【全20冊】未読本・気になる本（2016年09月03日）:マインドマップ的読書感想文

2016年09月03日

【全20冊】未読本・気になる本（2016年09月03日）

Cat / celesteh

【はじめに】

◆今日お送りするのは、2週に1度の「未読本・気になる本」のエントリー。

前回1日遅れとなったので、今回は前倒すつもりが、逆にさらに1日遅れとなってしまいました（すいません）。

……本当は、週末にかかると平日とアクセス数がやや違うため、過去との比較がしにくいのですが。

それはさておき、「読書の秋」に備えるためにも、ご確認よろしくお願いします！

【未読本・気になる本、全20冊】

【完全ガイドシリーズ149】ネット通販完全ガイド (100%ムックシリーズ)

「レビューや採点で大評判のあのアイテムってホントに良いモノなんですか？」
手で触って選べないからこそ余計に高まる商品への疑問難問。
本誌が編集費とカラダを張って「ホント」か「ウソ」かジャッジいたします！

◆アマゾンに内容紹介がないため、上記は版元サイトから。

コンビニだとシュリンクされているので、昨日リアル書店に確認しに行ったのですが置いておらず、未確認状態です……。

ブラック企業の営業術―――クリーンにしてホワイト企業で使ったら１１００人をゴボウ抜き

「数字が人格」という環境で、地獄を見たくないがため文字どおり死ぬ気で編み出した営業術。
法律スレスレ、ときには一歩踏み外した超絶ノウハウを、ホワイト企業用に濾過し、一般の営業マンが使えるノウハウにしてお届けします。
超絶ノウハウゆえに、たとえクリーンにしても超実践的、かつ効果は絶大。
これまでの営業術とは一味違う営業術をあなたのスキルに付け加えてください。

◆営業本のノウハウは、他に転用しやすいですし、内容紹介を読む限り、効果もありそうですｗ

この本、Kindle版だけなので、「お買い得」とは違うのですが、1000円ちょっとですから、お求めやすいかと。

当世出会い事情――スマホ時代の恋愛社会学

「選択肢は多いほうがいい」は本当か?「Tinder」「OkCupid」「Match.com」…他、各種デートアプリが激変させた世界の恋愛と婚活の現場を取材。社会学的分析も加えたユーモアあふれる新時代の愛の指南書。
独身率が高まりつづける現代と、手近な相手と若くして結婚していた昔を比較、その良し悪しを明らかにしながら、現代ならではの出会いの可能性を探る。
エリック・クライネンバーグ教授(ニューヨーク大学)との共同作業により次々と明かされていく驚嘆すべき恋愛統計の数々。
スマホによって恋愛はどう変わったのか、それは私たちを幸福にしたのか―?

◆「モテ本」の一種として読みたいものの、あくまで海外のサイトの話なので、どこまで日本で汎用性があるかは不明です。

とはいえ、万国共通の「スマホ恋愛」の攻略法が、何かありそうなヨカン!?

ストラテジック・キャリア ― ビジネススクールで教えている長期的キャリア戦略の7つの原則

マッキンゼー&カンパニー、米国務省、国防総省で戦略全般に携わってきた著者による、キャリア戦略コースの内容を書籍化!自分の「バリュー」を天職につなげるためのエクササイズとケーススタディ。キャリア戦略の原則は、事業戦略の原則と概念的に同じものである。

◆「キャリア戦略の原則は、事業戦略の原則と概念的に同じ」という指摘はなるほど確かに。

若干お得なKindle版も配信中です。

一生を賭ける仕事の見つけ方

「今の自分は、なりたかった自分なのか」20代。仲間もカネも実績もなし。それでもたった1人、逆風のなか始めた「ベンチャー支援」を、100人超の仲間と数千社を巻き込む日本一のプラットフォームに!起業家の登竜門「モーニングピッチ」発起人が初めて明かす「思い」と「仕事」をつなぐ5つのステップ。

◆上記内容紹介だけ読むと、よくいる「イキオイだけの人」みたいですけど（失礼）、著者の斎藤祐馬さんは公認会計士の資格をお持ちだそうなので、頭脳はクールだと思われ。

Kindle版だと、新刊にしてはありがたい「19％OFF」でお求めいただけます。

空気のつくり方

菓子、車、スポーツ……あらゆる商品をヒットさせ、ブームを生み出してきた著者が贈る、池田式マーケティングのすべて。
横浜DeNAベイスターズの社長・池田純氏によるマーケティング本。オビ推薦文に、中田英寿、堀江貴文、見城徹が登場!

