2023年04月30日
<終了済み>【50%ポイント還元】「講談社ポイント還元キャンペーン」の続き分をお送りします!
【はじめに】
◆今日も朝から、Kindleの公式セールのご紹介を。昨日お送りした「講談社ポイント還元キャンペーン」の続きになるのですが。
Amazon.co.jp: 講談社ポイント還元キャンペーン: Kindleストア
昨日の分だけですと、まだ昨年の9月までしか見ていませんから、下手したらその辺からセールの対象作品が新着順でスタートしてもおかしくないくらいです。
なお、セール期限は繰り返しになりますが「5月7日(日)まで」と、日曜日終了なのでお忘れなく。
幅広いレーベルのセールのせいか、当ブログ初登場の作品も結構ありますので、ぜひご覧ください!
注:このセールは終了しました。
Second Breakfast, Helsinki / Rollofunk
【「講談社ポイント還元キャンペーン 続き分」より】
◆上記リンクは「おすすめ順」ですが、こちらでは「出版年月が新しい順番」で並べております。自然科学の歴史 (講談社学術文庫)
地質学者として大学の教壇に立った著者は、多くの学生が、高校の自然科学4教科、地学・物理学・化学・生物学のうちの二つくらいしか履修していないことに気付いた。しかし、自然科学のさまざまな分野を独立の学問として学ぶだけでは、その学問の意味を本当に理解することはできない。全体を見渡す「自然科学史」の視点から、個別のテーマが自然科学の発達史のなかでどんな位置にあるかを知ることが必要なのである。本書は、この4分野をそれぞれ、宇宙・地球観の歴史、物質観の歴史、技術の歴史、生命観の歴史に区分し、人間と科学・技術の歴史として描き出す。
日本の珈琲 (講談社学術文庫)
珈琲は、いつ、どのようにして日本に伝わり、広まったのか。世界の珈琲発見伝説・珈琲の異名熟字一覧・日本初の珈琲店の話から、江戸時代の長崎での交流、海外渡航者、はたまた海外漂流者の体験まで――膨大な史料を渉猟し、驚きに満ちた珈琲の歴史を明らかにする。生活文化史の古典である幻の名著、待望の復刊!(序・古波蔵保好/解説・旦部幸博)
介活入門 将来の介護に備えて、今やるべきことがわかる本 (介護ライブラリー)
介護はある日突然やってきます。そうなったときのために介護保険制度があるのですが、介護保険は申請主義。自ら動かなければ、支援やサービスは受けられません。自分が望んだ介護が受けられるよう、また、家族がいる場合はその負担を減らせるよう、元気なうちから情報を集め、手配まで準備するのが「介活」です。本書は、家族のため、自分のための介活の入門書です。
奇跡の小売り王国 「北海道企業」はなぜ強いのか (講談社+α新書)
ニトリを創業した似鳥氏、ホーマックの創業者・石黒靖尋氏、アークスの横山清氏、ツルハの鶴羽肇・樹兄弟、マイカル北海道(現イオン北海道)の大川祐一氏、アインの大谷喜一氏、セコマの赤尾昭彦氏など多くの起業家・創業者が、不況下の北海道を舞台に切磋琢磨することによって、「業界トップ企業」をつくりあげてきた。小さな部品がたった一つ欠けたことで、取り寄せるのに膨大な時間とコストを要する「小売り不毛の地」北海道。そのハンデを克服するために積み重ねた努力が、いま、本州や海外の市場に挑戦する際に北海道企業の「強み」となっている。「夢とロマン」で駆け抜けた男たちのドラマは、読む者の胸を熱くする。最高のビジネス書にして、熱気あふれる経済ノンフィクションの名著誕生。
人生ってなんだ (講談社+α新書)
読むと思わず誰かと語り明かしたくなる32の物語。「『鶴の恩返し』で去らない鶴がいてもいい」「『考えること』と『悩むこと』は違う」「青春の旅立ちは不安に負けている場合じゃない」「バランスよくマイノリティー感覚を経験すること」などなど。あるときは劇団の主宰者として、はたまたあるときは学校の先生として、そしてワークショップの講師として、人生相談の回答者として、さまざまな人の人生と向き合ってきた著者が見つめて考えた「生きる」についてのあれこれ。
2002年、「奇跡の名車」フェアレディZはこうして復活した (講談社+α新書)
会社が苦境にある中で、絶版の危機に瀕したスポーツカー復活の「夢」をどのように企画立案し、チームをまとめ上げ、そして遂行したのか。フェアレディZの開発を具体例として、「日本のものづくり」の、いまだ尽きない可能性を若き商品企画担当やエンジニア、そして読者の皆さんに伝えたいと思う。現在、私はコンサルティング業を営むが、最新のテクノロジーへの知見やプロジェクトマネージメントに触れつつ、今後のモビリティ(移動・自動車産業)の在り方への提言も行った。――「まえがきに代えて」より
ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う (講談社現代新書)
年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70代男性の就業率は45%、80代就業者の約9割が自宅近くで働く……全会社員必読!知られざる定年後の「仕事の実態」とは?漠然とした不安を乗り越え、豊かで自由に生きるにはどうすればいいのか。豊富なデータと事例から見えてきたのは、「小さな仕事」に従事する人が増え、多くの人が仕事に満足しているという「幸せな定年後の生活」だった。日本社会を救うのは、「小さな仕事」だ!参考記事:【定年後】『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』坂本貴志(2022年08月19日)
農協の闇 (講談社現代新書)
JAは、「農業協同組合」本来の理念や目的を忘れてしまったのではないか? 共済(保険)事業と信用(銀行)事業に依存し、職員に過大なノルマを課した結果、いまや多くのJAで「不正販売」と「自爆営業」が蔓延っている。元「日本農業新聞」記者である著者が、農協を愛するがゆえに書かざるをえなかった、渾身の告発ルポ! 全国津々浦々に拠点を持ち、1000万人以上の組合員を抱える巨大組織の闇を撃つ。
歴史学者という病 (講談社現代新書)
このままでは日本の歴史学は崩壊する!? 歴史を愛する人気学者の半生記にして反省の記――。
天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで 藤岡換太郎〈地球の謎解き〉シリーズ (ブルーバックス)
天変地異にはサイクルがある。人新世の地震・洪水から生命史46億年で繰り返す大量絶滅、銀河を回る太陽が起こす破局までを一望!
