2024年06月02日
【メモ】今月の「Kindle月替わりセール」(2024年06月分)
【はじめに】
◆今日お送りするのは、月初恒例の「Kindle月替わりセール」の2024年06月分。今月は当ブログ向きのKindleセールが皆無なので、さっそくご紹介します。
さて、6月の対象作品は全体で105冊と、先月、先々月と同じ。
一方Kindle Unlimited対象は22冊と4冊減ったため、全体としても先月より4冊増になっております。
もっとも今月はコミックや文芸が少ない分、対象はさらに多い印象を受けました。
いずれにせよ、月替わりセールは末日で必ず終了しますから、気になる作品がありましたら、お早めにお求めください!
/ amsfrank
【「Kindle月替わりセール 2024年06月分」より】
◆上記リンクは「おすすめ順」ですが、こちらでは「出版年月が新しい順番」で並べております。仕事も人生もスーッと整う 幸せになる練習。ウェルビーイング73の行動リスト
仕事はけっこう好き。毎日頑張ってるつもり。そのはずなんだけど……「この会社にいて、私、ちゃんと成長できるのかな?」「満員電車、朝晩乗るだけで超ストレス!!」「休日なのに、仕事のことで、頭がいっぱい」「結局、仕事も、育児も、中途半端……」。どうしてだろう。頑張ってるのに、私、ぜんぜん幸せじゃない!? そんなときこそ、凝り固まった思考をほぐして、「幸せ体質」に変わる73の行動リスト。毎日少しずつ、やればやるほど、心も体も、そして周囲の人とのつながりも、「良い状態(ウェルビーイング)」に整うヒントをご紹介していきます。
◆4月に出たばかりということで、今回が初セール対象のよう。
中古もまだ値下がりしていませんから、Kindle版が600円以上お得です。
すっきりわかるユニバーサル・スタジオ・ジャパン 最強MAP&攻略ワザ 2024年版 (扶桑社ムック)
スーパー・ニンテンドー・ワールド大特集!新設ドンキーコング・カントリー速報!イラストで全施設を完全攻略徹底ガイド!
◆こういう本を現地でスマホや端末でチェックすれば、効率的に施設を回れそうな。
値引率が70%近い結果、Kindle版が900円弱お買い得です。
Pen (ペン) 「特集:未来をつくる26校のチャレンジ 新しい学校 」〈2024年4月号〉 [雑誌]
アフターデジタルを迎え、AIによるシンギュラリティが近づくいま、教育は根本から変わらなくてはいけない。「正解のない時代を、一人ひとりがどう航海するのか?」これからの子どもたちは、この未知なる難題をクリアしなくてはならない。そのプロセスは個人個人でまったく違う自由なもので、決まった道筋はない。だからこそ、学校も変わらなくてはいけないのだ。今特集は教育評論家のサポートのもと、世界の「新しい学校」を追った。アメリカのアイダホ州では運営を生徒に委ねる学校があり、徳島県神山には起業を目指した実践的授業を行う高等専門学校が誕生。ここで紹介するのは、未来を見据えた26校の挑戦の姿でもある。
◆こういうムックではない普通の雑誌が、月替わりセールの対象になるのは珍しいことかと。
中古もやや値下がりしていますが、Kindle版が400円弱お求めやすくなっています。
現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた
著者はアーティストとして、全国各地や海外で現代アートの活動をしてきた。しかし、3.11の震災後に自身の活動への違和感を無視できなくなってきた頃、友人のジャーナリストに「マタギと飲もう」と誘われ新潟県村上市山熊田、マタギの集落に赴く。そこでは電気がなくても生きていけるような、たくましい暮らしがあった。自分たちが弱い存在であり、手を抜いたら命を落とすような世界にいることを自覚しているがゆえの強さ。田舎暮らしという言葉が発する牧歌的なにおいはそこには皆無だ。カタカナ皆無でよくわからない言葉、山から切り出した薪で煮炊きし、伝統的な狩猟をし、スケールでかく酒を飲む。水も薬も美味いご馳走も燃料も、工芸素材や心奪われる絶景までも、全て山にある。体力たくましい爺や婆がいる。しかもハイセンス。皆オシャレだし心も豊か。東京にいては想像もつかないような世界がひろがっていた。山熊田に移住して、マタギ頭の家に嫁いだ著者が本書で訴えたいのは「消費社会にはない選択肢がここにはある」ということ。山熊田では四季というサイクルのなかで同じことが繰り返されている。それこそ人間本来の生き方ではないか、と著者は問う。令和の傑作移住日記の誕生です。
◆たまたま私も昨秋、ヨメと2人でマタギをテーマの1つにしたツアーに(なぜか)行ってきたばかりでした。
中古が値下がり気味とはいえ、送料を加味するとKindle版が500円以上お得な計算です。
別冊天然生活 本間真二郎さんの病気にならない暮らし方 (扶桑社ムック)
地域医療に従事しながら、妻、2人の子どもとともに、自然に沿った暮らしをしている、自然派医師の本間真二郎さん。アメリカでウイルス学、ワクチン学の研究に携わり、帰国後は栃木県へ移住し、那須烏山市の「七合診療所」の所長に。この地で、病気にならない暮らしを実践しています。その秘訣は、体を温め、その場所の季節の食べ物を食べて、ミネラルをたっぷり摂って、腸内細菌を元気にすることで、免疫力を高めること。大きな病を防ぎ、冷えや気象病などの病気やトラブルを防ぎます。そんな本間先生の健康についてのアドバイスと、家族との自然に沿った農を楽しむ暮らし、食べ物、お手当方法をまとめました。本間家の定番の自然治癒力を高めてくれる食品やお手当の材料、免疫力をあげる発酵食レシピも必見です。
