2019年07月09日
【全20冊】未読本・気になる本(2019年07月09日)
YTCracker and a Puppy / Affiliate
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の定例記事である「未読本・気になる本」のエントリー。最近、新刊レビューが多めになってきた(あくまで当社比)ので、この記事の重要性が高まりつつあります。
ざっと見た感じ、今回もテーマがあまりかぶらないと言うか、バリエーションに富んでいるかと。
それはさておき今回も全20冊、ご確認のほど、よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
成功と失敗を左右する、最も重要なのに最も見逃されている要素、「自分を知る力」。仕事での成果や良好な人間関係、そのカギは「自己認識」。自分に対する思い込みを乗り越え、気づきを行動に変える方法とは?Strategy+Business誌ベストビジネスブック選出!
◆詳細な内容紹介によると、ピクサーのエド・キャットムルご推奨の自己啓発書のよう。
若干ですが、Kindle版もお得となっています。
アドラーに学ぶ“人のためにがんばり過ぎない"という生き方
実は「見返りや承認が得られずモヤモヤすること」=「人に期待しすぎること」があなたを苦しめています。アドラーは言います。それで神経をすり減らすぐらいなら最初から人に期待し過ぎるのはやめにしたほうがいい。過度な期待をするから裏切られた気持ちになるが、最初から過度な期待などせず、相手の反応をそのまま受け止めるようにすれば今よりも自分らしく生きることができる。自分が選んだ未来に向かって課題に対処し、向上していくことができる、と。そんなアドラー流の考え方を、気軽にどこからでも読めるようにまとめました。
◆企業本が多い桑原晃哉さんの最新作は、アドラー流のコミュニケーション術本。
Kindle版は「20%OFF」と、大変お買い得となっています。
偏差値コンプレックスよ、さようなら! 夢と勇気が人を育てる
偏差値が低い大学だから卒業生の就職率が悪く、ますます大学の評価が下がっていると諦めていませんか?
社会の視点を取り込み、偏差値による思い込みから解放する教育を行えば、学生は学ぶ意欲を高めます。
偏差値が低い大学から、官公庁や有名企業で活躍できる学生を卒業させたノウハウが、ここにあります。
◆この手のテーマにしては珍しい、ダイヤモンド社さんの作品。
中古が定価を上回っていますから、1割引きのKindle版がお求めやすくなっています。
ヒューマンエラーの心理学 (ちくま新書)
たとえば直観的に動いて失敗した。だから今度はじっくり考えて行動したのに、やはり選択を誤ってしまった。または、はっきり記憶している経験が、実はぜんぜん違うものだった……など誰でも体験があるだろう。人間とは、間違える動物である。それは認知的な処理能力に制約や限界があるため。だが、それらを知って上手にいかせば、ミスを減らすことができる。自分のことは当然ながら、仕事や教育、災害現場などで、他人を思い通りに動かせるかもしれない。不思議な錯覚・錯視から危険な認知バイアスの理由まで、心理学が解き明かした、人間の知覚の本質とは。
◆「失敗学」系の作品ですから、これは当ブログ的にはニーズが高そうな予感!?
Kindle版は「12%OFF」とお買い得なのですが、配信が7月26日と、2週間以上先になっています。
20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす
マッキンゼーの戦略コンサルタントを経験し、ニューヨークのスピーチ大会を4連覇、世界トップ100に入った日本人プロスピーカーが教える、ロジカル思考×ストーリー。プレゼン・会議・営業・面接で初対面・アウェイでも“相手が動き出す”伝え方。
◆こちらもまた「マッキンゼー」「スピーチ大会4連覇」とパワーワードが並ぶ作品で、個人的には興味津々。
Kindle版も「20%OFF」と、お求めやすくなっています。
相手を巻き込む伝え方
5000人の提案力が劇的に変化!やりたいことを実現している人は“何を”“どう”伝えているのか?「型」でロジックの限界を突破する「提案」の技術。
◆タイトルや表紙だけでは分からなかったのですが、どうもこの本物語形式らしいので、一応ご留意を。
とはいえKindle版が「20%OFF」というのは、やはり魅力的です。
すごろく経営学 (SBビジュアル新書)
お菓子作りが趣味の姉妹、チヨコとクルミ。大学の学園祭で手作りお菓子を売って大繁盛した2人は、自分たちのお菓子を販売するビジネスを始めることにしました。しかし、価格設定や販売ルート、マーケティングに法人化…素人の2人には、わからないことだらけです。それでも2人は、お菓子屋さんのおじいちゃんからアドバイスを受け、少しずつビジネスを大きくしていきます。最後に2人がたどり着くゴールとは?会社経営の道のりが48分でわかる!ビジネスの成功と失敗を体験できるチヨコとクルミの経営物語。
