2024年11月12日
【全20冊】未読本・気になる本(2024年11月12日)
【はじめに】
◆本日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。現在大型セールの真っ最中ですが、こちらの記事は省略するわけには参りません。
さて、今回の特徴としては、前回から一転して、Kindle本の値引がほとんどなかったことでしょうか(涙目)。
しかも、まだKindle化されてない作品もいつもより多いという、Kindleユーザーとしては、なかなかに厳しい状態になっている次第。
それはさておき、今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
note副業の教科書
会員登録数777万人を超えた、話題の文章投稿プラットフォーム「note」(ノート)。
その特徴は、誰でも自由に投稿できること、そして、自分の創作物に値段を付けて売ることで「お金を稼げる」こと。
一般会社員のnote活用成功例であり、noteをきっかけに書籍4冊を出版、独立も果たした筆者が書く、誰でも今日から初期投資ゼロ・在宅マイペースで副収入を得る方法のすべて。
◆ブログにもアフィリエイトや、商業サイトへの誘導機能があってマネタイズは可能でしたが、ダイレクトにお金を稼げる、という意味で、noteには注目せざるを得ません。
なお、Kindle版は定価でのご提供となります。
リミットレス時代の転職術 「選ばれる人」の新常識
勤務時間や場所、雇用形態など働き方の要件も大きく変わり、転職のあり方も激変しつつある。昨日までの常識が通用しないなか、思わぬ小さな経験が予想外に高く評価されることもある。
本書は、著名な転職エージェントが、働き方にまつわる最新知識、転職の準備や心構えをわかりやすく、コンパクトにまとめたもの。
今すぐ転職したい人も、今すぐ転職できない人も、働き方を見直すきっかけがつかめたり、仕事のもやもやが晴れたりと、次の行動に向けて、背中を押してくれる令和の必読キャリア指南が一冊に。
◆上記にもあるように、今すぐ転職する気がなくとも、自分の働き方や能力を定期的に見つめ直すのも良いことかと。
上と同じくKindle版の値引はございません。
リサーチ・クエスチョンとは何か? (ちくま新書 1826)
アカデミックな調査・分析、卒論・修論、探究学習から、マーケティング、ビジネス・リサーチにも!
問いを立て、調査・分析して報告する。その営みにおいて最初の関門である「問いを立てる」ことはそう簡単なものではない。それは立てれば終わりというわけではないからである。研究を進めていくなかで、当初の問いとは異なる形に問いを磨き「育てる」必要がある。そうした過程を経て、研究としてのセレンディピティが生まれるのだ。これまで語られてこなかった新しいリサーチ・クエスチョンとの向きあい方がわかる。
◆これまでは「問題解決」能力が重視されてきましたが、これからの時代は「問いを立てる」能力が必要になるでしょうから、本書は要チェックで。
本書は本記事の中ではありがたいことに、Kindle版が「6%OFF」と、お求めやすくなっています。
原材料化する人類 ネットビジネス支配のカラクリ
ネットビジネスが地球上を席巻して久しい。「インターネット革命」の進行につれ、いつのまにか人類は、ネット企業にデータや利益を一方的に吸い上げられる「原材料」と化している。便利に使っているネットやスマホの裏で、いかなるデータ収奪や認知操作が行われているのか。また現代の民主主義を危機に導きかねないフェイクニュースや認知戦の先に何があるのか。
本書は、世界的に評価の高い経営学者が、私たちの日常に例外なく迫りくる問題と、その背後に潜む新しい支配のメカニズムを分かりやすく解説。21世紀のすべてのインターネット利用者に降りかかる喫緊の課題を読み解く、かつてない文明論。
◆書影やタイトルを見て、一瞬「トンデモ本」かと思ったのですが、日経BPさんが版元のネットビジネス分析本でした。
日経BPさんのKindle版ですから、定価販売がデフォルトなのは致し方なく……。
アップルはジョブズの「いたずら」から始まった (日経プレミアシリーズ)
無料で国際電話をかけられる機械を作って販売する――。当時まだ16歳だったスティーブ・ジョブズが若気のいたりでした「いたずら」が、のちにアップル設立をもたらす。この「遊び心」こそ、ジョブズの独創的な発想の原点なのだ。ジョブズ本の翻訳を多数手がけてきた著者だから書ける珠玉のライフストーリー。
◆私も井口さんが翻訳された書籍には、ずいぶんとお世話になりました。
新書なので、Kindle版の値引がなくとも、どちらでもお求めやすいかも。
老いた親はなぜ部屋を片付けないのか (日経プレミアシリーズ)
本書は、働き盛りの現役世代の皆さんが、老いてきた親とどう向き合い、これから起きるであろうことに対してどう備えればいいのか、について解説したものです。
著者は、高齢の患者さんも多い眼の専門病院に勤務する医師で、高齢者も含めた医療コミュニケーションについても研究。これまで接してきた高齢者は10万人を超えます。
もし本書を、帰省のために新幹線や飛行機に乗る前に購入された方は、おそらく実家に到着する頃には、自分がどう対策をとればいいのかが見えてくるはずです。
ぜひページをめくって、その目で確かめてみてください。
◆書影やアマゾンの内容紹介に具体的な行動例が掲載されているのですが、まさにウチの母親そのものでした(既に認知症ですが)。
なお、上2冊と同じく日経BPさんの作品なのですが、現状Kindle化されていませんから、1日も早く対処していただきたいところです。
世界最高峰の研究者たちが教える ストレス解消法
ハーバード大学、スタンフォード大学などで効果が実証されたストレスの減らし方!