◆こういったムック本での健康ネタは、ニーズが多いと思われ。
中古もまったく値下がりしていませんから、Kindle版が800円ほどお得です。
自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける
書く喜びを取り戻そう。いい言葉が見つかるか不安、欠点ばかりが目につく、評価が怖くて手が止まる......「書けない」感覚に徹底的に寄り添う! 読み継がれる不朽の実践書。個人エクササイズ×グループ・セッションで、「恐れ」も「正解」も手放せるライティングの旅へ。学生のレポート/ビジネスの企画書/趣味の日記/プロの小説や詩まで──
◆いわゆる音声入力の本かと一瞬思いましたが、そういうテクニカルのお話以前の書き方本でした。
定価が高値の上に、中古が値下がりしていませんから、Kindle版が1300円弱もお買い得です。
フィギュアスケートLife Vol.32 (扶桑社ムック)
2023-2024シーズン前半の大会を総力特集! 全日本選手権/全日本ジュニア選手権/全日本ノービス選手権/NHKトロフィー
◆フィギュアファンの方に向けたムック本を。
普通に中古も高いため、Kindle版が1100円弱お求めやすくなっています。
失われたアトランティス (扶桑社BOOKS)
世界的ベストセラー日本上陸。ついに解き明かされた“アトランティス”の謎! 予想をはるかに超える、壮大な文明の真実。インドから米大陸に至る痕跡、線文字の解読、大災害の真相……史料研究、科学的知見、DNA分析等々、徹底した現地調査で埋もれた歴史を発掘!
◆好きな人にとってはたまらないであろうテーマの本。
定価が高値のため、結果、Kindle版が1500円強お得な計算です。
アメリカ菓子図鑑 お菓子の由来と作り方:全50州を網羅。広大な土地と多文化が育んだ115品
自然と歴史と人々の暮らしによって育まれた、郷土色豊かでおいしく楽しい115品のアメリカ菓子のレシピとその物語。広大で自然豊かな国土から生み出される豊かな食材に加え、時代ごとに各地域に住んできた人々の影響を大きく受けて発展してきたアメリカの菓子文化。ヨーロッパ人の到達前から各地域に住んできた人々によって作られてきた伝統的な菓子、入植してきた移民によってもたらされた世界各国の郷土菓子、また南北戦争以前の南部の奴隷制度によるアフリカ由来の菓子。これらがときに混じり合い、またそれぞれの形を保ったまま、現代のアメリカ菓子の礎となってきました。本書では、そんなアメリカ菓子の特徴や作り方(レシピ)を、菓子文化研究家として多数のアメリカの食に関する著書を持つ原亜樹子さんが解説。アメリカ合衆国を6つの地域に分類し、さらに細かく50の州に分け、各州の郷土菓子や名物菓子を、その背景となる歴史や食文化を踏まえて紹介します。
◆月替わりセールは、レシピ本も普通に取り上げていますが、さすがにお菓子はどうなのか?
送料を足した中古よりも、Kindle版が1300円以上お得です。
訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書
正しいことしか許されない時代に、「誤る」ことの価値を考える。世界を覆う分断と人工知能の幻想を乗り越えるためには、「訂正可能性」に開かれることが必要だ。ウィトゲンシュタインを、ルソーを、ドストエフスキーを、アーレントを新たに読み替え、ビッグデータからこぼれ落ちる「私」の固有性をすくい出す。ベストセラー『観光客の哲学』をさらに先に進める、著者30年の到達点。
◆「著者30年の到達点」とのことですから、東浩紀さんのファンの方は要チェックで!
定価自体が高めで、その絡みで中古も高値ということで、Kindle版が1200円弱お求めやすくなっています。
1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀
ロスジェネ、超氷河期、お荷物と言われ続けた団塊ジュニア世代のど真ん中ゾーンも、ついに天命を知る50代に突入。そんな世代が生きてきた1970年代から2020年代にわたる、日本社会、メディア、生活の変遷を、あるいはこの時代に何が生まれ、何が失われたのか――を、73年生まれの著者が、圧巻の構想力と詳細なディテールで描くノンフィクション年代記。既存の世代観を上書きする、反「ロスジェネ」史観の誕生!
◆あの速水健朗さんにしては珍しく(?)、ご自身をも題材にした作品のよう。
中古は値崩れしていますが、送料を足すとKindle版に軍配が上がります。
じぶん時間を生きる TRANSITION (あさま社)
成長から豊かさへ。いかにシフトしていけばいいか。なぜ効率化を追い求めるほど「時間がない」と感じてしまうか。「資本主義」の世界に身を置きながら、そこから自由になる生き方とは? 内なる変化の旅に出ている、すべての人の背中を押す、まったくあたらしいビジネス書!
