2019年10月01日
【全20冊】未読本・気になる本(2019年10月01日)
Bedtime Reading / BarrieJH
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の定期投稿である「未読本・気になる本」のエントリー。前回は1日遅れでしたが、今回はまた通常どおり火曜日に戻っております。
さて、今回のラインナップは、ビジネス書というよりも、やや実用書色が強めかな、と。
さっそく全20冊、ご確認のほどよろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
取れない疲れが一瞬で消える 神ストレッチ
疲労、ねこ背、ひざ痛、肩こり、腰痛、首痛、股関節痛。あらゆる痛みを劇的に改善する「壁ペタ背中反らし」。ラグビー日本代表を支え続けた究極メソッド。“神の手”トレーナーが教える体の痛み、不調を消す方法。
◆「ラグビー日本代表を支え続けたゴッドハンドの効果を実感」などと書かれてしまうと、今の時期、無条件でありがたく思ってしまうワタクシ(単純)。
中古が定価を大きく上回っていますから、Kindle版がお得でなくてもお許しを。
私はこうして世界を理解できるようになった
ビル・ゲイツ、バラク・オバマ元アメリカ大統領が大絶賛し、全世界で100万部のベストセラーとなった『Factfulness』(日経BP、2019年)。
TEDスピーチで独特のテンションで統計学を語り人気を博していたロスリングが末期ガンと診断され余命宣告を受けて書いたのが、その『Factfulness』と本書の二冊である。
『Factfulness』では我々が知らず知らずのうちに陥っているバイアスの罠から解放され、世界を正しく見るための方法が書かれていたが、本書では著者の生涯を描きながら、自身がどのようにしてバイアスの罠から解放され、世界を正しく見ることができるようになったかが書かれている。
医師から研究者へ、そして世界の進歩を信じ、啓蒙し続ける人気の統計学者へと転身した波乱万丈の人生が感動的に描かれている。
◆下記『Factfulness』は当ブログでも人気でしたが、並行してもう1冊書かれていたという本書は、自己啓発色が強めな感じ。
版元が青土社さんということで、Kindle版の版元単独でのセールは多分ないと思います。
参考記事:【思い込み?】『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロンランド:マインドマップ的読書感想文(2019年01月02日)
大人の読解力を鍛える (幻冬舎新書)
人間関係におけるトラブルの多くは、相手が「何を伝えたいか」「何を言いたいか」を正しく理解できていないことから発している。情報が複雑に飛び交う現代だからこそ、言葉を、言葉の集合体としての情報を、正確に読み解く力が不可欠なのである。本書では具体的なテキストを挙げながら、行間を読む、感情を読む、場の空気を読む、想像力を働かせて相手の心情を察するといったコミュニケーション全般のスキル向上を目指す。社会人必読の一冊。
◆先日日経新聞の広告欄に掲載されていた作品ですが、そのせいか新書は品切れで「1〜4週間以内に発送」状態という。
そんな時こそ(?)、若干お得なKindle版をご検討ください。
読書会入門 人が本で交わる場所 (幻冬舎新書)
本の感想を複数人で語り合う「読書会」は、一人の読書よりも格段にメリットが多い。誰かの意外な感想が、自分に足りない視座を教えてくれ、理解できなかった箇所は、他の参加者が補ってくれる。課題本は、ビジネス書、小説、哲学書なんでもいい。感想を自分の言葉で表現する行為は、新しい自分の発見へもつながる。参加の仕方、会の開き方からトラブル対処法まで、日本最大規模の読書会主催者がその醍醐味を伝授。
◆私はまだ行ったことのない「読書会」ですが、学びが深まるという意味では、有意義だと思います。
こちらも現時点で「2〜4週間以内に発送」状態ですから、Kindle版がオススメです!
