2024年03月08日
<終了済み>【51%ポイント還元】「文藝春秋 ウルトラ電読フェア2024」開催中です!
【はじめに】
◆今日は朝から、Kindleの非公式セールのご紹介を。現在アマゾンでは、文藝春秋さんのKindle本5000冊以上を対象とした「文藝春秋 ウルトラ電読フェア2024」を開催中です(キンセリさん情報ありがとうございます)。
Amazon.co.jp: 文藝春秋 ウルトラ電読フェア2024
つい先日のセールでも文藝春秋さんが対象になってましたが、それより若干値引率も高く、かつ、新作も含まれています。
ただし、セール期限が不明であり、一昨日の水曜日から始まったらしいので、一応「3月12日(火)」までと考えておこうかと。
3/8 09:30追記当ブログ初登場の作品も色々ありあすから、ぜひご覧ください!
BOOK☆WALKERだと3月14日までで、Reader Storeだと3月21日までらしいので、そのどちらかで終了だと思われます。
注:このセールは終了しました。
Freedom to eRead, after Roger Roth / Mike Licht, NotionsCapital.com
【「文藝春秋 ウルトラ電読フェア2024」より】
◆上記リンクは「おすすめ順」ですが、こちらでは「出版年月が新しい順番」で並べております。歳をとるのはこわいこと? 60歳、今までとは違うメモリのものさしを持つ (文春e-book)
上手に年を重ねるための「斜めのジャンプ」とは。一田さんの自問自答エッセイ! なんだか心配ごとだらけの人生後半戦を助けてくれるもの。
神様は返事を書かない スポーツノンフィクション傑作選 (文春e-book)
「SportsGraphicNumber」を主な舞台に、野球、サッカー、プロレス、競馬など、さまざまなスポーツを描き続けた阿部珠樹さん。2015年に逝去するまでに発表した900篇以上の記事から傑作を厳選。最後の4割打者の独白。全米を席巻したトルネードの記憶。日本一足の速い少女が選んだ人生。強すぎて憎まれた横綱。競馬史に残る大穴を開けた14番人気の伏兵。観客席からあらゆるスポーツを見つめ続けた、スポーツライターが遺した珠玉の42篇。
空と風と時と 小田和正の世界 (文春e-book)
本書では、著者が約20年をかけ、小田さんの幼少期からの音楽人生を、本人を中心に取材。学校の帰り道、同級生だった鈴木康博さんとビートルズの歌をハモる楽しさを知り、音楽の道へ。13人しか観客が来なかったコンサートなど、二人のオフコースの下積み。五人のオフコースとなり、スーパーバンドに成長していく中での鈴木さんの脱退、そして四人のオフコースになるも解散……。当時のレコード業界やレコーディング風景、「さよなら」「眠れぬ夜」「YES-YES-YES」「ラブ・ストーリーは突然に」など数々の名曲の誕生秘話も明かされます。著者は元オフコースのメンバーである鈴木康博さん、清水仁さん、大間ジローさん、松尾一彦さんにも取材。盟友・吉田拓郎さんから見る「人間・小田和正の魅力」や、初期のファンクラブ会員だった作家の川上弘美さんが見た2人のオフコース時代も読みどころの一つです。ストイックなまでに、自分の理想とする音楽を追求してきたアーティストの一大叙事詩ともいえる記録です。
映画館を再生します。 小倉昭和館、火災から復活までの477日 (文春e-book)
火事で焼けた老舗映画館が、生きかえるまで。うちはもうダメ……。北九州旦過市場の火災で、歴史ある建物は全焼。三代目の女性館主は、あきらめなかった。完全ドキュメント!
なぜ日本は原発を止められないのか? (文春新書)
「安全神話」に加担した政・官・業・学そしてマスコミの大罪! 原発を続けるということは、事故が起きる可能性を抱え続けることを意味する。福島第一原発では、その影響の大きさを私たちは思い知った。事故をひとたび起こせば取り返しのない事態を招くにもかかわらず、原発はなぜこうも優先されるのか。その理由を解き明かすには、歴史を俯瞰し、考えてみなければならない。原子力ムラの実態とエネルギー政策の構造的問題を衝く! 官・政・業・学・メディアはいかにして「原発安全神話」を作ってきたのか? 原発取材をライフワークとしてきた記者の集大成の一冊。
老化は治療できるか (文春新書)
最新科学で「アンチエイジング」の限界に迫る! 今、アンチエイジングの限界に挑むビジネスが世界中で高い注目を集めている。グーグル共同創業者のラリー・ペイジは15億ドルを投じて不老不死を目指す研究所を立ち上げた。そして、「寿命をあと100年延ばすことはできる」と発言している。同じくグーグルの投資部門の責任者ビル・マリスもこんな予測を口にする。「人は500歳まで生きられる」「私は死ななくてもすむようになるまで長生きしたい」。権力も金もほしいままにした人間が、究極的に求めるもの……秦の始皇帝も、エジプトのファラオも、そして現在の世界の富裕層も躍起になって求めているのは「不老不死」である。ロシアのプーチン大統領も、鹿の血の風呂に入っているとメディアで報じられたことがあった。金持ちや権力者だけではない。いま日本では一般人にもアンチエイジングが大流行である。老化防止を謳う化粧品や健康食品が市場に溢れ、テレビCMでも頻繁に流れている。しかし、不老不死が人類の永遠の夢であっても、決定的な妙薬や技術はいまだ発見されてはいない。はたして人は何歳まで生きられるのか?不老不死は可能なのか?……世界最先端の研究成果を紹介する。それと同時に、科学者たちがおすすめする「日常の中でできるアンチエイジング」のコツも披露する。
台湾のアイデンティティ 「中国」との相克の戦後史 (文春新書)
台湾はいかにして台湾になったのか? 台湾海峡をめぐる緊張がにわかに高まっているが、台湾と中国の関係は、「敵か味方か」といった単純な構図で理解できるものではない。台湾から見た中国との「距離感」は歴史の中で時代によって大きく揺れてきた。他方で、コロナ禍におけるデジタル担当のオードリー・タンの活躍や蔡英文大統領下での同性婚の合法化など、国際的にも存在感を発揮する台湾。こうした台湾の独自性、「台湾人」としてのアイデンティティはいかにして育まれたのか? そして複雑に錯綜した国内外の対立関係をいかに乗り越えようとしているのか? 第二次世界大戦後の国民党政権による一党支配体制、そのもとで繰り広げられた反体制運動と政府当局による弾圧――民主化以前の台湾をめぐる政治的争点を紐解きながら、冷戦期の国際情勢の変化を読み込みながら、「反中/親中」あるいは「反日/親日」という二項対立では理解できない台湾社会の複雑さに迫る。そして、台湾の成り立ちに欠かせない日本、アメリカ、中国との関係をも、「人」を起点にふんだんに描き出す。
老けない最強食 (文春新書)
あなたは実年齢より若く見られますか? 近年、様々な研究でわかった食べ物と見た目の加齢の関係。主食、肉、魚、野菜&果物、乳製品――何をどう食べたら老けないのか?各食品のスペシャリスト40人に徹底取材、最新の研究結果を盛り込み科学的データから紹介する「若さを取り戻すための食事術」。ランキング・レシピ付き。
アジア発酵紀行 (文春e-book)
・驚異の“高地サバイバル”発酵食〈チベットのバター茶〉・謎の漢方麹×プリミティブ蒸留でつくる〈リス族の白酒〉・ヴィンテージほど価値が高い、微生物発酵のプーアル茶・納豆コケカレーにどぶろくを合わせるネパールの発酵×スパイス文化・インド最果ての地で、アジア最古の糀文化を守り続けてきた一族……etc.前人未到の旅がいま幕をあける! 壮大なスケールでアジアの発酵文化の源流が浮き彫りになる渾身作。
小林麻美 I will (文春文庫)
松任谷由実プロデュースの名曲「雨音はショパンの調べ」で鮮烈な印象を残し、「女が女に憧れる」(byユーミン)ロールモデルを作るも、1991年に突如芸能界を完全引退した伝説のミューズ、小林麻美。25年の沈黙を経て、極秘出産、結婚、復活の舞台裏、ユーミンとの再会を語り尽くす。TOKYO FMの名プロデューサー・作家による評伝。解説・酒井順子
合本 イーロン・マスク (文春e-Books)
Twitter買収、ウクライナ通信遮断の裏側……イーロン・マスク初の公式伝記。世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』の伝記作家だからこそ描けた傑作。「私は、苦しみが原点なのです」。
世界一流エンジニアの思考法 (文春e-book)
noteでも大人気! 米マイクロソフトのエンジニアが放つ最前線の仕事術
きれぎれのダイアリー 2017〜2023 (文春e-book)
ぼちぼち、きれぎれ生きてる日々。文芸誌で連載された足掛け7年に渡るエッセイを一挙収録。東京の片隅から世界へ、無限に広がっていく柴田聡子ワールド!
