会社内のコミュニケーションは楽になります!
実戦的な「言い換え」で難局を乗り切ろう!
Z世代の特徴や本音を踏まえ、新しい仲間として信頼関係を築く。
それが上司の重要な仕事です。
◆何やら「そこまで気を遣わないといけないのか?」と、長らく個人事業主で働く自分としては思うのですが、それが「Z世代」というものなんでしょうね。
本書も現状、Kindle版の値引はない状態です。

東大視点 ものごとの本質を見抜くための31の疑問
読むだけで、誰でもすぐに“アタマのいい人”の視点がわかる!
31の疑問を通して、1を聞いて10を知る人になろう。
ニュースや日常生活において情報を受け取るときに、東大生はどんなところに注目しているのかがわかる本です。この「東大視点」を身につけることでインプットの質がアップ! ものごとの本質をより鋭く、深く捉えることができるようになります。
似ている言葉の意味の違いや、数字にだまされない方法、社会の仕組みなど、わかっているようで、わかっていないことを具体例とともに解説します。
◆こちらは東大本でおなじみである、西岡壱誠さんの「モノの見方」本。
中古が値下がりしていない一方、Kindle版は「4%OFF」にてお求めいただけます。

歩く マジで人生が変わる習慣
ウォーキングを単なるエクササイズととらえるなかれ。本書を読み終えるころには、きっと確信するだろう。「歩く」という人間の本質的な行為こそが、脳と身体を鍛え抜き、生産性やクリエイティビティを高め、つまりは現代人の抱えるあらゆる問題を解決する鍵なのだと。
◆昨日ご紹介した本でも触れられていたように、とにかく歩くことはいいことずくめなのは当然として、それを各テーマごとに掘り下げた作品。
やっと(?)といっていいくらい、なかなかなかったのですが、Kindle版は、「10%OFF」とお買い得です。

口下手さんでも大丈夫 本音を引き出す聞き方
NHKキャスター × リクルート求人広告の営業で学んだ「聞き方」45の法則を大公開!
職場の部下や上司、あるいは顧客や取引先の人で、「あの人、何考えているんだろう」って、なかなか本音が見えない人いませんか。
ビジネスシーンのみならず、あらゆる場面でありますよね。
素顔を引き出して信頼関係をつくりたい。
本書は相手の本音を引き出し、弾む会話ができるようになる本です。
◆個人的には、帯の下の方にある「心が開く45の法則」というのが気になるところ。
版元がかんき出版さんということで、Kindle版は定価でのご提供となっています。

イシュー思考
これまでイシュー思考について解説した書籍や記事の多くは、「イシューとはどういうものか」といった話が多く、イシュー思考を実際に使って問題解決に取り組む際の具体的な方法についてはほとんど触れられていません。
すなわち、「イシューの特定」に関する解説はこれまでにも多少はありましたが、イシューを過不足なく分解して問題解決の全体像を可視化する「イシューアナリシス」については具体的に解説されたものがほとんどないので、ブラックボックスのように感じられている方が少なくないでしょう。
本書では、イシューの特定とともに、イシューアナリシスについても具体的に手取り足取り解説しているので、きっと多くの方の役に立つと確信しています。
◆私も『イシューからはじめよ』を読んだきりで、特に活用もできていませんから、本書でより理解が深められるのかも。
本書も上と同じくかんき出版さんから出ていますから、Kindle版は定価販売ですが、お許しを。

【期間限定ダウンロード特典あり】1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略(特典:書き下ろし小冊子データ配信)
安野さんの先見性に満ちた本書は、テクノロジーが多様な声を呼び寄せ、共に紡ぐ未来を鮮やかな光として映し出します。民意をすくい上げ、鏡のごとく映し返すその試みは、多元的な共創の道しるべとなり、私の理想と深く呼応します。安野さんが紡ぎ出す新たな挑戦に、胸が高鳴ってやみません。ーーオードリー・タン(元台湾デジタル担当大臣)
先の都知事選でマニフェストが大反響を呼び、15万票を獲得した著者による“日本をリブートする”未来戦略本。
◆内容紹介にもあるように、先の都知事選で一躍名を馳せた安野貴博さんの初の著書。
Kindle版が若干お求めやすくなっていますから、こちらもご検討ください。

シン読解力: 学力と人生を決めるもうひとつの読み方
東ロボくんの開発責任者で、読解力を調査・研究し、受検者数50万人のRSTを開発・普及させてきた『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の著者による待望の続編!
◆新井先生の新刊ということで、待ち望んでいた方も多いことかと。
こちらもKindle版の方がややお買い得となっています。

