2025年01月21日
【全20冊】未読本・気になる本(2025年01月21日)

【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。先週末に新規Kindleセールがなかったため、おちついて選書することができました。
さて今回の特徴は、比較的値引のあるKindle本が多めだったことと、逆にKindleナシでも気になる作品があったこと。
いずれにせよ今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】

【決定版】フリーランスビジネス大全 ゼロから月収100万円を達成する完全攻略ロードマップ
独立の不安を払拭し、成功への確実な道筋を示す渾身の一冊!
開業手続き、新規顧客の獲得、事務作業、クライアントワーク…。
すべてのフリーランスが 「自由」と「成功」を手にするためのバイブル。
これから独立を目指す人も、今すぐ売上を伸ばしたい人も、必携のビジネス書!
◆大全本にも色々ありますが、フリーランスの稼ぎに特化した大全本は初めて見ました。
中古がまだ値崩れしていない一方、Kindle版は若干ですがお求めやすくなっています。

【Amazon.co.jp 限定】いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方(ダウンロード特典:「いい音がする名作」の朗読24分)
この本では、これまでほとんど語られてこなかった、「文章の音楽的なところ」を扱います。
文豪やエッセイストや詩人の作品、ミュージシャンの歌詞、絵本、ルポルタージュ、方言の小説、たくさんの「いい音」を紹介しながら、新しい文章の魅力を明らかにします。
言葉は、音符です。
文章は、音楽です。
人の心に深く残り、何度も何度も読みたくなるような、そんな「いい文章」の正体は、「いい音がする文章」なのです。
読むことと、書くことが、今よりもずっと楽しくなる本です。
◆文章術本にも「リズムを考える」みたいなTIPSがありますが、それを地でいく作品のよう。
Kindle版は「10%OFF」とお買い得です。

イズム経営 社員からも顧客からも愛される企業文化のつくり方
「チームにまとまりがない」「すぐに社員が辞めてしまう」−−そんな課題を抱える経営者は少なくない。それらの課題に対する一つの解がレントラックスの「イズム経営」だ。創業10年で上場。今も急成長を続ける同社が実践する「イズム経営」には、組織運営に役立つヒントがたくさん含まれている。
◆何かの経営用語かと思った「イズム経営」ですが、ググっても本書絡みの記事しかヒットせず、どうもこのレントラック社独自の経営方法の模様。
ダイヤモンド社さんも発売後だと、Kindle版を「10%OFF」にしてくれることもあるんですね。

優れたリーダーはなぜ、対話力を磨くのか?
リーダーの問いかけが変わると、チームがうまく回り出す!
5万人のリーダーを変えた!
部下の本音を引き出し、「信頼」「成長実感」を高める対話のコツ
◆アマゾンの方の内容紹介の詳細部分にある、「きっかけ砂時計モデル」なるものが気になるワタクシ。
こちらも中古は定価のままですが、Kindle版は「5%」ほど、お求めやすくなっています。

なぜ倒産 運命の分かれ道 (講談社+α新書 884-1C)
新型コロナウイルスの感染蔓延に対し、政府は担保なし、金利なしの「ゼロゼロ融資」によって資金を供給し、その間企業の倒産は急減した。しかしそんな「あぶく銭」はいつまでも続かない。
時代の変化に応じてビジネスモデルを変えられなかった企業は、円安、資源高、人件費の高騰などに見舞われ、たちまち資金繰りに窮することになった。そしていままた、会社清算、会社更生法・民事再生法適用など様々な形での倒産が急増している。
60年にわたって「倒産」の現実を取材・分析しつづけてきた日本最高のエキスパート集団が、2021~2024年の最新の倒産事例をレポートする。
◆この手の倒産本は、当ブログでも何冊かご紹介してきましたが、本書は「2021~2024」年と、事例が新しめなのが特徴。
こちらもKindle版は、「10%OFF」とお買い得です。

日本史 敗者の条件 (PHP新書)
江戸時代の大名で剣術の達人でもあった松浦静山が説いたように、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」である。
華麗な成功は必ずしも「勝利の方程式」に基づくものではなく、偶然や幸運に支えられていただけであることがままある。
一方で、敗北や失敗には明確な原因がある。
であるならば、むしろ歴史上に無数に存在する凡庸な失敗を反面教師とするほうが役に立つのではないだろうか。
景気が悪く退屈な話だったとしても、敗者の失敗に関心を寄せ、同じ轍を踏まないよう心がけるほうが、成功者の派手で華麗なリーダー論に接して気分が良くなるよりも、よほど意義がある。
本書では、あえて歴史上の敗者に注目し、彼らがなぜ敗れたか、失敗したのかを考察していく。
◆失敗本(?)が続くとはいえ、こちらは個人にその理由を帰するもの。
版元がPHP研究所さんだけあって、Kindle版の値引率が「22%OFF」と高いのが魅力的です。