教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか? (文春新書)
人生を豊かにするための「教養入門」決定版。近頃、書店には「教養」についての本が溢れている。だが、そもそも教養とは何か。なぜ教養が必要なのか。教養はいかにして身につけるものなのか――。著者の水谷氏によると、1人の人間が生きていく上で必要な知識は2種類存在する。ひとつは実社会で生きていくために必要な知識。もうひとつは、1回きりの人生をより心豊かに、充実したものにしていくための知識だ。水谷氏は後者こそが教養だと説く。学びの対象は文学作品、美術、音楽、哲学、宗教などの人文系に留まらず、理系の学問や知識にまで広がっている。「知っていないと恥ずかしい」から学ぶのではなく、「自分が知りたい」から学ぶ。そうして得られた教養は、私たちの人生に精神的な豊かさと深みを与えてくれ、一生続く報酬であり財産となる。本書は読者をそうした“知の探求”に誘うための足掛かりを提供する。ヒトという種が現在のチンパンジーやボノボなどと共通の祖先から枝分かれした約700万年前から現在に至るまでの歩みを辿りながら、私たち人類が一体この地球に何を残してきたのか、何を考え、何を信じ、何をしてきたのかを振り返る。
初めて語られた科学と生命と言語の秘密 (文春新書)
湯川秀樹、南部陽一郎らとも科学の最先端をめぐって議論を交わし、人文知と科学の知を架橋してきた松岡氏が、その「言葉」で、科学の諸ジャンルに通じた津田氏に丁々発止の質問を投げかける。切っ先鋭くもユーモア交え、「科学と生命と言語の秘密」に迫りゆく(ときに謎が深まりゆく)スリリングな対話が開幕。
認知症にならない100まで生きる食事術 (文春新書)
認知症は脳の糖尿病だ! ベストセラー『医者が教える食事術』著者の決定版。病気を引き起こすのは20年前からの食事。ベーコン、フライドポテトハ食べるな。野菜と肉と魚を食べて、腹八分が理想。――食生活で認知症を防ぐ完全マニュアル!
これからの人生を豊かにする 時産 時間と心に「余白」が産まれる暮らし方 (文春e-book)
★時産とは、忙しい毎日に「しないこと」を増やして少しずつ余白の時間を作り、その時間を休息や「本当にやりたかったこと」に使うこと。・朝ごはんを5分で、晩ごはんを15分で作るメソッドなど家事時間を短くするノウハウ・スマホやテレビを見て消費してしまう時間を減らすルール作り・家族が家事の戦力になる声かけ方法etc.時間の余白を産み出す具体的ヒントが満載! また、スキマ時間を作ってもつい家事や仕事をしたり、あるいはダラダラと過ごしてしまいがちな人必読の、「自分の心と身体を癒すための時間」を増やすマキ流・アイデアも。時産アドバイザーとしても活動するマキさんが、その考え方から暮らしへの取り入れ方まで、カラー写真や図表を用いてわかりやすく解説します。
笑って稼ぐ仕事術 お笑いライブ制作K-PROの流儀 (文春e-book)
「好きなこと」で起業したい人、必読! M-1やキングオブコントなど賞レースのチャンピオンも出演するお笑いライブの制作会社の代表が、どんな仕事にも役立ち、関わった人全員を幸せにする仕事のコツを大公開! 高校時代にお笑いライブの手伝いを始めたことをきっかけに、「劇場を持っていない事務所に所属する芸人が、ライブで食べていける仕組みを作ること」を目指して、お笑いライブの制作・運営を続けている株式会社K-PRO代表の児島気奈さん。新型コロナで大変だった時期に、いち早く機材を揃えてライブ配信のシステムを構築し、お笑い専門劇場「西新宿ナルゲキ」をオープンするなど、ピンチをチャンスに変えて前進してきた著者が、自ら体験して学んできた仕事のテクニックを芸人たちとの交流を織り交ぜながら楽しく解説。
泣く男 古典に見る「男泣き」の系譜 (文春e-book)
日本の古典を紐解くと、英雄豪傑ほど派手に泣いている。「男泣き」という言葉もある。そして、「なく」ことを示す字の多いこと多いこと。啼、泣、号、呱、慟、啾、喞、これらはすべて「なく」ことを著わした字である。悲しくて泣く、大声を出して泣く、子供が泣く、遠くまで聞こえるほど泣く、声が出ず涙を流して泣く、さらにいえば,涕泣、慟哭、嗚咽、泣血、哀慟、歔欷、さめざめと泣く、めそめそと泣く……。本書は、古典に見える泣く男の姿百態を辿りつつ、「男泣き」の実相に迫ろうという試みである。材は主として、記紀、万葉、古今の歌集や、伊勢、平家、太平記など文学史書の類から採った。トップバッターは須佐之男命!そして倭建命、大伴家持ときて、やや色好みの涙、在原業平、源頼政、泣きそうもない木曽義仲を経由して、楠木正成と豊臣秀吉、最後は吉田松陰でしめる。もう、全編泣いてばかり。そう、男だって、いや、男だからこそ泣いていいんだよ、という本なのである。
50歳を過ぎたらダイエットしてはいけない メタボの嘘と肥満パラドックスの真実 (文春e-book)
メタボは嘘だった!? そのダイエットで早死にする! メタボに科学的根拠はない。小太りの人が結局長生きする。これまでの健康常識を覆す「肥満パラドックス」のすべてがわかる!
