【全20冊】未読本・気になる本（2022年11月08日）:マインドマップ的読書感想文

2022年11月08日

【全20冊】未読本・気になる本（2022年11月08日）

Reading / worak

【はじめに】

◆今日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。

最近、立て続けにKindleセールが火曜日に終わるようになったため、この未読本記事の投稿曜日も変えるべきか思案している今日のこの頃です。

さて、今回のラインナップの特徴は、某版元さんの作品が集中してしまったこと。

また、Kindle版の値引率が渋めだったのも、このご時世なのでお許しください。

それはさておき全20冊、ご確認よろしくお願いします！

【未読本・気になる本、全20冊】

一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方

３０代も４０代も５０代も６０代以降も、脳は伸び盛り。
学生時代よりも勉強するのに最適な時期なのです。
本書では、脳科学に基づく大人の脳の使い方を紹介。
大人の脳が求める勉強法を実践すれば、脳力はＵＰ！
一生頭がよくなり続けるすごい脳が手に入ります。

◆「脳番地」という概念でおなじみである、加藤俊徳先生の脳ネタ系の勉強本。

中古が定価を超えていますから、「10％OFF」のKindle版がお得です。

「技術書」の読書術達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック

おそらく本邦初、「技術書（コンピュータ書）」の読書術を指南する本が登場！
次々と新しい技術が登場する時代、書籍からうまく知識やスキルを得られるかどうかがIT職のキャリアを、左右するといっても過言ではありません。
技術書の表も裏も知り尽くした人気作家2名が、その秘訣を教えます。

◆若干読む人を選びそうな作品ですが、広い意味での読書術本なのでセレクト。

なぜか中古が定価の倍以上のお値段なので、これまた「10％OFF」のKindle版がオススメです。

片づけをプロジェクト管理してみたら汚部屋が生まれ変わった

もしもプロジェクトマネージャーが「片づけ」をプロジェクト化したら。
・次こそ絶対に部屋を片づけたい
・そろそろ部屋をキレイにしないとマズイ
そんな悩みを抱えた方必読の一冊が完成しました。
「片づけ」×「プロジェクト管理」であなたの部屋が生まれ変わります。
仕事のように片づけと向き合い、計画的に部屋を整えていくノウハウを詰め込みました。

◆個人的な印象ですが、「ときめき」に頼るより「プロジェクト管理」に従った方が、部屋は片づきそうな気がするのですが、どうなんでしょう？

こちらも中古が定価の倍値以上な一方、Kindle版は「10％OFF」となっています。

いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか (SB新書)

立花隆の膨大な著作のなかから、厳選したテキストをダイジェストで収録。
彼が終生追い続けた人間とは何か、死とは何かを振り返り、そこから「ではなぜ、どのように生きるか」を学んでいく一冊となっています。
書籍の冒頭、立花隆の思索世界にいざなう解説文は、同じくジャーナリストである池上彰氏による書き下ろしです。
この本を読めば見えてくる、限られた人生の正しく、楽しく、おもしろい生き方。

◆本書は故・立花隆さんの著作の中から、「生死」や「人生」に関するものをセレクトした内容のよう。

中古が定価の3倍弱という高値ですから、「10％OFF」のKindle版が妥当でしょう。

ゼレンスキーの真実

プーチンと戦う「変わった男」――何者なのか？
その全貌を初めて解き明かした待望の評伝！
カリスマ性と固い決意はどこから来るのか？――出身、コメディ俳優、外交交渉など、過去のすべてを、ジャーナリストならではの鋭い批評眼で描く。ロシアの「ウクライナ侵攻」を含む最新情報で緊急出版！

◆まだ戦争自体が終わったわけではないので、途中の段階までの評伝となりますが、興味のある方に。

中古価格が普通に定価の倍以上しますから、若干でもお得なKindle版をご検討ください。

ＴＨＥ　ＦＯＲＭＡＴ

対面での仕事が減って、メールやチャットでのやり取りが増えてきた時代。
多くの人が、「会わず」に「書いて」仕事をすすめることに課題を感じています。
「話した方が早いのに、書かなければいけない。正直めんどくさい」と思っている人も多いはずです。
でも実は、そうではありません。
じつは、「うまく書く」と、「話す」よりも、何倍も早く仕事ができるようになります。
では「うまく書く」にはどうしたらいいのか……？
この本には「文章力ゼロでも、スラスラと、誤解のない文章が書けるようになる、９つのフォーマット」が載っています。
誰でも、このフォーマットに沿って書き込んでいくだけで、伝わりやすく、誤解がない、そして成果の上がる文章が書けるようになります。

◆タイトルだけ見たら、何の本だかわからなかったのですが、目次を見ると、各文章の用途ごとにフォーマットが用意されている模様。

同じく中古が定価の倍以上の高値となっているので、「10％OFF」のKindle版がお得です。

付加価値のつくりかた

本書は「仕事の生産性を高めたい」と思っているビジネスパーソンにとっては、仕事術の書籍となります。ムダな仕事を減らし、本当に価値がある仕事をしていく「方法」「思考法」がわかるからです。
ムダな仕事が減るという意味では「時間術」というテーマも含んでいます。
「もっと短い労働時間で、より利益が出せるような会社にしていきたい」と思っている経営者、管理職の方には、経営書、マネジメント書として読んでもらえるはずです。

