2023年01月26日
<終了済み>【40%ポイント還元】「講談社 新書・文庫・専門書 ポイント還元キャンペーン」始まりました!
【はじめに】
◆今日は朝から、Kindleの非公式セールのご紹介を。現在アマゾンでは、講談社さんの電子書籍約2000タイトルを対象としたポイント還元キャンペーンを開催中です(キンセリさん情報ありがとうございます!)。
Amazon.co.jp : 講談社 新書・文庫・専門書 ポイント還元キャンペーン
「40%ポイント還元」ということで、50%には及びませんが、「Kindle月替わりセール」でもこのくらいの値引本は多々ありますし、比較的新しい本があるのもありがたいところ。
またいつもの講談社さんのセールとは、若干品揃えが違うということで、意外と見どころがあるのではないか、と。
なおセール期限は、各作品ごとにも表示されている日数から鑑みると、「2月2日(木)」までのよう。
気になる作品がありましたら、お早めにお求めください!
注:このセールは終了しました。
Kindle Paperwhite / kenming_wang
【「講談社 新書・文庫・専門書 ポイント還元キャンペーン」より】
◆上記リンクは「おすすめ順」ですが、こちらでは「出版年月が新しい順番」で並べております。世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか (講談社+α新書)
いまそこに迫る世界食糧危機、そして最初に飢えるのは日本、国民の6割が餓死するという衝撃の予測……アメリカも中国も助けてくれない。国産農業を再興し、安全な国民生活を維持するための具体的施策とは?
令和の中学受験2 志望校選びの参考書 (講談社+α新書)
現在の小学4年生が中学にあがるとき、過去最高の中学受験ブームがやってくる。コロナで学校訪問の機会が激減した今こそ必読! 共学か男女別学か、大学受験の必要がない系列校か進学校か。長距離通学は問題ないのか。公立一貫校と私立の併願はありなのか。滑り止めで合格した低偏差値校に進学する意味はあるのか。発達障害の子を受けて入れてくれるのか。わが子が6年間を過ごすことになる中高一貫校の中学受験では、志望校選びが成否を分ける。少子化にもかかわらず過熱化する中学受験を親子で勝ち抜くため、ベテラン塾講師が志望校選びのコツを解説する。
成熟スイッチ (講談社現代新書)
昨日とは少し違う自分になる「成熟スイッチ」はすぐそこにある――。ベストセラー『野心のすすめ』から9年、人気作家が成熟世代におくる待望の人生論新書。日大理事長就任、「老い」との近づき方など、自身の成熟の現在地を明かしながら、「人間関係の心得」「世間を渡る作法」など四つの成熟のテーマについて綴っていく。
年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活 (講談社現代新書)
平均年収443万円――これでは普通に生活できない国になってしまった……ジャーナリストが取材してわかった「厳しい現実」。平均年収の生活、いったい何ができて、何ができないのか? 昼食は500円以内、スターバックスを我慢、年間収支で残るのは30万円、月1万5000円のお小遣いでやりくり、スマホの機種変で月5000円節約、ウーバーイーツの副業収入で成城石井に行ける、ラーメンが贅沢・サイゼリヤは神、派遣より時給が低い正社員、子どもの教育費がとにかく心配……「中間層」が完全崩壊した日本社会の「本当の危機」とは?
量子の世界をみる方法 「スピン」とは何か (ブルーバックス)
電子の「スピン」といわれたときに、皆さんはどんなイメージを持ちますか? 「地球が自転をしながら太陽のまわりを回るように、電子が自転しながら原子核のまわりを回っているようなイメージ」や「電子がコマのように回っている」「フィギュアスケートの選手のように回っている」などのイメージが頭に浮かんでいるのではないでしょうか? 実は、この答えは正しくないのです、といったら皆さんは驚くでしょうか。「スピン」は私たちの暮らしているマクロな世界の「回転」とは異なり、なかなか感覚的に掴みにくく、それが「スピン」への理解を難しくしているのではないかと思います。本書は、「スピン」をもっと深く、そして正しく理解してほしいという思いから、物理学者とサイエンス分野の広報関係者、そして素人!? がチームを組んで執筆しました。
ドイツ誕生 神聖ローマ帝国初代皇帝オットー1世 (講談社現代新書)
現在のドイツの源流になった神聖ローマ帝国。その初代皇帝・オットー1世の人生は戦いにまみれたものだった。身内からの反乱にイタリア遠征、そして強敵ハンガリーとの戦争。オットー1世の生涯を辿ることで、中世ヨーロッパが見えてくる。
宇宙の終わりに何が起こるのか 最新理論が予言する「5つの終末シナリオ」 (ブルーバックス)
この宇宙は必ず終わる。──いつ、どうやって!? 「万物が究極的に破壊される」瞬間を描く5つのシナリオとは? 19ヵ国で翻訳! 話題の最新宇宙論
真珠湾攻撃隊 隊員と家族の八〇年 (講談社現代新書)
真珠湾攻撃に加わった九百人の精鋭たち。彼らの八割は、その後の戦争で命を落とした。本人の手紙や遺族の証言が明かす隊員の生と死。
人口の経済学 平等の構想と統治をめぐる思想史 (講談社選書メチエ)
かつては「人口爆発」が、そして現代では「人口減少」が、重大な危機として社会に浮上している。人口が増えたり減ったりすることは、社会においていかなる問題として捉えられてきのか。経済学の歴史を振り返ると、それは制度や統治という問題圏と常に重なり合いながら論じられてきた。本書はそれの道のりを、社会思想史の底流にある大きな流れとして描き出す挑戦である。人口というものは、とりわけ現在の日本において喫緊の問題となっているが、それはわたしたちが社会をいかなるものとして捉え、統治するかという問題と表裏一体となっている。アダム・スミス、マルサス、ミル、ケインズ――本書でたどる彼らの思想的格闘のあとは、いまわたしたちがまさに直面する危機を考えるにあたり、見逃すことのできない発見をもたらすだろう。
数学史入門 (講談社学術文庫)
円周率、√2、微分・積分、時間、無限……人類はこうして「問題」を解いてきた! 大家による究極の歴史ガイド。数学がイデアの世界の産物だった古代ギリシアから、現実世界に埋め込まれたルネサンスを経、「時間」を取り込んだニュートンとライプニッツの微積分、そして「無限」を導入し両者の統合を果たした解析学へ――。数学が2000年以上にわたって切り拓いてきた歴史の道程を、「問題」と格闘する精神の軌跡として簡潔明瞭に描く、啓蒙の大家による入門書の決定版!(解説:上野健爾)
アカデミック・フレーズバンク そのまま使える!構文200・文例1900 (KS科学一般書)
世界中の研究者に愛用されているウェブサイト「Academic Phrasebank」の邦訳書がついに登場! これが、英語論文によく使う表現文例集の決定版。日本語訳付きは便利でやっぱり安心。そのまま使える!ずっと使える!
脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい (講談社+α新書)
「昔と同じことをやっても痩せない」「何をやっても痩せない」は、体内時計と食の関係を知らずダイエットしていたから! 「昼間より、夜遅くに食べるカップラーメンはなんて美味しいんだ!」と感じるのも、体内時計に影響されているとご存じでしたか? 2017年、体内時計のメカニズムに対する研究がノーベル医学・生理学賞を受賞しました。すべての細胞に時間遺伝子があり、その影響がどんどん解明されています。私たち生き物は細胞レベルから、地球の24時間の自転に合わせ生きています。脂肪のたまりやすい時間、筋肉のつきやすい時間、体温や血圧の変化や元気になる時間も24時間で変化していくのです。食事も、いつ、何を食べると体にいいのか、当然時間によって効果が変わります。時間栄養学の知識を身につけることで、より効果的に肥満を防ぎ、生活習慣病にならない生き方ができるのです。
世界インフレの謎 (講談社現代新書)
なぜ世界は突如として物価高の波に飲み込まれたのか? ウクライナの戦争はその原因ではないことは、データがはっきりと示している。では"真犯人"は……? 元日銀マンの物価理論トップランナー、異例のヒット『物価とは何か』の著者が、問題の核心を徹底考察する緊急出版!
宇宙を解くパズル 「真理」は直観に反している (ブルーバックス)
ハーバード大学で300年近い歴史がある「ホリス数学・自然哲学教授」にして、「超弦理論」などの研究で理論物理学をリードしてきたカムラン・バッファ氏が、1年生向けの講義で使っているパズル満載の型破りなテキストを書籍化! ブライアン・グリーン氏、エドワード・ウィッテン氏が驚きつつも絶賛した(文末に記載)類のない一冊の日本語版!
ふしぎな中国 (講談社現代新書)
「白衛兵」「西朝鮮」「外売騎手」「45度人生」「新能源人」「錦鯉」「凡人」…あなたは、この意味わかりますか? 中国ウォッチャーとして知られる著者が、新語・流行語で現代中国を読み解く。読み始めたらとまならい面白さ!
カラー図解 脳の教科書 はじめての「脳科学」入門 (ブルーバックス)
脳の複雑で不思議なしくみを、豊富なカラー図版と共に、わかりやすく徹底的に解説しました。脳の進化や構造、1000億個を超えるといわれる神経細胞の不思議、神経細胞以外にも重要な働きをするグリア細胞、脳はどのように世界を見て、聞いて、認識しているのか? 記憶はどのようにつくられ、どこに蓄えられているのか? など、「脳」の謎や不思議をあますところなく、丁寧に解説しています。
教養の語源英単語 (講談社現代新書)
シリーズ100万部突破『英単語の語源図鑑』著者の最新作! 歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる! 誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養。
個性という幻想 (講談社学術文庫)
生前にはアメリカの医学界を陰で支配しているとまで言われながら、没後はその名さえ忌み嫌われたハリー・スタック・サリヴァン(1892―1949)。1970年代にアメリカ精神医学の源流として再評価され、さらに近年、人間社会と精神疾患の関係を論じた先駆者として再注目される精神医学者の、本邦未訳の論考を中心とした著作集。サリヴァンが生涯をかけて訴えたのは、人間同士の差異よりも、互いを結び付けているものに着目することの重要性だった。患者一人ひとりを診るのではなく、「人間集団に対する精神医学」を唱えたのである。しかし、「個性とは幻想である」という見解は当時、あまりにラディカルでほとんど危険思想のように受け取られた。今世紀になり、「トラウマ理論」や「発達病理学」といった学際的研究領域が確立してようやく、サリヴァンの提出した課題に科学として取り組めるようになったのである。
中国パンダ外交史 (講談社選書メチエ)
ちょうど50年前の1972年10月、日中友好の証として、上野動物園に2頭のパンダがやってきた。しかし、中国がパンダの外交的価値に気づいたのは、1930年代にさかのぼる。戦争と革命、経済成長の激動の歴史のなかで、パンダはいかに世界を魅了し、政治利用されてきたか。パンダを主人公にこの100年あまりを読み直す、異色の中国近代外交史。
その働き方、あと何年できますか? (講談社+α新書)
成功者とつきあうとなぜ成功者になれるか、でも誰でもその方程式が当てはまるわけではありません。結果が出せる人とそうでない人の違いは、運や努力だけではないのです。あなたの「働き方」を変革するポイントもここにあります。著書累計180万部にのぼるビジネス書作家が、ベストセラー『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』に続き、いよいよやりがいが見いだしにくい日本の働く現場で、豊かに働く方法を指南します。参考記事:【働き方】『その働き方、あと何年できますか?』木暮太一(2022年09月26日)
世間ってなんだ (講談社+α新書)
「世間とはなにか」についてずっと見つめ、考えてきた。中途半端に壊れ続ける「世間」ではなく、他人同士が共存する「社会」とつながるコミュニケーションとは? そして「世間」が生み出す同調圧力、クレーマー、謎ルールを乗り越え、生きていく方法とは? 世間に困ったとき、必ずヒントになる一冊。
1日4分 世界標準の科学的トレーニング 今日から始める「タバタトレーニング」 (ブルーバックス)
ジムに通ってコツコツ運動しても、ストイックに追い込んだトレーニングをしても、なかなか思うような効果が出ないと感じる人も多いなか、「高強度、短時間、間欠的」のシンプルなタバタトレーニングが世界じゅうで人気です。欧米のアスリートや俳優やモデルなども、タバタトレーニングを取り入れて効果を実感しているコメントが寄せられています。もともとは、アスリートのチームで経験的に組まれたプログラムが基本になったものですが、著者はさまざまなデータを取り、実験や研究を重ね、科学的に裏づけを取り、プログラムを確立しました。アスリートから高齢者まで、それぞれに合った「高強度、短時間、間欠的」な運動であれば、体力をつけ、パフォーマンスを出すことができる理由を徹底解説。10代から高齢者まで年齢別に、また「趣味のスポーツのパフォーマンスを上げたい」「体力をつけたい」「筋肉を増やしたい」「健康維持」など目的別のトレーニングを紹介します。
日本の気候変動5000万年史 四季のある気候はいかにして誕生したのか (ブルーバックス)
日本の気候は、5000万年前の超温暖期から3000万年前の寒冷化、2300万年前のモンスーン開始による梅雨の誕生、エルニーニョ多発の時代、260万年前の氷期など、さまざまな変化を経験してきた。そうしたなかで、日本は列島を形成し、日本特有の温暖湿潤で美しい四季をもつ気候となってきた。5000万年前には大陸の一部だった日本が、大陸から分かれ始めたのは約4000万年前、日本列島が現在の位置になったのは約1500万年前だが、その長い時代の変遷の中で、日本の気候はどのように変化してきたのだろうか? 気候は、日本だけでは語ることはできない。日本の気候の成立には、ヒマラヤ山脈の誕生によるモンスーンの開始や黒潮と対馬海流の成立も大きく関わっている。本書では、地球全体の気候変動、日本列島の地質学的な変化と気候の変化を関連づけて明らかにしていく。
時計遺伝子 からだの中の「時間」の正体 (ブルーバックス)
体内時計とは何か? 生体リズムはどのように生まれるのか? 時計遺伝子は、様々な体の機能に関わっていた!