◆平野敦士カールさんの新刊経営本も、これまた物語形式のよう。
中古が定価を大きく上回っていますから、Kindle版を検討する価値もありそうです。
ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法 (NewsPicks Book)
若い人に特に伝えたい。
壮大なハッタリに仲間もお金も付いてくる。
ライブドア営業利益世界一、フジテレビ買収、衆議院への立候補。
実はどれもうまくいっていない。
しかし、壮大なハッタリに仲間もお金も集まってくる。
宇宙ロケットの成功も、ハッタリからのスタートだった。
これからの時代は、無謀な夢に挑戦する姿勢こそが価値なのだ。
さあ、ハッタリかまして生きていこう。
◆おなじみ堀江さんの新刊は「ハッタリ」がテーマなのですけど、まぁこれもある程度実績や実力があってこそのモノでしょうけどね。
なおKindle版は、若干お得となっています。
サブスクリプション 製品から顧客中心のビジネスモデルへ (角川新書)
消費者に購入を促す時代は終焉を迎えようとしている。
◆今回他にもサブスクリプションをテーマにした新刊があったのですが、実践できる企業にいらっしゃる方は少ないと思ったので、軽めの新刊をセレクト。
なお、角川新書は新書版の表紙がなぜかタイトルだけなので、Kindle版の表紙と差し替えております。
感動させて→行動させる エモいプレゼン
プレゼンとは、相手になんらかの行動をしてほしくて行うもの。それには、理屈よりもむしろ聞き手の感情に訴えかけるエモーショナルなアプローチ、つまりは「エモいプレゼン」が有効です。聞き手の感情を動かせば、人は勝手に行動してくれるからです。
そして、ここが逆説的でおもしろいのですが、人の感情というものは極めてロジカルに動かせます。必ずしも高度な話術が求められることはなく、コツさえわかっていれば誰でもエモいプレゼンを実践できるのです。本書は、新進気鋭のプレゼンコーチとして頭角を現している著者が、そのノウハウを詳しく解説した1冊です。
◆なるほど、聞き手の感情に働きかける、というプレゼンの手法は納得できるものですから、この本も期待できそう。
同時発売のKindle版は、お安くならないのが残念ですが。
一人でも部下がいる人のためのほめ方の教科書
本書は、部下・後輩指導に悩める上司や先輩の立場に立ち、部下・後輩に必要なことはしっかりと伝えつつ、良好な人間関係を築くための「ほめ方」をご紹介。
そして、「ほめ上手な人は叱り上手にもなれるはずです」(本文より)ということで、「叱り方」までカバーしました。
基本の考え方から具体的な言い回し実例まで、パッと見てわかりやすい誌面で多数掲載しているので、買ってすぐに役立ちます。
◆ほめ方本は多いですが、同時に叱り方まで触れられている、というのはありがたいところ。
こちらもKindle版が単行本と同価格なので、ご留意ください。
THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス iPhoneという奇跡の“生態系"はいかに誕生したか
「iPhone を創ったのは、スティーブ・ジョブズ」――誰もがそう思っている。だが、ジョブズの役割は、iPhone 誕生までの壮大な物語のほんの一部にすぎない。その開発にまつわる話は、Apple 社の秘密主義により、明かされないままだった。
iPhone は驚くほど多くの人々や組織の「発明の集合体」である。様々な大学やスタートアップ企業、研究所、政府の助成金、さらにその生産には、ほぼすべての大陸の鉱山労働者、中国を筆頭とする何十万もの工場労働者が関わっている。
秘密のベールに包まれた開発の過程を要素分解し、執念で辿っていく。SONY 幹部らが地団太を踏み、海外の競合も度肝を抜かれた iPhone 誕生秘話を描き尽くした力作!
◆今までのiPhoneを取り扱った作品は、思想的な側面が中心でしたが、どうも本書は純粋な「デバイス」としてのiPhoneに迫っているよう。
単行本もお高いので、少しでもお得なKindle版がオススメです。
僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた
ぼくらの9割は、すでに「依存症」――。
心理学界の次世代を担う俊英が、新時代の依存症「行動嗜癖」のメカニズムと、この「厄介な隣人」とうまく付き合っていく方法を明かす。
スマホ、インスタ、ネットフリックス、スマートウォッチ、テトリス、長時間労働……すべては罠である。
ダニエル・ピンク、マルコム・グラッドウェル、アダム・グラント、アリアナ・ハフィントン、チャールズ・デュヒッグ、スーザン・ケイン……僕らをのめり込ませる手口とその仕組みの全貌を暴き、世界中が絶賛(+警告)した「悪用厳禁」の話題の書、ついに上陸!
