【モテ】『女子会で教わる人生を変える恋愛講座』大泉りか:マインドマップ的読書感想文

2016年05月29日

【モテ】『女子会で教わる人生を変える恋愛講座』大泉りか

女子会で教わる人生を変える恋愛講座

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事でも人気だったモテ本。

リアル書店で中身を確認したのですが、すいません、レジに持参する勇気がなくて、アマゾンアタックかましてしまいました。←ヘタレ乙ｗ

アマゾンの内容紹介から。

素敵系、キャリアウーマン、文系、ギャル、アキバ系、婚活ちゃん…かわいくて綺麗な6人の女子会に招待されたあなた、「本当のモテ方」をこっそり教えてくれます!

一見コミック風ですが、扉絵以外イラストやマンガもなく、かなり真っ当な1冊でした！

Couple / josh.greentree

【ポイント】

■1.メガネは黒縁が王道

「メガネ男子」というモテ属性があるように、メガネを掛けた男性を好む女性は多くいます。メガネには、男性を知的に、文化的に見せる効果があるので、男性にそういったものを求める女性の好感度アップには、とくに役立ちます。
　メガネと一口にいっても、フレームの形、色、そして素材でイメージが変わってきます。しかし、なんといっても女性の人気を二分するのは、黒縁メガネ、もしくは銀縁のメタルフレームメガネではないでしょうか。
　一般的に黒縁はオシャレなイメージ、メタルフレームはシャープな雰囲気を与えると言われています。とくに黒縁は、誰が掛けても「それなりにオシャレ」に見えるのでオススメです。

■2.仕事の愚痴はNG

　わたしは仕事の話をされると、けっこう興味を持って聞いちゃう。違う職種の違う職場の話って面白いし、自分が仕事をする上で気づかされることもいっぱいあるし。
　けれど、ひたすら愚痴とか、部下が使えないっていう不満とか、そういう話はあんまりいい気分にはならないわね。アキバちゃんのいう「俺ってすごいだろ」じゃないけど、愚痴を聞いていていくと、結局「実力が正当に評価されていないことに対する不満」なわけ。
　部下が使えないっていう話も、結局は人をおとしめて自分がいかにすごいかっていうアピールだったりして。
「俺すごい」っていう自信は大切だけど、本当にその人がすごければ、そんなものはアピールしなくてもわかるのよ。（キャリア）

■3.「どこでも楽しい」にあぐらをかかない

「好きな人と一緒だったら、どこでも楽しい」が行きつくと、結局、家でまったりってなっちゃうじゃないですか。もちろん、まったりも悪くないけど、それって外部からの刺激がゼロってことで、お互いのためにもならないと思うんです。
　まだ若いうちは外に出て、映画を見たり、美術館に行ったり、スポーツを観戦したりして、一緒に経験を重ねていきたいっていうのがあります。
　だから「どこでも楽しい」にあぐらをかかずに、「一緒に楽しめるところ」を模索してほしいと思います。（素敵）

■4.レストラン選びで重要な4ポイント

　デートする上で、欠かせないのが食事です。通常、店選びをするとき、気にするのは「おいしいか」「リーズナブルか」の2つだと思いますが、デートの場合、そこに「雰囲気がいいか」と「会話を楽しめるか」をつけ加えてください。
　男性と違い、食事をする際に、その店の雰囲気を気にする女性は非常に多くいます。ただお腹をいっぱいにするのが目的ではなく、「特別な雰囲気の中、会話を楽しみながらゆっくりと食事をする」というのが、女性が食事デートに求めるものです。
　ゆえに、すぐに食べ終わってしまう定食ものや丼ものよりも、シェアできたり、コースで出てきたりというふうに、複数の料理が楽しめる食事が好まれます。

