2017年06月08日
【全20冊】未読本・気になる本(2017年06月08日)
Reading / worak
【はじめに】
◆今日お送りするのは、当ブログのお約束ネタである「未読本・気になる本」のエントリー。今回も無事(?)、2週間ぶりにお届けすることができました。
ところで、私も本業の繁忙期を過ぎ、やっと落ち着いて読書ができるようになっております。
とはいえ、Kindleメインになってからは、なかなかKindle版がでなくてやきもきしたりしているのですが。
それでは全20冊、ご確認よろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド
発売たちまち増刷決定! !
「リボンモデル」「不の発見」「価値マネ」「ぐるぐる図」「価値KPI」「型化」……次々と新しい事業を生み出す「リクルート式」を、トップコンサルタントが徹底分析!
◆土井英司さんがメルマガで紹介されていて、気になっている1冊。
すでにKindle版も発売されています。
本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて
欧米で“富の名著”してベストセラー!大富豪本人が教える、一番リアルな「金持ちになる方法」。著者は、イギリス屈指の大富豪フェリックス・デニス。無一文から成り上がった自身の経験から、そのノウハウを包み隠さず記します。「世の中には多くの『金持ちになるための本』があるが、本物の大富豪でなければ、真実を語ることはできない」―そんな著者の信念を元に書かれた、実践的な一冊です。
◆同じくこちらも、土井英司さん経由で知った「お金本」。
若干ですがKindle版の方がお買い得です。
社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた
お金持ちのエリートと貧困層が共存し、社会階層を超えたダイナミックな動きを見せるニューヨーク。街を1つにつないでいるのは、外からは見えないアングラ経済の巨大ネットワークだった。何不自由ない生活を送りながら売春組織を運営する超高学歴セレブ、野心を持ち階級を超えてグローバル都市を生き抜こうとするドラッグの元締め、家族まで呼び寄せたのに犯罪に手を染め去っていく移民…。出自も目的も異なる老若男女との出会いと別れを通じて、社会学者としての苦悩と成長を描いた稀有な1冊。
◆著者であるヴェンカテッシュの前作は、以前雑誌で連載していた頃、そちらでレビューしたのですが、『ヤバい経済学』(この本にもヴェンカテッシュは登場しています)がお好きな方なら、必読の作品でした。
ただ、今回の新作は458ページもありますから、当ブログでレビューするのは、ちと難しそうな……(涙目)。
NHKガッテン! 科学のワザで一生やせる。 (生活シリーズ)
一生懸命にがんばってやせても、しばらくするとまた元に戻ってしまい、結局またダイエットすることになる。
そんな経験のある人、かなりいませんか?
ガッテン流のダイエットは、我慢やつらい思いをせず楽しみながら続けられて、健康的にやせられるのが特長です。
本書では、話題の「糖質ダイエット」の安全な実践法や食べてもやせる食べ方、運動が苦手な人でもカンタンに続けられる運動術など、一生やせていられるラク〜な方法をたっぷりと紹介。
自分に合ったダイエット法が、きっと見つかるでしょう。
さあ、あなたの「人生最後のダイエット」を、きょうから始めましょう!
◆当ブログでも意外と人気があるのが「ダイエット本」らしく。
こちらもすでにKindle版がリリース済みです。
「言葉にできる人」の話し方: 15秒で伝えきる知的会話術 (小学館新書)
知っているのにうまく言葉にできない、話すタイミングを逃してしまう、自分はよくしゃべるけれど内容が薄い気がする…そんな経験はありませんか?この会話のもどかしさを解消するのが本書です。どんな会話も盛り上げ、いつも話題の中心にいるのが「言葉にできる人」。日々のアウトプット(言葉化)を鍛えれば、誰でも必ずなれます。齋藤先生が教える教養の超アウトプット法、そして一五秒で密度の濃いコメントをするテクニックを解き明かします。
◆多作で知られる齋藤 孝先生の作品も、「話し方本」ならチェックせざるを得ません!
新書と同じお値段ですが、Kindle版もあります。
「最速で考える力」を東大の現代文で手に入れる
シリーズ累計35万部『東大のディープな日本史』の著者が初公開! 現代社会で必要な、短い制限時間内で物事を処理し、問題解決するための「最速で考える力」。その「最速で考える力」が手に入るのが東大の現代文です。本書は東大現代文の実際の入試問題をトレーニング材料にした、一流の思考法を養うための最強の1冊です。
◆装丁やタイトルだとピンときませんけど、この本意外とビジネスユースになっている感じ。
これまた単行本と同じお値段なのがナンですけど、Kindle版も配信済みです。
すごい効率化
誰もが、最小の時間と労力で最大の成果を出せるようになる14日間プログラムを待望の書籍化。
大学在学中に、難関である公認会計士試験に合格し、さらには外資系一流企業の激務をこなしつつ圧倒的な成果を出しながら、起業準備の時間も捻出していた著者には、全てを効率化するための秘密があった。
その独自メソッドを2週間のプログラム形式で誰でもわかりやすく学ぶことができます。
「忙しい」「時間がない」「仕事が終わらない」「定時に帰りたい」とお悩みの方は必見!
