2019年11月26日
【全20冊】未読本・気になる本(2019年11月26日)
fun with reading / popofatticus
【はじめに】
◆今日お送りするのは、当ブログの定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。今回も何とか2週間ぶりに投稿することができました。
……実は昨日から大型セールがスタートしているのですが、こちらの方が大事かな、と。
実際、前回同様、今回も候補に挙がった作品が多く、絞り込むのに苦労しました。
それではいつもどおり、全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方 (PHPビジネス新書)
「我慢の多かった会社員人生もいよいよ最終コーナー」と思いきや、「定年後も働き続ける人生100年時代」と言われガックリ…そんなミドルは少なくないはず。ただ見方を変えれば、「本当にやりたい仕事に挑戦する時間ができた」とも言える。では、充実したセカンドキャリアのためには何が必要か。会社員のうちにやっておくべきことは何か。心構えと準備のポイントを解説。
◆最近多くなってきており、かつ、当ブログでも何冊かご紹介している、「中高年以降」の働き方をテーマにした作品。
中古が定価の倍値となっていますから、「12%OFF」とお買い得なKindle版がオススメです。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
全米の学生が学んできた大ロングセラーの教科書!これからの世界を生きる上で必ず役に立つ一生モノのお金の基礎知識!
◆表紙に「橘玲氏推薦!」の文字が踊り、先日土井英司さんもメルマガで取り上げていた作品だけに、当ブログとしても見逃せないところ。
中古が定価を上回っている以上、若干とはいえお得なKindle版が正解でしょう。
書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート
脳の性質を利用して、書くことで自己肯定感を高めていくのが本書の趣旨です。
毎日書くことで、無意識に働きかけ、低かった自己肯定感を書き換えていきます。
本書は精神力や努力論ではない、科学的な方法で自己肯定感を高めていく一冊です。
◆書くことの効能は色々ありますが、「自己肯定感が高まる」というのは、別の本で以前読んだ「寝る前に良かったことを3つ書く」というのに通ずる気が。
中古が定価以上のお値段ですから、Kindle版がお買い得です。
「デザイン」の力で人を動かす! プレゼン資料作成「超」授業 プレゼン上手に明日からなれる
「整列」「視線の流れ」「余白」「グルーピング」「対比」「グラフ作り」「分割」「カラーの法則」「ジャンプ率」…プレゼン上手に明日からなれる。知識・センス一切不要。必要なのは使える「デザイン」。
◆「ノンデザイナーのビジネスパーソン向けに、プレゼン資料に特化したデザイン技法を紹介」した作品とのこと。
こちらも中古が定価超えしていますから、Kindle版がお得です。
大人になったら知っておきたいマネーハック大全
すでにライフハック好きなみなさんにとっては、すべてが新鮮な発見ではないかもしれませんが、1つか2つの新しい発見であっても、あなたの人生を数百万円くらい変えるヒントであれば、書籍代の元は取れるのではないでしょうか。
本書はどこからつまみ食いしてもかまいません。
好きなところから読み始めてみてください。
◆「できるだけラクして無駄をなくしてお金を増やす」というアイデアを計88本収録したというお金本。
中古が定価の倍値近くするのに、Kindle版は「21%OFF」という激安設定となっています。
年収が上がる転職 下がる転職
いかにして、自身の「市場価値」を知り、それを「高く売る」ことができるのか。
生き方と働き方をリンクさせて、より自分らしく豊かに生きるための「転職活動」を、5000人と面談してきた百戦錬磨の現役転職エージェントが徹底公開!
◆内容紹介の別の部分で「転職者の6割は転職前よりも低い年収しか得られていない」というクダリを読むと、転職を躊躇しそうになりますが、そんな方は本書を読んで対策を練るべし!
なおKindle版のページはあるのですが、配信は月末となっていますのでご留意ください。
「仕事ができる」とはどういうことか?
スキルのデフレ化とセンスのインフレ化」はあらゆるジャンルで進行している!
