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2016年06月28日

【モテ】『彼女のつくりかた』横山 建


彼女のつくりかた
彼女のつくりかた


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、koboのセールの対象となって、再び激安価格で放出されているモテ本

と言いますか、上記セールのスタート時の半額となっているので、別のセールの対象となっている可能性が高いのですが、いずれにせよ、このお値段ならオススメせざるを得ません。

アマゾンの内容紹介から。
恋愛情報商材で断トツ実績の著者が書き下ろした超実践的モテるハウツー。出会いのシチュエーション別にベストな声のかけ方から口説き方までを詳細に解説! 「出会いの場に行ったり、出会おうと行動してみても、どうしていいかわからない」「どんな会話をしたらいいのか?」「一生懸命アタックしても全然結果が出ない」 このような男性にとって手助けとなりすぐに効果が上がるテクニックを、著者のカウンセリングやセミナーで別人のようなモテ男に激変した人たちの具体例から教えます。

なお、以前もお話したとおり、単行本にはビニールがかかっている作品ですので、やや軽めに参ります!





Yes or No? / malias


【ポイント】

■1.つき合うまでは、ひとりの女に固執しない
 たとえば、SNSやナンパの場合に、相手がまったく返事や反応がないのに「自分のタイプだから」ということで固執して追い続けるということが多々あります。
 これは出会いの絶対数を増やせば一発で解消できます。相手にされないことで、その女の存在がより貴重に見えているだけです。恋愛感情と固執した感情が混ぜ合わさっているために起こる錯覚です。
 また、固執することで場数が減り自分のスキルが上がらないというデメリットも生じます。ひいては、「余裕のない男」という印象を与えてモテない負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 
■2.カップリングパーティでは、必ず連絡先を交換する
 カップリングパーティーはカップルになることが重要で、カップルにならなければ連絡先を交換してはいけないと思っている人が多いようですが、カップルになれなくてもまったく問題ありません。しょせん5分程度しか話ができないので形にこだわることはないのです。ここで大事なのは、どれだけたくさんの人にインパクトを残してどれだけたくさんの人と連絡先を交換するかということ。連絡先を聞くには、「こういうところ、初めて来たけど全然しゃべれないもんだね。今度、友達同士で会ってゆっくりしゃべろうよ」という方法が簡単です。パーティーが終わってから出待ちをして、会場から出てくる女に話しかけて連絡先を交換することもできます。


■3.初回のデートで手を繋ぐことを目指す
1回目のデートで最後までいく場合もありますが、そうはいかない女の場合でも、少なくとも手をつなぐという課題だけではクリアすることを目指します。
 メールのなかでも冗談っぽく宣告しておきます。
「会うということはデートだ。デートといえば手をつながなきゃダメだよね」
 というふうに。そうすると女のほうも、
「またまた!」
 と本気にしていない感じで返信しつつも、心のなかではある程度準備をしてデートに臨むわけです。
 そして、実際に会ったときに、
「何か忘れてない? これはデートだぞ。デートは手をつながなきゃダメなんだぞ」
 といって、手をつないでしまうのです。


■4.メールで口説くのは無謀
 前半でも何度もいいましたが、好意レベルが低い男がとるべき行動は、いきなり口説くことではなく、徐々に好意レベルを上げていくことです。
 よって、メールも「信頼関係と好意レベルを徐々に上げていく」ツールとして、使いこなせばいいのです。
 では、信頼関係と好意レベルを上げるメールとは、次の内容のメールです。
(1)用件がしっかりとあるメール
(2)絶対に女性が返信したくなるメール
(3)このメールを無視するとその女がただ単に冷たいヤツになってしまうメール
この3つしかないと、俺は考えています。

(詳細は本書を)


■5.仮定法の言葉を入れる
 会話をしている途中、自然なタイミングで、
「もし俺らがつき合ってるとしたら……」
 という仮定法の言葉を入れてみます。
たとえば、
「私、あんまり料理できないんだよね」
 という話を女がふってきたら、
「じゃあ、もし俺らがつき合ってたら、俺ばっかりがメシ作ることになりそうだね」
 というふうに答えるのです
 あなたと恋愛関係になることを具体的に想像させることで、女の気持ちを一気に恋愛モードにさせることができますし、この仮定の話にノッてくれば、あなたにかなり好意を持っていることがわかります。反応が好感触だった場合は、そのまま仮定の話をどんどん展開させていってください。
 