英語は決まり文句が8割 今日から役立つ「定型表現」学習法 (講談社現代新書)
英語は単語で覚えてはいけない! 第二言語習得のプロが伝授する、最小の努力でネイティブに近づく「英語学習の新定番」
最小にして人類最大の宿敵 病原体の世界 歴史をも動かすミクロの攻防 (ブルーバックス)
人類誕生から現在までの人の死因の累計第一位である感染症を引き起こす、ウイルスや細菌などの病原微生物(病原体)は、その小さな体と限られた遺伝情報量の中に、ヒトなどに感染して自らの子孫を効率よく増やして広めるための、巧妙で狡猾な生態を持つものばかりです。本書では、そんな病原体たちが進化の過程で身に付けた、さまざまな感染戦略、生存戦略を紹介します。宿主に寄生することに特化した構造や機能、生態などの高度な進化は、いずれも驚くほどうまくできたしくみで、なかなかエキサイティングな世界です。恐ろしいものであると同時に、その「見事な」までの病原体について知っておくことが、次なる病原体との戦いの備えになるかもしれません。
ますます! ざんねんなクルマ事典
待望の『ざんねんなクルマ事典』の第2弾! クルマの歴史は栄光盛衰。デビュー時には人気だったものの、モデルチェンジに失敗したり、ユーザーの志向が変わって、飽きられたり……。また、なかには1代限りだったという、特殊なクルマも少なくありません。ちょっとしたボタンの掛け違い、少しだけ残った隙。そういった、わずかの差で、消えていってしまったクルマのなんと多いことでしょう! クルマの歴史を振り返ると「成功と失敗は紙一重」ということがよくわかります。本書では、日陰者となってしまった残念なクルマを集め、別の角度から光をあてる本とします。
中国戦乱詩 (講談社学術文庫)
太平の時は常に稀にして戦乱の世は常に多し。――古来より、中国では戦争が絶えなかった。歴代の詩人たちは、あるがままの現実を作品に昇華し、人々の叫び出でたる声として残した。中国古典文学研究の泰斗が、蘇軾・李白・杜甫・文天祥といった、周代から清朝の名詩・四十一首を精選する、味わい深い名著。(まえがき・川合康三/解説・小川環樹)
そば学大全 日本と世界のソバ食文化 (講談社学術文庫)
日本が誇る伝統食にして健康食、そば。しかし、植物であると同時に作物でもあるソバの文化は、日本だけのものではない。ソバの本場・信州で研究を積んだ農学者が、世界のソバ食文化を探訪して日本のそばの魅力を再発見する。さらにその栄養と味覚、健康食品としての機能や、品種改良についても解説。
人間ってなんだ (講談社+α新書)
「人間とつきあうのが仕事」の演出家がずーっと考えてきた。読むと誰かと語り合いたくなる「人間」についてのあれこれ。
50歳からの科学的「筋肉トレーニング」 若いときとは違う体をどう鍛えるか (ブルーバックス)
男性の更年期(男性ホルモンの減少と性ホルモンのアンバランス化)と、それによるトレーニングと身体の関係は今では詳しく解明されています。本書では、テストステロンの減少を抑え、筋肉を増やし贅肉を減らすのに効果的なトレーニング方法・メニュー、食生活の注意点、睡眠法などを紹介。筋トレ未経験の初心者から中級・上級者まで、レベル別にガイドしているので誰でも今日から始められます。参考記事:【中高年必読!】『50歳からの科学的「筋肉トレーニング」 若いときとは違う体をどう鍛えるか』フィンク・ジュリウス(2022年07月25日)
復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる (講談社現代新書)
74歳APU学長完全復職。脳卒中を発症してから1年半。歩くことも話すことも困難な状況から、持ち前の楽観主義で落ち込むことがなく元気にリハビリ生活を送った出口さん。知的好奇心は衰えるどころか増すばかり。学長復職を目指す、講演を行う、再び本を執筆することを掲げ、自分を信じ闘病に励む稀有な姿勢と超人の思想は、私たちに生きる勇気を与えてくれる。本書には類書にない希望が満ち溢れている!参考記事:【復活!】『復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる』出口治明(2022年07月24日)
生物を分けると世界が分かる 分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷 (ブルーバックス)
なぜ、我々は「ものを分けたがる」のか? 人類の本能から生まれた分類学の始まりは紀元前。アリストテレスからリンネ、ダーウィン……と数々の生物学の巨人たちが築いてきた学問は、分子系統解析の登場によって大きな進歩を遂げている。生物を分け、名前を付けるだけではない。分類学は、生命進化や地球環境の変遷までを見通せる可能性を秘めている。生命溢れるこの世界の「見え方」が変わる一冊!
心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学 (講談社選書メチエ)
わたしたちの脳は、思考や感情や欲望を「その瞬間に」生み出している……行動の理由も、政治的信念も、そして恋心さえも。本書が紹介する数々の驚くべき実験結果を目にしたとき、そのことを疑うことはもはや不可能になる。世界はどのように存在し、自分はどんな人間であるのか―それも、脳がもつ途方もない即興能力によって創り出されるフィクションなのだ。認知科学をリードする世界的研究者が"脳と心"の秘密を解き明かす、超刺激的論考!
目に見えない戦争 デジタル化に脅かされる世界の安全と安定 (講談社選書メチエ)
「目に見えない戦争」が一方の西側諸国、他方の中国とロシアという対立の中で進行していることに異論はないでしょう。両陣営は異なる戦略をとり、西側諸国は経済的競争力を高めることを、中国とロシアは経済的な価値のある資源を政治的・軍事的に管理することを目指しています。二つの体制の対立に直面する今、ヨーロッパは、そしてアジア諸国はどうすればよいのか? この喫緊の問いに答えるための材料を本書は惜しみなく与えてくれるでしょう。
最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM
日本人の平均寿命は男性が81歳、女性は86歳。でも、元気に自立した生活を送ることができる期間である「健康寿命」は、男性なら約72歳、女性なら約75歳と報告されています。日本人は最後の約10年を、支援や介護を受けて生きているのです。
絶対悲観主義 (講談社+α新書)
みなさん、がんばりすぎていませんか? そんなに心配することはありません。なぜなら、そもそも仕事で自分の思い通りになることは、ほとんどないから。この元も子もない「真実」を直視して、成功の呪縛からもっと自由になろう。そうすれば目の前の仕事に対し、もっと気楽に、淡々と取り組むことができる。絶対主義者の著者が実践してきた「普通の人のための」思考のストレッチ。参考記事:【思考術】『絶対悲観主義』楠木建(2023年01月30日)
地球温暖化はなぜ起こるのか 気候モデルで探る 過去・現在・未来の地球 (ブルーバックス)
地球温暖化、そして「気候」というシステムは、どうすれば解明することができるのか? 2021年、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎博士。この受賞は、「気候システム」という複雑系の物理分野に贈られた初のノーベル賞でもありました。その「気候システム」という遠大な謎への挑戦が、本書では詳細に語られます。
NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる (講談社現代新書)
新型コロナ禍で現場に行けなくなったNHKスペシャル取材班が、デジタル調査報道でミャンマー騒乱の「真相」を突き止めるまで――。19歳少女は軍に銃殺されたのか? ミャンマー軍はなぜ暴走したのか? 報道は激動の世界で何ができるのか? NHKの特別調査チームが「オシント(OSINT:Open Source Intelligence)」を駆使した新しい調査報道に挑戦した奮闘記。インターネット上の様々な情報や、SNSに投稿された動画や画像、地図情報や衛星画像など誰もがアクセスできる「公開情報」を使って、「不都合な真実」を暴くことはできるのか?
