【全20冊】未読本・気になる本（2022年02月15日）:マインドマップ的読書感想文

2022年02月15日

【全20冊】未読本・気になる本（2022年02月15日）

CC Reads Sirota / kwbridge

【はじめに】

◆今日お送りするのは、2週に1度の定例記事である「未読本・気になる本」のエントリー。

3回目のワクチンを打って、ちょっとフラフラしていたのですが、何とか忘れずに投稿できました。

さて今回の特徴は、これまた前回の反動か、新書が大量放出されていることでしょうか（ならして欲しいっす）。

それはさておき今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします！

【未読本・気になる本、全20冊】

武器としての教養 (MdN新書)

「京大人気No.1教授」紙上講義! 「常識」を捨て心の「マグマ」を活用せよ
これからを生き抜くために真に必要な教養とは何か
現代は「VUCA WORLD(見通しの立てにくい社会)」といわれます。新型コロナによるパンデミック、大災害や予想だにしない事件や事故が起こり、「超想定外」の状況が続いています。混迷の時代、不安に駆られず、自分の軸を保つには、今までの生き方を根本から変える必要があります。これからを生きる私たちは「人生はコントロールできない」こと、そして今までの「正解」など通用しないという考え方から始めなければなりません。「超想定外」の時代を生き抜く羅針盤。

◆HONZでもおなじみの鎌田先生の新刊は教養がテーマでした。

中古が倍値以上しますから、若干でもお得なKindle版がオススメです。

15人でスタートしたプルデンシャルを2万人に育てた立ち上げリーダーの仕事

従業員数15人から、30年で2万人へ。
採用部下マネジメントカルチャーづくり顧客・社員満足はプルデンシャルに学べ!
トップクラスの営業集団を誇る業界のゲームチェンジャーは、どのように誕生したのか?
元プルデンシャル生命社長三森裕の軌跡と証言!

◆保険会社さんの営業本は、参考にしにくい部分もありますが、リーダー本なら汎用性も高そうな。

こちらも中古が偉く高いため、値引きなくともKindle版で読んでもよさそうです。

メタ認知-あなたの頭はもっとよくなる (中公新書ラクレ, 755)

自分の頭の中にいて、冷静で客観的な判断をしてくれる「もうひとりの自分」。それが「メタ認知」だ。この「もうひとりの自分」がもっと活躍すれば、「どうせできない」といったメンタルブロックや、いつも繰り返してしまう過ち、考え方のクセなどを克服して、脳のパフォーマンスを最大限に発揮させることができる！　認知心理学、教育心理学の専門家が指南する、より賢い「頭の使い方」。

◆タイトルに「頭がよくなる」的なフレーズがあったら、当ブログとしては見逃せませぬ！

中古価格が定価の倍以上しますから、若干でもお得なKindle版が正解かと。

裏切り者は顔に出る-上司、顧客、家族のホンネは「表情」から読み解ける (中公新書ラクレ 754)

0.5秒だけ表れる無意識の「微表情」から、相手のホンネを見抜く。犯罪捜査にも協力してきた著者が、ウソを見抜く技術を披露する!

◆この手の「嘘を見破る」作品は、以前は当ブログでかなりレビューしてきたものですが、久しぶりに新作が登場した模様。

上と同じ「中公新書ラクレ」の作品なのに、こちらはKindle版の値引きがないのが解せませんが……。

自己肯定感ハラスメント (フォレスト2545新書)

著者は、そんな自己肯定感至上主義社会の状況が日本人のメンタルを壊しかねないと、メンタルトレーニングドクターとして警鐘を鳴らしています。
必要なのは、自己肯定感ではなく、自己存在感。
この2つは似て非なるものであり、自分の心身を健康的に保つために重要なキーワードです。
自己肯定感至上主義社会からどう抜け出し、自己存在感をどう育んでいけばいいのか?
その方法を、日本で随一のスポーツドクターが脳科学や心理学の視点から解説した1冊です。

◆せっかく穴埋め形式にしているのに、いきなり内容紹介で答えが出てきてしまってすいません。

中古がこれまた定価の倍以上する一方、Kindle版は「20％OFF」と大変お買い得です！

成功はPQで決まる-今、ビジネスに必要なのは自己表現力「PQ」だ

今、ビジネスに必要なのは自己表現力「PQ」だ
プレゼン・スピーチ・オンライン――ビジネスのあらゆる場面において、「自分を伝える力」で確実に勝つ!
IQやEQが高くても、その2つを適切に表現する自己表現力「PQ」がなければ「宝の持ち腐れ」。世界初の自己表現力測定尺度、誕生‼ PQは、IQとEQ以上に重要な「第3の知性」です。

◆私もIQとEQは知っていましたが、PQなるものは存じませんでした。

なおKindle版の表紙では、ジャパネットの髙田明さんが顔写真付きで本書を推薦されています。

テレワーク本質論企業・働く人・社会が幸せであり続ける「日本型テレワーク」のあり方

適切なテレワークを行うために最も大事なのは、テレワークの本質を理解して社員とのコミュニケーションを強化し、適切な人材に適正に業務を振り分け効率的に運用することです。
本書では、日本の企業・働く人、そして社会がテレワークにより、さまざまな課題を克服していくための基本知識、考え方、具体的な実践法などを詳細に解説しています。