前を向きたくても向けない人 過去を引きずる人の深層心理 (PHP新書)
今までの人生の中で、さまざまな悩みを抱えたとき、あなたはどのように処してきたのだろうか。悩みから逃げて、悩みの原因を深く考えてこなかった人もいるだろう。悩みの原因を突き詰めて考えて解決してこなかったから、問題が起きるたびに悩み続ける不安定な心ができあがってしまったのだ。
過去の不幸、不安な気持ちを理解して、心に受け入れることで、感情をコントロールする方法を学ぶ一冊。
◆過去を色々とひきずりやすい方なら要チェックの1冊。
やはりPHPさんから出てますから、Kindle版は「17%OFF」と値引率高めです。

いつも決断に自信がもてない人のための 【数学的】意思決定トレーニング 情報の整理から微分・積分的発想まで (PHPビジネス新書)
本書は、意思決定の質を高めるために「数学」を活用することを提案する。数学は、長い歴史の中で磨き上げられてきた「論理的に考えるための道具」だからだ。
意思決定を感覚や直感だけに頼ると、思い込みやバイアスが入り込み、誤った判断をしてしまう。一方、数学的な思考を取り入れれば、情報を正確に整理し、選択肢を客観的に比較できるようになる。
表やグラフで複雑なデータを視覚的に整理する方法からゲーム理論、確率、統計まで、意思決定に直結する数学をやさしく解説。
◆意思決定本は、当ブログでも人気ですし、さらに「数学的」というところに惹かれます。
これまたPHPさんが版元ゆえ、Kindle版は「16%OFF」とお求めやすくなっています。

「続けられる人」の習慣、ぜんぶ集めました。 (青春新書プレイブックス P 1221)
ダイエット、糖質制限、筋トレ、貯蓄、自炊、資格の勉強…
世の中には「続けられる人」と、長続きせず「続けられない人」がいる。
その差は、その人の能力でも、心の強さなどではなく、ただただ「習慣」にあるのだ。
本書は、「続けられる人」の習慣を、日常生活、行動心理、メンタル、思考法、脳科学など、さまざまな側面から紹介します。
◆実は当ブログでは、青春出版社さんのこの「『〜人の』習慣、ぜんぶ集めました。」シリーズの健康本を、過去2冊ほどご紹介しており、まとめ本的な性質ではあるものの、コンテンツとしては濃いめだな、と思っておりました。
本書のような自己啓発書的なテーマは初めてなのですが、Kindle版も「10%OFF」でもありますし、前向きに検討したいと思っております。

気持ちよく人が動く伝え方
パワハラ、モラハラなど、ハラスメントに対する意識が年々高まってきている昨今、多くの上司やチームリーダー、親御さんたちは、自分が「相手にこうしてほしい」と思うことをうまく伝えることに四苦八苦しています。
相手にやってほしいこと、伝えたいこと、言いたいことが、思いどおりに言えない、伝わらない――。
そのもどかしさは、個人の心理面はもちろん、組織や集団におけるマネジメントにおいても大きなダメージ、損失になるでしょう。
例えば企業であれば、収益をあげるために必要なノウハウやアドバイスを部下やチームメンバーに的確に伝えて、行動してもらわなければ、その企業はいずれ経営破綻してしまいます。
では、どうすればいいのか? その答えを本書でお伝えします。
◆「人を動かす」的な本はよく見ますが、「気持ちよく人が動く『伝え方』」という視点は結構新鮮かと。
さすがフォレスト出版さんの本だけあって、Kindle版は、「22%OFF」とかなりお買い得です。

なぜあの商品、サービスは売れたのか? トップマーケッターたちの思考
16人の優れたマーケッターが明かすヒットの舞台裏&マーケティングの考え方
【著書累計35万部】 自身もトップマーケッターであり、上場企業経営者でもある木下勝寿がトップマーケッター16人を徹底インタビュー!
これ一冊でECマーケティング成功の法則がわかる!
◆マーケティング本も、理論だけ追うと分かりにくいのが、このように成功例と一緒に解説してもらえると、腑に落ちることウケアイ。
Kindle版も、しっかり「10%OFF」になっているのがありがたいです。