荘子の哲学 (講談社学術文庫)
中国・日本はもちろん、これまであまり言及されてこなかった欧米圏での研究をも渉猟。「無為自然」や「万物斉同」といった概念に替え、自己および世界の変容を説く「物化」思想をその核心として取り出し、ドゥルーズら現代の西洋哲学と突き合わせることで、言語、道、他者、自由にかかわる荘子の思索を新たな相貌のもとに甦らせる。世界の哲学に通暁する著者がダイナミックに描く、新時代の標準たる驚くべき読解の書!
物語論 (講談社学術文庫)
人間はなぜ物語を必要とするのか? 精神分析、政治、戦争、神話、歴史、そして昔話、小説、うた――。物語は社会のいたるところにある。平家物語などの「語り物」やアイヌのユカラとの対比、源氏物語の婚姻制度と母殺しの阿闍世コンプレックス……日本列島の物語を起源から、そして世界文学との比較から考える。「もの」とはなにか。「語り手」は誰なのか。物語理論の金字塔となる、伝説の東大講義18講、待望の文庫化!
ネイティブが教える 日本人研究者のための国際学会プレゼン戦略 (KS科学一般書)
『論文の書き方・アクセプト術』『英文レター・メール術』に続く、大好評シリーズ第3弾! 国際学会でのプレゼンを成功させて、「研究者としての新たなキャリアの構築につなげたい」「海外との共同研究の機会を得たい」と願う研究者にとって、必携の書! セリフやスライドのつくり方といった、表面上のテクニックを重視してもプレゼンは成功しません。英語でのプレゼンを成功させるために、日本人が克服すべき問題を具体的に指摘! 従来の「英語プレゼン解説書」とは一線を画す、画期的な英語プレゼン術を学べます。日本人にとって対策が疎かになりがちな、海外の研究者と人脈をつくる社交術について解説! 効果的なリハーサルの方法、演壇での動き方、視線の配り方、緊張をコントロールする技術など、詳細なアドバイスも満載です。巻末のプレゼン英語表現集も充実! 40ヵ国数千人の研究者が師事した著者による、至高の指南書!
世界の賢人12人が見た ウクライナの未来 プーチンの運命 (講談社+α新書)
ユヴァル・ノア・ハラリ、トマ・ピケティ、ノーム・チョムスキー、フランシス・フクヤマ、ジョージ・ソロスなど世界の賢人12人によるウクライナ戦争についての最新論考を緊急出版。戦争が起きた背景、プーチンの狙い、これからの世界秩序について、日々の報道では見えてこない深い視座を得られるだろう。
本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学 (ブルーバックス)
「食物繊維は体にいいから消化もいい」と語っている学生に、そもそも消化ができないものを食物繊維ということを説明すると、では「消化できないものが体に必要なのか」ときかれて、これは正しい食の知識が必要だと感じた著者。体にいい、悪いで語られがちな食べものについて、多くの人がわかっているようでわかっていないという実態を感じて、現在わかっている食の科学を理解し、正しい情報の受け取り方ができるようにという思いで執筆した1冊。栄養学的な面と、複雑な体の代謝のしくみをなるべくやさしい言葉で解説します。食品によっては、時代的背景も関係していたり、健康ブームの空気にのって「良い食べもの」になっているものも。食と代謝はまだまだ解明されていないことも多いのですが、わかっていることをクリアにしながら、誤った認識に陥らない方向を示します。
基礎からわかる 論文の書き方 (講談社現代新書)
学問の「型」を理解すれば、勉強はもっと楽しくなる。社会人にも役立つ、大学の双方向授業をもとにした「論文入門」の決定版! 「この型式に沿って書かないと、評価されません。」学生の興味・関心を的確に導く。圧倒的な筆力を持つ社会学者・小熊英二による論文作法。
日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか (講談社現代新書)
どうして日本の国力は30年以上も低下し続けているのか? 低所得・低物価・低金利・低成長の「4低」=「日本病」に喘ぐニッポンを、気鋭のエコノミストが分析!
新 失敗学 正解をつくる技術
「正解がない時代」とは「正解がいくつもある時代」のこと。そのためには自分たちで正解をつくっていく必要がある。そして自分たちで正解をつくるとは、仮説ー実行ー検証を回していくことにほかならない。この過程で必ず付いてくるのが失敗。いままで避けがちだった失敗とどのように向き合い、どのように糧としてしゃぶりつくすのか、そこがこれからの時代の成否を分ける。そのためのポイントを丁寧に解説、これから私たちが身につけるべき思考法を明らかにする。
AI時代の資本主義の哲学 (講談社選書メチエ)
対・社会主義/対・国家/対・前近代社会――対比するものや時代によって「資本主義」の意味は変わる。市場経済・企業組織の変容、中国の台頭。いま「資本主義」は、どんな現実をうつすのか? 「市場」と「所有」のバランスにその本質を見出し、歴史と概念から付き合い方を考える、AI時代の「資本主義の哲学」。
演奏家が語る音楽の哲学 (講談社選書メチエ)
音楽ではなく、譜面を通してそれまで「不在」であった音楽とのあいだに通路を開き、広く交歓を可能にする想像力を持つ者である。音楽は演奏家を抜きに現実化しない。人間によってしか血の通った音楽を、楽譜の向こう側にある音楽を蘇らせることはできないのである。本書は芸術大学で指導する一方、演奏家としても第一線で活躍中のフルーティストによる、演奏という観点から見た音楽論である。つねにその瞬間瞬間の現れとしての音楽を生み出す者だからこそ得られる洞察、そこから個性と普遍という大きな問題へも視野を広げていく。
ゼロからわかるファイナンス思考 働く人と会社の成長戦略
会社が成長する仕組みを知れば、現場の打ち手がわかる。「いまの仕事」を「5年後の自分の進化」につなげる、ビジネスパーソンの基礎教養。
60歳からのマンション学 (講談社+α新書)
2030年、分譲マンション約780万戸とうち、築30年以上が過半数を超える。日本ではマンションへの永住指向が強まる一方、自らの老いとマンション老朽化、いわゆる「二つの老い」がリンクするというかつてない時代を迎えている。私たちは、本当に安心してマンションを終の棲家にできるのか? 大規模修繕、滞納金問題、空き駐車場問題、ペット問題、フルリノベーション、買い換え、負動産化、ローンのやりくり、リバースモーゲージ、タワーマンションのメリットとデメリット。さまざまな事例をもとに安心できるためのヒントを探る。
2050 日本再生への25のTODOリスト (講談社+α新書)
「失われた30年」を取り戻し、財政悪化、少子高齢化を最小限の痛みで乗り切り、この国の未来を切り開くための具体的TODOリスト25! 人口減少、貧困化、低成長……現代日本の厳しい現実を打破するために、国家がやるべき「たったこれだけ」の改革
なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論 (ブルーバックス)
「宇宙論」は、ここ100年で非常に目覚ましい発展をとげています。これら直近100年の宇宙論の歩みを、最先端の発展までを含め、宇宙論や素粒子論、量子重力理論などを専門とする著者が、徹底解説。はじめての「宇宙論」として本格的な、そして現代的な宇宙論を知ることができるような1冊になっています。
英語の階級 執事は「上流の英語」を話すのか? (講談社選書メチエ)
「上流」の人は‘Pardon?’を使わない?! ワーキング・クラスからアッパー・クラスまで、話し言葉から見えてくる英国階級文化の世界! カズオ・イシグロ『日の名残り』の執事スティーヴンズ、『ダウントン・アビー』の執事カーソン、そしてP・G・ウッドハウスが生み出した名従僕ジーヴズ。英国の映画や小説には教養にあふれ洗練された英語を話す執事がよく登場する。あの言葉遣いや話し方は、「上流の」英語なのか――?
遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎 (ブルーバックス)
2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか? 本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。
楽器の科学 美しい音色を生み出す「構造」と「しくみ」 (ブルーバックス)
弾く人も聴く人も、科学の視点で音楽を楽しもう! ピアノ、バイオリン、トランペット、マリンバ……「魅惑の響き」はどう作られるのか? 楽器の個性を生み出す「倍音」とは? 音色を美しくする「共鳴」とは? バイオリンの最重要パーツ「魂柱」とは? 楽器の素晴らしさを引き出すコンサートホールの条件は? そして、プロが考える「最高の楽器」とは? フランスで最も栄誉ある音楽勲章を最年少受章した著者が楽器の秘密を解き明かす!
官僚の研究 日本を創った不滅の集団 (講談社学術文庫)
深夜におよぶ激務、たび重なる不祥事、「官邸主導」でゆがむ人事。近年では、官僚を志望する東大生も激減しているという。しかし、明治以来の政治・経済を動かし、日本社会の枠組を創ってきたのは、霞ヶ関のエリート官僚たちであり、そのパワーは今も不滅である。「官僚」とは、一体どんな人々なのか。その歴史と生態を、自らも官僚体験のある現代史家が、計量的・実証的に明らかにしていく。
生きベタさん
「生きるのヘタ会?」を主宰する漫画家の細川貂々さんと、如来寺住職で相愛大学教授の釈徹宗先生。生きベタな二人が、これまでの人生で編み出してきた、心の荷物を降ろす方法を、そっと公開!
新しい〈ビジネスデザイン〉の教科書 新規事業の着想から実現まで (KS科学一般書)
「新規事業を立ち上げろ」――そんな無茶ぶりに対応したい。「何か新ビジネスをはじめたい」という漠然とした想いを形にしたい。できます!
日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた (ブルーバックス)
「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる! 最新科学が示す「日本人が健康になる秘訣」とは?
統計学が見つけた野球の真理 最先端のセイバーメトリクスが明らかにしたもの (ブルーバックス)
野球の必勝法とはなにか? 統計学的にその答えを追求し、メジャーリーグの「お荷物」を常勝軍団に変身させ、一躍その名を知られた「セイバーメトリクス」。その進化はとどまるところを知らず、野球場で起きているあらゆることを「数字」にするため新しい指標が次々に考案されている。さらにテクノロジーの発達は、選手やボールの動きの精密な計測を可能にし、それらビッグデータの解析によって、野球というスポーツの本質さえ解き明かそうとしている。はたして野球とは、どのような競技なのか? 日本のセイバーメトリクス研究の第一人者がRSAA、wRAA、UZR、UBR、フレーミングなどの新指標を駆使しながら、本当に勝利に結びつくプレーと戦術について考察する。大谷翔平の「二刀流」はMVPに本当に値するのか、スワローズ&バファローズの史上初のW下剋上はなぜ起きたかも、数値を見れば一目瞭然!
現代思想入門 (講談社現代新書)
人生を変える哲学が、ここにある――。現代思想の真髄をかつてない仕方で書き尽くした、「入門書」の決定版。
人はどう死ぬのか (講談社現代新書)
誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」
独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」 (講談社現代新書)
「自分の頭で考える力」が根本から身につく! 答えなき時代に独学を深めるうえで必須の「考える技術」を、気鋭の哲学者が徹底解説。答えのない時代には自分の頭で考え、学びを深める力=「独学力」が必須だ!
リズムの生物学 (講談社学術文庫)
地球上に生まれた瞬間から40億年近く、あらゆる生物は太陽の光、月の満ち欠け、潮の流れに同期しながら、体の中にリズムを奏で続けてきました。我々の小さな細胞がなぜ、宇宙のサイクルに呼応してしまうのか。眠り、刺激、脳波、心臓――体内で繰り返し起こるリズム発生のメカニズムとは? 「繰り返し」に安らぎを感じてしまう人間の本能を、生命の神秘にまつわる21の視点から解き明かします。
人格の哲学 (講談社学術文庫)
「人格(ペルソナ)」とは、単にかけがえのない個であるばかりでなく、他者との交わりにおいて存在し、自己を実現する主体である――。古代以来の神学から現代の哲学までを渉猟。真の「人格」理解を通してあらゆる存在の価値の基礎づけと倫理の構築を目指す、著者畢生の書。これを知らずして、「人間の尊厳」も「善」も語れない!
日本の敬語 (講談社学術文庫)
東京は京都より敬語が多い? 「ご遠慮ください」は失礼? 「お前」は敬語だった? 貴人は「する」より「なる」? 「敬語は日本語の美しさである。しかし、度をすぎるとうんざりする。」敬語はなぜ生まれたのか。尊敬と相殺される親愛の感情は、どう表現したらいいのか。原日本語、上代から奈良、平安、そして現代へ。敬語の起原と変遷をたどり、情況にふさわしい使い方を考える。一級の言語学者がじっくり向き合う、敬語の歴史と実用。(解説・滝浦真人)
サン=テグジュペリの世界 〈永遠の子ども〉の生涯と思想 (講談社選書メチエ)
サン=テグジュペリは、自分の子ども時代を忘れることができなかった、おとなになりきることができなかった人間と言えるでしょう。彼は、おとなの世界にほかならないこの現実社会を、つねに居心地の悪さ、窮屈さを感じながら、いわばよそ者として、不器用に生きねばなりませんでした。失敗と挫折、混乱や波瀾に満ちたサン=テグジュペリの生涯は、どこかドタバタ喜劇めいており、それ自体として見ても面白いものです。ですが、彼自身はこうした人生を懸命に生きることを通して、おとなの世界である現実社会、近代という時代にたいする批判意識を研ぎ澄ましていました。そして同時に、みずからの内面空間そのものとしての子ども時代の世界のヴィジョンを明確化していったのです。本書は、こうしたまったくあたらしい視点から書かれた、『星の王子さま』『夜間飛行』をはじめとする作品群の世界をより深く味わえるようになる、サン=テグジュペリの評伝の決定版です。
宇宙を支配する「定数」 万有引力定数から光速、プランク定数まで (ブルーバックス)
万有引力定数=G、光速=c、プランク定数=h……など、根源的な自然法則に現れる「物理定数」。科学はいかにして「その値」にたどり着いたか? 万有引力の法則から相対性理論、量子力学まで、宇宙の成り立ちを説明する物理法則には、必ず「固有の値」=物理定数が登場する。物理定数とは何か? なぜ、一定の値をとるのか? その値はどう決まるのか? そして、本当に「一定不変」か? 宇宙の誕生と進化を司る「究極の値」のすべて──。
思考実験 科学が生まれるとき (ブルーバックス)
科学の歴史は思考実験そのものだ。偉大な先人たちはどのように問題設定し、どのように解決したのかを知り、科学的思考力を養おう!