◆ありふれた「付加価値」という言葉も、あのキーエンス出身の方が説くなら、読む側としても納得せざるを得ない説得力があるな、と。

やはり中古が定価の2.5倍ほどのお値段ですから、もしお求めになるなら、「10％OFF」のKindle版が正解だと思います。

今すぐ結果が出る１ページ思考

たった「１枚」の紙が、最速でビジネスを動かす！
東京海上→P＆G→楽天上級執行役員→Facebook Japan代表取締役→MOON-X起業と駆け上がった男が明かす、会議、打ち合わせ、商談、ビジネス戦略、学びの蓄積、人生設計に役立つ最強メソッド

◆「紙1枚」「思考」という当ブログにおけるキラーワードが合わさった作品。

版元がダイヤモンド社さんなので、Kindle版は「10％OFF」となります。

アンラーン戦略｢過去の成功｣を手放すことでありえないほどの力を引き出す

もはや、学ぶだけで十分な時代ではなく、常に何かを学びなおさなければいけない時代になっている。
そのために何が必要だろうか？
それが本書のテーマ、アンラーンだ。
本書はアンラーンの威力から始まり、必要性、心構えや方法論、構造について、馴染みのある組織や個人の事例とともに、丁寧に説明してモヤモヤを晴らしてくれる。

◆内容紹介のほかの部分によると、「ディズニー、アマゾン、テスラ、グーグル、NASA…」といった企業群が、この「アンラーン」を採用しているらしく。

こちらもダイヤモンド社さんから出ている作品ですから、Kindle版は「10％OFF」でのご提供です。

スキー場は夏に儲けろ!: 誰も気づいていない「逆転ヒット」の法則

白馬のスキー場なのに、夏の来場者「8倍増」で冬を超えた！
「官僚→コンサル→スキー場経営者」異色の男が明かす「逆転ヒット」の法則！

◆こちらのスキー場は、「ガイアの夜明け」「ワールドビジネスサテライト」など100のテレビ番組で紹介されたとのこと。

版元が東洋経済さんなので、Kindle版の値引はわずかですが、本自体も非常に面白そうです。

時間最短化、成果最大化の法則──1日1話インストールする“できる人”の思考アルゴリズム

実はスキルはどれだけ磨いても、新人とベテランで「1：3」と3倍しか差はつかないが、「思考アルゴリズム」は「1：50」と、その差は50倍にもなる。
掛け合わせると150倍の差になるのだ。
よって、同じスキル、同じ努力でも短時間で成果を最大化できる思考アルゴリズムを45の法則にまとめた。
ゴリゴリの精神論を排し、ゆるさと強かさの微妙なバランスをチューニングしてある。
1日1法則インストールすれば、あなたの脳は1か月半で完全に書き換えられるだろう。

◆ちょっと軽めの装丁に、煽り気味のフレーズということで、中身大丈夫なのか気になって版元を見たら、なんとダイヤモンド社さんだったの巻ｗ

まだ先の発売ゆえ、中古価格はありませんが、もちろんKindle版は「10％OFF」でのご提供となります。

ひとりで楽しく生きるためのお金大全「もしかして結婚しないかも？」と思ったらやっておきたい50のこと

男性の3.5人に1人、女性は5.6人に1人が生涯未婚と、独身者は急増中。いまや「一生ひとりかもしれない」というのは普通の感覚です。しかし、税金や社会保険などの制度は結婚して子供がいる人を中心に設計されており、独身者は不利になることも。独身者と家族持ちとでは、本来お金についても老後対策についても、「気を付けるべきポイント」が違います。独身者が陥りがちな７つの罠を避け、ひとりで楽しく自由に生きていくためには、早めのお金対策・老後対策が必要です。おひとりさまのクライアントを多く持つ税理士が、幸せな老後を安心して迎えるためにやるべきことを教えます。

◆今までいろいろなお金本を見てきましたが、「生涯独身前提」で論じる作品というのは初めてかも。

以外にもこちらも版元がダイヤモンド社さんなので、Kindle版は「10％OFF」となります。

上司に信頼される話し方　部下を傷つけない話し方

コミュニケーションの現場で揉まれてきた元客室乗務員による「話し方」の本。うっかりした一言で場の空気が悪くなることは誰でも経験したことがあるはず。対上司、対部下、対同僚、対お客様。。。それぞれの場面別で話し方の失敗例と成功例を解説。コミュニケーションひとつで職場の雰囲気は明るくなり、あなたもきっと信頼される存在になれる！