◆正直、テレワークをテーマにした作品は、あまりお求めいただけてないのですが、新書で概略を学ぶのは良さげ。

こちらも中古が高値なのにもかかわらず、Kindle版は「20％OFF」となっています。

終活も断捨離もメルカリ、ヤフオクで! スマホで簡単! 超ビギナーからシニアまで

コロナ禍による「巣ごもり」で家の中の整理をする人が増えている。また、終活に向けて不要品の処分をするシニアも増えている。しかし、そのほとんどがゴミとして捨てるか、買取業者に二束三文で売るケースがほとんど。実は不要の品でも誰かが必要としているケースは多い。インターネットが実現させた最強のフリーマーケットがヤフオクとメルカリ。スマホがあれば誰でも簡単に不要品を出品でき、家の片付けが進むだけでなく、お小遣いまで獲得できる。超初心者やシニアなど、これからヤフオク、メルカリを始めたい人に、いまさら聞けない基本の基本を手取り足取りガイドする本。

◆実際我が家も、ムスメやムスコが受験を終えた後の過去問等は、メルカリで処分したものでした（全部コピーを取ってやるので本体には書き込み無し）。

ただKindle版は「20％OFF」とお得なのですが、Kindleだと他には売れないというｗ

すごい雑談力 25万人が自信をつけた話し方・聞き方のルール

初対面の相手、気難しい顧客、無口な人、面倒な上司……誰とでも15分楽しく話せる雑談力が身についたら、あなたの人間関係は一気に変わります！本書は、セミナーなどを通して25万人の雑談力を育てた著者が、印象に残る自己紹介や、話が途切れない雑談の組み立て方、相手から好かれる聞き方、効果的な褒め方、雑談ネタの増やし方まで、わかりやすく解説した雑談力の入門書です。最新のタイプ別攻略法とすぐ使えるフレーズとスキル付き。

◆著者の松橋さんの作品は、以前、当ブログでもご紹介したものが人気でしたので、この本にも期待。

版元が秀和システムさんなのに、Kindle版がリフロー形式なのもありがたいです。

子どもが心配人として大事な三つの力 (PHP新書)

子どもたちの遊び場が次々に消失し、体を使って外で遊ぶ子どもの姿を見なくなった。自殺する子どもも、後を絶たない。子どもは本来「自然」に近い存在だと論じる解剖学者が、都市化が進んだ現代の子どもを心配に思い、四人の識者と真摯に語り合う。
医療少年院で非行少年の認知能力の低さに愕然とし、子どもの認知能力の向上に努めてきた宮口幸治氏。インターネットで「正しい育児法」を追いかける親を心配する、慶應義塾大学病院の小児科医、高橋孝雄氏。国産初の超電導MRIを開発し、子どもの脳の大規模研究を行なってきた小泉英明氏。生徒が自分で野菜を育て、机や椅子も作る学校、自由学園の高橋和也氏。子どもと本気で向き合ってきた経験から紡ぎ出される教育論。

◆養老先生が4人の識者の方と対談する教育本は、子育て家庭である私としても気になる1冊。

Kindle版も「14％OFF」とお買い得になっています。

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか[新版] 人間の出会いが生み出す「最高のアート」 (PHP新書)

国内外から7000名を超える経営者やリーダーが学ぶ「田坂塾」。本書では、その思想の神髄が開示される。その根底にある深く温かな人間観と人生観に、多くの読者が胸を熱くした一冊が、待望の新版として登場。

◆絶版となっている2007年発売のこの本の旧版を調べてみたところ、中古で買うと2500円以上するようなので、今回の新版リリースはありがたい限り。

さらにKindle版だとさらに「13％OFF」と、大変お求めやすくなっています。

すごい需要予測不確実な時代にモノを売り切る13の方法 (PHPビジネス新書)

「コロナ禍でも売れる商品は何か?」。ビジネスにおける需要予測はこれまで、商品の製造やその原料、材料の手配(調達)、それを小売店や消費者へ運ぶ物流(ロジスティクス)といった企業のサプライチェーンのトリガーとして認識されてた。だが、これからはAIを活用しながら、「人間の感覚」を掛け合わせて需要を「創造」することも可能に。そのためには、商品供給だけでなく市場に近いマーケティングや営業、さらに経営管理やファイナンス部門の担当者も需要予測の知識を持つ必要がある。本書はそうしたニーズに応える最先端スキルをわかりやすく解説する実践入門書。

◆需要を「予測」するだけでなく、さらにそれを「創造」するというテーマを扱った1冊。

これまたPHP研究所さんの作品ということで、Kindle版は、「13％OFF」でのご提供となります。

人を追いつめる話し方心をラクにする話し方

言葉のプロが500人以上の声を集めて作った一冊。
あなたの一言で部下が伸びる!
見直すべき「声のかけ方」30のシーン

◆この本は、部下だけでなく子育てにも使えそうな予感。

Kindle版はまだないものの、版元が日経BPさんなので、近日中に用意されると思います。

思考実験科学が生まれるとき (ブルーバックス)

科学の歴史は思考実験そのものだ。偉大な先人たちはどのように問題設定し、どのように解決したのかを知り、科学的思考力を養おう!