数式図鑑 楽しく、美しく、役に立つ科学の宝石箱 (ブルーバックス)
ピタゴラスの定理、フィボナッチ数列などの歴史の一節となっている初等数学から、世界を変えることになったオイラーの等式やニュートンの運動方程式、微積分、そして現代に連なる素数定理、リーマン予想まで。数学好きには外せない、数式の美しさ、すごさ、不思議さをわかりやすく伝えるとっておきの数式集。
時間の分子生物学 時計と睡眠の遺伝子 (講談社学術文庫)
なぜか午前中は時間が早く経つように感じられる。目覚まし時計の少し前に目が覚める。時差ボケがつらい――こうした多くの人の経験は、春になると桜が咲くこと、渡り鳥が方角を間違えないこと、蛹がかならず早朝に羽化することと同じ、この生物時計のリズム(サーカディアン・リズム=既日周期)によるものです。そして、地球上のほとんどすべての生物の遺伝子には、先天的にこのリズムが組み込まれています。この生物時計はどういう仕組みで動き続けているのか。そこで「眠り」はどういう役割を果たしているのか―ー? 生物時計と睡眠研究の第一人者である著者が、解明されてきた謎といまだ解明されない謎をわくわくする筆致で描いたベストセラー。日々の実感と地球生物全体が遺伝子でつながる感動に、最新の成果を盛り込み、待望の文庫化!
迷走しない!英語論文の書き方 秘密は「構造」作りにあり (KS科学一般書)
あの経済学者、成田悠輔が「『論理やデータを中心に、筋道だった英語を書く必要がある人』であれば誰にとっても役に立つ」と大絶賛した『THELITTLEBOOKOFRESEARCHWRITING』がついに邦訳! 英語論文執筆の難関は「構造」作りにあった! なんとなく書き始めたけれど、筆が進まない。どの段落に何を書いたらよいのかわからない。なんとか書き上げたものの、よい評価が得られない……。これって英語力の問題?いえ、「文章設計力」の問題です! 英語で論文を書く際には、文章全体の論理構造を作ることが重要なのです。
生命を守るしくみ オートファジー 老化、寿命、病気を左右する精巧なメカニズム (ブルーバックス)
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏と共にオートファジーの研究に携わり、この分野の第1人者としてさらにオートファジーの役割やさまざまな病気や老化などとの関連を解明し続けている著者が、この細胞の驚きのメカニズムを詳しく解説します。
焼酎の科学 発酵、蒸留に秘められた日本人の知恵と技 (ブルーバックス)
魅惑の酒、焼酎の七不思議に迫る。身近な存在ながら、じつは非常に特殊な蒸留酒、焼酎。どんな原料でも焼酎にできて、蒸留酒なのに新酒でも旨く、健康にも良い。蒸留すればただの「湯気の集まり」のはずなのに、さまざまな個性的な風味も持っている。歴史的・文化的背景、酒造りの技、酵母・麹の働き、「風味」の決め手、健康への寄与、飲みかたで変わるおいしさ――今や世界から注目を集め、国酒にも認定された焼酎には、清酒を造れなかった九州地方の人々が生み出した知恵と技が詰まっている。知るほどに驚く、焼酎の世界へご招待します。
地球の中身 何があるのか、何が起きているのか (ブルーバックス)
物理・化学・生物学を総動員し、地震波観測・理論的考察・高圧高温実験を組み合わせ、地球の中身とその歴史の謎を解く! ターゲットは地表から深さ6400キロの中心部まで、現代から46億年前の地球誕生まで。世界で初めてマントル最下部の主要鉱物(ポストペロフスカイト)を実験室でつくりだした著者が、地球科学の最前線へと誘う!
教養としての金融危機 (講談社現代新書)
激動の世界史と時代の大転換点――。「100年間」に起きた「9つの危機」を「ストーリー」で一気に学ぶ…! 世界的な金融危機はなぜ起きたのか? なぜ金融危機は10年に1度起こるのか? 新型コロナショックは新たな金融危機を引き起こすのか? 危機を何度も乗り越えたこの世界は、いったいどこに向かうのだろうか?
物価とは何か (講談社選書メチエ)
あのバブル絶頂時、そしてその崩壊、いずれのときも意外なほどに物価は動かなかった。それはなぜか? お菓子がどんどん小さくなっている……なぜ企業は値上げを避けるのか? インフレもデフレも気分次第!? 物価は「作る」ものだった? 経済というものの核心に迫るための最重要キーである、物価という概念。国内第一人者が初歩の初歩から徹底的にわかりやすく説き起こし、社会にくらす私たち全員にとって、本当に知るべき経済学のエッセンスを教える、画期的入門書の登場!
脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線
脳と人工知能の融合研究によって、これまでは想像もできなかったような成果が次々と生まれ始めています。計り知れない可能性を秘めた「脳」を持つ私たちは、「身体」という物理的な制限から解放されるかもしれません。二つの研究分野の最先端で、今何が起こっているのか。そして未来には何が起こるのか。気鋭の脳研究者たちが「人類の限界」に挑む!
世界は「e」でできている オイラーが見出した神出鬼没の超越数 (ブルーバックス)
「やつ」はどうして、こんなにあちこちに顔を出すのか? はるか昔から、洋の東西を問わず、不思議な性質をもつその数は知る人ぞ知る存在だった。やがて天才オイラーがその数の本質を見抜き、「宝石」ともいわれる奇跡的な数式を完成させた! 人類がほとんど何もわかっていない超越数のなかで「π」とともにかろうじて知られてきた「e」、指数関数から複雑系にまで存在感を示し、代数と幾何の垣根さえも軽々と超えてしまう、その摩訶不思議な魅力を堪能して、数学の面白さを再発見しよう!
ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか (講談社現代新書)
誰も見ない書類をひたすら作成するだけの仕事、無意味な仕事を増やすだけの上司、偉い人の虚栄心を満たすためだけの秘書、嘘を嘘で塗り固めた広告、価値がないとわかっている商品を広める広報……私たちはなぜ「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」に苦しみ続けるのか? なぜブルシット・ジョブは増え続けるのか? なぜブルシット・ジョブは高給で、社会的価値の高い仕事ほど報酬が低いのか? 世界的ベストセラー、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の訳者による本格講義!参考記事:【BSJとは?】『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』酒井隆史(2022年05月05日)
図解 人類の進化 猿人から原人、旧人、現生人類へ (ブルーバックス)
化石や遺伝子の研究から、われわれ人類の進化の過程が明らかになってきました。第一線の研究者たちが、進化の基礎からゲノムの話題まで、豊富なイラストを使って、初心者にもわかりやすく解説します。2009年に刊行した『絵でわかる人類の進化』に加筆修正した新書版。
筑紫哲也『NEWS23』とその時代
かつて、日本にはこんなに自由で、一本背骨の通ったニュース番組があった――。TBS『筑紫哲也 NEWS23』キャスターとして、日本の報道番組の新たな地平を切り開いた男が亡くなってから、今年で13年の時が過ぎた。「とかく一つの方向に流れやすいこの国で、少数派であることを恐れないこと」。最後の放送で噛みしめるように語った稀代のジャーナリストは、何を見て、何を考えていたのか。忌野清志郎、鴻上尚史、小澤征爾ら各界の文化人との交流、生涯の同志となった立花隆との共闘、そして「力の強いもの、大きな権力」を監視することへの強い意志。番組編集長として、在りし日の筑紫の姿を間近で見ていた著者が、関係者への膨大なインタビューをもとに振り返る。「頭をあげろ!」。世の中が混沌とする今だからこそ、筑紫の生き様はいっそう胸に響く。
ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書)
フランスで10万部発行! 2018年度チューリング賞受賞、ヤン・ルカン氏(Facebook副社長)の「ベストセラー」がいち早く日本上陸! AIとその中核をなす「ディープラーニング」の過去と現在、そして未来像とは? ディープラーニングの父であるヤン・ルカン氏がエキサイティングに綴る。
母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39
シングルマザーとして二人の息子を医者、医大生へ育て上げた著者が指南する、子育て本。二人ともを京都の最難関中学(洛星中学)、最難関大学(京都府立医大医学部医学科)へ合格へ導いた実績から、医学部専門塾や、子育てに悩む親向けにセミナーやパーソナルレッスンをするなど、母親の子育てを楽にする活動をしています。母親の悩みにコミットする『小学一年生』のママ&パパ向け記事「HugKum」(小学館)での連載も大人気。母親の悩みが解消され、忙しくても親子が円満に、目標を達成できる方法がここにあります。
早すぎた男 南部陽一郎物語 時代は彼に追いついたか (ブルーバックス)
日本が生んだこの途方もなく大きな才能は、常人には理解しがたく、そのため、彼の生涯最高傑作「自発的対称性の破れ」にノーベル物理学賞が授けられたのは発表後50年近くがたってからだった。いつしか彼は、人々から「魔法使い」とも「予言者」とも呼ばれるようになった。これまで語られなかった天才の実像を浮き彫りにし、「南部マジック」と呼ばれる数々の新理論はどのように生まれたのか、そこに彼の「人間」はどう関わったのか、彼はなぜ米国に移ったのか、などを解き明かす。
呼吸の科学 いのちを支える驚きのメカニズム (ブルーバックス)
生命活動の根源ともいえる「呼吸」。人は一生の間に20億回「呼吸」をするといわれています。そもそも「呼吸」とはなにか? 体はどのように酸素を取り込み、それを体のすみずみにまでに運ぶのか? さらに酸素はどのように細胞で消費され再び肺胞に送られた二酸化炭素はどのように酸素と交換されるのか? 「換気」の仕組みやからエネルギー代謝の方法など、その驚異のメカニズムを「呼吸」の研究の第一人者として知られる著者が徹底解説します。
経営・商学のための統計学入門 直感的な例題で学ぶ (KS専門書)
数学的に厳密な理解を深めることよりも、手を動かすことを主眼においた内容です。まず簡単な例題を示し、その解説を掘り下げていくことで、確率・統計の知識や考え方を身につけられる構成となっています。理解の定着を図るため、例題を発展させた練習問題を多数用意し、解説・解答も掲載しました。また、手計算が難しい例題・練習問題については、表計算ソフト(エクセル)による解法を解説し、便利な関数を紹介しています。
図解・天気予報入門 ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか (ブルーバックス)
地球温暖化で強靭化する台風など異常気象現象が日本でも増えている今、生活や財産、生命を守るために重要である天気予報の重要性も高まっています。従来の天気図からわかる気象情報から、最新のコンピューターによる数理予報の技術まで、気象予報の話を中心に進めながら、気象現象の原理に迫ります。
食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病 (ブルーバックス)
朝たくさん食べるより夜たくさん食べるほうが太りやすいなど、同じものでも食べるタイミングによって、身体への影響が違うことを、私たちはなんとなく感じています。夜の締めのラーメンは、魅力的ですが、罪悪感が伴ったりもします。そのなんとなく感じている、食べる時間による身体へ影響が、科学的に解明されつつあります。つまり、生物学的に言えば、食行動は、生体に朝・昼・夜など時間軸で起こっている種々の生化学的・分子生物学的変化との関係で説明できるということがわかってきたのです。
数学とはどんな学問か? 数学嫌いのための数学入門 (ブルーバックス)
多くの人は、数学という学問を誤解しています。難しい、とっつきにくい、役に立たない……数学に対するこうしたイメージは、すべて「錯覚」です。人々の「素朴な思い」から生まれた学問なので、段階を踏んでいけば、誰にでも理解できるはずなのです。本書では、「測定」「計算」「論理」という基本から数学が持つ本質的な構造と役割を問い直していきます。“数学の階段”を登っていくと、あなたの想像を超える広い世界が見えてくるでしょう。数学が嫌いな人は、数学がちょっと好きになるはずです。もともと数学が好きな人は、これまでとは違う視点から、新しい数学の魅力を感じてもらえるはずです。
学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか (講談社現代新書)
「従順な子」をつくる教育は、もう終わりにしよう! ブラック校則、いじめ、心の教育、不登校、教師の長時間労働――。日本の教育が抱える最大の問題とは? 『学校の「当たり前」をやめた。』著者と、日本の同調圧力を追及してきた演出家による必読の学校論!
はじめての機械学習 中学数学でわかるAIのエッセンス (ブルーバックス)
飛躍的な進歩を遂げている機械学習を、難解な数式・プログラミングなしで解説する画期的入門書! 中学数学の知識だけでAIのエッセンスがわかる。
キレにくい子どもを育てる。親子のアンガーマネージメント (こころライブラリー)
気に入らないことや、自分の思い通りにならないことがあると、些細なことでも攻撃的な言動をする「キレやすい」子どもがいます。また、そんな子どもの態度にイライラしていると、親まで怒りっぽくなったり、ストレスが溜まったり悪循環が起こります。「わが子をキレやすい子にしたくない」「キレやすいわが子に困っている」「わが子へのイライラを抑えられない」という親へ向けて、子どもの心に寄り添いながら、親子でできるアンガーマネージメントをイラストや図解を交えながら解説。正しい声かけや問題解決の方法を学びます。乳幼児期から高校生までの具体的な事例も紹介します。
日本哲学の最前線 (講談社現代新書)
國分功一郎、青山拓央、千葉雅也、伊藤亜紗、古田徹也、苫野一徳……哲学の最前線の旗手たちが「いま考えていること」がこれ一冊でわかる! 私たちを縛りつける不自由と向き合う、本当の自由のための哲学。
ネイティブが教える 日本人研究者のための英文レター・メール術 日常文書から査読対応まで (KS科学一般書)
大好評の「ネイティブが教える」シリーズの邦訳、待望の第2弾! アカデミックレターに特化して、これほど深く掘り下げた本はほかにない! 論文投稿時のカバーレターからレビューへの返答まで、研究におけるあらゆる場面を網羅。そのまま使えるメールフレーズを720例も掲載。まさにバイブル!