終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来 (文春新書)
『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)、『ウクライナ戦争』(ちくま新書)に続くロシア・ウクライナ戦争の著者最新分析。『ウクライナ戦争の200日』でも一つの核をなした高橋杉雄さんとの戦況分析を中心に、本戦争がもたらした日本人の戦争観や安全保障観の変化、終わらない戦争の終わらせ方などを語る。
中国「軍事強国」への夢 (文春新書)
習近平に最も近いブレーンが明かす、具体的かつリアルな台湾統一のシナリオ。
藤井聡太ライバル列伝 読む棋士名鑑 (文春新書)
前人未到の八冠制覇へひた走る藤井聡太――。この若き巨星に挑むのはいかなる棋士たちなのか? キャリアや戦績、肉声と個人史から紐解かれる棋風や得意戦法、人柄からAIへの距離感まで。『Number』好評連載に、大幅書き下ろしを加え、アップデートした最新棋士名鑑。
イーロン・マスク 上 (文春e-book)
イーロン・マスク 下 (文春e-book)
年の長きにわたり、アイザックソンは影のようにマスクと行動を共にした。打ち合わせに同席し、工場を一緒に歩き回った。また、彼自身から何時間も話を聞いたし、その家族、友だち、仕事仲間、さらには敵対する人々からもずいぶんと話を聞いた。そして、驚くような勝利と混乱に満ちた、いままで語られたことのないストーリーを描き出すことに成功した。本書は、深遠なる疑問に正面から取り組むものだとも言える。すなわち、マスクと同じように悪魔に突き動かされなければ、イノベーションや進歩を実現することはできないのか、という問いである。
街場の成熟論 (文春e-book)
非常識で、冷笑的な人々が増えたこの国で、ウクライナ戦争、陰謀論、ポスト真実の時代、公共財の私物化、バワークラシー、ハラスメント……
世にも危険な医療の世界史 (文春文庫)
爆笑と恐怖が交互に襲い来る強烈な歴史書。梅毒には水銀風呂! 夜泣きする子にはアヘン! 水難事故にはタバコ浣腸! かつて人類の常識だった残念すぎる医療の全てがここに。
2000年の桜庭和志 (文春文庫)
レジェンド桜庭の全貌を描く決定版! 「プロレスラーは本当は強いんです!」。グレイシー伝説を打ち破った日本総合格闘技界のレジェンドが歩んだ道。タイガーマスクに憧れプロレスを志した少年・桜庭和志。アマレスを学び、プロレスラーになるとサブミッションレスリングに夢中になり、総合格闘技の世界へ。そしてPRIDEの主役となり、UFCのレジェンドであるホイス・グレイシーを107分の死闘の末に下し、伝説となった。桜庭が“リアルファイトのタイガーマスク”になったのである。2000年の桜庭の活躍を振り返りながら、グレイシー柔術とは何か、MMAとは何か、格闘技とは何か、UWFとは何か、プロレスとは何かに迫る。桜庭への幾度にも及ぶインタビューだけでなく、石井和義やホイラー・グレイシー、ホイス・グレイシーにも直撃取材。著者自ら柔術教室にも通い、そのなんたるかを学んだ。まさに体当たりのこの作品は、著者の真骨頂であり『1984年のUWF』の続編であり、『1976年のアントニオ猪木』の最終章でもある。
家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで (文春e-book)
命の終わり、その場所はどこがいいですか? 住み慣れた自宅で幸せな最期を迎えるために。親子の絆を探す3年間の遠距離看取り体験記。
増補版 藤原道長の権力と欲望 紫式部の時代 (文春新書)
2024年大河ドラマ「光る君へ」(主演・吉高由里子)の世界がこの1冊に! 紫式部の時代がわかる! 『源氏物語』のパトロンでもあった藤原道長。世界記憶遺産に認定された日記『御堂関白記』から、王朝の様子、権力の動きが明らかに。
発酵食品と戦争 (文春新書)
一見、関わりなど無いように思える「発酵」と「戦争」。しかし太平洋戦争末期からの食糧欠乏期、国民全体が発酵食品にいかに救われたか、また食糧のみならず爆薬・燃料・薬品をもつくる驚異のパワーを、古今東西の豊富な事例で紹介。その幅広さには、「発酵」の豊かさと無駄のない強靭さ、無限の可能性が感じられる。
薬物依存症の日々 (文春文庫)
五年ぶりに会った長男は「大丈夫だよ」と笑ってくれた。覚醒剤取締法違反による衝撃の逮捕。執行猶予満了を前に、清原は想像を絶する苦痛の中でもがき続けてきた。自殺願望、うつ病との戦い、信頼できる主治医との出会い、そして、家族との再会。真っ暗な闇の中でもがき続けるかつてのスターは、夏の甲子園に決勝戦を観戦に行きたいという願いを抱くが……。
忘れながら生きる 群ようこの読書日記 (文春文庫)
読んだ時間が楽しければ、それでいい。群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。
イラク水滸伝 (文春e-book)
想像をはるかに超えた“混沌と迷走”の旅が、今ここに始まる――中東情勢の裏側と第一級の民族誌的記録が凝縮された、圧巻のノンフィクション大作、ついに誕生!
君たちはこの国をどう守るか (文春e-book)
海上自衛隊特殊部隊の創設に関わり、各国の軍隊と交流のある伊藤祐靖氏と、ウクライナ・イラク・北朝鮮など世界の現場で活躍する戦場カメラマンの二人による初の対談本。「これからの日本、特に若い人たちはどうあるべきか」を国防という視点からから考える。
平治の乱の謎を解く 頼朝が暴いた「完全犯罪」 (文春新書)
源頼朝が「真犯人」を暴いていた! 貴族の世から武士の世へ、大きなターニングポイントとなった平治の乱。後白河上皇の最側近で天才的な政治家だった信西が死に、源氏が敗れ、少年頼朝が流罪になったことは知られているが、「だれがこの乱を起こしたか」という最大の謎には、実はまだ定説がない。気鋭の歴史学者である著者は、この乱の実体を暴く言葉を、将軍となった源頼朝が残していたことを発見する――。「真犯人」、そして関係者たちがおこなった壮大な隠蔽とは? 歴史はミステリより面白い!
家政婦の歴史 (文春新書)
「家庭のなかの知られざる労働者」の知られざる歴史が浮かび上がる! 家政婦と女中はどう違う? 家政婦は歴史上、いつから家政婦と呼ばれるようになったのか? 2022年9月、ある家政婦の過労死裁判をめぐって、日本の労働法制の根本に潜む大きな矛盾に気づいた労働政策研究者の著者は、その要因の一端を、市原悦子演じるドラマ『家政婦は見た!』に見出し、家政婦をめぐる歴史をひも解くことを決意した。戦後80年近くにわたって、労働法学者や労働関係者からまともに議論されることなく放置されてきた彼女たちのねじれた歴史を、戦前に遡って描き出す驚くべき歴史の旅程。
武藤章 昭和陸軍最後の戦略家 (文春新書)
昭和陸軍キーパーソンの本格評伝。昭和の戦争に大きな影響を与えた武藤章。陸軍をリードしつつ対米戦反対という「つかみにくい」人物とされる。その思考を解き明かす。
日本百名虫 フォトジェニックな虫たち (文春新書)
日本百名虫 ドラマティックな虫たち (文春新書)
『日本百名山』ならぬ『百名虫』登場! 文筆家・登山家の深田久弥が1964年に刊行した『日本百名山』になぞらえて、「品格・歴史・個性」を兼ね備えた日本の美麗昆虫・奇虫・珍虫100種を「百名虫」として紹介する一冊。
自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から (文春e-book)
「格差」とは何か?世界的ベストセラー『21世紀の資本』著者による大注目作! 世界的ベストセラー『21世紀の資本』のトマ・ピケティが、「格差」について考察。「r>g」の衝撃から10年。戦争、気候危機、経済不安などを受け、世界は”第二次ピケティ・ブーム”へ。その最新思想エッセンスを、ピケティみずからコンパクトな一冊にまとめたのが本書である。
雑学×雑談 勝負クイズ100 (文春e-book)
10ジャンル×10問、100問のクイズが楽しめる! 「しっぽの先が折れたり曲がったりしている『かぎしっぽ』の猫が、日本一多い都道府県はどこでしょう?」「1984年に公開された名作映画『グレムリン』と同じセットを使用して撮影された、1985年公開の名作映画は何でしょう?」。家族団らん、飲み会、デート……トークのお供に! 会話のきっかけ作りに! 知的雑談力がアップする、とっておきのクイズ100問!
小さなことからコツコツと 西川きよし自伝 (文春e-book)
芸能生活60周年記念。17歳で喜劇役者の石井均に弟子入りし、翌年に吉本新喜劇へ。ヘレン夫人との出会い、歴代総理との交流など秘話満載。
私説ドナルド・キーン (文春e-book)
なぜキーンさんは英語で書き、私に翻訳させたのか。ドナルド・キーンは生前、日本の新聞社・出版社の求めに応じて自伝を3冊刊行したが、まとまった評伝はこれまで書かれてこなかった。『日本文学史』をはじめ、長年のキーンの日本文学研究についての本格的な批評・研究もあまり見られないのではないか。数々の文学賞や文化勲章を受け、晩年に帰化してからは多くのメディアに登場したが、「学者ドナルド・キーンは、こうした受賞も含めて世間で持て囃されるか、あるいは無視されるか、そのどちらかの扱いしか受けてこなかったような気がする」と、40年来の友人で、『明治天皇』『日本人の戦争』などを翻訳した著者は指摘する。ドナルド・キーン生誕101年、ユーモアと本物の知性を兼ね備えた文人の生涯をたどり、その豊かな仕事に光をあてる1冊。
オタクのたのしい創作論 (文春e-book)
悩めるオタクの魂の叫びを、ゆるっと解決! 「笑って創作したい」オタクのための必読書!――『私のジャンルに「神」がいます』真田つづる氏、推薦!! 絵描き字書き問わず、創作において悩めるオタクの魂の叫びを、超・オタク作家カレー沢薫がゆるっと解決!、丸「原作無視の二次創作が気になる」「過疎ジャンルで感想がもらえない」「40代で同人イベントはやめるべき?」「推しを死なせてしまう矛盾と苦悩」「神創作者の方程式とは?」といったお悩みから、書きおろし相談「十数年の推しカプとは別のカプにハマってしまったら」「お金を得ることと創作意欲のバランスをとるには」まで、創作に迷うすべての人に捧げる抱腹絶倒のエッセイ!!
ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦 (文春新書)
米中の覇権争いでは終わらない。世界は戦争の世紀に突入した――最前線! リアルタイムの戦争研究。グローバリゼーションが進んだ世紀におけるウクライナ戦争の開始は、「終わらない戦争」の始まりを告げる出来事となった。見えない情報の行き交うサイバー戦、イーロン・マスクのスターリンクに代表される民間による宇宙利用もが戦争の命運を握る。ウクライナ戦争以後、戦争はどう変わったのか? 米中の覇権争いでは終わらない新たな問題群を前に、台湾有事を抑止することは可能なのか? ロシア・ウクライナ戦争をケーススタディに、「大国間競争」に埋め込まれた「終わらない戦争」について考える。
チャットGPTvs.人類 (文春新書)
「人間」と「機械」を区別できなくなる? 子供(教育)から大人(ビジネス)まで、我々の日常生活を根底から変えるテクノロジーの「すごさ」と「危険性」を知るための必読書。
80代現役医師夫婦の賢食術 (文春新書)
人生100年時代、健康寿命は自分で延ばす! 世界中で食と健康の関係を研究してきた85歳の京大名誉教授がたどりつき、自ら毎日実践している「世界最高の健康長寿食」とは。
師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常 (文春e-book)
スゴすぎる弟子をもった“日本一有名な師匠”の思い。次々とタイトルを奪取し、将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である杉本昌隆八段が、瞬く間に頂点に立った弟子との交流と、将棋界のちょっとユーモラスな出来事を綴ったエッセイ集。週刊文春連載を単行本化。藤井聡太とのエピソード満載! 先崎学九段との対談「藤井聡太と羽生善治」も特別収録。
ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒 (文春e-book)
60人超の証言者が語る、沢田研二ノンフィクションの決定版。1970年代。音楽、ファッションが革新を遂げ、ポップスが花開く。その中心には必ず、彼がいた。バンドメンバー、マネージャー、プロデューサー、共に「沢田研二」を創り上げた69人の証言で織りなす、圧巻のノンフィクション。「週刊文春」人気連載、単行本化。
映画の生まれる場所で (文春文庫)
臨場感溢れる撮影日記、手紙、画コンテなど貴重な資料が満載の単行本『こんな雨の日に〜映画「真実」をめぐるいくつかのこと』を改題し、待望の文庫化。文庫版には、監督自身による渾身の大幅加筆と、女優の橋本愛さんによる解説が新たに付され、『真実』の後日譚とともに、韓国で撮影され、カンヌで二冠の偉業を成し遂げた『ベイビー・ブローカー』、総合演出を務めたNetflixの『舞妓さんちのまかないさん』、坂元裕二、坂本龍一とタッグを組んだ話題作『怪物』(カンヌ国際映画祭コンペ部門ノミネート)の制作秘話も語られる。
池上彰の「世界そこからですか!?」 ニュースがわかる戦争・国家の核心解説43 (文春e-book)
読めば「?」が「!」になる、週刊文春連載最新版。ウクライナ侵攻後の世界は、今どうなってるの? なぜそうなるの? ニュースの謎を解く“そもそも解説”。シリーズ累計25万部の「週刊文春」連載最新版。マイケル・サンデル氏、小泉悠氏、柄谷行人氏との特別対談収録!
柄谷行人『力と交換様式』を読む (文春新書)
1970年代後半から文芸批評家として活躍し、90年代後半からはマルクスやカント、ホッブスの読解から「交換」に着目した理論で社会や歴史を読み解いてきた柄谷行人さん。その集大成ともいうべき『力と交換様式』では、社会システムをA=贈与と返礼の互酬、B=支配と保護による略取と再分配、C=貨幣と商品による商品交換、D=高次元でのAの回復という4つの交換様式によって捉え、とりわけ資本主義=ネーション=国家を揚棄する、人間の意思を超えた「D」の到来をめぐって思考を深めた。「Aの回復としてのDは必ず到来する」。民主主義と資本主義が行き詰まりを見せる混迷の危機の時代、絶望的な未来に希望はどう宿るのか。その輪郭はどのように素描可能か。『トランスクリティーク』『世界史の構造』、そして『力と交換様式』を貫く「交換様式」の思考の源泉に迫る。
70歳からの人生相談 (文春新書)
迷ったら、マムシに聞け! 年を取ってもハッピーに生きていくためにはどうするべきか? 高齢者の「ご意見番的存在」毒蝮三太夫さんが贈るアドバイスの数々。
ペットロス いつか来る「その日」のために (文春新書)
「ペットロス」とはいったい何なのだろうか。その衝撃を和らげる方法はあるのだろうか。そもそも「ペットロス」を乗り越えることは可能なのだろうか。疑問は次々と湧いてくるが、インターネットで調べてみても、なかなか自分が必要としている情報には辿り着けなかった。この経験が本書の出発点である。
ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る (文春新書)
ハーバード大学医学部准教授による現代社会への処方箋。炎上や論破ゲームに乗らず、分断と差別を乗り越えるためには。ハーバード大学准教授で小児精神科医・脳科学者でもある著者が、心と脳のメカニズムに立ち戻り、激動の時代のアメリカ社会の変化を捉え、三人の子供を育てる母親の立場から考える希望の書。
半導体有事 (文春新書)
経済安全保障の最前線! アメリカが中国に突きつけた異次元の半導体規制。このままだと中国の半導体工場はやがて稼働できなくなる。追い詰められた中国が狙うのは、世界のトップ企業、台湾のTSMC――。世界中が半導体製造能力をめぐる競争に駆り立てられているなか、日本は再び失敗を繰り返すのか? 新会社ラピダスのいう、「2027年までに2ナノの最先端半導体をつくる」なんてできっこない!
負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部 (文春e-book)
検察は正義ではなかった。無実の罪によって逮捕され、創業した会社を失い、248日間にわたり勾留された男が、完全無罪を勝ち取るまでの全記録。
沖縄有事 ウクライナ、台湾、そして日本――戦争の世界地図を読み解く (文春e-book)
安全保障の鉄則は「最悪のケース」を想定することだ。ロシアのウクライナ侵攻前に、専門家の多くは、「ウクライナ全土への侵攻は、軍事的に見て、あまりにも無謀すぎる」と語っていた。しかし、プーチンはウクライナ全土へ侵攻したではないか。今、中国の台湾侵攻についても、「中国は台湾を無傷で手に入れたいはずだ。敢えて戦争は仕掛けないだろう」という言説が主流である。本当にそうだろうか。もし、中国の台湾侵攻が起きたとき、日本も戦場にならないとは言い切れない。「中国が日米を巻き込むはずがない」というのは、あくまで私たちの願望に過ぎない。今や、起こらないはずの戦争が起こる時代なのだ。習近平の中国がやって来たとき、日本に備えはあるのか。
中森明菜 消えた歌姫 (文春e-book)
表舞台から姿を消して5年あまり。彼女の歌手人生は、デビューした1980年代を第1幕とすれば、混迷の第2幕を経て、これから第3幕を迎えようとしている。「お金をね、持っていかれるのはいいんです。でも一緒に心を持っていかれるのが耐えられないの」。1990年代に入り新事務所を立ち上げてレーベルも移籍した頃、雑誌のインタビューで打ち明けていた。孤高にして寂しい――。不朽の名曲「難破船」を提供した加藤登紀子は、明菜をそう表現した。自らの道を進もうとするほどに孤独になっていく「歌姫」の肖像。
心はすべて数学である (文春学藝ライブラリー)
他者の心の集合体=数学が脳を育てる。複雑系研究の泰斗が、数学は人類共通の普遍的な心の表現であり、その普遍心が脳の発達を促す、という仮説を語り下ろした刺激的一冊。
アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち (文春e-book)
ファイターズが総工費600億円を投じて完成したESCONFIELDHOKKAIDO。資金調達、建設地探し……無数のタスクに立ち向かい、大志を形にした男たちの物語。――あなたの心にフロンティアはありますか? 『嫌われた監督』『虚空の人』著者による感涙ノンフィクション!
コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル (文春e-book)
Twitter、noteで話題の筆者が贈る、初の著書! 外資系大手コンサルティング会社を12年間生き延びた、元文系バンドマンでもできた“最速仕事術”とは!? 答えがあることを自分で考えない、議事録は会議前に作れる、迷子にならないための論点思考……etc。どんな業界でも使える門外不出の秘技を初公開!
