＜終了済み＞【50％OFF】「イースト・プレス設立30周年フェア」開催中です！:マインドマップ的読書感想文

2018年04月14日

＜終了済み＞【50％OFF】「イースト・プレス設立30周年フェア」開催中です！

【はじめに】

◆今日は朝から、Kindleセールのご紹介を。

昨日の編集後記で触れたように、現在amazonではイースト・プレス設立30周年を記念して、Kindle本の「50％OFF」セールを行っております。

Amazon.co.jp: 【50%OFF】イースト・プレス設立30周年フェア（4/19まで）: Kindleストア

全体で300冊のうちコミック系が多いため、必ずしも当ブログ向きとは言えないものの、見逃せない作品がちらほらと。

また「まんがで読破」シリーズが軒並み対象となっているのも、お好きな方ならポイント高いと思います。

なお、セール期限は「4月19日（木）」までですから、お求めはお早めに！

注：このセールは終了しました。

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【「イースト・プレス設立30周年フェア」より】

◆上記リンクは「おすすめ順」ですが、こちらでは「出版年月が新しい順番」で並べております。

また「まんがで読破」シリーズは、それだけで大量にあるのと、基本的にKindle価格が送料以下で自動的に中古よりお得となるので、コメント抜きで最後にまとめて掲載しております。

フリースタイル・ラップの教科書　MCバトルはじめの一歩

2005年のB BOY PARK MC BATTLE優勝、MCバトルの日本一を決める大会UMBを２連覇（2010年、2011年）、戦極MC BATTLE初代王者の実力派ラッパー晋平太による日本初のフリースタイル・ラップの入門書。ラップの基礎的なテクニックからMCバトルでの必勝法まで、晋平太のスキルのすべを詰め込んだ決定版！人気ラッパーR-指定（Creepy Nuts）とのロング対談も収録。

◆今回のセールを取り上げようと思った一番の理由がこの本で、実際出た当初、リアル書店で目にして買おうかどうかずいぶん迷った記憶が。

中古も800円以上しますから、送料を考えるとKindle版が500円以上お得です。

メカ豆腐の復讐 (CUE COMICS)

ギャグとエッセイとトリビュート、そしてSF…『ロボ道楽の逆襲』以降の「企画モノ」短編の集大成！シン・ゴジラパロディの表題作、週刊少年チャンピオン創刊40週記念企画『クルクルくりんfeaturingるんるんカンパニー』、筒井康隆原作『わが良き狼（ウルフ）』、震災後の問題作『ダブル・ストーリー』『MightyTOPIO』ほか約50 作を収録。

◆「理数系ギャグ」で知られるとり・みきさんの短編集。

中古は値下がり気味ですが、送料を加味すればKindle版に軍配が上がります。

しんさいニート

それでも、生きていくために。虐待、父の死、3.11の被災と故郷の喪失、強烈な自己否定、うつ病……。悩んで悩んで悩みまくった男が辿りついたのは、“しんさい”をきっかけに溢れ出た、己の「膿み」を描くこと。──誰からも必要とされず、社会にとって有益なものを何ひとつ生み出せない、非生産的な自分の存在が、とても情けなく許せなかった。情けないという思いに、ボクは幾度となく涙を流した──（本文より）。

◆アマゾンレビューもおおむね高評価なコミックエッセイ。

中古に送料を加えるとかなり定価に近くなりますから、Kindle版が600円弱お買い得です。

昭和プロレス正史　上巻

プロレスには幻想の歴史が存在する。存在するのは紙の上ではなく、観客たちの記憶の中だ。リング内の真実を知るのは選手のみである。情報が閉ざされているために、リング外の者たちは「あるべき」歴史を脳内で構築していった。これまで共有されてきたプロレスの正史とは、そうした想像力に支えられたものであり、わずかな情報漏洩以外に補完の機会はなかった。斎藤文彦『昭和プロレス正史上巻』は、そうした事態を一変させる本である。

◆どうも出版業界にはプロレスファンが一定数いらっしゃるそうなので、一応この本もご紹介。

こちらも中古があまり値崩れしていませんから、送料を考慮するとKindle版が700円以上お求めやすくなります。

おいしいロシア (コミックエッセイの森)