無駄なく、効率的に仕事をこなす裏技が満載!
◆まだ出て1週間も経っていないのに、レビューがびっしり書いてあるのが気になりますが、著者の金川さんは、公認会計士試験にパスして、トーマツにいらしたことがある方ですから、多分大丈夫かな、と。
なお、お得なKindle版のご用意もあります。
実はおもしろい経営戦略の話 (SB新書)
「経営戦略」なんて経営者だけに必要な話、自分には関係のない小難しい理屈ばかりだ―たしかに、そういう面はあるものの、どんなビジネスパーソンであれ、いや学生だって、主婦だって、経営戦略の理論は、かなり役立つ。そこで「経営戦略」のプロフェッショナルが、ライバルを圧倒する経営戦略の本質をざっくりと教えてくれる。小難しい話をわかりやすく、わかりやすい話を深掘りして、深掘りした話を面白く学べる―実はおもしろい経営戦略の話。
◆確かに経営にタッチできる人は限られていますけど、「経営戦略」の話というのは、読むだけでも十分面白いと思われ。
若干ですがお得なKindle版もリリースされています。
なぜ あの人はいつも若いのか。
人は見た目で、相手の年齢を判断します。
気づかぬうちに、「見た目年齢」でソンをしていることもあるのです。
若く見える人と、老けて見える人の違いは、どこにあるのでしょうか。
歩き方、姿勢、表情、そして、ちょっとしたしぐさに、あなたの年齢があらわれるのです。
本書は、昔から変わらず、張りのある声で話し、スマートな体形を保ち、キビキビと行動する著者が、「若く見える秘密」を教えます。
◆医学ネタ以外のアンチエイジング本も、中谷彰宏さんが書かれると説得力がありますw
何たってあの方、1959年生まれの58歳ですからね……(とてもそんなお年には見えません)。
マシュマロ・テスト――成功する子・しない子 (ハヤカワ文庫 NF 500)
目の前のマシュマロを我慢できるかどうかで子どもの将来が決まる?
人の一生をIQ以上に大きく左右する「意志の力」。
その核心は、私たちの脳に備わる二つの認知システム=思慮深い「クールシステム」と衝動的な「ホットシステム」とのせめぎ合いにあった。
ではそれらをうまく手なずけ、人生を成功にみちびく方法は?
行動科学史上最も有名な実験の生みの親が、半世紀にわたる追跡調査の成果を明かす。
◆この本、2015年に単行本が出ているものの、まだ中古が高く、かつ、Kindle版もそれなりのお値段なので、結局はこの文庫本が一番お得ということに。
本日までセール価格の『意思決定の心理学』でも登場していましたし、一読の価値はありそうです。
会社では教えてもらえない 生産性が高い人の思考整理のキホン
◆この本、現時点でアマゾンにも版元さんのページにも情報がないので、内容紹介はパスで(すいません)。
Kindle版は出るものの、月末なのが、ちと痛いです。
3年後に結果を出すための最速成長 (ベスト新書)
未来は、あなたが思うよりずっと先に進歩している。
今スタートしないと、あなたは確実に乗り遅れる。
マッキンゼーで14年活躍した、ビジネスの最先端を行くコンサルタントが予測する10年後の世界とその対応策。
◆おなじみ赤羽雄二さんの新作は、未来予測も踏まえた「働き方本」のよう。
今までの作品がスキルアップ系だっただけに、どういう展開になるのか、予想が付きませぬ。
「半径5メートル最適化」仕事術 おしゃべりな職場は生産性が高い
著者の佐々木氏はアメリカの大学を卒業後、ウォール街の金融企業、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社、スペンサー・スチュアート東京支社、株式会社グロービスでキャリアを積み、現在はイタリアに居を移しています。
本書は、そうして様々な国の職場で身につけた「今、このときを楽しむ働き方」を、45のTIPSに分けてご紹介していきます。
◆装丁やタイトルからは「ゆるふわ」な印象を受けたのですが、著者の佐々木さんはマッキンゼー出身者だそうですから、根っこの部分は「ガチ」なのだと思われ。
それにしても、「おしゃべり」と「生産性」というのは、「集中しているときは無口になる」私には、なかなか両立が難しそうな気がするのですが……。
会社でやる気を出してはいけない
本書は、モチベーションをめぐる従来の取り組みや常套手段に果敢に挑もうとするビジネスパーソンへの1冊です。時代遅れのアプローチは心身両面のエネルギー、創造性、満足感や幸福感を損なうものだと認識している方に向けて書かれたものです。また、部下が成長できる職場づくりを目指すリーダーに贈る1冊でもあります。
あなたは結果を出してそれを維持できる、実用的かつ倫理的な方法を求めていますか? 自分ならびに周囲の人間が能力を最大限に発揮できることを心から望んでいますか。もしそうなら本書をぜひ読み進めてください。
◆上記引用部分以外のところに「問題は、モチベーションの有無ではなく、モチベーションの理由です」とあって、納得しきり。
翻訳本の割にはお手頃価格なので、ぜひ検討してみてください。
誰も教えてくれない 問題解決スキル
本書では問題解決力を確実に身につけられるように、手順ではなく「プロセス」を解説しています。
プロセスの特徴は思考法を解説していること。ステップごとに求められる思考法をマスターすれば、「ビジネスに必要な問題解決スキル」を身につけることができます。
◆当ブログではもはやおなじみである芝本秀徳さんの最新作のテーマは「問題解決」でした!