韓非子 全現代語訳 (講談社学術文庫)
鋭い人間洞察が時を超えて突き刺さる、不滅の君主論! 人間は利のために動く。君臣の間に愛はない。徹底した現実主義的人間観に基づく実践的君主論にして、春秋戦国の乱世下に法家が磨き上げた統治思想の極致。「矛盾」「守株」など秀逸な譬えを交える軽妙さ、理想的統治を語る峻厳さ、儒家への鋭い批判、そして不合理な現実政治への悲憤―抑揚に富んだ語り口を生き生きと伝える碩学の名訳で、全文を読む。
英語教育論争史 (講談社選書メチエ)
中学から高校の6年間で膨大な英単語を覚え、暗号解読のような苦労で英文を訳し、長文の速読練習もこなした。でも、労力の割には使えるようにならない。しかも2020年度からは小学校で外国語が正式教科になった。はたして英語は、どのように教え、学ぶべきか。これは、100年以上前から繰り返された議論である。小学生の英語教育の是非、必要なのは文法訳読か英会話か、全員が必修の必要があるのか、他の教科にエネルギーを回せばもっと日本人の学力は上がるのではないか、そもそも、外国語は英語だけでいいのか。それは、知的バトルあり、人間臭い感情のぶつかり合いもある、真剣勝負の論争史だった。
日本の珈琲 (講談社学術文庫)
珈琲は、いつ、どのようにして日本に伝わり、広まったのか。世界の珈琲発見伝説・珈琲の異名熟字一覧・日本初の珈琲店の話から、江戸時代の長崎での交流、海外渡航者、はたまた海外漂流者の体験まで――膨大な史料を渉猟し、驚きに満ちた珈琲の歴史を明らかにする。生活文化史の古典である幻の名著、待望の復刊!(序・古波蔵保好/解説・旦部幸博)
アトランティス=ムーの系譜学 〈失われた大陸〉が映す近代日本 (講談社選書メチエ)
はるか昔、栄耀栄華を極めながら、一夜にして海中に沈んだ大陸があった――こんな伝説とともに語られるアトランティス大陸やムー大陸。誰しも子供の頃に、その謎に夢中になった記憶があるのではないだろうか。とりわけ日本は、ムー大陸に日本人の起源を見出そうとした戦前の軍高官から戦後のポップカルチャーに至るまで、言わばこの伝説に長く深く取り憑かれてきた。なぜ、我々は失われた大陸に惹かれてやまないのか。伝説の起点ともいえるプラトンから繙き、その複雑にして数奇な伝説受容を辿る野心作!
人生ってなんだ (講談社+α新書)
読むと思わず誰かと語り明かしたくなる32の物語。「『鶴の恩返し』で去らない鶴がいてもいい」「『考えること』と『悩むこと』は違う」「青春の旅立ちは不安に負けている場合じゃない」「バランスよくマイノリティー感覚を経験すること」などなど。あるときは劇団の主宰者として、はたまたあるときは学校の先生として、そしてワークショップの講師として、人生相談の回答者として、さまざまな人の人生と向き合ってきた著者が見つめて考えた「生きる」についてのあれこれ。
奇跡の小売り王国 「北海道企業」はなぜ強いのか (講談社+α新書)
ニトリを創業した似鳥氏、ホーマックの創業者・石黒靖尋氏、アークスの横山清氏、ツルハの鶴羽肇・樹兄弟、マイカル北海道(現イオン北海道)の大川祐一氏、アインの大谷喜一氏、セコマの赤尾昭彦氏など多くの起業家・創業者が、不況下の北海道を舞台に切磋琢磨することによって、「業界トップ企業」をつくりあげてきた。小さな部品がたった一つ欠けたことで、取り寄せるのに膨大な時間とコストを要する「小売り不毛の地」北海道。そのハンデを克服するために積み重ねた努力が、いま、本州や海外の市場に挑戦する際に北海道企業の「強み」となっている。「夢とロマン」で駆け抜けた男たちのドラマは、読む者の胸を熱くする。最高のビジネス書にして、熱気あふれる経済ノンフィクションの名著誕生。
2002年、「奇跡の名車」フェアレディZはこうして復活した (講談社+α新書)
会社が苦境にある中で、絶版の危機に瀕したスポーツカー復活の「夢」をどのように企画立案し、チームをまとめ上げ、そして遂行したのか。フェアレディZの開発を具体例として、「日本のものづくり」の、いまだ尽きない可能性を若き商品企画担当やエンジニア、そして読者の皆さんに伝えたいと思う。現在、私はコンサルティング業を営むが、最新のテクノロジーへの知見やプロジェクトマネージメントに触れつつ、今後のモビリティ(移動・自動車産業)の在り方への提言も行った。――「まえがきに代えて」より
ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う (講談社現代新書)
年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70代男性の就業率は45%、80代就業者の約9割が自宅近くで働く……全会社員必読! 知られざる定年後の「仕事の実態」とは? 漠然とした不安を乗り越え、豊かで自由に生きるにはどうすればいいのか。豊富なデータと事例から見えてきたのは、「小さな仕事」に従事する人が増え、多くの人が仕事に満足しているという「幸せな定年後の生活」だった。日本社会を救うのは、「小さな仕事」だ!参考記事:【定年後】『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』坂本貴志(2022年08月19日)
英語は決まり文句が8割 今日から役立つ「定型表現」学習法 (講談社現代新書)
英語は単語で覚えてはいけない! 第二言語習得のプロが伝授する、最小の努力でネイティブに近づく「英語学習の新定番」