ロシアの家庭料理は、素朴でやさしい。日本から、ロシア人の夫と一緒にやって来たロシアの地。１年間の生活を満喫しようと、「食」から知っていくことに。近くて遠い隣国での、おいしくて楽しいコミックエッセイ。日本でも再現できる、ロシア料理レシピ付き。

◆先々月の月替わりセールの対象にもなった作品は、アマゾンレビューのほとんどが星5つという人気ぶり。

送料を足した中古よりは、Kindle版が400円超お得な計算です。

スーパーハイパー！増補バカ男子

あの「バカ男子」たちが大復活！「ＴＶブロス」コミックアワード・コミックエッセイ部門第１位（2009年度）」に輝いた、清野とおるの傑作エッセイ漫画が、新たに５つのエピソードを加え、３１２ページの完全版として生まれ変わった。誰も思い当たる、小中高時代のどうしようもない事件の数々……。どこまでも突き進むあの頃のバカな心が、大人になったあなたをきっと救う！※この作品は『バカ男子』（著：清野とおる）に、エピソードを追加収録した単行本『スーパーハイパー！増補バカ男子』の電子書籍版です。

◆雑誌『SPA!』を購読しなくなってからごぶさたしてる清野さんですが、好きな方は好きな作風なのは、表紙だけでもわかりそうなｗ

中古とKindle版の金額が近いため、送料分弱Kindle版がお得となります。

インコのひみつ (イースト新書Q)

周りから浮かないように空気を読んで振舞ったり、いつもそばにいたいと思うほど好きになったり、関心を引きたくて仮病を使ったり…。飼い鳥として最も身近なインコには、実は驚くほどの「脳力」があり、まるで人間のような複雑な心理を持っています。本書は、気持ちを読み取る方法から知っておきたい健康管理術、インコの本当の幸せまでを科学の目線で解き明かします。イヌでもネコでもウサギでもなく、インコが好きな人におくる、インコの教科書、決定版。

◆こちらは「インコ好きにおくる」と明言している「インコ本」。

意外と中古が値下がりしていないため、送料を加味するとKindle版が400円弱お買い得です。

吉川さん家に猫がいる

わがままだから、愛しい。漫画家・吉川景都さん家には、やんちゃな子猫リューがいる。彼は遊ぶときも、怒るときも、甘えたいときも、本能100％で元気いっぱい。そんな暴れん坊で甘え上手な彼に、仕事を中断させられ、理不尽にパンチされどんなにふり回されても、かわいさが勝って一緒に遊んでしまうんです…！そんな猫飼いの喜びを、アップテンポに描いた楽しい１冊。※本書は2010年刊行の『２匹暮らし』を再編集し、描き下ろしを加えた新編集版です。

◆一方本書は、インコよりはファンが多いであろう「ニャンコ本」。

こちらも中古価格がKindle版に近いため、送料分強、Kindle版がお求めやすくなります。

家族が片づけられない (コミックエッセイの森)

お母さんお願い、掃除して……働きすぎてうつになりかけ、休息を求めて故郷に帰った能理子。しかしそこで目にしたのは、ゴミ屋敷と化した実家だった! 母も妹も弟も、誰も掃除する気はないらしい。「私が片づけちゃえば全部解決! 」その思いで汚部屋に挑み始めるも、なぜか思い通りにはいかなくて……! ?

◆アマゾンレビューをいくつか読む限り、単純なノウハウ本でない旨、あらかじめご留意いただいた方が良さげ。

中古は値崩れしていますが、送料を加算すればKindle版に軍配が上がります。

今日もヒコーキに会いに行く

撮り派、乗り派、空港満喫派、グッズ収集派…奥深くて楽しい旅客機の世界を漫画でアテンド!マニアな人々のおかしな生態から、飛行機ライフを楽しむためのお役立ち情報まで、読めばハマれる入門書!