■5.「やさしい」と「優柔不断」は違う

　デート中の『やさしい』は、ちゃんと女のコに対して気遣いがあるということで、『優柔不断』は、何も自分では決断しないで相手に任せること。これって、同じことのようで、じつは全然違違う。
　たとえば、女のコから『お好み焼きが食べたいな』と言われて、いい感じのお店を調べて予約して、そこまでの道を調べる人は、やさしいし、気遣いができてる。でも『優柔不断』は、そもそも「お好み焼きが食べたい」と言ってる女のコに、「お好み焼きかぁ……」と言葉を濁して、「行く」っていう決断をしてくれない人のこと。（ギャル）

【感想】

◆冒頭の内容紹介で「女子会に招待されたあなた」とかあったゆえ、「どんな展開なのか？」と思われた方も多いのではないでしょうか。

実際には、男性からの質問に対して、6人の女性が思うところを述べたり、誰かの発言につっこんだりするというスタイルで、どちらかというと、女子会の様子をカメラに収めたものを後から観ているのに近いですから、「招待」というのはちと違うかと。

そしてその「6人の女性」とは架空の人物なのですが、著者の大泉りかさんが、今まで取材で知り合った多数の女性たちからリサーチしたものを、タイプ別にペルソナ化したもの。

一応本書の冒頭では、この6人が全身イラスト入りで紹介されており、それぞれ4点ほどの特徴が付されています。

たとえば表紙のイラストは「ちょっとミーハーだけど魅力満点な女の子『素敵ちゃん』」でして、

・流行には敏感でオシャレなものへの興味が強い。コミュニケーション能力も抜群。
・基本的にはカフェやバルなどのステキなお店が好き。でもたまには、味のある定食屋なんかでも食べる。...etc

みたいに解説されているという。

◆ですから、ビッチ系の『ギャルちゃん』と、お姉系の『キャリアさん』とでは、当然価値観も考え方も違うワケで、よく言えば女性の多種多様な意見を、矛盾することなく提示してくれていると思います。

ただ逆に、テーマによっては「じゃあ、どっちの言うことを信じた方がいいんだYO!」となりかねない気が……。

たとえば「初デートでもワリカンでいいか？」という質問には、「全然いい」と「誘ってきといて、それはないんじゃね？」と分かれていたりします。

……でもまぁこの辺は、自分の意中の女性が、6つのうちのどのタイプに近いかを考えて、そのタイプの発言を一義的には重視するべきなのでしょうね。

ちなみに本書によると、女性同士で「好みのタイプの男性の話」になると意見が分かれるのに、「嫌われるタイプ」はかなり共通するそうなので、この手のモテ本での「NGポイント」には注意しておいた方が良さげです。

◆さて本書の構成ですが、下記目次のとおり、第1章が「出会い編」でして、相手がいらっしゃらない方は、まずここから熟読アレ。

具体的には、合コン、飲み会、街コン、職場、ネット、道端ナンパ、バー等々、考えられるひと通りの「出会い」について触れられています。

なお、サークルの場合、「男性比率が高いサークルだと、女子が『姫』になっている場合があるので注意せよ」とは、アキバちゃんのお言葉。

続く第2章が「外見編」でして、清潔感の一環（？）として、「男のにおい対策」にも言及しています。

また「毛」は、脱毛から髪型、それに鼻毛まで、色々と注意すべき点が多いので要注意かと。

◆一方第3章は「コミュニケーション編」ですから、本書の熱心な読者さんは大丈夫でしょう！

一点、気になったのが、「自虐の標準装備をやめよう」というお話で、大泉さん曰く「自虐の根本にあるのは『卑屈』」とのこと。

私は「自慢より自虐」をモットーに、かつて活動しておりましたが、これも気を付けなくては。

さらに第4章では「デート編」ということで、上記ポイントの4,5番目を初めとして、「手取り足取り」指南してくださっています。

ここでは、アキバちゃんによる「自然な手の繋ぎ方」なるお話が参考になりました！（ネタバレ自重）。

……最後の第5章は、当ブログ的にはNGなので、ここでは自重させてください！

自分が好きな女性から、好かれるようになるために！