◆タイパを追求する昨今の風潮に、一石を投じたかもしれない1冊。
送料を加味した中古よりも、Kindle版が400円弱お得です。
食堂いちじくの 精進おかず
「食堂いちじく」の屋号でイベントやお弁当で精進料理を紹介し話題の著者が、カレーや肉団子、から揚げやハンバーグなど、普段なじみのあるおかずから、おひたし、あえもの、含め煮、サラダ、常備菜、そして漬物、ご飯ものまで、幅広い料理を「精進おかず」をテーマに1品1品丁寧に解説。精進料理をより身近に感じる、おいしく、美しく、満足感もある新しい「精進おかず」の定番書。
◆カレーや肉団子で精進料理とはこれいかに!?
人気が高いのか中古が定価並みのお値段ですから、Kindle版が1100円以上お買い得となります。
筋生理学で読みとくトレーニングの科学
ここ15年ほどの間に、レジスタンストレーニングの効果の仕組みを、分子レベルまで立ち入って解明するための実験系や方法論が著しく進歩してきました。さらに、これらを用いて、特定のトレーニングプログラムに効果があるかを即時に調べたり、より効果的なプログラムを開発したりすることが可能となってきています。本書では、レジスタンストレーニングのプログラムを理解するために必要な生理学的基礎を解説するとともに、トレーニングの現場で発生するさまざまな疑問の解消につながる先端的研究の成果について紹介していきます。(本書より)
◆簡単な筋トレさえ習慣にしていない私にとっては、少々ハードルが高い作品。
こちらも中古が高値ゆえ、Kindle版が1000円強お得な計算です。
精神科医が教える 会社がつらくなくなる本 (扶桑社ムック)
「会社がつらい」という人へ。睡眠時間をのぞけば、1日の半分を過ごしている会社。できるだけ快適にすごしたいですが、日曜の夜は会社に行きたくないと憂鬱になったり、やる気がでない、仕事に集中できないなど、多かれ少なかれ、誰もが悩みや心配ごとを抱えています。本書は、誰もが直面する、そんな会社の悩みや不安について、精神科医のTomy先生にアドバイスしていただきました。毎日悩んでストレスだらけで生きるなんてもったいない!本書を読んで考え方を少し変えてみるだけで、毎日はきっと案外ラクになります!
◆監修の精神科医Tomyさんは、Xのフォロワー39.6万人というインフルエンサーの方。
やはり中古が定価以上のお値段ですから、Kindle版が700円弱お求めやすくなっています。
ルールの科学 方法を評価するための社会学
本書はルールとゲームの関係性など、基本的な視点を身近な事例から確認したうえで、規範理論や機能主義、構築主義、エスノメソドロジーなどの社会学の理論と本書の「ルールの科学」を突き合わせて丁寧に検証する。さらに、差別論や社会学それ自体にこれまでの議論を応用して、ルールの科学の射程を明らかにする。
◆ルールというので、理詰めの理数本かと思いきや、社会学ですから、そっち系のアプローチをしている模様。
定価が高い分、中古も比例して高いため、結果Kindle版が1400円弱お得です。
働くことがイヤな人のための本: 仕事とは何だろうか
「仕事とは何だろうか?」「人はなぜ働かねばならないのか?」「生きることがそのまま仕事であることは可能か?」――引きこもりの留年生、三十過ぎの未婚OL、中年サラリーマン、元・哲学青年の会社経営者といった人物との架空対話を通して、人間が「よく生きること」の意味を探究する。仕事としっくりいかず、生きがいを見出せない人たちに贈る、哲学者からのメッセージ。
◆今回のセールの中では、「仕事」をテーマにしている分、比較的当ブログ向き(?)の作品がこちら。
中古が底値近いのですが、送料を合わせるとKindle版に軍配が上がります。
残酷すぎる人間法則
15万部のベストセラー『残酷すぎる成功法則』大注目の続編が登場! 知らないと詰みます! 人間関係の「意外な真実」と「確かな戦略」を集めに集めた決定版!
◆下記のように当ブログではレビュー済みの人気作。
中古が値崩れしていますが、送料を踏まえるとKindle版の方がお買い得です。
参考記事:【科学的自己啓発書】『残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する』エリック・バーカー(2023年04月01日)
スローフード宣言――食べることは生きること (海士の風)
オーガニックの母が辿り着いた未来のかたち。半世紀前―カルフォルニア州バークレーの小さなレストランから「おいしい革命」は始まった。全米に地産地消を広げ、世界中の料理人と教育者に影響を与えた著者の集大成
◆「スローフード」も世界的なムーブメントとなっていますから、こちらも気になる方は要チェックで。
中古もあまり値下がりしておらず、Kindle版が700円以上お求めやすくなっています。
すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力
本書は、起業家のトム・ニクソンが自社やクライアント向けにソース原理を実践した経験から、イニシアチブの立ち上げから、組織づくり、採用、事業承継、お金との向き合い方まで、具体的な実践方法を示した一冊。近年注目を集める『ティール組織』著者のフレデリック・ラルーが、「もし私が事前に知っていたら、必ず『ティール組織』で紹介していた」というほど重要な概念として紹介されたため、世界中の次世代型リーダーが学び、実践しはじめている。
◆こちらは起業本がお好きな方なら、見逃せないのではないか、と。
送料を足した中古よりも、Kindle版が900円以上お得な計算です。
【電子限定特典付】自分だけの強みが遊ぶように見つかる 適職の地図
もし、「欲しいだけのお金を稼げて、毎朝起きるのが楽しみなくらい充実感とやりがいのある“あなたの適職”を教えます!」と言われたら……あなたは知りたいですか? この本は、「自分の適職がわからない」「やりたいことが見つからない」「自分の強みって何だろう?」と人生に迷っている人が、すべての問題を解決して、迷わずに「適職」を手に入れるための「秘密の地図」です。
◆この手のキャリアデザイン本も、当ブログとしては押さえておかねば。
ただし、送料を足しても中古の方が100円弱お得なので、ご留意ください。
新日本エロい街紀行
エロは消えたのか? 日本の街からエロは消えたのか? 日本の旅からエロは消えたのか? エロを探せ 俺たちの存在の根源を探せ エロがなければ俺たちは地球上に存在しない 日本の片隅に残るという伝説のエロい街へ。島歩きの達人として知られるカベルナリア吉田氏が、日本各地のエロい街を訪ねて歩いた、まったく新しい「エロい街紀行」!!