◆著者の蘭木流子（らんきりゅうこ）さんは、飛行機ファン向けの雑誌「月刊エアライン」などで人気連載中の「ヒコーキ漫画家」なのだそう（知らなんだ）。

本書も中古とKindle価格が近いため、送料分強、Kindle版がお得な計算です。

田中圭一最低漫画全集神罰1.1

「ライオンキングは許せても、田中圭一は許せません!!」手塚るみ子 (怒) 手塚◯虫、藤子不◯雄、永井◯、さらに西原理◯子に宮◯駿……マンガ・アニメ界の偉人たちが、田中圭一に憑依した!! (ような気が）。リスペクトとかオマージュとか、そういう都合のいい言葉をフルに活用した現代の奇書が、増補＆アップグレード版で登場です。

◆私は本書の旧版を持っているのですが、この「増補＆アップグレード版」の変更点を見ると、かなりボリュームアップされた模様（手塚プロ公認の『ジャングル小帝』が読みたいｗ）。

こちらも中古は値下がりしてきたものの、送料を考えるとKindle版がお得となります。

はじめての福島学

「福島難しい・面倒くさい」になってしまったあなたへ─　福島第一原発事故から4年経つ今も、メディアでは放射線の問題ばかりがクローズアップされている。しかし、福島の現実は今どうなっているのか、そして、福島の何を今語るべきなのか?　『「フクシマ」論』で鮮烈な論壇デビューをはたした社会学者・開沼博が、福島問題を単著で4年ぶりに書き下ろし。人口、農林水産業、観光業、復興政策、雇用、家族、避難指示区域……。福島を通して、日本が抱える「地方」問題をもえぐりだした一冊。

◆今回のセールの中では異端とも言える硬派な1冊。

送料を加算した中古より、Kindle版が400円弱お買い得です。

内閣官房長官秘録 (イースト新書)

中曾根康弘総理にペルシャ湾岸への自衛隊派遣に異議を申し立てた“カミソリ”後藤田正晴。戦後最大の宰相・田中角栄の築いた派閥の流れをくんだ経世会支配―「竹下政権には三人の官房長官がいる」と言われた。竹下登総理、小渕恵三官房長官、そして若き日の小沢一郎官房副長官である。経世会は、のちに自公政権の礎を築いた野中広務と青木幹雄という「衆参のドン」となる官房長官を輩出する。そして安倍政権の最大のキーマン菅義偉内閣官房長官の次なる一手、此の男の政権戦略が日本政治を震わす!

◆確かに過去の歴史を見ても、「内閣官房長官」の職に就かれる方は、一筋縄ではいかない印象が。

実は送料足しても中古の方がお得なのですが、数十円の差ですから気になる方はご検討を！

［ポケット図解］ヤクザの必勝心理術　人生の「修羅場」で勝ち抜く交渉術・説得術 (文庫ぎんが堂)

なぜ、「ヤクザの言い分」に従ってしまうのか?その恐るべき“禁断”の心理テクニックを完全図解化!ビジネス心理戦に絶対負けない裏ワザ!

◆「ヤクザ本」の著作の多い、向谷匡史さんの心理術本。

中古に送料を加えると定価を超えてしまいますから、Kindle版が400円弱お得な計算です。

豆腐百珍百番勝負 (コミックエッセイの森)

江戸時代のベストセラー料理本に挑戦！お豆腐料理を１００品作って食べまくるマンガ。江戸時代に大ベストセラーとなった、豆腐料理本『豆腐百珍』に、マンガ家花福こざるが挑戦します。原文を読み解きながら、１００品の豆腐料理を作っては食べ、作っては食べ…。時に美味しく、時にそうでもない江戸時代の豆腐レシピに、古の食文化の凄さ、日本文化のおもしろさを感じながら、味わいつくしていきます。江戸の料理本、意外と使えて、うんちく満載。この『豆腐百珍百番勝負』もただの食レポコミックエッセイと思う事なかれ、読んで楽しくためになり、夜の献立の参考にもなる、使える面白マンガです。

