2024年04月18日
<終了済み>【50%ポイント還元】「講談社 50%ポイント還元キャンペーン」の続き分をお送りします!
【はじめに】
◆今日は朝から、Kindleの公式セールのご紹介を(今夜でセールがごっそり終わってしまうので、今のうちに補充をば)。こちらの「講談社 50%ポイント還元キャンペーン」の続き分になります。
Amazon.co.jp: 講談社 50%ポイント還元キャンペーン: Kindleストア
前回が2024年のみということで、今回はまだ新しい、2023年12月からさかのぼってみました。
なお、セール期限はリンク先にもあるように「4月25日(木)」まで。
基本的にセール初登場の作品のみですので、ぜひご覧ください!
注:このセールは終了しました。

Busted Kindle / fortes
【「講談社 50%ポイント還元キャンペーン 2024年新刊分」より】
◆上記リンクは「おすすめ順」ですが、こちらでは「出版年月が新しい順番」で並べております。
疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた (ブルーバックス)
疲労することが恥とされてきた欧米では、疲労の研究はタブーとされ、結果として、日本が世界の疲労研究をリードしてきた。しかしいま、うつ病や新型コロナ後遺症によって、疲労は世界共通の大問題となってきた! どうすれば科学的なアプローチができるのかもわからなかった疲労研究において、疲労の度合いを正確に測定する方法などを開発して世界のトップランナーとなっている著者が、そもそも疲労とはなにか、ヒトはなぜ疲労するのか、疲労を起こすメカニズムはどのようなものかを説く、かつてなかった疲労を科学する本!

古代日本の超技術〈新装改訂版〉 あっと驚く「古の匠」の智慧 (ブルーバックス)
現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」日本編!

「がん」はどうやって治すのか 科学に基づく「最良の治療」を知る (ブルーバックス)
がんの罹患数は年々増加しているが、医療の進歩に伴って、死亡率は減少している。そんな最新医療の恩恵を受けるには、治療を受ける側、患者をサポートする側の知識も欠かせない。手術、放射線、抗がん剤(薬物療法)、免疫療法は、どのようなメカニズムでがんを退治するのか。最新検査から遺伝子情報に基づくがんゲノム医療まで、エビデンスに基づく「意味のある治療」とはどのようなものか。2人に1人がかかり、「国民病」ともいえるがんと折り合いをつけて生きるために、必要な知識を徹底解説。

〈私〉を取り戻す哲学 (講談社現代新書)
電車の中や部屋の中、気が付けばいつもスマホをスクロールしている。本当は何が知りたいのか、自分に何が必要なのかわからないままSNSの世界に浸り続け、気が付けば自分自身を見失ってしまった――。スマホ時代の過剰な繋がりによって失われた〈私〉を私たちはどうやって取り戻すのか。気鋭の哲学者による現代を生き抜くための思考法!

古代世界の超技術〈改訂新版〉 あっと驚く「巨石文明」の智慧 (ブルーバックス)
現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」最新刊!

顔に取り憑かれた脳 (講談社現代新書)
デジタル時代の今、ネット上は過度に加工された顔であふれている。これはテクノロジーの急速な発展がもたらした、新たな現代病なのかもしれない――なぜ、人間は“理想の顔”に取り憑かれるのだろうか。そのカギとなる「脳の働き」に最新科学で迫る。そこから浮かび上がってきたのは、他者と自分をつなぐ上での顔の重要性と、それを支える脳の多様で複雑な機能の存在だった。鏡に映る「自分の顔」が持つ、新たな意味にあなたは驚くかもしれない。

古代アメリカ文明 マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像 (講談社現代新書)
マヤのピラミッド、ナスカの地上絵、マチュピチュの祭祀、湖上都市テノチティトラン。最新知見から実像を描き、文明の見方を覆す!

子どもの脳の育て方 AI時代を生き抜く力 (講談社+α新書)
人工知能研究者がかつて息子で実践したリーズナブルな子育ては、じつは、これからのAI時代に望まれる人間像に合った「自己充足度の高い脳」づくりに最適だった! いわゆる「人の言うことを聞く、いい子」ではなく、好奇心と意欲が旺盛で穏やかで温かい。おっとりしているが決断は早い。集中力があり、質問力が高い。そんな「しあわせ脳」をつくるには? 2006年に刊行し話題をよんだ『「しあわせ脳」に育てよう!』を大幅にアップデート。これからの子育てへのヒントだけではなく、自分の脳のメンテナンスにも最適!

俺たちはどう生きるか 現代ヤクザのカネ、女、辞め時 (講談社+α新書)
「それでもヤクザになりたいという若い入門希望者は少なからずいる。警察から目を付けられるから、最近はあえて盃を与えず組員と同じ扱いにしているんだ」。警察の徹底した締め付けによって、車を買うことも、ゴルフをすることも、自分名義のスマホを持つことさえ許されない現代ヤクザ。それでも覚醒剤、闇カジノ、風俗店など「シノギ」の道が途絶えることはない。現実に、ここ数年暴力団員数の減少は止まり、増減なく横ばいになっている。ヤクザ取材歴25年以上、暴力団組員、幹部、組長に取材を重ね、業界にパイプと人脈を持つ筆者が聞き出した肉声と本音。暴力団組員は、実はその多くが国民健康保険に加入し、抗争でケガをしたときも、保険証を提示して治療を受けている。また、ストーカーになった元組長、気に入った女性をホストクラブに連れていく理由、組長の妻と愛人の生態など、現代ヤクザのリアルに迫る。誰もが知りたい以下の疑問に答える必読の一冊。

読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化 (講談社学術文庫)
日本人はなぜ、いつ、「読者」になったのか? そして何を、どのように、読んできたのか? 出版資本と鉄道による中央活字メディアの全国流通、旅行読者の全国移動、新聞縦覧所と図書館という読書装置の全国普及――官・民による、これら三つの全国的要素の融合から、明治期に活字メディアを日常的に読む習慣を身につけた国民、すなわち「読書国民」が誕生してくる過程を、出版文化研究の第一人者が活写。私たちの読書生活の起源がここにある!

1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話
クローゼットに収納術はいりません。「クローゼット=本当の自分」にできれば、勝手に整うものだから。ただ、自分の心地よさに従うこと。本来の自分を生きるという覚悟を決めること。捨てられずに人生を詰まらせているものに向き合い、手放していけたとき、人生はすごい速さで、自分でも思いがけない方向に進んでいきます。1000枚の服を溜め込んだファッション雑誌編集者の、人生を変えた「服捨て」体験と、誰でもできるその方法を伝えます。

薬も減塩もいらない 1日1分で血圧は下がる! (講談社+α新書)
血圧を下げるには、薬を飲むか、減塩するしかない……そう思っている方がほとんどでしょう。でも実は多くの場合、血圧は簡単な体操だけで下がるんです! 血圧が高くなる大きな原因のひとつに、血管が硬くなることがあげられます。そこで最近注目されているのが、血管を柔らかくする物質NO(一酸化窒素)です。NOにその働きがあることを発見した研究は、1998年にノーベル医学・生理学賞を受賞しています。このNOの分泌を効率よく増やす体操を、薬剤師/薬学研究者で予防医学の第一人者である著者が考案。年齢、体力を問わず誰にでもできる簡単な体操を、本書で公開します!

