2019年04月16日
【全20冊】未読本・気になる本(2019年04月16日)

Pause For Paws / Sister72
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。前回が1日遅れだったので、今回はそれを元に戻すべく、2週間より1日短い期間となっております。
とはいえ、それをものともせず(?)、気になる候補作が溢れており、選書に迷った次第。
それでも一応20冊に絞りましたので、ご確認のほど、どうぞよろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】

論理的思考のコアスキル (ちくま新書)
論理的思考力を確実に強化するには、論理とは何か、思考とはどのような頭脳行為かを原理的に理解したうえで、核となるスキルをトレーニングしていくことが最も有効である。本書では必須となる3つのコアスキル「適切な言語化」「分ける・繋げる」「定量的な判断」について、習得のためのプログラムを具体的に、体系的に示してある。
◆日本のコンサルタントの中でもトップクラスの実力と実績を誇る、波頭 亮さんの思考術本。
Kindle版は若干お買い得なのですが、配信がやや間が空いて、4月26日からとなります。

問い続ける力 (ちくま新書)
「自分で考えなさい」―誰もが一度は言われたことがある言葉だろう。でも、何をどう考えたらいいのか?そこで、様々な分野で突出している達人、9人のもとをたずねて聞いてみた。「どんなことを考えてますか?」時代、社会、文化、アート、性、経済、人間とAI…、問い続け、考える達人たちとの縦横無尽の対話は深く、広く、「Think Different」のヒントにあふれている。
◆上記で言う「9人」とは、おなじみの出口治明さんや、BCGの御立尚資さん、二村ヒトシさん等々。
こちらも同じちくま新書の作品ゆえ、Kindle版は、4月26日スタートです。

福山式仕事術 サイバーエージェント出身 若きプロ経営者が教える成功の秘訣63
圧倒的な成長スピードで突き抜けたい人へ。若くてもズバ抜けた成果を出し続ける人は何を考え、どう動くのか。―実践に裏付けされた成功メソッド63を大公開。目標管理、目標設定、振り返り、アクションetc…
◆著者の福山さんは、「25歳でサイバーエージェントグループ会社の取締役に大抜擢された」方なのだとか(スゲー)。
中古が定価を大きく上回っていますから、Kindle版がお求めやすくなっています。

GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
話題の米中巨大テクノロジー企業(メガテック)8社の全容と戦略を、1冊で平易に完全理解できる初めての本!
もはやこの8社なしにビジネスは語れない!
なぜすごいのか。何がすごいのか。これならわかる!
◆「GAFA」はもはや有名ですが、「BATH」とは「バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ」という中国の4社のこと。
これまた中古が定価を超えていますから、若干お得なKindle版をお忘れなく!

勝てば官軍(新装版)
勝てば官軍、負ければ倒産——優勝劣敗のビジネスに伝説となった藤田田自らが「成功哲学」をわかりやすく解説。グローバルな時代だからこそ日本文化の特質と30年先を見据えた視野の大切さを説く。
ビジネスでは「絶対に勝たなければならない」という危機感を持つビジネスマンには必読の書だ。
◆日本マクドナルドの創業者にして、若き日の孫正義さんの相談にも乗っていたという藤田田さんの過去の名著が、土井英司さんがメルマガで言われていたように、今般新装版として何冊かリリースされており、本書もその中の1つ。
こちらも中古が定価よりもはるかに高値となっていますから、Kindle版の方がお買い得です。

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 人物編
36万部突破! NYタイムズベストセラー!
2018年1番売れた翻訳ビジネス書『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』シリーズ待望の第2弾!
過去の成功と失敗から、明日を生きるヒントが見つかる。
毎日5分で1年後、世界を変えた365人の知恵が身につく。
◆土井英司さんもメルマガで紹介していた、シリーズ第2弾。
若干中古が値下がりしてきたものの、送料を考えればKindle版の方がお得です。

数字で話せ
優れた経営者やビジネスマンほど「会話の中に数字がスラスラと出てくる」。本書は、その技術を「数字が苦手な文系人間」向けに明かすもの。著者の斎藤氏は文系出身ながら独学で数字を操る技術や統計学を習得し、コンサルタントやマーケティングディレクターとして活躍している。そんな氏が「ビジネスのコアスキル」と明言するのがこの「数字で話す」能力だ。自身もかつて、数字が苦手であったからこそ、誰でも使える技術へと落とし込んでいる。たとえば、「@変換で自分事にして伝える」「偏差値で意見を通す」「ファネルで営業を効率化する」「確率で戦略を語る」「コンサルタントが使う2ケタ×2ケタの暗算」など、まさに現場に即した内容となっている。さらに、AI活用やビッグデータ解析など、最新の「数字で話す」技術についても解説。数字やデジタルに対するコンプレックスが解消される!
◆斎藤広達さんの久しぶりの作品は、当ブログ向きとも言える数字本でした。
Kindle版は2割引と、かなりお買い得となっています。

