2021年12月25日
【祝・紅白出場記念】藤井風氏が紅白で何を歌うか考えてみた
【はじめに】
◆投稿直後にNHKから発表があるかもしれないので手短にw紅白初出場が決まった藤井風氏の、本番で歌う曲について、その候補曲をそれぞれ検討してみました。
似たようなことをやってるトレンドブログ等もありますが、一応1年半ほど「藤井風」でパブサし続けてきた自分なりの考えを。
ただ、繰り返しになりますが、実際に発表になった時点で本エントリー自体意味がなくなるので、ご了承ください(ツラメw)。
2021 12 27 15:00追記
正式にタイムテーブルが発表になり、『きらり』が歌われることになりました!
「第72回NHK紅白歌合戦」
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 27, 2021
✨🎊曲順が決定🎊✨
🔽詳しくはこちらhttps://t.co/YHfPSpFi6a
大みそかまでいよいよあと4日💥
📺12月31日(金)午後7時30分〜午後11時45分
【NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1】
(※ニュース中断あり)#NHK紅白 pic.twitter.com/aRTXZtAmPf
【歌唱候補曲】
■1.きらり◆普通に考えたら大本命であり、実際に選ばれたとしても「やっぱりね」となるであろう曲。
「藤井風を知らない」と言う方でも、この曲を使用したHONDA VEZELのCMはご存じではないでしょうか?
2021年にヒットした曲の1つであり、実際風氏の楽曲の中で、最多再生回数(YouTubeもサブスクも)を誇る以上、順当に考えたらこの曲に落ち着くでしょう。
また、アプリで読むことができるマネージャーの河瀬氏の日記によると、この曲のMVのダンサーさんたちには、当初、先日までのツアーの最終日(配信有り)で踊ってもらう予定だったのが、立ち消えになった(詳細はアプリにて)ことを踏まえて
また改めてどこかで風と踊っていただきたいと思っています!と書かれているため、それが紅白を指しているのでは、という説もあります。
実際、ダンサーの1人であるアレックス氏のツイートでは、紅白に風氏が出ることを「知ってた」と言ってますが、これはむしろ情報としてよりも、当然と考えていた、と取れなくもないような!?
みんな知ってたでしょ?😌
— アレックス カワモト (@alex_kwmt) December 25, 2021
出るって分かってたよね?❤️🤟🏼🤣🍃
俺は知ってました✌️
てか、そうでしょ!って✌️にゃ https://t.co/FtprobgAc5
◆一方で、この曲はぶっちゃけ風氏にとって、あまりライブパフォーマンス向きではない事は、多くの人が指摘しています。
特にMVにあるように踊りながら歌うのは至難のワザ。
Aメロ、Bメロは軽めに歌い(風氏自身が「『きらり』MV AFTER TALK」で言及)、サビは大半がファルセットという、ある意味風氏のウリである「低〜中音域での太めの歌声」が活かしにくい仕様になっています。
また、下記のNHKのサイトにある
卓越したピアノ演奏と聴く人の心をつかむ歌声が、大みそかの夜、日本中に響き渡ります。のうちの「卓越したピアノ演奏」がウリの曲ではないかな、と……。
藤井 風 紅白初出場! | 第72回NHK紅白歌合戦
もちろん、Aメロだけピアノ弾き語りを行い、間奏で踊り始めて、2番は踊りながら歌う、というスタイルは十分考えられますが、果たして!?
■2.旅路
◆テレビ朝日系列のドラマ『にじいろカルテ』エンディングテーマ曲。
風氏初のタイアップ曲であり、この曲で風氏を知った、という方も結構いらっしゃると思います。
この曲が候補に挙がる大きな最大の理由は、風氏が地元岡山と今でも密接なつながりがあることであり、つい先日も風氏の母校である岡山城東高校の合唱部が歌う模様が、NHK岡山放送局によって放送されました。
/#紅白歌合戦 初出場の #藤井風 🍃
— NHK岡山 (@nhk_okayama) December 24, 2021
母校の後輩たちの合唱「#旅路」
美しい歌声をお聞き下さい♪
\#岡山城東高校 https://t.co/mEMHdPHx39
さらには、現在放映中の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の舞台が、先日まで岡山だったこともあり、それに絡めて岡山からの中継も考えられます。
また、ピアノでの弾き語り(プラスコーラス)というのも、この曲ならマッチしますから、上記の「卓越したピアノ演奏」という条件も満たされそうな。
◆ただし、懸念点として挙げられるのが、この曲、風氏はよく歌詞を間違えるんですよね。
実際、上記報道ステーションの生演奏でもミスっていますし、ツアー中も何度か間違えていたらしく(あくまでパブサして仕入れた情報なので、私自身は聞いていません)。
歌詞内容に理由があるのか、演奏しながらだと飛びやすいのかは分かりませんが、紅白の大舞台でのチョンボは避けたいところ。
とはいえ、風氏の紅白が決まったにもかかわらず、城東高校の恩師である森野先生が「おめでとう」ツイートをしていないのは、ご自身が当事者である(=「旅路」を城東の合唱部が共演する)可能性も考えられるワケで……。
■3.帰ろう
◆この1年半、風氏のことをパブサしていて、もっとも多くの人が「泣いた」「感動した」と言われているのがこの曲。
また、業界関係者の評価をまとめた当ブログの記事でも、もっともその筋の人が評価したのが『帰ろう』でした。
まじで色々考えさせられる。https://t.co/rf1BEbLw7d
— 手島章斗-SOLIDEMO (@AKITO_SOLIDEMO) October 3, 2020
インスタのストーリーにも
前書いたけど、
MV見ながら歌詞見ながら
「帰ろう」聞いてたら