◆糖質制限を始めて以来、豆腐の消費量が倍増している私にとっては気になる作品。

中古は値崩れしていますが、送料を考慮すればKindle版に軍配が上がります。

タモリ学　タモリにとってタモリとは何か？

タモリをもっと知りたくて。デビュー時から現在までの、タモリの様々な発言やエピソードを丹念に読み解き、その特異性と唯一無二の魅力に迫る。親しみ深くて謎の多い、孤高の男の実像とは。

◆昨年、月替わりセールの対象を受けて、下記のようにレビューした「タモリ本」。

送料を加えてもギリギリで中古の方がお得ではあるのですが、レビュー済みということでお許しいただきたく……。

参考記事:【タモリの真実?】『タモリ学　タモリにとってタモリとは何か？』戸部田誠（てれびのスキマ）（2017年06月06日）

私がダメ母だったわけ

極度の人見知り、自分に自信がもてない。でもそれはそういう性格なんだと思っていた。けど、子どもを産んでから、むしょうにイライラが募り、今まで以上の自己嫌悪にさいなまれる毎日。「お母さん」が子どもにイライラするのは普通だとダンナは言うけれど、どうも私の場合、普通じゃないような気がする…。どうしてだろう？可愛いし愛しているのにうまくいかない。そんなやるせない日々の中、ふと気づいた自分の中から湧き出る「怒り」の感情。でもそれは「子ども」に対してではなく、「親」に対するものだった。もしかして子育てがうまくいかないのは「親」のせい？本書は「子育て」を通して、自分の、そして娘との親子の問題を描きます。両親との問題に悩む人はもちろん、核家族化でさらに増えていると思う「子育て」の悩みを抱えている人にも読んで欲しい問題作。

◆自分が子どもの頃の親との関係性が、今度は自分の子どもに反映される、というお話は自己啓発書等でも目にした記憶が。

本書も中古は値下がりしているものの、送料を足せばKindle版の方がお得となります。

あらすじとイラストでわかる神道 (文庫ぎんが堂)

日本人はよく「無宗教だ」といわれる。しかし、それは日本特有の宗教である神道が、あまりにも暮らしの中に溶け込んでいるからかもしれない。日本中そこここに見られる神社や鳥居、自然現象や衣食住を司る八百万の神々、初詣や季節ごとの節句など、神道は日本の風土や気候と強く結びついており、罪悪感や美意識といった精神的な価値観にまで深く影響を与えている。本書では日本と日本人の心の原点を神道にまつわるエピソードとともにたどる。

◆普通ならパスするジャンルの本なのですが、私の父のお墓が神道であり、私自身それまで何も知らなかったので、今般買ってみた次第。

中古自体とKindle価格がほとんど同じため、送料分弱、Kindle版がお求めやすくなっています。

すごい宇宙講義

基礎となる理論から最新の実験・観測の方法まで、異端の素粒子物理学者が100を超えるスライドと共に語った、3時間×四日の一般公開講座“完全版”。

◆アマゾンレビューはかなりの高評価なのですが、この手のテーマにまったくの素人にはちょっとつらそうな感じ。

中古は値崩れ気味ですが、送料をプラスすればKindle版に軍配が上がります。

「打たれ強くなる」心理学　「図太い神経」をつくる本 (East Press Business)

いちいち「空気」なんか読むな！「デキる人」とあなたとの違いは、「鈍感になるテクニック」だけ。「デキる人」がみんなやっている、効果２００％の自己暗示法！

◆当ブログではなぜか人気の高くない（？）内藤先生の心理術本。

やはり中古は値崩れしていますが、送料を考えるとKindle版の方がお買い得になります。

あらすじとイラストでわかる孫子の兵法

古今東西、数多くある兵法書の中でも、最古にして最高の水準を誇るのが「孫子の兵法」。今も世界各国で愛読されているこの古典には、あらゆる「戦い」の機微が書き尽くされている。現代においても、ビジネス競争、受験戦争、出世競争、スポーツ、恋愛などさまざまな「戦い」がある。そうした場面にも十分に応用できる「知恵」がここには凝縮されているのだ。本書ではイラスト、図表をたっぷり使い解説。また「実践・孫子の兵法」もあわせて紹介。