会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか (文春e-book)
今まで、主流の言語学が重視してきたのは常に文法や単語の成り立ちだった。しかし、あなたが人と会話するときに、完全に文法通りの文章で話すことなどあるだろうか?「あー」「いや」「はあ?」「え?」「で?」などなど、辞書には載らない言葉を繰り出しながら、すさまじいスピードで言葉のキャッチボールをしているのではないだろうか。もちろん文法の研究は重要だ。だが、人間は文字より前に会話をはじめていた。現実の会話には、主流の言語学が軽視してきた本質的な何かがあるのではないか……本書は、そんな言語学の「革命」を追うサイエンス本である。
トッド人類史入門 西洋の没落 (文春新書)
世界の混迷の起源がわかる! トッド理解の最良の入門書にして、主著『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』を読み解くための最適なガイド。政治学、経済学ではわからない現代の混迷(「西洋の没落」)を人類学が解き明かす。「世界」がそれまでとは違って見えてくる! 世界で物議を醸した仏フィガロ紙インタビュー「第三次世界大戦が始まった」も特別収録。
第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」 (文春新書)
ウクライナ侵攻をめぐる国連安保理でのロシア非難決議案採決を棄権し衝撃を与えたインド。そして各国による経済制裁のさなかにもロシアから石油を爆買いし、普通なら風当たりが強くなりそうなものだが、実際に起きたのは独自の立場を貫くインドへの主要国トップによる“モディ詣で”だった。貿易協定、サプライチェーン、エネルギー、半導体、インフラ整備、感染症対策……。あらゆる分野で激しさを増す米中を軸とする覇権争いにおいて、中国主導のAIIB(アジア・インフラ投資銀行)にも非加盟で中国と距離を置きつつ、安全保障上はクアッド(日米豪印戦略対話)の枠組みにある日米とも是々非々の独自路線を採る。インドと中国、インドとロシア、そしてインドと日米――。今まさに東半球を舞台に激突する「一帯一路」vs.「自由で開かれたインド太平洋」の2大経済圏構想。この“新たなグレート・ゲーム”の帰趨が21世紀後半のパラダイムを規定する。
文豪、社長になる (文春e-book)
史上最も愛された文豪/社長のすべて100年企業の土台は、人望。それだけ! 1923年、大ベストセラー作家・菊池寛の手によって文春は産声をあげた。「楽しいんだ。菊池さんと仕事してると。それだけっ」。仕事が、仲間が、人生が愛おしくなる2023年最高の感動歴史長篇。文藝春秋創立100周年記念作品。
10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか (文春文庫)
子どもの反抗期は脳に原因があった!? 思春期の扱いづらさは脳の成長過程での未熟さや過敏さゆえだった! 未完成な脳の問題と利点を理解すれば、子どもに上手く向き合える。解説:渡辺久子
肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行 (文春文庫)
牛、馬、猪、鹿、鴨、鳩、鯨、羊、すっぽん、内臓……「人はなぜ肉を食べるのか」。問いを掲げた平松さんは、日本全国十か所をめぐり、十種の「肉」と人とのかかわりを徹底取材。ひとつの文化として肉をめぐる諸相をとらえ、動物とその肉について、見て、聞いて、食べて、深くその根源を考えた前代未聞のルポルタージュ。
高峰秀子の言葉 (文春文庫)
名女優が遺した嘘いつわりのない言葉、その生き方。「他人(ひと)の時間を奪うことは罪悪なんです」「苦労は、磨き粉みたいなもんだね」「何でも、まず、やってみせること」――高峰秀子の言葉には嘘や飾り、蛇足がなかった。思わず笑ってしまうウイットに富み、あらゆる心情をさらりと口にした。それは彼女の生き方そのものだった。今も鮮烈な記憶を残す名女優が発した、心に刻まれる30の言葉。
徳川家康 弱者の戦略 (文春新書)
徳川幕府が250年隠してきた真実を暴く! 信長、信玄、そして秀吉。圧倒的な強者を相手にしてきた家康はつねに「弱者」だった。それがなぜ天下人となったのか? そこには弱者だから取り得た戦略、ライバルからの旺盛な「学び」があった。第一人者が家康の実像に迫る。
11人の考える日本人 吉田松陰から丸山眞男まで (文春新書)
吉田松陰は国防のために、幕府を倒した? すべてをお金で説明する福沢諭吉が今も読まれる理由とは? 趙進化論者、北一輝は天皇のカリスマに賭けた? 小林秀雄はひとつのことしか言っていない? 日本が抱えた難問に答えを出した「考える日本人」。これだけ押さえれば近代日本がわかる。
負動産地獄 その相続は重荷です (文春新書)
資産を巡るバトルでも相続税対策でもない。親が遺した「いらない不動産」に悩まされる新・相続問題が多発! 戦後三世代が経過していく中、不動産に対する価値観が激変。これまでは相続財産の中でも価値が高いはずだった不動産が、誰も住む予定がなく、借り手も買い手も現れない「負動産」に。団塊世代が後期高齢者に突入した今、「いらない相続」は他人事ではないのです。戸建て住宅やマンション、別荘、都市農地、山林など、不動産のプロが、「負の相続」にならないための解決策を提言!
完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件 (文春e-book)
福岡県北九州市で7人が惨殺された凶悪事件が発覚したのは、2002年3月のことだった。逮捕されたのは、松永太と内縁の妻・緒方純子。2人が逮捕された2日後に現場入りを果たして以来、20年間にわたってこの“最凶事件”を追い続けてきた事件ノンフィクションの第一人者が徹底的に描く、「地獄の連鎖」全真相。
人口で語る世界史 (文春文庫)
人口を制する者が、世界を制してきた──ロンドン大学・気鋭の人口学者が“人口の大変革期”に当たる直近200年を叙述。全く新しい教養書の誕生。
0から学ぶ「日本史」講義 中世篇 (文春文庫)
「中世」がわかれば歴史は面白くなる! 平清盛は中世日本のジョブズ? 足利義満はなぜ「日本国王」を名乗ったのか? 幕府と将軍が登場し、実権を握る。その幕府は鎌倉から室町へ。さらに北条政子や日野富子などの女性たちも割拠し始め……。全体像がつかみにくい激動の「中世」を、教養の達人がわかりやすく解きほぐす。歴史学者・呉座勇一氏との対談も収録。
北関東「移民」アンダーグラウンド ベトナム人不法滞在者たちの青春と犯罪 (文春e-book)
本作では、筆者と通訳の「チーくん」(彼は日本育ちのベトナム難民の2世だ)が、まるでホームズとワトソンのように、「移民」による事件現場を訪ね歩く。そして、北関東ベトナム人アンダーグラウンドのボス、「群馬の兄貴」にたどり着く。スキンヘッドに気合の入った刺青、見るからに恐ろしい「群馬の兄貴」が犯した真の罪とは……。豚の窃盗から、誘拐、殺人と、あらゆる犯罪現場に、ベトナム人の好物である雷魚とアヒル、そしてビールを手土産に走り回る2人。恐ろしくて面白い、アンダーグラウンドレポート!