農協の闇 (講談社現代新書)
JAは、「農業協同組合」本来の理念や目的を忘れてしまったのではないか? 共済(保険)事業と信用(銀行)事業に依存し、職員に過大なノルマを課した結果、いまや多くのJAで「不正販売」と「自爆営業」が蔓延っている。元「日本農業新聞」記者である著者が、農協を愛するがゆえに書かざるをえなかった、渾身の告発ルポ! 全国津々浦々に拠点を持ち、1000万人以上の組合員を抱える巨大組織の闇を撃つ。
最小にして人類最大の宿敵 病原体の世界 歴史をも動かすミクロの攻防 (ブルーバックス)
人類誕生から現在までの人の死因の累計第一位である感染症を引き起こす、ウイルスや細菌などの病原微生物(病原体)は、その小さな体と限られた遺伝情報量の中に、ヒトなどに感染して自らの子孫を効率よく増やして広めるための、巧妙で狡猾な生態を持つものばかりです。本書では、そんな病原体たちが進化の過程で身に付けた、さまざまな感染戦略、生存戦略を紹介します。宿主に寄生することに特化した構造や機能、生態などの高度な進化は、いずれも驚くほどうまくできたしくみで、なかなかエキサイティングな世界です。恐ろしいものであると同時に、その「見事な」までの病原体について知っておくことが、次なる病原体との戦いの備えになるかもしれません。
天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで 藤岡換太郎〈地球の謎解き〉シリーズ (ブルーバックス)
天変地異にはサイクルがある。人新世の地震・洪水から生命史46億年で繰り返す大量絶滅、銀河を回る太陽が起こす破局までを一望!
歴史学者という病 (講談社現代新書)
このままでは日本の歴史学は崩壊する!? 歴史を愛する人気学者の半生記にして反省の記――。
そば学大全 日本と世界のソバ食文化 (講談社学術文庫)
日本が誇る伝統食にして健康食、そば。しかし、植物であると同時に作物でもあるソバの文化は、日本だけのものではない。ソバの本場・信州で研究を積んだ農学者が、世界のソバ食文化を探訪して日本のそばの魅力を再発見する。さらにその栄養と味覚、健康食品としての機能や、品種改良についても解説。
50歳からの科学的「筋肉トレーニング」 若いときとは違う体をどう鍛えるか (ブルーバックス)
男性の更年期(男性ホルモンの減少と性ホルモンのアンバランス化)と、それによるトレーニングと身体の関係は今では詳しく解明されています。本書では、テストステロンの減少を抑え、筋肉を増やし贅肉を減らすのに効果的なトレーニング方法・メニュー、食生活の注意点、睡眠法などを紹介。筋トレ未経験の初心者から中級・上級者まで、レベル別にガイドしているので誰でも今日から始められます。参考記事:【中高年必読!】『50歳からの科学的「筋肉トレーニング」 若いときとは違う体をどう鍛えるか』フィンク・ジュリウス(2022年07月25日)
生物を分けると世界が分かる 分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷 (ブルーバックス)
なぜ、我々は「ものを分けたがる」のか? 人類の本能から生まれた分類学の始まりは紀元前。アリストテレスからリンネ、ダーウィン……と数々の生物学の巨人たちが築いてきた学問は、分子系統解析の登場によって大きな進歩を遂げている。生物を分け、名前を付けるだけではない。分類学は、生命進化や地球環境の変遷までを見通せる可能性を秘めている。生命溢れるこの世界の「見え方」が変わる一冊!
心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学 (講談社選書メチエ)
わたしたちの脳は、思考や感情や欲望を「その瞬間に」生み出している……行動の理由も、政治的信念も、そして恋心さえも。本書が紹介する数々の驚くべき実験結果を目にしたとき、そのことを疑うことはもはや不可能になる。世界はどのように存在し、自分はどんな人間であるのか―それも、脳がもつ途方もない即興能力によって創り出されるフィクションなのだ。認知科学をリードする世界的研究者が"脳と心"の秘密を解き明かす、超刺激的論考!
日本茶の世界 (講談社学術文庫)
12世紀末に臨済宗開祖・栄西が中国から持ち帰って以降、日本人に欠かせない飲み物となった日本茶。その味と製法はどのように変わり、私たちに受け継がれたのか? 茶畑の日光状態とうまみの関係、番茶・煎茶が誕生した理由、幕末の海外輸出秘話から、多彩な茶葉の特徴と製法、淹れ方や茶器選びまで――。長く深く愛された、日本の「心」を味わい尽くす!
絶対悲観主義 (講談社+α新書)
みなさん、がんばりすぎていませんか? そんなに心配することはありません。なぜなら、そもそも仕事で自分の思い通りになることは、ほとんどないから。この元も子もない「真実」を直視して、成功の呪縛からもっと自由になろう。そうすれば目の前の仕事に対し、もっと気楽に、淡々と取り組むことができる。絶対主義者の著者が実践してきた「普通の人のための」思考のストレッチ。
民族と文明で読み解く大アジア史 (講談社+α新書)
国際情勢を深層から動かしてきた「民族」と「文明」、その歴史からどんな未来が予測可能か? ロシアの征服欲、中国の横暴、朝鮮半島の不穏。力と力がせめぎ合う中で、世界史のベストセラー著者が、日本の生きる道を見出す!
カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代編 生命はいかに誕生し、多様化したのか (ブルーバックス)
本書は、40億年に渡る生命の進化史を綴る全3巻企画の一冊目、古生代編です。進化の新たなステージに登場した特徴的な種を特に取り上げ、豊富な化石写真と美しいカラー復元画とともに解説していきます。
地球温暖化はなぜ起こるのか 気候モデルで探る 過去・現在・未来の地球 (ブルーバックス)
地球温暖化、そして「気候」というシステムは、どうすれば解明することができるのか? 2021年、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎博士。この受賞は、「気候システム」という複雑系の物理分野に贈られた初のノーベル賞でもありました。その「気候システム」という遠大な謎への挑戦が、本書では詳細に語られます。
ゼロからわかる量子コンピュータ (講談社現代新書)
いま世界各国では、既存のスーパーコンピュータを遥かに凌ぐとされる「量子コンピュータ」の大規模な開発プロジェクトが進み始めている。本書はそれを無条件に肯定したり、あるいは逆に頭ごなしに否定するといった内容ではない。量子コンピュータの基本的な原理から産業的側面、さらには社会・政治的インパクトに至るまで、多面的な事実を積み上げ考察を加えることにより、その際どい実現可能性を検証していくのが本当の狙いである。はたして「夢の超高速計算機」は本当に実現するのかーー。
NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる (講談社現代新書)
新型コロナ禍で現場に行けなくなったNHKスペシャル取材班が、デジタル調査報道でミャンマー騒乱の「真相」を突き止めるまで――。19歳少女は軍に銃殺されたのか? ミャンマー軍はなぜ暴走したのか? 報道は激動の世界で何ができるのか? NHKの特別調査チームが「オシント(OSINT:Open Source Intelligence)」を駆使した新しい調査報道に挑戦した奮闘記。インターネット上の様々な情報や、SNSに投稿された動画や画像、地図情報や衛星画像など誰もがアクセスできる「公開情報」を使って、「不都合な真実」を暴くことはできるのか?
荘子の哲学 (講談社学術文庫)
中国・日本はもちろん、これまであまり言及されてこなかった欧米圏での研究をも渉猟。「無為自然」や「万物斉同」といった概念に替え、自己および世界の変容を説く「物化」思想をその核心として取り出し、ドゥルーズら現代の西洋哲学と突き合わせることで、言語、道、他者、自由にかかわる荘子の思索を新たな相貌のもとに甦らせる。世界の哲学に通暁する著者がダイナミックに描く、新時代の標準たる驚くべき読解の書!
本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学 (ブルーバックス)
「食物繊維は体にいいから消化もいい」と語っている学生に、そもそも消化ができないものを食物繊維ということを説明すると、では「消化できないものが体に必要なのか」ときかれて、これは正しい食の知識が必要だと感じた著者。体にいい、悪いで語られがちな食べものについて、多くの人がわかっているようでわかっていないという実態を感じて、現在わかっている食の科学を理解し、正しい情報の受け取り方ができるようにという思いで執筆した1冊。栄養学的な面と、複雑な体の代謝のしくみをなるべくやさしい言葉で解説します。食品によっては、時代的背景も関係していたり、健康ブームの空気にのって「良い食べもの」になっているものも。食と代謝はまだまだ解明されていないことも多いのですが、わかっていることをクリアにしながら、誤った認識に陥らない方向を示します。
日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか (講談社現代新書)
どうして日本の国力は30年以上も低下し続けているのか? 低所得・低物価・低金利・低成長の「4低」=「日本病」に喘ぐニッポンを、気鋭のエコノミストが分析!
基礎からわかる 論文の書き方 (講談社現代新書)
学問の「型」を理解すれば、勉強はもっと楽しくなる。社会人にも役立つ、大学の双方向授業をもとにした「論文入門」の決定版! 「この型式に沿って書かないと、評価されません。」学生の興味・関心を的確に導く。圧倒的な筆力を持つ社会学者・小熊英二による論文作法。
10分で名著 (講談社現代新書)
最強の水先案内人がプロに「読みどころ」を聞いてみた――。『神曲』『源氏物語』『わが闘争』『資本論』……、名著を読まなくても楽しめる、虫のよいガイド本、誕生!
AI時代の資本主義の哲学 (講談社選書メチエ)
対・社会主義/対・国家/対・前近代社会――対比するものや時代によって「資本主義」の意味は変わる。市場経済・企業組織の変容、中国の台頭。いま「資本主義」は、どんな現実をうつすのか? 「市場」と「所有」のバランスにその本質を見出し、歴史と概念から付き合い方を考える、AI時代の「資本主義の哲学」。
60歳からのマンション学 (講談社+α新書)
2030年、分譲マンション約780万戸とうち、築30年以上が過半数を超える。日本ではマンションへの永住指向が強まる一方、自らの老いとマンション老朽化、いわゆる「二つの老い」がリンクするというかつてない時代を迎えている。私たちは、本当に安心してマンションを終の棲家にできるのか? 大規模修繕、滞納金問題、空き駐車場問題、ペット問題、フルリノベーション、買い換え、負動産化、ローンのやりくり、リバースモーゲージ、タワーマンションのメリットとデメリット。さまざまな事例をもとに安心できるためのヒントを探る。
2050 日本再生への25のTODOリスト (講談社+α新書)
「失われた30年」を取り戻し、財政悪化、少子高齢化を最小限の痛みで乗り切り、この国の未来を切り開くための具体的TODOリスト25! 人口減少、貧困化、低成長……現代日本の厳しい現実を打破するために、国家がやるべき「たったこれだけ」の改革
なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論 (ブルーバックス)
「宇宙論」は、ここ100年で非常に目覚ましい発展をとげています。これら直近100年の宇宙論の歩みを、最先端の発展までを含め、宇宙論や素粒子論、量子重力理論などを専門とする著者が、徹底解説。はじめての「宇宙論」として本格的な、そして現代的な宇宙論を知ることができるような1冊になっています。
遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎 (ブルーバックス)
2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか? 本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。
楽器の科学 美しい音色を生み出す「構造」と「しくみ」 (ブルーバックス)
弾く人も聴く人も、科学の視点で音楽を楽しもう! ピアノ、バイオリン、トランペット、マリンバ……「魅惑の響き」はどう作られるのか? 楽器の個性を生み出す「倍音」とは? 音色を美しくする「共鳴」とは? バイオリンの最重要パーツ「魂柱」とは? 楽器の素晴らしさを引き出すコンサートホールの条件は? そして、プロが考える「最高の楽器」とは? フランスで最も栄誉ある音楽勲章を最年少受章した著者が楽器の秘密を解き明かす!
