2016年07月07日
【全20冊】未読本・気になる本(2016年07月07日)
Wonton the cat / rhwalker22
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の「未読本・気になる本」のエントリー。家の用事でバタバタしていて、危うく先延ばしになるところでした。
さて、今回のラインナップで気が付いたのが、前回と比較するとKindle版がある作品がやや少なめだったこと。
もっとも今後リリースされる可能性も十二分にありますから、Kindle派の方は、それを期待していただければ、と。
それでは皆さま、チェックよろしくお願いします!
【未読本・気になる本、全20冊】
「決め方」の経済学―――「みんなの意見のまとめ方」を科学する
本書では、『「決め方」の経済学』というくらいだから、決め方を経済学的に考える本だ。
経済学では、人々が何を欲しているか、どのような生産ができるかといった情報を、まとめあげて1つの資源配分を与える関数として、市場をとらえる。
それと同じように、人々の意思を情報としてまとめあげて、1つの集団的決定を与える関数として、決め方をとらえる。(中略)
もしあなたが、選挙や日常の会合で、意思決定がどうもうまくできていない、人々の大意とズレる結果をよく選ぶ、と感じることがあるならば、その理由が本書のなかに見つけられると思う。
◆当ブログでも「意思決定本」は人気ですから、この本は気になります。
一応、Kindle版のご用意アリ。
ウェブでメシを食うということ
ヤフージャパンが登場して20年となる2016年。インターネット業界はいかに発展してきたのか?
ネット黎明期からSNS隆盛の現在までを、ネットニュース編集の現場で“IT小作農"として働いてきた著者の視点で綴る。
折々のニュースも絡めながら、PVを稼げるサイト作りとページ更新に追われる日々、「オーマイニュース」との抗争、小飼弾との「歴史的和解」など、著者の実体験も満載。
津田大介、ひろゆきらネット業界の著名人も多数登場、笑いながらすらすら読める仕事エッセイ。
◆おなじみ中川淳一郎さんの新作は、ネット寄りの方なら楽しめそうな1冊。
こちらもKindle版がありました!
君もチャンピオンになれる
通算18個の金メダルを獲得したマイケル・フェルプスをはじめ43人の世界記録保持経験者を育て上げた伝説の名コーチが教える、大きな目標を最短で実現する10のゴールデン・メソッド。仕事、スポーツ、勉強、芸術、教育、子育て…あらゆる場面で活用できる!
◆スポーツコーチの本が、自己啓発書的に効果があるのは、ジョン・ウッデンの本でも明らかかと。
この本のKindle版は、新刊なのに「21%OFF」とお買い得です。
スマホ断食 ネット時代に異議があります
何かあるとすぐにネットで検索。止まらないネットサーフィンで、気づくと1時間。LINEの既読が気になって仕方がない…ネット漬けの日常から逃走し、「自分」を取り戻す。芥川賞作家によるネット社会批判。
◆当ブログでは、『文は一行目から書かなくていい』が人気だった藤原智美さんの新作は、予想外のテーマでした。
ちなみにこの本、在庫が薄めなんですけど、Kindle版さえあれば、スマホで読めるのですが……。
超一流のすぐやる技術
超一流は、誰よりも多くの仕事量をこなしますが、仕事だけではなく、プライベートも楽しんでいます。
また、当然ですが、まわりの人から軽く扱われることもありません。
ですので、あなたがもし、「すぐやる」ことができていないのであれば、まずは、すぐやるための技術を身につけていただきたい。
そして、そのあとに、すぐやらない技術もぜひ覚えていただきたいのです。
◆「『絶対達成』コンサルタント」横山信弘さんの新刊も、好きな方にはハマりそうな1冊。
単行本がお手軽価格な分、Kindle版も同じお値段ですが。
47原則―――世界で一番仕事ができる人たちはどこで差をつけているのか?
“世界で一番仕事ができる"リーダーたちがさりげなくやっている仕事の習慣やマインドセットを“47原則"にまとめた1冊です。著者が世界7か国のビジネスに携わるなかで随時メモしてきた仕事術の数々をふまえ、尊敬する社内外のビジネスリーダーたちにヒアリングも実施して厳選した「47」原則。著者自身やヒアリングしたリーダーたちも「20代のときから知っておきたかった! 」と実感する内容ばかりで、各原則の狙いと具体的な手法が詰まっています。
◆著者は日本人ですが、元々先に英語版が米国で発売されてベストセラーになった作品の日本語版とのこと。
であれば当然(?)ですが、Kindle版も用意されております。
1秒で「気がきく人」がうまくいく
ANA客室乗務員として12年。
500万人のお客様から学んだ、「気がきく人」の1秒の習慣とは?