筋肉の栄養学 強いからだを作る食事術 (朝日新書)
食事は絶対に“裏切らない"!
確実に筋肉をつけるための「食と栄養」の知識とコツ。
「トレーニングを頑張っているのに、効果が出ない…」と悩んでいるあなたへ。
筋肉質なからだが手に入る、目からウロコの食事術を紹介!
◆私自身、糖質制限で体重が落とせたのは良いのですが、まさに筋肉も落ちてしまいましたから、本書は気になるところ。
朝日新書ということで、Kindle版は安定の「24%OFF」なのがありがたいです。

歩く速さなのに健康効果は2倍! らくらくスロージョギング運動 (講談社+α新書)
寝たきり予防の切り札!
認知症、骨粗しょう症、高血圧、糖尿病、脱メタボ、がん再発予防ほか、
科学的に実証された、驚きの健康長寿法!
高畑淳子さんも実践! 「きつくないから1日おきにやっています」
◆運動しない私が運動本をご紹介しても説得力がないもものの、スロージョギングくらいならできそうな気が!?
中古がまだ値下がりしていませんから、若干とはいえKindle版がお得です。

リアクションを制する者が20代を制する。
20代は、仕事でも挫折の連続です。そんなことは当たり前なのです。挫折したとき、その次にどんなアクションを起こせるか? そのことがもっと重要な年代です。
本書は仕事で挫けそうになった時、一歩前に踏み出すための、中谷流「一流の大人」になるための一冊です。
◆多作なのでご紹介しにくい中谷彰宏さんの新作。
ただしこの本、Kindle版が2割引なので、お買い得感が高いです。

1本5000円のレンコンがバカ売れする理由 (新潮新書)
霞ヶ浦のほとりのレンコン農家に生まれ、民俗学者となった若者が、実家の農家を大変革。目玉は1本5000円と超破格の値段のレンコンだ。マーケティングと民俗学の知識を応用した戦略で、そのレンコンはニューヨーク、パリ、フランクフルトなどの高級和食屋で使われるだけでなく、注文を断るほどの「バカ売れ」に。「ブランド力最低の茨城県」から生まれた、痛快な「逆張りの戦略ストーリー」。
◆マーケティングを活かして、高額商品を売る、という意味では、『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ』を彷彿とさせますが、それを上回るお値段だとは!?
とはいえ、Kindle版が定価と同額なのが、少々残念です。

ブラック職場があなたを殺す
『「権力」を握る人の法則』『悪いヤツほど出世する』の著者が、「働き方改革」時代に放つ警鐘。
労働者は文字通り、給料のために死ぬ。
あなたもその一人にならないように。
◆当ブログでは下記のとおり『「権力」を握る人の法則』をご紹介している、ジェフリー・フェファーの最新作。
Kindle版はページがないのですが、版元が日本経済新聞出版社さんなので、いずれ配信されるのではないか、と……。
参考記事:本当は残酷な『「権力」を握る人の法則』 の話(2011年07月23日)

伝わる文章を書く技術 - 「型」にはめれば、必ず書ける!
文章が書けなくて悩んでいたあなたも、「型」で必ず書けるようになる!
「教える」ことを教える先生が書いた、書き方の教科書の決定版!
まとまった文章が書けなくて悩んでいるなら、まずはほんの「200字」からはじめましょう。
200字で伝わる文章を書けるようになれば、「型」を使って長い文章も書けるようになります!
新入社員・白石君の成長ストーリー収録。
◆著者である向後千春さんは、早稲田大学人間科学学術院教授であり、「効果的、効率的、魅力的に教えるためには、どのようにすればいいのかを、心理学の知見をベースにして研究している」そうですから、従来の文章術の本とはひと味違うヨカン!?
ただし、定価自体も高めな上にKindle版もそれと同額ですから、ちと敷居が高めです。

