2023年12月02日
<終了済み>【50%ポイント還元】「Kindle本ポイントキャンペーン」始まりました!
【はじめに】
◆今日は週末ということで、朝からKindleの公式セールのご紹介を。現在アマゾンでは、複数版元のKindle本4万冊以上を対象とした「Kindle本ポイントキャンペーン」を開催中です。
Amazon.co.jp: Kindle本ポイントキャンペーン
そこでまず今回は、セールは久しぶりとなる文藝春秋さんをチェックしてみました。
なお、セール期限はリンク先にもあるように「12月14日(木)まで」。
新作を中心に当ブログ初登場となる作品も多々ございますから、ぜひご覧ください!
注:このセールは終了しました。

Kindle Fire / Courtbean
【「Kindle本ポイントキャンペーン 文藝春秋分」より】
◆上記リンクは「おすすめ順」ですが、こちらでは「出版年月が新しい順番」で並べております。
増補版 藤原道長の権力と欲望 紫式部の時代 (文春新書)
2024年大河ドラマ「光る君へ」(主演・吉高由里子)の世界がこの1冊に! 紫式部の時代がわかる! 『源氏物語』のパトロンでもあった藤原道長。世界記憶遺産に認定された日記『御堂関白記』から、王朝の様子、権力の動きが明らかに。

発酵食品と戦争 (文春新書)
一見、関わりなど無いように思える「発酵」と「戦争」。しかし太平洋戦争末期からの食糧欠乏期、国民全体が発酵食品にいかに救われたか、また食糧のみならず爆薬・燃料・薬品をもつくる驚異のパワーを、古今東西の豊富な事例で紹介。その幅広さには、「発酵」の豊かさと無駄のない強靭さ、無限の可能性が感じられる。

大人の学参 まるわかり日本史 (文春新書)
この国の成り立ちが分かる! この国は、いかにして今こうあるのか。東大、京大などの入試問題から、現代の諸問題を考える上で手がかりになる日本史の良問を解説。

マイナ保険証の罠 (文春新書)
7000件以上の誤登録、医療現場でのシステム障害など、トラブル続きの「マイナ保険証」。さらに2024年秋には、現行の健康保険証は使えなくなる――。見切り発車、その場しのぎの続く政府の対応への不信感もつのる。このままの状態でマイナンバーカードの「拡充」が進めば、情報流出のリスク、情報弱者切り捨てなどの問題も増大するだろう。政府を挙げて暴走するDX政策の罠を、利用者の目線でわかりやすく解き明かす。

ユー。 ジャニーズの性加害を告発して (文春e-book)
衝撃の告発と自身の半生を辿る。ジャニー喜多川氏の性加害を実名・顔出しで告発して「山」を動かした元ジャニーズJr.、カウアン・オカモト氏。オカモト氏が赤裸々に明かす、ジャニーズ性加害の実態と、波乱の人生。

薬物依存症の日々 (文春文庫)
五年ぶりに会った長男は「大丈夫だよ」と笑ってくれた。覚醒剤取締法違反による衝撃の逮捕。執行猶予満了を前に、清原は想像を絶する苦痛の中でもがき続けてきた。自殺願望、うつ病との戦い、信頼できる主治医との出会い、そして、家族との再会。真っ暗な闇の中でもがき続けるかつてのスターは、夏の甲子園に決勝戦を観戦に行きたいという願いを抱くが……。

忘れながら生きる 群ようこの読書日記 (文春文庫)
読んだ時間が楽しければ、それでいい。群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。

君たちはこの国をどう守るか (文春e-book)
海上自衛隊特殊部隊の創設に関わり、各国の軍隊と交流のある伊藤祐靖氏と、ウクライナ・イラク・北朝鮮など世界の現場で活躍する戦場カメラマンの二人による初の対談本。「これからの日本、特に若い人たちはどうあるべきか」を国防という視点からから考える。

武藤章 昭和陸軍最後の戦略家 (文春新書)
昭和陸軍キーパーソンの本格評伝。昭和の戦争に大きな影響を与えた武藤章。陸軍をリードしつつ対米戦反対という「つかみにくい」人物とされる。その思考を解き明かす。

読書感想文を苦しまずに書く! (文春e-Books)
松本清張賞受賞作の『屋上のウインドノーツ』、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校部門)に選出された『タスキメシ』、そして『風に恋う』、『沖晴くんの涙を殺して』、『競歩王』……青春小説の名手・額賀澪が満を持してお届けする読書感想文の書き方講座が電子書籍オリジナルで登場!

自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から (文春e-book)
「格差」とは何か?世界的ベストセラー『21世紀の資本』著者による大注目作! 世界的ベストセラー『21世紀の資本』のトマ・ピケティが、「格差」について考察。「r>g」の衝撃から10年。戦争、気候危機、経済不安などを受け、世界は”第二次ピケティ・ブーム”へ。その最新思想エッセンスを、ピケティみずからコンパクトな一冊にまとめたのが本書である。

ありがとうだよ スミちゃん 欽ちゃんの愛妻物語 (文春e-book)
欽ちゃんの亡き妻への“ラブレター”。最後にぼくはこう言いたい――。亡くなって今夏で三年になる妻・澄子さんへの思いをはじめ、欽ちゃんの名言満載のエッセイ集。

雑学×雑談 勝負クイズ100 (文春e-book)
10ジャンル×10問、100問のクイズが楽しめる! 「しっぽの先が折れたり曲がったりしている『かぎしっぽ』の猫が、日本一多い都道府県はどこでしょう?」「1984年に公開された名作映画『グレムリン』と同じセットを使用して撮影された、1985年公開の名作映画は何でしょう?」。家族団らん、飲み会、デート……トークのお供に! 会話のきっかけ作りに! 知的雑談力がアップする、とっておきのクイズ100問!

