2020年02月18日
【全20冊】未読本・気になる本(2020年02月18日)
Cat reading book / faeryhedgehog
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。版元の発売日の関係かもしれませんが、今回は候補が非常に多くて、絞るのにかなり苦労しました。
その一方で、相変わらずKindle化が遅いところは何とかして頂きたいところ(涙目)。
それはさておき、今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
AI vs.民主主義: 高度化する世論操作の深層 (NHK出版新書)
AIが世論を誘導する―。一見信じられないような話が、「デジタル選挙戦略」としてすでに世界中で展開されている。2016年にトランプ大統領が誕生した一因ともいわれるその技術は今どのように高度化し、どれほどの影響力を持つのか。世論操作の告発者や関係者の生々しい証言を手がかりに、日本にも迫りくるその危機と民主主義の未来をさぐる、渾身の取材記録。
◆トランプ陣営の選挙戦略を担ったことで知られる「ケンブリッジ・アナリティカ」の元社員にも話を聞いているようですし、個人的には興味津々。
若干お得なKindle版も、既に配信されています。
実力発揮メソッド パフォーマンスの心理学 (講談社選書メチエ)
能力を直ちに向上させるのもいいが、その前に、自身の力を最大限に発揮するためにはどうすればよいか? 日々のあらゆる局面においての、効果的な目標の立て方、他人との比べ方、アドバイスの送り方・受け方、あがりの手なずけ方を、心理学の知見より裏付けし、パフォーマンス向上への道筋を示す。
あなたの力は、きっとそんなものじゃない――。自己啓発本と一線を画す、
教育心理学の最新の成果に裏付けられた「最強の自分をつくる」ための上質なヒント。
◆スキルアップ本が好物な当ブログとしては、見逃せないのがこちら。
中古に定価の3倍くらいの値段が付いていますから、お得なKindle版がオススメです。
みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」
新勘定系システム「MINORI」開発の全貌と、みずほ銀行がこれから目指す金融デジタル化戦略を、みずほFGにおける19年の苦闘の歴史を追いかけ続けた情報システム専門誌「日経コンピュータ」が解き明かす。
多くの日本企業が直面する情報システムの老朽化問題、「2025年の崖」を乗り越えるヒントがここにある。
◆目次にある第8章の章題、「重なった三十の不手際」というのを「三重」の間違いではないか、というツッコミがあるくらい(実際には間違いではないそう)、混乱を極めた「みずほ銀行システム統合」をテーマにした作品。
版元が日経BPさんということで、Kindle版は単行本と同額なのが惜しまれるところです。
「幸せ」をつかむ戦略
世界的ベストセラー『予想どおりに不合理(PREDICTABLY IRRATIONAL)』でおなじみ、行動経済学の権威であるダン・アリエリー(デューク大学教授)が語った、前代未聞の衝撃的幸福論!
本当の幸せはお金や地位ではなく、自分の意思で自由に振る舞えることにあるのではーー。
日本を代表するマーケティングのプロ・富永朋信は壮大な問いの答えを求めてカナダ・トロントまで飛び、ダン・アリエリーのもとへ。
消費から夫婦関係、子育て、従業員のモチベーションに至るまで、「幸せ」に関する8つの質問に対し、ダンが語った驚くべき回答とは?
◆当ブログでも著作を何冊もご紹介している、ダン・アリエリー協力(本書における肩書は「答える人」)の作品。
本書も日経BPさんからなので、Kindle版は定価発売ですが、セールを待たずに手を出してしまいそうな……。
スマホ依存から脳を守る (朝日新書)
スマホは依存物です。知らないうちに“脳内借金”をつくる最凶の相手です。大人も子どもも依存物と知らずにつきあい、気づいたときには重症化しているのがスマホ依存症の恐ろしさ。病の予兆が「疲労」「不眠」といったシグナルにしかならず、症状が脳内で進行するのが、この精神疾患のやっかいなところ。久里浜医療センター精神科医が警告する、オンラインゲーム障害を中心にしたスマホ依存症とその治療、「初めの一歩は、病の正体を個人も社会もよく知ることです」
◆ウチもムスコが今度中学生ということで、スマホを与えねばならないのですが、まずこの本を読ませて感想文を提出させてからにしたいところ。
さすが安定の朝日新書さんだけあって、Kindle版は、「24%OFF」とかなりのお買い得です。
心臓によい運動、悪い運動 (新潮新書)
その筋肉が、あなたを守ります!