◆当ブログでは絶対にレビューできない(Google先生のbanされかねないので)作品ですが、セールで軽く触れるくらいなら大丈夫なハズ!?
中古に送料を足すとかなり定価に近くなりますから、Kindle版が900円以上お買い得です。
イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める!行動経済学のしくみ イラスト&図解知識ゼロシリーズ
オールカラー&イラスト図解で知識ゼロでも楽しく読める! 心理学と経済学の融合である「行動経済学」を知れば、暮らしやビジネスに役立つ!
◆初心者向けかと思って舐めていたら、結構知らないネタも含まれてそうな1冊。
送料を加算した中古よりも、Kindle版が300円強お得です。
デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える
それぞれのキャリアも、二人で歩む人生も、諦めない。INSEAD准教授が、26歳から63歳まで、日本を含む32ヵ国113組のカップル(同性カップル、事実婚、再婚含む)を調査。子育て、転勤、キャリアチェンジ、介護、退職、子どもの自立……人生100年時代、キャリア志向の二人に立ち塞がる3つの転換期と、その乗り越え方を説く。
◆あのリンダ・グラットン推薦のキャリアデザイン本。
中古もあまり値下がりしていないため、Kindle版が900円以上お得な計算です。
人生相談を哲学する
人生相談は人間とは何か? という真理につながる扉。その場しのぎの〈処方箋〉から全力で遠ざかり、正解のない思索へ誘う哲学エッセイ。哲学カフェ、学校授業でとりあげられた話題連載に書下ろしを加え、書籍化!
◆森岡さんと言うと、どうしても『草食系男子の恋愛学』を思い浮かべてしまうのですが、本書は哲学本なので、まったく畑は違います。
今回のセールでは中古よりもKindle版の方が500円以上お得となっていますから、興味のある方はご検討ください。
スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版 01――ソーシャルイノベーションの始め方 (SSIR Japan)
ようこそ。はじめまして。お待たせしました。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版(SSIR-J)の創刊号をお届けします。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)は2003年にスタンフォード大学内で創刊された、社会変革の探求者と実践者のためのメディアです。日本版ではSSIRのなかから選りすぐりの記事の翻訳と日本社会の文脈に合わせたオリジナルコンテンツをお届けいたします。創刊号のテーマは「主語を『わたし』に戻す」。社会の不正義や不平等、不合理や不便を解決するためのソーシャルイノベーションは、個人で実現することはとてつもなく困難です。でも、どんな取り組みも一人の「わたし」から始まります。「国」「自治体」「学校」「会社」「あの人たち」という主語から「わたし」という主語に戻すことから、新しい選択肢を見つけていきましょう。
◆「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー」は、過去別の号をご紹介したことがありましたが、こちらが創刊号でしたか。
中古がさすがに値下がりしていますが、ギリギリでKindle版の方がお買い得です。
SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ? (ちくまQブックス)
日本では今この瞬間にも大量の食べものが捨てられている。その量は国連が行う食料支援のなんと1.4倍。このおかしな状況を変えるにはどうしたらいいのか!?
◆この「ちくまQブックス」というのは、「10代のためのノンフィクションシリーズ」ということなので、一応ご留意を。
送料を足した中古よりは、Kindle版が600円弱お求めやすくなっています。
「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる (ちくまプリマー新書)
家族、ジェンダー、学校、友人、経済、政治……日本社会のさまざまな面を世界各国のデータと比べてみると、今まで「あたりまえ」と思い込んでいたことが、実は「変」だったと気づく。日本がどんな国なのか、一緒に考えてみよう。
◆同じくこの「ちくまプリマー新書」も、若い方向けのシリーズ(と言いつつ、当ブログでは何冊かご紹介してますがw)。
ただし本書は中古が値崩れしており、Kindle版より数十円お得ですから、あらかじめご了承ください。
1億円を作る! 億り人がやっている株探の超スゴい裏ワザ大全
コロナバブルで株を始めた人が銘柄分析に必須なのが、簡単にスマホやPCでアクセスできる株ツール「株探」。本書では、四季報大株主に出ている方々も含め、1億円以上を運用する個人投資家の「株探で儲けるコツ」を開陳! 株探は6月からさらにバージョンアップされていますが、この新ツールの使い方も直接株探編集部に聞き、わかりやすく解説しています。本書はいわば株探公認の初の公式本。ぜひ熟読して、億り人のスクリーニングテクニックと銘柄発掘術を学んでください!
