【全20冊】未読本・気になる本（2018年12月25日）:マインドマップ的読書感想文

2018年12月25日

【全20冊】未読本・気になる本（2018年12月25日）

Bubs and the Goldfinch / Frederic Merchan

【はじめに】

◆今日お送りするのは、2週に1度の定期記事である「未読本・気になる本」のエントリー。

前回で年内最後にしようかとも思いましたが、逆に年明けだと、年間まとめ記事やらセール前日ランキング等を書く必要があるので、むしろ今セレクトしておいた方が良いかな、と。

ただし、対象期間に年末年始を挟むため、新刊自体は前回ほど多くない感じでした。

それでは全20冊、ご確認のほど、よろしくお願いします！

【未読本・気になる本、全20冊】

運はどこからやってくる?

テレビプロデューサーでベストセラー作家でもあるジャニス・カプランが、英米の世界最高峰の学問を修め、現在、プリンストン幸運研究所(ルビ:ラック・ラボ)に勤めるバーナビー・マーシュに「科学的に幸運を呼び寄せるには?」を聞き出していきます。
俳優ハリソン・フォードをはじめ、映画、金融、ビジネス、教育、メディア、テレビ、舞台などで運をモノにしている人たちの豊富な例やインタビューを通して「どうすれば運を引き寄せられるようになるのか」を論理的に教えてくれます。
この本を読めばあなたも運が良くなること間違いなし!

◆装丁を見た時点では感じなかったのですが、この本、「科学的自己啓発書」の流れに沿うもののよう。

中古はやや値下がりしているものの、Kindle版なら、若干お得となっています。

「聞く力」こそが最強の武器である

40カ国以上、300件超のリーダー人材育成を行い、組織心理学のプロフェッショナルである外交官からエグゼクティブコーチになった男が教える、最強のコミュニケーション術。
伝え方や話し方より、ロジカルシンキングやフレームワークより、スピードより効率よりも大事な「聞く」というただひとつのスキルが、仕事・人間関係・人生の結果を変える!

◆話し方本は多いですが、実際のコミュニケーションの場面においては、聞き方の方がより重要だと思われ。

新刊ですが、Kindle版が「21％OFF」というのは見逃せません！

精神科医が教える良質読書

読み方を少し変えるだけで、聞く力、伝える力、考える力、教養が同時に手に入る!30歳まで読書をしなかった精神科医が教える、本当に成長できる読書術。

◆「量」ではなく「質」にこだわる読書術のようですが、当ブログの読者さんにおかれましては、どちらも追及すべく本書を手に取っていただければ、と。

こちらも中古がやや値下がりしてますから、若干お得なKindle版がオススメです。

ゴーン・ショック！事件の背後にある国家戦略と世界経済の行方

保釈、再逮捕騒動の裏で激化する国際的暗闘の実態
ゴーン逮捕の裏に隠された衝撃の真実が明らかに

◆このテーマで、この時期にもう雑誌ではなく新書が発売されるというのは、かなり異例のことのよう。

Kindle版が定価と同額なのが残念ですが、元から「1080円」とお手頃ですから、ご検討ください。

勝者のゴールデンメンタル ―あらゆる仕事に効く「心を強くする」技法

髙木菜那選手のメンタルサポートをはじめ、数多くのトップアスリート、一流経営者を指導する凄腕メンタルトレーナーが直伝!
あらゆるシーンで絶大な力を発揮する「心を強くする」秘伝メソッドを完全公開!

◆著者の飯山さんは、メンタルコーチではありますが、中小企業診断士の資格もお持ちですから、なるほどビジネスシーンでも活かせる指導をしてくださりそう。

わずかとはいえ、Kindle版がお得ですから、こちらもご検討ください。

ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけたつまらなくない未来

▶機械に仕事を奪われても食べていくにはどうするのか？
▶優秀な人材を世界から集めるにはどうするのか？
▶都市と地方の格差を埋めるにはどうするのか？
▶グーグルやアップルのような企業をどうやって生めばよいのか？
▶プログラミング教育はどう行えばよいのか？
閉塞感漂う日本の課題解決のヒントは｢未来をダントツに先取りしている｣エストニアにあった！

◆エストニアは国の業務全体が電子化されている、という話を聞いたことがありますが、確かに日本とは大違いのよう。

版元がダイヤモンド社さんですから、Kindle版は「10％OFF」となっています。

スティーブ・ジョブズ結果に革命を起こす神のスピード仕事術

社員全員が、美しく完璧な商品を作り上げるために圧倒的スピードで働いた。スピードへの執着こそが、ジョブズが数々の革命的商品を生み出すことができた最大の要因なのだ。

◆著者の桑原晃弥さんは、ジョブズ本を何冊も書かれてらっしゃいますが、本書は特に「スピード」に趣きを置いた仕事術本、とのこと。

中古が定価を上回るお値段である以上、Kindle版がお得です。

やってはいけないセルフケア肩こりは肩をもんでも治りません

「体の動きを見抜くプロ」である理学療法士が、人それぞれの「クセ」に合わせた不調解消エクササイズを公開。まったく新しいタイプのセルフケア「N‐EX」。

◆ヨメのマッサージをする際、肩が凝ったと言われれば、普通に肩を揉んでいましたが、いきなり全否定された模様。

ただし、Kindle版が定価と同額なのが、惜しまれまする。

あらゆる悩み・不満・ストレスが消える! 最強の人生相談〈家族・結婚・夫婦編〉―ビジネスの成功にも共通する人間関係、深すぎる40の教訓

No.1ビジネス誌系サイト「東洋経済オンライン」で累計7300万PVの圧倒的支持!
老若男女問わず大人気の長寿連載著者、待望の単著出版!!