1日3分! 血圧と血糖値を下げたいなら血管を鍛えなさい (講談社+α新書)
【1日3分のシンプルな体操でOK!】健康本ベストセラー連発の著者が教える「血管トレーニング」で、血圧と血糖値を下げる! 「スーパーマン体操」→「スケート運動」→「ストレッチ」の3ステップ!

ダーウィンの呪い (講談社現代新書)
ダーウィンを祖とする進化学は、ゲノム科学の進歩と相まって、生物とその進化の理解に多大な貢献した。一方で、ダーウィンが提唱した「進化論」は自然科学に革命を起こすにとどまらず、政治・経済・文化・社会・思想に多大な影響をもたらした。そして、悲劇的なことに、進化論を曲解した彼の後継者たちが「優生思想」という怪物を生み出した。〈一流の進化学者〉たちによって権威づけられた優生学は、欧米の科学者や文化人、政治家を魅了し、ついにはナチスの反ユダヤ思想とつながり「ホロコースト」という悲劇を生み出すことになる。第一線の進化学者の進化学の歴史に詳しい著者は、ダーウィンが独創した進化論は、期せずして3つの「呪い」を生み出したと分析する。「進歩せよ」を意味する〈進化せよ〉、「生き残りたければ、努力して闘いに勝て」を意味する〈生存闘争と適者生存〉、そして「この規範は人間社会も支配する自然の法則だから、不満を言ったり逆らったりしても無駄だ」を意味する、〈ダーウィンもそう言っている〉である。順に、「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」である。

免疫「超」入門 「がん」「老化」「脳」のカギも握る、すごいシステム (ブルーバックス)
パンデミックによって感染症や免疫に関する情報を目にすることが多くなり、私たちの知識も増えたように見える。ただ、そこで出てきた情報は、曖昧なものや誤った情報、感情的なものなどもあり、玉石混淆ともいえる。本書ではあらためて、ウイルスなどの病原体がどのように感染を起こし、免疫がどのように働くのか、その複雑なしくみを、基本から正しくわかりやすく解説する。また、身体を守るための免疫が、アレルギーの原因となるなど、ときには自分に攻撃的にもなるメカニズムについて解説。免疫が低い場合についてはもちろん、過剰な場合の脅威にも触れる。後半では、さまざまな病気との関連、特にがんとの関係について、期待される免疫療法を軸に展開する。さらに、免疫は、老化と脳にも深く関わっているという研究が進んでおり、今後の医療への応用も期待できる。認知症や脳梗塞などを、免疫という視点からひもといていく。

地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学 (ブルーバックス)
風、雲、雨、雪、台風、寒波……。日々変わる天気は、「大気の大循環」と呼ばれる地球規模の巨大な循環システムの、極めてミクロな表現でしかありません。「大気の大循環」は赤道付近に大量に供給された太陽エネルギーが、対流や波動によって高緯度に供給される大気のシステムで、大気の誕生以来、営々と続いている地球規模の現象です。大気の大循環によって地球上のそれぞれの地域の気象・気候が決定され、さらに、砂漠や森林、ステップやサバンナといった地上の状態も大気の大循環の結果として形成されます。ですから、気象に興味がある人なら、是非とも理解しておきたい気象学の基礎でもあります。本書では、大気の大循環を構成する偏西風、貿易風、偏西風波動、ブロッキング高気圧、さらには低緯度から高緯度への巨大な流れであるハドレー循環、フェレル循環、極循環、ロスビー波などを解説するとともに、大気の大循環に最も大きな影響を与えている「コリオリの力」を、高校生でも納得できる形で解説します。

老いと創造 朦朧人生相談 (講談社現代新書)
異次元なのに腑に落ちる、唯一無二の人生相談! 「定年後、居場所がなくなるのが不安です」「子どもの頃から死ぬのが怖いのですが」「友だちは必要ですか?」「絵の見方が分かりません」……などの質問に、文と絵で回答。横尾忠則の人生観をあらわす50作品をオールカラーで収録!

謎とき 世界の宗教・神話 (講談社現代新書)
歴史を学ぶにも、現代を考えるにも、これだけはおさえておきたい知識がゼロからわかる! 「聖書」、ゾロアスター教、北欧神話、『論語』……個性豊かな12人の専門家に、古市憲寿が読者に代わって理解の「ツボ」を聞いた! 各宗教・神話の基礎がわかる解説マンガ付き!

現役弁護士作家がネコと解説 にゃんこ刑法
法律の世界を学ぶことは、社会を俯瞰してものを見ることができたり、論理的・合理的な考え方を学ぶことができます。数ある法律の中でも、憲法や民法と並んで、もっとも目にする機会の多い「刑法」。刑事ドラマや、小説の中でもおなじみの刑法を、なんと「可愛いネコ」を使って学んでしまおうという、そんな本が誕生しました。名付けて「にゃんこ刑法」!! 著者は、現役弁護士作家で、デビュー作『法廷遊戯』が映画化された五十嵐律人。そして、さまざまな事件を起こす可愛い「ネコ」たちを描いたのは、これまたベストセラー『100万回死んだねこ覚え違いタイトル集』のイラストを担当した多田玲子。ユルカワだけど、中身は本格派。難しい法律の世界がスイスイと頭に入ってくるので不思議です。

デパートの誕生 (講談社学術文庫)
劇場のように華やかな装飾。高い天窓からふり注ぐ陽光。シルクハットで通勤するしゃれた従業員。乗合馬車で訪れる客を待つのは、欲望に火を付ける巨大スペクタクル空間! 帽子職人の息子アリステッド・ブシコー(1810-1877)と妻マルグリットが、様々な施アイデアで世界一のデパート「ボン・マルシェ」を育て上げた詳細な歴史を、当時を描く仏文学作品や、19世紀初頭のデパート商品目録など稀少な古書から丹念に採取。パリの世相や文化が、いかに資本主義と結びつき、人々の消費行動を変えていったのか、仏文学者にして古書マニア、デーパート愛好家の著者だから描けた、痛快・ユニークなパリ社会史!

怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ
「みんな、井上と闘うなら今しかない。来年、再来年になったらもっと化け物になる。歯が立たなくなるぞ」。2013年4月、井上尚弥のプロ3戦目の相手を務めた佐野友樹はそう叫んだ。それからわずか1年半、世界王座を計27度防衛し続けてきたアルゼンチンの英雄オマール・ナルバエスは、プロアマ通じて150戦目で初めてダウンを喫し2ラウンドで敗れた。「井上と私の間に大きな差を感じたんだよ……」。2016年、井上戦を決意した元世界王者・河野公平の妻は「井上君だけはやめて!」と夫に懇願した。WBSS決勝でフルラウンドの死闘の末に敗れたドネアは「次は勝てる」と言って臨んだ3年後の再戦で、2ラウンドKOされて散った。バンタム級で史上初となる4団体統一を果たし、スーパーバンタム級初戦となったスティーブン・フルトン戦で2団体のベルトを獲得。進化し続ける「モンスター」の歩みを、拳を交えたボクサーたちが自らの人生を振り返りながら語る。強く、儚く、真っ直ぐな男たちが織りなす圧巻のスポーツノンフィクション。

笑いのある世界に生まれたということ (講談社+α新書)
なぜ人間だけがお金を払ってまで笑うのか?「いじり」と「いじめ」はどこが違うのか?笑いとリテラシーはどう関係しているのか?「地アタマが良い」とはどういうことか? 「なぜ、私たちは笑いを必要とするのか」を大テーマにくり広げられる異色対談。兼近さんが見た、お笑い界のレジェンドたちがくり出すテクニックは、人間の奥底にある心理を刺激する方法だと中野さんは言います。お笑い芸人のコミュニケーション力や、芸人が「おいしい」と思う状況、上手なリアクションを理解すれば、仕事はもちろん人間関係を豊かにしてくれることでしょう。