◆ビジネスシーンにおける「話し方本」は、ある程度の読者が計算できる人気ジャンルなので、当ブログとしても前向きに検討したい1冊。

同じくダイヤモンド社さんからの作品ゆえ、Kindle版は「10％OFF」にて配信予定です。

何もしないほうが得な日本社会に広がる「消極的利己主義」の構造 (PHP新書)

貧しいニッポン、働かないおじさん、無気力な若者、進まない女性活躍……。
実態とは裏腹に、「失敗を恐れないチャレンジ」「イノベーション」といった威勢のいいスローガンが虚しく響く。
なぜ、ここまでに理想と現実がかけ離れてしまっているのか？
乖離の理由は、多くの日本人が消極的利己主義――すなわち自己利益と保身のために、現状を変えないほうが得だという意識を潜在的に持っているためだ。
多くの日本人は、その事実に気づいている。しかし、あえて口にはしなかった日本人の胸裏に隠されたタブーを、本書は大規模アンケート調査により浮き彫りにする。
そして、その背景にある「全体主義のパラドックス」についての打開策を提示する。
日本の組織が積極的に挑戦する空気を生むために、必要なこととは？

◆表紙にあるように、橘玲さんいわく「日本の会社はなぜ生きづらいのか、その理由がすべて書いてある」という作品。

Kindle版の用意はまだないのですが、版元がPHP研究所さんということですから、いずれリリースされると思います。

思考力の地図論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方

「考え方のしくみ」がわかれば、仕事も人生もどんどんうまくいく!
――知識とは過去に(自分自身を含む)「誰かがやったこと」や誰かがまとめて形に残したものであり、「過去の集大成」といえます。これに対して思考力は、新しいものや自分なりのもの、つまり「違うもの」を生み出すための能力であり、変化が激しい時に特に重要になるのです。(第1章より抜粋)

◆当ブログではコンスタントな人気を誇る、細谷功さんの最新作。

KADOKAWAさんが版元なので、Kindle版の値引はないものの、相変わらず当ブログとしてもマッチした作品だな、と。

コスパで考える学歴攻略法

子供の教育には多大な費用と時間を割かねばならない。家庭の限られたリソースを使って、いかに効果的に果実を得るか。中学受験と高校受験ではどちらがコストパフォーマンスがいいのか。身も蓋もないが、子供にはできれば一流大学を卒業し、高い年収を得られるやりがいのある仕事に就いてほしい。そんな親心に応えるべく膨大なリサーチと実体験をもとに、子供が現代の学歴獲得競争で勝ち抜くための戦略を論じる。

◆身も蓋もない話が展開されていそうですが、お子さんがいらっしゃる方は一読しても良いかも。

新潮新書もKindle版の値引はありませんから、ご留意ください。

水道を救え (新潮新書)

日本の水道管は総延長にして地球17周分、うち４周分は法定耐用年数の40年を過ぎている。しかし、地中に埋められた水道管は、材質や地質、環境によって大きく寿命が異なり、交換の優先順位を的確に見極めなくてはならない。今、その難題に挑むのが、水道管を「見える化」するＤＸ技術を持つＡＩベンチャー「フラクタ」だ。全米82・国内34事業者が採用、その精度世界一。水インフラの救世主、挑戦のドキュメント！

◆著者の加藤さんの作品は、当ブログでは何冊かご紹介しているのですが、本書は加藤さんがロボットベンチャーSCHAFTをGoogleに売却した後の「水道DX」の会社のお話が語られている模様。

こちらもKindle版は定価でのご提供ですが、読んでみたい作品の1つではあります。

ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術　ブログライティングの教科書

ブログで稼ぎたければ、ライティングを鍛え抜け！
着実に収益を上げられるブログの構成の練り方から執筆ノウハウ、SEO対策まで、稼げる記事の黄金法則を公開。
「わかりやすい」「内容が濃い」とたった5日間で8000RT！
伝説のブログ記事執筆マニュアルが待望の書籍化

◆「ブログ歴17年」というと私と同じなのですが、私は相変わらずのんびりやっているのに比べて、著者の中島さんはめっちゃ稼がれているような。

Kindle版も「13％OFF」と、今回一番の値引率でした。

Chatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法

「なぜ昨日はあんなことを言ってしまったのか」「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」
私たちはつねに頭のなかで、自分自身と話をしている。
このような声は、過去から学び、未来への計画を立て、自分が何者かを知るために不可欠な、進化がもたらした人類ならではの能力だ。
しかし、ときとして、この「頭の中のひとりごと(チャッター)」は、暴走し、私たちの思考を乗っ取ってしまう。その結果、私たちは「考えすぎ」に陥り、ストレスに飲み込まれ、集中力を失い、正しい判断ができなくなる。
では、どうしたらこの「チャッター」を制御し、より良い人生を送ることができるのだろうか?
世界的な心理学者が提示する、「チャッター」をコントロールするための、誰もが使える26のツール。

◆頭の中での独り言を防ぐツールがテーマということで、アンジェラ・ダックワースや、アダム・グラントと言った著者陣が推薦している1冊。

版元が東洋経済さんなので、値引はないものの、興味のある方はご検討を。