小さなことからコツコツと 西川きよし自伝 (文春e-book)
芸能生活60周年記念。17歳で喜劇役者の石井均に弟子入りし、翌年に吉本新喜劇へ。ヘレン夫人との出会い、歴代総理との交流など秘話満載。

私説ドナルド・キーン (文春e-book)
なぜキーンさんは英語で書き、私に翻訳させたのか。ドナルド・キーンは生前、日本の新聞社・出版社の求めに応じて自伝を3冊刊行したが、まとまった評伝はこれまで書かれてこなかった。『日本文学史』をはじめ、長年のキーンの日本文学研究についての本格的な批評・研究もあまり見られないのではないか。数々の文学賞や文化勲章を受け、晩年に帰化してからは多くのメディアに登場したが、「学者ドナルド・キーンは、こうした受賞も含めて世間で持て囃されるか、あるいは無視されるか、そのどちらかの扱いしか受けてこなかったような気がする」と、40年来の友人で、『明治天皇』『日本人の戦争』などを翻訳した著者は指摘する。ドナルド・キーン生誕101年、ユーモアと本物の知性を兼ね備えた文人の生涯をたどり、その豊かな仕事に光をあてる1冊。

オタクのたのしい創作論 (文春e-book)
悩めるオタクの魂の叫びを、ゆるっと解決! 「笑って創作したい」オタクのための必読書!――『私のジャンルに「神」がいます』真田つづる氏、推薦!! 絵描き字書き問わず、創作において悩めるオタクの魂の叫びを、超・オタク作家カレー沢薫がゆるっと解決!、丸「原作無視の二次創作が気になる」「過疎ジャンルで感想がもらえない」「40代で同人イベントはやめるべき?」「推しを死なせてしまう矛盾と苦悩」「神創作者の方程式とは?」といったお悩みから、書きおろし相談「十数年の推しカプとは別のカプにハマってしまったら」「お金を得ることと創作意欲のバランスをとるには」まで、創作に迷うすべての人に捧げる抱腹絶倒のエッセイ!!

Number(ナンバー)1075号[雑誌]
SPECIAL FEATURES。三笘薫の衝撃。MITOMA DRIBBLE PAST THE WORLD

ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦 (文春新書)
米中の覇権争いでは終わらない。世界は戦争の世紀に突入した――最前線! リアルタイムの戦争研究。グローバリゼーションが進んだ世紀におけるウクライナ戦争の開始は、「終わらない戦争」の始まりを告げる出来事となった。見えない情報の行き交うサイバー戦、イーロン・マスクのスターリンクに代表される民間による宇宙利用もが戦争の命運を握る。ウクライナ戦争以後、戦争はどう変わったのか? 米中の覇権争いでは終わらない新たな問題群を前に、台湾有事を抑止することは可能なのか? ロシア・ウクライナ戦争をケーススタディに、「大国間競争」に埋め込まれた「終わらない戦争」について考える。

完全版 ローマ人への質問 (文春新書)
20万部のベストセラーを全面改稿! 流入する異民族、広がる経済格差、しのび寄る衰退……すべてはローマに学べ! 「塩野ローマ史」のエッセンスが一冊に!

チャットGPTvs.人類 (文春新書)
「人間」と「機械」を区別できなくなる? 子供(教育)から大人(ビジネス)まで、我々の日常生活を根底から変えるテクノロジーの「すごさ」と「危険性」を知るための必読書。

80代現役医師夫婦の賢食術 (文春新書)
人生100年時代、健康寿命は自分で延ばす! 世界中で食と健康の関係を研究してきた85歳の京大名誉教授がたどりつき、自ら毎日実践している「世界最高の健康長寿食」とは。

師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常 (文春e-book)
スゴすぎる弟子をもった“日本一有名な師匠”の思い。次々とタイトルを奪取し、将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である杉本昌隆八段が、瞬く間に頂点に立った弟子との交流と、将棋界のちょっとユーモラスな出来事を綴ったエッセイ集。週刊文春連載を単行本化。藤井聡太とのエピソード満載! 先崎学九段との対談「藤井聡太と羽生善治」も特別収録。

ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒 (文春e-book)
60人超の証言者が語る、沢田研二ノンフィクションの決定版。1970年代。音楽、ファッションが革新を遂げ、ポップスが花開く。その中心には必ず、彼がいた。バンドメンバー、マネージャー、プロデューサー、共に「沢田研二」を創り上げた69人の証言で織りなす、圧巻のノンフィクション。「週刊文春」人気連載、単行本化。

映画の生まれる場所で (文春文庫)
臨場感溢れる撮影日記、手紙、画コンテなど貴重な資料が満載の単行本『こんな雨の日に〜映画「真実」をめぐるいくつかのこと』を改題し、待望の文庫化。文庫版には、監督自身による渾身の大幅加筆と、女優の橋本愛さんによる解説が新たに付され、『真実』の後日譚とともに、韓国で撮影され、カンヌで二冠の偉業を成し遂げた『ベイビー・ブローカー』、総合演出を務めたNetflixの『舞妓さんちのまかないさん』、坂元裕二、坂本龍一とタッグを組んだ話題作『怪物』(カンヌ国際映画祭コンペ部門ノミネート)の制作秘話も語られる。

池上彰の「世界そこからですか!?」 ニュースがわかる戦争・国家の核心解説43 (文春e-book)
読めば「?」が「!」になる、週刊文春連載最新版。ウクライナ侵攻後の世界は、今どうなってるの? なぜそうなるの? ニュースの謎を解く“そもそも解説”。シリーズ累計25万部の「週刊文春」連載最新版。マイケル・サンデル氏、小泉悠氏、柄谷行人氏との特別対談収録!

柄谷行人『力と交換様式』を読む (文春新書)
1970年代後半から文芸批評家として活躍し、90年代後半からはマルクスやカント、ホッブスの読解から「交換」に着目した理論で社会や歴史を読み解いてきた柄谷行人さん。その集大成ともいうべき『力と交換様式』では、社会システムをA=贈与と返礼の互酬、B=支配と保護による略取と再分配、C=貨幣と商品による商品交換、D=高次元でのAの回復という4つの交換様式によって捉え、とりわけ資本主義=ネーション=国家を揚棄する、人間の意思を超えた「D」の到来をめぐって思考を深めた。「Aの回復としてのDは必ず到来する」。民主主義と資本主義が行き詰まりを見せる混迷の危機の時代、絶望的な未来に希望はどう宿るのか。その輪郭はどのように素描可能か。『トランスクリティーク』『世界史の構造』、そして『力と交換様式』を貫く「交換様式」の思考の源泉に迫る。

70歳からの人生相談 (文春新書)
迷ったら、マムシに聞け! 年を取ってもハッピーに生きていくためにはどうするべきか? 高齢者の「ご意見番的存在」毒蝮三太夫さんが贈るアドバイスの数々。

Number PLUS WBC2023 完全保存版「侍ジャパン 頂点の記憶。」 (Sports Graphic Number PLUS) (文春e-book)
WBC 2023 THE BRIGHTEST MOMENT。完全保存版。侍ジャパン 頂点の記憶。

黒幕の日本史 (文春新書)
黒幕を知れば日本社会がわかる。この国をウラで動かした16人。黒幕を知れば、この国の組織原理が見えてくる! 歴史の陰に隠れた真実を東京大学史料編纂所教授が大胆推理!