天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常
大ヒット作『天才たちの日課』第2弾! 創作に打ち込むクリエイティブな女性たち143人の、惚れ惚れするほど鮮やかな/とても真似できない(してはいけない)ほどユニークな/頭を抱えてしまうほど並外れた、その苦闘が胸に迫る143通りの驚くべき試行錯誤。
それぞれの人物を特徴づける日々の日課や毎日のスケジュール、「仕事のお供」の嗜好品などはもちろん、創作に適した精神状態の保ち方や、自信がなくなったときの対処の仕方、さらにはいかに自分自身の場所や時間を確保したか、偏見や差別をどう乗り越えたかなど、とても他人事とは思えない切実な状況の数々は現代を生きる私たちにも大きなヒントになるはずです。
◆当ブログでも人気だった、下記の前作の女性版が登場!
Kindle版はまだないのですが、前作と版元も同じですから、いずれ配信されると思います。
参考記事:【習慣】『天才たちの日課』メイソン・カリー:マインドマップ的読書感想文(2017年06月28日)
CHOOSE CIVILITY 結局うまくいくのは、礼儀正しい人である
全米の「礼節」ブームはここから始まった!
米国の名門ジョンズ・ホプキンス大学で礼節の理論と歴史を教える著者による「礼儀正しさ」の原則25を紹介!
◆私自身は、どちらかというと礼儀正しい方なので(自己申告ですが)、本書の説には賛同したいところ。
なおKindle版は、1割引きとお買い得になっています。
いまこそ知りたいシェアリングエコノミー
本書では、
・シェアリングエコノミーとは何なのか
・シェアリングエコノミーを活用する意義
・シェアリングエコノミーの活用法
を詳しくわかりやすく解説します。
仕事、プライベート問わず、新しい一歩を踏み出したい人、必読の1冊です!
◆シェアリングエコノミーについては、「何となく知っている」という方が多いと思うのですが、本書で基礎からしっかり学びたいところ。
中古が定価の倍値弱しますから、Kindle版の1割引きというのは、お得感が高いです。
東大で25年使い続けられている「自分の意見」の方程式 最強のアウトプットの作り方
東大生は「能動的に自分の意見を言う」のが得意です。
東大の入試では、「自分の頭で考えさせる問題」が多くを占めており、また東大の授業でも「自分の考えを述べる訓練」が日常的に行われています。
では、どうすれば簡単に「自分の意見」を作ることができるようになるのか? 素早くアイデアを出せるようになるのか?
本書では、偏差値35から2浪して東大に合格した著者が、その受験勉強の過程で生み出した、独自のメソッドを紹介。
誰でも簡単に自分の頭で「考えて」「まとめて」「伝えられる」ようになる」ための4つのステップを紹介します。
◆「東大生本」でおなじみである西岡壱誠さんの新刊。
こちらも中古が定価より大幅に高いゆえ、Kindle版がオススメです。
なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか
日本は、安全で快適で清潔で便利な国のはずなのに、なぜ僕らは相変わらず生きづらさを抱えたままなのでしょうか。
会社同士が、個人同士が、今日も熾烈な競争に明け暮れています。
もう少しだけでいいから、毎日をラクに楽しく過ごす方法はないのだろうか――。
元アップルのマネジャーとして生き抜いた著者が、日々の試行錯誤によって編み出した仕事や生活をラクにするコツを伝授!
「日本のムダ」に潰されない、自分らしい生き方が見つかります。
◆アップル本社での勤務経験もあるという松井さんの「働き方本」は、今の日本でどう評価されるのか!?
こちらも中古がまだ高値ですから、Kindle版でお読みいただいても良いと思われ。
新しい経営学
あらゆるビジネスの見え方が変わる!
“専門分野の寄せ集め"だった経営学をビジネスの目的別に再構築した画期的入門書
◆『経営戦略全史』の著者として知られる三谷宏治さんの最新作は、「189点にも及ぶ図表」を駆使した経営学本。
こちらも中古が定価より1000円以上高値になっていますから、「18%OFF」のKindle版が、大変お買い得です。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 (NewsPicks Book)
合理的に正解を出せる時代は終わった。
数字・計画・思考だけではなく、感情・直感・感性を研ぎ澄ます。
初めて明かされる内側を進化させる具体的メソッド。
正解がない時代を生きるための教科書だ。
◆名物編集者として知られる箕輪厚介さん、自信の1冊らしく(詳細はアマゾンのページをご覧ください)。
若干ですが、Kindle版もお買い得となっています。
外食逆襲論
消費されるお店づくりをしている場合ではない!