現代社会に生きている人はいつもストレスにさらされています。
テクノロジーが発達し、仕事でもプライベートでもいつでも連絡が取れ、起きてる時間のほとんどがスイッチオンの状況。これではストレスが溜まるのも当たり前です。
こんな時代に生きる私たちにとってストレスをコントールすることは必要不可欠です。
本書では世界の最新の研究をもとに、ストレスを軽減する方法や、メンタルヘルスに効く方法、人はなぜストレスを感じてしまうのかなどを紹介しています。
また本書に掲載しているものをすべて実践する必要はありません。無理のない範囲でしてみてください。
一つでも実践していただければ、ストレスが軽くなることは間違いありません。
◆こういうネタが豊富な作品は、当ブログの得意とするところ。
総合法令さんが版元でして、Kindle版は、現状値引がないようです。
起業神100則
「起業を考えている」「今の自分の働き方に迷いがある」「新しいチャレンジをしたい」という想いを抱きつつも、まず何をしたらいいのか分からない、どのように進めていけばいいのかも分からない。
そんな方のために、「とりあえずこの一冊あればなんとかなる」をコンセプトに掲げ作られたのが本書です。これまで25年以上にわたり「起業を検討している人」のサポートをしてきた著者による、最初に読む起業本です。
本書を読めば、起業の全体像や本質、起業の常識と新常識、現実的かつ具体的な起業の方法、起業家にとっての必須知識、起業がうまくいく人の心得などが分かります。
◆「最初に読む起業本」とのことなので、これから起業を志す方なら、ぜひご検討を。
こちらもKindle版は定価販売となっています。
遺伝子はなぜ不公平なのか? (朝日新書)
遺伝子は、私たちが生きるための武器だ――。
生物の進化の歴史から学ぶ、ダメな自分の存在理由
なんの結果も出せないとき、自分の努力不足や能力のなさを呪ってはいけない。
それはすべて、遺伝子のせいだ。
・平凡な自分にどんな価値があるのか?
・秘めた可能性はどうやったら見つかるのか?
・遺伝子の本当の目的とは何か?
懸命に生きるあなたへ贈る、植物学者からの渾身の努力論。
◆自己啓発書を数多くご紹介してきた当ブログとしては、本書の主張は全面的には受け入れにくかったり……(大汗)。
以前ほどではないですが、朝日新聞出版さんはKindle版をお安くしてくれているのがありがたいな、と。
CAN'T HURT ME(キャント・ハート・ミー) 削られない心、前進する精神
New York Times Best Seller
★全米500万部突破、世界24か国刊行!
世界中で心を熱く、強くする「熱源になる本」、
ついに邦訳!
★NYタイムズベストセラー、USAトゥデイ・ベストセラー、ウォール・ストリート・ジャーナルベストセラー、シュピーゲルベストセラー(独)、フランス、イタリア、台湾、韓国など、世界各地で1位続々!
★Amazon.com驚異のレビュー10万件超!
平均★4・8! 今世紀最強のSelf-Help本!
◆「世界最強のSelf-Help本」なんて言われたら、さすがに当ブログ的には取り上げないわけにはいかないでしょう。
たとえKindle版が定価販売でも、気になる方ならぜひご検討ください!