英語の階級 執事は「上流の英語」を話すのか? (講談社選書メチエ)
「上流」の人は‘Pardon?’を使わない?! ワーキング・クラスからアッパー・クラスまで、話し言葉から見えてくる英国階級文化の世界! カズオ・イシグロ『日の名残り』の執事スティーヴンズ、『ダウントン・アビー』の執事カーソン、そしてP・G・ウッドハウスが生み出した名従僕ジーヴズ。英国の映画や小説には教養にあふれ洗練された英語を話す執事がよく登場する。あの言葉遣いや話し方は、「上流の」英語なのか――?
官僚の研究 日本を創った不滅の集団 (講談社学術文庫)
深夜におよぶ激務、たび重なる不祥事、「官邸主導」でゆがむ人事。近年では、官僚を志望する東大生も激減しているという。しかし、明治以来の政治・経済を動かし、日本社会の枠組を創ってきたのは、霞ヶ関のエリート官僚たちであり、そのパワーは今も不滅である。「官僚」とは、一体どんな人々なのか。その歴史と生態を、自らも官僚体験のある現代史家が、計量的・実証的に明らかにしていく。
ゼロから学ぶ量子力学 普及版 量子世界への、はじめの一歩 (ブルーバックス)
不確定性原理とはなにか? 粒子と波動の二重性とは? 電子のスピンやもつれってなに? 「場」の量子論って? 「量子」と聞いたときに感じる、あなたの「頭のもやもや」をすっきり解決します!
統計学が見つけた野球の真理 最先端のセイバーメトリクスが明らかにしたもの (ブルーバックス)
野球の必勝法とはなにか? 統計学的にその答えを追求し、メジャーリーグの「お荷物」を常勝軍団に変身させ、一躍その名を知られた「セイバーメトリクス」。その進化はとどまるところを知らず、野球場で起きているあらゆることを「数字」にするため新しい指標が次々に考案されている。さらにテクノロジーの発達は、選手やボールの動きの精密な計測を可能にし、それらビッグデータの解析によって、野球というスポーツの本質さえ解き明かそうとしている。はたして野球とは、どのような競技なのか? 日本のセイバーメトリクス研究の第一人者がRSAA、wRAA、UZR、UBR、フレーミングなどの新指標を駆使しながら、本当に勝利に結びつくプレーと戦術について考察する。大谷翔平の「二刀流」はMVPに本当に値するのか、スワローズ&バファローズの史上初のW下剋上はなぜ起きたかも、数値を見れば一目瞭然!
日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた (ブルーバックス)
「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる! 最新科学が示す「日本人が健康になる秘訣」とは?
現代思想入門 (講談社現代新書)
人生を変える哲学が、ここにある――。現代思想の真髄をかつてない仕方で書き尽くした、「入門書」の決定版。
人はどう死ぬのか (講談社現代新書)
誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」
独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」 (講談社現代新書)
「自分の頭で考える力」が根本から身につく! 答えなき時代に独学を深めるうえで必須の「考える技術」を、気鋭の哲学者が徹底解説。答えのない時代には自分の頭で考え、学びを深める力=「独学力」が必須だ!
リズムの生物学 (講談社学術文庫)
地球上に生まれた瞬間から40億年近く、あらゆる生物は太陽の光、月の満ち欠け、潮の流れに同期しながら、体の中にリズムを奏で続けてきました。我々の小さな細胞がなぜ、宇宙のサイクルに呼応してしまうのか。眠り、刺激、脳波、心臓――体内で繰り返し起こるリズム発生のメカニズムとは? 「繰り返し」に安らぎを感じてしまう人間の本能を、生命の神秘にまつわる21の視点から解き明かします。
日本の敬語 (講談社学術文庫)
東京は京都より敬語が多い? 「ご遠慮ください」は失礼? 「お前」は敬語だった? 貴人は「する」より「なる」? 「敬語は日本語の美しさである。しかし、度をすぎるとうんざりする。」敬語はなぜ生まれたのか。尊敬と相殺される親愛の感情は、どう表現したらいいのか。原日本語、上代から奈良、平安、そして現代へ。敬語の起原と変遷をたどり、情況にふさわしい使い方を考える。一級の言語学者がじっくり向き合う、敬語の歴史と実用。(解説・滝浦真人)
宇宙を支配する「定数」 万有引力定数から光速、プランク定数まで (ブルーバックス)
万有引力定数=G、光速=c、プランク定数=h……など、根源的な自然法則に現れる「物理定数」。科学はいかにして「その値」にたどり着いたか? 万有引力の法則から相対性理論、量子力学まで、宇宙の成り立ちを説明する物理法則には、必ず「固有の値」=物理定数が登場する。物理定数とは何か? なぜ、一定の値をとるのか? その値はどう決まるのか? そして、本当に「一定不変」か? 宇宙の誕生と進化を司る「究極の値」のすべて──。
思考実験 科学が生まれるとき (ブルーバックス)
科学の歴史は思考実験そのものだ。偉大な先人たちはどのように問題設定し、どのように解決したのかを知り、科学的思考力を養おう!
数式図鑑 楽しく、美しく、役に立つ科学の宝石箱 (ブルーバックス)
ピタゴラスの定理、フィボナッチ数列などの歴史の一節となっている初等数学から、世界を変えることになったオイラーの等式やニュートンの運動方程式、微積分、そして現代に連なる素数定理、リーマン予想まで。数学好きには外せない、数式の美しさ、すごさ、不思議さをわかりやすく伝えるとっておきの数式集。
時間の分子生物学 時計と睡眠の遺伝子 (講談社学術文庫)
なぜか午前中は時間が早く経つように感じられる。目覚まし時計の少し前に目が覚める。時差ボケがつらい――こうした多くの人の経験は、春になると桜が咲くこと、渡り鳥が方角を間違えないこと、蛹がかならず早朝に羽化することと同じ、この生物時計のリズム(サーカディアン・リズム=既日周期)によるものです。そして、地球上のほとんどすべての生物の遺伝子には、先天的にこのリズムが組み込まれています。この生物時計はどういう仕組みで動き続けているのか。そこで「眠り」はどういう役割を果たしているのか―ー? 生物時計と睡眠研究の第一人者である著者が、解明されてきた謎といまだ解明されない謎をわくわくする筆致で描いたベストセラー。日々の実感と地球生物全体が遺伝子でつながる感動に、最新の成果を盛り込み、待望の文庫化!
