【ダイエット】『「やせてる人」の習慣、ぜんぶ集めました。』工藤孝文 (監修):マインドマップ的読書感想文

2024年01月25日

【ダイエット】『「やせてる人」の習慣、ぜんぶ集めました。』工藤孝文 (監修)

「やせてる人」の習慣、ぜんぶ集めました。 (青春新書プレイブックス P 1207)

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、一昨日の「未読本・気になる本」の記事にて、人気の高かったダイエット本。

とにかく痩せるためのTIPSが山ほど詰まってますから、万年ダイエッターの方なら目を通すべき1冊となっております。

アマゾンの内容紹介から。

ダイエットしているのになかなかやせない人、食べたいものを食べているのに太らない人がいる。その違いは、一体?! そう、日頃の習慣にあるのです。本書は、「やせてる人」の習慣を、食べ方、メンタル、睡眠、ケア、運動、考え方、動作など、さまざまな側面から紹介する。

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3. Hcg-Diet-Forum / TipsTimesAdmin

【ポイント】

■1.やせたい気持ちが沸く「鏡ダイエット」は効く！

　ダイエットの成功者がよく行っているのが、ありのままの姿を知って、「もっと頑張ろう！」という気にさせる「鏡ダイエット」。裸または下着姿になって、全身を鏡に映してチェックするやり方だ。
　おなかがちょっとへこんできたな、全体的に丸みがなくなってきた気がする、といったように、ダイエット中の体の変化がひと目でわかる。おなかをもっとへこませよう、理想のスタイルに近づけよう、これからも頑張ろうと、モチベーションを高められるのでぜひ試してみよう。

■2.ゆっくり食べることで、食欲にブレーキがかかっていた

　さまざまな研究によって、食べる速さと肥満度の関連性は明らかになっている。早食いの人たちは、ゆっくり食べる人たちと比べて、中年男性では体重が平均9㎏も重いというデータがあるほどだ。
　満腹感を覚えるのは、食べた糖質が分解されて血糖値が上がり、脳にある満腹中枢が刺激されるからだ。しかし、その刺激を感じて食欲にブレーキがかかるまでには、食べはじめてから20分ほどかかる。このため、早食いをすると必要以上の量を食べやすく、肥満につながりやすいというわけだ。やせたいのなら、毎食、ゆっくり食べることを心がけるようにしよう。

■3.1日1杯、飲むだけでやせ体質に変わる「魔法のドリンク」とは？

うまみ成分である昆布のグルタミン酸にはドーパミンに似た機能があり、鰹節のトリプトファンは「幸せホルモン」セロトニンの材料となる。だしに舌が慣れると、脂っぽい料理をくどいと感じるようになり、うま味たっぷりの料理をほしくなっていく。こうして、「やせる人の味覚」を手に入れたら、ダイエットはぐっと成功しやすくなる。
　この素晴らしいだし効果は、「だしドリンク」を毎日飲むことによって一層高められる。昆布、鰹節、煮干し、抹茶、それぞれの粉末を「3：1：1： 0.5」の割合で混ぜ、大さじ1杯をカップ1程度のお湯に溶かしたものだ。飲み続けるうちに味覚や嗜好が変わり、うま味の効いたあっさり料理を好むようになっていくだろう。

■4.おやつ好きなのに太らない人は、個包装のお菓子がお気に入り

　甘いものを食べるのを我慢すればするほど、どんどん食べたくなっていく。この体の仕組みは変えられないので、その欲求を上手にそらす方法を身につけるようにしたいものだ。
　たまにおやつを楽しんでも、食べる量が少ないと太らない。しかし、ショートケーキやまんじゅうをひと口だけ食べるわけにはいかない。そこで、面倒くさがりの人におすすめするのが、1個ずつ包装されているお菓子だ。
　たとえば、チョコレートなどにはこういったタイプが少なくない。これらを食べるときには、包装をいちいち取る必要があるが、ちょっと面倒なので、大量に食べる気にはあまりならないのだ。おやつを少量でとどめるためのアイデアとして、頭に入れておこう。

■5.やせる人は前向きに「食べるもの」を決める

　ダイエットで大事なのは「何を食べないか」だと思ってはいないだろうか。たとえば、ショートケーキやスナック菓子のような甘いものは食べない、脂身たっぷりの牛肉や豚肉は食べない、お酒を飲むときに揚げ物は食べない、といった具合だ。
　こうした食べ方を続ければ、体重は減っていくだろう。しかし、最終的には成功しない可能性が大きい。カナダの研究では「食べないもの」に注目したダイエットの成功率は5％弱だったが、「食べたいもの」を決めた場合は 66％が成功した。「何を食べないか」ではなく、「何を食べるか」を意識するほうが長続きさせるのに重要なのだ。