世界のエリートが実践! 人生を変える睡眠術
睡眠には「守りの睡眠」「攻めの睡眠」があるって、知っていますか?
守りの睡眠――――疲労回復と健康を維持するための“日々の習慣” としての睡眠
攻めの睡眠――――仕事のパフォーマンスアップを意識した“大事な日” のための睡眠
この「2つの武器」を使いこなせば、「いつだって勝てる自分」になれるんです!
「就寝90分前の入浴なんて無理」「寝る直前までパソコンで仕事している」……そんなあなたでも大丈夫。
本書では、プロ野球選手をはじめ、メジャーリーガーの藤浪晋太郎投手、サッカー元日本代表選手、東京五輪銀メダリストなどのスポーツ選手、また一部上場製薬会社、外資系証券会社、大手通信会社など、トップビジネスパーソンをサポートするスリープトレーナーが、忙しい中でもできるコツを紹介していきます。
◆「睡眠本」も当ブログでは手堅い人気を誇るだけに、こちらも気になる1冊。
しかもKindle版が「14%OFF」というありがたさです!
要領がいい人が見えないところでやっている50のこと
「見えてるところだけマネしても、絶対に追いつけない」
だから、見えないところを教えてもらいました。
初めての仕事でもソツなくこなす。がむしゃらに頑張っている感はないのに、成果を上げる。
愛想ふりまいてる感じもないのに、うまくキーパーソンの懐に潜り込んでいる。
そんな、仕事をムリなくこなし、敵もなく人間関係も良好で、ストレスなくスマートに仕事している(ように他人からは見える)人が 日々何に注意してどう根回しし段取って行動しているのか、教えます。
◆こういう仕事のキモみたいなTIPSを50も紹介してくれるという、まさに当ブログ向きの作品。
まだKindle版がないのですが、版元が明日香出版社さんですから、近いうちに用意されると思います。
アイスブレイクのすすめ 氷はとかせ! 滑っても転ばぬ先の杖
今や日本においても、アイスブレイクができるかどうかは、ビジネスパーソンにとって欠かせない能力の一つになってきています。ビジネス以外でも、アイスブレイクはリラックス、円滑な人間関係の構築、頭の体操にも役立つ、コミュニケーションの必殺技になります。本書は海外を含む多くの企業で要職を歴任してきた著者による、アイクブレイクの入門書です。
◆雑談本が一定の人気がある以上、こうしたアイスブレイク本が流行らないとも限りませぬ。
またKindle版が「10%OFF」というのも、このご時世だとポイント高いです!
うまく話さなくていい:ビジネス会話のトリセツ
重要な会議やプレゼン、1on1、交渉に雑談……。ビジネスの場では誰しも「上手に話さなければ」と思いがちです。しかし、「話し方」を上達させようと焦る必要はありません。
ビジネスにおいて本当に大切なのは、「成果を上げる」「課題を解決する」こと。そのためには、「うまく話す」よりもずっと重要なポイントがあるのです。
本書では、旧来の"型"や"ルール"を超えた、新しいビジネス会話の思考法を提案。ただ流暢に話すのではなく、目的や意図を深く理解し、相手に届く言葉を選ぶ。AI時代だからこそ求められる、人の言葉に宿る価値と意義を明らかにする。
「あなた」の言葉で成果を上げるための考え方と実践的な運用法が詰まった一冊です。
◆当ブログではおなじみである澤円さんのビジネス系会話術本。
こちらもまだKindle版がないものの、プレジデント社さんの作品ですから、単行本が出る頃には配信されていることを期待しています。
転売ヤー 闇の経済学 (新潮新書)
推しグッズに限定品、発売前から人気の新商品――需要が供給を上回ると見れば、品目を問わず大量に買占めては高額で売り飛ばす。それが「転売ヤー」だ。現代社会の新たな病理となりつつある彼らは、いったいどれぐらいの利益を得ているのか。グループのリーダー、日本で“仕入れ”母国で売り捌く中国人、個人で稼ぐ日本人など、あらゆる手口でひと儲けを狙う転売ヤーたちに密着、驚愕のカラクリをレポートする。
◆昔は私はこういうヤカラとはほぼ無縁だったのですが、推しのコンサートチケットやグッズが高値で取引されているのを見るにつけ、何とかならぬものかと……。
なお、新潮新書さんは昔からKindle版の値引はありませんでしたね。
「嫌われ者」の正体:日本のトリックスター (新潮新書)
玉川徹、西野亮廣、ガーシー、吉村洋文、山本太郎――
時に大衆を熱狂させ、時に炎上の的になるメディアの寵児たち。
毀誉褒貶付きまとう彼らは何者か。その存在はそのまま単純かつ幼稚な「正論」がもてはやされる日本社会の問題点、メディアの不健全さを映し出す。新聞、ネットメディアの記者を経て、ノンフィクションライターとなった著者が本人、周辺への取材を重ねて綴った、超ど真ん中、正統派人物ルポの誕生!
