2024年07月09日
【全20冊】未読本・気になる本(2024年07月09日)

【はじめに】
◆本日お送りするのは、2週に1度の定例記事である「未読本・気になる本」のエントリー。とりあえず先週末スタートのKindleセールも少なかったので、落ち着いてセレクトすることができました。
さて今回の特徴は、新書がいつもよりやや多めなことでしょうか。
それはさておき、今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】

うまくいかない人間関係逆転の法則
頑張るほどこじれる、よく同じパターンで人間関係の問題が起こる…、いつも私ばっかりこんな目に…、頑張ってるのはなんで!? そんな人間関係の悩みや問題を、NY在住の臨床心理士・医学博士・心理学者である著者が、日本未公開のメソッドで解決! 自ら悩んでたどり着き、3万人の悩みを救ったのは、【どろどろした悪い人間関係(どろどろトライアングル)】を、【成長し幸せになる人間関係(幸せトライアングル)】にひっくりかえす方法。もう二度と人間関係で悩まなくなる!
◆仕事をする上でも非常に大事なのが人間関係ですから、それを好転させられることができたら、仕事もかなり楽しくなりそうな。
中古は値下がりしていませんが、Kindle版は「10%OFF」とお求めやすくなっています。

アート脳
全米ベストセラー、日本上陸! 絵画に釘付けになったり、音楽に感動した りするだけで、健康で長生きする! 脳科学が初めて明かした「アートの効用」。
◆かねてから「アート」の重要性を訴えていた山口周さんご推薦の1冊。
単行本は2400円以上するのですが、Kindle版だと「19%OFF」ということで2000円以下で収まるので、ぜひご検討ください。

池上彰の未来予測 After 2040
不安というものは、日々の忙しさに紛れてしまっていても、いったん考え始めると次から次へと出てきて、思考が不安に支配されてしまいます。
私はそうならないために、未来をなるべく楽観的に考えることを心掛けています。
ですので、本書では、明るい未来と暗い未来の両方をきちんと想像しています。
さて、2040年のあなたは、明るい未来を迎えているでしょうか?
あなたの未来が暗くならないために、今からどう行動していけばいいのか?
本書をそのきっかけにしてもらいたいと思います。 ――池上彰
◆おなじみ池上彰さんの、未来予想本。
こちらもKindle版が「10%OFF」なのはありがたいです。

音声×AIがもたらすビジネス革命 VOICE ANALYSIS
音声解析AIの会社を経営する著者は、音声データは比較的容易に収集できるうえに多くの情報が含まれており、AIに学習させるデータとして非常に有効だと考えています。
例えば、音声データをAIに解析させることで、営業や顧客対応、会議の内容を自動で記録し、分析することが可能になります。
これにより、業務効率が飛躍的に向上し、ビジネスの質を高めることができるのです。
また、生成AIの活用によってこれまで人手で行っていた単純作業や反復作業を自動化し、よりクリエイティブな業務に集中できる環境を整えることもできるといいます。
本書では、音声データの潜在的な価値と、それをAI技術で最大限に活用する方法について、具体的な事例を交えながら解説します。
AI時代を勝ち抜くための戦略と実践的なノウハウを学ぶことで、企業の競争力を高める一助となるはずです。
AIの力で音声データを最大限に活用し、ビジネスに革新をもたらすために必読の一冊です。
◆一時期、音声データがブームになりかけたことがありましたが、今度は生成AIと結びつくことで、より深い分析ができる模様。
Kindle版も若干ですがお得になっています。

人と仕事の未来 No.1
雇用の流動化と人的資本経営に関してそれぞれに特集を組み、有識者へのインタビューや同研究所研究員の論考、政策担当者や企業経営者との対談等を豊富に掲載している。インタビューには伊藤邦雄一橋大学CFO教育センター長が登場し、対談には川本裕子人事院総裁や山口明夫日本IBM代表取締役社長を迎えている。その他に、ソニーグループや電通グループ、経済産業省の人事政策の責任者が、これからの個人と会社の関係についてそれぞれの見解を披露している。ジョブ型雇用、人的資本経営、DEI推進、非財務情報開示等に関心を持つ読者に応える一冊となっている。
◆本来上記内容紹介に含めるべきでしたが、この本「人事関連の中長期的な課題の解決方法を研究することを目的に2023年に創設された『マーサージャパン 人と仕事の未来 研究所』の機関誌創刊号とのこと。
版元が東洋経済さんなのに、Kindle版がわずかとはいえお求めやすくなっているのは、ポイント高いです。