単行本と同価格ですが、Kindle版も同日配信予定です。
悪の正体 修羅場からのサバイバル護身論 (朝日新書)
外務官僚として経験してきた修羅場の数々、 半世紀にわたるキリスト教信仰と心に刻み続けた聖書の言葉。
一般人には想像もつかない「地獄」を見た生身の体験と深められた考察から掴んだ「悪」の正体に迫る!
悪を切り口に「生き延びるための知」を伝える一冊。
◆誰ですか!? 表紙の佐藤さんの顔が悪人ヅラだとか言っているのは!?
なお、新書なのにKindle版が「23%OFF」というのは、ポイント高いです!
幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
作家であり、社会評論家でもある橘玲氏の集大成ともいえる内容で、初めて「ひとの幸せ」について真正面から取り組んでいます。
幸福であることを条件づけるものは、「自由」「自己表現」「共同体=絆」の3つである。
橘氏は、「幸福」は、しっかりした土台の上に設計するべしとし、その人生の「インフラストラクチャー」を前述の3つに対応させて、以下に求めます。
「金融資産(資本)」「人的資本」「社会資本」。
この3つの資本の組み合わせによって生まれる「人生の8パターン」によって、すべてのひとびとの「幸福」のカタチが説明できるとしています。
◆実は上記アマゾンの画像はKindle版のものでして、この下2冊のダイヤモンド社さんの作品も含め、いずれも単行本にまだ書影が入っていないという謎。
それはさておき、橘玲さんの新作ですから当然期待しております!
効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法
「時間をかけて勉強しているのに、なかなか結果が出ない」
「計画を立てて勉強しても、集中力が続かない」
「覚えたこともすぐに忘れてしまい、試験で活かせない」
そんな悩みも一発で解消!
ダラダラ勉強するよりこの方法ならサクサク覚えられて絶対に忘れない!
東大を独学で現役合格し、年間50以上、累計500超の資格を取得してわかった超合理的な方法
◆「資格マエストロ」鈴木秀明さんの新作は、「文字通り、7日間で資格試験に合格するための超高速勉強法」とのこと。
こちらも当然、お得なKindle版のご用意もあります。
新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法
思考力・論理力・知識力・英語力・議論力……
知的パフォーマンスを最大化するために現代のビジネスパーソンが頭に入れるべきことのすべて。
シカゴ大学でMBAを取得し、その後マッキンゼーで活躍するなど、インプット、アウトプットの流れの速い環境で働き続けてきた著者が、ビジネスの第一線で戦うために実践してきた方法とは?
◆こちらは「独学」と言っても、受験のための勉強本ではなくて、もっと広義の意味での勉強本のようです。
やはり「10%OFF」のKindle版がお得かな、と。
プロの情報収集術―週刊東洋経済eビジネス新書no.210
スマホの登場でガラリと変わった情報収集の環境。ネット情報が膨れ、テレビや紙媒体を凌駕している。一方でエセ情報も氾濫。情報の荒波をどう乗り越えていけばよいのだろうか。ニュースのプロ・池上彰の新聞の読み方、「知の巨人」佐藤優のデジタル情報収集術、『週刊文春』の特ダネ発掘術、株の達人が指南する「儲かる情報」など、ビジネス・投資にも役立つ実践スキルを紹介する。
◆本書はKindle版だけでのものであり、「『週刊東洋経済』2016年12月10日号掲載の特集26ページ分を電子化したもの」だそうですから、そちらをお持ちの方はご注意を。
その分お値段もお手頃なので、雑誌を買ってスクラップにするより、こちらの方がお得ですね。
【編集後記】
◆いつものように、上記ではご紹介しにくいものをこちらで。MCバトル史から読み解く 日本語ラップ入門
著者のダースレイダー氏は、東大文学部卒という、珍しい経歴のアーチストです。
ところで本書とは関係ないんですけど、フリースタイルラップこそ、AIが乗り込んで来たら、人間では歯が立たないような気がするんですよね……。
もちろん、相手のフローが不明瞭で聞き取れないと、カウンターしようがないんですが、単に韻を踏むだけなら、ありとあらゆるフレーズが準備できますし、ガチでモンスターレベルではないか、と。
ご声援ありがとうございました!
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