人はどう老いるのか (講談社現代新書)
下手に老いて苦しんでいる人は、だいたい油断している人です。浮かれた情報に乗せられ、現実を見ずに明るく気楽で前向きな言葉を信じた人たちです。上手に老いて穏やかにすごしている人は、ある種の達観を抱いています。決していつまでも元気を目指して頑張っている人ではありません。いつまでも元気にこだわると、いずれ敗北の憂き目を見るのは明らかです。老いれば機能が劣化する分、あくせくすることが減ります。あくせくしても仕方がないし、それで得られることもたいしたものではないとわかりますから。そういう智恵が達観に通じるように思います。多くの高齢者に接してきて、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見ていると、初体験の「老い」を失敗しない方法はあるような気がします。それをみなさんといっしょに見ていきたいと思います。

世界史の中の戦国大名 (講談社現代新書)
ポルトガルインド総督に使節を派遣した大友氏。アユタヤ国王との接触を図る松浦氏。カンボジアとの「国交」樹立を目論む島津氏。さらには天正遣欧使節や伊達政宗による慶長遣欧使節。あるいは、その本拠地で花開いた国際色豊かな「コスモポリタンシティー」ーー国の「王」として、狭い冊封体制の枠組みを越え、東南アジアから南アジアへ、そしてヨーロッパへと、対外活動を地球を俯瞰する広範囲へと拡大してゆく戦国大名たち。日本史の文脈を越え、世界史のコンテクストの中から見えてくる、戦国大名のこれまでとはまったく異なった新たな姿を提示する。

カラー図説 生命の大進化40億年史 新生代編 哺乳類の時代−−多様化、氷河の時代、そして人類の誕生 (ブルーバックス)
40億年にわたる生命の進化史を綴る全3巻にわたる好調企画の三冊目、新生代編です。白亜紀末の大量絶滅により恐竜がいなくなった後に繁栄した哺乳類の多様化と進化を中心に、さまざまな分類群の特徴的な種を取り上げながら、豊富な化石写真と復元画とともに解説していきます。本書では、三つの時代を、哺乳類をはじめとした様々なグループ、約100種の生き物を紹介しながら概観していきます。

自転車に乗る前に読む本 生理学データで読み解く「身体と自転車の科学」 (ブルーバックス)
キーワードは”疲れない”! 通勤・通学・買い物を「自転車」にかえるだけでいいんです! もちろん軽快車(ママチャリ)や電動アシスト付き自転車でも、体は変わります! 中年期から始まる筋力低下。そしてメタボリックシンドロームに起因する「糖尿病」「肥満」「循環器系のトラブル」……。体質を改善しながら、筋力を鍛えるための最高のアイテム「自転車」。その乗り方のコツや体への影響を、運動生理学の専門家が、さまざまなデータとともにより運動効果を高めるための自転車の乗り方のコツ、そして体質を改善するための自転車活用の目安をレクチャーします。

高学歴難民 (講談社現代新書)
学歴があれば「勝ち組」なのか? 月10万円の困窮生活、振り込め詐欺や万引きに手を染める、博士課程中退で借金1000万円、ロースクールを経て「ヒモ」に、日本に馴染めない帰国子女、教育費2000万円かけたのに無職……「こんなはずではなかった」。誰にも言えない悲惨な実態!

ガウスの黄金定理 平方剰余の相互法則で語る数論の世界 (ブルーバックス)
オイラーが発見し、ガウスが証明した、2つの素数をめぐるおどろきの法則=「黄金定理」は、どこがどうすごいのか? 予備知識ゼロから理解できる!

眠れない夜の恋愛処方箋
著書累計30万部突破! 恋愛や婚活に悩めるたくさんの女性を”ど本命婚”を導いた、大人気恋愛コラムニスト・神崎メリが初めて書き下ろす、珠玉の格言集。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説と実像と (講談社学術文庫)
「天才」と呼んだ瞬間に見えなくなる、本当のすごさがわかる! 絵画・彫刻・建築・土木・軍事……多岐にわたるその仕事は、しかしほとんどが未完に終わった。彼が生きた同時代において、その名声はかならずしも高いものではなかった。後世にも驚異をもたらすその着想は、実は彼一人の独創ではなく、先達の知見を踏まえてのものだった。では「天才」というのはまったくの虚像だったのか? いや、そうではない。現代の美術史研究による精緻な分析によって、まったくあらたな、一人の類い希なる表現者の姿が立ち上がる! 「フレスコ画を描かない画家」だったということにはじまり、ルネサンス期のイタリア各地を転々とする、苦闘と挫折に満ちた創作の人生を追いながら、神格化されたレオナルド像の向こうにある、真価を見いだそうとする試み。夢想家〈ファンタジスタ〉レオナルド・ダ・ヴィンチの実像をたずねる、スリリングで発見に満ちた探究の美術史!

さだまさしが聞きたかった、「人生の達人」タキ姐のすべて
さだまさしが、長年敬愛してやまない「タキ姐」こと加藤タキに、聞いてみたかったことをすべて聞いてみた。日本を代表する社会運動家・女性初の代議士として活躍した母・シヅエの娘として生まれ、ショービジネス黎明期の1970-80年代の日本でアーティスト・コーディネーターという職業を自ら切り拓き、オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレンをはじめ世界的な大物アーティストたちと個人的親交を結び、さらに78歳のいまも、淡々と飄々と、そして凛として生きる。そんな彼女が伝えるとらわれず自由に生きるヒント。

続 窓ぎわのトットちゃん
国民的ベストセラー、42年ぶり、待望の続編! 国内で800万部、全世界で2500万部を突破した『窓ぎわのトットちゃん』。世界中で愛されている、あのトットちゃんが帰ってくる! 泣いたり、笑ったり……トットの青春記。

週刊現代別冊 藤井聡太を見たか。 前人未到の領域へ
巻頭グラビア 地元・瀬戸から名古屋、大阪まで 藤井聡太 大志の道を辿る

「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義 (講談社+α新書)
衝撃の数理モデル「資本主義が続く限り、人口はゼロになる」。なぜ少子化対策は失敗するのか? 人口減の根本にあるメカニズムは何か? まったく新しい着眼が拓く、日本再生の道!

紫式部と藤原道長 (講談社現代新書)
『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった! 無官で貧しい学者の娘が、なぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか? 後宮で、道長が紫式部に期待したこととは? 古記録で読み解く、平安時代のリアル

大人のための生物学の教科書 最新の知識を本質的に理解する (ブルーバックス)
本書は、生物学の基本から最新の話題まで、網羅的に解説した入門書で、図版も多く、基本を知りたい人、学び直しをしたい人に最適なつくりになっています。「受験をするわけではないし、中学レベルまでは理解しているけど、その先が知りたい」「最新のニュースを理解するために基本を知りたい」「教科書よりも堅苦しくなく、おもしろく学びたい」という読者のニーズに応えた、画期的な一冊!

思考の方法学 (講談社現代新書)
文系・理系は関係ない。まずは、モデルを考えよう! 日常生活から学問、ビジネスの現場まで、論理的な思考を支える「モデル分析」の作法。

日本の歪み (講談社現代新書)
この社会の居心地の悪さは、どこからきたのか? 明治維新と敗戦、憲法、天皇、経済停滞、少子化、巨大地震…「考えたくなかった」。戦後日本の論点を徹底討論!