◆お恥ずかしながら、私は「株探」なるサイトを知らなかったのですが、公開情報をまとめたものならその活用術は有益かと。
紙の方は絶版で、中古にプレミアムがついていますから、Kindle版が1600円弱お得な計算です。
婚活は「がんばらないほうが」うまくいく 大切なご縁を最速で形にする成婚塾
本書は、婚活中の人や婚活疲れを起こした人、婚活を考えている人向けに、業界No.1の婚活分析アドバイザーが「やりすぎない婚活」のメソッドを授業形式でお教えし、半年で結婚へと導く教科書です。具体的なノウハウが満載です!
◆結婚相談所系の著者さんの本だけに、普通にガチな婚活本だと思われ。
中古は値崩れしていますが、送料を踏まえるとKindle版の方がお得です。
ウィリアム・アダムス ――家康に愛された男・三浦按針 (ちくま新書)
徳川家康の外交顧問、三浦按針とは何者か。関ヶ原合戦の半年前、英国人ウィリアム・アダムスが日本に辿り着いた背景には、大航海時代の激動する欧州事情があった。彼が見た戦国時代末期の日本では、カトリックのイエズス会がキリスト教の信仰を広げ、英蘭の東インド会社が貿易の機会をうかがうなど、スペイン、ポルトガル、イギリス、オランダ各国の思惑が交錯していた。家康の側近としてその渦中にあったアダムスは何をなしたのか。二代将軍・秀忠のもとで禁教と鎖国が進むなか、どんな晩年を送ったか。アダムスの生涯から世界史の中の日本史をとらえ直す。
◆「三浦按針」なる人物のことをお恥ずかしながら知らなかったので、サラっとWikipediaで読んだところ、結構波乱万丈の人生を送った模様。
中古も値下がりしているものの、今回のセールでは、Kindle版の方がお求めやすくなっています。
カメラじゃなく、写真の話をしよう
技法書の前に読みたい新しい写真の教科書。Instagramで人気のプロ・フォトグラファー嵐田大志が写真やカメラとの向き合い方、楽しみ方をやさしく紐解いた新しい教科書です。カメラの良し悪しや撮影テクニックの話題に偏るのではなく、自分が撮りたい写真は何か、また自分に合った写真の楽しみ方は何かに気づかせてくれる1冊です。
◆Kindleセールで写真の撮り方本を取り上げても、ほぼお求めいただけてなくて、これはひょっとしたらもう、皆さんスマホでしか写真撮らないからではないか、と。
その点本書は技術書ではないですし、Kindle版の方が300円ほどお買い得なので、興味のある方はご検討ください。
インド文化入門 (ちくま学芸文庫)
遠くインダス文明にまでさかのぼり、異文化が交錯する要衝の地として繁栄してきたインド。そのため現在も多様な民族、言語、宗教が混在する。また古来よりカースト制が敷かれてきたことから、社会階層も多様に存在している。しかし、どの地方、どの民族のカレーを食べてもカレーとしてのカテゴリーに収まっているように、インド文化圏は多様な中にも統一性が保たれている。それはいったいなぜなのだろうか? 映画、新聞広告、絵画、物語、遺跡、陶磁器、食べものといった身近なテーマを切り口に、インドの文化と歴史を丸ごと理解する、世界的権威によるまたとない入門書。
◆「世界的権威によるまたとない入門書」だそうなので、インドに興味のある方はぜひ!
中古に送料を足すと定価を超えますから、Kindle版が600円以上お得な計算です。
アフリカ経済の真実 ──資源開発と紛争の論理 (ちくま新書)
豊富な資源があっても、国民のほとんどが貧しい。外資が開発をしても、豊かになれない。そして、終わりなき紛争と大量の難民……。アフリカは、これから発展する「希望の大陸」ともいわれるが現実は違っており、その貧困には日本を含めた先進国の人々も大きく関わっている。アルジェリア、コンゴ、マダガスカル、マリ、エチオピア、モザンビーク……日本ではあまり知られていない各国の問題点や世界的な搾取の構造を、マクロな視点とフィールドワークで得た経験により明らかにする。
◆一方こちらは、アフリカ経済がテーマ。
中古が値崩れしていますが、ギリギリでKindle版の方がお求めやすくなっています。
マンガ 認知症 (ちくま新書)
大好きな祖母が認知症になってしまい、母と二人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。人が変わってしまったかのような祖母との生活に疲れ果てたニコたちの前に、認知症の心理学の専門家、サトー先生が現れて……? 「お金を盗られた」と言うのはなぜ? 突然怒りだすのはどうして? 認知症の人の心のなかを、マンガでわかりやすく解説します。認知症の人が既に五〇〇万人を超え、誰もが認知症になったり、認知症介護をしたりする時代。読めば心がラクになる、現代人の必読書!
◆マンガなのにリフロー形式なのが謎で、サンプルをダウンロードしてみたのですが、確かに目次等の文章はハイライトが引けるものの、マンガ部分は全部画像でした(当たり前)。
中古が底値ゆえ、送料を足してもKindle版よりも100円弱お得ですから、お好きな方で!