◆おなじみ『孫子の兵法』も、このくらい噛み砕いてくれれば理解しやすそうな。

中古が底値なので、送料を加味しても中古の方が十数円お得ですが、Kindle版も300円しませんから、お気軽にお試しアレ。

ロボ道楽の逆襲 (CUE COMICS)

蟹工船ブームを予見した表題作から、筒井康隆、小松左京、みなもと太郎作品のパロディ・カバーバージョンまで、カラー34ページを含む盛りだくさんの内容です。

◆最初の方でご紹介したとり・みきさんの結構前の作品。

ただし、中古が意外と高くて、送料を加味すればKindle版がお得となります。

「イベント実務」がよくわかる本

商店街のお祭りイベントから、世界的大イベントまでイベント計画の全ての局面を網羅した「イベント実務」バイブル。「イベント計画の機能と役割について」「イベント計画の実務について」の大きく二章に分けて、様々なイベントに対応出来る実務をあらゆる角度から徹底解説。390ページ相当の大ボリュームです。

◆単行本のページ数を見たら本当に390ページあって、これはもうイベント運営者のバイブル的な書籍ではないか、と。

絶版のせいか中古に高値がついており、Kindle版が実質1200円以上お得な計算です。

＊以降、「まんがで読破」シリーズの作品のうち、ある程度評価が良くて、かつをお買い得なものを列挙してまいります。

コーラン　─まんがで読破─

イスラム教最大の聖典、ついにマンガ化！―イスラームの教えを信じる人々の生活と思想の基盤、『コーラン（クルアーン）』。日々ニュースで名前を聞くことも多いイスラームだが、われわれ日本人には日常的になじみがないため、「禁欲的」「テロとの関係」といったゆがんだイメージが先行してしまいがちだ。では実際の彼らはどんな教えを信じ、何を考えているのか。現代国際社会の焦点・イスラームを知るために、そのすべてが記された聖典にふれてみよう。

万葉集　─まんがで読破─

千年以上読み継がれる日本文学の原点――雄略天皇から大伴家持に至るまで、万葉時代のさまざまな和歌を集めた歌集『万葉集』。この時代をふり返ってみると、大陸からの脅威に目覚めゆく古代日本人の姿があった。激動の時代のなかで人々はどのような想いを歌っていたのか？　今なお日本人を惹きつけてやまない、日本文学の原点とも言える名歌の数々。

十五少年漂流記　─まんがで読破─

元祖冒険物語！1860年。ニュージーランドから15人の少年を乗せた船スルギ号が、事故によって漂流、さらに2週間に及ぶ嵐にみまわれ、見知らぬ陸地へ漂着する。探索の結果そこが無人島だと知った少年たちは、救助が来るまで生きのびようと知恵を出しあい生活しはじめたが…。H.G.ウェルズと並ぶSFの巨匠ヴェルヌによる、冒険小説の傑作を漫画化。

夢十夜　─まんがで読破─

「こんな夢を見た―。」ときに現実よりも如実に真実の一面を写しだすのが夢だとすれば、はたして夢が現実なのか、現実が夢なのか?漱石は夢を文学的に再現しようと試みる。また、漱石が生死の境をさまよった病気療養中の手記『思い出すことなど』とあわせ、世の中と距離を置くことで現実を見つめ直す、日本近代文学の異色の傑作を漫画化。

津軽　─まんがで読破─

昭和19年、物資不足の戦時下。生まれ故郷の青森を題材にした執筆の依頼を受けた小説家・太宰治は、取材のため津軽地方各所を巡る旅に出る。久しぶりに会う友人や身内とのふれあいのなかに、太宰はある想いを強くしていく―。太宰治の本質を見い出すことができる自伝的な紀行記『津軽』を、初期の小作品『ロマネスク』とあわせて漫画化。

解体新書　─まんがで読破─

18世紀のヨーロッパでは、著しい医学の発達のもと、解剖学が隆盛していた。ドイツ人医師クルムスの著した解剖書『ターヘル・アナトミア』を手にした杉田玄白たちは、日本にもその新たな知識を広めるべく、本の翻訳を決意する―。鎖国中の厳しい出版事情のなか、江戸時代の日本人に新しい知識の扉を開いた人体解剖書を、翻訳者たちの軌跡とあわせて漫画化。