人生が180度変わる思考術 マーケティング脳で考えればうまくいく
世の中には、特別な経歴や能力などがなくても、要領よく行動し、お金を稼ぎ、成功している人々がいます。
彼らに共通するのは、頭が良いということでも、センスがあるということでもありません。成功の秘訣は、マーケティングの考え方を応用して日常生活やビジネスを豊かにする思考法――マーケティング脳にあります。
マーケティング脳を身につければ、物事の価値や本当の意味を理解することができ、時に問題解決につながる新しい視点を得ることができます。
全ての人が身につけておきたい一生モノの考え方なのです。
マーケティング脳を身につけると世界がどう見えるのか、どうやって身につけるのかを、シチュエーションごとに丁寧に解説していきます。
◆私自身、このブログを運営するにつれ、マーケティング的なモノの見方が、若干とはいえ身についた感触はあります。
Kindle版の値引はありませんが、興味がある方はご検討ください!

世界最先端の研究が教える新事実 対人心理学BEST100
スタンフォード大学、シカゴ大学、ハーバード大学などの世界のトップ大学が多様な他者と生きる人間心理を徹底解明!
◆内藤誼人さんといえば、海外の文献をエビデンスにした作品が多いのですが、サブタイトルの「世界最先端の研究が教える新事実」というフレーズが気になるところ。
こちらも上の本と同じ総合法令出版さんの作品ということで、Kindle版は定価でのご提供となります。

なめられない品格 誰からも信頼されるようになる8つの力
一度でも「あなたでは不安だ」と言われたことのある人には刺さりまくる!
「リサは若く、時折、熱心すぎる印象。もっと『品格』を追求すべき」
マッキンゼー時代、上司からの年次評価でこう言われた著者が考えた「品格にみちた、なめられない私」のなり方を紹介!
独自の心理テストからわかる8つの「一番の強み」を自覚し、使いこなすことで、内側からにじみ出る自信が身につきます。
◆帯にある「『軽く見られる問題が解決した』と全米で話題の本」というフレーズが気になるワタクシ。
ただし、こちらもKindle版での値引はありませんので、ご了承ください。

頭のいい人だけが知っている説得力
さまざまな利害を持つ相手を説得するためには何が大切か。
それが、「Yes Code」です。
「Yes Code」とは、それを実行すれば、説得したい相手から簡単にイエスを引き出せる行動や考え方のこと。プログラミングでは、コードを入力してポチッとエンターキーを押せば、自動的にプログラムが動き始めますが、それと同じようなイメージです。「Yes Code」を習得すれば、「これはイエスをもらえないだろうな……」という難易度の高いシチュエーションでも説得に成功するという最強のツールといってよいでしょう。
今日から「Yes Code」を意識して取り入れれば、今まで説得下手だった人も、途端に説得上手に生まれ変わります。
私が実践している「Yes Code」についてあますことなくお伝えしていこうというのが、本書の目的です。
◆「説得術」は当ブログでも鉄板のテーマだけに、この本は要チェック!
同じくこちらもKindle版は、定価でのご提供となります。

暗黙知が伝わる 動画経営 生産性を飛躍させるマネジメント・バイ・ムービー
野中郁次郎教授の知識創造理論に基づき、複雑なノウハウやサービスのコツを短い動画にまとめて社内で共有。メールや会議に頼らず、手軽に効率よく知識を伝えることが可能です。
動画の力で、ビジネスのあらゆる問題を解決。フェイスtoフェイスの限界を超え、離れた場所でも効果的なコミュニケーションとスキルの伝達が可能にします。
現代は間違いなく、動画の時代。貴社もこの波に乗り遅れないために、本書を手に取り、動画経営のノウハウを導入しましょう。組織の成長と成功を手に入れるための必須アイテムです。
◆動画を活用するだなんて、ポッと出のインフルエンサーが書いた本かと思いきや、著者の高橋さんは京大〜アクセンチュアの経歴を持つ社長さんで、さらに野中郁次郎が監修されているという、ガチな1冊でした。
ただし、版元がダイヤモンド社さんなのに、Kindle版の値引がゼロなのはいただけませんね……。

