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2022年08月20日

【RSR2022】「藤井風 ライジングサンロックフェスティバル」所感





【はじめに】

◆今日お送りするのは、去る8月14日の深夜に行われた、藤井風さんの「RISING SUN ROCK FESTIVAL」生配信ライブの備忘録的なもの。

風さんは本来出演予定ではなかったものの、新型コロナウィルス感染のため辞退することとなったVaundyさんの代わりに出演することとなったステージの模様が、急遽YouTubeにて配信されるということで、自宅にて鑑賞させてもらいました。

ちなみにスタートが深夜24時45分とかなり遅かったにもかかわらず、同時視聴者数が最大で20万人を突破し、かなりの話題となったこのライブ。

すでに多くの感想やライブ評がネットに上がっていますが、私も自分なりにまとめてみました。

……私の場合、自分の感想というよりも、過去の情報や考察がメインですが。

なお、記事内のradikoの番組は、聴取可能期限がありますので、お早めにチェックしてください!

注:今回の配信のアーカイブはありません。掲載した風さんの弾き語りは、すべて過去のものとなります!

20220822追記:過去の藤井風さんの業界関係者評価記事は、記事の最後にまとめております。


20220915追記:スペースシャワーTVさんで今回のライジングサンの模様をダイジェストで放映する事が発表され、そのラインナップに風さんの名前もありました。
ただし、何分くらい、どの場面が放映されるか等の詳細は、現時点では不明です。


スペースシャワーTV | 番組・ランキング - 独占放送!「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZO」


番外編

【FujiiKaze】藤井風氏の『死ぬのがいいわ』が海外でバズった要因を考察してみる【Shinunoga E Wa】(2022年09月11日)





【曲ごとの所感】

◆カバーの原曲は、MVに公式(ないしはそれに準ずるもの)のライブバージョンがある場合は、そちらを優先しています。

また、風さんがカバーしている場合は、そちらの動画も併せて掲載しました。


●1.Vaundyさん

■1.踊り子



風さんがいきなり「トゥルルル〜」とアカペラで口ずさんだ時には、オリジナルを知ってる人ならすぐピンときたであろうこの曲。

立ち上がりが珍しく不安定気味だったのは、緊張のせいだったかもしれません。

この曲は、今年のお正月の「ねそべり紅白」配信で披露済み。



この時から「トゥルルル〜」って言ってましたねw


■2.恋風邪にのせて



こちらは公式でのライブ動画がないのでMVで。

風さんも音域的に一番ナチュラルに歌えていた印象を受けました。

凄く良かったので、もう1バース歌って欲しかったww(風さんカバーなし)


■3.napori



冒頭同様にアカペラでスタートしたのですが、スタンディングゆえ歌詞カード見れなくて歌詞が飛んでしまったというw(気にならなければセーフw)

原曲自体がシンプルなので、ピアノの弾き語り(しかも真夜中)にマッチしてましたね。

こちらは風さんの去年のお正月配信から。




■4.東京フラッシュ



前の曲からシームレスに、このバウ君のデビュー曲が演奏された時は痺れました。

ぶっちゃけこの時点で「今日は全部バウ君の曲かも」と思ったんですが、Twitterでも同じこと言ってる人いてワロタw

ちなみに弾き語りではなくて、演奏だけなら、一昨年の4月の最初の配信ライブにて披露されています。



この頃からリアタイでリクエストに応えてたんですねw


■おまけ

ヒット曲、タイアップ曲が多いバウ君だけに、ファンの方からしたら「何でこの曲演らんのんかい!」というのもあったと思います。

病床のバウ君から「この曲お願い」というリクエストがあったとは思えないので、風さんの好きな曲、歌いやすい曲、もしくは現在延長中のホールツアーでのリクエストで多かった曲、という可能性もありえそうな。

ちなみに、MVが児玉裕一監督繋がりで、この曲とか一瞬考えました。



同じく、風民でないとわからないであろう理由でこの曲とか。



最後にバウ君の感想を。



20220822追記:その後ラジオでもお礼を言われていました!



