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2025年01月07日

【全20冊】未読本・気になる本(2025年01月07日)





【はじめに】

◆今日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。

セール続きで最近レビューをあげてないのですが、こちらは外すわけにもいかなくて。

さて今回の特徴というか、年末年始の空白期間を挟む関係上、若干古めの作品も対象としました。

もちろん、まだ発売されていない作品も多々ありますので、そちらもチェックのほどを。

というわけで、今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!




【未読本・気になる本、全20冊】

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ブランディングの誤解 P&Gでの失敗でたどり着いた本質
本書では、既存のブランディング論やブランド論に関する解説は最小にし、数々の有名な巨大ブランドがつくり出す誤解や罠の解説を含めて、具体的な事例を用いて、ブランディングの効果を最大化するための考え方を紹介。どのように目的を設定すべきか、中小企業が目指すべきニッチブランドとは何かなど、誰もが実務活用できる「ブランディング」を解説します。

◆帯にもある「米アップルの『伝説的広告』は業績的には失敗だった」というフレーズをはじめ、ブランディングの誤った知識を正してくれる1冊。

詳細不明のポイント還元が「556P」もある関係(いつまでか不明)で、Kindle版が実質「27%OFF」になっています。


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転職する勇気 「強み」がない人のための転職活動攻略マニュアル
強みがない。スキルがない。資格も実績もない――。
そんな人には、転職は無理だと思いますか?
転職に成功できるのは、頭が良くて仕事ができる優秀な人だけだと思いますか?
今の段階では、そう思っていてもかまいません。
本当にそうなのか? 他人に誇れる強みがなければ、転職はうまくいかないのか?
この本を読みながら、じっくりと考えてみてください。
「どうせ転職なんて無理だ」と我慢して働いているすべての人へ――

◆確かに何かしらの「強み」がないと、転職は難しいと思われがちですが、果たして!?

若干ですがKindle版の方がお求めやすくなっています。


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医者が教える最高のやせ方
医師である著者は、自身必要に迫られてダイエットに取り組んだものの、うまく減量できずに悩み、またその過程で感じた健康リスクについても危機感を持ちました。
多数の文献を調べ、とくに近年広く人気を博している低糖質をめざすタイプのダイエットに危惧を抱きます。
「糖質制限ダイエット」では、ほとんどの人がリバウンドしてしまうだけでなく、同時に心身の不調も引き寄せる危険性があるからです。
むしろ近年の各種の研究によれば、糖質制限を頑張るよりも、3食しっかりとお米を食べることのほうが、はるかにダイエット効果を期待できる、とされています。
糖質制限礼賛の世相に一石を投じ、おいしいごはんを食べるのを我慢しないでやせられる、科学的な方法を提唱します。

◆意外とお医者さんの書かれたダイエット本というのは多くない気もしますが、さらに「3食しっかりとお米を食べる」という主張はあまり記憶にありません。

こちらもKindle版の方が、わずかながらお買い得となっている次第。


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しつこい疲れがみるみるとれる! リトリート休養術
リトリートとは、自然の中で自分を整える休養術のこと。もともと転地療法や撤退、避難所の意味があります。
欧米では、仕事で疲れが溜まったビジネスパーソンなどが、数日、自然豊かな場所で休養する、などが一般的です。肉体労働より頭脳労働の多い現代の私たちにとっては、ただじっとしている「消極的休養」より、自然の中で適度に体を動かす「積極的休養=アクティブレスト」が、非常によいリトリートになります。
本書では、長年リトリートツアーやガイドなどを行っている著者が、初めての人にもわかりやすく「リトリート休息術」を紹介 ! 1分から1泊まで、自宅やオフィスでできるものから、大自然の中で行なうものまで、さまざまなアクティビティとそのコツをあますことなく紹介します!

◆当ブログでも何度か登場した事のある「アクティブレスト」をテーマにした休養本。

上と同じくすばる舎さんの作品なのですが、こちらのKindle版は、しっかり「10%OFF」と値引きされています。


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世界中から集めた人生の名言 (青春新書プレイブックス P 1220)
若いときに出会った言葉の意味を、50代になってはじめて知る、などということがよく起こります。これこそ、まさに人生の妙味と言えるでしょう。
この本は、選りすぐりの名言を集めたという意味では、あらゆる年齢層の人を対象としていますが、特に人生の後半にさしかかり、酸いも甘いも知った上で、もうひと華、ふた華、咲かせようと思っている“人生のベテラン”を意識してつくりました。
この本が、あなたの人生に、一層の深みと奥ゆきを与えることを心より願っています。
「はじめに」より