「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書 1806)
ダークな性格として、典型的なものは「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」の四つである。それぞれの特性、測定方法を紹介、また仕事の相性、職場での行動、人間関係、異性との付き合い方等を分析し、どんな問題に結びつきやすいか、さらにその気質は遺伝なのか、環境なのかにも迫る。「望ましくない」性格が社会で残っているにも理由があり、どんな人にもダークな面はあることも明らかにする。
◆これはなかなか面白そうなテーマの新書。
Kindle版も1割弱、値引が入っております。

ことばが変われば社会が変わる (ちくまプリマー新書463)
ことばは社会の見方や価値観をゆるがす一方で、社会もまたことばの使われ方に影響を与えている。
新しいことばのインパクトとそれに対する抵抗や躊躇、こんがらがった関係を事例とともにのぞきこみながら、私たちがもつ隠れた意識を明らかにし、変化をうながす。
◆帯にある「ひとの配偶者の呼び方がむずかしいのはなぜ?」というのは、まさに私もうなずきまくり。
Kindle版も「9%OFF」と4お求めやすくなっています。

「ToDoリスト」は捨てていい。: 時間も心も消耗しない仕事術
どれだけ効率化しても、決して余裕は生まれない。「逆算思考をやめる」「目標はいらない」「ツールは1つ」など、“すぐやる本”でベストセラーを出した著者が、常識を手放した末に見つけた“ストレスなく働く新習慣”を初公開
◆当ブログ的には久々の佐々木正悟さんの新刊は、仕事術がテーマ。
Kindle版も「15%OFF」とかなりお買い得になっています。

2035年に生き残る企業、消える企業 世界最先端のテクノロジーを味方にする思考法 (PHPビジネス新書)
技術進化の潮流をできるだけ正確にとらえ、最新のテックトレンドをキャッチできなければ、業界を問わず、ビジネスの存続は困難になるでしょう。
本書のタイトルは、10年後をイメージして『2035年に生き残る企業、消える企業』となりましたが、もっと近い未来に明暗が分かれるかもしれません。
それだけではありません。生成AIをはじめとした最先端テクノロジーを、文系理系を問わず、誰もが使えることを求められる時代が、すでに始まっています。
小学生ですらChatGPTを使って読書感想文を書こうと試みる時代です。最先端テクノロジーを使えない人材は、市場価値を失ってしまいます」
――本書「はじめに」より
◆著者の山本康正さんは、定期的に近未来を予測されており、今回は2035年バージョンとのこと。
こちらもKindle版が「13%OFF」なのはありがたいです。

「叱れば人は育つ」は幻想 (PHP新書)
脳・神経科学などの知見から、著者は、叱ることには「効果がない」と語る。叱られると人の脳は「防御モード」に入り、ひとまず危機から逃避するために行動を改める。叱った人はそれを見て、「ほら、やっぱり人は叱らないと変わらない」と思ってしまうのだが、叱られた当人はとりあえずその場の行動を変えただけで、学びや成長を得たわけではないのだ。そして厄介なことに、人間には「よくないことをした人を罰したい」という欲求が、脳のメカニズムとして備わっているため、叱ることで快感を得てしまうのである。
では、どうすれば人は成長するのか。本書は臨床心理士・公認心理師で、発達障害、不登校など特別なニーズのある子どもたち、保護者の支援を行ってきた著者が、「叱る」という行為と向き合ってきたさまざまな分野の識者4人と、叱ることと人の学びや成長について語り合った一冊である。
◆子育てやマネジメントに活用できそうな1冊。
版元がPHP研究所さんなので、Kindle版も「11%OFF」とお求めやすくなっています。