移民の世界史
本書では、人の移動を44のテーマに分けてみていき、その全体像をとらえていく。それは、奴隷や虜囚、難民といった強制的なもの、新天地を求めて動く自発的なもの、国家の独立や分離といった政治的な争いから引き起こされるものなどさまざまである。加えて、仕事を求めて移動するケースもある。現代のヨーロッパにおける移民や中東諸国での労働力を担う東南アジア出身の労働者たちなどがあてはまる。なかには、国が外貨獲得のため「労働力」の輸出を推進するケースもみられるし、高等教育を受けて、高い技術力を持った優秀な人材が出て行ってしまう「頭脳流出」という問題を抱えた貧しい国もある。また、移民が住む国では古くからの住民と様々な場面で競合が生じ、また従来の生活様式や文化との摩擦も生じることがある。こうした脅威は実際より大きくとらえられることも多いが、移民、とくに不法移民を規制する試みは切実な問題であり、これらについても論考している。さらには、音楽、ノマド、伝道者、巡礼者、兵士、探検家、留学生、こども、退職者、旅行者などさまざまなテーマを取り上げ「人の移動」のすべてをとらえる前代未聞の歴史社会学書。
◆上記は結構長い内容紹介ですが、アマゾンの「出版社より」の部分では、さらに大量のテキストがありましたから、興味のある方はそちらも要チェックで。
送料を足した中古よりは、Kindle版が700円弱お買い得です。
精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)
人の話を聴くことは難しいが、本当に聴けた時には相手の人生を変えるほどの効果がある。「聴く技術」を〈黙って聴く〉〈賛成して聴く〉〈感情を聴く〉〈葛藤を聴く〉の四つのステップに分けて、事例と共にわかりやすく解説する。最後に「自分の心を聴く」ことで、自分を受け入れる技術を解き明かす。精神科医として、またカウンセラーのスーパーバイザーとして、長年にわたり人の話を聴き続けてきた著者が教える「聴く技術」。「聴く」ことの驚くべき深い世界を知ってほしい。
◆当ブログではレビュー済みの聴き方本。
中古が値崩れしていますが、送料を加算すればKindle版に軍配が上がります。
参考記事:【超傾聴?】『精神科医が教える聴く技術』高橋和巳(2019年12月22日)
ユルゲン・クロップ 増補版
リヴァプール、チャンピオンズリーグ制覇! 退屈なサッカーはもういらない。革新的な戦術と情熱的な指導。今もっとも注目すべき監督の手腕と実像。弱小だったマインツをクラブ史上初の1部昇格に導き、破産寸前だったドルトムントを率いリーグ2連覇達成。リヴァプールではチャンピオンズリーグ制覇という快挙を成し遂げた。「ノーマル・ワン」はいかにして「キング・クロップ」となったのか?
◆香川真司選手をはじめ、日本人選手ともゆかりのある、今シーズンでリバプールの監督を退任した、クロップ監督の評伝。
こちらも送料を考えると、中古よりもKindle版の方がお求めやすくなっています。
insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
仕事での成果や良好な人間関係、そのカギは「自己認識」にある。しかし、多くの人は思い込みにとらわれ、自分の可能性を狭めてしまっている。ビジネス界でも活躍する組織心理学者が膨大な先行研究と自身の研究・実践から、自己認識の構造を理論的に解明し、思い込みを乗り越え、より深く自分を知るための方法を伝える。
◆「自分を知るための方法」や「その気づきを行動に変える方法」を学べる本のよう。
やはり中古が値崩れしていますが、送料を踏まえるとKindle版の方がお得な計算です。
国際法 (ちくま新書)
国際法とは何かと聞かれても、すぐにイメージしにくいかもしれない。でも、憲法や安全保障のような国民全体の大問題だけでなく、コンビニでパンを買うといった私的な問題にまで国際法は関わっている。そのように広く国際社会に通用している国際法をどう理解すればよいのか。弱肉強食の「国際社会」という不条理の世界で、法はどう働くのか。そうした「生きた国際法」を誰にでもわかる形で、国際法の第一人者が解説。グローバル時代を生きるすべての現代人にとって必読必携の書。
◆内容紹介の最後にあるように「グローバル時代を生きるすべての現代人にとって必読必携の書」だとしたら、これまた要チェックで。
こちらも中古に送料を加算すると、Kindle版がお買い得です。
武士の起源を解きあかす ──混血する古代、創発される中世 (ちくま新書)
武士はいつ、どこで、生まれたのか? 七世紀ものあいだ日本を統治してきた彼らのはじまりについては、実ははっきりとした答えが出ていない。かつて教科書で教えられた「地方の富裕な農民が成長し、土地を自衛するために一族で武装し、武士となった」という説はでたらめで、都の武官から生まれたという説は確証がなく、学界は「諸説ある」とお茶を濁す。この日本史における長年の疑問を解消するために、古代と中世をまたにかけ、血統・都鄙・思想に着目し、武士の誕生の秘密を明らかにする。
◆確かに考えてみたら、武士がいつ生まれたのか知りませんでしたが、実際「はっきりとした答えが出ていない」のだとは!?