【感想】

◆冒頭でも触れた、本書の著者である横山さんの前作。

B007U5QC3C
ブサヤリ ―ブサイクがかわいい女とヤる技術

参考記事:【モテ】『ブサヤリ ―ブサイクがかわいい女とヤる技術』横山 建(2016年06月07日)

上記レビューでも書いたように、そちらの本では、「出会い」についてほぼスルー(対象女性はすでにいるものとしてスタート)だったのが、少々残念でした。

それを踏まえてなのか(?)、本書はメインパートとなる第2章にて「出会い」攻略法が満載。

具体的には上記ポイントの2番目の「カップリングパーティー」をはじめとして、「SNS」「チャット」「出会い系サイト」「ストリートナンパ」「合コン」と、盛りだくさんです。

これは前作を補完する、という意味ではポイント高し!


◆ただし、ここが本書の一番評価が分かれるところなのですが、その状況別の出会いのパートにおいて指南するのは、著者の横山さんではなく、横山さんの恋愛塾の塾生さんたち(たとえば上記ポイントの3番目は、塾生の緒形さんの発言から)。

もちろん、ただその塾生さんたちが語っておしまい、というわけではなくて、部分部分に横山さんの解説はあります。

とはいえ、「どこの誰だか知らない人」(著者主催塾の塾生ですが)に語られるのはイヤ、という気持ちもわからなくはありません。

それでも普通のビジネス書でも、「著者のメソッドに沿って行動して会員が成功した販促事例」等は普通に見かけるので、これをもって「ダメ」というのは、いかがなものかと。

もっとも個人的には、その塾生さんたちが披露するテクニックが彼ら主導によるもので、必ずしも「横山メソッド」と言い切れない点が弱いと思うのですが……。


◆一方、最後の第3章は「ゲットまでの具体的方法」と題して、横山さんがご担当。

上記ポイントの4番目と5番目は、ここからの引用になります。

前者に関しては、その「3つのメール」の具体的な内容まで列挙されており、非常に参考になりました。

なるほど、女性の負担にもならず、出していくことで好意レベルも上がる感じ。

さらには、ここから「いかにしてデートに誘うか」についてもアドバイスされていますので、ここはぜひ参考にしてください。

また後者は、実際にデートしている状態から、いかにして口説くか(&ホテルに誘うか)までのテクニックの部分から。

このあたりは、「飲み」にまではいけるものの、実際に口説けない方には非常に参考になると思われ。

実は、この「具体的に口説く部分」も、前作ではやや弱かったので、こちらも補完されているのはありがたかったです。


◆というわけで、平均的なモテ本レベルと比較しても、何らそん色ない本書。

単行本はいまだに4500円超のプレミアが付いています。

実際の単行本の定価は、2376円とのことですが、それだと買うのにやや躊躇してしまう内容かと。

ちなみにKindleほか、電子書籍の通常価格は1620円らしく、それが今なら500円しない(「20%ポイント還元」加味すると400円しない)のですから、モテ本好きなら普通に「買い」だと思います。

問題は、前作と比較すると、どうしてもやや見劣りしてしまうところなんですが、まぁ、このお値段なら、2冊とも買えば問題なしww


セール価格中に買うべし!

彼女のつくりかた
彼女のつくりかた
第1章 彼女をつくる前に知っておきたい大切なこと

第2章 シチュエーション別の女の落とし方

第3章 ゲットまでの具体的方法


【関連記事】

【モテ】『ブサヤリ ―ブサイクがかわいい女とヤる技術』横山 建(2016年06月07日)

【モテ】『LOVE理論』水野敬也(2015年09月15日)

【モテ】『口説きの教典──カリスマナンパ師“ミステリー”の恋愛メソッド』ミステリー(2015年08月12日)

【モテ】『ぼくは愛を証明しようと思う。』藤沢数希(2015年06月28日)

お前らもっと『抱けるナンパ術』の凄さを知るべき(2015年05月17日)


【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

B00DEC3FSU
プロフェッショナル・ネゴシエーターの頭の中―「決まる!」7つの交渉術

私も以前、「50%ポイント還元」セールのときに買った(でも積読w)作品。

今回は「63%OFF」に加えて、さらに「20%ポイント還元」も付きますから、そのときよりお買い得となっております(涙目)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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