「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方 (文春e-book)
ジョリーは本書で自閉症の人たちを代弁しようとか、自閉症を克服できるようアドバイスしようとか、自閉症を一言で説明しようとか、そういうことはしていない。ただ彼は、自閉症でない「普通」の人たちのためにつくられた世界で、自閉症の頭脳をもつ人がどうやって思考し、生きているのかを少しだけ見せてくれる。「人間らしい」「普通」と思いこんでいる精神とちょっと違う精神や考え方がどんなものかをのぞかせてくれるのだ。われわれが行き詰まっているこの世界を軌道修正するための、ちょっとしたヒントもあるかもしれない。ダイバーシティがあたりまえになった今だから読みたい一冊。日本版のために、著者にオンラインインタビューを行い、本人の近況から、『自閉症の僕が飛びはねる理由』の東田直樹氏へのメッセージや、やまゆり園事件までを語る附章を特別収録。
シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由 (文春新書)
日本の主要政党で党首公選が行われていないのは、共産党と公明党のみである。約半世紀にわたり、共産党員として活動し、政策委員会で安保外交部長を務めたこともある著者が、なぜ、党員による投票が可能な党首公選制を訴え、自ら立候補を宣言するのか? そして、持論である安保・防衛政策についての転換を公約に掲げる理由とは。
102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方 (文春e-book)
よく寝てよく食べよくしゃべる。こんなかわいいおばあちゃんになりたい!「中国新聞」に“人生100年時代のモデル”として密着記事が連載され、RCCテレビ「イマナマ!」にも出演し、広島で大人気!102歳の哲代おばあちゃん、初めての本。自分らしくご機嫌に老いるためのヒントが満載。
0から学ぶ「日本史」講義 古代篇 (文春文庫)
「聖徳太子」は存在しなかった!? 宇宙のビッグバンから仏教伝来、藤原氏の興亡まで、世界史の達人である著者がやさしく語り下ろした、読んで楽しい「日本史」講義。
ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか? (文春新書)
ワクチンレタス、人工肉、ゲノム編集、デジタル農業……あなたの食べ物は知らぬ間に入れ替わっている! ベストセラー『デジタル・ファシズム』の著者が暴く〈フードテック・ファシズム〉
大人の学参 まるわかり近現代史 (文春新書)
世界のニュースがよくわかる近現代史。有名大学入試では現代を考える重要テーマが勢ぞろい。意外と手薄な近現代史を、豊富な図版とともに楽しく学べる「大人の学参」。
生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる (文春e-book)
古代ギリシャから西洋哲学の歴史を紡ぎ直し、認知科学、さらに夏目漱石へと至る。若き独立研究者が切り開く、心と人類の新たな地平。
ドキュメンタリーの舞台裏 (文春e-book)
『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『ぼけますから、よろしくお願いします。』……話題作の数々はこうして生まれた。第一線監督の明かす実践的制作術。作り手をめざす人、現役のテレビ・映画人、そしてドキュメンタリーを愛するすべての人たち必読! 是枝裕和監督推薦。「大島新のこの等身大の自伝は、自身の制作過程を丹念に辿りながら、むしろそこには自らを鏡にした映像制作史が映し出されている。同じ時代を彼とは少しだけ違う場所で生きて来た私にとってはそのことが大変興味深かった。ファインダーの外側を捉える目を持つ彼は、きっと生来のドキュメンタリー作家なのだろう。」
笑い神 M-1、その純情と狂気 (文春e-book)
一夜にして富と人気を手にすることができるM‐1グランプリ。いまや年末の風物詩であるお笑いのビッグイベントは、吉本興業内に作られた一人だけの新部署「漫才プロジェクト」の社員、そして稀代のプロデューサー島田紳助の「賞金をな、1千万にするんや」という途方もないアイディアによって誕生した。このM‐1に、「ちゃっちゃっと優勝して、天下を獲ったるわい」と乗り込んだコンビがいた。のちに「ミスターM‐1」「M‐1の申し子」と呼ばれ、2002年から9年連続で決勝に進出した笑い飯である。大阪の地下芸人だった哲夫と西田は、純情と狂気が生み出す圧倒的熱量で「笑い」を追い求め、その狂熱は他の芸人にも影響を与えていく――。芸人、スタッフ80人以上の証言から浮かび上がる、M‐1と漫才の深淵。笑い飯、千鳥、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、キングコング、NONSTYLE、スリムクラブ……。漫才師たちの、「笑い」の発明と革新の20年を活写する圧巻のノンフィクション、誕生!
体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉 (文春e-book)
古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに!参考記事:【脳とスキル】『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』伊藤亜紗(2023年03月13日)
大人の学参 まるわかり世界史 (文春新書)
世界史の新しい見方をおさらい。東大、阪大など一流大学の入試問題から、新しい世界史の捉え方がわかる。あなたの知識を楽しくアップデートする「大人の学参」。
文春ムック スーパードクターに教わる最新治療2023 (文春e-book)
臨床の最前線で活躍する名医たちが、それぞれの分野の研究と治療の最先端を紹介するムック、2023年版。回り道をすることなく、よい医師による正しい治療を受けるための一助となる1冊です。
女芸人の壁 (文春e-book)
女性芸人といえば、当たり前のように「ブス」「デブ」「非モテ」をいじられ、そこで強烈なインパクトを残すことが成功への足がかりとされてきた。しかし、持って生まれた容姿や既婚かどうかといった社会的属性などを「笑う」ことに対して、今、世間は「NO」という意思表示をし始めている。上沼恵美子、中島知子、青木さやか、Aマッソ・加納愛子……「個人としての感覚」と「テレビが求めるもの」、そして「社会の流れ」。三つの評価軸の中に揉まれながら生きてきた女性芸人たちへの「文春オンライン」連続インタビュー企画「女芸人の今」を、書き下ろしのコラム5本と特別対談を加え書籍化。彼女たちの葛藤を通じて、日本社会における女性の立ち位置の変遷を追う。
いじめの聖域 キリスト教学校の闇に挑んだ両親の全記録 (文春e-book)
2017年4月、長崎海星高校2年の男子生徒が首つり自殺した。いじめを示唆する遺書が残され、後に加害者の実名が記されたノートも発見された。親族のみでひっそりと葬儀を終えた両親に対し、学校の教頭は自殺を「突然死」や「転校」に偽装することを提案する。学校がいじめを隠蔽しようとしているのではないかと疑問を持った両親は、息子がいじめを苦に自殺したことを全校生徒や保護者に伝え、再発防止に努めてほしいと要望する。学校は自殺の原因を調査する第三者委員会を設置するが、第三者委がいじめと自殺の因果関係を認める結論を出すと、その報告書の受け入れを拒否する。両親が2019年2月に記者会見してその事実を公表すると、全国的な大きなニュースとなった。だが、その後も、報告書を受け入れて再発防止策を履行するように県の指導を受けながらも、学校が態度を改めることはなかった。そして、両親の会見から3カ月後、長崎海星高校では新たな自殺者が出た――。
コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来 (文春e-book)
ビル・ゲイツが「読むべき5冊」に(2021年末発表)に選出! 「生命科学の最前線を知る絶好の書。多くの人に読んでもらいたい大変優れた本」――ノーベル賞生物学者・大隅良典氏推薦! 世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家による最新作! 米Amazonで1万レビュー超え、平均4.7★ 。全米ベストセラー遂に上陸! 遺伝コードを支配し、コロナも征服。ゲノム編集技術クリスパー・キャス9を開発しノーベル賞受賞し、人類史を塗り替えた女性科学者ジェニファー・ダウドナが主人公。20世紀最大の「IT革命」を超える大衝撃、「生命科学の革命」の全貌を描き尽くした超弩級のノンフィクション。
本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式 (文春文庫)
コロナ禍でさらに進んだ貧困問題。想像を絶する貧困のリアルから様々な支援の方策まで――国内外の最底辺を取材し続けてきた著者が若い世代に全力で届ける感動の講義。
我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか (文春e-book)
上巻では、これまで「最も新しい」と思われてきた「核家族」が、実は「最も原始的」であり、そうした「原始的な核家族」こそ「近代国家」との親和性をもつことが明らかにされ、そこから「アングロサクソンがなぜ世界の覇権を握ったか」という世界史最大の謎が解き明かされる。
我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源 (文春e-book)
下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。
この父ありて 娘たちの歳月 (文春e-book)
石牟礼道子、茨木のり子、島尾ミホ、田辺聖子、辺見じゅん……。不朽の名作を生んだ9人の女性作家たち。唯一無二の父娘(おやこ)関係が生んだ、彼女たちの強く、しなやかな生涯。『狂うひと』『原民喜』『サガレン』など、話題作を発表し続けるノンフィクション作家が紡ぐ、豊穣たる父娘の物語(ナイン・ストーリーズ)。
私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記 (文春e-book)
“家族のかたち”を守るため、あの日わたしは自分を殺した。親との関係に悩むすべての人へ。――失われた感情を取り戻す、ヤングケアラーの実録コミック!
