2016年09月15日
【全20冊】未読本・気になる本(2016年09月15日)
Paris _ Shakespeare cat / Kathleen Tyler Conklin
【はじめに】
◆今日お送りするのは、恒例の「未読本・気になる本」のエントリー。いつもは「2週に1度」で、たまに遅れることもあったのですが、今回、2回分の遅れを取り戻すべく(?)2日前倒しましたw
……Kindleセール等の関係で、できれば週末にかかりたくないもので(スイマセン)。
それはさておき、最近何やらめっきり秋らしくなってきましたので、「読書の秋」のお供がないか、チェックしてみてください!
【未読本・気になる本、全20冊】
【完全図解】一冊で丸わかり ドラッカー・ポーター・コトラー入門
ビジネスに必要なことはすべてドラッカー・ポーター・コトラーが教えてくれる。ビジネスの3巨人に学ぶ経営の常識を完全図解!
◆それぞれ単著でもボリューミーなのに、3人まとめて図解して大丈夫なのか、と言いたくなる1冊。
新刊ですが、Kindle版だと「21%OFF」になります。
すべてがうまくいく
人生成功のカギは、あなたの「心」の中にある。“素直な心”とは、「私心にとらわれない心」「広い寛容の心」「すべてに学ぶ心」。それが、あなたの人生を変えるのです。
◆アマゾンでは松下幸之助氏が「著者」となっていますが、本当はPHP研究所が松下氏の「60冊に及ぶ著作や様々な発言の中から『素直な心』に関するエッセンスを抽出」してまとめた作品のよう。
なお、まだ配信は先になりますがKindle版だと「21%OFF」です。
終極の営業術〜顧客の心理に入り込み、売れるストーリーでクロージングする!〜
本書は、顧客の関心事に沿った「シナリオ作成」、心理学を応用した「質問力」「洞察力」の強化による応酬話法を構築し、訪問目的を達成する『売れる営業マン』になるための究極の指南書です。
洞察力×質問力×人間力で『本当の営業力』が身につき、さらに心理学を活用することによって、社内の良質なコミュニケーション構築と信頼関係構築にて、『組織営業力』を強化させることもできます。
顧客に尊敬される営業を目指す営業マンや、組織をまとめるリーダー・マネージャーさらに経営者にも参考になる内容ですので、ぜひ読んでいただければ幸いです。
◆Kindle版だけの作品であり、お買い得かどうかは分からないものの、版元が藤井孝一さんの本を初めとして、作品自体はコンスタントな出来だった「ごきげんビジネス出版」さんなので、まぁ大丈夫かな、と。
個人的には「科学的なセールス」というのは大変興味があります。
新しい地図の見つけ方
「リツイートはやめろ」「村上春樹よりドラえもんを読め」「ノンポリのオタクであれ」。批評誌『PLANETS』編集長・宇野常寛とニッポン放送アナウンサー・吉田尚記が、新しい世界へ踏み出す方策を語り合う。
◆著者のうち、宇野さんは未読ですが、吉田さんは『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』が当ブログでも大人気でした。
一応、単行本と同額ですが、Kindle版のご用意もあります。
経理部は見ている。 (日経プレミアシリーズ)
会社の経費をすべて管理する経理部は、領収書や証票から社員をプロファイリングしている!?グズ、手抜き、酒飲み、インチキ…。人間性・人格の悪評が広がれば、会社人生は大きなダメージを受ける。では、経理部はお金を通して社員の何をどう「見ている」のか。豊富な事例を紹介しながら、組織人とお金の関係について深く考える。全会社員必読の一冊。
◆当ブログでは、「人事ネタ」を中心に著作を何冊もご紹介している、楠木 新さんの新作。
なお、Kindle版は、明日配信予定です。
「すぐにやる脳」に変わる37の習慣
「ちょっとだけはじめる」「行き詰ったらすぐに寝る」…。脳科学×臨床心理学で仕事・勉強・目標達成に役立つ!
◆同じく当ブログではお馴染みである篠原菊紀さんの新作は、個人的にツボな「科学的自己啓発書」風味!?