負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部 (文春e-book)
検察は正義ではなかった。無実の罪によって逮捕され、創業した会社を失い、248日間にわたり勾留された男が、完全無罪を勝ち取るまでの全記録。

中森明菜 消えた歌姫 (文春e-book)
表舞台から姿を消して5年あまり。彼女の歌手人生は、デビューした1980年代を第1幕とすれば、混迷の第2幕を経て、これから第3幕を迎えようとしている。「お金をね、持っていかれるのはいいんです。でも一緒に心を持っていかれるのが耐えられないの」。1990年代に入り新事務所を立ち上げてレーベルも移籍した頃、雑誌のインタビューで打ち明けていた。孤高にして寂しい――。不朽の名曲「難破船」を提供した加藤登紀子は、明菜をそう表現した。自らの道を進もうとするほどに孤独になっていく「歌姫」の肖像。

沖縄有事 ウクライナ、台湾、そして日本――戦争の世界地図を読み解く (文春e-book)
安全保障の鉄則は「最悪のケース」を想定することだ。ロシアのウクライナ侵攻前に、専門家の多くは、「ウクライナ全土への侵攻は、軍事的に見て、あまりにも無謀すぎる」と語っていた。しかし、プーチンはウクライナ全土へ侵攻したではないか。今、中国の台湾侵攻についても、「中国は台湾を無傷で手に入れたいはずだ。敢えて戦争は仕掛けないだろう」という言説が主流である。本当にそうだろうか。もし、中国の台湾侵攻が起きたとき、日本も戦場にならないとは言い切れない。「中国が日米を巻き込むはずがない」というのは、あくまで私たちの願望に過ぎない。今や、起こらないはずの戦争が起こる時代なのだ。習近平の中国がやって来たとき、日本に備えはあるのか。

東大野球部には「野球脳」がない。 最下位チームの新・戦略論! (文春e-book)
野球エリ―ト軍団に、東大生は勝てるのか? 大越健介(東大野球部OB)、推薦。東大生たちは、死ぬほど考えて戦っている。鍵は、野球脳=一瞬の判断力。予言しよう。最高純度の哲学者たちが「東大は弱い」という固定観念を打ち破るはずだ。

心はすべて数学である (文春学藝ライブラリー)
他者の心の集合体=数学が脳を育てる。複雑系研究の泰斗が、数学は人類共通の普遍的な心の表現であり、その普遍心が脳の発達を促す、という仮説を語り下ろした刺激的一冊。

アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち (文春e-book)
ファイターズが総工費600億円を投じて完成したESCONFIELDHOKKAIDO。資金調達、建設地探し……無数のタスクに立ち向かい、大志を形にした男たちの物語。――あなたの心にフロンティアはありますか? 『嫌われた監督』『虚空の人』著者による感涙ノンフィクション!

コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル (文春e-book)
Twitter、noteで話題の筆者が贈る、初の著書! 外資系大手コンサルティング会社を12年間生き延びた、元文系バンドマンでもできた“最速仕事術”とは!? 答えがあることを自分で考えない、議事録は会議前に作れる、迷子にならないための論点思考……etc。どんな業界でも使える門外不出の秘技を初公開!

会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか (文春e-book)
今まで、主流の言語学が重視してきたのは常に文法や単語の成り立ちだった。しかし、あなたが人と会話するときに、完全に文法通りの文章で話すことなどあるだろうか?「あー」「いや」「はあ?」「え?」「で?」などなど、辞書には載らない言葉を繰り出しながら、すさまじいスピードで言葉のキャッチボールをしているのではないだろうか。もちろん文法の研究は重要だ。だが、人間は文字より前に会話をはじめていた。現実の会話には、主流の言語学が軽視してきた本質的な何かがあるのではないか……本書は、そんな言語学の「革命」を追うサイエンス本である。

闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由 (文春e-book)
よく知られている13人の女性たちが歩んだ道について聞いた、初のインタビューエッセイ。つまずきにもめげず腐らず、自分らしい花を咲かせた女性たちに、初めから特別な人はいませんでした。

トッド人類史入門 西洋の没落 (文春新書)
世界の混迷の起源がわかる! トッド理解の最良の入門書にして、主著『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』を読み解くための最適なガイド。政治学、経済学ではわからない現代の混迷(「西洋の没落」)を人類学が解き明かす。「世界」がそれまでとは違って見えてくる! 世界で物議を醸した仏フィガロ紙インタビュー「第三次世界大戦が始まった」も特別収録。

地銀と中小企業の運命 (文春新書)
コロナ支援が終わり、今後、中小企業と地銀の倒産が激増する恐れがある。しかし、「危機」は「チャンス」だ。地域経済と金融行政に精通する著者が、成功例をもとに明確な処方箋を提示。地銀と中小企業の未来はここにある! 関係者必読の「金融庁『業種別支援の着眼点』徹底解説」も「特別附録」として収録。

第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」 (文春新書)
ウクライナ侵攻をめぐる国連安保理でのロシア非難決議案採決を棄権し衝撃を与えたインド。そして各国による経済制裁のさなかにもロシアから石油を爆買いし、普通なら風当たりが強くなりそうなものだが、実際に起きたのは独自の立場を貫くインドへの主要国トップによる“モディ詣で”だった。貿易協定、サプライチェーン、エネルギー、半導体、インフラ整備、感染症対策……。あらゆる分野で激しさを増す米中を軸とする覇権争いにおいて、中国主導のAIIB(アジア・インフラ投資銀行)にも非加盟で中国と距離を置きつつ、安全保障上はクアッド(日米豪印戦略対話)の枠組みにある日米とも是々非々の独自路線を採る。インドと中国、インドとロシア、そしてインドと日米――。今まさに東半球を舞台に激突する「一帯一路」vs.「自由で開かれたインド太平洋」の2大経済圏構想。この“新たなグレート・ゲーム”の帰趨が21世紀後半のパラダイムを規定する。

0から学ぶ「日本史」講義 戦国・江戸篇 (文春文庫)
江戸時代に生まれたくなかった!? 飢饉で餓死者続出、身分の固定化、移動禁止…。江戸時代は史上最低の時代だった? 教養の達人が語る驚きの「日本史」講義、第三弾!

肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行 (文春文庫)
牛、馬、猪、鹿、鴨、鳩、鯨、羊、すっぽん、内臓……「人はなぜ肉を食べるのか」。問いを掲げた平松さんは、日本全国十か所をめぐり、十種の「肉」と人とのかかわりを徹底取材。ひとつの文化として肉をめぐる諸相をとらえ、動物とその肉について、見て、聞いて、食べて、深くその根源を考えた前代未聞のルポルタージュ。

金子みすゞと詩の王国 (文春文庫)
金子みすゞの希望と挫折の生涯、大正デモクラシーの理想から生まれた童謡詩の盛衰をたどりながら、珠玉の名詩60編を文学の視点から読解する新しいみすゞ論。NHK「100分de名著 金子みすゞ詩集」で指南役を務めた著者が、番組テキストに大幅に加筆。図版写真97点、実弟の日記を収載の決定版。心に響く暖かな言葉の王国へいざなう。

10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか (文春文庫)
子どもの反抗期は脳に原因があった!? 思春期の扱いづらさは脳の成長過程での未熟さや過敏さゆえだった! 未完成な脳の問題と利点を理解すれば、子どもに上手く向き合える。解説:渡辺久子

三国志名臣列伝 蜀篇 (文春e-book)
関羽、張飛、諸葛亮、趙雲……。d「めずらしいほど無垢な人」と部下に慕われた劉備に、どこまでもついていった男たちの純情と覚悟! いまも愛される英雄たちの挽歌。

失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私 (文春e-book)
忽然と姿を消した人気コラムニストの約17年ぶりの新刊は、愛と笑いに溢れた120%ポジティブ闘病記! 2009年11月、頭に激痛が走り「くも膜下出血なので今すぐ開頭手術を」と診断されたのに、手術を拒否して病院から帰宅。1週間後に手術を決意し受けたところ、くも膜下出血とは別の箇所で脳梗塞を発症、左脳の1/4が壊死して、目覚めたときには、利き手だった右手に麻痺がでて「お母さん」「わかんない」の2語しか話せなくなっていた……。

徳川家康 弱者の戦略 (文春新書)
徳川幕府が250年隠してきた真実を暴く! 信長、信玄、そして秀吉。圧倒的な強者を相手にしてきた家康はつねに「弱者」だった。それがなぜ天下人となったのか? そこには弱者だから取り得た戦略、ライバルからの旺盛な「学び」があった。第一人者が家康の実像に迫る。

負動産地獄 その相続は重荷です (文春新書)
資産を巡るバトルでも相続税対策でもない。親が遺した「いらない不動産」に悩まされる新・相続問題が多発! 戦後三世代が経過していく中、不動産に対する価値観が激変。これまでは相続財産の中でも価値が高いはずだった不動産が、誰も住む予定がなく、借り手も買い手も現れない「負動産」に。団塊世代が後期高齢者に突入した今、「いらない相続」は他人事ではないのです。戸建て住宅やマンション、別荘、都市農地、山林など、不動産のプロが、「負の相続」にならないための解決策を提言!

11人の考える日本人 吉田松陰から丸山眞男まで (文春新書)
吉田松陰は国防のために、幕府を倒した? すべてをお金で説明する福沢諭吉が今も読まれる理由とは? 趙進化論者、北一輝は天皇のカリスマに賭けた? 小林秀雄はひとつのことしか言っていない? 日本が抱えた難問に答えを出した「考える日本人」。これだけ押さえれば近代日本がわかる。

グループサウンズ (文春新書)
グループサウンズを深く愛聴し、また通暁する近田春夫氏は、どんなGS関連の書物にも、GSはビートルズの影響下にあったとされるが、まずは、その「常識」をくつがえすことから始める。そして彼らの音楽に深く分け入り、各グループについて詳細に論じる。その魅力の解き明かし方が、本書の醍醐味である。また付録として、生き証人でもある、元ザ・タイガースの瞳みのる、元ザ・ゴールデン・カップスのエディ藩、作曲家・鈴木邦彦へのスペシャル・インタビューも敢行した。今にして初めて明かされる秘話も満載だ。まさか、タイガースの発祥は、マージャン仲間だったとは……! 本書は、何年かに一度はやってくるGSブームの火付け役になるであろう。

完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件 (文春e-book)
福岡県北九州市で7人が惨殺された凶悪事件が発覚したのは、2002年3月のことだった。逮捕されたのは、松永太と内縁の妻・緒方純子。2人が逮捕された2日後に現場入りを果たして以来、20年間にわたってこの“最凶事件”を追い続けてきた事件ノンフィクションの第一人者が徹底的に描く、「地獄の連鎖」全真相。

0から学ぶ「日本史」講義 中世篇 (文春文庫)
「中世」がわかれば歴史は面白くなる! 平清盛は中世日本のジョブズ? 足利義満はなぜ「日本国王」を名乗ったのか? 幕府と将軍が登場し、実権を握る。その幕府は鎌倉から室町へ。さらに北条政子や日野富子などの女性たちも割拠し始め……。全体像がつかみにくい激動の「中世」を、教養の達人がわかりやすく解きほぐす。歴史学者・呉座勇一氏との対談も収録。

サル化する世界 (文春文庫)
日本人は劣化しているのか? 「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」――。サル化が急速に進む現代社会でどう生きるべきか? ウチダ流・警世の書!

人口で語る世界史 (文春文庫)
人口を制する者が、世界を制してきた──ロンドン大学・気鋭の人口学者が“人口の大変革期”に当たる直近200年を叙述。全く新しい教養書の誕生。

北関東「移民」アンダーグラウンド ベトナム人不法滞在者たちの青春と犯罪 (文春e-book)
本作では、筆者と通訳の「チーくん」(彼は日本育ちのベトナム難民の2世だ)が、まるでホームズとワトソンのように、「移民」による事件現場を訪ね歩く。そして、北関東ベトナム人アンダーグラウンドのボス、「群馬の兄貴」にたどり着く。スキンヘッドに気合の入った刺青、見るからに恐ろしい「群馬の兄貴」が犯した真の罪とは……。豚の窃盗から、誘拐、殺人と、あらゆる犯罪現場に、ベトナム人の好物である雷魚とアヒル、そしてビールを手土産に走り回る2人。恐ろしくて面白い、アンダーグラウンドレポート!