死生観、色んなこと考えるし
教科書みたいな曲。
優しい気持ちになれるし、
人に優しくしようと心から思える。
藤井風さん本当にリスペクトです。
このコロナ禍に彗星の如くの
— 日野美歌 (@MicaHino) October 9, 2020
藤井風、、、めっちゃやばい。
「帰ろう」は特にもう泣けるw。
何なん?この男の子。
久々、感動なんですけどー。
きっといいやつ❣️笑
音楽業界も捨てたもんじゃない。
20代に泣かされた。
年齢は関係ないね。
おそらく魂年齢100歳以上、笑。
久々、好きっすww❣️#藤井風 pic.twitter.com/c7YTTZVw07
ただ個人的にはこの曲は、ピアノ1本で弾き語るよりも、ストリングスと共演したら映えるだろうな、と、昨年の紅白で玉置浩二さんがオーケストラをバックに熱唱しているのを見て思いました。
ポッと出の新人である風氏にNHKがそこまでしてくれるかは謎ですけど。
ちなみにこちらは、武道館ライブのラストで歌っているシーン。
羽が降ってきたりして、なかなか感動的であります。
◆一方で、実はこの曲、意外なことにシングルは切っていません。
ステイタスで言うなら、「アルバム収録曲だけど、MVはある」という状態ですから、紅白で歌っていい曲なのかよく分からず。
また、「帰ろう」というタイトルから「帰宅」とか「帰省」をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には死生観を歌ったものです。
いわゆる「お祭り」である紅白で披露することに、人によっては反感を覚える人がいらしても不思議ではないかと。
本当なら、将来的に映画かドラマのエンディングで使われて、世間的な知名度を高めた上で、「満を持して」紅白で披露、というのがベストだと思うんですけどね……。
■4.何なんw
◆風氏のデビュー曲にして、「もっとも藤井風らしい」曲とも言われるのがこちら。
タイトルの最後に「w」というネットスラングを付けていることから、「聴かず嫌い」の人が多いのもこの曲の特徴でもあります。
実際、パブサしていると、この「ふざけたタイトル」ゆえ聴かなかったが、聴いたら良かった、というツイートを見たことが何度もありました。
また、岡山弁を多用しているのも、この曲が紅白というか、NHK向きである理由の1つです。
さらには、曲のエンディングのアウトロで、派手なピアノ演奏部分があるため、上記の「卓越したピアノ演奏」という条件をクリアしているという。
デビュー前にして渋谷公会堂を満員にした2年前のライブの模様から。
◆なお、最後にご紹介しといてアレですが、この曲、意外と弱点(?)というか、懸念すべき点がないのに気が付きましたw
しいて言うなら、上記で触れたタイトルの「w」くらい?
あと、出演する時間的に夕飯のご家庭も多いところに「肥溜めへとダイブ」という歌詞が不謹慎と言われる可能性もありますか。
まぁ、「ヒット」という観点から見たら、『きらり』以外は横一線のようなものなので、正直NHKの演出意図次第でしょうねぇ……。
【まとめ】
◆数日(数時間?)内に結論が出るお話なので、深く考えてもしょうがない、と言われたらそうなのですが、一応こんな感じで。また、上記4曲以外では、この2曲には可能性があるかな、と。
●優しさ
<理由>
・ピアノ演奏を活かしている
・NHKの『最後の○○〜日本のレッドデータ〜』という番組で曲が使われた
●燃えよ
<理由>
・上記の『きらり』ダンサーズの登場が可能
・お祭り気分(サンバのリズム)が紅白に向いていそう
◆ちなみに、ねとらぼさんで風氏の紅白出場決定前から集計していたアンケートですと、こんな感じです。
「藤井風」さんの曲で一番好きな作品は?【人気投票実施中】(投票結果) | ねとらぼ調査隊
まだ投票可能(12/27まで)なので、結果は出ていませんが、『帰ろう』が逃げ切りそうな感じ。
ただ、『帰ろう』に投票した人は、他の曲もほとんど知っている、ある意味「コア」層ですから、大半が一見さんというか「藤井風? 誰?」という紅白を見るお茶の方々とは、ちょっと違うと思います。
いずれにせよ、ほどなく曲も決まって、来週金曜日には本番があるわけですから、楽しみに待ちましょう!
【関連記事】
◆当ブログにおける、過去の藤井風氏のまとめ記事を。【総勢70人超!?】音楽・芸能関係者の皆さんによる「藤井 風」感想まとめ(続き)
【累計130人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その3)
【累計200人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その4)
【累計200人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その5)
【累計250人超!?】音楽・業界関係者の皆さんによる「藤井 風」評価・感想まとめ(その6)
<番外編>
【音楽】岡野昭仁さんの『DISPATCHERS』で『優しさ』(@藤井風)にハマった皆さんが多かった件
【編集後記】
◆風氏の現状におけるアルバム等もご紹介(曲自体はYouTube等で聴けます)。HELP EVER HURT NEVER(通常盤)
*CDショップ大賞2021大賞<青>受賞作
HELP EVER HURT COVER
*上記デビュー作の初回限定盤に収録されていたカバー集のみを再販したもの
Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020 " HELP EVER HURT NEVER [Blu-Ray]
*昨年10月の武道館ソロライブの模様に、武道館開催までを追いかけたドキュメントムービーを収録した作品
ご声援ありがとうございました!
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