0916追記:Kindle版が若干値下げされました。
MonoMax特別編集 ビジネス雑貨傑作モノ (e-MOOK)
人気のモノ雑誌「MonoMax」世代=働きざかりの世代。毎日ビジネスギアにふれ、こだわりのモノを持ちたい世代です。
そんな読者層のために「MonoMax」で活躍中の目利きたちが独自の目線で優秀ビジネスグッズをピックアップ。
オフィス、外回り、2泊3日の出張とビジネスシーンを想定しながらデジタルモノから文具、アパレル、バッグまで350アイテム掲載します!
ガジェットを眺めるカタログ的な要素、機能を分析した実用要素を一冊で兼ね備えます。
◆当ブログにおけるこの手のムックだと、MONOQLO関連の作品が多かったのですが、こちらは「MonoMax」系ということで、セレクトも違うかと。
個人的には文房具が多いと、ご紹介しやすいのですが。
ビジネスで騙されないための論理思考
商談で損をしないために、交渉で負けないために、会議で誤った結論を出さないために――おかしな主張を10秒で見抜く方法を公開!
おかしな主張には「論点がずれている」「論理展開が間違っている」「根拠・前提が間違っている」「根拠が偏っている」など典型的なパターンがあり、それを知っておくだけでかなりの部分は瞬時に見抜けるようになる。
さらに、人間が騙されやすい罠を事例とともに紹介する。身近な事柄だけ根拠にする「半径五メートル論法」、見たいものだけを見る「確証バイアス」、成功者だけで結論を出す「生存者バイアス」、説得力を下げる「ブーメラン現象」、反論しにくい「機長症候群」、間違った方向に導く「統計の罠」……。
本書を読み、誤った主張をロジカルシンキングで論破せよ!
◆内容紹介を読む限り、「ロジカルシンキングネタ」と「バイアスネタ」のどちらも入っている作品のよう。
著者の嶋田 毅さんは、「グロービス経営大学院教授」という肩書なので、説得力もあります。
人を動かす技術 基礎編 −セールスは科学である−
この本は営業は科学であるという真髄をつたえるべく、師匠から教わったあり方・考え方・ノウハウを弟子の私がわかりやすく解説しています。
基本編の構成としては
1 私が学んできたこと
2 師匠と私との質疑応答
3 普段どうやって練習したらいいかというトレーニング
根性論の営業を卒業して、繰り返し使える科学の営業手法を学んでください。
◆上記で登場した『終極の営業術』同様、Kindle版のみの営業本。
著者の和久井海十さんは、サンマークさんから商業出版もされているので、中身的には大丈夫だと思います。
統計学が最強の学問である[ビジネス編]―――データを利益に変える知恵とデザイン
累計43万部突破の超人気シリーズに、ついに文系でもわかる「実用書」が登場! 「ビジネス×統計学」の最前線で第一人者として活躍する著者が、。日本人が知らない「リサーチデザイン」の基本を伝えたうえで、経営戦略・人事・マーケティング・オペレーションで統計学を使う知恵と方法を詳細に解説します。
◆今や完全に「統計学の人」となった西内 啓さんの新作は、「実践編」が難しかったの反省してか(?)、「文系でもわかる」コンテンツに路線変更した模様。
若干お得なKindle版も、もうすぐ配信です。
仕事がはかどる! 超高速脳のつくり方
処理すべきタスクが多いビジネスシーン。
頭一つ抜けている人たちの共通点は頭の回転が速く、臨機応変な判断力があること。
IQや元々の脳のスペックがなくても訓練すれば誰でも超高速脳は手に入る!
頭の回転の速い人はなにが違うのか、通勤中にできる高速脳になるためのトレーニング、
脳が活発に動く環境について、脳の動きを阻害するストレスからあなたの脳を癒やす方法など……。
読むだけであなたの脳が超高速脳に変身できる!