コンサルが密かにやっている うまくいく人の時間の使い方
日々忙しい業務の中、圧倒的な成果をあげ、生産性が抜群に高い「仕事ができる人」は、時間管理と業務の効率化に長けた人です。
そんな仕事ができる人=うまくいっている人の時間術を紹介するのが本書。
「すぐやる」方法、「時間帯に合わせた仕事をする」という知識、「脳や体のパフォーマンスを高める」習慣など、結果を出すために、いつ、どんなことをするべきかを1日24時間の「時間」をファクターに解説します。
うまくいっている人は、それが自然に身についているか、トライ&エラーを重ねて体得しているそうです。
著者は、元大手住宅販売会社の4年連続トップ営業スタッフで、現営業コンサルタント。時間術をトライ&エラーを重ねて体得していったと語っています。
その過程もあますことなく収録。今、時間に追われ成果が出せないと悩む人には、それを逆転するヒント満載です。
◆時間管理術本は、当ブログでもかなりの鉄板ネタですから、当然セレクト。
ただし、Kindle版の値引はありませんから、ご留意ください。

プロパガンダの見抜き方
日々見聞きするニュース、SNS経由の”真実”、皆に愛される「ゆるキャラ」、評判の映画、国家的規模のイベント……発信されるあらゆる情報の裏にある意図と目的を見抜けないと、知らないうちに思考や行動は誘導されていく。それがプロパガンダ3・5時代の現実だ。常に情報戦の最中にいる私たちは何を知っていればいいのか。古今の成功例、巧みな手口、定石等を示しながら、具体的な「見抜き方」を伝授する。
◆ネットに溢れる情報の正否を、見抜く手立てを指南してくれていると思われる1冊。
新潮新書ですから、Kindle版は定価販売がデフォルトなのは致し方なく……。

リキッド消費とは何か
SNSで見た服をスマホで即ポチ、映画はサブスク、車はカーシェアでOK、ブランドもののバッグより他人がうらやむ珍しい経験を――若者から中高年まで、こうした今どきの消費行動の裏には、いったいどんな心理が働いているのか。次から次へとモノと情報が流れる時代にあって、現代人の消費スタイルは歴史的な変化を迎えている。マーケティング学の専門家が、「リキッド消費」という新たな現象の謎を徹底解剖!
◆パッと見、コスパ重視の消費行動と思われますが、さらにもっとウラがありそうな。
こちらも新潮新書ということで、Kindle版は定価でのご提供となります。

ゆるストイック ── ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考
今から昔、無限の成長を追い求める好景気の時代がありました。
その後、激化する競争に疲れ、生き方に迷う人が増えた時期がありました。
世界中で自粛が強制され、家で過ごす時間が増え、多くの人が「がんばらなくていい」というメッセージに救われた頃もありました。
いまは、どうでしょう?
以前のように、「成長」「競争」「勝利」を求めるような意識高い系の生き方には、もう戻れない。
その一方で、「無理をせず、あなたらしく、周りから求められる最低限のことだけをこなせばいいよ」という生き方に、心の底からは納得できていない。
そんな気分ではないでしょうか。
本書では、社会の変化を整理し、それをもとに、「どのようなスタイルで生きていくべきか」を考察します。
私自身が深掘りし、自分なりにスッキリ整理できたプロセスを、読者のみなさんに共有したいと思っています。
◆当ブログでも大昔に『未来に先回りする思考法』をご紹介したことのある、佐藤航陽さんの最新刊。
現時点でKindle版の値引はありませんが、発売日が近くなったら期待したいです。
【編集後記】
◆上では紹介しにくい作品から。
サッカードリブル解剖図鑑
おなじみサッカー日本代表の三笘 薫選手のドリブル本(!?)。
英プレミアリーグでも活躍できる秘密が垣間見れる作品です!
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
税理士に投げずに、自力で申告したい方なら得る所がありそうな1冊は、Kindle版が500円弱お得。

国立大学教授・腎臓の世界的名医が教える 運動を頑張らなくても腎機能がみるみる強まる食べ物大全
「沈黙の臓器」腎臓をいたわるための作品は、Kindle版が1100円以上お買い得。

ビジネスに魔法をかける 生成AI導入大全
この手のテーマにしては珍しく、リフロー形式(確認しました)の生成AI本は、中古があまり値下がりしていない上に、値引率が「78%OFF」と高いため、Kindle版が1500円弱お得な計算です!
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