◆書影とタイトルだけ見たときは、てっきり「コミュニケーション本」かと思ったのですが、コテコテの(？)「マーケティング本」でしたｗ

この本もKindle版が「19％OFF」とお買い得ですので、ご検討を。

社会人3年目、こたえの見つけ方

この会社でいいのか、こういう仕事をしていていいのか、これから何を目指し、どんなふうに仕事と向き合っていくべきか――
一通り仕事を覚えたからこそ、迷い悩み始める社会人3年め、ブランド王国を築いた有名人たちの言葉をフックにして、ポジティブな気持ちを喚起させながら、カンタンなワークシートを付けて、具体的なセルフブランディング方法(=これからの社会人人生の歩き方)を伝えます。

◆当ブログでも人気のテーマである「自分ブランディング」を追求した作品。

こちらもKindle版がお求めやすくなっています。

成功をつかむマインドハック相手の潜在意識を活用する30の方法

本書で彼が語るマインドハックの要素は4つ。「ミスディレクション」「サジェスチョン」「マジック」「ショーマンシップ」。このテクニックをもって、よく知っている相手のみならず、初対面の人、さらに自分をもコントロールし、あらゆる場面での成功を導き出すと彼は言います。
ビジネス・恋愛・人間関係ほか、あらゆる場面にマインドハックを応用し、あなたの人生に成功をもたらす。その仕組みをトニーが丁寧に解説し、トレーニングを行い、実践できるように作り上げた30の方法。誰にでもすぐに活用できる実践編付です。

◆著者のトニー・ジャン氏は、ベクトル的には、メンタリストDaiGoさんに近い感じ。

全部が効果があるとは考えにくいですが、1つでも2つでも身に付けられたらいいな、と。

7つのゼロ思考外資系コンサルタントも知らない「異次元スピード仕事術」

「仕事が早い」というテーマの本は数ありますが、本書ほど理路整然としていて、実践に役立つ本は少ないと思います。実体験を基にしているだけに、説得力があります。

◆「仕事術本」は、当ブログの柱の1つだけに、この作品は見逃せません。

著者の中村一也さんは、「京都大学経済学部卒業」とのことですから、ノウハウも期待できそうです。

ワンコイン心理術 (PHP文庫)

仕事、恋愛、人間関係などあらゆるコミュニケーションシーンで使える、人生が変わるメンタリズムのテクニックを大公開。相手の心をうまく操ることができれば、どんな状況でも動じない自分になれるはず!
たとえば、異性の心をわしづかみにする、ウソを見抜く方法、すべらないほめ方、シャイな人もアガリ症を克服できる、思わず許してしまう謝罪のカギ、相手の選択をこっそり操るすごテク、第一印象をよくするとっておきのコツ……

◆タイトルの「ワンコイン」が、内容とどう関係しているのかと思いきや、単に本書が「500円の文庫本」ということのよう。

少々遅れてKindle版が配信されるのですが、そちらはさらにお安くなっています。

他人を引きずりおろすのに必死な人 (SB新書)

「人の不幸は蜜の味」と言いますが、組織の中には「他人をひきずり落とす」ことに人生を賭けている人が一定数います。本書は、そんな人に巻き込まれないための「傾向と対策」本です。
日本社会では「横並び主義」が広く浸透しており、強烈な嫉妬が生まれやすい土壌があります。そんな集団心理的な理由と、人間であれば誰しもがもっている攻撃性(シャーデンフロイテ)が相まって、「引きずりおろし」が横行するのです。
あなたが、組織でうまく生き延びていきたいのであれば、かならず読んでください。引きずりおろしのターゲットにされてからでは、遅いのです。

◆「世の中には実際にそういう人もいるのだろうな」と、ひきずりおろされるほどステイタスのない私は、漠然と考えております。

ちなみにKindle版は、新書価格と同じですので、Kindleで読みたい方のみに。

世界に通用する一流の育て方地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格 (SB新書)

妊娠中に育児本を200冊読破。
独自の教育論を確立し、0歳から英語と日本語の絵本を読み聞かせ、2歳から自分で英語を学び始め、4歳で英検3級合格。
手作りの教材で家庭学習を施していたため、幼稚園に通わせるつもりはなかったが、仕方なしに1年だけ通園……。
もはや東大・京大なんて眼中にない。
世界レベルの学力の伸ばし方がわかる。

◆「子育て本」としては面白そうなのですが、内容紹介を読む限りは、普通の方だと真似できそうもない気が。

Kindle版が、上記の本と同様、新書価格と同じなのが玉にきずですね。

やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

ハーバード×オックスフォード×マッキンゼーの心理学者が「人生のあらゆる分野での成功に必要な最重要ファクター」をついに解明!
世界の「能力観」「教育観」を根底から変えた話題の世界的ベストセラー!
ビジネスリーダー、エリート学者、オリンピック選手…成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく「グリット」(やり抜く力)だった!
バラク・オバマ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ…錚々たる権威がその重要性を語り、米教育省が「最重要課題」として提唱する「グリット」の秘密を初めて解き明かした一冊!