顧客体験を追求した者だけが逆転できる。
ミシュラン獲得店舗、老舗の名店から予約の取れない人気レストランまで15,000店以上のデータから導き出した、繁盛をつくる成功メソッド
◆著者の中村さんは、大昔にTwitterネタのビジネス本を読んだことがありましたが、ネット界隈ではどちらかというと「豚組」経営会社の社長として知られるお方。
Kindle版が「10%OFF」とお得なので、個人的には読んでみたいな、と。
脳が若返る最高の睡眠: 寝不足は認知症の最大リスク (小学館新書)
寝不足が続くと肥満になりやすく、糖尿病やうつ病、認知症など様々な病気のリスクが格段に高まり、がん患者は病の悪化を招くことが国際会議でも確認されている。眠りたいために寝酒をしたり、睡眠導入剤や睡眠薬を服用している人も多いが、副作用によって、さらに体に負担をかけることにもつながりかねない。
本書は脳研究の第一人者が自ら考案した「脳番地」という概念を元に、脳の機能を利用して快眠を手に入れる術を披露し、不眠に悩む人々の手助けとなる。
◆私の場合、寝つけなくて睡眠不足なのではなくて、基本的にこのブログを書くために睡眠時間を削っているようなものなので、果たして本書が役に立つのかわかりませんが、いずれにせよ、このままだと認知症一直線の模様(大汗)。
たまにしか単独セールをしない小学館さんの作品なので、Kindle版のセールは諦めて、レビューするかもしれません。
デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する
「やらなきゃいけないこともやりたいこともいっぱいあるのに、SNSがとまらない……」
AppleやTwitterが巧妙にしかける依存のしくみに抗うには、もはや一時的なデジタル・デトックスじゃ足りない。 これは生き方の問題で、僕らには新しい“哲学"が必要だ。
すなわち、デジタル・ミニマリズム。
スマートフォンとSNSから可処分時間/可処分精神を守り、情報の見逃しを怖れず、大切なことを大切にできる思考法=実践法。
1600人超を対象に行なった集団実験から導き出されたメソッド――30日間の「デジテル片づけ」を実行し、あなたもデジタル・ミニマリストになろう。
テック界の「こんまり」として話題のコンピューター科学者による、ニョーヨーク・タイムズ・ベストセラー&Amazonベストブック。
◆著者のカル・ニューポートの作品は、数年前にも同系統の下記の本をレビューしたことがありましたが、そこからさらに押し進めて、「デジタル・ミニマリスト」を目指すというのが本書の趣旨のよう。
ただしKindle版は残念ながら、定価と同じとなっています。
参考記事:【生産性】『大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法』カル・ニューポート:マインドマップ的読書感想文(2016年12月13日)
異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)
イノベーション、新規事業開発、チームづくり、個人のキャリア構築… あらゆるシーンで武器となる、これからの時代を生きるビジネスパーソン必須の思考法。
著者は、東洋経済オンラインをビジネス誌系サイトNo.1に育て上げ、その後NewsPicks初代編集長を経て、現在は新規事業開発担当役員 兼 NewsPicksStudios CEOを務める佐々木紀彦。
紙からウェブへ、テキストから動画へと縦横無尽に越境する編集者の経験をすべて詰め込んだ、モノがあふれた時代の価値の生み出し方とは。
◆当ブログでも何冊か著作をご紹介したことのある佐々木紀彦さんの新刊は、「編集者の経験をすべて詰め込んだ」ものらしいので、期待できそうな。
なぜかKindle版が「24%OFF」と新刊らしからぬ値引率ですから、これは見逃せませぬ!
スタンフォード式 人生デザイン講座 (ハヤカワ文庫NF)
仕事がつまらない。就活がうまくいかない。退職後の生活が想像できない……。
行き詰まりにぶつかる人々を、スタンフォード大学発「幸福な人生のためのデザイン思考」で導く人気講座がここに。
いま解決したい悩みを捉えなおし、解決のアイデアを出して実践すれば、思いもかけない道が開ける!
