2016年12月10日
【モテ】『30年間モテなかったあなたも、1年で結婚できる本』沢宮里奈
30年間モテなかったあなたも、1年で結婚できる本
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事でも人気だったモテ本。実はこの記事だけで、すでに何冊もお買い上げいただいている(ぶっちゃけ普通のレビューと変わらないくらいw)ので、あわてて私も読んでみた次第です。
アマゾンの内容紹介から一部引用。
「恋愛」メソッドだけ習得しても「成婚」には至りません。知りたいのは、恋愛の1歩先へ向かう手法なのです。
マッチメーカー・里奈さんが、狙ったあの子(これから見つけるあの子! もあり)と1年以内に結婚するための「成婚メソッド」を惜しげもなく披露して、ガツガツ「恋愛したい!」より、ソロソロ「結婚したい!」、全ての切実男子に福音をもたらす「ミッション」をまとめた1冊になります。
なお、若干お買い得なKindle版なら、ナイショで熟読可能かとw
Love and marriage bears that sing / happyskrappy
【ポイント】
■1.SNSでセルフブランディングする女って、写真や投稿内容から、普段の生活や性格を推し量ろうとするから、それを逆に利用して、自分の性格を作り上げてしまえばいいのよ。リアルに性格を変えるより、ずっと簡単で手っ取り早いでしょ?
いつもラーメンや風景の写真ばっかりだったら、友達いないのかな? って思うし、批評や愚痴だらけの投稿だったら、面倒な性格……って思うわね。逆に、スポーツしてる写真や、仲間と飲んだりしてる写真だったら、いろんな人から慕われていそうって思うわ。
いい? 自分が書きたいことを書くんじゃなくて、あなたの好きな人がスマホ越しに何を感じてほしいかを考えながら書くのよ。そう思ったら、愚痴や怒りの投稿なんてありえないってわかるわよね。
■2.女性から求められているファッション3条件
まず1つめは、そのままの姿で親に紹介出来るかどうか。たとえ流行であっても、親世代からだらしなく見えてしまうものはNGなの。安っぽく見えない、きちんとした生地で出来ている服を、正統派の着こなしで着ていればOK。(中略)
2つめは、友達に偶然会っても批判されないかどうか。女って案外辛辣なもの。とくに友達の彼氏の外見については、興味津々でツッコミを入れてくるわ。しかも直接的じゃなく、多少遠まわしな言い方で切り込んでくるところが、女の怖いところね。(中略)
そして3つめは、自分を引き立ててくれるかどうか。女って勝手なんだけど、自分よりはるかに目立つようなファッションをしてくる男性って、困った存在なの。
2人でいるときのバランスで言うと、男性は無難でオーソドックスにしておいて、女性の華やかなファッションを引き立てるぐらいの方がちょうどよく見えるのね。
■3.レストランは匂いで選ぶ
レストランを選ぶとき、もっとも優先しなくちゃいけないのは、味でも内装でもなく、匂いよ。女が男の人の何倍も匂いに敏感だってことは教えたわね。その場所の匂いの印象が、あなたの印象そのものになってしまうことだってあるんだから、絶対に軽視しないでよね。
もしもお店に入った時に、タバコの匂いや生ゴミの匂いがしたら、別のお店にするぐらいの気構えが必要よ。男性の場合、入った瞬間の匂いが、数秒後には気にならなくなってきちゃうのが普通だから、ドアを開けるその一瞬に、全神経を集中させてチェックするのよ。
それと、できれば女のお客さんが多い店の方がいいわ。他の男の匂いも、料理には敏感に影響するの。食べ物って、香りを楽しむものよね。他の男の人の匂いを一緒に嗅いでしまったりしたら、せっかくの美味しい料理も台無しになっちゃうの。女の客が多いお店は、味やコスパもいい場合が多いから、選んで損はないわ。
■4.幸せにすると言う
有能なはずのあなたがモテていない理由。それはプレゼンが足りないせいよ。女が期待しているのは、自分を幸せにしてくれる、守ってくれるという、確信めいた言葉。(中略)
「幸せにするよ」って、未来に誓う行為自体が、女の心に深く響くの。実際がどうであれ、その言葉がずっとこころにあり続けることが、守られていることと同義になるの。仮に彼女を守ってあげられなくて、死ぬことになってしまったとしても、その言葉を胸に生きるだけで、女は精神的に守られているのよ。
実際、女にとっては、結果幸せだったかどうかよりも、幸せにしてくれようとしてくれている過程のほうがずっと大事。「幸せにする」って未来に誓う時、幸せにしたいという気持ちだけは本物でしょう? 出来なかったらどうしようだなんて、思う必要もないのよ。
■5.ホテルは2部屋予約する
だから女には、自分に従わせるための大義名分を差し出してあげないといけないの。「2部屋取ったから、一緒の部屋じゃなくても大丈夫」って状態にしておけば、それがちょっといいホテルであれば、終電を逃した女性なら「行ってあげないとかわいそうかな……」って必ず思うわよ。