男性中心企業の終焉 (文春新書)
ジェンダーギャップが解消するどころか、日本企業に根強く残るのはなぜか? なぜ他国と比較して日本の女性登用はこれほどに進まないのか。グローバル企業を目指す中で、業界の中での生き残りをかけて、そしてコロナ禍でのリモートワーク普及の追い風を受けて――本気で変わり始めた日本型企業。メルカリ、NTTコミュニケーションズ、富士通、丸紅、キリン、城崎温泉の豊岡市――。「失われたジェンダー30年」を取り戻そうとする奮闘と変化の過程を、自身の取材を交え、豊富な取材で描き出す。
椎名林檎論 乱調の音楽 (文春e-book)
「文學界」掲載時から大きな話題を呼んだ連載が書籍化! 約20年もの間、評論の言説がほとんど追いつけなかった、その規格外の才能を、歌詞・和音・構成・歌唱・意匠から統合的に論じる。『無罪モラトリアム』から『音楽』まで、椎名林檎の音楽を「演奏」するように批評する、革新的音楽論。
ウクライナ戦争の200日 (文春新書)
今回の戦争によって、米国一極のもとに世界が安定しているのではなく、複数の大国がそれぞれ異なる世界観を掲げて「競争的に共存する」世界に変化した――。ロシアのウクライナ侵攻は、ポスト冷戦時代の終焉を告げる歴史的な転換点となった。「理解できない世界秩序への反逆」の続発を予感させる今後の世紀を、複雑な世界を私たちはどう生きるのか。戦争が日常化する今、思考停止に陥らないために。気鋭のロシア軍事・安全保障専門家が、評論家、作家、映画監督らと「ウクライナ戦争200日」を多角的に見つめ直す待望の対談集。
因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか (文春e-book)
「人工知能の巨人」が放つ「なぜ?の科学」の革命的な入門書! 「私自身、この本の解説を書くことが憚られるくらいの凄い内容」――松尾豊氏(人工知能学者・東大大学院教授)絶賛! 米Amazonでは1256レビュー、4.5★。ポピュラーサイエンスの世界的ベストセラー!
田中清玄 二十世紀を駆け抜けた快男児 (文春e-book)
戦前は武装共産党の委員長として警官を襲撃し、逮捕。獄中、母の諌死を契機に転向すると、戦後は学生やごろつきを集めて共産党を襲撃。なんとも振れ幅の大きな前半生から、やがて国際的な資源外交を裏で操るフィクサーへ。資本主義の真っただ中で暗躍しながらも、学生運動に援助を続けるなど、普通では理解しがたい人生を送った男。「俺は法螺は吹くが嘘はつかない!」。その言葉は、出鱈目だけどどこか痛快。こんな男が昭和にはいたのである。昭和天皇にも拝謁し、その藩屏となることを誓ったというが、どこまで本当なのか……。
AI新世 人工知能と人類の行方 (文春新書)
AIは人間社会をどこまで変えるのか? 驚異的な速度でAIが発展し、社会に決定的な影響を及ぼす時代、「AI新世」。いまAIに何ができるかを網羅、人類の展望を示す。
直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足 (文春e-book)
「定説となっている考えを、論理的に打ち砕く破壊力を持っている」――更科功氏、驚愕! 生命40億年の歴史のなかで、人類だけが直立二足歩行をして生き延びた。それはいったいなぜなのか? 直立二足歩行の起源とは? 現役バリバリの古人類学者にして、「足と足首の専門家」である著者が、レジェンド人類化石や最新化石、さらには現代人の歩行や二足歩行ロボットの研究現場までを訪ね歩き、この永遠の疑問に迫る、痛快科学ノンフィクション。
ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春e-book)
『ごんぎつね』の読めない小学生、反省文の書けない高校生……子供たちの言葉を奪う社会の病理と、国語力再生の最前線を描く渾身のルポ!
国税OBだけが知っている失敗しない相続 (文春新書)
本物のプロから学ぶ失敗しない方法。税理士の大半は法人税や所得税が専門で、実は相続に詳しい税理士は少ない。その道のスペシャリストだけが知っている攻略法を大公開!
東京大学「ボーカロイド音楽論」講義 (文春e-book)
2016年から東京大学で開講されている人気講義「ボーカロイド音楽論」。毎年初回の授業は数百人が受講、オンラインでは千人を超える視聴者が聴講することも。初音ミクでスタートした講義はフロイトやラカン、ソシュール、いったいどこまで広がっていくのか……。2020年代の「教養」のすべてがこの一冊にある。
ドリフターズとその時代 (文春新書)
国民をテレビの前に集合させた男たち。視聴率五〇%を超えた「全員集合」はどのようにして生まれたのか。ザ・ドリフターズを気鋭の論者が舞台・演劇の視点から読み解く。
700人の村がひとつのホテルに 「地方創生」ビジネス革命 (文春e-book)
「地方創生」のトップランナーが明かす、ローカルビジネスのつくり方! ミッションは少子高齢化で存続の危機に直面した崖っぷちの村を再生すること――。『ガイアの夜明け』など、テレビ、雑誌で話題沸騰! SDGsの最新トレンド。山梨県小菅村の分散型ホテル「NIPPONIA小菅源流の村」、JR東日本と展開する「沿線まるごとホテル」、長野県信濃町の「癒しの森事業」……。日本全国の名もなき地域の活性化を担い、いま最も注目されるコンサルティング会社「さとゆめ」は、いかにして数々の斬新なプロジェクトを成功に導いたのか――。
進化を超える進化 サピエンスに人類を超越させた4つの秘密 (文春e-book)
火を使うことは、人間の利用可能なエネルギーを飛躍的に増大させ、わたしたちを生物的な限界から解き放った。言葉という情報こそが、複雑な文化的知識を正確に伝え、わたしたちを協力させることを可能にした。美が、わたしたちの活動に意味をもたらし、共通のアイデンティティで融合させ、大規模な社会をつくりあげた。そして時間が、世界を客観的・合理的に説明する方法の基盤となり、わたしたちの科学をここまでにした。この4つの要素と人類の物語は新鮮な驚きに満ち、今まで気づかなかった人間観を与えてくれる。そして、生物進化を超えた文化進化の先には「超人類」の姿が見えてくる……。2020年の英国王立協会(世界最古のもっとも権威ある学会)サイエンス・ブック賞最終候補作。科学本の垣根を超え、知的刺激を求めるあらゆる読者に贈る、待望の邦訳。
中野京子と読み解く フェルメールとオランダ黄金時代 (文春e-book)
絶対王政時代の17世紀ヨーロッパ。オランダは王を戴かず、経済の力で大国になった。海洋貿易、軍事、科学技術で世界を牽引し、文化・芸術も大きく花開いた。「他国では王侯貴族や教会の占有物だった絵画が、フェルメールの生きた十七世紀オランダでは庶民の家の壁にもふつうに飾られていました。フランス印象派より二世紀も先に、庶民のための芸術が生まれていたのです」(あとがきより)
フェミニズムってなんですか? (文春新書)
性差別のない21世紀を実現するために。フェミニズムを様々なトピックで学ぶ必携の一冊!
歴史人口学で見た日本〈増補版〉 (文春新書)
本書は、速水氏の長年にわたる仕事のエッセンスをコンパクトにまとめたもので、「歴史人口学」の最良の入門書。と同時に、「歴史人口学で見た新しい日本史」。速水氏が学士院の紀要に寄稿した論文を新たに加えた増補版。
人生を豊かにする 歴史・時代小説教室 (文春新書)
人気作家が創作の秘密を明かす。小説家を目指す人に向けた連続講義が書籍化。文章の書き方から資料の使い方、テーマの見つけ方まで、読めば小説を書きたくなる!