１９８４年　─まんがで読破─

1984年、世界は3つに分断され、オセアニア国はビッグ・ブラザーによる強固な管理体制が敷かれていた。その体制に疑問を抱くウィンストンは、政府に抵抗すべく日記をつけはじめる―。東西冷戦をモチーフに、人間と権力の危険な関係を暴露し、全体主義への警鐘を鳴らした20世紀ディストピア(反ユートピア)小説の傑作を漫画化。

女の一生　─まんがで読破─

19世紀フランス。男爵家のひとり娘のジャンヌは、20歳を機に修道院を出て両親とともにレ・プープル屋敷に住みはじめる。そこで紹介された子爵の青年と結婚し、順風な暮らしが続くかに見えたが、厳しい現実が次々と彼女につきつけられていく…。現実を美化せずにありのままの状態を描きだす、自然主義文学の代表作を漫画化。

地下室の手記　─まんがで読破─

19世紀ロシア・ペテルブルグに、ある男が住んでいた。男は過剰ともいえる自意識から「心の地下室」へ閉じ込もり、社会と断絶した生活を送っていた。あるとき男は、自身の過去の回想を記すことで、「人間の本質の非合理性」を明かしていくことを試みる―。ドストエフスキーが斬新な切り口で、人間心理にメスを入れた長編小説を満画化。

復活　─まんがで読破─

ある殺人事件の陪審員を務めるネフリュードフ公爵は、被告の女囚人を見て愕然とする。かつて自分が弄んで捨てた、下女のカチューシャだったのである。手違いでシベリア徒刑の宣告をされる彼女に罪の意識が芽生えたネフリュードフは、彼女を救うべく奔走しはじめる―。欺瞞に満ちたロシア社会への批判を織りこんだトルストイ最後の長編小説を漫画化。

戦争論　─まんがで読破─

人々は平和を願っているにも関わらず、歴史とともに絶えず繰り返されてきた戦争。プロイセンの軍人・クラウゼヴィッツは「理論上の戦争」と「現実の戦争」が存在することをつきとめ、それらを分析することで「戦争の本質」を追求しはじめる。軍事学にとどまらず、政治学にまで影響を与え、現代に読み継がれる世界的名著を漫画化！

自由論　─まんがで読破─

19世紀ヨーロッパ。市民革命により、近代民主主義社会が確立され、人々は自由を手にしたかのように見えた。しかし、その民主制の社会にも、不当な抑圧によって個人の自由がおびやかされる危険が潜んでいた…。抑圧された社会から、どのようにして個人の自由を守るべきなのか?「真の自由とはなにか」という問題に迫る、ミルの政治哲学書を漫画化。

椿姫　─まんがで読破─

19世紀フランス。高級娼婦マルグリット・ゴーティエの遺品の競売で本を落札した「私」のもとに、アルマンと名乗る男が訪ねてくる。アルマンは、生前のマルグリットと「ただならぬ関係」にあったらしく、「私」に彼女との間で起こった出来事を語りはじめた…。戯曲としても、これまで多くの人々に愛され続けた、悲劇の愛の物語を漫画化。

西遊記　─まんがで読破─

強大な力を振るって天界で大暴れした孫悟空は、釈迦如来によって五行山の下に封じ込められていた。それから五百年、大唐国の僧・三蔵によって解放された孫悟空は三蔵の弟子となり、猪八戒、沙悟浄を加え、はるか西天を目指し取経の旅に出る―。時代をこえ国をこえて親しまれ愛されてきた中国の痛快ファンタジー小説を漫画化。

論語　─まんがで読破─

2500年前から変わらない私たちの生きる指針!「過ぎたるはなお及ばざるが如し」「温故知新」などの言葉を残した儒教の始祖・孔子。誰もが一度は聞いたことのあるその格言は、2500年の時を超えて現代まで伝えられた孔子の魂だった。しかし、その言葉の中に息づく精神は、「礼儀」や「思いやり」など、現代の人々に忘れられつつあるものばかり…。いま人類にもっとも必要な格言とその思想を漫画化。

