2019年12月10日
【全20冊】未読本・気になる本(2019年12月10日)
Reading / dichohecho
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度のお約束である「未読本・気になる本」のエントリー。たまたま先週スタートのめぼしいKindleセールがなかったため、個人的にも待ち望んでおりました。
さて、今回のラインナップはやや新書が多めな気が!?
それはさておき、今回も全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
時間資本主義の時代 あなたの時間価値はどこまで高められるか?
すきま時間を買う人・売る人、ダイナミック・プライシング、サブスクリプション―。ほんのわずかな時間の使い方で、人生の満足度に大きな差がつく。それが時間資本主義の時代。気鋭のコンサルタントが消費行動、企業のあり方、働き方まで「時間価値」と「空間」の関係を鋭く読み解く一冊!
◆著者の松岡真宏さんの過去の作品は、土井英司さんもメルマガで複数冊推しており、本書もおそらくレビューされると思われ。
既に配信されているKindle版も、若干ですがお得となっています。
【Amazon.co.jp限定】世界で一番やさしい 資料作りの教科書(特典:「伝わる」資料を組み立てるヒント集 データ配信)
あの鈴川葵が帰ってきた。入社4年目になった彼女は、今度はプレゼンに悩んでいる。職場のコミュニケーションを、資料作りを通して変えていく。コンサルタントの父が授けた「資料作りの7つのStep」「コミュニケーションの3つのお作法」などを実践し、相手に自分の主張を伝える極意を身に付けていく―。一枚ものの資料は3stepで完成。キーメッセージが全ての軸になる…プレゼンが伝わる、手戻り・修正なし。誰にも教わらなかった“伝え方”の鉄則がわかる!若手女子の成長物語から学ぶシリーズ第2弾!!
◆当ブログでもKindleセールで毎回人気だった『世界で一番やさしい会議の教科書』の主人公が、再度登場する資料作成本。
こちらも同じく、Kindle版が、ややお買い得となっています。
新たなAI大国 その中心に「人」はいるのか?
人工知能でトップを目指す熾烈なレースはすでに始まっている。
アメリカのリーダーシップはまだ揺らいではいないが、うろつき始めたデジタルドラゴン・中国が猛追する。
産学一体となってAI開発を推進する「カンブリア国家」である中国とアメリカ。
専門知識を生かせない「城国家」であるロシア。防衛を基盤とした開発を推し進めるイスラエルのような「認識時代の騎士」。
それぞれの国の思惑が絡み合うなか、国を超えて巨大化するデジタル企業。
このパワーゲームで、勝ち残る「新たなAI大国」とは?
◆うーん、このラインナップの中に日本が入ったとしても、勝ち目があるのか激しく疑問!?
講談社さんの作品にしては珍しく、Kindle版は2割引きと、大変お買い得です!
「失敗の本質」と戦略思想 (ちくま新書)
『失敗の本質』は、日本陸海軍の戦略・作戦の失態を鋭く分析した組織論研究の古典的存在とされている。だが、今も日本ではその教訓が十分に学ばれているとは言い難い。戦略思考の源流は、古代の『孫子』に始まり、一九世紀のクラウゼヴィッツの『戦争論』で深化され、現代でも米国・中国の各軍大学校において真剣に学習されている。これら戦略古典でもって『失敗の本質』に採り上げられた例も含め日本陸海軍の戦いを再検討し、現代日本の賢慮なる戦略思考の活性化を図りたい。
◆「日本人に欠ける戦略思考の活性化を図る」という本書の目的は、非常に有意義だと思われ。
Kindle版は「14%OFF」とお買い得なのですが、配信は12月20日からとなっております。
話しベタさんでも伝わるプレゼン 人見知り、心配性、アドリブが苦手な人でも堂々と発表できる!
自分の悩みに当てはまる項目から効率的に読める。話しベタさんに効く具体的なテクニックを掲載。各章でゴールの記載があるため、あるべき姿をつかみやすい。イラストや図表が豊富だから読みやすい。
◆本書の著者は、資料作成本でおなじみの清水久三子さんですから、しゃべらなくてもいいくらいの完成度のプレゼン資料を作るのでしょうか?