レオナルド・ダ・ヴィンチ 上 (文春文庫)
画家、科学者、軍事顧問、舞台演出家など多彩な顔を持ち、光学、幾何学、解剖学などを独自に研究。様々な分野に革命的インパクトをもたらし、普遍の価値を持つ名画を遺した――。ルネサンスを代表する”万能人”レオナルド・ダ・ヴィンチは、なぜ不世出の天才たり得たか。稀代の伝記作家が、全自筆ノートを基にその秘密に迫る。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 下 (文春文庫)
人類の、自然の、宇宙の秘密への飽くなき興味は、尽きることを知らなかった。やがて磨き上げた画法は、ついに傑作『最後の晩餐』に結実する。そして死ぬまで手元に置いた『モナリザ』の微笑は、知的好奇心の探究に没頭した生涯の賜物だった――。最新の研究成果を網羅し、その謎と実像に肉薄した傑作評伝。解説・ヤマザキマリ
後悔の経済学 世界を変えた苦い友情 (文春文庫)
不合理な人間モデルを前提とした行動経済学を生み、世界を永遠に変えた、2人の天才科学者の友情と別れ。世界的ベストセラー『ファスト&スロー』著者にして、ノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン。華やかに見える彼の人生には、決して欠かすことのできない共同研究者がいた。彼の名はエイモス・トヴェルスキー。カーネマンはこの悲運の天才を愛し、そして激しく嫉妬した――。参考記事:【行動経済学の誕生】『かくて行動経済学は生まれり』マイケル・ルイス(2017年07月30日)
よし、わかった! いきものミステリークイズ (文春e-book)
いきものに詳しいフムフム博士と助手のQ太くんと一緒に動物園・水族館・昆虫館・いきものと暮らすおうちをめぐって、雑学クイズにチャレンジ。楽しくクイズに答えて解説を読むだけで、いきものたちのミステリアスな生態を深く理解することができます。間違い探しや脳トレ(なぞなぞ・判じ絵)のページもあって、遊びの要素がいっぱい。クイズの作成・解説は、いきものが大好きで「日立世界ふしぎ発見!」(TBS系)にミステリーハンターとして出演している、動物作家の篠原かをりさんが担当。
韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか (文春新書)
近年、韓国発のエンターテインメントの世界的な活躍のニュースは毎日のように目に入ってきます。7人組ボーイズグループBTSの国連でのスピーチやパフォーマンス、Netflixドラマ『イカゲーム』や『愛の不時着』の世界的ヒット。髪型やファッションをK-POPアーティストに寄せることも今では珍しくありません。その韓国エンタメ産業の躍進は、実は韓国社会の変化と大きく結びついています。参考記事:【韓流の強さの秘密?】『韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか』菅野朋子(2022年09月20日)
危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて (文春新書)
埋まらない社会の分断、無関心という病、かつてない気候変動の危機。コロナ禍で顕在化した危機にどう立ち向かえばいいのか。時代の危機に、キリスト教はどう答えてきたのか? 教皇フランシスコ、トマス・アクィナス、アウグスティヌスからカール・バルト、西田幾多郎まで。未来を照らす光を過去の叡智に探る神学対談。
ナナメの夕暮れ (文春文庫)
オードリー若林の6年間の集大成エッセイ。「おじさん」になって世界を肯定できるようになるまで。書き下ろし17,000字!「明日のナナメの夕暮れ」収録。
長生きしたい人は歯周病を治しなさい (文春新書)
国民の8割が歯周病(半分は歯肉炎)だそうだ。しかし、歯周病を甘く見たら大変だ、ということが最近、詳細にわかってきた。歯周病菌は約700種。そのバイキン量は尻の穴と同じぐらいと、菌の巣窟なのだ! 歯周病菌を放置しておくと、心筋梗塞のリスクは2・8倍、脳卒中の罹患率は20%増え、早産のリスクは7倍に。また、糖尿病の合併症とも深くかかわり、膵がんのリスクは1.6倍になる。アルツハイマーとも密接な関係もある。さらに、脂肪が増えて太りやすくなる他、高齢者の死因にもなる誤嚥性肺炎の原因菌であることもわかってきた。まさに、歯周病は全身に影響するあまりにも恐ろしい感染症なのである。
シルクロードとローマ帝国の興亡 (文春新書)
ローマと漢、二つの古代帝国の興亡は、シルクロードと深い関係にあった。ユーラシアを横断する交易に着目した、新しい壮大な世界史。
筒美京平 大ヒットメーカーの秘密 (文春新書)
まさに筒美京平をめぐる完全版! 「超えられない数字、才能。でも、鍵[key]は残してくれたかも!」――小室哲哉筒美のシングル売り上げは7560万枚で、2位の小室哲哉(7184万枚)を凌ぐ。作ったのは3000曲近い。名実ともに日本一のヒットメーカーだ。彼の作曲家としての凄さは、最新の音楽潮流をとりこんで、一般人にわかりやすい音楽として加工し続けたところにある。
平成史―昨日の世界のすべて (文春e-book)
平成は、1970年に始まっていた――!?団塊からZ世代まで必読の日本の全貌!小泉純一郎から安室奈美恵まで――平成育ちによるはじめての決定版平成史が誕生した。気鋭の歴史学者として『中国化する日本』で脚光を浴び、その後、双極性障害による重度のうつの経験をもとにした『知性は死なない』で話題を集めた著者が、「歴史学者としての著す最後の書物」と語る、渾身の一作。昭和天皇崩御から二つの大震災を経て、どんどん先行きが不透明になっていったこの国の三十年間を、政治、経済、思想、文化などあらゆる角度から振り返る。新型コロナウイルスによる政治・社会の機能不全の原因も、「昨日の世界」を知ることで見えてくる。春e-book)
Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book)
善人が悪人になってしまう理由とは。なぜ人類は生き残れたのか。これから生き延びるためにどうすればよいかが書かれた「希望の書」。
最終結論「発酵食品」の奇跡 (文春e-book)
言わずと知れた「発酵仮面」こと小泉武夫先生による「くさうま(臭くて美味い)」の決定版。今回は実際に小泉先生が発酵の現場に足を運んで、思わず仰天した「奇跡の発酵食品」の中から絞りに絞った17品目を紹介します。小泉先生がその食品といかにして出会ったか、からスタートする各章は、紀行文としての魅力もたっぷり。日本国内はもとより、中国の奥地にまで出かけていきます。また、出かけた先で出会った人たちも、一癖も二癖もある魅力的な人物でした。
教養脳 自分を鍛える最強の10冊 (文春新書)
「古典」の美味しいところだけを味わう! 万葉集、論語からヒトラー『我が闘争』まで、気になりながら読み通せない古典を、博覧強記の批評家が刺激的かつ明解に解説。読むと読まないとで、人生が変わる。
新・AV時代 全裸監督後の世界 (文春文庫)
ドラマ「全裸監督」の土壌はここにある! 90年代のAV業界に革命を起こしたSODの高橋がなりなど、社会の良識から逸脱し破天荒な試みをする人々を濃密に描き出した傑作。
英文学教授が教えたがる名作の英語 (文春e-book)
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ポー、村上春樹――「黄金の抜粋」で出会う本物の英語! カンタンな英文だけでは、英語を操るための「体幹」が身につきません。歯ごたえたっぷりの名作には、英語的感覚を身につけるためのお役立ちヒントがたっぷり。時代背景や小説のルールなど丁寧に解説し、和訳、語注や文法の説明も充実。読むための入り口までご案内します。昔から気になっていたけど、なかなか手に取れなかったという有名作品の原文をこの機会に是非。読んでみると、やっぱりおもしろい! おかしい! 怖い! おもしろくて読む英語は、次のステップにつながります。読まずにいるのはもったいない。東京大学英文学教授による、英米文学講義。
お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県 (文春新書)
お寺がわかればその土地がわかる。お寺は「日本を知る」最強のパワースポットだ! 東北のオススメ古刹は芭蕉に聞け?善光寺にはなぜ宗派がない? 日本で唯一国宝のお寺、「本物の釈迦の骨」を安置する塔、恐山と並ぶ「冥界結婚」の霊場など、著者が実際に取材したお寺を47都道府県各1か所ずつ紹介。歴史、県民性、観光の見どころを徹底探訪し、各都道府県の地域性を解き明かす一冊。
細野晴臣と彼らの時代 (文春e-book)
音楽家・細野晴臣の決定版評伝! 「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」「YMO」で彼は何を生み出したのか。細野晴臣本人をはじめとし、松本隆、鈴木茂、坂本龍一、高橋幸宏、林立夫、松任谷正隆、矢野顕子など共に音楽活動をしてきた人々が証言する、苦悩、確執、“解散”の真相、そして音楽の歓び。
マンガ 生涯投資家 (文春e-book)
「お金儲けして、何が悪いんですか?」。「物言う株主」として日本経済に旋風を巻き起こした村上世彰。その波瀾万丈の半生と投資理念を綴ったベストセラー自伝を、ホリエモンこと堀江貴文氏の獄中記で知られる漫画家・西アズナブルが完全コミカライズ!
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【編集後記】
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【編集後記2】
◆一昨日の「Gakkenグループ 春の特大フェア」の記事で人気が高かったのは、この辺の作品でした(順不同)。知れば知るほどおいしい! クラフトビールを楽しむ本
知れば知るほどおいしい! 日本酒を楽しむ本[東日本編]
知れば知るほどおいしい! 日本酒を楽しむ本[西日本編]
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