そのためにも一番最初だけは、ちょっと高めのシティホテルを2部屋とってね。もちろん本当にバラバラに寝る羽目にならないように、途中でお酒を買っていくことをお忘れなく。景色が綺麗な2人だけの空間で飲みなおすことで、警戒心はかなり薄れるわ。
女の場合、この人とは絶対にない! と思うような相手とは、そんな場所まで行ったりしないものなの。だからごくソフトな強引さは、背中を押してあげるうえでもアリなのよ。
【感想】
◆上記ポイントは、ハイライトした内のほんの一部なのですが、いかがだったでしょうか?まずは、あまり当ブログでは見かけない「口語体」(?)での文面(しかも女性の!?)に圧倒されたことと思います。
さすが「日本最大手カップリングパーティー会社の元新宿支社チーフアドバイザーとして延べ6万人の婚活男女をフォローしてきた正統派マッチメーカー」なだけのことはあるな、と(←エラそうw)。
こういうタイプのアドバイスが苦手な方もいらっしゃるとは思いますが、逆にこれくらい強引じゃないと、書名にあるような「1年で結婚」というのは難しいのかもしれません。
◆その「1年で結婚」に関連して、たとえば沢宮さんの結婚相談所では、お見合い写真が必要なときには、「写真館に行って撮ってこさせる」なんてことはせずに、スタジオを手配し、カメラマンとヘアメイクを呼んで、2時間びっしり撮影するのだそう(沢宮さんによるポージングの指示もアリw)。
そしてそこで最低でも300枚以上(!?)撮った中から50枚を選び、季節に応じてその時期の服装で婚活の場に出すとのこと。
しかも人気が落ちてくるころを見計らって「こっち(沢宮さんたち)の独断で写真をチェンジする」と、前の写真ではタイプではなかった人にも響いてOKがもらえたりするのだとか。
短期間できっちり結果を出すには、最低でもこのくらいはやんなきゃダメでしょ。永久に奇跡の1枚しか載せてくれないような結婚相談所は、さっさとお払い箱にするべきね。……なるほど確かに。
ちなみに撮影以前に、顔に関しては「眉を整える」ことを沢宮さんも推奨されていましたので、ご参考まで。
◆さて、上記で挙げたポイントについても、納得できるものばかり。
たとえば1番目の「SNSによるセルフブランディング」は、今や欠かせないことのようです。
というのも、女性は相手の男性のフルネームで検索したりするものだから。
ちなみに「フェイスブックをやっていない」というと、どうしたって「変わった人」という見方をされてしまうのだそうです(知らなんだ)。
……本名でやってない漏れ、涙目の巻。
なお上記では割愛していますが、やはりSNSでも特に「プロフィール写真」は大事な模様。
確かに、投稿があがるたび、メッセージが来るたびに相手は何度も見るワケですから、その顔があか抜けないモノだったら、それは上手くいくものもいきません罠……。
◆また、上記ポイントの3番目の「レストランは匂いで選ぶ」というのも、目からウロコ。
私もタバコの匂いは気を付けていましたが、勝負かけるデートなら、一度くらい下見をした方がいいかもしれません。
さらに、知り合って間もないうちは、味よりも内装、景色、盛り付けの美しさを優先せよ、とのこと。
よく、味にこだわる男性っていますけど、逆にそれは女性から見た場合、「手料理にも文句つけそう」と思われるみたいです。
確かにいますよね、お店でもうんちく語りたがる男性って……。
結局女性は、「普通に美味しいものを、単純に喜んで食べてくれる男性」が好みらしいので、思い当たるフシのある方はご留意を。
◆ところで本書のあとがきには
結婚に至るには、「充分な数の出会いがあること」「女性とのコミュニケーションのスキルがあること」この2つの要因が不可欠なの。私なら、その両方を叶えてあげることが出来るわ。とあります。
後者は本書でもフォローしていますからさておき、前者は結局、「私の結婚相談所においでませ♪」ということなのでしょうね(←ポジショントーク乙!)。
ですから「そこまではしたくない」という方は、独力で出会いを何とかしていただくしかないのですが、それは当ブログでご紹介している別のモテ本をお読みいただくとか(←これもポジショントークw)。
でも、もし私が独身だったら、ちょっと沢宮さんのサロンを覗いてみたいかも……とググってみたら、場所が神戸じゃないですかwww
……ここはおとなしく、本書を熟読するべきだと思います。
モテたいなら、精読すべし!
30年間モテなかったあなたも、1年で結婚できる本
第1章 お友達からお願いします―付き合い始めるまでのミッション15
第2章 結婚しようよ―プロポーズまでのミッション17
第3章 お嬢さんをボクにください―実家へ挨拶までのミッション12
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【力作!!】『3カ月で結婚できる おとこの婚活本。』西田昌史(2010年12月17日)
【編集後記】
◆アマゾンで本書の関連書籍を漁っていたらこんな作品を発見。男のための絶対に結婚できる超婚活術
こちらもなかなか面白そうなので、一緒にご検討を。
ご声援ありがとうございました!
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