2021年12月21日
【全20冊】未読本・気になる本(2021年12月21日)
Children's Reading Program at Rikki's Refuge 4/18/15 / rikkis_refuge
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。年内最後ということで、年末年始にお読みいただく作品を見繕ってみました。
さて今回の特徴ですが、年末進行の割には(?)Kindle化されている作品が多かったのが意外でした♪
それはさておき今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
他人をコントロールせずにはいられない人 (朝日新書)
他人を思い通りに操ろうとする人、それをマニピュレーターという。うわべはいい人である場合が多く、他人の不安や弱みを操ることに長けている。本書では具体例を挙げながら、その精神構造を分析し、見抜き方や対処法などについて解説する。
◆音楽クラスタで「マニピュレーター」と言えば、シーケンサーやシンセサイザーを演奏(もしくはプログラミング)する人のことを指すのですが、人をコントロールする人のことも「マニピュレーター」と呼ぶのだとは!?
朝日新書だけに、Kindle版は「24%OFF」とセール並みになっています。
いつもの言葉を哲学する (朝日新書)
ニュースや日常のなかで「言葉が雑に使われている」と感じたことはないだろうか?
かつて哲学者のウィトゲンシュタインは、「すべての哲学は「言語批判」である」と語った。
本書で扱うのは、巷でよく見かける、現実をぼやかす言葉、責任を回避する言葉のほか、日常の中で文化の奥行きを反映する言葉などの「生きた言葉」たちだ。
結局、言葉を大切にするとは何をすることなのか。
サントリー学芸賞受賞の気鋭の哲学者が、自分自身の表現を選び取り、他者と対話を重ねていくことの実践法を説く。
◆同じく朝日新書から、身の回りの「言葉」を掘り下げた作品が登場。
さらにこちらは、Kindle版が「29%OFF」という、ほとんどセールと変わらない値引率でのご提供となります。
無くならないミスの無くし方 成果を上げる行動変容
シリーズ累計40万部超のロングセラー『教える技術』の著者で、行動科学マネジメントの第一人者が、職場からミスを無くす科学的方法論を豊富な事例と共に解説。
部下の“不始末"に日々アタマの痛い全リーダーの必読書。
もちろん「自分のミス」を無くしたい人にもおすすめ!
◆ミス防止本は、当ブログでも人気だけに、この本も押さえておきたいところです。
中古が定価の2倍以上しますから、Kindle版が定価でもあまり気にならないかも。
潜在意識をアップデート
潜在意識に働きかけて現実を変化させる。
13のトレーニングで「脳内アプリ」を書き換えて思考をクリアに!
潜在意識は、コンピュータのオペレーティングシステムのようなものだ。わたしたちは子どものころから生きるために必要な知識を刷り込まれるが、そうしたプログラムも時が経てば古びて通用しなくなる。自分を縛る固定観念や悪習となって、心の充足や平穏な生活を妨げる。潜在意識にもアップデートが必要だ! 望ましくないプログラムを探し出し、変更を加えるためには何をすべきか? タッピング、メンタルトレーニング、発言を変える、自己催眠など著者は本書でその方法をわかりやすく解説してくれる。
◆ちょっと装丁がビジネス書らしからぬ感じですが、版元がサンマークさんなので、中身は大丈夫かと。
Kindle版は「10%OFF」でのご提供となっています。
新しい「価格」の教科書 値づけの基本からプライステックの最前線まで
「売ってもいい額」と「払ってもいい額」の重なる範囲をどのように広げていくか?
サイエンスでありアートである「プライシング」の神髄とはーー?
◆値付けはビジネスにおいて、非常に重要なテーマであり、そこを間違えただけですべて吹っ飛ぶくらい影響が大きい要素と言えるかと。
版元がダイヤモンド社さんということもあって、Kindle版は「10%OFF」となっています。
1分でスッキリ! 行動心理学 なぜ、あの人は予測を裏切るのか
人間のしぐさ、態度、行動には、こんな心理的“裏づけ"があった----。なぜ、他者が理解できない態度をとるのか。その行動にはどんな意味があるのか---。本書では、最新の科学的知見に基づいて、人のちょっとした「動き」から、心の中を分析する方法を紹介していきます。人間心理を正確に読み解くことで、よりよい人間関係が築けるようになる一冊!
◆「心理ネタ」は当ブログでも人気のテーマですから、お好きな方は要チェックで!