或阿呆の一生　─まんがで読破─

人生のはかなさを感じているひとりの青年。知識に富んだ彼は創作活動に精を出し、作家としての地位を確立していくが、神経質な性分と多忙な生活から自分を見失い、精神的にも肉体的にも抜け出すことの出来ない闇の中へと身をゆだねていく…。『或阿呆の一生』と『歯車』―芥川龍之介晩年の自伝的作品2編を漫画化。

それから　─まんがで読破─

明治時代後期、新興ブルジョアである長井家の次男・代助は大学を卒業後、親の援助のもとで定職にもつかず、数ある縁談話も断り独身生活を守り続けていた。愛に対しては淡白な代助だったが、友人夫婦との再会で、己の中の真実の愛に気づいてゆく…。近代社会の孤独な人間心理を描く夏目漱石前期三部作のひとつを漫画化。

パンドラの匣・ヴィヨンの妻　─まんがで読破─

放蕩者の作家・大谷を支える妻の視点から、敗戦後の混乱期における男女の本質について描いた『ヴィヨンの妻』。「健康道場」という名の結核療養所を舞台に繰り広げられる恋愛模様を通じて、青年・ひばりの成長を描いた『パンドラの匣』他、『桜桃』『グッド・バイ』など、波乱の人生を歩んだ文豪・太宰治の晩年の傑作4編を漫画化。

阿Ｑ正伝　─まんがで読破─

前も定かでない日雇い農民の阿Qは「精神勝利法」という一種の癖を持っており、喧嘩で負けようが、笑い者にされようが、結果を自分の都合の良いように取り替え、心の中で自分の勝利としていた…。当時の中国社会にはびこる問題を風刺的に描き、辛亥革命の失敗点を強く指摘したとされる『阿Q正伝』他『狂人日記』『藤野先生』など5編を漫画化。

白鯨　─まんがで読破─

十九世紀アメリカ、人々の生活を照らすため男たちは鯨油を求めて大海原へ旅立つ。海を支配するのは禍々しく神々しい巨大な白鯨「モビー・ディック」――――。白鯨に片足を奪われ復讐に燃える船長エイハブ、過酷な運命に翻弄される旅の船乗りイシュメル。海に生きる男たちと白鯨との死闘を描いた海洋冒険小説の名作を漫画化。

死に至る病　─まんがで読破─

絶望とは、人間の精神のみが患う病である。時は19世紀のヨーロッパ。社会や個人への不安を抱え、自己疎外に陥った人々の魂の救済、精神の教化と覚醒のため、哲学者キェルケゴールの探求が始まる―。21世紀、今も私たちをとらえて離さない「死に至る病」を、現代の視点から綴ったオリジナルストーリーと絡めて漫画化。

資本論　─まんがで読破─

19世紀前後に起こった産業革命以後、工業化により商品の大量供給が可能になったが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり。労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステムが明らかになる…。

変身　─まんがで読破─

ある朝、布地屋のセールスマン・グレーゴルが奇妙な悪夢から目を覚ますと、自分が大きな虫に変身していることに気づく。突如の異変に家族は困惑するが、グレーゴルが変身した謎を明かそうとする者は存在せず、奇妙な日常がただひたすら続いていく。100年以上経た現在でも色あせない、不条理文学の傑作を漫画化。

【関連記事】

◆現在開催中のセールから。

【50％OFF以上】「科学・テクノロジー本フェア」始まりました（2018年04月08日）⇒4月19日まで

【メモ】今月の「Kindle月替わりセール」（2018年04月）（2018年04月02日）⇒4月30日まで

【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかるビジネスパーソン必須の教養

過去何度か触れているように、下記HONZさんのエントリーにブクマが大量にされ、ホッテントリ入りを果たした本書は、現時点でレビューが49個あって、そのうち92％が星5つという大人気ぶり!!

しかも、今回は「69％OFF」という大盤振る舞いのため、送料加味した中古よりは、このKindle版が1100円超お買い得となっています！

参考記事：残念ながら、日本人の8割にこのビジネス書はいらない『異文化理解力』 - HONZ