慶應高校野球部:「まかせる力」が人を育てる (新潮新書)
「高校野球の常識を覆す!」を合言葉に、慶應高校野球部は107年ぶりに全国制覇を成し遂げた。彼らの「常識を覆す」チーム作りとは、どんなものなのか? なぜ選手たちは「自ら考えて動く」ことができるのか? 選手、OB、ライバル校の監督等、関係者に徹底取材。見えてきたのは、1世紀前に遡る「エンジョイ・ベースボール」の系譜と、歴代チームの蹉跌、そして、森林監督の「まかせて伸ばす」指導法だった。
◆ひと昔前だったら、出ていなかった、ないしは出ていたとしても、それほど話題にはならなかったであろう作品。
ただし、新潮新書ということで、Kindle版の値引は、現在のところありません。

父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門 (ブルーバックス)
「この世界をよく理解するって、どういうことだろう?」
ある日、科学史家は8歳になる息子アーロンに問いかけた。
ふたりの対話はやがて、科学の歴史を縦横無尽に駆けめぐる、壮大な知的冒険の旅へとつながっていく――古代ギリシアの原子論から、コペルニクスの地動説、ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、アインシュタインの相対性理論まで、物理のしくみを解き明かした、驚くべき発見の物語!
◆著者が知識があるのはいいとして、8歳の息子さんが、それに応対できている(?)のがスゴイな、と。
ブルーバックスは、Kindle版の値引があるかと思ってましたが、発売日になるとまた違うのでしょうか?

老化と寿命の謎 (講談社現代新書)
ベテラン科学記者が研究の最前線をわかりやすく紹介!
「長い老い」を豊かに過ごすためにこれだけは知っておきたい最新知識!
◆自分も立派な中高年なので、この手の本が気になる次第。
上と同じ講談社の作品でも、こちらは若干とはいえKindle版がお得になっています。

人生で大損しない文章術 (新潮新書)
受験に就活、転職に昇進……世の中は意外なほど、文章力を問われる場であふれている。そこをうまくクリアできないと、人生を左右するチャンスを逃すことにもなりかねない。では、相手に「伝わる文章」、試験で高評価を得られる文章を書くためには、いったいどうすればいいのか? 文章指導の達人が、多くの人が陥りやすい間違いを解き明かし、まずは問題をきちんと読むことから始まる「正しい手順」を明快に伝授!
◆「文章術本」も当ブログでは人気なだけに、こちらは当然のようにセレクト。
なおKindle版は定価でのご提供になります。

シン・ロジカルシンキング
生成AIの時代だからこそ必要な「考える力」をアップデートしよう!
デロイトトーマツで上位数パーセントの人材に限られる最高評価を4年連続で獲得、同グループでロジカルシンキング研修講師も担当する気鋭の戦略コンサルタントが教える!
相手も自分も腹落ちさせる、あらゆる業種で役に立つ、思考の「型」
ベストセラー『目的ドリブンの思考法』著者、待望の第2作!
◆こちらはテーマ的には当ブログ向きなのですが、迷ったのが単行本で2500円以上するということ。
しかもKindle版も値引がない、ということで、今後は徐々にこのくらいの価格帯が中心になっていくのでしょうか……。
【編集後記】
◆いつもどおり、上では取り上げにくい作品を。
世界3万人のハイパフォーマー分析でわかった 成功し続ける人の6つの習慣
この本、実は上記で最後に取り上げた本と同じでディスカヴァーさんの新作であり、定価が2500円超ということで、さすがに2冊は載せられずこちらに。
当然Kindle版も定価でのご提供となります。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。
先読み!サイバーセキュリティ 生成AI時代の新たなビジネスリスク
KADOKAWAさんの件があってか、気になる方も多いであろうテーマの作品は、Kindle版が900円以上お買い得。

超速・経済学の授業
「経済学の基本的な知識をゼロから3時間で身につけられる」という1冊は、Kindle版が1100円以上お得な計算です!
【編集後記3】
◆一昨日の「Prime Day Kindle本セール」のインプレスグループ分の記事で人気が高かったのは、この辺の作品でした(順不同)。
リーダーの気くばり

ビジュアルでわかる統計学のキホン

ひとり広報の戦略書 認知と人気を全国レベルにする「知ってもらえる」すごい方法

知名度の上げ方
よろしければご参考まで!
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