筋トレは実は2~3日に1回がよい? 日常生活がエクササイズになる? 糖質制限ダイエットって大丈夫? 等々、突然死しないための、医者が教える健康の新常識60!
◆まったく運動をしない私がオススメしても説得力がないのですが、帯にある「新常識」全60項目がアマゾンに列挙されていますから、まずはそちらをご覧アレ。
なお、新書はすでに発売済みな一方、Kindle版は、今週金曜日に配信予定です。
改訂版 社会的ひきこもり (PHP新書)
なぜ人は引きこもりになるのか?ベストセラー『社会的ひきこもり』を加筆修正し、待望の復刊!専門医が構造と対処法を紹介する。
◆「改定版」ということで、内容のかぶりが気になったのですが、前版は20年以上前に出ている作品ですから、ほぼ新刊と考えて良さげ。
Kindle版も「13%OFF」とお買い得となっています。
才能のない人間が考えた才能を活かす10の方法
成功者は「成功法則」を身に付けたのではなく、自分の「才能」を適切な場所で「価値」に変えているだけ!その方法は10のスキルに分類できる。誰にでもできるその方法を明快に説く。
◆著者の別所さんは、一応本書が処女作なのですが、実は多くのビジネス書や自己啓発書のゴーストライターを務めた「プチ成功者」なのだとか。
Kindle版が「20%OFF」というのも、ポイント高いです!
不可能を可能にせよ! NETFLIX 成功の流儀
NETFLIX共同創業者で初代CEOであるマーク・ランドルフが語る臨場感あふれる成功秘話。エンターテインメント業界に破壊的変革をもたらした世界的な有名企業NETFLIX。しかし、意外にその素顔は知られていない。ランドルフは本人いわく「私はけっして特別な人間ではない」。そのランドルフが失敗も恥もすべてを明かすシリコンバレー流成功法則。起業やイノベーションを目指すビジネスマン、就職や転職など人生の夢をかなえたい人の必読の書。
◆NETFLIXに関しては、下記参考記事の作品もかなり良かったので、この本も要チェック!
ただし単行本が511ページもあるので、Kindle版が無難だと思います。
期待以上に部下が育つ高速会議
1回の会議で、 聞く力、質問力、伝える力、書く力、要約力、巻き込み力、決断力、リスク・危機管理能力…… と、鍛えられるスキルは盛りだくさん。
週に1回の開催でも、年間52回も開かれる会議を、無駄にしてはもったいない!
時間のないマネジャーにこそオススメの1冊です。
◆会議術本は当ブログでもコンスタントな人気があるので、こちらも押さえておきたいワタクシ。
ただし、版元がかんき出版さんなので、Kindle版はやや間が空いてしまうかもしれません。
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
論理もデータもあてにならない時代…20世紀アートを代表する6作品で「アーティストのように考える方法」が手に入る!
「自分だけの視点」で物事を見て、「自分なりの答え」をつくりだす作法が身につく!