テンプレート式 理系の英語論文術 国際ジャーナルに学ぶ 伝わる論文の書き方 (ブルーバックス)
論文を英語で書くことになった。何から手をつけよう。日本語で書いてから英訳するか、英語で直接書くか。精度が高まったといわれる人工知能(AI)を使った機械翻訳で英語に翻訳しようかとも考えるが、出力結果が正しいかどうか判断しづらい。本書は、このような悩みを抱える理系研究者を対象としています。ネイティブ話者にひけをとらず、かつネイティブにも非ネイティブにも伝わりやすい英語論文の書き方を、「アブストラクト」と「タイトル」に焦点をあてて解説しており、非ネイティブの英語話者が、国際ジャーナルに論文を投稿するのに必要な英文ライティングスキルを最短で習得することを目的としています。(まえがきより)

大量絶滅はなぜ起きるのか 生命を脅かす地球の異変 (ブルーバックス)
2億150万年前(三畳紀末期)の地球で、陸も海も関係なく、80%もの生物種が一斉に消えた。世界中の地層に記録されたその大事件を「三畳紀末大量絶滅」という。このとき、いったい何が起きたのか? 気鋭の地質学者が、まったく新しい「絶滅論」を提唱する。

技術の哲学 古代ギリシャから現代まで (講談社学術文庫)
「技術とは何か?」「技術といかに付き合うか?」ーー古代ギリシャからキリスト教的中世を経て、近代の科学革命、そして現代の最新テクノロジーーー生殖技術、原発、AI……ーーに至るまで、人類数千年の足跡を具体的な事象をベースに辿りながら、普遍かつ喫緊の問題の解答へと迫る、泰斗による決定版・入門書! 不確実で危険に満ちたこの世界を生き延びるための哲学が、ここにある!

はじめての人類学 (講談社現代新書)
「人間の生」とは一体何なのか。今から100年前、人類学者たちはその答えを知ろうとしてフィールドワークに飛び出した。マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドという4人の最重要人物から浮かび上がる、人類学者たちの足跡とは。これを読めば人類学の真髄が掴める、いままでなかった新しい入門書!

いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい (講談社+α新書)
堀江貴文氏推薦! 累計20万部の前作から5年、この間、中小企業の後継者不足問題を解消したい国の後押しもあり、サラリーマンが会社を買う環境は格段に整った。新たにできた公的支援制度を利用して1円も出さすに町工場を買って経営を立て直したサラリーマン、副業としてパーソナルジムを買ったサラリーマンなど、数々の成功例も登場している。しかし、こうした買い手市場はいつまでも続かない。いい会社を安く手に入れ、老後資金を盤石にするには「いますぐ」動き出すしかない。サラリーマンが最短距離で資本家になる方法を教えよう。

重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか (ブルーバックス)
「質量」と「重さ」の違いとは? 素朴な問いから「物理学最大の難問」まで一気読み! 自然界を支配する4つの力の中で、最も身近で最弱の力。この宇宙に現在の構造をもたらした最大の貢献者でありながら、なぜか「標準模型」に含まれない異端児。そして、その発生源である質量が重力を生み出す理由は不明のまま──。「ニュートンが考えた重力」と「アインシュタインが考えた重力」はどう違う? 「重力と加速度が等しい」とはどういうことか? 「見えない質量」=ダークマターを見る方法は? 万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす!

首都防衛 (講談社現代新書)
首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火……。過去にも一度起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか? 命を守るために、いま何をやるべきか? 最新データや数々の専門家の知見から明らかになった、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」とは――。

テロルの昭和史 (講談社現代新書)
青年たちの「義挙」に民衆は拍手したーー。血盟団事件、五・一五事件、神兵隊事件、死なう団事件、そして二・二六事件……。なぜ暴力は連鎖し、破局へと至ったのか? 昭和史研究の第一人者による「現代への警世」。

中流危機 (講談社現代新書)
かつて「一億総中流社会」と言われた日本。戦後、日本の経済成長を支えたのは、企業で猛烈に働き、消費意欲も旺盛な中間層の人たちだった。しかし、バブル崩壊から30年が経ったいま、その形は大きく崩れている。2022年7月内閣府が発表したデータでは、1994年に日本の所得中間層の505万円だった中央値が2019年には374万円と、25年間で実に約130万円も減少した。もはや日本はかつてのような「豊かな国」ではなく先進国の平均以下の国になってしまった。なぜ日本の中流階層は急激に貧しくなってしまったのか。「中流危機」ともいえる閉塞環境を打ち破るために、国、企業、労働者は何ができるのか。その処方箋を探った。

池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力 (講談社+α新書)
「生成AIに勝てるヒトの強みとは?」「過去のデータが大事というけれど?」「悩んでいる友人のために何ができる?」「どうすれば部下がやる気を出すだろう?」――。トップアスリートになる夢も、生成AIにない発想力も、他者への共感力だって「想像力」が原点。「世界価値観調査」では、日本人が子どもに身につけさせたい性質として「想像力・創作力」を挙げ、比較した77ヵ国中でも上位です。「生成AIに負けない人材か」が問われる時代というだけでなく、想像力は、働き方、生き方を変える原動力。池上先生は、「タテの想像力」と「ヨコの想像力」とし、学校や職場で教えてくれない想像力の伸ばし方を具体的に伝えます。

最強の漫才 東大と吉本が本気で「お笑いの謎」に迫ってみた
理論派の芸人たちが語る「漫才の秘密」。研究のプロたちが解き明かそうとする「漫才の構造」。漫才は技術か? アートなのか? お笑いファンから芸人志望者まで必読の、新しい「漫才論」。この1冊で、「M-1グランプリ」応援がますます楽しくなる!!

名医が答える! 不眠 睡眠障害 治療大全 (健康ライブラリー)
本書ではQ&A方式で睡眠に関するさまざまな悩みや疑問にお答えしながら、睡眠の重要性と、眠りの質・量を改善する方法を解説しています。睡眠のメカニズムをはじめ、不眠症を含む睡眠障害とはいったいどういう病気なのか、理解が深まります。

The アプローチ スコアを20打縮める「残り50ヤード」からの技術 (講談社+α新書)
タイガー、マキロイ、ミケルソンも体現した欧米式ショートゲームで80台を目指せ! グリーン周りをスマートに切り抜けてスコアを20打確実に縮める欧米式の技術。50ヤード以内がストレスフリーでショットも安定!

「山上徹也」とは何者だったのか (講談社+α新書)
安倍元首相暗殺から1年、統一教会と政界、そして山上徹也容疑者の実像を追い続けた著者だから書ける事件の深層とは!

図解・気象学入門 改訂版 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図 (ブルーバックス)
数十トンもある雲が落ちてこないのはなぜ? 雨粒はどのようにできる? 高原は太陽に近いのになぜ涼しいの? ジェット気流って何? 高気圧や低気圧はなぜできるの? 台風はどうやって発達する? 気象にまつわる素朴な疑問から、気象と天気の複雑なしくみまで、その原理を詳しく丁寧に解説。「しくみがわかる」を重視した入門書です。気象用語の多くを網羅し、気象予報士を目指すスタートにも最適です。

計算力を強くする 完全版 視点を変えれば、解き方が「見える」 (ブルーバックス)
難しい計算問題も、「視点」を変えれば解き方が見え、頭の中でスラスラ解ける! 日常生活から人生大一番の受験、はたまた商談などのビジネスシーンまで、他と差をつける「計算力」を手に入れよう。的確な判断力や先を読む力も身につくベストセラー「計算力を強くする」シリーズの完全版!

宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在 (ブルーバックス)
宇宙に「命の星」はいくつあるか? 宇宙物理学者が、この宇宙における「生命の発生確率」を真剣に考えると――。これまでも生命の発生については、「ミラーの実験」や「ドレイクの式」など、さまざまにそのアプローチが提唱されてきました。それではビッグバン理論、インフレーション理論などの最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのでしょうか? 2023年4月17日、木星氷衛星探査計画ガニメデ周回衛星「JUICE」が打ち上げられました。日進月歩で進展していく宇宙探査・理論をもとに考える「生命」とはなにか? 本作のもとになるものは、2021年、2023年に同著者より発表され、世界的にも大きな話題となった論文です。なぜ、われわれは存在するのか?われわれは孤独なのか?――その究極の問いに迫る!

「中田敦彦の妻」になってわかった、自分らしい生き方
福田萌さんが、「妻に合わせる気が全くない“ジェット機型走者”」の夫・中田敦彦さんとの激動の人生、ジェットコースターのような毎日を語る、FRaUwebの人気エッセイ連載をまとめた1冊。

特捜検察の正体 (講談社現代新書)
村木厚子、角川歴彦、小沢一郎、カルロス・ゴーン、堀江貴文、鈴木宗男らの弁護を担当した、検察が最も恐れる「無罪請負人」が、冤罪を生み出す日本最強の捜査機関の「危険な手口」を詳細に解説する。

今を生きる思想 ジャン=ジャック・ルソー 「いま、ここ」を問いなおす (講談社現代新書)
シリーズ「今を生きる思想」。人民主権、近代民主主義の提唱者とされる思想家・ルソー。そのラディカルな思考は近代の枠組みに大きな影響を与えた。民主主義が機能不全に陥り、私たちの社会は閉塞感に覆われている。行き詰まった近代社会を問い直すには、近代を準備した異端の思想家・ルソーに今こそ立ち返るべきだ。『社会契約論』『人間不平等起源論』『エミール』『告白』……。ジャンルを横断して刺激的な論考を残したルソー、そのラディカルな思想の核心。

教養としてのエントロピーの法則 私たちの生き方、社会そして宇宙を支配する「別格」の法則
なぜ、経済が成長すると格差が広がるのか? なぜ、SDGsはうまくいかないのか? なぜ、温暖化が大きな問題なのか? その答えは「エントロピー増大の法則」を知ればわかる。今日の情報科学の発展にも寄与した法則を理解するための最適の教科書。

能力はどのように遺伝するのか 「生まれつき」と「努力」のあいだ (ブルーバックス)
能力は遺伝するのか。そもそも「能力」とは何か。そして「遺伝」とは何だろうか。実はわからないことだらけの領域を第一人者が解説!

なぜヒトだけが老いるのか (講談社現代新書)
人間以外の生物は、老いずに死ぬ。ヒトだけが獲得した「長い老後」には重要な意味があったーー。生物学で捉えると、「老い」の常識が覆る!

ハイデガーの哲学 『存在と時間』から後期の思索まで (講談社現代新書)
「20世紀最大の哲学者」ハイデガーが生涯を賭けて問い続けた「存在への問い」とはどのような「問い」だったのか? 変容し続ける思索の跡を丹念にたどり、その最後にたどり着いた境地に迫る。また、近年「黒ノート事件」によってスキャンダルを巻き起こした悪名高い「ナチス加担」がいかなる哲学的見地からなされ、そしていかなる理由からナチス批判に転じたのかについても徹底的に解明する。「道であって作品ではない」――ハイデガー哲学の魅力と魔力を余すところなく捉えた力作。

最新図解 船の科学 基本原理からSDGs時代の技術まで (ブルーバックス)
古代から人の生活を支え、文明の発展に寄与してきた「船」。世界が一つにつながっている現在、航空機をはるかにしのぐ運搬力をもつ船の役割は増しています。船の歴史から、船の構造、動力、エネルギーなどあらゆる話題を豊富な図版と共に解説。これ一冊で、船に関するすべてがわかります。SDGs時代に、省エネルギーの交通機関である船はこれからどうなっていくのか? 地球環境と共存する重要インフラである「船」の最新情報がわかると共に、船が開く未来が見えてくる!

未完の天才 南方熊楠 (講談社現代新書)
なぜ熊楠は完成を嫌ったのか? 驚くべき才能を多方面に発揮しながら、その仕事のほとんどが未完に終わった南方熊楠。最新の研究成果や新発見資料をとりあげながら、熊楠の生涯を辿り、その「天才性」と「未完性」の謎に迫る!

帝国と宗教 (講談社現代新書)
ローマ帝国やオスマン帝国、中華帝国やモンゴル帝国にいたるまで、世界の歴史は帝国興亡の軌跡に他ならない。そしてそれは東西の宗教が歩んできた道のりとも重なっている。帝国は領土拡大のため宗教を利用し、宗教は信者獲得のため帝国を利用してきた。「帝国と宗教」という視点から世界史を捉え直す、歴史ファン必読の一冊!

出世と恋愛 近代文学で読む男と女 (講談社現代新書)
日本の近代文学の主人公である青年たちは、恋を告白できず片思いで終わるケースが多い。たまに恋が成就しても、ヒロインは難病や事故などで、なぜか死ぬのだ。日本の男性作家には恋愛、あるいは大人の女性を書く力がないのではと著者は喝破する。たかが文学の話ではないかと思うなかれ、近代文学が我が国ニッポンの精神風土に落としている影は思いのほか深い。明治期の立身出世物語が青年たちの思想に与えた時代背景は見逃せない。同時に戦争が文学に与えた強い影響も。しかし夏目漱石『三四郎』から20年、女性作家の宮本百合子『伸子』で、「新しい女性」が恋愛や結婚に縛られない「生きる価値」を見つける時代が近代にも到来する。男女ともに時代の変遷とともに成長するのだ。近代文学で描かれた男女の生き方は、現代日本の「人生の成功と恋愛」にかける人々の思いを読み解く大いなる鍵となる。

妖怪学とは何か 井上円了精選 (講談社学術文庫)
妖怪博士の妖怪退治!! 「コックリ」「天狗」「狐憑き」から、「妖怪屋敷」「西瓜(スイカ)の幽霊」「経を誦(よ)む古木」まで、全国の妖怪事象を蒐集しつつ、御一新の世になお蔓延る迷信を一網打尽にせんとした奇特な哲学者を突き動かしたものとは一体何だったのか? 「妖怪学講義録」「おばけの正体」など、妖怪学の創始者・井上円了の精華をオリジナルに厳選した、決定版アンソロジー。

人間非機械論 サイバネティクスが開く未来 (講談社選書メチエ)
近年では、人間の知性を超えるAIが大真面目に考えられている。チェスや将棋のAIが人間を圧倒するだけではなく、将来は、様々な分野で機械が人間にとって代わるかもしれない。実は、このAIの源流にあるのが、コンピューターの父フォン・ノイマンの影響のもと、二〇世紀の知的世界を席巻し、認知科学やSFに影響を与えた科学、サイバネティクスである。しかし、その起源には、現代科学と相反する思想が胚胎していた――。サイバネティクスの創始者ノーバート・ウィーナーの思想から、その歴史を現代までたどり直し、徹底することで、不確かな世界を生き延びるための生命の科学を立ち上げる。情報・生命・社会の未来を読み解くための、革新的な科学論!