人生の選択を外さない数理モデル思考のススメ
たくさんの情報に囲まれながら生活する現代において、そのすべてを理解して、「選択」したり「判断」したりするのは至難の業です。
そして、選択や判断のたびに、人生は少しずつ変わっていきます。
例えば、企業の採用担当者だったとして、最適な人材を選びたいとき。
何人に会って、何人を見送るのがベストな選択でしょうか。
行き当たりばったり? 誰を選んでもそんなに変わらない?
いえいえ、そこには最適な方法があります。
数学を利用して考えると、最善の選択ができるのです。
キーワードは「数理モデル」。
数理モデルとは、世の中の現象を、数学やデータ上の根拠に基づいて、わかりやすく表したものです。
数理モデルを使うと、ごちゃごちゃした世の中の、本質ではない部分に惑わされずに考えることができます。
現実を客観的にありのままに見て、感情に左右されずに、冷静に考えることができます。
人生は迷いの連続だからこそ、数理モデルは最強の味方です。
“数学のコトバ”に耳を澄ませて、後悔のない未来への扉を開きましょう!
◆上記内容紹介を読むと、意思決定の大本命のように感じるのですが、果たしてどうなのか!?
ただ惜しむらくは、Kindle版が、現状定価販売なことかと……。

戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界
トップ5%の一流は、方法論や知識・情報に先立つ「ものの見方」が標準的な戦略コンサルタントと根本的に異なります。著者はそれを「思考態度」や「思考枠」と名付けています。思考態度や思考枠が一般とは違うからこそ、世界の見方を更新し、認識を一変する「インサイト」を発揮できるのです。
本書では、そうした戦略コンサルタントのトップ5%だけが持ち得る、優れた問題解決や創造的アイデアの導出に不可欠なマインドセット、ものの見方、考え方など、元来は職人技で暗黙知の領域であったものを形式知化して体系的にまとめました。
AIがビジネスや社会に本格的に実装される時代において、人間知性にはどのような役割が残されているのか? 企業経営や事業戦略に携わる方はもちろん、すべてのビジネスパーソンにとって必読の一冊です。
◆単なる問題解決ではなく、ワンランク上からの視点が得られそうな1冊。
Kindle版はまだないものの、版元がクロスメディアさんですから、近いうちに用意されると思います。

その場で言語化できるメモ
「いい案を思いついているはずなのに、会議で思ったように話せない」
「読書やセミナーでせっかく学んだのに、その内容を説明できない」
「会話でもやっとしても、すぐ言語化できずそのままになってしまう」
「いろんな思いも考えもあるのに、言葉にできない!」
そんなときは、きっと「事実」や「他人の意見」と、「自分の思いや考え」が、頭の中でこんがらがっています。
それを「1本の線」だけで整理するのが、本書のメソッドです。
◆「言語化」と「メモ」は、ともに当ブログではバズワードですから、当然セレクト。
ただしKindle版は、定価でのご提供となります。

グーグル社員はなぜ日曜日に山で過ごすのか (PHPビジネス新書)
「日曜日に家でのんびり過ごしていたはずなのに、なぜか疲れが取れない……」
休日に「休めた感」を得られないすべてのビジネスパーソンへ。
アメリカ在住35年、カリフォルニア州立大学院で心理学を学び、ロス・パドレス国立森林公園内のコミュニティで暮らす著者が明かす「最先端の休養法」。
本書では、グーグルをはじめ名だたる世界企業のテックワーカーやビジネスエリートたちが実践する休息法・休養法を取材・レポート。体験談や最新の文献を引用しながら、自然に身を置くだけで成果を出せるようになる休み方を詳細に紹介する。「会議の前に森林を眺める」「裸足で土の上を歩く」「2分間でできる瞑想」など、どんな立場の人もすぐに取り入れられるメソッドが満載。
◆確かに私も、河とか海をぼんやりながめていると、疲れが取れたような気になりますから、本書の主張は受け入れられそう。
Kindle版も「14%OFF」とお買い得です。

「制約」を使って最短で答えを出す! 絞り込み思考
情報があふれている現代では、それをうまくセレクトすることが求められ、評価されます。しかしながら、無限の情報の中から必要な情報をセレクトするのは難しく、セレクトの判断基準を持っていない人が多くいます。 そこで、本書では自分がすべきこと、取り組むべきことに必要なものは何かを整理したうえで情報を絞り込み、最良の結果にたどり着く方法を伝えます。 多くの人が実践している発想やアイデアをどんどん広げていく思考法では、求められているものと違うものになったり、スタートで目指したこととブレたりと曖昧になりやすく、目的にとって最良の結果を導き出すことが難しいです。 まずは目的とコンセプトをハッキリさせ、さらに制約にのっとってアイデアを絞り込んでいくことで、誰でも問題の最適解を導くことができる方法を解説します。
◆今回は普段より思考術系の作品が多く、こちらも個人的には気になった1冊。
Kindle版がまだないのですが、版元があさ出版さんですから、単行本出版時頃にはリリースされると思います。