◆若干タイトルに煽りが入っていますが、著者の梶本修身さんは「医学博士」とのことなので、内容的には信用できるかと。
私の年だと、今さら脳のスペックは上げられない以上、いかにパフォーマンスを上げるかにかかっているのだと思います。
仕事力を上げる「脱疲労」「脱ストレス」の技術 フィジカルエリートが実践する
トップアスリートほど、運動技術の向上と同じくらいに、「疲労を溜めないこと」を大切にします。福原愛選手が五輪2大会連続でメダルを取れたのも、青学駅伝チームが箱根駅伝で優勝できたのも、何より「疲労を抜く」ことができていたからこそ。どんなにトレーニングしても疲労が溜まっていては、本来のパフォーマンスは発揮できないからです。フィジカル&メンタルの両面から、その指導を行っていたのが著者です。
「パフォーマンス(仕事力)=体力-疲労」。
この公式が成り立つのは、アスリートだけでなくビジネスパーソンも同じです。週末に寝だめしても、マッサージに行っても、なかなか疲れが抜けない……。これでは効率や集中力が下がって、本来の仕事力は発揮できず、より疲れが溜まるばかりか健康に問題が起こる、という悪循環に。
パフォーマンスを上げるためにまずフィジカル&メンタルの疲労回復を優先させるトップアスリートの技術を学びます。
◆当ブログでは、「疲労回復本」も結構紹介してきましたが、本書の著者である中野ジェームズ修一さんの本は、まだ未読でした。
こちらは上の本とは違って、脳だけでなく、全身の疲労を回復させるのがテーマのようですね。
すぐ感情的になる人 (PHP新書)
自分の指示通りに部下が動かないと激高する上司、自分の不満を歯に衣着せずにぶつける夫あるいは妻、さらには犯罪を引き起こすような深刻なケースまで。すぐ感情的になる原因として考えられるのは、親の影響、加齢による「脱抑制」、怒りを許容するいい人の存在、さらに人格障害、「間欠爆発症」、そして怒りやルサンチマン(恨み)をかきたてる社会、などなど……。
ただし、感情をぶつけられたことで生まれる怒りを抑制することはお勧めできない。無理に抑圧した感情は、必ず何らかの形で表に出てくるからだ。そこで本書では上手に怒るためのヒントも含めた上で、すぐ感情的になる人への的確な対処法を述べる。ベストセラー『他人を攻撃せずにはいられない人』の著者の精神科医が、自分自身の例も挙げて簡潔に解決する。
◆「最近の若者は切れやすい」と言ってる高齢者層の方がキレているケースもよくありますし、周りに感情的になりやすい人がいる方なら要チェック。
新書ですが、すでにお求めやすいKindle版も用意されております。
使ってはいけないエセ心理学 使ってもいい心理学
世の中、心理学にまつわる噂や話には枚挙にいとまがない。
「他人を自由自在に操る、禁断の心理術」
「この心理テクニックで、あなたもモテモテ! 」
「ストレスが消え、心がスーッと楽になる心理学」
しかし、そのもっともらしい言説に、はたして根拠はあるのだろうか?
実は、あなたが信じているその心理学は、何の役にも立たない「エセ心理学」なのではないだろうか?
本書では、こうした世にはびこる俗説が「実は役に立たない心理学」、つまり「使ってはいけないエセ心理学」にあたるのかどうかを、心理学における驚きの論文や、最新の論文を紹介しながら、科学的エビデンスを基にその真偽を明らかにしていく。
こんなにもうさんくさいのに、なぜか人々を魅了し続ける心理学。その氾濫する情報に惑わされているあなたも、心理学の正しい「使い方」を学んで自らの成長に役立てることができる本。
◆ユニークな語り口が特徴的な妹尾先生の新作のテーマは「エセ心理学」!?
アマゾンで紐づけされていないものの、「21%OFF」のKindle版もございます。
世界のエリートがやっているどこでも通用する実力がつく仕事筋トレーニング
本書には、サンリオの常務取締役として「ハローキティ」などのライセンスビジネスを担当し、過去最高益を実現した著者が20年間続けてきた、「1日1時間でできる、『仕事筋』トレーニング方法」が初めて明かされています。
この「仕事筋」トレーニングを続けさえすれば、マーケティング力、発想力、リーダーシップ、数字力、情報収集力、コンディショニングなどが身につき、どんな時代が来ても、どこに行っても通用する実力を身につけられるようになるといいます。
あなたも、日本と世界で活躍する著者の編み出した「毎日できる、かならず自分を成長させられる方法」を学んでみませんか?