ゲーム理論の〈裏口〉入門 ボードゲームで学ぶ戦略的思考法 (KS科学一般書)
じゃんけん、将棋、囲碁、麻雀、〇×ゲーム、カウントゲーム、テキサスホールデム、カタン、インカの黄金、コリドール、カルカソンヌ、キャントストップ etc……著名なボードゲームを題材にゲーム理論を学ぶ、かつてない入門書! 構造を看破すれば、複雑な問題もシンプルになる。万人の力になる思考法をあなたに!

ナルコスの戦後史 ドラッグが繋ぐ金と暴力の世界地図 (講談社+α新書)
日本のヤクザの資金源・シャブの韓国、台湾ルート、最凶地帯メキシコ・コロンビア、最大の生産地ゴールデン・トライアングルとアフガニスタン(ゴールデン・クレセント)、そして浸食される「病める巨大マーケット」アメリカーー。禁断の世界麻薬マーケットの暗部と、世界の反社がどうつながっているのか? 伝説のマトリだから書ける「人類、欲望の裏面史」!

日本の死角 (講談社現代新書)
いま日本はどんな国なのか? 私たちはどんな時代を生きているのか? 意外と見えていなかった「日本の謎と論点」

思い出せない脳 (講談社現代新書)
頭の中には「ある」のに、なぜ出てこない? 最新脳科学が明かす「記憶のミステリー」。「記憶を食べる」脳細胞とは? 驚きの記憶研究最前線!

時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙 (ブルーバックス)
世界的ベストセラー『エレガントな宇宙』著者の最新作。なぜ物質が生まれ、生命が誕生し、私たちが存在するのか? 進化する宇宙は私たちをどこへ連れてゆくのか? ビッグバンから時空の終焉までを壮大なスケールで描き出す!

今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる (講談社現代新書100)
『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一とは何者だったのか。その民俗学の底流にある「思想」とは? 「大きな歴史」から零れ落ちる「庶民の歴史」。日本列島のすみずみまで歩き、聞き集めた小さな歴史の束から、世間や民主主義、多様な価値、さらには「日本」という国のかたちをも問いなおす。傍流として、主流が見落としてきた無名の人びとの「語りの力」を信じて――。

和訳と英訳の両面から学ぶテクニカルライティング (KS語学専門書)
主語や動詞の選択、無生物主語の取り扱い、品詞の活用方法など、有用な翻訳技法を詳しく解説。正確、簡潔、明確に文章を書けるようになる。翻訳業務に従事する人必携の指南書。

恋愛の授業 恋は傷つく絶好のチャンス。めざせ10連敗! (講談社選書メチエ)
「恋愛学」と学生の間で呼ばれた都立大学の人気授業を書籍化! 恋愛に正解はない――だからそれは自分や他人について考える絶好の機会になる。オペラ、文学、哲学、映画、ドラマなど多彩な素材から繰り出される問いの数々と、出席者の等身大の声でつくりあげられた異色にして極上の授業の報告。

政治はケンカだ! 明石市長の12年
閉塞しきった日本の政治を、たった一人で変えた市長の「闘いの記録」。議会、政党、宗教団体、市役所職員、マスコミ――周囲は敵だらけの四面楚歌権力闘争に勝ち抜く「秘策」がここにある。「冷たい社会を優しい社会に変える」10歳でそう決意して48歳で念願の明石市長になった泉房穂は、利権渦巻く政治闘争に巻き込まれる。地元財界・宗教団体と癒着する市議会、職員を抱き込み改革に抵抗する副市長、県と日教組が手を組んで牛耳る歪んだ教育制度、反対勢力のリークを垂れ流すマスコミ……。何度も挫けそうになりながら「日本一の子育て政策」を実現した改革市長を支えたのは、市民の圧倒的支持と、幼少期から身につけていた「ケンカの技法」だった。

〈絶望〉の生態学 軟弱なサルはいかにして最悪の「死神」になったか (KS科学一般書)
人間は、意図せず大量絶滅を引き起こそうとしている。その絶望的状況が明らかになってきた。生物多様性の喪失と大量絶滅の先に、希望はあるか? 絶望的な未来を回避する術はあるか?――その答えは生態学が教えてくれる。

齋藤孝の大人の教養図鑑
齋藤孝氏が提案する「新時代の教養」! 200枚以上の写真、図版と300以上の問いから構成され、視覚とテキストの両面から読者に訴えかける、新しいスタイルの図鑑です。すべてのトピックは相互につながりを持ち、「プラトンといえば、アリストテレス」「アリストテレスといえば、アレキサンダー大王」、「葛飾北斎といえば、ジャポニズム」「ジャポニズムといえば、ゴッホ」というように、トピックからトピックを連想しながら読み進むことができ、いつの間にか多様なジャンルの様々な知識を学ぶことができます。美術、文学、歴史、人類学、科学、21世紀の最新情報まで、様々なジャンルを縦横無尽に横断する盛りだくさんの教養図鑑です!

ダイエットに 免疫力アップに 疲労回復に! こう食べれば身体が変わる アミノ酸食事術 (講談社の実用BOOK)
人間の身体はたった20種類のアミノ酸でできています。この20種類のアミノ酸の組み合わせによって、髪の毛や皮膚、筋肉や血液などが作られます。また、その組み合わせ方が、人それぞれの遺伝子によって決まります。20種類のアミノ酸の「単独での働き」や「組み合わされたもの」が、体のどのようなところで使われ、役に立っているのでしょうか。どの食品や食材を食べれば、アミノ酸の働きで、脂肪を燃焼しやすくなったり、免疫力がついたり、筋肉がついたり、慢性的な疲労がとれやすくなったりするのでしょうか。本書では、わかりやすく説明し、具体的な食事のメニューも掲載しました。本書を手に取った方が、アミノ酸の多彩な機能やその摂取法などの知識を得て、生活をより豊かにしていただければ幸いです。(「はじめに」より)

「80歳の壁」を越えたければ足の親指を鍛えなさい (講談社+α新書)
80代、90代になってもきれいな姿勢を保ち、元気に動ける身体を維持するたったひとつの方法、それは足の親指を鍛えること。一日数分のエクササイズで効果抜群。さらに日常の生活の中でもできる簡単な方法も公開。

自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか (ブルーバックス)
「心身の不調は自律神経が原因かもしれない」「自律神経のバランスが乱れている」などとよく耳にします。そもそも、自律神経とはどのような神経なのでしょうか? 簡単に言えば「内臓の働きを調整している神経」。全身の臓器とつながり、身体の内部環境を守っています。自律神経に関わる歴史的な研究を辿りながら、交感神経・副交感神経の仕組みや新たに発見された「第三の自律神経」の働きまで、丁寧に解説していきます。

今を生きる思想 西田幾多郎 分断された世界を乗り越える (講談社現代新書100)
電子メディアの発達に貧富の差の拡大、戦争によって世界中で分断が起きている現代において、「私」と「あなた」はどう繋がることができるのか。西田幾多郎の哲学から見る今を生き抜くためのヒント。

「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで (ブルーバックス)
複雑系は、科学が築きあげてきた「近代のパラダイム」を根底から覆した。人間の予想とはかけ離れた、しかし自然のなんらかの真理を表している複雑系が、科学の王道からこぼれ落ちた人々によって発見されていくさまを物語仕立てで描き、複雑系の本質を誰にもわかりやすく解き明かす!