生命を守るしくみ オートファジー 老化、寿命、病気を左右する精巧なメカニズム (ブルーバックス)
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏と共にオートファジーの研究に携わり、この分野の第1人者としてさらにオートファジーの役割やさまざまな病気や老化などとの関連を解明し続けている著者が、この細胞の驚きのメカニズムを詳しく解説します。
地球の中身 何があるのか、何が起きているのか (ブルーバックス)
物理・化学・生物学を総動員し、地震波観測・理論的考察・高圧高温実験を組み合わせ、地球の中身とその歴史の謎を解く! ターゲットは地表から深さ6400キロの中心部まで、現代から46億年前の地球誕生まで。世界で初めてマントル最下部の主要鉱物(ポストペロフスカイト)を実験室でつくりだした著者が、地球科学の最前線へと誘う!
焼酎の科学 発酵、蒸留に秘められた日本人の知恵と技 (ブルーバックス)
魅惑の酒、焼酎の七不思議に迫る。身近な存在ながら、じつは非常に特殊な蒸留酒、焼酎。どんな原料でも焼酎にできて、蒸留酒なのに新酒でも旨く、健康にも良い。蒸留すればただの「湯気の集まり」のはずなのに、さまざまな個性的な風味も持っている。歴史的・文化的背景、酒造りの技、酵母・麹の働き、「風味」の決め手、健康への寄与、飲みかたで変わるおいしさ――今や世界から注目を集め、国酒にも認定された焼酎には、清酒を造れなかった九州地方の人々が生み出した知恵と技が詰まっている。知るほどに驚く、焼酎の世界へご招待します。
教養としての金融危機 (講談社現代新書)
激動の世界史と時代の大転換点――。「100年間」に起きた「9つの危機」を「ストーリー」で一気に学ぶ…! 世界的な金融危機はなぜ起きたのか? なぜ金融危機は10年に1度起こるのか? 新型コロナショックは新たな金融危機を引き起こすのか? 危機を何度も乗り越えたこの世界は、いったいどこに向かうのだろうか?
脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線
脳と人工知能の融合研究によって、これまでは想像もできなかったような成果が次々と生まれ始めています。計り知れない可能性を秘めた「脳」を持つ私たちは、「身体」という物理的な制限から解放されるかもしれません。二つの研究分野の最先端で、今何が起こっているのか。そして未来には何が起こるのか。気鋭の脳研究者たちが「人類の限界」に挑む!
世界は「e」でできている オイラーが見出した神出鬼没の超越数 (ブルーバックス)
「やつ」はどうして、こんなにあちこちに顔を出すのか? はるか昔から、洋の東西を問わず、不思議な性質をもつその数は知る人ぞ知る存在だった。やがて天才オイラーがその数の本質を見抜き、「宝石」ともいわれる奇跡的な数式を完成させた! 人類がほとんど何もわかっていない超越数のなかで「π」とともにかろうじて知られてきた「e」、指数関数から複雑系にまで存在感を示し、代数と幾何の垣根さえも軽々と超えてしまう、その摩訶不思議な魅力を堪能して、数学の面白さを再発見しよう!
ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか (講談社現代新書)
誰も見ない書類をひたすら作成するだけの仕事、無意味な仕事を増やすだけの上司、偉い人の虚栄心を満たすためだけの秘書、嘘を嘘で塗り固めた広告、価値がないとわかっている商品を広める広報……私たちはなぜ「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」に苦しみ続けるのか? なぜブルシット・ジョブは増え続けるのか? なぜブルシット・ジョブは高給で、社会的価値の高い仕事ほど報酬が低いのか? 世界的ベストセラー、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の訳者による本格講義!参考記事:【BSJとは?】『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』酒井隆史(2022年05月05日)
神社とは何か (講談社現代新書)
神社には、なぜ鳥居があるのか。神社の本殿は、なぜあのような形をしているのか。神社のルーツは何か。どのようにして今の形になったのか──伊勢神宮、出雲大社、あるいは沖ノ島、熊野三山、三輪山の磐座祭祀といった代表的な神社とその信仰のかたちを分析するとともに、日本各地に今も残る古い信仰のかたちの中に神社のルーツを探る。神社についてのすべてがわかる決定版。
人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法 (講談社+α新書)
年を重ね自らの死を意識したとき、男と女で感じ方や備えはどこまで変わるのか。生き方の達人どうしが初対談。年々、夫や妻の気持ちがわからなくなるあなたに送る。
図解 人類の進化 猿人から原人、旧人、現生人類へ (ブルーバックス)
化石や遺伝子の研究から、われわれ人類の進化の過程が明らかになってきました。第一線の研究者たちが、進化の基礎からゲノムの話題まで、豊富なイラストを使って、初心者にもわかりやすく解説します。2009年に刊行した『絵でわかる人類の進化』に加筆修正した新書版。
山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る (講談社+α新書)
天才ノーベル賞科学者はどう育てられて、わが子をどう育てたか?山中伸弥教授が親友の女医と「子育て論」をはじめて語り合う! これまで様々な書籍を刊行してきたノーベル賞科学者・山中伸弥教授だが、「子育て」について語った本はまだ一冊もない。どうすればわが子が山中教授のように育つのか?という全国の親御さんに届ける子育て本。神戸大学医学部時代の同級生であり、山中教授のマドンナだった成田奈緒子医師が、山中教授がこれまで語ったことのない本音を引き出しています。
呼吸の科学 いのちを支える驚きのメカニズム (ブルーバックス)
生命活動の根源ともいえる「呼吸」。人は一生の間に20億回「呼吸」をするといわれています。そもそも「呼吸」とはなにか? 体はどのように酸素を取り込み、それを体のすみずみにまでに運ぶのか? さらに酸素はどのように細胞で消費され再び肺胞に送られた二酸化炭素はどのように酸素と交換されるのか? 「換気」の仕組みやからエネルギー代謝の方法など、その驚異のメカニズムを「呼吸」の研究の第一人者として知られる著者が徹底解説します。
早すぎた男 南部陽一郎物語 時代は彼に追いついたか (ブルーバックス)
日本が生んだこの途方もなく大きな才能は、常人には理解しがたく、そのため、彼の生涯最高傑作「自発的対称性の破れ」にノーベル物理学賞が授けられたのは発表後50年近くがたってからだった。いつしか彼は、人々から「魔法使い」とも「予言者」とも呼ばれるようになった。これまで語られなかった天才の実像を浮き彫りにし、「南部マジック」と呼ばれる数々の新理論はどのように生まれたのか、そこに彼の「人間」はどう関わったのか、彼はなぜ米国に移ったのか、などを解き明かす。