教養としてのデータサイエンス データサイエンス入門シリーズ
・大学生はもちろんビジネスパーソンも、いますぐ知っておくべき教養がここにある。・「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」のうち「導入」「基礎」「心得」に完全準拠。・文理を問わず、すべての大学生に、数理・データサイエンス・AIを習得させることを目的として編纂された。・カラーで見やすく、練習問題も充実。
論理パズル100 世界の名作から現代の良問まで (ブルーバックス)
論理パズルは紀元前600年頃、このエピメニデスのパラドクスから始まりました。その後、解析問題が登場し、数学の巨人・オイラーやルイス・キャロルといった数々の偉人たちも、論理パズルを楽しみ、数々の名問を生み出したのです。論理パズルの歴史を追いながら、「論理力」を鍛えよう!
円周率πの世界 数学を進化させた「魅惑の数」のすべて (ブルーバックス)
オイラーの公式にも登場! πはなぜ、重要な定数なのか? 桁数の追求だけが、πの魅力じゃない! 「円の直径に対する円周の長さの比」。かんたんな定義にもかかわらず、有理数であるか無理数であるかさえ、長く判別できなかった謎多き数=π。その精密な値を探求する過程で、数学者たちは無限への理解を深め、微分・積分などの重要な数学的手法を発展させてきた。アルキメデスやオイラーから、独自の成果を生み出した中国の数学者たちまで、数千年にわたって人類の関心を惹きつづけるπの魅力に迫る。
四角形の七不思議 いちばん身近な図形の深遠な世界 (ブルーバックス)
シンプルで身近な四角形の不思議を徹底的に解説。私たちの日常には、一見数学的に見えないが、四角形がらみのものや話題が溢れています。普段は、それらの数学的な様相に気がつかなくても、ちょっとしたヒントで途端に面白くなる話題を集めました。四角形の不思議にひたってください。
アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた ガチンコ相対性理論 (ブルーバックス)
俺だって数式が読めるかっこいい男になりたい! 分不相応な野望を抱いたド文系オヤジが、数式世界の最高峰ともいえるアインシュタイン方程式を読み解く旅に出た。「さがさないでください」という一通の書置きをのこして。はたして彼は、この数式に何が書かれているかを読むことができるのか? 予定調和なしの決死行を見守りながら相対性理論がわかってしまう、世界初の数式エンターテインメント!
起業は意志が10割
JAXA、JR東日本、博報堂、ラクスルなど全部で52連続! 新規事業立ち上げの達人が教える、同時多発進化時代の「起業・新規事業」成功法。未来のユニコーン起業家は、この本から誕生する!参考記事:【起業】『起業は意志が10割』守屋実(2021年07月15日)
大学入試数学 不朽の名問100 大人のための“数学腕試し” (ブルーバックス)
数学出題の中でも人気の高い「整数」をはじめに、「整式の剰余」「記数法・N進法」「場合の数・確率」「指数・対数」「微分積分」「不等式・絶対値」「複素数」「数列・漸化式」「三角関数」「図形融合問題」「グラフでの考察」と高校数学の分野別に問題を厳選、さらに最後には「数学オリンピック予選問題」を収録しています。著者はyoutubeでの数学解説でしられる鈴木貫太郎。講義形式の動画では、日本で最初に1本での100万回再生された記録を樹立。1問1問楽しく腕試しをしながら、数学のおもしろさ、そして本質を理解できる1冊です!
感じるオープンダイアローグ (講談社現代新書)
ただ対話するだけで、どうしてこころが癒やされるのか? オープンダイアローグ発祥の国フィンランドでは、対話によって、精神面に困難を抱えた人の8割が回復。学校や職場、家庭、議会でも「対話の場」が開かれ、大きな効果を上げている。実践に向けて、オープンダイアローグをハートで感じる書!
三体問題 天才たちを悩ませた400年の未解決問題 (ブルーバックス)
宇宙に浮かぶ3つの天体――「3体」 ニュートンの万有引力の法則によって「2体」の運動が明らかにされた17世紀初頭。科学者達は「3体」の運動を解明しようとさまざま試みでアプローチした。オイラー、ラグランジュ、ポアンカレ……科学史にその名を残す天才数学者・天文学者たちをもってしても、この「3体の運動」をの「一般解」を見つけることはできなかった!? なぜ解けないのか? 「解ける」とはなにか?
日本の構造 50の統計データで読む国のかたち (講談社現代新書)
数字をおさえれば、今の日本の経済・社会が見えてくる! 少子化、格差、老後など、不可欠な50のトピックを第一人者が平易に紹介!
自由になるための技術 リベラルアーツ
リベラルアーツとは、「自由になるための手段」にほかならない。自分たちを縛り付ける固定観念や常識から解き放たれ、自らの価値基準を持って行動するために。いままでの正解が突破するヒントがここにある。独立研究家・山口周が、哲学・歴史・美術・宗教など知の達人たちと、リベラルアーツの力を探る。参考記事:【リベラルアーツ?】『自由になるための技術 リベラルアーツ』山口周(2022年05月03日)
フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔 (講談社現代新書)
21世紀の現代の善と悪の原点こそ、フォン・ノイマンである。彼の破天荒な生涯と哲学を知れば、今の便利な生活やAIの源流がよくわかる! 「科学的に可能だとわかっていることは、やり遂げなければならない。それがどんなに恐ろしいことにしてもだ」。彼は、理想に邁進するためには、いかなる犠牲もやむを得ないと「人間性」を切り捨てた。
西洋音楽の正体 調と和声の不思議を探る (講談社選書メチエ)
「西洋音楽」とは何か。それはどのように形成されてきたのか。古代ギリシア人によって気づかれた、音の高低と数学の関係、音の並び。それは音楽として中世から近代へと西洋で練り上げられていった。音階や半音の発見、音を重ねることへの傾きと和音原理の探究、長調・短調の整序と規則の整理、また、人間的感情の美的表現から心地よさの追求へ。西洋音楽は、一つの「世界創造」であった。本書では、その楽理の由来、実践の発展を訪ね、自然と音楽の関係、背景にある思想の展開に焦点を当てる。西洋音楽とは普遍性を持つものなのか。自然のなかにドレミファソラシドはあるのか。
「顔」の進化 あなたの顔はどこからきたのか (ブルーバックス)
「顔」とはなんだろう。そもそもなぜ顔はあるのか。どこからどこまでが顔なのか。なぜそこに顔があるのか。何がついていれば顔なのか。顔は何をしてきたのか。顔がない生きものと顔がある生きものの違いとは。人類の顔はなぜこうなったのか。東洋と西洋、男と女、大人と子供の顔はどう違うのか。これから顔はどう変わっていくのか。顔についてのあらゆる疑問に、人類形態進化学の大家が答える!