予言者の研究 (講談社学術文庫)
政治は腐敗し、外交は失敗、弱者は迫害され、正義は堕落した。救いなき国に「予言者」、現わる! 急激な国力膨張、不自然な繁栄の反動で社会が歪み、傾国の途についた紀元前九〜八世紀のイスラエル。抗えぬ苦難の日々の中、命を賭して予言者が起ち上がる!旧約の宗教思想上、特筆すべきエリヤ、アモス、ホセア、イザヤ、ミカ、エレミヤを取り上げ、その生涯や、神・罪観を比較検証。経済・思想的に多難な今こそ手にしたい一冊。

からだの錯覚 脳と感覚が作り出す不思議な世界 (ブルーバックス)
「からだの錯覚」を通して人の身体や脳の実態に迫る、認知科学研究者である著者が、からだに起こる不思議な現象を徹底解説します。「自分」という、もっとも身近にありながら、つかみどころのないもののイメージが、脳や五感などによってどんなしくみで作られているのかが語られていくと共に、錯覚を感じるさまざまな方法も紹介。読者も簡単な方法で、不思議な錯覚の世界を体験をできるかもしれません。

泣きたい日の人生相談 (講談社現代新書)
16年から始まったクーリエ・ジャポンの人気企画「25歳からの哲学入門」から30のお悩みを厳選。先行きの見えない将来にお金の心配、仕事や人間関係のストレス、そして恋愛の苦しみ。現代を生きる人たちは様々な悩みを抱えている。もうこれ以上、どうすればいいかわからない――。そんな泣きたい日にこそ読んでもらいたい、「よく生きるための答え」。

文章作法事典 (講談社学術文庫)
「情報を鼓動とともに」「見知らぬ読者になりすます」「ばれるように嘘をつく」「望遠レンズで迫力を」「ギュッと締めて、フワッと放す」――。わかって書いたら全然違う! よい文章を書くための基本作法から、効果を高める表現技術、そして読み手への配慮や書き手の心構えまで。日本語文体・表現の泰斗が、習熟度別3段階、59項目でまとめる、実用に役立つ、「名文」作成のための究極マニュアル。

ティラノサウルス解体新書
ティラノサウルスと小林快次博士という訴求力満点の最強タッグが贈る、知的好奇心にこたえる一冊! これまで二十数種が見つかっているティラノサウルスの仲間。しかし、その全貌は複雑で、全体を解説している本や図鑑はありませんでした。本書は、これまでに発見されたティラノサウルス類のすべてを体系的に解説。ティラノサウルスは最も研究されている恐竜ではありますが、まだまだわからないことが多いのが実際のところです。たとえば「ティラノサウルスには羽毛は生えていたのか?」という一般的な問いにさえ、まだ確定した問いはないのです。一方で、ティラノサウルスの仲間は、北極に近いアラスカや日本にも生息していたことが分かっています。新たな発見があるたびに新しいことがわかり、そしてまた新たな謎が出てくるのがティラノサウルス研究なのです。

熱くなれ 稲盛和夫 魂の瞬間
あなたが知らない稲盛和夫がここにいる。最高の経営者であり、魂の求道者・稲盛和夫の人生における、情熱の瞬間。その瞬間を共有した人だけが知るエピソードの数々が、心を熱くする! 稲盛の経営哲学に“情熱”は絶対に欠かせないもの。自分の仕事に燃えるような情熱を持って取り組むことで、仕事だけでなく人生までも輝くことを、稲盛はその言葉と行動で人々に伝えてきた。本書では、稲盛の思想をあらためて紐解きながら、その熱い瞬間が切り取られた写真も紹介。また、その瞬間に立ち会った者、稲盛の熱に直に触れた者たちが、心震わせた経験を語り尽くす。

戦争の地政学 (講談社現代新書)
そもそも「地政学」とは何か? 地理的条件は世界をどう動かしてきたのか? 「そもそも」「なぜ」から根本的に問いなおし、激動世界のしくみを深く読み解く「地政学入門」の決定版! 現代人の必須教養「地政学」の二つの世界観を理解することで、17世紀ヨーロッパの国際情勢から第二次大戦前後の日本、冷戦、ロシア・ウクライナ戦争まで、約500年間に起きた戦争と激動世界の「構造を視る力」をゼロから身につける!

我が身を守る法律知識 (講談社現代新書)
この一冊で、あらゆる法的トラブルを予防できる知識が身につく! 市民、ビジネスパースン、学生、実務家、訴訟当事者・関係者必携の一冊!

今を生きる思想 福沢諭吉 最後の蘭学者 (講談社現代新書100)
一九世紀後半、西洋は近代文明のモデルである一方で、独立を阻む脅威でもあった。この文明と独立の矛盾を乗り越えるために、福沢が重視したのが学問であった。グローバル化の始まりを目撃した蘭学者の軌跡。

無限とはなんだろう 限りなく多く、大きく、遠いふしぎな世界 (ブルーバックス)
無限=∞、この究極的に不思議な概念をとらえることはできるのか? 古代哲学から、情報社会の暗号理論にまで顔を出す、奥深く、そして有用な∞に、現代数学で迫る! 数学の見方が変わる深遠な無限の世界を楽しもう!

精読 アレント『人間の条件』 (講談社選書メチエ)
ハンナ・アレント(1906-75年)の『人間の条件』(英語版1958年)は、「人間」とは何か、とどまるところを知らない科学と技術の進歩は人間をどう変化させるのか、といった課題を考える際に不可欠の書として多くの人によって手にされてきた。待望の新訳(講談社学術文庫)刊行に際し、その訳者を務めた第一人者が決定版となる解説書を完成。定評ある『精読 アレント『全体主義の起源』』(講談社選書メチエ)の姉妹篇。『人間の条件』全6章のエッセンス、その背景や可能性を徹底解説!

超・進化論 生命40億年 地球のルールに迫る
生命誕生40億年のあいだに出来上がった地球の生き物の見えざるルールが、最先端科学で次々と解明されている! 常識が180度くつがえる、生き物のネットワークや知られざる能力。なぜ、生き物はこんなに多様なのか。そこから進化の秘密も見えてくる!?

農協のフィクサー
日本の最後のサンクチュアリを「裏支配」する男のあくなき野心と反骨の半生! 障がいをバネに差別と戦った若き時代から、「京都のドン」野中広務を倒し、昭和的独裁者として1000万人組合員ににらみをきかせるその実像とは。農協にはびこる巨大なカネと権力を牛耳る「昭和的独裁者」を追った渾身ルポ!