マンガ 会社員より得をする!? フリーランス・個人事業主が賢く生きるマネー術
本書は、これからフリーランスを目指す人が「会社員マインド」から「フリーランスマインド」へ、頭を切り替えるために必要な心構えから、フリーランスとして成功するための「お金の感度の上げ方」について学べる入門書。税金(節税)や社会保険、青色申告特別控除65万円を得る手順などの基本知識から、将来の不安に備える保険の考え方、老後資金のつくり方と損をしない受け取り方、さらには世の中に落ちているお金の拾い方まで、知っているだけで賢く生きられる具体的な方法も紹介。
いい人で終わらせない 惚れさせるテンプレ
この数か月で脅威のチャンネル登録者数を誇るyoutube恋愛チャンネル「津崎まみチャンネル」の主宰者である津崎まみ。動画によっては100万回の再生を超えるものもある。恋愛アドバイザーとして多くの男性(30〜50代)から悩みを聞き、そこで集められた声をまとめて創案した「絶対女性とつきあえるための、惚れさせるテンプレート」を本舗初公開。いつもいい人で終わってしまうな男性の多くはそもそもポテンシャルを持っているのにもかかわらず、女性との接し方を知らないばかりに恋愛に臆病になりすぎていると痛感。多数男性の恋愛成功体験についての会話の中からいい人男子は5タイプに分かれ、女性と恋愛が成就するまでのテンプレートをタイプ別に創案した。
認知症の私から見える社会 (講談社+α新書)
39歳でアルツハイマー型認知症と診断されて7年、全国を飛び回り、300人を超える認知症当事者と対話し続けている著者だから書けた当事者の「本音」。認知症になっても「なにもわからなくなったり」「なにもできなくなったり」するわけではない。周囲の「やさしさ」が当事者を追い詰め、やがてすべてをあきらめさせられていく。症状をさらに悪化させる「ストレス」という最大のリスク。いまだに専門家の間でも根強い「偏見」を脱し、診断されてもよりよく生きていくために必要なこととはなにか。「なにができて」「なにができなくて」がわかれば、できないことを補うために「どう工夫すれば」いいかが考えられる。認知症当事者700万人時代を迎え、すべての人のすぐ隣にある世界を知るためのガイド。
図解・天気予報入門 ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか (ブルーバックス)
地球温暖化で強靭化する台風など異常気象現象が日本でも増えている今、生活や財産、生命を守るために重要である天気予報の重要性も高まっています。従来の天気図からわかる気象情報から、最新のコンピューターによる数理予報の技術まで、気象予報の話を中心に進めながら、気象現象の原理に迫ります。
シンプルな英語 (講談社現代新書)
技術英語のスペシャリストにして、ベストセラー『会話もメールも英語は3語で伝わります』の著者が、より高いレベルを目指したい方々のために、最短・最強の英語学習法を公開します。
食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病 (ブルーバックス)
朝たくさん食べるより夜たくさん食べるほうが太りやすいなど、同じものでも食べるタイミングによって、身体への影響が違うことを、私たちはなんとなく感じています。夜の締めのラーメンは、魅力的ですが、罪悪感が伴ったりもします。そのなんとなく感じている、食べる時間による身体へ影響が、科学的に解明されつつあります。つまり、生物学的に言えば、食行動は、生体に朝・昼・夜など時間軸で起こっている種々の生化学的・分子生物学的変化との関係で説明できるということがわかってきたのです。
学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか (講談社現代新書)
「従順な子」をつくる教育は、もう終わりにしよう! ブラック校則、いじめ、心の教育、不登校、教師の長時間労働――。日本の教育が抱える最大の問題とは? 『学校の「当たり前」をやめた。』著者と、日本の同調圧力を追及してきた演出家による必読の学校論!
「方法論」より「目的論」 「それって意味ありますか?」からはじめよう (講談社+α新書)
世界基準の人材が心がけている指針とは? 「なぜ?」「どうして?」を繰り返し掘り下げて、正しい戦略のもとに正しい努力を積み上げ、明確な目的に到達しよう!
使える哲学 私たちを駆り立てる五つの欲望はどこから来たのか (講談社選書メチエ)
新しいウイルスの蔓延をはじめ予期せぬ出来事が次々に起こり、AIなどの技術が想像もしなかった可能性を現実にする状況は、とどまるところを知りません。全体を見通すことは難しく、自分が今どんなところにいるのかも分からぬまま、新たな事態に翻弄されながら生きている、というのが多くの人の実感でしょう。そのとき「使える」のは「哲学」である――これが本書のメッセージです
世界の神話入門 (講談社学術文庫)
いつの時代も私たちを惹きつけてやまない神話。文学や絵画はもちろんのこと、現代でもアニメやゲームのキャラクターとして神話のモチーフは取り入れられています。神話の知識がなければ興味は半減してしまうでしょう。神話が人を楽しませ、ときには人を感動させるのは人間世界の真実の断面を私たちの目の前に投げ出して見せてくれるからです。神話は人間そのもののあり方、本質に迫ろうとします。そして倫理や法などの根本理念を考えさせます。西洋古典学の第一人者が世界の神話の成り立ちや共通点を、ギリシア神話を中心にやさしく紹介する、神話を味わうために最適の一冊。
日本哲学の最前線 (講談社現代新書)
國分功一郎、青山拓央、千葉雅也、伊藤亜紗、古田徹也、苫野一徳……哲学の最前線の旗手たちが「いま考えていること」がこれ一冊でわかる! 私たちを縛りつける不自由と向き合う、本当の自由のための哲学。
論理パズル100 世界の名作から現代の良問まで (ブルーバックス)
論理パズルは紀元前600年頃、このエピメニデスのパラドクスから始まりました。その後、解析問題が登場し、数学の巨人・オイラーやルイス・キャロルといった数々の偉人たちも、論理パズルを楽しみ、数々の名問を生み出したのです。論理パズルの歴史を追いながら、「論理力」を鍛えよう!
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【編集後記】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] 〜問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える〜
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