【感想】

◆小ネタばかり大量に集めた作品でした。

その数全部で128!?（数え間違いがなければ）

ただし、やや違ったテーマとは言え、同じ食材（キュウリ）が3回も出てきたり、他にも微妙に似ているネタがあったので、あまり数にはこだわらなくて良いかもしれません。

そして、よく見ると、書かれた工藤孝文さんは「著者」ではなくて、「監修」という扱いになっています。

これはおそらく、「編集」である「ホームライフ取材班」が集めたネタを、工藤さんがチェックした上で本にされた、ということかな、と。

それがゆえ、通常お一人の専門家が書かれたダイエット本に比べると、下記目次にもあるように、切り口が多岐に渡っています。

◆もちろん、これだけ数が多ければ、類書とネタはかぶりますし、私自身、当ブログでかなりの数のダイエット本や健康本をご紹介していますから、既知のお話も多々ありました。

ただ、こうして改めて一気に読んでみると、なるほどダイエットにも色々なやり方があるのだな、と思った次第。

特に本書の場合、「習慣」レベルのお話ですから、やろうと思えば、すべてやれないこともないでしょう。

第5章の「運動」にしたって、ハードなものどころか、筋トレすらありません（上記ポイントでは割愛しちゃいましたが）。

つまり、常日頃の生活を、ちょっとだけ変えることで、今より痩せられる可能性が高まるわけです。

とはいえ、第6章の「お酒」は、私のようにハナから飲まない人だと、活かせませんが。

◆さて、上記ポイントの1番目のお話は、第2章の「『脳』を操る習慣」からのもの。

私も鏡に映ったお腹がポッコリしているのに気づいてからは、バス通勤をやめて、ある程度歩く必要がある地下鉄通勤にしました。

たまたま変えてから、雨に降られたことが1度しかないのですが、これからの花粉の季節は外を歩く時間が長いのは迷うところです。

また、上記ポイントの2番目の食べる速度のお話は、第3章の「『食べ方』の習慣」から引用しました。

早く食べると太りやすい、とはよく言われていますが、改めて自戒を込めて。

ただし、このすぐ後には「だらだら食べる」と消化が進んでしまい、さらに食べてしまう可能性がある、という指摘がありましたので、ご留意を。

◆一方、第4章の「『食べもの』の習慣」から抜き出したのが、上記ポイントの3番目の「だしドリンク」。

なるほど、「だし」を味わう舌にしてしまえば、脂っこい食事を敬遠するようになる、というのは納得です。

また、こちら夜中に空腹になった時に飲んでも良さそうな。

ただし、材料の組み合わせの中に「抹茶」が入っているのは、いかがなものかと（個人的な趣向の問題）!?

ちなみにこの直後の節では、「昆布茶」が勧められているのですが、同じ「だし」テイストでも、こちらなら「だしドリンク」より手軽に利用できそうです。

◆また上記ポイントの4番目のお話は第6章からのもの。

そういえば自分も、個包装とはちょっと違うのですが、こちらのスナックにはまっておりまして（アマゾンにあるタイプだとちょっと大量すぎるので、お近くのスーパー等でお求めください）。

モントワールギンビスカリッとえだまめ５Ｐ 90g×12袋

1人だとポテチ一袋食べきれませんが、これならたった90グラムですし、小腹が空いた時にはもってこいです。

しかも一袋89Kcalとのことで、ダイエットにも向いているかと。

そして、「目からウロコ」だったのが、第8章から引用した上記ポイントの5番目のお話。

やたらと「これを食べなきゃいい」とばかり思っていましたが、「何を食べるか」を意識した方がいいんですね。

勉強になりました。

これだけあれば、どれかは必ず自分に当てはまります！

「やせてる人」の習慣、ぜんぶ集めました。 (青春新書プレイブックス P 1207)

Part1 やせてる人の「秘密」の習慣、ぜんぶ集めました。
Part2 やせてる人の「脳」を操る習慣、ぜんぶ集めました。
Part3 やせてる人の「食べ方」の習慣、ぜんぶ集めました。
Part4 やせてる人の「食べもの」の習慣、ぜんぶ集めました。
Part5 やせてる人の「運動」の習慣、ぜんぶ集めました。
Part6 やせてる人の「お酒とおやつ」の習慣、ぜんぶ集めました。
Part7 やせてる人の「腸」を元気にする習慣、ぜんぶ集めました。
Part8 やせてる人の「ダイエット」の習慣、ぜんぶ集めました。
Part9 やせてる人のNG習慣、ぜんぶ集めました。