『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)の楠木建と『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』(光文社新書)の山口周が、「仕事ができる」の正体を求めて新時代の仕事論を語り尽くす。
◆当ブログでもおなじみである、楠木建さんと山口周さんの共著という、今回の記事の中でも最注目の1冊。
版元が宝島社さんということで、Kindle化の目途はわからないのですが、確認でき次第Twitterの方でアナウンスしたいと思っています。
未来仮説検証思考 直観とロジカルシンキングの融合法
戦略的な思考をする際に、重要なのは直観なのか、理系的なロジカルシンキングなのか。そもそも直観とロジカルシンキングとは何かを振り返り、ビジネスパーソンが仕事の競争で勝ち抜くために必要な未来思考とは何か。また、直観とロジカルシンキングを融合させた経営戦略の事例も紹介。ビジネスパーソンが仕事の競争で勝ち抜くためには「直観とロジカルシンキングによる未来思考」が必要であると考え、更にそれはどういうことなのかも提示する。
ぜひ本書で、いつの時代も成長し活躍するビジネスマンになっていただきたい。
◆「仮説検証」「思考」「直観」「ロジカルシンキング」といった、当ブログ的にツボなフレーズが並んでいる気になる作品。
オンデマンドで単行本の定価が割高な部分はあるのですが、Kindle版は約半値と大変お買い得となっています。
外資系で自分らしく働ける人に一番大切なこと 成長を実感できる「アカウンタブルに働く力」
ドライでトップダウンで成果主義。こんな外資系企業のイメージは時代遅れ。外資系企業のマネジメントは驚くほどアップデートされていて、その環境にうまく適応できない日本人社員は実力がうまく発揮できない。外資系で活躍できる日本人に共通する働き方を体験を交えやさしく解説する本。
◆外資で働きたい方や、外資の仕事術を身につけたい方なら、要チェックなのがこちら!
版元がダイヤモンド社さんということで、Kindle版は1割引きと、お買い得です!
OPENNESS(オープネス) 職場の「空気」が結果を決める
デビュー作『転職の思考法』では、「このまま今の会社にいていいのか」?と漠然とした不安やモヤモヤを抱えている人に解決策を提示した著者。
本書では「ウチの会社、何かがおかしい?」と自分の会社になんとなく疑問を感じている人に向けて、オリジナルの理論とデータでその謎を解き明かします。
◆当ブログでは下記参考記事の『天才を殺す凡人』が大人気だった北野唯我さんですが、デビュー作『転職の思考法』は、15万部を突破していたとは!?
本書もダイヤモンド社さんの作品ゆえ、Kindle版は1割引きとなっています。
参考記事:【才能?】『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』北野唯我(2019年04月21日)
ALTER EGO 超・自己成長術 「あなたの中の別人格」で最高のパフォーマンスを手に入れる
「別バージョンの自分」(オルターエゴ)を使って最高の結果を出すための方法。自分への疑いや不安、否定的な気持ちを捨てられ、「本当の自分」には実現できないようなパフォーマンスがあげられるようになる。多くの著名人を含む世界73か国・年間20万人を超えるエリートが学ぶ著者のノウハウを完全凝縮!
◆帯のメンタリストDaiGoさんも推薦の1冊は、「オルターエゴ」なる新しい概念を活用するもののよう。
こちらもKindle版は1割引きですから、気になる方はぜひご検討ください。
経済を読む力: 「2020年代」を生き抜く新常識 (小学館新書 お)
今の日本経済に起きている現実について、本書ではわかりやすくQ&A形式で解説していきます。この1冊で、これからの経済を読み解く視点を養うことができます。ぜひご一読を。
◆大前先生としては、久々の新書での作品が登場。
Kindle版の値引がないのが残念ですが、新書ですし気軽にお試しいただけるかな、と。
野口悠紀雄の経済データ分析講座 企業の利益が増えても、なぜ賃金は上がらないのか?
日本経済の問題点を探りながら、経済を分析するための思考法が身につく。
どこにどんなデータがあるのかといった初歩的なことから、実際にどのデータを使えば分析できるのかという具体的な手法まで学べる内容。
本書を読めば、これまで政府の発表を鵜呑みにしていた人でも、その真偽を自分の目で検証できるようになる。
◆上の大前先生の本と同日に、似たようなテーマで、もう一人の大御所である野口先生も作品を出される模様。
こちらはダイヤモンド社さんからなので、Kindle版は1割引きとなっています。
「頭がいい」の正体は読解力 (幻冬舎新書)
あらゆる物事を正確に読み取り、理解する力=読解力。文章を読んで自分の考えをまとめたり、会話で相手の意見に反論するときなど、現代社会を生きる上で不可欠な力だ。しかし読解力のない日本人が増えている。読書量の不足やネット記事・短文SNSの普及による「長文を読み解く耐性がない」「言葉の辞書的な意味は知っていても使いこなせない」ことが主な原因だ。本書では、問題を解きながら実際に言葉を使い、文章を書くことで「語彙力」「作文力」「読解力」の3ステップで鍛えていく。飛ばし読みや資料の要約、会話やコミュニケーションにも役立つ、現代人の必須スキルを磨く一冊。
◆一転して(?)、読解力を高める作品は樋口先生の新作。
Kindle版も若干お買い得となっています。
Power of Secret 秘密を上手に使いこなす方法
人の心が動く原理には「秘密」があった――。
ドイツでもっとも人気のエンターテイナーであり、欧州最強のメンタリストとも評される著者による話題のベストセラーが、ついに日本上陸!