◆主に英語本の著作が多い晴山先生だけに、集められた「名言」もワールドワイドのよう。

中古が値下がりしていない一方、Kindle版は「10%OFF」とお求めやすくなっています。


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Unique Piece あなたの価値の育てかた
私は、あなたの価値は、過去の経験が実となり種となり、今の経験を栄養として与えることで、未来で咲き誇ると考えます。
そして、誰一人、同じ過去がなく、同じ日々を過ごしていないからこそ、経験によって生まれ育てられた価値は、ユニークピース(一点物)に、なるのではないでしょうか。
「過去の経験」の掘り起こし×「今の経験」の最大化で、なくしかけていたあなたの強味を見つけ出す! 
採用の第一線で20年以上働いてきた、元マイナビ執行役員が、その方法をわかりやすく、具体的にお教えします!

◆先ほどの本で「強みがなくても」と言っていたら、こちらでは逆に自らの「強み」を見出す模様。

ただしKindle版は、定価でのご提供となります。


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フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門(ディスカヴァー携書)
40万部ベストセラー『99.9%は仮説』著者最新刊!
科学リテラシーなしに、この混沌とした情報社会は生き抜けない。
今だからこそ読んでほしい!
自分で考える力が身につく1冊
現代社会は、科学技術社会になりつつあります。
この社会がどんなふうに動いていて、これからどうなっていくのかを知るためには、科学リテラシーが必須のスキルになります。
科学リテラシーがないと、ともすればフェイクニュースや陰謀論、ニセ専門家が流す間違った情報に惑わされてしまうんです。
自分で自分の身を守るために。
非科学的な情報に惑わされず、正しい判断をするために。
テレビ・ラジオ出演多数のサイエンス作家が教える、科学的なものの見方!

◆サイエンス系の作品でおなじみの竹内薫さんの作品なのですが、ニセ科学や陰謀論を信じる方に、本書がどこまで届くのか。

ただKindle版が若干ですが、お求めやすくはなっています。


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65歳からは、お金の心配をやめなさい 老後の資金に悩まない生き方・考え方 (PHP新書)
レジェンド経済ジャーナリストによる「老後資金対策」の最終結論
死ぬまで「お金の心配」を続けるつもりですか?
「老後資金は4000万円以上用意しなさい」「新NISAを急いでやらないと損」……。定年を迎えて悠々自適な生活を送れるはずが、テレビのワイドショーに煽られて不安になっていませんか? それでは、残りの人生がもったいない!
本書では、「お金の心配」を誘発する国やマスコミの闇を大暴露。さらに、老後を豊かに暮らすための心構えをお伝えします。

◆リスクを煽る方が売れるでしょうに、逆張りをしている(?)荻原博子さんの新刊。

Kindle版も「13%OFF」とお買い得です。


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なぜあなたの組織では仕事が遅れてしまうのか? 職場で起こる「先延ばし」を科学する
会社などにおける業務の先延ばしは、とかく本人にその要因を求めがちですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?
本書はそんな疑問から生まれた一冊で、「なぜ人は仕事をはじめとした物事を先延ばしにしてしまうのか?」「本人が気をつけるだけで解決できる問題なのか?」について、真正面から検証しました。
その結果、従来の研究で「個人の資質」と捉えられてきた仕事の先延ばしは、実は組織の諸問題が個人の現象として表出する部分も大きく、組織の問題をどう解決するかを考えないと、個人の気合や根性という属人的な対応しかできないために不十分な解決で終わってしまうことが、最新の研究などからわかってきました。
本書は、自身も種々の「先延ばし」で苦しんだことでこの問題研究に取り組む著者を迎え、組織で発生する仕事の先延ばし現象について、科学的知見を踏まえた組織的な仕組みやアクションで解決を考えます。
具体的には職場の「あるある」なケースをショートストーリーで示しながら先延ばしの要因を洗い出し、組織と個人の両方向から解決のアプローチを解説していきます。組織や職場環境の改善や変革の取り組みにお役立ていただければ幸いです。

◆確かに当ブログでご紹介した「先延ばし」本は、どれも個々人にその原因を求める作品でしたから、本書の切り口は気になるところ。

若干ですが、Kindle版もお安くなっています。


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マネジメントは嫌いですけど
「部下やお金や人事評価の面倒なんて見たくない」けれど現実を変えたいあなたへ
解決できる問題だけに対応し、まちがっていても認めない――なぜ、そんな“マネジメント”になってしまうのか?
5名ほどの小さなチームから500名を超える大きな組織までを見てきた著者が、「人を動かす」では得られない答えの探し方を教えます。