中古に送料を足すと定価を超える人気ぶりなので、Kindle版が600円弱お得です。
世界がわかる地理学入門 ──気候・地形・動植物と人間生活 (ちくま新書)
世界には、さまざまな場所があり、多様な人々が暮らしている。そして、そんな各地の人間の暮らしは気候、地形、植生など色々なものの影響を受けている。ふだんは気づかなくとも、私たちの生活は自然と密接に結びついているのだ。「世界一美しい」ナミブ砂漠はなぜ赤いのか? ヨーロッパでオープンカフェが好まれるのはなぜなのか? 本書では、気候区分ごとに世界各地の自然環境と人々の暮らしを解説。50か国以上を訪問した著者による楽しいエピソードや写真も満載で、世界を知る楽しさが沸き起こる一冊。電子書籍版では、写真をカラーで収録。
◆ちくま新書が続きますが、こちらは一転して(?)面白そうな内容。
中古は値崩れているものの、Kindle版の方がお求めやすくなっています。
古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで (ちくま新書)
昨今の研究の進展を受けて、かつての古代史の通説は覆され、学校教科書での古代史の記述も様変わりしつつある。大化の改新は645年のクーデタではない、「聖徳太子」は廐戸王でありその役割は限定的であった、東北の城柵は行政官庁だった、などはその一部である。そこで15人の研究者が集い、古代史の最新の研究成果と研究動向を一般読者にわかりやすく伝える。一般読者が誤解しがちな点やかつての教科書で書かれていたために広まっている誤解などを正す、最新・最良の入門書。
◆数年前、ムスコの中学受験に付き合った際に、この辺の年代が私が覚えた頃と異なっているのを初めて知ったワタクシ(遅すぎ)。
同じく中古は値崩れしていますが、送料を考えるとKindle版に軍配が上がります。
呪われた部分 ──全般経済学試論・蕩尽 (ちくま学芸文庫)
「“全般経済学”とは、生産よりも富の“消費”(つまり“蕩尽”)のほうを、重要な対象とする経済学のことである。」経済合理性の範疇に収まらない蕩尽・祝祭・宗教・エロス・芸術は、人間の喜びの本質が有用性の原理に拠って立つ生産・蓄積過程にあるのではなく、消費・蕩尽にあることを示す。本書は人間が不可避的に内包せざるを得なかった「過剰」を考察の対象にして人間存在の根源に迫り、生を真に充実させるために、蕩尽・神聖・恍惚に代表されるこの「呪われた部分」の再考を鋭く強く促す。意識の「コペルニクス的転回」に賭けたバタイユ作品の新訳。巻末に先駆的重要論文「消費の概念」を収録。
◆サブタイトルの一部に「経済学」とあったのでセレクトしたものの、少々予想外な内容の作品のよう。
ただし、中古に送料を合わせると定価を上回る人気ですから、Kindle版が800円弱お得な計算です。
モテる構造 ──男と女の社会学 (ちくま新書)
女は女らしく、男は男らしく──。旧態依然とした価値観だが、どっこい今も生き残っている。どうしてなのだろうか? 性別の「らしさ規範」(女らしさ・男らしさ)が社会から消えないのは、どういう相手を性愛の対象として好きになるかという、人間の「感情」に固く結びつけられているからだ。しかも面倒なことに、性別規範は男女非対称にできている。だから「できる女はモテる」ということにはならない。本書では、社会的な性別機能の身も蓋もない現実を、透徹した視線で分析。男女それぞれの生き難さのカラクリを解剖し、社会構造変化の中でそれがどう変わりうるのかを俯瞰する。
◆山田先生といえば、かつて『「婚活」時代』という作品で一世を風靡された方ですから、こういうテーマもお手の物。
中古は値崩れしていますが、送料を足すとKindle版の方がお買い得となります。
レジリエンス入門 ──折れない心のつくり方 (ちくまプリマー新書)
人生には心が折れやすくなる時期が必ずやってくる。どうすればそれを乗り越え、成長へとつなげられるのか。「レジリエンス」=心の自然治癒力を高めれば、さまざまな困難に対処することができる。その方法をわかりやすく解説する。
◆当ブログでもレジリエンスを扱った本は多いですが、プリマー新書世代からお読みいただいていれば、有意義な青春時代を過ごせるのではないか、と。
同じく中古に送料を加算することによって、Kindle版の方がお求めやすくなります。
インフォグラフィックスの潮流:情報と図解の近代史
膨大なデータが行き交う現代において情報を視覚化して理解を促すインフォグラフィックはその重要性を増しつつあります。本書はインフォグラフィックの歴史をマップ、統計、図解、関係、コードといった観点から探求し、インフォグラフィックを本質的に理解する視点を提示するとともに、今後の視覚情報のあり方を考える機会を提供します。図版資料も満載。インフォグラフィックの歴史や基礎的な知識を学ぶ一冊としてデザイナー、編集者、プログラマなど情報の視覚化にかかわる人すべてにおすすめします。
◆インフォグラフィックは、当ブログの読者さんにも興味があるテーマだとは思いますが、本書は定価が3000円近くする、やや専門書に近い内容らしく。
ただ、絶版で中古に高値が付けられていますから、Kindle版が数字上は4400円弱もお得となります。
他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威
なぜかあの人には逆らえず、いつも言いなりになってしまう…。それは他人を操って支配する「マニピュレーター」かもしれない。ふだんは優しさの仮面をかぶり、時に激情的にふるまい、人を攻撃し、あるいは甘い言葉で丸めこむ。罪の意識を持たず、自分を通すためには手段を選ばない。理不尽な彼らの行動になぜ毅然と逆らうことができないのか? 誰にもわかってもらえない「心の暴力」の正体をとらえ、自分の身を守るすべを臨床心理学者が教える。
◆この本なぜか毎年1度は、この月替わりセールの対象になるのですが、当ブログ的にはスルーできないテーマという(今年もセレクト)。
ただし中古の方が100円弱お得なので、その旨ご了承ください。
新版 日本語使いさばき辞典
日本語の財産ともいえる豊富な語彙をキーワードから引ける「シソーラス」(語彙を意味に拠って分類した辞書)として評価の高い「改訂増補版日本語使いさばき辞典」(あすとろ出版発行)の改訂新版。改訂増補版の刊行から既に8年の歳月が過ぎており約32000の掲載語句について見直しを行いました。増補版刊行以降に常用されるようになった新語なども含め掲載語句数をおよそ800語増やしました。
◆物書きの方や、書く機会が多い方にとっては、お役に立ちそうな辞典。
送料を足した中古よりは、Kindle版の方が700円弱お求めやすくなっています。
歴史 上 (ちくま学芸文庫)
紀元前5世紀の古代地中海世界。スパルタ陣営との大激戦、ペロポネソス戦争で疲弊したアテナイでは屍が累々とし、人びとは疫病と困窮のなか、運命の手の弄ばれるままになっていた。この混迷から立ちあがった著者が綴った大戦の長大な記録が、本書『歴史』だ。四半世紀におよぶ激闘で諸国の力がぶつかりあうなか、何が失われ、何が生まれていったのか? 迷信や伝説を典拠としたヘロドトスと異なり、夥しい資料を駆使し、多様な視点を盛り込むことで実証的「歴史学」の礎を築いたとされるトゥキュディデスが、透徹した眼差しで古代地中海の姿を活き活きと記した不朽の名著。
◆私は全然知らなかったのですが、こちら「不朽の名著」なんですね!