◆当ブログでは過去の著作を何冊かレビューしている、トルステン・ハーフェナー氏の新作。
版元がサンマークさんですし、Kindle版もいずれ配信されると思います。
世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0
★東大卒のプロ格闘ゲーマーときど、初のビジネス書!
★「東大卒プロゲーマー」はいかに挫折を乗り越え「世界一のプロゲーマー」に飛躍したのか
◆私はゲームは全然やらないのですが、梅原大吾さんの一連の著作がよかったので、このときどさんにも期待!
本書も版元がダイヤモンド社さんですから、1割引きのKindle版がオススメです。
影響力の武器 実践編[第二版]:「イエス! 」を引き出す60の秘訣
世界累計75万部以上の、科学的説得のベストセラーが、最新の研究成果を盛り込み、さらなる進化を遂げた。人から承諾を得る秘訣の数は、これまでの50個から60個に増え、「見た人を買う気にさせたバナー広告の作り方」や「プレゼンテーションで優位に立つ発表順」、「自社の熱心なフォロワーを獲得した方法」など、仕事や日常の交渉場面で、すぐに使える技法が拡充された。訳文も再検討し、本格的内容をいっそう読みやすく仕上げた。
◆下記のとおり旧版は10年前(!?)にレビューしてるのですが、定価を変えずに、ページ数を46ページ増やして、TIPSも10増量した模様。
オリジナルの『影響力の武器』と違い、旧版の方はKindle版が出ているので、今回の[第二版]も期待できそうです。
参考記事:【スゴ本】「影響力の武器 実践編」がやっぱりスゴかった件(2009年06月10日)
世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由
リーマン・ブラザーズ、エンロン、コダック、トイザラス、MGローバー、山一證券、そごう、タカタ――なぜ一時代を築いた企業は破綻に至ったのか。
◆いわゆる「失敗本」の中でも、倒産に至ったケースを25社集めたという作品。
版元が日経BPさんなので、いずれKindle版もリリースされると思います。
日本人の給料はなぜこんなに安いのか ~生活の中にある「コスト」と「リターン」の経済学~ (SB新書)
「スッキリ」(日テレ系 朝の情報バラエティ)でおなじみの人気経営コンサルタントが教える、身近な生活の中にある「コスト」と「リターン」の経済学
◆今回は経済をテーマにした作品が多いのですが、本書は「調達のプロ」坂口孝則さんの手によるもの。
Kindle版は値引きがないのですが、中古が定価の倍値をつけていますから、Kindle版もご検討ください。
短い言葉を武器にする
これまで多くの企業の会議やプレゼンテーションで自分の企画を通し、今では全国の中小企業の経営支援のためにキャッチコピーやネーミングのスキル・ノウハウを指導してきた弓削徹さんが「短い言葉で聞く人にインパクトを与え、動かす」ための方法をお教えします。
もし、あなたがこのテクニックを自由に使えるようになったとしたら、ビジネスパーソンとして成功することは間違いありません。
◆内容紹介を読む限りでは、コミュニケーションスキルが一気に高まりそうな1冊。
Kindle版がまだないのですが、こちらも版元がフォレスト出版さんなので、単行本の発売日近くになれば、用意されると思います。
【編集後記】
◆上記でご紹介しにくい作品を1冊。日本と世界を知るためのファクト図鑑
おなじみ佐藤優さんの作品なのですが、お値段ちと高めで躊躇したワタクシ。
また「図鑑」ということで、今後Kindle版が出ても、固定レイアウトの可能性が高そうです。
ご声援ありがとうございました!
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