Kindle版も「10%OFF」とお求めやすくなっています。
データサイエンティスト入門 (日経文庫)
データサイエンティストとは、ビッグデータと呼ばれる大量データを加工・分析し、ビジネス課題の解決に活用する人のことで、近年最も注目されている職業の一つです。
本書は、データサイエンティストに求められる能力や業務内容の解説に加え、実際の事例をもとにした6つのケース(小ストーリー)を収録しています。どのような事業インパクトを与えているのか、実務で苦労している点は何か、といった「働き方」がわかります。
データサイエンティストになりたいと考えている学生のみなさんはもちろん、興味を持っている社会人の方、データサイエンティストの採用を考えている企業の担当者の方にも役立つ内容になっています。
◆ストーリーの内容を見ていくと、「ファーストフード店の新規出店、売れる営業・売れない営業の分析、温泉旅館の集客など」と、なかなかに面白そうな感じ。
中古価格が定価の2倍半ほどしますから、Kindle版の値引きがなくてもお許しください。
感情は、すぐに脳をジャックする
誰もが振り回される「感情」とは、そもそも何なのか? 佐渡島庸平(編集者)×石川善樹(研究者)×羽賀翔一(マンガ家)が、三者三様の視点から感情の本質を探る! 無自覚の感情に気づくと、世界の見え方が変わっていく。
◆かつては「感情マーケティング」がブームになったこともありましたし、いまや行動経済学でも大きな要素である感情をテーマにした本書は、個人的に注目している次第。
こちらもKindle版は定価販売なのですが、やはり中古価格が定価を大幅に超えていますので、Kindle版もアリかと。
元NHKアナウンサーが教える 話し方は3割 (【BOW BOOKS 005】)
元NHKアナウンサーが教える、誰でもまとまった話を簡潔に効果的に話せるようになるプロの技が満載!
元NHKアナウンサーの松本和也氏が自身のアナウンサー時代や現在行っているスピーチ指導の経験と実績から「プレゼンやオンライン会議、簡単なレクチャーの機会で、しっかりした話をちゃんと話せるようにしたい」と悩むビジネスパーソンに向けて、そのノウハウを丁寧に指導しています。
会議で、自己紹介で、商談で、朝会で、祝辞のスピーチで、オンラインミーティングで、中身はあるのに「話し方」に自信がなくて、損していると感じている多くの方に、勇気と自信を提供する1冊です。
◆帯で有働由美子さんが推奨している本書ですが、「残り7割」が何なのか気になるところ。
そして同じく中古が定価を超えている一方、Kindle版は定価でのご提供となっています。
その「ひと言」でチームが変わる最高のフィードバック
4万部のヒット『「聞く力」こそが最強の武器である』著者、最新刊!
世界各国で300件超の人材育成・組織変革を行った組織心理学のプロにして元外交官のコーチが明かす、部下の成長を促し、チームで結果を出すマネジメント。
◆著者の國武さんの作品は、『「聞く力」こそが最強の武器である』と『「聞く力」こそがリーダーの武器である』の2冊をご紹介していますが、どちらも「Kindle本 年末年始キャンペーン」の対象ゆえお買い得という。
一方で新刊である本書も、Kindle版の方が、若干お求めやすくなっています。
参考記事:【傾聴】『「聞く力」こそが最強の武器である』國武大紀(2018年12月29日)
50歳から必ずやっておくべき10のこと
50歳になると、「会社員生活もあと10年」という思いが頭をよぎる方が多いのではないでしょうか。55歳で役職定年を迎える会社も多く、そのために、モチベーションが低下してしまっているかもしれません。しかし、見方を変えれば、50代は会社にとらわれない自由な働き方ができる可能性があるということです。一方で、「まだ10年も先だから」と、定年後の生活に漠然とした不安がありながらも、向き合うのを避けている方もいるかもしれません。それをそのままにしていると、定年後に後悔することになりかねません。人生100年時代と言われる今、「長生きはリスクだ」などと言われることもあります。しかし、長い「第2の人生」は、後悔のない人生を送るためのチャンスです。きちんと備えをしたうえで、やりたいことを存分にやっていただきたいと思います。
◆どうも本書は、雑誌『THE21』の企画を編集したセレクション本のよう。
Kindle版も「12%OFF」とお買い得です。
早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚! 」読書法
読書に関する悩みで一番多いのは、「せっかく読んだ本の内容を忘れた」というものではないでしょうか?
ベストセラーの『忘れない読書術』『瞬読』など、読んだ本を忘れないためのメソッドを謳う本は多いものです。
本書では、紙1枚にまとめることで「読書の忘れない」ものにして、かつ、自分で使えるメソッドに落とし込む方法を紹介します。
ビジネス書や教養書を読む方すべてにおススメの1冊です。
◆「紙1枚」本でおなじみの浅田すぐるさんは、読書もやはり「紙1枚」でした!