なるほど、中古に送料を加算すると定価を超えますから、Kindle版が900円弱お得な計算です。
功利主義入門 ──はじめての倫理学 (ちくま新書)
倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち、よりよく生きるために、社会の常識やルールをきちんと考えなおすための技術である。本書では、「功利主義」という理論についてよく考えることで、倫理学を学ぶことの意義と、その使い方を示す。「ルールはどこまで尊重すべきか」や「公共性と自由のあり方」という問いから「幸福とは何か」「理性と感情の関係」まで、自分で考える人の書。
◆テーマ的にはまさに、普段から自己啓発書を読まれる方なら、要チェックの作品では?
中古も意外と値崩れしておらず、Kindle版が300円弱お得となります。
朱子学と陽明学 (ちくま学芸文庫)
儒学は、中華帝国の正統思想として2000年の長きにわたり君臨してきた。その儒教史上に燦然とかがやく二つの学派がある。南宋の朱子によって体系化され、やがて明・清および朝鮮で体制教学となった朱子学であり、それを明の王陽明が批判的に継承し展開した陽明学だ。日本を含む東アジアの思想文化に決定的影響を及ぼしたこれらの流派は、はたして何を唱えたのだろうか。朱子学・陽明学が誕生した時代背景とその問題意識に焦点をあてることで、通俗的理解とは大きく異なる実像が見えてくる。両教説の異同を明快に説き、壮大な思想体系の全体をあざやかに一望する、入門書の決定版!
◆本書のテーマには、当ブログとしてはあまり接していませんが、「入門書の決定版」ということですから興味がおありの方に。
こちらも中古が意外と高くて、Kindle版の方が500円弱お買い得です。
社会学の名著30 (ちくま新書)
わかりやすそうで意外に手ごわい社会学も、良質な入門書に導かれれば、見慣れたものの意味が変容し、知的興奮を覚えるようになる。著者自身が面白く読んだ書30冊を通して、一員でありながらとらえるのが難しい「社会」を見る目を養う最良のブックガイド。
◆確かに社会学は、私もあまりなじみがないのですが、こういうブックガイドから手を出せばよいのかも。
一応中古は値崩れしているものの、送料をプラスすればKindle版に軍配が上がります。
モリー先生との火曜日
人生のコーチが死の前に教えてくれたいちばん大切なこと。スポーツコラムニストのミッチ・アルボムは、テレビで偶然、恩師を見かける。モリー先生は、体が動かなくなる難病に侵されていた。見舞いに訪れたミッチにモリーは言う。「憐れむより君の問題を話してくれないか」。毎週火曜日、二人だけの最後の授業が始まった。テーマは「人生の意味」について。
◆名著の誉れも高く、私も紙版で買いました。
ただし中古は底値であり、送料を足してもKindle版の方が200円以上お得ですから、ご留意ください。
ロジカル・プレゼンテーション ― 自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
正しく「考え」、正しく「伝える」ことで、「良い提案」が生まれる。現代ビジネスパーソン必修の「提案の技術」を明解なステップと臨場感あるストーリーで解説し、発売以来熱く支持され続けるロングセラー。「現場で使える」論理思考とプレゼンの技法がここにある。
◆プレゼン本の古典的名著として、過去何度もご紹介している1冊。
中古がさすがに値崩れしていますが、送料を加味するとKindle版とほぼ同じくらいになります。
【編集後記】
◆上記でご紹介しにくかった作品から。阿含経典1 (ちくま学芸文庫)
阿含経典3 (ちくま学芸文庫)
今回のセールで1巻と3巻だけセール対象になったのですが、よくこの後、抜けてる作品だけセール対象になったりしますので、もしかしたら、と思われた方はお試しアレ(責任はとれませんが)。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。世界一使える筋トレ完全ガイド
「初心者から中・上級者まで、筋トレに励むすべての人が一生使える筋トレバイブル」という本書は、Kindle版が600円以上お得。
結局、仮説で決まる。 思考を発散させて可能性を広げるクリティカル・シンキング
柏木吉基さんの思考術本は、Kindle版が900円以上お得なので、私も買いましたw
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