◆逆にマネジメントが好き、という方もあまりいらっしゃらない気がしますが、実際、当ブログでもマネジメント本は苦戦しがち。

もっとも、謎のポイント還元が「800P」も付いているため(詳細不明)、Kindle版がほぼ半値でお求めいただけます。


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よかれと思って言ったのに 実は人をモヤッとさせる 失言図鑑 (サンクチュアリ出版)
この本での失言とは、「言わなくていいことを、うっかり言ってしまうこと」。
2000年代以降、ハラスメントという概念が世の中に浸透し、明らかに誰かを傷つけるような発言は避けるのが常識となりました。
ところが、「傷つけよう」と意図して発された言葉ではないのに、それどころか「場を盛り上げよう」「相手を励まそう」と思って言ったはずなのに、なぜだか受け手をモヤモヤさせてしまう言葉――失言は、日常のコミュニケーションにまだまだ潜んでいます。
こうした失言は、相手の心をえぐるほどの攻撃力はありませんが、心にチクッと刺さるトゲとなり、私たちの円滑なコミュニケーションを阻む要因となっているのです。

◆場を凍らせがちな方なら、ぜひ読んでいただきたい1冊。

ただし、Kindle版の値引は現状ないようです。


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最短で最高の結果が出る逆算式勉強法
この「逆算式勉強法」は、地頭や才能はいっさい関係ありません。
本書に書かれている内容に沿って勉強計画を立てて、勉強するだけ。
者の越水さんは言います。
「天才」にはなれなくても、「試験の天才」には誰でもなれる、と。
私もその一人です、と。
あなたを「試験の天才」にする重要エッセンスが詰まった1冊です。

◆著者の越水さんは、「東大&司法試験に現役一発合格」された方とのこと。

版元がフォレスト出版さんなので、Kindle版は「22%OFF」と大変お買い得です。


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老化負債 臓器の寿命はこうして決まる (朝日新書)
わたしたちはDNAの損傷と修復を繰り返しながら生きている。
ただ加齢とともに修復能力は落ち、次第に傷が蓄積し臓器の機能不全につながっていく。
これが老化という「負債」。
ただ、決して不可逆なものではなく「返済」、つまり「若返り」は可能なのだ。
本書は、抗加齢医学のエキスパートが自らの臨床経験と最新の研究をふまえて、心身の老化のメカニズムから、老いの兆候に早めに気づく方法、自分でできる画期的な「若返り」法までを徹底解説する。

◆ブログの下書きで、毎晩のように3時過ぎまで起きていると、確かに「長年のツケ」が溜まっているであろうワタクシ。

Kindle版が「8%OFF」とお得ですし、読んでみるべきなのかも。


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超利益経営 圧倒的に稼ぐ9賢人の哲学と実践
40年後、「エクセレント企業」の4分の1が破綻していく世界で、なぜ、あの会社は輝き続けるのか? どん底から復活できたのか?
キーエンス、ローム、マブチモーター、ヒロセ電機、J&J、エーワン精密、ミネベアミツミ、ルネサス エレクトロニクス……そのヒントを“サシ”で聞き出したトップの「言葉」から導き出す。
本書は、アナリストとして直に接してきた、「天邪鬼」ともいうべき他人とは違う発想で優れた手腕を発揮してきた経営者たちを取り上げ、その生の声とともに彼らの思考・哲学を紹介し、経営への教訓を導き出すもの。

◆一般的に広く名の知れた会社ではなく、「圧倒的に稼いでいる」知る人ぞ知る企業のトップの「思考・哲学」ですから、これまた興味津々。

ただ、版元が日経BPさんなので、現時点でKindle版は定価となっています。


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一気にわかる!池上彰の世界情勢2025 トランプ再選で日本と世界はどうなる編
トランプ氏の圧勝に終わったアメリカ大統領選挙。
ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢、日米関係、そして世界秩序はどうなる?
激変する世界情勢がこの1冊でまるわかり。
明快なニュース解説で定評のあるジャーナリストの池上彰氏が、複雑に絡み合う各国の思惑を解き明かす。

◆そろそろ「トランプ政権開始以降」について考えるべきでしょうから、それにはうってつけの作品。

Kindle版の値引はないですが、新書でお手頃価格ですからお好きな方を。


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人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20
「そもそも生きている意味がわからない」「仕事で失敗するのが怖い」「40代を過ぎて、部下の若手の成長に焦る」「仕事ばかりしていて家族との時間がない」「最近全然成長できていない気がする」…人生でぶつかる様々な問題を、「経営戦略」のコンセプトで解決する、まったく新しい生き方の本。超人気著者の集大成!