◆下記のようにレビューしている作品同様、「ミセス・パンプキン＆ムーギー・キム」という親子コンビが書かれた作品（一応ミセス・パンプキンさんの単著扱いですが）。

ふたたび東洋経済さんからということで、Kindle版は、若干お得となっています。

参考記事:【子育て】『一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』ムーギー・キム,ミセス・パンプキン（2016年03月10日）

交渉学が君たちの人生を変える

毎日の買い物、会社の会議、家族の旅行の計画の話し合い、私たちは毎日何らかの「交渉」を行いながら生活しています。
しかし、ほとんどの人が無意識なため、知らず知らずのうちに損な人生を送ってしまっています。(中略)
本書では、科学的根拠と、豊富な実例をもとに、交渉にあたって何を考え、どう行動し、どう会話をすればよいかを解説します。

◆装丁によると、著者である印南教授の講義は、慶應大学で応募者殺到しているのだそう。

中古があまり値下がりしていませんから、ややお得なKindle版がよろしいかと。

図解統計学超入門

本書は「統計学の入門書」を読んだけれど、わからなかった人向けに書いた本である。
“統計学の初歩と初歩"という、誰も書いていない分野に挑戦してみた。
「これ以上は噛めない」というほど噛み砕いて、懇切丁寧に解説してある。

◆内容紹介を読む限りでは、かなり分かりやすそうな1冊。

おしむらくは、Kindle版が、単行本の定価と同じことでしょうか……。

疲れないパソコン仕事術多忙な毎日をちょっとラクにする90TIPS (できるビジネス)

疲れないための正しい座り方や、操作が速くなるキーボードの構え方、邪魔な通知をオフにする方法といった基本的なTIPSに加え、ExcelやPowerPoint、Word、Gmailなどといったビジネス必須アプリの便利な機能も紹介しています。
これらを身につけることで、ストレスなく、スムーズにパソコン仕事ができるようになります。

◆本日から発売開始となる、パソコンを用いる際の仕事術本。

まだKindle版は出ていないのですが、テーマ的に考えて固定レイアウト式になってしまいそうなヨカン……。

生き残れるビジネスマンになる21の思考実験 (廣済堂新書)

本書では、ベストセラー『論理的思考力を鍛える33の思考実験』の著者である人気パズル作家が、著名な例題をビジネスシーンになぞらえてわかりやすく解説。
1日約15分1章ずつ読むだけで、1週間後には「自分の頭で考える力」が確実に身に付きます。

◆上記にもある『論理的思考力を鍛える33の思考実験』をビジネスシーンに当てはめたということで、当ブログ的にはありがたい仕様。

新書ゆえ、お値段も手ごろなのがありがたいです。

右脳思考

本書で伝えたいのは、ロジカルシンキングの否定ではない。ロジックに加え、感情や勘、すなわち右脳を働かせることで仕事をより効率的に進める、あるいは、成果をあげられるということだ。
「勘や感覚よりもロジックが大事」というのはビジネスの常識。
勘・感覚は右脳的、ロジックは左脳的。ビジネスは左脳重視の世界だ。
本書はこの常識に挑戦する。ロジックの権化と言われる戦略コンサルティングファームのトップを務めた著者は「右脳も大事」と説く。コンサルタント時代から右脳重視派だった著者が右脳・左脳の使い分け方、使うタイミングを解説する。生産性と創造性が劇的に上がる1冊。

◆BCGでトップを務められたこともある内田先生が、右脳も大事と言われている本なのですから、これは興味津々。

Kindle版が、定価と同額なのですが、版元が東洋経済さんなのであきらめます……。

UBER革命の真実

本書は、ウーバーの急成長の要因と課題を分析した「ウーバー解体新書」である。
日本ではまだ一部の人にしか知られていないサービスの全貌と、その変革者としての位置づけも述べる。
そこには、利用者としてだけでなく、著者自身がドライバーを行ってみての体験が活かされていることも追記しておきたい。
さらには、日本国内で「ブラインドスポット」となっている部分がないかの検証も行う。
ウーバーが米国で成長した背景、今後の成長課題、そして日本で同様の革命が起こる可能性があるのか、それらを各章で解説していく。

◆私自身がまだ利用したことがないので、Uberが広まるのか、広まるならどの程度の早さなのかがまったく見当がつかないのですが、その思考を手助けしてくれそうな1冊。

Kindle版は、「20％OFF」とかなりお買い得となっています。

惰性と思考 (扶桑社新書)

頭は明晰に、心は穏かに
当たり前の日常が変わる６８の「視点」

◆『思考の整理学』でおなじみの外山先生の新書。

Kindle版が定価と同額なのですが、版元が扶桑社さんなので、セールはあまり期待できないかも。

なれる最高の自分になる

本書を読まれる方には、いろいろな仕事、組織、立場、年齢の方がいらっしゃると思いますが、どなたがお読みになっても納得していただけることだけを書いたつもりです。原理原則だからです。
なれる最高の自分になるためには、現在の自分の殻を破っていかなければなりません。
そのための具体的なノウハウも、基本的な考え方も必要です。
本書では、それをできるだけ自然な形で、行動を起こしていただけるよう書いたつもりです。

◆おなじみ小宮先生の集大成とも言える内容の作品がこちら。

ほぼ2割引きのKindle版が、お買い得です。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。
世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。
世界で100万部の大ベストセラー! 40カ国で発行予定の話題作、待望の日本上陸

◆ビル・ゲイツやオバマ元大統領が絶賛されている作品であり、特にビル・ゲイツは、「2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にこの本をプレゼントした」のだそう。

単行本は1月11日発売なので、本来対象期間外なのですが、Kindle版が元旦に配信されるそうなので、気になる方は一足早くぜひ！