東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本 (文春e-book)
この本は、日本がなんだか辛いな、苦しいなと思っている方のための本です。野本さんはマレーシアに家族で移住して10年。いまは海外教育や海外移住について書いたコラムやラジオ、講演会で大人気です。一見不便で給与水準も低いのに、楽しそうな人が多いマレーシアという東南アジアの国。この国で学んだ人生を楽しく暮らす方法を紹介します。

0から学ぶ「日本史」講義 古代篇 (文春文庫)
「聖徳太子」は存在しなかった!? 宇宙のビッグバンから仏教伝来、藤原氏の興亡まで、世界史の達人である著者がやさしく語り下ろした、読んで楽しい「日本史」講義。

ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか? (文春新書)
ワクチンレタス、人工肉、ゲノム編集、デジタル農業……あなたの食べ物は知らぬ間に入れ替わっている! ベストセラー『デジタル・ファシズム』の著者が暴く〈フードテック・ファシズム〉

メタバースと経済の未来 (文春新書)
フェイスブックが社名をメタに改めたように、いま熱い注目を集めるメタバース。ブームが過ぎ去り、本格的な普及が予想される2030年以降、社会はどう変わるのか? そして貨幣、雇用、身体の行方は。資本主義を大きく変容させる「純粋デジタル経済圏」の誕生をも論じる未来の書。累計16万部、『人工知能と経済の未来』の続編誕生!

笑い神 M-1、その純情と狂気 (文春e-book)
一夜にして富と人気を手にすることができるM‐1グランプリ。いまや年末の風物詩であるお笑いのビッグイベントは、吉本興業内に作られた一人だけの新部署「漫才プロジェクト」の社員、そして稀代のプロデューサー島田紳助の「賞金をな、1千万にするんや」という途方もないアイディアによって誕生した。このM‐1に、「ちゃっちゃっと優勝して、天下を獲ったるわい」と乗り込んだコンビがいた。のちに「ミスターM‐1」「M‐1の申し子」と呼ばれ、2002年から9年連続で決勝に進出した笑い飯である。大阪の地下芸人だった哲夫と西田は、純情と狂気が生み出す圧倒的熱量で「笑い」を追い求め、その狂熱は他の芸人にも影響を与えていく――。芸人、スタッフ80人以上の証言から浮かび上がる、M‐1と漫才の深淵。笑い飯、千鳥、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、キングコング、NONSTYLE、スリムクラブ……。漫才師たちの、「笑い」の発明と革新の20年を活写する圧巻のノンフィクション、誕生!

体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉 (文春e-book)
古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに!参考記事:【脳とスキル】『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』伊藤亜紗(2023年03月13日)

統一教会 何が問題なのか (文春新書)
鈴木エイト氏、宮崎哲弥氏、島田裕已氏ら第一線のジャーナリスト、論者がいま、教団の実態に迫る! 信者からの巨額の献金、霊感商法、合同結婚式、政治家との癒着など、多くの社会問題を引き起こしてきた統一教会。文藝春秋は、30年あまりの間、その問題点を追及してきた。宗教とカルトの境はどこにあるのか? 政治家と宗教の関係は? 信者家族はどのような被害を受けてきたか? この一冊ですべてがわかる!

いじめの聖域 キリスト教学校の闇に挑んだ両親の全記録 (文春e-book)
2017年4月、長崎海星高校2年の男子生徒が首つり自殺した。いじめを示唆する遺書が残され、後に加害者の実名が記されたノートも発見された。親族のみでひっそりと葬儀を終えた両親に対し、学校の教頭は自殺を「突然死」や「転校」に偽装することを提案する。学校がいじめを隠蔽しようとしているのではないかと疑問を持った両親は、息子がいじめを苦に自殺したことを全校生徒や保護者に伝え、再発防止に努めてほしいと要望する。学校は自殺の原因を調査する第三者委員会を設置するが、第三者委がいじめと自殺の因果関係を認める結論を出すと、その報告書の受け入れを拒否する。両親が2019年2月に記者会見してその事実を公表すると、全国的な大きなニュースとなった。だが、その後も、報告書を受け入れて再発防止策を履行するように県の指導を受けながらも、学校が態度を改めることはなかった。そして、両親の会見から3カ月後、長崎海星高校では新たな自殺者が出た――。

コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来 (文春e-book)

コード・ブレーカー 下 生命科学革命と人類の未来 (文春e-book)
ビル・ゲイツが「読むべき5冊」に(2021年末発表)に選出! 「生命科学の最前線を知る絶好の書。多くの人に読んでもらいたい大変優れた本」――ノーベル賞生物学者・大隅良典氏推薦! 世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家による最新作! 米Amazonで1万レビュー超え、平均4.7★ 。全米ベストセラー遂に上陸! 遺伝コードを支配し、コロナも征服。ゲノム編集技術クリスパー・キャス9を開発しノーベル賞受賞し、人類史を塗り替えた女性科学者ジェニファー・ダウドナが主人公。20世紀最大の「IT革命」を超える大衝撃、「生命科学の革命」の全貌を描き尽くした超弩級のノンフィクション。

本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式 (文春文庫)
コロナ禍でさらに進んだ貧困問題。想像を絶する貧困のリアルから様々な支援の方策まで――国内外の最底辺を取材し続けてきた著者が若い世代に全力で届ける感動の講義。

長生きは老化のもと (文春文庫)
コロナ禍で土屋教授は悠々自粛の日々を余儀なくされるも、果敢な挑戦は続く。コロナに負けるな! 家庭平和を破壊しろ! 整理整頓を軽蔑しろ! 通販業者を論破しろ! コーヒーの通になれ! いやなるな! その都度敗北に塗れる姿に人生の深淵と笑いを見出す根性の一冊。「週刊文春」の大人気長寿連載文庫化。解説・川上弘美

我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか (文春e-book)
ホモ・サピエンス誕生からトランプ登場までの全人類史を「家族」という視点から書き換える革命の書! 人類は、「産業革命」よりも「新石器革命」に匹敵する「人類学的な革命」の時代を生きている。「通常の人類学」は、「途上国」を対象とするが、「トッド人類学」は「先進国」を対象としている。世界史の趨勢を決定づけているのは、米国、欧州、日本という「トリアード(三極)」であり、「現在の世界的危機」と「我々の生きづらさ」の正体は、政治学、経済学ではなく、人類学によってこそ捉えられるからだ。上巻では、これまで「最も新しい」と思われてきた「核家族」が、実は「最も原始的」であり、そうした「原始的な核家族」こそ「近代国家」との親和性をもつことが明らかにされ、そこから「アングロサクソンがなぜ世界の覇権を握ったか」という世界史最大の謎が解き明かされる。

我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源 (文春e-book)
下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。

私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記 (文春e-book)
“家族のかたち”を守るため、あの日わたしは自分を殺した。親との関係に悩むすべての人へ。――失われた感情を取り戻す、ヤングケアラーの実録コミック!