バレットジャーナル 人生を変えるノート術
世界29か国で刊行! 世界的ベストセラー!!
ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ファスト・カンパニー、LAタイムズ、BBC、ブルームバーグ他、世界中で大絶賛・話題沸騰の画期的なノート術、初の公式ガイドがついに日本上陸!
◆「バレットジャーナル」自体は、セールで日本人著者の本をご紹介していますが、こちらは本家本元のよう。
ダイヤモンド社さんの作品ということで、Kindle版は1割引とお得になっています。

内向的な人のための スタンフォード流 ピンポイント人脈術 (ハフポストブックス)
自分の内面とじっくり向き合い、好きな人とだけ関係を結んでいく最強の知的生産法!
◆人脈術本は多いですけど、本書は「内向的な人のため」というのがユニークです。
また、Kindle版は、2割引となっていますから、お見逃しなく!

経営戦略としての知財
知財は国や企業の競争力の要になるが、日本企業が今後グローバル産業競争を優位に戦い続けるには、経営者層が知財を理解し、事業部門を含め、全社で積極的に知財を使いこなせるか否かにかかっている。
知財機能をツールとして使うために知っておくべきこと、できることを網羅した、第4次産業革命への対応策。
◆こちらは読む人を選びそうですけど、刺さる方には刺さるテーマ。
しかもKindle版は「25%OFF」と、ちょっとしたセール並みになっています。

人もお金も動かす 超スゴイ! 文章術
時間、お金、結果、フォロワー、ぜんぶ手に入る! SNS社会の到来で、個人をブランド化できる「ビッグチャンス」があふれる一方で、終身雇用などもはや崩壊の一途……。来たる令和時代、個人の評価を左右する最重要スキルとなるのが「文章術」です! 仕事でも、副業でも、プライベートでも、すぐに生かせて一生廃れない高コストパフォーマンスな「文章術」を身につけて、できる人になりましょう!
◆最近作品も多く、「次世代の中谷彰宏さん」とも言うべき金川顕教さんの新作は、文章術本でした。
ただしKindle版は単行本より遅れて、月末リリースの予定です。

世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた
『競争の戦略』『ビジョナリー・カンパニー』『ブルー・オーシャン戦略』『影響力の武器』といった定番から、『イノベーションのジレンマ』『リーン・スタートアップ』といった新テーマ、『ティール組織』『予想どおりに不合理』といった最新セオリーまで網羅。
ビジネスマン必読の50冊のエッセンスが1冊で学べる!
◆「100円コーラ本」の著者、永井孝尚さんの選書したブックガイド。
Kindle版の予定がまだないのですが、版元がKADOKAWAさんですから、いずれページもできると思います。

スタンフォード式 最高のリーダーシップ
世界最高学府・スタンフォード大学で「必須」とされるリーダーシップ論の授業。
それを受け持つ心理学者が「支持が生まれる仕組み」と「最高の求心力が身につく方法」を、科学的なエビデンスを総動員して分析!
◆本書も当ブログ向きとも言えるエビデンスベースの作品。
Kindle版も、1割引とお買い得になっています。

博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方
本書で紹介する「口下手のままでも伝わる話し方」を身につければ、誰でも今の自分を変えることなく、驚くほど言いたいことが伝わるようになります。
博報堂でスピーチライター、コピーライターとして活躍するかたわら、明治大学、慶應義塾大学などで「言葉の持つ力」について教えてきた、言葉のスペシャリストが、依頼人や教え子だけに伝えてきた、誰でも話が伝わるようになる、日々の会議や報告、交渉、商談、雑談、お詫び、プレゼン、スピーチ……。
あらゆる場面で使える「プロの話し方」を公開します。
◆肩書が「博報堂スピーチライター」の方の「話し方本」ならば、それは効果があると思われ。
Kindle版が、単行本より数日早く配信されるようなのですが、できればお値段は少しでも下げていただきたく……。
【編集後記】
◆上記でご紹介しにくい中から1冊。
感情の正体 (ちくま新書)
テーマ的にはご紹介しても全然おかしくないのですが、さすがにちくま新書さんが3冊並ぶのもどうかと思いまして。
こちらもKindle版は、4月26日までお待ちください。
【編集後記2】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。
パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術
当ブログでご紹介済みである「質問術本」。
送料を足しても中古の方がお得ですが、その差は100円しませんから、未読の方はご検討ください!
参考記事:『パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術』アンドリュー・ソーベル,ジェロルド・パナス(2013年03月25日)

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