貞観政要 全訳注 (講談社学術文庫)
1300年以上読まれた「統治の教科書」不朽の古典、全文完全新訳。とても読みやすい平明な訳文と、背景となる歴史がよくわかる解説でおくる、決定版!
ポジティブ心理学 科学的メンタル・ウェルネス入門 (講談社選書メチエ)
精神疾患の治療(マイナスをゼロへ)の枠を超え、さらなる「幸せ」を目指す、ユニークな心理学が誕生した。“ポジティブ心理学”は人生の価値観を問い、哲学的知見も融合する、総合学である。同じ環境で暮らす修道女の、寿命の差に潜む驚くべき原因とは? 利他行動は、精神にどんな良い影響を生むのか・・・・・・? さまざまな実験から、自らを「幸福」状態へと導くメソッドを、学術的に検証。新たな学問の可能性と個人、社会への活用法を、政治学者が豊富な事例をふまえ、細やかに解説する。
脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき (ブルーバックス)
なぜ、私たちは「特別」なのか?――その答えはここにある。心のはたらき、知性、ひらめき……ニューロンだけではわからなかった、「人間らしさ」を生み出す、知られざる脳の正体
科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点 (ブルーバックス)
科学を毛嫌いする反知性主義も、過度に信奉する権威的専門家主義も、真に科学的であることはできない。科学の意味を問い直す「新しい科学論」。専門家だけに任せるの間違っている! 私たちは科学技術とどう付き合えばいいのか?
認知バイアス 心に潜むふしぎな働き (ブルーバックス)
「なぜあの時あれを見逃してしまったのか」「なぜこんなものを買ってしまったのか」「どうしてあんな簡単な問題が解けなかったのか」---誰しもが日常的に経験しているであろう、なぜか誤って認識したり、いつもならするはずのない判断や行動。それはなぜ起こるのか。このようなふつうの行動に現れる心の働きの偏り、歪みのようなものである「認知バイアス」について、わかりやすい事例を挙げて解説します。
免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか (ブルーバックス)
最新免疫学が教える「非自己」と「自己」とは。私たちの免疫系は、なぜ自己の細胞や抗原に対して反応しないのか? 免疫学の最大の謎ともいえる「免疫自己寛容」の解明に長年取り組んできた著者が、世界で初めて発見した「制御性T細胞」。免疫学にパラダイム・シフトをもたらし、」「がん」や「自己免疫疾患」の治療や「臓器移植」に革命をもたらすとされる研究の最前線に迫る。
「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか (ブルーバックス)
あなたにとっての「最善の選択」とはなにか。「意思決定理論」をもとにした「15の実験」でわかる、あなたの選択のタイプとは? 天才科学者フォン・ノイマンらによって体系化され、現在も発展を続ける「意思決定理論」。その足跡をたどりながら最新研究までを紹介し、さまざまな状況下での選択のあり方について、実験形式で楽しく理解することができる!
はじめての催眠術 (講談社現代新書)
言葉だけで、立てなくなったり、何かを好きになったり、笑いが止まらなくなったりする……。そんな不可思議な「催眠」の世界へようこそーー。人が知覚し体験している世界は、常に何らかの「暗示」の影響を受けている。催眠についての知識は、自らが依って生きる世界の見え方を一変させます。催眠とはつまるところ、言葉であり、コミュニケーションの技法です。その意味では誰にとっても知る価値があります。催眠の持つ特別なイメージを破壊して、素朴な面白さを知ってもらうには、「自分で体験する」以上に強力な方法はありません。参考記事:【催眠とは?】『はじめての催眠術』漆原正貴(2020年09月22日)
未来の医療年表 10年後の病気と健康のこと (講談社現代新書)
医療未来学の第一人者が描く、病気と医療の未来予想図、そして健康にまつわる新常識
問題発見力を鍛える (講談社現代新書)
デジタルの進化と新型コロナ問題で、もはや何が起こるかわからない、いままでの常識が通じない時代(VUCAの時代というそうです)が一気にやってきました。これに立ち向かうには自分の頭で考えて、問題・課題を発見する能力が不可欠です。あの『ノートの魔力』で絶賛された『具体と抽象』はじめ、「アナロジー思考」「メタ思考」などを平易に解説したビジネス思考法のベストセラーを書いてきた著者が、「問題発見力」を切り口に、様々な思考法を解説します。参考記事:【問題発見】『問題発見力を鍛える』細谷 功(2020年08月21日)
時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて (ブルーバックス)
物質には反物質があり、力には作用と反作用があるように、この世のすべてのものは、ほんのわずかな破れはあったとしても、対称性を持っています。ところが時間の進み方だけは対称ではなく、宇宙ができたときから現在まで、一方向だけに進んでいると考えられています。このことを「気持ち悪い」と感じている物理学者は少なからずいるようです。筆者もその一人です。本当に時間は一方向だけなのか。宇宙は逆戻りしないのか。じつは時間も宇宙も、反復し、逆戻りしているのではないのか。一見、荒唐無稽なこの疑問を大真面目に検討してみることで、宇宙や時間についての新しい見方を呈示しようという狙いです。量子重力理論研究の期待の新鋭にして、日本人としては最後の「ホーキングの弟子」ともいわれる著者が、量子論的な視点を突破口にして、「反復する時間」の可能性をわかりやすい言葉で探っていきます。
アスリートの科学 能力を極限まで引き出す秘密 (ブルーバックス)
スポーツにおける最高峰の戦いは、スポーツ科学、医学、情報、そしてテクノロジ―を駆使したものへと大きく変化を遂げています。ナショナルチームの育成やサポートなどの中心にいる、国立スポーツ科学センターのセンター長である著者が、スポーツに欠かせない科学の力とは何か、さまざまな面から、スポーツ科学の最前線を解説します。スポーツ競技の側面を知ることで、オリンピックをはじめとする、ハイレベルのスポーツ観戦をより深く楽しめます。、また、アスリートでなくても、体づくりや健康のため、またスポーツ上達のために参考になる内容も。
文字世界で読む文明論 比較人類史七つの視点 (講談社現代新書)
ラテン文字圏、ギリシア・キリル文字圏、アラビア文字圏、梵字圏、漢字圏−−五つの文字圏を比べてみると、世界の見方が変わる!
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◆現在開催中のセールをご紹介。【50%ポイント還元】「講談社ポイント還元キャンペーン」始まりました!(2023年04月29日)⇒5月7日まで
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【最大50%OFF】「Kindle本ゴールデンウイークセール」始まりました!(2023年04月22日)⇒5月12日まで
【メモ】今月の「Kindle月替わりセール」(2023年04月)(2023年04月02日)⇒4月30日まで
【編集後記】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。アニメ療法(セラピー)〜心をケアするエンターテインメント〜 (光文社新書)
私は初めてその存在を知ったのですが、「アニメ療法」をテーマにした新書は、Kindle版が500円弱お得。
7日間でなりたい私になれるワーク―――あなたを困らせているものは全部あなたの思考が創り出している
こちらの潜在意識系の自己啓発書は、中古が値下がりしていませんから、Kindle版が900円弱お得な計算です!
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