◆表紙にもあるように、そうそうたる面子が推奨している問題作がこちら。
版元がダイヤモンド社さんだけに、Kindle版は安定の1割引きとなっています。
愚直に、考え抜く。 世界一厄介な問題を解決する思考法
東大、大蔵省、マッキンゼー、ITベンチャー……なぜ、輝かしいキャリアをリセットしてまで、「宇宙ゴミ(スペースデブリ)」という世界一厄介な問題に挑むのか。
ハーバード・ビジネス・スクールで「ケーススタディ」に採用!
第5回「Forbes JAPAN起業家ランキング」1位!
世界が注目する「宇宙ベンチャー」CEO、初の著書。
◆肩書だけでもお腹一杯になりそうな著者さんの思考術本。
こちらも滅多にセールをしないダイヤモンド社さんですから、Kindle版は気になる方なら、即買い推奨です。
職場の紛争学 実践コンフリクトマネジメント (朝日新書)
高齢者にパート、正規、非正規など、職場の雇用形態が複雑化する日本の企業。
価値観の違う人たちが入り乱れる職場で起きがちな対立・紛争(コンフリクト)の解決法を、
実際に起きた事例をもとに、すご腕人事コンサルタントがズバリ指南する。
◆いさかいが起きやすい職場で働く方なら、要チェックな1冊。
Kindle版も「24%OFF」と、セール並みにお買い得となっています。
日本一稼ぐ弁護士の仕事術
本書では工業大学卒業後、24歳までフリーターとして過ごした著者が、その後司法試験に一発合格し、わずかキャリア5年で弁護士として日本トップクラスの収入を得るまでに実践してきた仕事術を公開します。
また、プライベートで冒険家グランドスラムに挑戦する冒険家としての一面も紹介。
仕事のみならず、趣味・人生にも、やる気と元気、勇気が湧いてくる本となっています。
◆著者の福永さんは、年度的に旧司法試験突破組ではないとはいえ、「国税庁統計年報 所得種類別人員における主たる収入が『弁護士』の区分で最も高いレンジである課税所得5~10億円に入る」そうですから、ガチで稼いでらっしゃる模様。
Kindle版はないものの、版元がクロスメディアさんですから、いずれ配信されると思います。
政界版 悪魔の辞典 (角川新書)
風刺ジャーナリズムの頂点。「池上無双」選挙特番で話題の辞典を書籍化!
◆タイトルの『悪魔の辞典』というのは、アンブローズ・ビアスの名著から持ってきたもののよう。
こちらも画像は、Kindle版と差し替えております。
「お前の言うことはわけがわからん! 」と言わせないロジカルな話し方超入門
「ロジカルシンキング」に苦手意識があるすべての人に贈る、どんな相手にも言いたいことを確実に伝える69のコツを完全図解。
◆ロジカルシンキングは、当ブログでも人気だけに、この本も気になるワタクシ。
版元がディスカヴァーさんですから、Kindle化されるとは思うのですが、図解を強調しているだけに固定レイアウト式になりそうな気も……!?
勉強法 The BEST ~プロが厳選! 最強ノウハウ100~
東進ハイスクールの人気講師でありる安河内先生。TOEIC本や勉強本などのベストセラー作家(著書累計400万部超)でもある。
受験勉強はもちろん、TOEIC、公務員試験、英検、FPなどの各種資格試験、自己研さんなど、英語だけでなく、あらゆる勉強をしていくうえで有効な勉強法を紹介。
勉強のテクニックだけでなく、先生の授業の特徴でもあるメンタルやモチベーションにもよい影響を与える言葉も収録(英語つき)。
◆安河内先生がまとめられる勉強法ですから、王道的なものが100詰まっているハズ。
こちらもKindle版がまだないのですが、版元があさ出版さんですから、発売日が近くなったら用意されると思います。
稼ぐAI 小さな会社でも今すぐ始められる「人工知能」導入の実践ステップ
本当の意味でのAIの活用を社会(ビジネス)の中で具体化していくには、AIの技術面に強い専門家(データサイエンティスト)と、仕事上の課題(イシュー)からAIの使用目的を考えられるビジネスパーソンの両方の視点が必要となる。
本書では、両者をつなぐ「イシュー指向型」のアプローチ方法を解説。
キュウリ農家、ショッピングサイト、老舗食堂、英会話教室、ビールメーカーなどの具体例を交えながら、AIによる競争力強化の方法を明らかにする。
◆概念的なAIの本は多いのですが、こちらは具体例もあって、かなり実践的な内容のよう。
やはり本書もKindle版のページがないものの、朝日新聞出版さんの作品ですから、かなりお得にKindle化してくれることを期待しております。
【編集後記】
◆上記でご紹介しにくい作品から1冊。一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money
おなじみ本田健さんの新作なのですが、いったん英語で書いたものを、ご自身で翻訳されている模様。
ちなみにKindle版はまだないのですが、洋書のページには英語のKindle版があるので、いずれ翻訳版もKindle化されると思います。
ご声援ありがとうございました!
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