◆思考術本は数多いものの、科学的なアプローチをしている作品はあまり記憶にありません。

しかもKindle版は「10％OFF」だけでなく、ブルーバックスなのにリフロー形式なのもポイント高いです！

Notionで実現する新クリエイティブ仕事術万能メモツールによる最高のインプット&アウトプット(できるビジネス)

ベストセラー書『転職2.0』の著者であり、自らもNotionのヘビーユーザーである村上臣氏が、人気沸騰中の万能メモツール「Notion」をクリエイティブな仕事に役立てるためのノウハウを大公開。日々集まってくる大量の情報をNotionに集約して、いかにしてインテリジェンスに昇華するかを、わかりやすく解説しています。
もちろんNotionを使ったことがなくても大丈夫。基本的な使い方からテンプレートのカスタマイズ方法、共同作業の方法まで画面を掲載して1手順ずつ解説しています。

◆ちょっと昔の記事になりますが、Notionの機能解説や使い方を説明した下記エントリーをご参照のこと。

版元がインプレスさんなので、Kindle版は定価でのご提供となります。

参考記事：ついに日本語化！神アプリ「Notion」の基本的な使い方と特徴をご紹介【基礎編】 | SELECK [セレック]

元FBI捜査官が教える「情報を引き出す」方法

スパイや容疑者が思わず秘密を漏らした、実証済みの極秘心理テクニック
豊富な会話例で交渉力を劇的に高める！
自分の情報を相手に渡さないための「防御法」も伝授！
相手の性格タイプ別のアプローチも解説
ビジネスの現場でもプライベートでも活用できる、日本人が知らない究極のメソッド
「ネットで見たんですが……」の驚くべき威力
「間違った情報を訂正したい」欲求を利用する
子どものウソも見抜ける「第三者話法」
「無知なふり」と「推測を述べる」テクニックを併用
中国政府が数百人の科学者から機密情報を得た「格上げ」術

◆著者のジャック・シェーファーの作品は、以前読んだ下記の作品が非常に良かったので、こちらもクオリティは高そうな。

こちらも版元が東洋経済新報社さんですから、Kindle版の値引きはないようです。

参考記事：【ナンパ術?】『元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法』ジャック・シェーファー,マーヴィン・カーリンズ（2015年11月22日）

世界一シンプルな問題解決

本書で解説する問題解決メソッドは、2年半以上続けてきた経営者向けの塾から生まれたものです。塾では毎週、大小さまざまな規模・業種・地域の経営者の問題・課題を聞いてアドバイスしています。毎朝、週あたり約13時間かけて、問題・課題のシャワーを浴びてアドバイスをし続け、累計約2万5000件の問題・課題に対応した結果、ある重要なポイントに気づいたのです。

◆著者の中尾さんは、当ブログではKPIマネジメント本や逆算思考本でおなじみのかただけに、今回の問題解決本も順当に考えて期待大！

Kindle版がまだないのですが、版元がフォレスト出版さんですから、いずれお値打ち価格で配信されると思います。

目的思考

本書は、マッキンゼー・アンド・カンパニーでの25年間の経験と企業経営の実績から伝える、今の時代を勝ち抜くために必要不可欠な思考法。
「昨年を上回った」「過去最高」「業界内の順位が3位から2位に上がった」など、これまでは当たり前のように良いと思い込んできたものに、では周りはどうなのか、これからの自分や自社の将来を考えれば、もっと高い目的を設定しなければいけないのではないか、といったような疑問をもつことや、悪い目的・良い目的の例、実際に行う際の目的の立て方や実行へのつなげ方など、事例やスポーツの例に置き換えてわかりやすく解説している。

◆やはり著者の山梨広一さんは下記の働き方本が、当ブログでは人気でした。

Kindle版の値引きがない分、オススメしにくいところではあるのですが、テーマ的に興味のある方はご検討ください。

参考記事：【仕事術】『マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかったいい努力』山梨広一（2016年07月25日）

経営が必ずうまくいく考え方

25年以上にわたって経営コンサルタントとして活躍し続け、1997年の金融危機も、現在のコロナ禍も見てきた著者は、一代で東証一部上場会社を作った経営者とも、会社を潰した経営者とも、数多く接してきた。
その経験を通して確信しているのは、「原理原則」にのっとった経営をしていれば成功するほかないし、「原理原則」を踏み外せば失敗するということだ。
本書では、著者自身が出会ってきた成功した経営者、失敗した経営者のエピソードを紹介しながら、経営の原理原則とは何かを綴る。経営者として、仕事をする者として、心得ておくべきこと、学ぶべきことについても説く。

◆多作で知られる小宮さんですが、本書は初の「経営エッセー」とのこと。

Kindle版が「14％OFF」なのがありがたいです。