◆こちらの作品、一般論を述べるのではなくて、列挙された6人について掘り下げているよう。
こちらも新潮新書さんなので、Kindle版は定額でのご提供となります。
必読ベストセラーを超要約! ビジネス書大全:一生モノの仕事力が身につく名著100冊を1冊にまとめてみた
読むだけで効く! 働き方をアップデートしたいあなたへ贈る叡智の宝庫。
120万人が利用する本の要約サービスが厳選! 『孫子』『自省録』といった古典から『7つの習慣』『人を動かす』などのベストセラー、最新の話題書まで網羅。 コミュニケーション、習慣、仕事・勉強術、思考術・リーダーシップ、お金、社会・ライフ、健康・メンタルの7つのカテゴリーで使えるノウハウを紹介する。
◆ある意味当ブログの商売敵(?)のようなものですが、1冊「読んだ」とは言いにくいものの、エッセンスだけで良ければ「アリ」なのではないでしょうか?
同じく本書も新潮社さんが版元ゆえ、Kindle版は定価販売となります。
アドバイスしてはいけない 部下も組織も劇的にうまくいくコーチングの技術
本書は、「アドバイスする」リーダーから「質問を投げかける」リーダーへの変容を説きます。
質問を通じて部下や同僚の能力や自主性を引き出し、より健全で成長志向の組織を築く支援をします。
このプロセスにより、リーダーはチームの中で支配的な役割から解放され、より効果的で持続可能なリーダーシップスタイルを実現できるでしょう。
◆私の場合、長らく一人で仕事をしてきた(現在も)ため、コーチング本はあくまで「部下がいたらどういう本を読みたいか」に沿って選書している点は、ご留意を。
ここ最近の傾向として、ディスカヴァーさんもまたKindle版は値下げしなくなりましたね……。
Google流 生産性がみるみる上がる「働く時間」の使い方
早出も残業もしないで結果を出し続ける人は何が違うのか?
「キリの"よくない"ところで切り上げる」「これは5分で終わると先に見積もる」「予定表に毎日1hの余白を入れる」etc.
Googleの生産性エキスパートが教える、時間×仕事の最強メソッド!
◆これまた当ブログの鉄板テーマである「時間術」系仕事術本ということで、期待大!
Kindle版が「10%OFF」なのも評価したいです。
できる人の最強ルール101 The Rules of Everything
世界的ベストセラー!
全世界で累計300万部突破の『THE RULES〜』シリーズより、読者投票で選ばれた各10ルールずつ・上位計100のルールを収録したベスト・オブ・ベストがついに登場!
◆当ブログでも何冊かご紹介している『THE RULES〜』シリーズの「ベスト・オブ・ベスト」ですから、中身は濃さげ。
たとえKindle版の値引がなくとも、満足できそうな作品です!
【編集後記】
◆いつもどおり、上では取り上げにくい作品を。荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方 (集英社新書)
荒木先生の漫画術本は世間的にも大人気でしたし、その続編ですからクオリティも間違いないはず。
こちらもまだKindle版がないのですが、前作も出てましたから、近日中にリリーズされると思います。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。地球の歩き方 E07 モロッコ 2019-2020
一応ご紹介しますが、アフリカまで行けるのか、という問題はさておき、Kindle版が1300円弱お得。
24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力
この手の科学的自己啓発書がお得意な、堀田秀吾さんの作品は、送料を足しても中古の方が100円弱お買い得なので、一応ご留意ください。
【編集後記3】
◆一昨日の「Kindle (電子書籍) ポイントキャンペーン」の朝日新聞出版分の記事で人気が高かったのは、この辺の作品でした(順不同)。効率化の精鋭
ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ
成果をあげる経営陣は「ここ」がぶれない 今こそ必要なドラッカーの教え
快眠法の前に 今さら聞けない 睡眠の超基本
よろしければご参考まで!
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