人間関係・仕事・お金・幸せ・男女・人生の悩みが解決する!
◆当ブログでは『100%好かれる1%の習慣』をご紹介したことのある、松澤萬紀さんの新作。
こちらのKindle版は、ややお買い得ですw
99%の会社はいらない (ベスト新書)
体調が悪くても会社に出ている、メールで済むことをわざわざ電話する、毎週の会議がただただ常態化している、社内の派閥争いで足の引っ張り合いをする……日本の会社にはいくつものムダがあると感じませんか?
その上、毎日残業、有給もなく、会社に言われるがまま仕事をして「忙しい」と感じる毎日。
そんな「苦しい忙しさ」を「楽しい忙しさ」に変えるためのヒントは、会社に縛られないこと。
「自分の時間」を生きることで幸せになる、ホリエモン的生き方・働き方とは?
◆おなじみ堀江貴文さんの新作は、堀江さんがかねてから言われてきた主張にそのまま沿っているような?
皆が皆、堀江さんのように働けるわけではないですが、取り入れられる部分があれば実践してみたいところです。
大前研一「ビジネスモデル」の教科書
BBT大学での人気授業を書籍化!「もし、自分が社長だったら?」……ニトリ、Airbnb、コカ・コーラ等など、今話題の企業の「経営課題」に取り組みながら、「ビジネスモデル」のつくり方を学ぶ1冊。
◆内容紹介を読む限り、「BBTリアルタイム・オンライン・ケーススタディ」との違いというか、関連性がよく分からず。
紙版をオンデマンドで出していたのを、一般書店(版元がカドカワさん)で買えるようにした、ということなんでしょうかね?
外資系エリートが実践する 100%集中できてストレスをためない脳の鍛え方[CD付き]
グーグル、インテル、マッキンゼー……世界のトップ企業が採用する、マインドフルネスの入門書。
スティーブ・ジョブズやイチロー、ジョコビッチ、松下幸之助をはじめとしたハイパフォーマーが実践していることで有名なマインドフルネスを、初心者でもすぐにできるようにわかりやすく解説。
通勤途中、仕事の休憩中にも、1日5分でも聴くだけで実践できる瞑想CDを付けました。
仕事の集中力を高め、ストレスを軽くする「マインドフルネス」を始めたい人に最適な一冊。
◆今話題のマインドフルネス本ですが、本書のキモは「瞑想CD」が付いていること。
これさえあれば、私でもマインドフルネスが身につくのでしょうか!?
こいつできる! と思われる いまどきの「段取り」
◎「段取り」が8割という言葉があるように、段取りは仕事の基礎中の基礎!
本書では、若手社員が早くに覚えておくべき、また、中堅社員が改めて覚えておきたい仕事の基礎知識をやさしく解説します。
若手社員の上司もぜひご一読いただきたい1冊です。
◆生産性を高めるためには、「段取り」は重要なポイントでしょう。
本書では「時間管理、チーム運営、資料・名刺の整理、思考の整理、アイデア出し、報連相など、様々な視点で解説」してくれる、とのこと。
オラクル流 コンサルティング
本書では、オラクル米国本社でコンサルタント育成プログラムを開発・運用する現役ディレクターが、社内のコンサルタント育成ノウハウを初公開。
業界の巨人が蓄積してきた、世界最高峰のバリューを提供する技法(ベストプラクティス)を紹介。
本書の内容を実践すれば、クライアントの期待以上の付加価値を提供できるようになり、信頼がますます厚くなる!
コンサルティングに従事する人はもちろん、就職・転職志望者、競合企業・導入企業の担当者に読んでいただきたい1冊。
◆コンサルタントやコンサルティング業界に興味がない方だと、スルーしてしまいそうですが、そもそもコンサルタントが必要なのは、「何かしらの問題解決」をしなくてはならないからかと。
つまり「問題解決」をしたい方なら、関係ないとは思えないワタクシです。
大統領の演説 (角川新書)
人の心を動かすレトリックは大統領に学べ!
ケネディ、レーガン、オバマなど時に夢を語り、時に危機を煽って世界を動かしてきた大統領たちの話術を、ハーバード大卒タレントで、東工大でコミュニケーションと国際関係について講義しているパックンが解説!