こちらもKindle版は「12月20日リリース」と、まだ先になっております。
精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)
人の話を聴くことは難しいが、本当に聴けた時には相手の人生を変えるほどの効果がある。「聴く技術」を“黙って聴く”“賛成して聴く”“感情を聴く”“葛藤を聴く”の四つのステップに分けて、事例と共にわかりやすく解説する。最後に「自分の心を聴く」ことで、自分を受け入れる技術を解き明かす。精神科医として、またカウンセラーのスーパーバイザーとして、長年にわたり人の話を聴き続けてきた著者が教える「聴く技術」。「聴く」ことの驚くべき深い世界を知ってほしい。
◆人の話を聞くことの重要性は、類書でも散々強調されていましたし、さらに「精神科医」直伝のメソッドであれば、さらに効果もありそうな。
ただし本書もKindle版は「12%OFF」とはいえ、12月20の配信予定です。
定年消滅時代をどう生きるか (講談社現代新書)
これからの日本では、大学を卒業後に就職して70~75歳まで働くことになるので、個人の会社員生活は50年前後と、今の定年より10~15年程度も長くなります。
現在24年にまで縮まってきている企業の平均寿命が将来的に20年を切るようになったら、会社員生活は企業寿命の2.5倍を超える長さになってしまうというわけです。
平均的な働き方をする日本人であれば、計算のうえでは人生で3つの仕事や会社を経験しなければなりません。
そこで充実感のある人生を歩み続けるためには、どうすればいいのか――。
本書がみなさんにとって、明るく前向きに生きるための一助としていただけたら幸いです。
◆定年延長を見据えた上での「働き方」本ですから、気になる方も多いことかと。
同日発売のKindle版は、若干とはいえお得です。
「この人から買いたい! 」と思わせる技術 契約率・売上を倍増させる合意形成力 虎の巻
営業マンにとって重要なのは「合意形成力」。この要素を身につけるため、抑えておきたい3つのポイントと6つのスキルを実例を交えて紹介。楽しみながら「心の折れない営業マン」になろう。
◆内容紹介のみならず目次をザーッと見た感じ、かなり実践的なセールス本のよう。
既に配信スタートしているKindle版は、1割引きとお買い得です。
社長って何だ! (講談社現代新書)
本書では会社を率いるトップを「社長」あるいは「経営者」と表現しています。
しかし、これは時と場所によっては、部長や課長といった各部署のリーダーに置き換えることも可能です。
会社組織に限りません。
いま、政治、経済、教育、スポーツ、世界中のあらゆる分野で、かつてのエリートや知識層といわれるリーダーに対する不信感が渦巻いています。
日本人は本来、すぐれた資質を有しています。その能力をどう伸ばし、どう生かすかはリーダーの双肩にかかっています。
本書は、日本の未来を拓くリーダーの意義と役割について、あらためて考えるための本です。
◆おなじみ、元伊藤忠商事の会長である、丹羽宇一郎さんのリーダーシップ本。
こちらもKindle版がややお得となっています。
心にとって時間とは何か (講談社現代新書)
本書では、「心にとって時間とは何か」がどれだけ未知であるのかを探る。私の専門は哲学だが、哲学だけでなく科学についても、さまざまな知見を参照していこう。だれにも分かっていないことを謎としてうまく描き出すには、それがどのような知識によって囲まれているかを示さなくてはならない。私たちの知識の地図に、未踏の地の「輪郭」を描き込んでいくわけだ。
あとで改めて言い添えるが、私はこの目的のために、章ごとに違うサブテーマを定めた。〈知覚〉、〈自由〉、〈記憶〉、〈自殺〉、〈SF〉、〈責任〉、〈因果〉、〈不死〉という、各章の章題がそれにあたる。つまり、少なくとも八つの謎が本書には描き出されており、それらの不思議さや面白さ、そして、一つの謎から別の謎への道が見えてくる高揚感とが、私なりの言葉で綴られている。
◆「時間」は、当ブログでは人気のテーマであり、以前書いた下記の記事は、ブクマ670超の人気となりました。
同日発売のKindle版は、若干ですがお求めやすくなっています。
参考記事:『「時間の使い方」を科学する』が想像以上に凄い件について(2016年07月17日)
1万人のリーダーが悩んでいること
1万人を超える「リーダーの悩み」からわかった!