男性中心企業の終焉 (文春新書)
ジェンダーギャップが解消するどころか、日本企業に根強く残るのはなぜか? なぜ他国と比較して日本の女性登用はこれほどに進まないのか。グローバル企業を目指す中で、業界の中での生き残りをかけて、そしてコロナ禍でのリモートワーク普及の追い風を受けて――本気で変わり始めた日本型企業。メルカリ、NTTコミュニケーションズ、富士通、丸紅、キリン、城崎温泉の豊岡市――。「失われたジェンダー30年」を取り戻そうとする奮闘と変化の過程を、自身の取材を交え、豊富な取材で描き出す。

椎名林檎論 乱調の音楽 (文春e-book)
「文學界」掲載時から大きな話題を呼んだ連載が書籍化! 約20年もの間、評論の言説がほとんど追いつけなかった、その規格外の才能を、歌詞・和音・構成・歌唱・意匠から統合的に論じる。『無罪モラトリアム』から『音楽』まで、椎名林檎の音楽を「演奏」するように批評する、革新的音楽論。

ウクライナ戦争の200日 (文春新書)
今回の戦争によって、米国一極のもとに世界が安定しているのではなく、複数の大国がそれぞれ異なる世界観を掲げて「競争的に共存する」世界に変化した――。ロシアのウクライナ侵攻は、ポスト冷戦時代の終焉を告げる歴史的な転換点となった。「理解できない世界秩序への反逆」の続発を予感させる今後の世紀を、複雑な世界を私たちはどう生きるのか。戦争が日常化する今、思考停止に陥らないために。気鋭のロシア軍事・安全保障専門家が、評論家、作家、映画監督らと「ウクライナ戦争200日」を多角的に見つめ直す待望の対談集。

水木しげるロード 全妖怪図鑑 (文春新書)
本書は現在の妖怪ブロンズ像を網羅する最新の図鑑だ。『ゲゲゲの鬼太郎』はもちろん、妖怪に興味をもつすべて人たちへの格好のガイドブックである。また、本書は、年に一回、境港市と調布市で開催される「妖怪検定」のオフィシャルテキストにもなっている。めくるめく妖怪たちのワールドへようこそ!

因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか (文春e-book)
「人工知能の巨人」が放つ「なぜ?の科学」の革命的な入門書! 「私自身、この本の解説を書くことが憚られるくらいの凄い内容」――松尾豊氏(人工知能学者・東大大学院教授)絶賛! 米Amazonでは1256レビュー、4.5★。ポピュラーサイエンスの世界的ベストセラー!

田中清玄 二十世紀を駆け抜けた快男児 (文春e-book)
戦前は武装共産党の委員長として警官を襲撃し、逮捕。獄中、母の諌死を契機に転向すると、戦後は学生やごろつきを集めて共産党を襲撃。なんとも振れ幅の大きな前半生から、やがて国際的な資源外交を裏で操るフィクサーへ。資本主義の真っただ中で暗躍しながらも、学生運動に援助を続けるなど、普通では理解しがたい人生を送った男。「俺は法螺は吹くが嘘はつかない!」。その言葉は、出鱈目だけどどこか痛快。こんな男が昭和にはいたのである。昭和天皇にも拝謁し、その藩屏となることを誓ったというが、どこまで本当なのか……。

直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足 (文春e-book)
「定説となっている考えを、論理的に打ち砕く破壊力を持っている」――更科功氏、驚愕! 生命40億年の歴史のなかで、人類だけが直立二足歩行をして生き延びた。それはいったいなぜなのか? 直立二足歩行の起源とは? 現役バリバリの古人類学者にして、「足と足首の専門家」である著者が、レジェンド人類化石や最新化石、さらには現代人の歩行や二足歩行ロボットの研究現場までを訪ね歩き、この永遠の疑問に迫る、痛快科学ノンフィクション。

ジョン・フォード論 (文春e-book)
「古典的な西部劇の巨匠」というレッテルからジョン・フォードを解き放ち、画面そのものを見つめる快楽へとひたすら誘う――『監督 小津安二郎』と双璧をなす著者集大成。主要監督作の詳細なフィルモグラフィや貴重なスチール写真を多数収録。

何もない空間が価値を生む AI時代の哲学【特別付録Q&A収録】 (文春e-book)
インターネットという新しい宇宙を生きるには。五歳で読破した老子の教えを胸にインターネット空間で成長した台湾IT相。自らの体験をもとに説くネット空間を生きる99の心構え。

東京大学「ボーカロイド音楽論」講義 (文春e-book)
2016年から東京大学で開講されている人気講義「ボーカロイド音楽論」。毎年初回の授業は数百人が受講、オンラインでは千人を超える視聴者が聴講することも。初音ミクでスタートした講義はフロイトやラカン、ソシュール、いったいどこまで広がっていくのか……。2020年代の「教養」のすべてがこの一冊にある。

第三次世界大戦はもう始まっている (文春新書)
いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話しているが、むしろ「すでに第三次世界大戦は始まった」。ウクライナ軍は米英によってつくられ、米国の軍事衛星に支えられた軍隊で、その意味で、ロシアと米国はすでに軍事的に衝突しているからだ。ただ、米国は、自国民の死者を出したくないだけだ。ウクライナ人は、「米国や英国が自分たちを守ってくれる」と思っていたのに、そこまでではなかったことに驚いているはずだ。ロシアの侵攻が始まると、米英の軍事顧問団は、大量の武器だけ置いてポーランドに逃げてしまった。米国はウクライナ人を“人間の盾”にしてロシアと戦っているのだ。

Number PLUS「イビチャ・オシム 日本サッカーへの遺言。」 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス) ) (文春e-book)
永久保存版、IvicaOsim1941-2022。イビチャ・オシム、日本サッカーへの遺言。

進化を超える進化 サピエンスに人類を超越させた4つの秘密 (文春e-book)
火を使うことは、人間の利用可能なエネルギーを飛躍的に増大させ、わたしたちを生物的な限界から解き放った。言葉という情報こそが、複雑な文化的知識を正確に伝え、わたしたちを協力させることを可能にした。美が、わたしたちの活動に意味をもたらし、共通のアイデンティティで融合させ、大規模な社会をつくりあげた。そして時間が、世界を客観的・合理的に説明する方法の基盤となり、わたしたちの科学をここまでにした。この4つの要素と人類の物語は新鮮な驚きに満ち、今まで気づかなかった人間観を与えてくれる。そして、生物進化を超えた文化進化の先には「超人類」の姿が見えてくる……。2020年の英国王立協会(世界最古のもっとも権威ある学会)サイエンス・ブック賞最終候補作。科学本の垣根を超え、知的刺激を求めるあらゆる読者に贈る、待望の邦訳。