◆前作『ツカむ! 話術』が当ブログでも人気だった、パトリック・ハーランさんの新作は、スピーチ本でした。
新書で320ページもあるので、結構骨太な予感。
ビジネススキル大全―――2時間で学ぶ「成果を生み出す」全技術
一般的な仕事のやり方、たとえば思考法や文章の書き方、プレゼンテーションの仕方など、日常の仕事を支えるベースとなるようなスキルを、この先も基本となる古典的書籍から抽出して解説。
単にスキルの概略を列挙したものではなく、ポイントは「ビジネスパーソン必修のスキルが一気に学べる」ところ。
今後働く業界や会社が変わっても通用する、持ち運びできるスキルを紹介します。
◆先日起業本をご紹介した藤井孝一さんが、なんと「ビジネススキル」の大全本をリリース!?
版元がダイヤモンド社さんなので、内容的には大丈夫だと思いますが、どうまとめているのか気になります。
感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか (集英社新書)
なぜ選挙戦で理性的に話す候補者よりも感情的な候補者のほうが優位に立ちやすいのか?なぜネットは些細なことで炎上するのか? そしてなぜ理不尽な労働を強制されても奉仕してしまうのか?
その背景には、国家・企業・共同体が巧みに仕掛ける「感情の動員」がある。あなたは知らぬ間に搾取されている。本書は、それに抗う方法を提案する!
◆テーマ的には「行動経済学」に近い分野だと思うのですが、内容紹介にもあるように「政治」や「社会」にも言及している模様。
帯の推薦陣も豪華ですし、これは出たらチェックしておかねば。
「考える」は技術―――世界最高の思考ツールであらゆる問題を解決する
グーグルマップ、ATM、デジカメ……「常識」を書き換えたモノの裏には、最強の思考ツールがあった! 分解、最適化、逆算デザイン、組み換え、プロトタイピングなど、あらゆる問題をあざやかに解決するプロフェッショナルたちの「考える力」がこの1冊に! ダボス会議創設者とノーベル賞経済学者が推す若き天才、初の著書
◆画像がないので、しょぼい印象を持たれそうですが、内容的にはかなり良さげな予感。
版元のダイヤモンド社さんは、早く仕事汁!!
TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド
ケリー・マクゴニガル、ビル・ゲイツ、アル・ゴア、ケン・ロビンソンなどが登場し、 世界中が注目するカンファレンス「TED」。
忘れられないプレゼンを生み出す舞台裏とノウハウをTED代表のクリス・アンダーソンが自ら解説する初めての公式ガイド!
◆「またTED本かYO!」と思われた方でも、著者がTED代表のクリス・アンダーソン自身とあっては、見逃せないであろう本書。
「暗記するのかしないのか? スライドの色やフォントはどうするのか? ストーリーをどう組み立てるのか?」といった「具体的な21のノウハウ」は、ぜひチェックしておかなくては。
大人はもっと遊びなさい (PHPビジネス新書)
プロフェッシュナルになってはいけない!? 「真面目に働く人ほど遊んだほうがいい」と説く著者の真意とは。成毛眞流遊びのすすめ。
◆お馴染み成毛 眞さんの新作は、思いっきり「オフタイム本」でしたw
ゴルフとかレコード収集とか薦められたら、当ブログではレビューしにくいんですが……。
リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~
近年注目されているマインドフルネスに積極的に取り組み効果を上げているGoogleの社内研修制度をつくる著者が、Outer(外側:インターネットをはじめとする一般的に知られるテクノロジー)とInner(内側:人間の脳や身体、精神、呼吸、意識)の「テクノロジー」を統合し、充実した人生を送るための実践的な知恵を伝える1冊。 元マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントであり、 グーグルのブランドマーケティング部門のチーフ・エバンジェリストが教える これからの時代において本当の意味で成功し続けるために 自分の心と体を最適化する方法。
◆最近Google本もいろいろ出ていますが、果たしてこの本はどうなのか?
一応著者の動画がYouTubeに上がっていましたので、ご参考まで(55分もありますがw)。
成長思考 心の壁を打ち破る7つのアクション
「アイデアメモ」で大変身! こうすれば誰でも驚くほど成長する。
マッキンゼーで14年間活躍した、『ゼロ秒思考』の著者最新作!
◆当ブログでも何冊か著作をご紹介している赤羽雄二さんの新作は、「スキルアップ本」といってよいテーマのよう。
そのための具体的なアクションも記載されているようなので、実践もしやすそうです。
【編集後記】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて (幻冬舎新書)
私も軽めにやっている「糖質制限」。
新書ですけど、中古にそこそこお値段が付いており、今回のセールではKindle版がお得になっています。
ご声援ありがとうございました!
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