本書は単行本が現在在庫切れとなっていますから、Kindle版をご検討ください。
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則
この本には、25年間編集者として1000人以上取材してきた僕が、「伝わるとはどういうことか」を何度も何度も考え、学び、実践しながらやってきたことの積み重ねが書かれています。
・伝えたいことがなかなか伝わらない
・伝えなくちゃいけないとわかっているけど、伝える勇気が出ない
・「どうせ伝わらない」とあきらめている
・「伝えるのが面倒な人」に振り回されていて、どうにかしたい
・もっと多くの人に自分の考え・気持ちを伝えたい
そんな人に読んでもらえたらうれしいです。
◆著者の柿内さんの前作にあたる『パン屋ではおにぎりを売れ』は、当ブログでも人気でしたから、今回の作品も期待大!
ただし版元がかんき出版さんということで、Kindle版は定価でのご提供となります。
参考記事:【思考法】『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』柿内尚文(2020年07月08日)
1000人のエリートを育てた 爆伸びマネジメント
意志決定 評価 育成 会議 面談 プロマネ 権限委譲
リクルートの13事業部で活躍した元社長が書いた組織づくりの決定版
門外不出のノウハウを完全網羅。
本書のマネジメントは、事業成長、組織拡大、従業員満足、顧客満足など、同時に実現しにくいものを叶えてきた著者の手法と経験がベースになっています。
29年間勤めたリクルートで実践してきたマネジメント手法、経営者、部課長クラスを対象に指導している「中尾塾」のノウハウをまとめた1冊です。
◆本書はリクルート直伝のマネジメント手法とのことですから、効果も期待できそうな。
なお、すぐ上の本と同様、かんき出版さんの作品ですから、Kindle版は定価販売となっています。
ステートファースト 幸せな成功者になれる「頑張り方」革命
「幸せな感情」と「目標達成」を同時に実現できる、新たな目標達成法。今の頑張り方は苦しくて限界。何かを変えなければ……そんな人、必読! 著者は、前職のコニカミノルタ時代、ドイツに赴任。ところが、「自分に鞭打って、自分を追い込んで成果を出す」というそれまでのやり方を続けたが、まったく成果が出ず、大きな挫折を味わう。一方、成果を出しているドイツ人の同僚たちは、「つねに良い感情、幸せな感情でいる」ことを最優先していた。そこで、「我慢や忍耐の先にこそ、成功や目標達成がある」という自らの間違った思い込みに気づく。と同時に、感情状態を最優先する「ステートファースト(State First)」な生き方を自らも実践し始める。そうしたところ、仕事がどんどんうまく回るようになり、やがて現地社長の右腕として貢献。帰国後も、本社にて海外各国子会社の事業管理に従事し、39歳の時には同社売上1兆円(当時)のうち30%の事業企画管理を担当するまでになった。現在は独立し、経営者・経営幹部専門のコーチとして、ステートファーストの考え方を広めている。ステートファーストを誰もが実践できるように解説した本書が、初の著作となる。
◆あまり聞きなれない「ステートファースト」というフレーズですが、「感情状態を最優先する」という生き方のよう。
Kindle版の値引率も「14%OFF」と高めなのがありがたいです。
AWAY GAME(アウェイ・ゲーム)
人種の壁、ジェンダーの壁、前例の壁にもひるまず、大企業組織の序列を駆け上がり、シリコンバレーのアフリカ系アメリカ人女性CEOとして夢を掴んだ著者。
挑戦の場は、ホーム(安心ゾーン)ではなく、常にアウェイだった。
しかし、どんなときでも、自分の最高の力を発揮することはできる。
現実的な計画を立てること、不意のチャンスを掴むために準備すること、孤独な闘いを避け、味方を見つけること、むやみに自分の限界をつくらないこと、野心と勇気を正しく持つこと……。
新しい挑戦はいつも、アウェイな場所から始まる。
自分を信じ、周囲を巻き込み、ベストを尽くして、最高の成果を出す方法とは?
◆表紙にあるように、そうそうたる面子の推薦を受けている作品がこちら。
めずらしく版元はアルクさんなのですが、残念ながらKindle版は定価でのご提供のようです。
できる人は、「これ」しか言わない 1万人の話を聞いてわかった「一瞬で心をつかむ」伝え方
話が長いわりに何を言っているのかわからない人がいる一方、短い言葉でバシッと伝わる人もいる。その違いは一体なんなのか……。
本書はリクルートでトップセールスとして活躍し、1万人以上のビジネスパーソンへのインタビューを行ってきた「話し方のプロ」である著者が、「短くても伝わる言葉の作り方」を説くもの。
なぜ、話が長くなってしまうのかの原因を探るとともに、短くて鋭い言葉を作るための具体的なステップを紹介していく。
本書の特徴はなんといっても、具体的なセリフが多数紹介されていること。「1万人へのインタビュー」経験を活かし、自身が言った/受けた言葉の中で印象的だったものを紹介。その数、100以上。巻末に印象的な言葉を集めた「セリフ索引」つき。
日々のコミュニケーションはもちろん、営業、部下指導などあらゆる場面で使える「伝え方本」の決定版!