どんがら トヨタエンジニアの反骨
会社のために働くな。「絶対に売れない、儲からない」と言われた、時代に逆らう最後のスポーツカーを、命がけで造り上げた男がいる。日本最大の自動車会社・トヨタでもがき、苦しみ、サラリーマンでありながらも夢を追い続けるエンジニアたちの、心ふるわすノンフィクション。スポーツカー「86」「スープラ」の復活を手掛けた元トヨタチーフエンジニア・多田哲哉を主人公に、技術者やその家族の苦闘と人生の喜びを描いた「週刊現代」の人気連載「ゼットの人びと」を大幅に加筆修正。これまで秘密のベールに包まれてきた、トヨタエンジニアの牙城「技術本館」内部で繰り広げられる人間模様、スポーツカー開発の詳細なプロセス、そしてトヨタを世界企業に押し上げた歴代チーフエンジニアたちの「仕事術」にも、綿密な取材で肉薄する。スポーツカーファンのみならず、人生と仕事に悩むすべての人へ贈る物語。

「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか (ブルーバックス)
うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害……多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、どのようなメカニズムで生じるのでしょうか? さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。そのしくみから、「治る病」にするための道筋まで。

データ思考入門 (講談社現代新書)
統計や数字に強くなる! 現代人必修の「データを使いこなす力」を、GoogleやSmartNewsなどで教えるエキスパートが分かりやすく解説。真実を見抜き、正確に伝えるための「データ思考」入門。参考記事:【可視化?】『データ思考入門』荻原和樹(2023年08月24日)

カラー図説 生命の大進化40億年史 中生代編 恐竜の時代ーー誕生、繁栄、そして大量絶滅 (ブルーバックス)
本書は、40億年にわたる生命の進化史を綴る全3巻企画の二冊目、中生代編です。進化の新たなステージに登場した特徴的な種を特に取り上げ、豊富な化石写真と美しいカラー復元画とともに解説していきます。中生代は、約2億5200万年前から約6600万年前まで、約1億8600万年続いた時代です。その間、一般的にも注目され人気の高い恐竜が誕生し、繁栄し、絶滅しました。恐竜が誕生した三畳紀、恐竜が巨大化し、種類を増やし、さらには空にも進出を始めたジュラ紀、さらに多様化し、多くの羽毛恐竜が現れ、大繁栄の末、巨大隕石の衝突と共に絶滅した白亜紀。本書では、これら三つの時代を、恐竜をはじめとした様々なグループ、約110種の生き物を紹介しながら概観していきます。登場する生物を追っていくだけで、生命の進化の流れが理解できる構成になっています。

同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史
政界でもメディアでも知らぬ者はいない「京都のドン」が初めて語った。没落と反抗、暴力と抗争の修羅場を経て、自民党系同和団体のトップとなった上田藤兵衞は、あらゆる差別と闘ってきた。その人生は、そのまま戦後の暴力団・同和・経済事件史そのものでもある。山口組五代目と親交を結び、野中広務とタッグを組み、部落解放同盟と拮抗した上田が見たもう一つの戦後史とは何か? 発売前から業界を賑わせている本格ノンフィクション。

普通という異常 健常発達という病 (講談社現代新書)
「病」が、ある特性について、自分ないしは身近な他人が苦しむことを前提とした場合、ADHDやASDが病い的になることがあるのは間違いないでしょう。一方で、定型発達の特性を持つ人も負けず劣らず病い的になることがあるのではないか、この本で取り扱いたいのは、こういう疑問です。たとえば定型発達の特性が過剰な人が、「相手が自分をどうみているのかが気になって仕方がない」「自分は普通ではなくなったのではないか」という不安から矢も楯もたまらなくなってしまう場合、そうした定型発達の人の特性も病といってもいいのではないか、ということです。――「はじめに」より

新しいゲノムの教科書 DNAから探る最新・生命科学入門 (ブルーバックス)
本書では、中学や高校で習う原子や分子といった知識があれば理解可能なように、DNAに基づく生命科学の大枠を、DNAに書かれた生命情報という観点から解説を試みました。少ない予備知識の読者でも最初から順を追って読めば基本を理解でき、少し知識がある読者なら、基本を確認しながら最新の解析技術まで深めることができる1冊。

はまると深い! 数学クイズ 直感力・思考力を磨く (ブルーバックス)
ふだん何気なく目にしているものの裏側には、かならず「数学」がある! クイズ形式の傑作問題に挑戦しながら、その奥に潜む数学的思考をくわしく解説。あなたにも数学の奥義を伝授します! フロベニウスの硬貨問題、フェルミ推定、鳩の巣原理、ユークリッドの『原論』、オイラーグラフ、最長片道切符問題、古代の三大作図問題……。古今東西さまざまな大数学者を悩ませたパラドックスや図形の問題などなど。考えだしたら止まらない、やみつき「数学クイズ」をもとに、大人気・数学のお兄さんといっしょに数学世界の旅へ!

未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること (講談社現代新書)
人口減少日本で各業種・職種や公共サービスに何が起こるのか? 実人数が減り消費量が落ち込む「ダブルの縮小」に見舞われるこの国は一体どうすればいいのか? 瀬戸際の日本にこれから起きる大変化を詳細かつ大胆に描きつつ、「戦略的に縮む」という成長モデルの手順を深掘りし、「未来のトリセツ」として具体的に示す。

今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方 (講談社現代新書100)
権力はあらゆる関係に遍在し、私たちの生を規定する。そうした権力が織りなす現実を耐えがたいと感じたとき、状況を批判的に捉え、いまとは違った社会を、自分を、実現する道はどこにあるのか。私たちはなぜこのような状況に置かれているのか? 何に我慢がならないのか? こんなふうに統治されないためにはどうすればよいのか?

人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性 (ブルーバックス)
皮膚はさまざまな能力を併せ持った「スーパー臓器」です。有害な化学物質や病原体の侵入を防ぐ物理的バリアであるともに、人体最大の免疫器官であり、無数のセンサーが埋め込まれた感覚器官です。皮膚組織の分子レベルが解明が進んだことで、これまでからだを覆う「薄皮」のように思われてきた皮膚には、生命活動にかかわるさまざまな精緻なしくみが備わっていることがわかってきました。21世紀に入ってからの皮膚医学の進展は目覚ましく、毎年のように教科書を書き換えるような発見が相次いでいます。本書は、人体最強の臓器と呼ばれる皮膚の謎に、最新の科学的知見を元に迫ります。

言語ゲームの練習問題 (講談社現代新書)
なんで犬をイヌって呼ぶの? 地球人の数学と宇宙人の数学は似てる? 私とあなたの「痛い!」は同じ? 私たちを支配する「社会のふるまい」のルール=「言語ゲーム」。そのヴィトゲンシュタイン哲学の核心を、36の練習問題を解きながら平易な言葉で解説!

よくわかるSTEAM教育の基礎と実例 (KS科学一般書)
なぜ、今STEAM 教育が注目されているのか、そもそも STEM 教育、STEAM 教育とは何か、多忙な教育現場でも新たに取り組む必要があるのか、どのような活動が現在の日本で可能なのか等々、様々な疑問が存在します。本書はこれらの疑問に答えるだけでなく、これまでの日本の教育の効果と課題、今後の新たな教育の在り方を読者とともに考えます。前半ではSTEAM 教育に関する基礎知識や背景、近年の動向を解説し、後半では授業での実践例を紹介します。教育関係者必読の書。

夫婦のトリセツ 決定版 (講談社+α新書)
妻のおしゃべり、夫の沈黙にはそれぞれ深い理由がある。相手にイラつく前に、その理由を知れば、二人の関係も大きく変わる。新型コロナで大きく変わった家庭環境・夫婦関係を前提に、60万部突破のベストセラー『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』のさらにその先へ。最も身近な他人であるパートナーとのコミュニケーションを深められるバイブル誕生。

中学生から大人まで楽しめる 算数・数学間違い探し (講談社+α新書)
大学生の10人に1人が間違える難問「40ー16÷4÷2」。算数・数学の知的たくらみに満ちた50問に、間違い探し形式であなたも挑戦! Webメディア「現代ビジネス」で好評を博した人気連載のうち、中学数学までの知識があれば誰でも解ける問題を厳選。新たな問題も加えて待望の書籍化。
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【編集後記】
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