◆著者の鳩山さんは、以前当ブログでもご紹介した『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』が大人気でした。
その流れで行くと、本書のコンテンツも、結構「基本に忠実」なような気が……!?
本当に賢い人の 丸くおさめる交渉術
頭がいい人はケンカしない──「日本一裁判しない弁護士」と呼ばれる円満解決のプロが、超一流の人と1万件の交渉から学んだ、仕事も人間関係も円滑に行く「丸くおさめる交渉術」を初公開! ビジネスでもプライベートでも一生使える交渉スキル、教えます! 誰もが気づかないうちに、毎日たくさんの交渉をしています。交渉上手になれば、お金も仲間も手に入り、人生が好転します!
◆いわゆる「交渉術」も、個人的には興味のあるテーマです。
著者の三谷 淳さんは弁護士さんということですから、クオリティ的にも安心ですね。
「数字で考える」が簡単にできるようになる本
「数字で考える」というと、難しく感じるかもしれません。
しかし、マッキンゼー出身の著者も新人の頃は、数字をなんとなく使い、的外れなことをする“数字が苦手"な人でした。
しかし、シンプルにポイントを押さえることで、とても簡単に数字が使いこなせるようになったのです。
本書では、数字を上手に使い自分の考えをまとめ、資料に落とし込むまでを、5つのステップで解説しています。
数字で考え、数字を使いこなせるようになるための、世界一やさしい教科書です。
◆「数字本」と呼ばれる作品は数多くありますが、実際に読んでみても、使いこなせないことも多かったりします(私だけ?)。
その点本書は「マッキンゼー流」ということで、クライアントも納得するレベルで仕上げてきているヨカン!?
仕事の結果は「はじめる前」に決まっている マッキンゼーで学んだ段取りの技法
マッキンゼーのコンサルタントや私がこれまでに出会った多くの優秀なビジネスエリートの仕事には、驚くほどムダがありません。
「もっとも力を入れるべきところ」だけに100%の力を注ぐので、彼らは結果を出すことができるのです。
では、ムダな仕事をなくすには、どうすればよいのか?
それは、「段取り」です。
仕事は段取りがすべて。
仕事の結果は、仕事を始める前の「段取り」ですでに決まっているのです。
◆「元マッキンゼー」の方の本が続きますが、著者の大嶋さんこそ、何冊もの「マッキンゼー本」を出されている方。
過去本とのかぶりが多少心配とはいえ、今回は仕事術本が少ないので、この本もチェックしなくては。
「いい質問」が人を動かす
「いい質問」は一瞬で相手の心を掴み、相手を動かします。
それによって、取引先や同僚、パートナーとの人間関係が改善するだけでなく、人生が大きく変わります。
あなたも質問を変えて、人生を変えてみませんか! ?
◆著者の谷原さんの作品も、当ブログでは以前コミュニケーション本としてご紹介した記憶が。
表紙の帯に書かれているフレーズは、そのまんまムスコに言ったことがあるので、深く反省……。
本気で稼ぎたい人のための アフィリエイト大全
本書は、アフィリエイト本史上初(と思われる)、「アフィリエイトでの主な稼ぎ方手法」の全てを網羅的にまとめた本です。「アフィリエイト」という名のビジネスを、体系的に理解するための教本です。
更に、「今日、これから生まれて初めてアフィリエイトを始めようという人に贈る、堅実で確実な稼ぎ方のノウハウ」についても言及しています。
更に更に、アフィリエイトビジネスの歴史や、ちょっとした裏話にも踏み込んでいます。
本気で稼ぎたいと思っている人、のための一冊です。
ぜひ、読んでみてください!
◆ネット界隈では目の敵(?)にされるアフィリエイトですけど、ブログでいちいち収支報告したり、私塾を立ち上げたりしなければ、別に叩かれたりしないと思うのですが。
私自身、10年以上アマゾン&アドセンスくらいしかまともにやっていないので、今さら勉強してみたいところです。
【編集後記】
◆上記でご紹介しにくい作品から。「覚えられる」が習慣になる! 記憶力ドリル
テーマ的には全然取り上げてもいいのですが、「ドリル」という形式である以上、当ブログではレビューしにくいという……。
ご声援ありがとうございました!
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