人が辞めずに結果が出る「5原則」とは?
本書は、1万人を超えるリーダーから寄せられた「悩み」を厳選し、そのひとつひとつに対し、「業績を出すためのマネジメント」を効果的に機能させる方法・考え方を明確に記したものだ。
◆本書の著者である浅井さんは、リーダーシップ本でおなじみの方のよう。
版元がダイヤモンド社さんですから、Kindle版は1割引きとお買い得です。
バーチャルハリウッド 社員のやる気を引き出し新たな価値を創造する世界一シンプルなしくみ
バーチャルハリウッド(Virtual Hollywood: VH)とは、組織横断型のチーム活動を展開する企業内プログラムの名称で、簡単に言うと「企業内社員提案制度」です。1999年に富士ゼロックス社が開始した本プログラムの名称は、「バーチャル」と「ハリウッド」の言葉を組み合わせた造語です。
ある社員の提案に賛同する社員たちが「この指とまれ」方式で集まり、企業内の実在する組織とは無関係の「バーチャル」なチームをつくり、「ハリウッド」映画のように、お客様や社会を感動させる提案の実現を目指すと言う意味を込めて「バーチャルハリウッド」と呼んでいます。
2006年にはこのプログラムに賛同する企業・団体を会員として「バーチャルハリウッド協議会」が発足され、情報共有や企業を横断した形での取り組みが活発に行われています。
◆「バーチャルハリウッド」というフレーズを初めて聞いたときには「ぁゃιぃ」と感じたものの、上記のように富士ゼロックスで始まったものであり、本書の版元もダイヤモンド社さんですから、これはもう信用できそう。
もちろん、Kindle版の方も、お得な1割引きとなっています。
身銭を切れ 「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質
不確実で予測不可能な世界で私たちがとるべき「生き方」とは――
『まぐれ』『ブラック・スワン』『反脆弱性』の著者にして、世界最高の「知の巨人」タレブが、リスクと人生の原理原則を書き尽くす。
◆『ブラック・スワン』でおなじみであるタレブの新刊。
単行本だと448ページと結構分厚いので、Kindle版が持ち運びにも便利です。
売れる力 日本一PCソフトを売り、大ヒット通訳機ポケトークを生んだ発想法
ソースネクストの創業は23年前。システムエンジニアだった松田社長は、それまで経験のない店頭販売や価格交渉を実戦で鍛えつつ、お客さまの「面白さ」「煩わしさ」をヒントにユニークな製品をつぎつぎ発売してきました。本書では、具体的な製品を挙げながら、それら製品や売り方の着想プロセスを語りつくします!
◆具体的な製品自体は懐かしいモノばかりでしょうけど、その発想法や、マーケティングやパッケージ、ネーミングの考え方等は、今でも役に立ちそうなヨカン。
これまた(意外なことに)ダイヤモンド社さんの作品ですから、Kindle版は1割引きとなっています。
科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
ベストセラー『最高の体調』著者 最新作!
転職・複業(副業)・独立…キャリアの多様化が進む時代に、"自分にぴったりの仕事"を選ぶには。
人生の岐路で役立つ、意思決定の技術!
◆最近、当ブログではイチオシの著者の1人である、"エビデンス主義"の鈴木祐さんの新作は、これまた当ブログ好みである「適職」がテーマ!