中野京子と読み解く フェルメールとオランダ黄金時代 (文春e-book)
絶対王政時代の17世紀ヨーロッパ。オランダは王を戴かず、経済の力で大国になった。海洋貿易、軍事、科学技術で世界を牽引し、文化・芸術も大きく花開いた。「他国では王侯貴族や教会の占有物だった絵画が、フェルメールの生きた十七世紀オランダでは庶民の家の壁にもふつうに飾られていました。フランス印象派より二世紀も先に、庶民のための芸術が生まれていたのです」(あとがきより)

フェミニズムってなんですか? (文春新書)
性差別のない21世紀を実現するために。フェミニズムを様々なトピックで学ぶ必携の一冊!

歴史人口学で見た日本〈増補版〉 (文春新書)
本書は、速水氏の長年にわたる仕事のエッセンスをコンパクトにまとめたもので、「歴史人口学」の最良の入門書。と同時に、「歴史人口学で見た新しい日本史」。速水氏が学士院の紀要に寄稿した論文を新たに加えた増補版。

人生を豊かにする 歴史・時代小説教室 (文春新書)
人気作家が創作の秘密を明かす。小説家を目指す人に向けた連続講義が書籍化。文章の書き方から資料の使い方、テーマの見つけ方まで、読めば小説を書きたくなる!

レオナルド・ダ・ヴィンチ 上 (文春文庫)
画家、科学者、軍事顧問、舞台演出家など多彩な顔を持ち、光学、幾何学、解剖学などを独自に研究。様々な分野に革命的インパクトをもたらし、普遍の価値を持つ名画を遺した――。ルネサンスを代表する”万能人”レオナルド・ダ・ヴィンチは、なぜ不世出の天才たり得たか。稀代の伝記作家が、全自筆ノートを基にその秘密に迫る。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 下 (文春文庫)
人類の、自然の、宇宙の秘密への飽くなき興味は、尽きることを知らなかった。やがて磨き上げた画法は、ついに傑作『最後の晩餐』に結実する。そして死ぬまで手元に置いた『モナリザ』の微笑は、知的好奇心の探究に没頭した生涯の賜物だった――。最新の研究成果を網羅し、その謎と実像に肉薄した傑作評伝。解説・ヤマザキマリ

後悔の経済学 世界を変えた苦い友情 (文春文庫)
不合理な人間モデルを前提とした行動経済学を生み、世界を永遠に変えた、2人の天才科学者の友情と別れ。世界的ベストセラー『ファスト&スロー』著者にして、ノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン。華やかに見える彼の人生には、決して欠かすことのできない共同研究者がいた。彼の名はエイモス・トヴェルスキー。カーネマンはこの悲運の天才を愛し、そして激しく嫉妬した――。参考記事:【行動経済学の誕生】『かくて行動経済学は生まれり』マイケル・ルイス(2017年07月30日)

よし、わかった! いきものミステリークイズ (文春e-book)
いきものに詳しいフムフム博士と助手のQ太くんと一緒に動物園・水族館・昆虫館・いきものと暮らすおうちをめぐって、雑学クイズにチャレンジ。楽しくクイズに答えて解説を読むだけで、いきものたちのミステリアスな生態を深く理解することができます。間違い探しや脳トレ(なぞなぞ・判じ絵)のページもあって、遊びの要素がいっぱい。クイズの作成・解説は、いきものが大好きで「日立世界ふしぎ発見!」(TBS系)にミステリーハンターとして出演している、動物作家の篠原かをりさんが担当。

韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか (文春新書)
近年、韓国発のエンターテインメントの世界的な活躍のニュースは毎日のように目に入ってきます。7人組ボーイズグループBTSの国連でのスピーチやパフォーマンス、Netflixドラマ『イカゲーム』や『愛の不時着』の世界的ヒット。髪型やファッションをK-POPアーティストに寄せることも今では珍しくありません。その韓国エンタメ産業の躍進は、実は韓国社会の変化と大きく結びついています。参考記事:【韓流の強さの秘密?】『韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか』菅野朋子(2022年09月20日)

危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて (文春新書)
埋まらない社会の分断、無関心という病、かつてない気候変動の危機。コロナ禍で顕在化した危機にどう立ち向かえばいいのか。時代の危機に、キリスト教はどう答えてきたのか? 教皇フランシスコ、トマス・アクィナス、アウグスティヌスからカール・バルト、西田幾多郎まで。未来を照らす光を過去の叡智に探る神学対談。

ナナメの夕暮れ (文春文庫)
オードリー若林の6年間の集大成エッセイ。「おじさん」になって世界を肯定できるようになるまで。書き下ろし17,000字!「明日のナナメの夕暮れ」収録。

カラー新版 人名の世界地図 (文春新書)
キラキラ・ネームが続々誕生している日本に対し、欧米の命名は保守的だ。現代においても、民族、宗教、地域社会などに根差して名前が付けられている。名前と発音から、どういう出自の人なのかを推理できるのだ。つまり、それほど人名には民族の出自や文化が色濃く反映されている。2001年の発売以来、17刷の超ロングセラーに、アジア・アフリカ・イスラム世界の人名を大幅に加筆。カラー新版として生まれ変わった。人名の謎はこの一冊で完全網羅。世界の命名事情を理解すれば、映画も小説ももっと深く楽しめる。世界各国の人名の由来・歴史がわかる「大索引」つき

長生きしたい人は歯周病を治しなさい (文春新書)
国民の8割が歯周病(半分は歯肉炎)だそうだ。しかし、歯周病を甘く見たら大変だ、ということが最近、詳細にわかってきた。歯周病菌は約700種。そのバイキン量は尻の穴と同じぐらいと、菌の巣窟なのだ! 歯周病菌を放置しておくと、心筋梗塞のリスクは2・8倍、脳卒中の罹患率は20%増え、早産のリスクは7倍に。また、糖尿病の合併症とも深くかかわり、膵がんのリスクは1.6倍になる。アルツハイマーとも密接な関係もある。さらに、脂肪が増えて太りやすくなる他、高齢者の死因にもなる誤嚥性肺炎の原因菌であることもわかってきた。まさに、歯周病は全身に影響するあまりにも恐ろしい感染症なのである。

ポップス歌手の耐えられない軽さ (文春e-book)
曲が書けないほど全力で書いちゃったよ……(涙)。マイクをペンに持ちかえて、不埒に、真面目に、時に感傷的に。時は図らずもコロナ禍という非常事態、「週刊文春」というステージで綴られた全66篇“魂”のエッセイ!!