◆帯で推薦している著者陣は、いずれも当ブログで著作を3冊以上ご紹介している面々ですから、本書も当ブログ向きな予感。
版元がダイヤモンド社さんということで、Kindle版は、安定の1割引きとなっています。
バイオハック 肉体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する技術45
バイオハックとは、科学的知見に基づくさまざまな健康法を実践、検証しながら、自らの肉体、精神、頭脳のパフォーマンスの最適化を目指すこと。いまやシリコンバレーやビバリーヒルズ、ニューヨーク、ロンドンなどの欧米を中心に、世界的なムーブメントとして広がりつつある最先端のライフスタイルである。
本書の著者・井口晃氏は、まさにこうしたバイオハックを日々実践している「バイオハッカー」であり、「200歳まで生きる」をモットーに、食事から睡眠、メンタルまで、日々、世界中から最先端の健康情報を入手、実践することで、自らのコンディションを最適化し、パフォーマンスを最大限発揮しようと試みている。
本書は、「バイオハック」という、欧米の健康意識の高い人たちの間で一大トレンドになっているライフスタイルを紹介しながら、井口氏が、これまで実際に実践し、効果があったメソッドをまとめた一冊。
◆いかにも鈴木祐さん辺りが書きそうなテーマですが、エビデンスベースで書かれているなら、どなたの作品でも問題なし!
まだKindle版はないものの、版元がSBクリエイティブさんですから、いずれ用意されると思います。
バグトリデザイン 事例で学ぶ「行為のデザイン」思考
人の行為に注目すれば、あるべきデザインが見えてくる。
人は無意識にデザインに合わせて行動し、不便を諦めていることがある。
これがデザインの「バグ」。
時間が掛かった、迷った、やり直した、結局使えなかった、面倒になった、腹が立った――。
ユーザーがそう感じたら、それは全てバグ!
「行為のデザイン」では、人の行為を観察し、より良い形を見つけてバグをなくし、ユーザーがなめらかに動けるようにする。
それこそが美しいデザインだ。
P&G、コクヨ、Microsoft、Panasonic、LIXIL、富士通、アップリカ、オカムラ、オリンパス、村田製作所、NOLTY、SAMSUNG、大阪ガスなど、多くの有名企業や自治体、大学などが取り入れる思考法を豊富な事例で解説する。
◆著者の村田さんは、以前ご紹介した下記の作品が良かったので、この本も期待大!
まだKindle版はないのですが、版元が朝日新聞出版さんなので、お手頃価格での提供を待ち望んでおります。
参考記事:【デザイン思考】『問題解決に効く 「行為のデザイン」思考法』村田智明(2017年07月29日)
マーケティング思考力トレーニング
マーケティングトレースで成功企業の戦略を模倣することで、自分の頭の中に大量の成功パターンを蓄積して、仕事で使えるようにすることで「戦略を考えることを武器にする」ことができるようになります。
また、マーケティングトレースを習慣にすると、街を歩くこと、ニュースを読むこと、仕事で出合うさまざまな出来事など、すべてのことを好奇心を持って観察できるようになります。
その結果、あなたのビジネスセンスは格段に磨かれるに違いありません。
自分をレベルアップさせたいと考えているビジネスパーソン必読の1冊です。
◆上記で言う「マーケティングトレース」とは、「優良企業のマーケティング戦略をトレースする(なぞる、真似する、模倣する)、つまり、自分なりに言語化・フレームワークを活用して図解してみることで、成功したマーケティング戦略・戦術を自分のものにすること」とのこと。
こちらもまだKindle版がないものの、版元がフォレスト出版さんですから、これまたお買い得なお値段でリリースされると思います。
空気を読む脳 (講談社+α新書)
職場で、学校で、なぜ日本人は「空気」を読むのか?
中野信子さんが脳科学をとおし、初めて日本人の心性と強みを読み解く。
◆中野さんの作品は、実は当ブログではまだレビューしたことがないので、そろそろ取り上げたいな、と思う次第。
若干お得なKindle版も、同日発売予定です。
ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である
前著『脳の力を100%活用するブレイン・ルール』が世界31言語に翻訳、50万部以上売れた著者による、「100年人生」を楽しく過ごすための、脳にいい生き方の本。
◆私は前著の方を読んでなかったのですが、10年以上前に出て、中古が未だ2000円以上するというのは、なかなかスゴイことだと思われ。
ただし、前著にはKindle版がなかった分、本書のKindle版の価値も高まりそうです。
10年後に食える仕事 食えない仕事: AI、ロボット化で変わる職のカタチ
前著は、週刊東洋経済の人気連載の書籍化企画。今回、新時代に対応した内容でブラッシュアップ!