Kindle版はまだないものの、版元がクロスメディアさんなので、近日中に用意されると思います。
もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本 脳のゴミをためない習慣 (講談社+α新書)
「人の名前が出てこない」「思い出すのが面倒くさい」「車庫入れが下手になった」「食べ物をよく噛まない」「良い睡眠がとれていない」「気になるニュースがあまりない」……これは怪しい!
生活習慣病のあなた! 歯周病のあなた! 糖尿病のあなた! 運動不足のあなた! 偏食のあなた! 冷え性のあなた!……これは危ない!
◆確かに若い頃に比べて、物忘れが多くなってきましたから、私もこの本は読まないといけないかも。
若干ですがKindle版は、お得になっています。
読む本で、人生が変わる。: なりたい自分になるための本の使い方66
「自分と違う意見に線を引く」「勧められた本は、目の前でスマホで注文する」「目が合ったら読む」――。なりたい自分になるための「本の使い方」を、ベストセラ―作家・中谷彰宏氏が徹底レクチャー! 最高の読書習慣が身につけば、人生は大きく好転します。
◆いつもはスルーしがちな中谷彰宏さんの作品ですが、テーマが「読書」とあっては、これはチェックせざるを得ず!
Kindle版は2日ほど先行発売されるものの、お値段が定価と同額なのが惜しまれるところです。
100万人に1人の存在になる方法 不透明な未来を生き延びるための人生戦略
これからは「コモディティ会社員」と「レアカード仕事人」に二極化する。今まで以上に稼げるようになる人がいる一方で、これまでのように稼げなくなる人も大量に出る。特に、サラリーマンの仕事がなくなっていく厳しい時代だ。そんな人生100年時代に生き抜くために知っておきたい藤原和博流・働き方の集大成。
◆タイトルからして、過去の藤原和博さんの過去の著作に主張がかぶりそうなものの、版元がダイヤモンド社さんだけに、その辺どうまとめているのかが気になるところ。
そしてKindle版の方は、お約束の1割引きとなっています。
世界と日本経済大予測2020
米中貿易戦争に始まり、香港問題や英国のEU離脱、中国経済の下火など、2019年は国際リスクに事欠かなかった。国内に目を転じれば、年金問題や消費税増税など、日本経済に悪影響を与える要素も少なくない。だが、2020年は国内外のリスクがさらに増大するというのが、著者の見立てだ。リーマン・ショックや欧州危機、トランプ当選などを的中させてきた著者が予測する48のリスクとは。東京五輪にうつつを抜かしていると、経済とお金の流れを読み損なう。リスク予測とその対策にまで踏み込んだ、全経済人必読の経済予測書。
◆普通の近未来予測本と異なり、「48のリスクとその対策」が述べられているそうなので、表紙にあるように、ご自身でビジネスや投資をなさっている方は要チェックで!
Kindle版が「16%OFF」というのも、ポイント高いです!
その聴き方では、部下は動きません。
顧客満足も、クレーム対応も、気持ちが解決しないと仕事がうまくいきません。
部下との関係も同じです。
部下は、ロボットではなく、気持ちを持った人間です。
本書では、「ビジネスに役立つ気持ちを解決する聴き方」を解説します。
◆こちらも上記の作品同様、「聴き方」をテーマにした新刊。
やはりKindle版がまだないものの、版元が朝日新聞出版さんゆえ、お買い得金額での配信が期待されます。
【編集後記】
◆上記でご紹介しにくい作品から1冊。コイツらのゼニ儲け アコギで、エグくて、ときどき怖い
普通「ビジネスモデル本」というのは当ブログ向きなのですが、まともなビジネスに混じって、「霊感商法」やら「B層に狙いを定める貧困商売」なんてのも含まれていて、おいおい、といった感じw
こちらもKindle版の用意がまだなのですが、版元が秀和システムさんなので、ちと遅めにリリースされるのでは、と。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。『愛され上司』になる方法
おかげさまで、ご紹介で営業しています。
どちらも中古は値崩れしていますが、送料を加算すればKindle版に軍配が上がります!
ご声援ありがとうございました!
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