SLOW 仕事の減らし方 「本当に大切なこと」に頭を使うための3つのヒント
毎日のオンライン会議、メール・チャットの返信、ToDo処理……そんな仕事ばかりに追われて疲弊し、「本当に大切なこと」に時間を割けていない――。
そんなビジネスパーソンは少なくないでしょう。
事実、コロナ禍以降、私たちは一層仕事に追われています。
この状況が、質の高い仕事を遠ざけるとともに、知的労働者をバーンアウト(燃え尽き症候群)に追い込んでいるのです。
そのような状況で変えるにはどうすればいいか?
そのためのキーワードこそ、「SLOW」です。
働き方を「SLOW」にアップデートすることで、仕事に心を擦り減らすことなく、偉大な成果を出しながら、人生そのものも充実させることができるのです。
◆海外の「多数の著名メディアで『年間ベストブック』」に選出されているという働き方本。
ダイヤモンド社さんの作品ですから、Kindle版の値引はありませんが、もうちょっと待てば、もしかしたら値下げになるかもしれません(謎)。

大学教授が解説 自己啓発の必読ランキング60 自己啓発書を思想として読む
「この1冊で人生変わった」
あなたが必要とする本に絶対出会える。第一級の読書ガイド!
『「原因」と「結果」の法則』『7つの習慣』『自省録』『死ぬ瞬間』『成り上がり』『森の生活』『修養』『かもめのジョナサン』『ザ・シークレット』『中村天風の生きる手本』『習得への情熱』
……仕事、お金、哲学、生と死、人生観まで
話題の『アメリカは自己啓発本でできている』著者による待望の新刊!
◆この本、2000円超えなのですが、テーマ的に当ブログとしても取り上げざるを得ず。
ただ、版元がKADOKAWAさんなので、現状Kindle版も定価なんですよね……。

考える練習
仕事でも人生でも、私たちはさまざまな「選択」をしている。
どんな商品が売れるのか。どんな企画が当たるのか。
仕事でだれと組むべきか。どの事業に参画すべきか。
司法試験を目指すべきかやめるべきか。
どの会社や大学に入るのか。
どこに住むのか。だれと結婚するのか……。
「唯一の正解」というものはない。
でも、自分で考えて、選択をしなければならない。
そんな「未知の問題」に対して、「答えをつくり出す」。
これこそが、「考えること」である。
「考える力」を育てることは、自分の選択や人生に納得し、迷いを消し去ることにつながる。
司法試験指導校「伊藤塾」を主宰し、30年以上にわたって、法律家や公務員を目指す人たちや、法律の世界で活躍する人たちと関わってきた著者による、「考える練習法」の集大成。
さあ、「考える練習」を始めよう。
◆大昔に勉強本を何冊かご紹介したことのある、伊藤真先生の思考術本。
Kindle版の値引はないものの、単行本にしてはお手頃価格なので、よかったらご検討ください。

「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた
この本では脳のコンディションを整えて、仕事のパフォーマンスや日々の幸福度を上げる方法をお伝えします。
その方法はすべて医師である著者が、自分の脳で実験したものです。
きっかけは、自身の脳手術による後遺症に立ち向かうためでした。
医学知識、経験、ネットワークを総動員して、「脳のコンディションを整える」という100個ほどのエビデンスを集め、自分の脳を実験台にスタート。
◆脳ネタ本は当ブログでも鉄板ですけど、自ら「エビデンスを自分の脳で実験」するとは……。
ただしKindle版は、定価でのご提供となりますので、ご留意ください。
【編集後記】
◆上では紹介しにくい作品から。
【Amazon.co.jp限定】中学受験 親がやるべきサポート大全(DL特典:本書未収録原稿(pdf))
中学受験の本番まで、あと2週間弱(都内の場合)と迫っていますから、今年というより、来年以降に受験をお考えのご家庭の方に(私もまだムスコが受験していなかったら読んでいたと思います)。
Kindle版も値引がありませんから、単行本とお好きな方で。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)
10万部突破という東浩紀さんのヒット作は、中古が値崩れしていますが、送料を足せばKindle版がお得。

元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術
当ブログでも何冊か著作をご紹介したことのある、レオ・ マルティンのコミュニケーション本は、送料を足しても中古の方が100円弱お得ですから、一応ご留意ください。
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