【ライフハック】『ひとり暮らし大全』から選んだ住まいグッズ7選:マインドマップ的読書感想文

2024年10月18日

【ライフハック】『ひとり暮らし大全』から選んだ住まいグッズ7選

【はじめに】

◆今日はかなり久しぶりに、グッズ関係のご紹介を。

今月初めの「未読本・気になる本」の記事で人気が高かったのが、上記の『ひとり暮らし大全』です。

こちら、ひとり暮らしのみならず、賃貸物件の選び方や暮らし方全般に関する情報が満載なのですが、特に興味深かったのが、第2章を丸ごと費やして紹介されている「マストアイテム」の数々。

そこでその中から個人的に気になったり、実際に購入したものをピックアップしてみました。

なお、本自体について言うなら、中古がまったく値下がりしていないため、現時点では「10％OFF」のKindle版がお得となっています！

【住まいグッズ7選び】

■1.除菌モーリス

　玄関口に棚がない場合、トイレ内の収納などに使われるスリムタイプのカラーボックスを置くと、場所を取りません。その上に竹炭を置いておいてもいいわけです。
　我が家でもそうしていて、棚の中には靴用の撥水スプレーなどを入れています。「除菌モーリス」（森友通商）というスプレーも入れていて、何か臭うなと思ったときにはシュッとひと噴きします。除菌消臭力が高いうえに、赤ちゃんやペットがいても安心して使えるスグレモノです。

◆まずは玄関からの一品は、ペットのいる我が家でも利用可能な模様。

本書では本製品画像とともに

臭いに敏感という人におススメなのが除菌モーリス。ひと噴きで臭いから解放されます

とあったので、ムスコの靴の臭いが気になる私は、速攻ポチりました。

■2.ピーピースルーF

　排水管は詰まらないようにも気をつける必要があります。そこでおススメなのが「パイプ洗浄剤　ピーピースルーF」（和協産業）です。油汚れに特化した商品で、これをシンクの排水口などに使えば、ビックリするほどの勢いで排水されるようになります。消臭効果もあるのが嬉しい！
　粉末タイプなので、万一吸い込んでしまうと激しくむせることになるのが注意したい点です。使用時はマスクやメガネ、手袋などを着用しましょう。

◆続いて台所からセレクトしたのが、こちらの商品で

強力な発泡と発熱作用により排水管の汚れを取り除いてくれる

のだとか。

実際、排水が悪くなったときに水道業者に依頼すると、「多くの場合は1万円以上、高圧洗浄が必要になると10万円前後とられる場合もある」そうですから、日頃からマメに対処したいところです。

■3.ウタマロクリーナー

　お部屋掃除におススメなのが住宅用洗剤「ウタマロクリーナー」です。ウタマロ石けんで知られる東邦というメーカーの商品で、ドラッグストアなどでも売られています。
　中性なので肌にやさしく、家中の掃除に使えるうえ、一般的な中性洗剤より洗浄力が高いのがポイント！　気になるところにシュッとスプレーして、拭き取ります。
　個人的には入居日までに必ず用意しておきたいアイテムのひとつにしているほどです。

◆実は本書の著者のこうさんは、ご自身で不動産投資もされており、賃貸物件を所有する大家さんでもありますから、そんな方が「必ず用意しておきたいアイテムのひとつ」と言われると説得力大。

ちなみに、以前レビューしたこちらの作品でも「ミニマリスト100人が選んだ掃除用品」として、この「ウタマロクリーナー」が紹介されていました。

ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか (サンクチュアリ出版)

参考記事：【7選】『ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか』ミニマリストしぶ（監修）（2024年01月11日）

■4.収納付きベッド

　寝室で大きな比重を占めるのはベッドです。ベッドについては第1章でも書いたように慎重にサイズを選びたいところです。通販ではサイズ感や寝心地がわかりにくいので、家具店で実際に寝転んでみたりして商品検討するのもいいかと思います。表立って書くのは気が引けますが、〝試すのは店舗、買うのはネット〟でもいいわけです。
　ひとり暮らしの人におススメなのはベッド下に収納があるタイプです。ワンルームや1DKでは収納が充実した物件は少ないので、自分なりに工夫する必要があるからです。