◆世代別本でおなじみの大塚寿さんの新作は、全世代対応の「伝え方本」。
さすがPHP研究所さんの作品だけあって、Kindle版も「15%OFF」とお買い得となっています。
問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術
仲間と力を合わせ、チームで成果を出すためには、周囲に投げかける「問いかけ」の質を変えることが重要です。
著者の長年の研究と実績をもとにノウハウ化された、チームの眠っているポテンシャルを最大限に発揮させるための「問いかけ」の実践的指南書!
◆帯にもあるように、中原淳さんと佐渡島庸平さん推薦のマネジメント本。
ディスカヴァー21さんの作品なのに、Kindle版が値引きされているのは、セール以外では久しぶりに見ました。
チャートで考えればうまくいく 一生役立つ「構造化思考」養成講座
「……で、結局何が言いたいの?」
会議やプレゼン、商談の場で言いたいことがうまく伝わらない。
話がいつも長くなりがち。
資料をうまくまとめられない。
そんなあなたにおすすめなのが、7つのチャートを使った思考整理「セブンチャート」です。
長い文章も、チャート化すれば、一目瞭然。大事なポイント(真意)を伝えることができます。
今まで、ありそうでなかった論理を構造化する「フレームワーク」で、あなたの仕事が今日から変わります。
著者が20年のキャリアの中で、自然と築き上げた「セブンチャート」は超実践的。
このメソッドを使って、多くの人たちが成果を上げています。プレゼンの勝率が3割から6割に上がったという人も……。
7つのチャートで整理すれば「わかる! 伝わる! 成果が出る! 」
本書では、体感的に、セブンチャートを知っていただくため、多くの実例を掲載しています。
また、巻末には付録として、テンプレートも用意しました。
真意を的確に伝えるこのチャートのノウハウを身につけて、ビジネスに活かしていただけます。
◆テーマ的にKindle版が固定レイアウト式である事を危惧していたのですが、幸いにもリフローな模様。
ただし、すぐ上の本と同じディスカヴァー21さんの作品でありながら、こちらのKindle版は定価販売となっています。
勝間式 金持ちになる読書法
お金持ちになる方法は読書で学習できる。
勝間和代さんの最新刊!
この本は読書によって、お金持ちになりたい人のための本です。お金の正しい使い方を知るためには、様々な形で情報の流れを知り、情報の使い方を知り、情報強者になる必要がありますが、今現在の状況でこの情報について最もコスト安く、かつ的確に教えてくれるのがなんといっても「読書」なのです。本書はお金の不自由から解放される読書術を提供します。
◆おなじみ勝間和代さんの最新作は、「読書+お金」という当ブログ向き(?)のテーマ。
Kindle版も「10%OFF」とお求めやすくなっています。
【編集後記】
◆上記でご紹介できなかった作品から。他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食え
装丁やタイトルから内容が分かりにくいのですが、市井の人々の声を集めた作品らしく。
Kindle版も若干ですが、お買い得となっています。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。最速でおしゃれに見せる方法 【電子限定特典付き】 (SPA!BOOKS)
ファッション本ではおなじみであるMBさんのデビュー作は、中古が値崩れしていますが、送料を足せばKindle版がお得。
参考記事:【ファッション】『最速でおしゃれに見せる方法』MB(2015年09月17日)
英単語 基本イメージ集中講義 (NHK出版新書)
英単語を「日本語訳ではなくイメージで覚える」というこちらの作品は、Kindle版が900円以上お得な計算です。
【編集後記3】
◆一昨日の「Kindle本 年末年始キャンペーン」のあさ出版&すばる舎さん分の記事で人気が高かったのは、この辺の作品でした(順不同)。為替が動くと、世の中どうなる?
頭がいい人の脳の使い方―――記憶力を高める8つのメソッド
参考記事:【記憶術】『頭がいい人の脳の使い方』小田全宏(2021年01月07日)
ネイティブの“こども英語” で 通じる英会話【無料音声付き】
THIS IS MARKETING ディスイズマーケティング 市場を動かす
よろしければご参考のほどを!
ご声援ありがとうございました!
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