シルクロードとローマ帝国の興亡 (文春新書)
ローマと漢、二つの古代帝国の興亡は、シルクロードと深い関係にあった。ユーラシアを横断する交易に着目した、新しい壮大な世界史。

筒美京平 大ヒットメーカーの秘密 (文春新書)
まさに筒美京平をめぐる完全版! 「超えられない数字、才能。でも、鍵[key]は残してくれたかも!」――小室哲哉筒美のシングル売り上げは7560万枚で、2位の小室哲哉(7184万枚)を凌ぐ。作ったのは3000曲近い。名実ともに日本一のヒットメーカーだ。彼の作曲家としての凄さは、最新の音楽潮流をとりこんで、一般人にわかりやすい音楽として加工し続けたところにある。

永久保存版 「知の巨人」 立花隆のすべて(文春ムック) (文春e-book)
「知の巨人」立花隆のすべて。特別保存版「田中角栄研究―――その金脈と人脈」全文掲載

平成史―昨日の世界のすべて (文春e-book)
平成は、1970年に始まっていた――!?団塊からZ世代まで必読の日本の全貌!小泉純一郎から安室奈美恵まで――平成育ちによるはじめての決定版平成史が誕生した。気鋭の歴史学者として『中国化する日本』で脚光を浴び、その後、双極性障害による重度のうつの経験をもとにした『知性は死なない』で話題を集めた著者が、「歴史学者としての著す最後の書物」と語る、渾身の一作。昭和天皇崩御から二つの大震災を経て、どんどん先行きが不透明になっていったこの国の三十年間を、政治、経済、思想、文化などあらゆる角度から振り返る。新型コロナウイルスによる政治・社会の機能不全の原因も、「昨日の世界」を知ることで見えてくる。

Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book)

Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book)
善人が悪人になってしまう理由とは。なぜ人類は生き残れたのか。これから生き延びるためにどうすればよいかが書かれた「希望の書」。

最終結論「発酵食品」の奇跡 (文春e-book)
言わずと知れた「発酵仮面」こと小泉武夫先生による「くさうま(臭くて美味い)」の決定版。今回は実際に小泉先生が発酵の現場に足を運んで、思わず仰天した「奇跡の発酵食品」の中から絞りに絞った17品目を紹介します。小泉先生がその食品といかにして出会ったか、からスタートする各章は、紀行文としての魅力もたっぷり。日本国内はもとより、中国の奥地にまで出かけていきます。また、出かけた先で出会った人たちも、一癖も二癖もある魅力的な人物でした。

古くて素敵なクラシック・レコードたち (文春e-book)
村上さんはこんなふうにクラシック音楽を聴いている。こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。

教養脳 自分を鍛える最強の10冊 (文春新書)
「古典」の美味しいところだけを味わう! 万葉集、論語からヒトラー『我が闘争』まで、気になりながら読み通せない古典を、博覧強記の批評家が刺激的かつ明解に解説。読むと読まないとで、人生が変わる。

新・AV時代 全裸監督後の世界 (文春文庫)
ドラマ「全裸監督」の土壌はここにある! 90年代のAV業界に革命を起こしたSODの高橋がなりなど、社会の良識から逸脱し破天荒な試みをする人々を濃密に描き出した傑作。

英文学教授が教えたがる名作の英語 (文春e-book)
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ポー、村上春樹――「黄金の抜粋」で出会う本物の英語! カンタンな英文だけでは、英語を操るための「体幹」が身につきません。歯ごたえたっぷりの名作には、英語的感覚を身につけるためのお役立ちヒントがたっぷり。時代背景や小説のルールなど丁寧に解説し、和訳、語注や文法の説明も充実。読むための入り口までご案内します。昔から気になっていたけど、なかなか手に取れなかったという有名作品の原文をこの機会に是非。読んでみると、やっぱりおもしろい! おかしい! 怖い! おもしろくて読む英語は、次のステップにつながります。読まずにいるのはもったいない。東京大学英文学教授による、英米文学講義。

お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県 (文春新書)
お寺がわかればその土地がわかる。お寺は「日本を知る」最強のパワースポットだ! 東北のオススメ古刹は芭蕉に聞け?善光寺にはなぜ宗派がない? 日本で唯一国宝のお寺、「本物の釈迦の骨」を安置する塔、恐山と並ぶ「冥界結婚」の霊場など、著者が実際に取材したお寺を47都道府県各1か所ずつ紹介。歴史、県民性、観光の見どころを徹底探訪し、各都道府県の地域性を解き明かす一冊。

細野晴臣と彼らの時代 (文春e-book)
音楽家・細野晴臣の決定版評伝! 「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」「YMO」で彼は何を生み出したのか。細野晴臣本人をはじめとし、松本隆、鈴木茂、坂本龍一、高橋幸宏、林立夫、松任谷正隆、矢野顕子など共に音楽活動をしてきた人々が証言する、苦悩、確執、“解散”の真相、そして音楽の歓び。

マンガ 生涯投資家 (文春e-book)
「お金儲けして、何が悪いんですか?」。「物言う株主」として日本経済に旋風を巻き起こした村上世彰。その波瀾万丈の半生と投資理念を綴ったベストセラー自伝を、ホリエモンこと堀江貴文氏の獄中記で知られる漫画家・西アズナブルが完全コミカライズ!
【編集後記】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。
リーダーのように組織で働く
小杉俊哉さんのリーダーシップ本は、中古が定価を上回っていますから、Kindle版が1200円弱お得。

会社四季報プロ500 2023年 秋号
9月に出たばかりの四季報系のムックは、在庫切れで中古が高い上に、どうも今回のセール対象でもあるらしくて、Kindle版が1900円以上お得な計算です!
この記事のカテゴリー:「読書・速読」へ
この記事のカテゴリー:「ランキング・未読本紹介等 」へ
「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
スポンサーリンク
当ブログの一番人気!
4月24日まで
Kindle月替わりセール
年間売上ランキング
月別アーカイブ
最近のオススメ
最近の記事
このブログはリンクフリーです