◆ひとり暮らしに関わらず、ベッド下のスペースを有効活用するには、上記画像のような収納付きが本書のオススメ。

また、サイズに関してはひとり暮らしでも、この画像のようなセミダブルサイズを本書では推していました。

■5.消臭力自動でシュパッと

　消臭アイテムでおススメなのがセンサータイプのものです。
　エステーの「消臭力自動でシュパッと」などがあります。詰め替えタイプで、本体（容器部分）はお手頃価格です。
　センサータイプの消臭剤には、人影を感知してトイレに入るとスプレーされるものや、一定時間おきにスプレーされるものなど、メーカーによって機能差があります。気に入ったものを使ってみるとよいでしょう。
　24時間、消臭しているよりもエコで、香りの強さも程良い感じです。

◆実はひとり暮らしをしている母が嗅覚が衰えて、おトイレが臭っていても気がつかないようなので、こちらを買ってみました。

香りの強さが若干気になるのですが、「程良い感じ」という評を信じたく……。

■6.フィルター汚れスッキリスポンジ

　定期的な掃除を怠らないようにするためにも試してほしいのがダイソーの「静電気ホコリとりフィルター」と「フィルター汚れスッキリスポンジ」です。(中略)
　スッキリスポンジのほうはフィルター系用品の掃除に特化したもので、水で濡らして使えば驚くほど簡単に汚れを落とせます。換気扇だけでなく、エアコンのフィルターや網戸掃除にも使えるので重宝します。

◆「静電気ホコリとりフィルター」も捨てがたいのですが、しょっちゅう浴室乾燥機のフィルターを掃除している私にとっては、この「フィルター汚れスッキリスポンジ」はすぐにでも欲しいもの。

ダイソーの場合、これだけだと送料の方が高いので、リアル店舗で買ってきます！

■7.貼りつく鏡のウロコ取り

　姉妹品として、ニトリからは「貼りつく鏡のウロコ取り（ネコ）」 も出ています。　貼りつけられる便利さも嬉しいうえに、とにかくすごいのが鏡のウロコを取る実力です。人工ダイヤモンド粒子が入っているということで、気持ちいいくらい簡単にウロコを落としていけます。　鏡のウロコはしつこく、あきらめている人も少なくないはずなので、その取れっぷりに感動するのではないかと思います。

◆浴室用のアイテムとして、ニトリからこんな秀逸な製品があるようなのでご紹介。

そもそもあの鏡のウロコって、取れるとは知らなかったですし、「取れっぷりに感動」とまで言われたら、買わないわけには参りませぬ！

【感想】

◆本来本書は、ひとり暮らしを快適にするための情報が、下記目次にあるように多方面に渡って収録されているのですが、グッズに絞ってしまってすいません。

いや、昔は雑誌「MONOQLO」の文房具特集や、年間ベストの号を買って、その中で気になった商品をよくご紹介していたんですよね。

それが読む本がKindleに移行するにしたがって、固定レイアウトである雑誌からはどんどん遠ざかり、その結果、最後にその手の雑誌をレビューしたのが2017年2月……って7年半以上ですか。

その後も雑誌以外の単行本から、グッズを選ぶことはありましたし、特にファッション本でアイテムをセレクトした記憶があるのですが、「●選」みたいに銘打ったのは、本当に久しぶりだと思います。

というのも、上記で触れたように、実際に私が買ったりしたものが複数あったからなのですが。

◆もちろん、本書で紹介されている「マストアイテム」は、もっとたくさんありますし、人によってはもっと刺さるグッズもあるかもしれません。

その辺は、実際に読んでいただいて、確かめていただけたら、と。

具体的には、上記でちょこちょこ触れているように、「玄関」「キッチン」「リビング」etc……といった場所ごとに列挙されているのも分かりやすくてヨシ！

なお、こうさんが男性からかもしれませんが、料理アイテムはゼロでした（「キッチン」はあるのに）。

また、当たり前とはいえ、「部屋」に直接関係ないアイテム（「傘」「文房具」等）もありませんので、ご了承ください。

◆ただ、本書全体に占める、このアイテム列挙の第2章の割合は、そこまで大きいわけではないので、他の章からも気になる部分をいくつかご紹介しておきます。

まず、第4章にある、「不動産会社選びのポイント」については、実際に引っ越される方なら、一読の価値アリ。

さらに「内見のイロハ」も、かなりページを割いていて、これまた引っ越される方なら見逃せません。

と言いますか、持ち家派でない限りは、いつかは引っ越す可能性があるワケですから、私ももちろん熟読しました。

そして第5章の「賃貸契約の基礎知識」も、さすが賃貸物件オーナーなだけのことはあるお話で、やはり目を通しておいていただきたく。

個人的には非常にお役立ちの作品だと思います！