誰でも、いつでも使えるデザイナー視点のプロセスを解説したベストセラーに、日本版序文を新規収録。 『LIFE DESIGN』改題・文庫化。
◆当ブログ向きなテーマはさておき、単行本の文庫化ということなのですが、その単行本の中古が文庫の定価より倍近く高いので、結局文庫版がお買い得ということに。
また、単行本の方はKindle版がないので、Kindleでお読みになりたい方は、こちら一択でしょうね。
難しいことはわかりませんが、統計学について教えてください! (SB新書)
大事であることはわかるけれど、何に使えるのかわからない、何がすごいかわからない学問、「統計学」が、今度こそわかる!
読者(ビジネスパーソン)が日常の気になる疑問にひもづいたストーリー 形式で基礎知識を学べる、文系のための世界一カンタンな統計入門。
◆以前、西内啓さんのおかげで統計学がブームとなったことがありましたが、たとえブームが去ったとしても、実務の上でも大事な学問であることには変わりないわけで。
Kindle版が定価と同額なのが、やや惜しまれるところです。
思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60
アイデアが浮かばない、企画をカタチにできない、考えをうまく伝えられない、予想外の出来事に対処できない……。
本書は、そんな悩みをお持ちの方に捧げる思考メソッド集です。
論理的思考やデザイン思考など、さまざまな思考法をイメージがつきやすいように図解テンプレートにしました。
個人はもちろん、チームでのコミュニケーションツールとしても活用できます。
◆『ビジネスフレームワーク図鑑』は、Kindleセールでもなかなか好評でしたが、こちらも当ブログ的には見逃せないテーマかと。
一応Kindle版の方は、定価と同額なのですが、こういう大型本は持ち運びや整理に困りますから、Kindle版の方が良さげです。
自分イノベーション これから10年、生き残る人の条件
AI革命、グローバル化、価値観崩壊……
急激に変化する時代に対応して、常に最新でタフに生きる。
ケンブリッジ式 戦略的「自己革新」術!!
◆上記内容紹介でも触れられているように、「ケンブリッジ本」でおなじみである塚本 亮さんの最新刊。
Kindle版は、「10%OFF」と、最近のKindle本の中では、比較的お求めやすくなっています。
イノベーターズ1 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史
コンピュータとインターネットは現代のひときわ重要な発明に数えられるが、だれが作ったのかはあまり知られていない。どちらも、雑誌の表紙を飾ったり、エジソンやベル、モールスらと並んで殿堂入りするにふさわしい一人の天才発明家が、屋根裏やガレージというなにもないところから生み出したわけではない。
むしろ逆で、デジタル時代の発明は、ほとんどがコラボレーションのなかから生まれてきた。
そこには、独創的な人間や、少数ながら真の天才まで、魅力的な人間が数多くかかわっている。
本書は、そうした先駆者、ハッカーや発明家、アントレプレナー(起業家)たちがどんな人間だったか、何を考えたのか、その創造性の源がなんだったのかをつづった物語だ。
◆今回の記事における最大の注目作にして、すでに業界では話題沸騰となりつつある作品。
Kindle版は「18%OFF」とお買い得ですから、気に入ったらその勢いで第2巻もアタックしちゃってください!
【編集後記】
◆上記でご紹介できなかった中から1冊。本当はドスケベな世界の神々
下手にレビューしたら、Google先生に怒られて、アドセンスが停止しそうな作品!?
Kindle版もありますので、ナイショで読みたい方はご検討ください。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。幸福について (光文社古典新訳文庫)
ショーペンハウアーの古典的名著は、Kindle版が500円弱お得。
職場の「パワハラ」「モラハラ」の悩みを解決しあなたらしい人生を取り戻す方法
「パワハラ」「モラハラ」対策本は、オンデマンドで中古がないこともあり、Kindle版が1300円弱お買い得となっています。
ご声援ありがとうございました!
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