◆一部で話題となっていた、山口周さんの最新作は「集大成」とも言えるもののよう。

版元はダイヤモンド社さんでして、Kindle版は現状定価販売のようです。


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Master of Change 変わりつづける人 最新研究が実証する最強の生存戦略
最新の行動科学、脳科学、心理学が実証する最強の生存戦略。マッキンゼー出身、ウェルビーング研究の第一人者が綴った。35万部突破の『限りある時間の使い方』著者O・バークマンをはじめ、NYタイムズベストセラー作家たちがこぞって絶賛する全米ベストセラー。

◆こちらもテーマ的に当ブログ向きである、翻訳系の自己啓発書。

同じくダイヤモンド社さんの作品なので、Kindle版は定価でのご提供となります。


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頭のいい人だけが知っている世界の見方
「頭のいい人の世界の見方」を知るだけで、日常の解像度が劇的にアップ!
知識を吸収し、賢くなる日常のヒントが満載!
頭のいい人の思考法や観点を、あなたも体感してみませんか?
「どうして、あの人は勉強していないのに頭がいいの?」
そんな疑問に答える著書累計90万部超の東大生ベストセラー作家が贈る最新作。
頭のいい人は、日常をどんなふうに見ているのか?
同じ日常を送っていても、知識の蓄積や物の見方次第で、得られる発見や洞察はまったく異なります。
本書では、頭のいい人が世界をどう見ているのかを具体例とともに解説し、その考え方を身につける方法をお伝えします。

◆一連の「東大本」で知られる西岡壱誠さんの新作は、細谷功さんのようなテーマの作品でした(=当ブログ向き)。

版元がKADOKAWAさんということで、Kindle版の値引は今のところなさげです。


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7日でマスター 瞬時(すぐ)に動く技術
スピードアップより、早い着手が効く!
累計44万部の『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』が発行後10年経っても売れ続けるロングセラーになっています。
この本は思考を研ぎ澄ませるトレーニングと「スピード仕事術」が売りですが、実は「即断即決、即実行、即答」が人生を最速で好転させるのに絶大な力を持つ、と著者は言います。
ただ、見違えるように行動もレスポンスも早く、ダイナミックに動ける人になるには、本格的なアプローチが必要です。
著者サロン等で実際に教えている「自分をすぐやるよう動かす仕組み」の作り方、潜ませ方を働きながらもすぐ実践できるよう教えます。

◆以前は当ブログでも何冊もご紹介してきた赤羽雄二さんの約1年ぶりの新作。

Kindle版がまだないのですが、版元が明日香出版社さんですから、単行本発売に合わせて速やかにリリースされるのではないでしょうか。


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失敗事例から学ぶ! マネージャーの思考術 管理職の“落とし穴”に陥らないための具体と抽象の往復トレーニング
マネジメントに役立つ「心理的安全性」や「数値化・言語化」などのマネジメント術がありますが、それらを使いこなすのは簡単ではありません。
それらを使いこなすためにはまず、「マネージャーの思考術」を身につけていることが大前提です。
たとえエース級のプレイヤーがマネージャーになっても、同じように活躍できるとは限りません。
なぜならマネージャーになると、現場のすべての事象を直接見ることが難しくなり、間接的に入ってくる情報をもとに判断しなくてはならないからです。
本書を読んで、抽象化/具体化の思考を上手く切り替えて現場をマネジメントする思考術を身につけましょう。

◆マネジメントにも「抽象化/具体化の思考」が必要だとは知りませんでしたが、その思考でおなじみの細谷功さんが推薦されているようなので、クオリティは間違いなさげ。

Kindle版の値引はないものの、版元が翔泳社さんなので、リフロー形式であるだけでありがたいです。


【編集後記】

◆いつものように、上では取り上げにくい作品を。

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平等について、いま話したいこと

ピケティ&サンデルという2大巨頭の対談本。

Kindle版も値引が無くて2000円超えだったので、こちらにてご紹介しましたが、興味のある方はご検討ください。


【編集後記2】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

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私とは何か 「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

平野啓一郎さんの10年以上前の作品ですが、中古が意外と高いため、Kindle版が400円以上お得。

B01N9QN07T
小泉八雲 ──日本を見つめる西洋の眼差し (ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉)

小泉八雲の評伝は、Kindle版が500円弱お得な計算です!


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