●オリジナル その1

■5.何なんw



前の「東京フラッシュ」がバウ君のデビュー曲ということで、「同じ時期にデビューした自分のデビュー曲もやらせてもらいます」といって、おなじみの「何なんw」を熱唱。

上記のFree Liveでは、ご存知のように最後に白目をむいているのですが、代打のステージということで今回は封印していました。

またこの曲がスタートする前のMCで、バッタがマイクに乗ってきて「さすが藤井風は持ってる!」と言われたというw



■6.帰ろう



今回のこの曲のキモは、キーを半音を下げていたことでした。


キーを変えた理由は明らかにはされてないのですが、バウ君メドレーでファルセットがキツそうだったので、念のため下げたのかもしれず(詳細不明)。

また、この曲のテーマ的にもちょうどお盆の時期だったので、先ほどのバッタもご先祖様が聴きにきたのかな、と思ってみたりw


●King Gnuさん

■7.Vinyl



今回のステージで、一番注目を集めた(Twitterのトレンドと言う意味でも)のがこの曲のカバーでした(ライブ動画もあったのですが、公式のモノかわからないので、上記では一応MVを)。

風さんがカバーをやる、と分かった時点で、大方の人がピアノをフューチャーした「白日」を予想したのではないでしょうか?

実際、正月の「ねそべり紅白」時には「白日」を披露しています。



結構いいかんじですよね?

ところがどっこい、まったくピアノサウンドとはかけ離れたこの曲が来るとはw



ただ、風さんのカバーの方針の1つに「こんなんピアノでカバーする人おらんやろ」というものがあって(他には「原曲とコードを変える」など)、たとえば「Help Ever Hurt Cover」に収録されたこの曲も、そんな中の1つです。



それでもこの「Vinyl」のような、ロッキッシュで変則的なリズムの曲でピアノの弾き語りするとは、誰が予想したでしょうか。

思わずKing Gnuさんのリズム隊のお2人も、反応してくださいました。




新井さんのラジオもradikoの聴取可能期限内に間に合いましたら。

*配信期間終了済み


まぁ、ここでいくら「スゴイスゴイ」言っても、全然伝わらないんですけどねー。



●カネコアヤノさん

■8.祝日



今回のカバー曲セトリの中で、唯一オリジナルを聴いたことがなかったのがこの「祝日」でした。

しかも風さんが今まで歌ったことのないようなスタイルで歌い始めて、さらにビックリ。

上記のカネコさんのライブ映像観ていただけると分かるのですが、おそらく風さん、カネコさんに寄せたのではないか、と(あくまで想像ですが)。

ただ、この曲の原曲を知ってる人には、風さんのパフォーマンスはかなり刺さったよう。



私はカネコさんは、Kid Fresino氏との曲(「Cats & Dogs」)しか聴いたことがなかったのですが、ライブが終わってからも色々と調べて、特にこの「祝日」がカネコさんにとっても特別な曲であることを知りました。

序章 / カネコアヤノ『祝祭』オフィシャル・インタヴュー / New Album「祝祭」

……気になって結局1曲目から全部読んじゃいましたよw

さらに、カネコさんがあの戸川純さんの影響を受けていると知って、深く納得……。

何だか「代打」の風さんにとってこの「祝日」という曲をカバーすることは、速球やキレのいい変化球じゃなくて、ずっしり重い球を打つことだったんじゃないか、と勝手に思いました(分かりにくい表現でスイマセン)。


●BiSHさん

■9.オーケストラ



BiSHさんのカバーは、この曲を予想された方が多かったはず。

というのも、風さん、今年の寝そべり配信でこの曲カバーしていたんですよね。



さらにこの正月の配信時には、パブサしてたところ、BiSHさんのファンの方々が、物凄く話題にしてくださっていて(多謝)。

「原曲とは違うけど、こういうしっとりした『オーケストラ』もいいよね」と口々に言われていたんですけど、今回は、いきなりアップテンポな原曲に寄せてきた風さん。

またブレスの位置も、BiSHさんに合わせてる感じでした(私見ですが)。


なお、BiSHのセントチヒロ・チッチさんからはお礼の言葉が。



そして今回コロナに感染されたアイナ・ジ・エンドさんも、ラジオで触れてくださっているので、こちらもradikoの聴取可能期限内に間に合えばぜひ!