◆著者のアンジェラ・ダックワースの名前や、「グリット」という概念については、以前『スタンフォード大学夢をかなえる集中講義』のレビューでご紹介したことがありました。

成功するには必須の要素だと思いますので、本書はぜひとも読んでおかなくては！

人間は9タイプ子どもとあなたの伸ばし方説明書

紙とペンがあれば回答できる(あるいはインターネットに接続されたパソコンやスマホからかんたんに回答できる)「90問の診断テスト」で、あなたやあなたのお子さん、ご家族などすべての人間のタイプが即座に判明します。そして、その9タイプ別の声がけや働きかけにより、ビリギャルのような奇跡が、あなたやお子さん、ご家族に起こります!
ぜひ本書で今すぐ、楽しい9タイプ判定を行なってください。

◆著者の坪田先生は、「ビリギャルを出版して3年で65本の出版企画が来た」のだそう（スゲー！）。

その中から選ばれたのが、今回の2冊目の企画ということでしょうから、これは期待できそうです！

自分の「怒り」タイプを知ってコントロールするはじめての「アンガーマネジメント」実践ブック

元サッカー選手・アンガーマネジメントファシリテーター™ 前園真聖さん推薦! !
「アンガーマネジメントに出会って、怒りの感情をコントロールする技術を学びました」

◆著者の安藤俊介さんの作品は、過去何冊かご紹介していますが、「実践ブック」という形式は初めて。

感情の中でも、「怒り」は一番コントロールする必要がありますから、カッとしやすい方なら、本書は必読でしょう！

“トークの帝王"ラリー・キングの伝え方の極意

アメリカで、韓国で、ベストセラー!
オバマ、トランプからレディ・ガガまで50年間で5万人と対談した世界No. 1キャスターの対話術

◆とにかく著者のラリー・キングは、CNNで25年間トーク番組（『ラリー・キング・ライブ』）をやってきただけあって、経験豊富な上に話術も巧み。

推薦文がいくつかある中で、コメディアンのジョージ・バーンズの「そういえば彼の番組に出た時の出演料をもらっていないが、この本は本当に気に入っている」というのには、ﾜﾛｲましたがｗ

元刑事が教えるウソと心理の見抜き方

警察官として約28年、うち知能・経済班担当の刑事を約20年務めた著者が、その経験の中から生み出した「ウソや人間心理の見抜き方」を公開。
相手がウソをついたときのサインの見方や、ウソつきかどうかを見極める質問の仕方がマスターできます。

◆ただの警察官なら全国に大勢いますが、著者の森透匡さんは、肩書に「全米NLP協会・日本NLP協会認定NLPプラクティショナー、LABプロファイル(R)プラクティショナー、日本メンタルヘルス協会基本心理カウンセラー」なんてのが並んでいますから、本書のような作品を出すに値する方かと。

8月のランキングでも、『元検事が明かす「口の割らせ方」』が5位につけていますから、この本にも期待したいところです。

どんなときも絶対折れない自分になる自信の秘密50

イギリスで人気のシークレットシリーズ、ついに日本上陸。その第一弾は「仕事も人生も、あなたの中にある『自信』が成功を決める。」

◆上記の「シークレットシリーズ」が何だか知らないので、本書に続く第2弾以降があるのかわかりませんが、テーマ的には当ブログ向きでしょう。

翻訳本でこのページ数（264ページ）の割には、お値段が1620円とお手頃なのもありがたいです。

妖怪男ウォッチ

女を不幸にする男=妖怪男を徹底的に分析して供養するブログ「妖怪男ウォッチ」、人気のライター・ぱぷりこの「恋愛魔窟サバイバルガイド」が登場!
コンサル男、自称ロジカル男、セフレ牧場経営者、港区の男、プライド山男など17の妖怪男の生態を分析。
妖怪男のことをよく知り、よく退散させましょう。
つらい恋愛=妖怪恋愛を退散させるお札つき!

◆人気ブログ「妖怪男ウォッチ」の管理人、ぱぷりこさんが、いよいよ商業出版デビュー！

ただし本書は、ブログの焼き直しではなく「256ページ、ほぼ書き下ろし」とのことなので、ブログの読者さんも必読です！

クリエイターズ・コード並外れた起業家たちに共通する6つのエッセンシャル・スキル

起業家がいかに成功したかを著した書は世に多し、だが、エイミー・ウィルキンソンの著した本書の内容は広範囲で、分析的なアプローチなところがいい。彼女はたくさんの起業家に取材をして、彼らが成功できたスキルを抽出している。
よい知らせ? そのスキルはだれでも磨くことができること。
もっといいこと? 本書にはとっておきのすばらしいストーリーがたくさん盛り込まれていること。
──ダニエル・ピンク

◆昨日『時間をかけずに成功する人コツコツやっても伸びない人』をご紹介したばかりですが、本書も「成功本」の一種かと。

上記のダニエル・ピンクをはじめ、トム・ピータースや、ウォーター・アイザックソンも推薦文を寄せています。