ITを中心とするテクノロジー進化で変わる日本人の仕事。2020年からの10年間、あるいは30年間のリアル近未来にフォーカスし、職業の未来をカテゴリ別に徹底解説する。
◆渡邉正裕さん久々の新作は、当ブログでも大人気だった下記の作品の続編にあたるもの。
版元は前作同様東洋経済さんなのですが、前作もKindle化されていないので、Kindle版については正直不透明な感じです。
参考記事:【必読!】『10年後に食える仕事、食えない仕事』渡邉正裕(2012年02月04日)
トップ3%の人は、「これ」を必ずやっている 上司と組織を動かす「フォロワーシップ」
数多くのビジネスパーソンを見てきましたが、フォロワーシップをしっかりと発揮できている人は、ごくわずかです。だからこそ、そのわずかな人が「上司からの信頼を勝ち得て、チャンスが集中する」という法則が世の中にはあるのです。フォロワーシップを知らないと貧乏くじを引く、と言っても過言ではありません。本書では、理想のキャリアを手に入れるために不可欠となる、フォロワーシップの高め方と具体的な実践手法を紹介します。
◆著者の伊庭さんの作品は、当ブログでも何冊かご紹介していますし、内容紹介を読む限り、会社で出世したい方なら見逃せない内容のよう。
こちらもKindle版がまだないのですが、版元がPHP研究所さんですから、いずれリリースされると思います。
世界トップエリートのコミュ力の基本 ビジネスコミュニケーション能力を劇的に高める33の絶対ルール
執筆記事累計1億PV超え、著作累計6か国60万部。
ベストセラー『最強の働き方』『一流の育て方』著者であり、"グローバルエリート“ことムーギー・キム氏が完全に書き下ろした、「コミュ力」の教科書が本書である。
もともとは文章下手・口下手・会話下手だった著者が、世界中のプロフェッショナル・ファームで学び、失敗を重ねて体得した、誰にでも簡単に真似できる「世界最高水準のコミュ力の基本」とは?
本書の「文章」「プレゼン」「会話」「質問」「情報収集」の5つの章を読めば、努力を成果に直結させる、「究極のコミュ力」の基本を楽しく体得できる!
◆当ブログでも人気のムーギー・キムさんの新作は、意外なことに「コミュ力」がテーマとのこと。
すぐ上の本と同じく、PHP研究所さんの作品ですから、Kindle化されるのはほぼ間違いないかと。
ルポ デジタルチャイナ体験記 (PHPビジネス新書)
AIロボットが応対「アリババホテル」、アプリで注文「カバさんスーパー」、借りパク0!?「シェアリング傘」、没入度MAX「無人ランニングボックス」etc. 「ハリボテ」か?それとも・・・・・ ヒット作『ルポ 中国「潜入バイト」日記』の著者が、日本人が知らない「中国IT社会」に大潜入!
◆たとえばキャッシュレスでも日本をはるかに凌駕する、中国のデジタル化状況を探る1冊。
Kindle版は、「14%OFF」とお買い得となっています。
【編集後記】
◆上記でご紹介できなかった中から1冊。120歳まで生きたいので、最先端医療を取材してみた (祥伝社新書)
下記記事の作品でも、堀江貴文さんが医療に注力していることは存じていましたが、本書は特に「最先端医療」をテーマにした作品のよう。
版元が祥伝社さんなので、Kindle化の目途は、正直よく分かりませんが、もしKindle化されるようなら、私のTwitterにてアナウンスいたします。
参考記事:【予防医学】『健康の結論』堀江貴文 予防医療普及協会(2018年08月10日)
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。社内プレゼン一発OK! 「A4一枚」から始める最速の資料作成術
当ブログでもレビュー済みの資料作成本は、Kindle版が800円以上お得。
参考記事:【資料作成術】『「A4一枚」から始める最速の資料作成術 社内プレゼン一発OK!』稲葉崇志(2019年03月23日)
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