*配信期間終了済み


●オリジナル その2

■10.きらり



元々この曲は、風さんがそこまで得意とはいえないファルセットをサビで連発するので、やはりファルセットが多い最初のバウ君のメドレーでところどころキツかった時点で覚悟はしていました。

ただ、配信をお聴きになった方はご存じのように、サビの部分で結構かすれていたので、やはりまだコロナから回復しきっていない可能性は高そうです(カバー曲の練習で喉を酷使したから、という説も有り)。

ちなみにこの曲、上記のFree Liveでは実質1曲目(最初の「夏の香り」はインストのため)ですし、こちらのブルーレイの舞台となった「HELP EVER ARENA TOUR」でも、実質3曲目(最初の「風よ」がインストのため))とかなり早い段階で歌われています。

B09VSFR1TT
Fujii Kaze “HELP EVER ARENA TOUR" [Blu-Ray]

今のところ風さんの曲の中では最大のヒットなのに、早めに歌っているのは、喉に負担がかかるからなのかもしれません(あくまで私見です)。

かといって、今回も最初のオリジナルパートで歌えば良かったのかというと、バウ君の曲で喉を酷使しているので、いったん地声曲で喉を休めて、珍しく後半のパートで歌ったのかも。

もちろん、バウ君カバーの前に歌うのが、喉の状態としてはベストなんでしょうけど、「あくまで代打」というスタンスだった風さんの中には、そういう選択肢はなかったと思います。


■11.旅路



上記のブルーレイ等、最近のライブでも締めの曲が、最後に(タテマエ上w)。

この曲に限らず、今回も他の曲でもアレンジちょこちょこ変えてるんですけど、この曲のイントロは珍しくオリジナルよりちょっと長めだった記憶が。

サビの最高音部は、1番はファルセットなので今回キツそうでしたが、最後は音源でも地声(「きらり」も地声で歌って良ければ、声出てた気が)なので、力強く歌い切りました。

風さん、お疲れさまでした……と皆が思ったその時w


■12.まつり



いきなりマイクスタンドがステージに持ち込まれて、音源をバックに「まつり」が披露されました。

この時の様子は、唯一公式(風さんのインスタ)から動画が公開されていますが。


皆さん、おなじみの振りで踊ってますねw

20220821追記:後ろからの動画もありましたっけ。


風さん、お疲れさまでした!!


【参考記事】

◆私に先だって、今回のライブの配信レポをあげられていた方々をご紹介。

これこそが藤井風の音楽だ!RSR2022代打で魅せた圧巻のステージ|あんこ  編集/ライター|note

RISING SUN ROCK FESTIVAL で、音楽家 「藤井 風」さんに、また救われた話|espresso|note

速報!!藤井風ライジングサンロックフェスレポ|wild orange|note

藤井風ライブ@RSR2022 セトリ&全曲感想 - 僕はレベル40

また、こちらの成瀬さんのレポは、現地で参加された方のものなので、配信とは違った視点で参考になりました。

藤井 風(with piano only)現地レポート〜空だって感動して涙を流す | 成瀬英樹オフィシャルブログ「ドレミファソLIFE」Powered by Ameba


【関連記事】

◆こちらは過去に書いた風さんの評価まとめ記事になります。

【総勢70人超!?】音楽・芸能関係者の皆さんによる「藤井 風」感想まとめ【評価】(2021年01月22日)

【総勢70人超!?】音楽・芸能関係者の皆さんによる「藤井 風」感想まとめ(続き)(2021年01月23日)

【累計130人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その3)(2021年04月22日)

【累計200人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その4)(2021年08月05日)

【累計200人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その5)(2021年08月06日)

【累計250人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その6)(2021年11月19日)

【累計300人弱!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その7)(2022年01月03日)

【累計350人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その8)【「LOVE ALL SAVE ALL」発売記念】(2022年03月25日)

【累計400人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その9)【「HELP EVER ARENA TOUR」発売記念】(2022年06月15日)

<番外編>

【音楽】岡野昭仁さんの『DISPATCHERS』で『優しさ』(@藤井風)にハマった皆さんが多かった件(2021年06月14日)


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Posted by smoothfoxxx at 10:00
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