2015年12月11日
【モテ】『かわいくおごられて気持ちよくおごる方法』に学ぶ5つのモテの真実
かわいくおごられて気持ちよくおごる方法
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、ブログからテレビ等のリアルメディアに進出中のはあちゅう(敬称略)の最新刊。本書のテーマは「口説き飯」ということで、まさに「喰うか喰われるか」(何をw?)の世界が展開されています。
アマゾンの内容紹介から。
「ごちそうさま」は4回言おう!お店選び、オーダー、取り分け、食べ方…ディナータイムの2時間が、今宵の「やれる/やられる」を決める!ネット界の聖女直伝!食事デートの新バイブル。
今回はこの本の中から、「モテTIPS」を5つピックアップしてみました。
ところで、Kindle版なら、デートの直前にも復習できますよ(小声)。
Take Three (6.52) / andrewrennie
【ポイント】
■1.相手に気を遣わせないとあるスーパージェントルマンとのデートでのこと。サラダが運ばれてきた瞬間、取りわけるかどうか考える暇もないくらいの速さで、彼は自分のお皿に、ぱっとサラダをよそい始めたのです。「お腹減ってるのかな」とのんきな私がその様子をぼーっと眺めていると、彼はなんと、取りわけたお皿を「はい」と私に渡すではないですか。そう、彼は自分の分を取っていると見せかけて、私のサラダを取って、先に渡してくれたのです。あまりにも感動した私は、「モテの免許皆伝」を彼に渡したくなりました。
真の紳士は、相手に気を遣わせる隙すら与えないくらいの気遣いを持っているのです。
■2.デート中のスマホは取り扱い注意
会話中に、スマホでメモを取ったり、検索する時も、一言「それ、メモしておくわ」や「今ググっていい?」と聞いてくれる気遣いがあるとスマート。その一言が無いと、メールやSNSのチェックではないかと心配になりますから。(中略)
私の場合は、以前、ご飯相手がスマホを目の前に出して「これから2時間、電源切るね」と言ってくれたことが嬉しくて、未だに覚えています。
その場にただ存在しているだけではなく、心がその場所にあることはデートの基本。それを態度で相手に伝えられるかどうかはスマホの扱い方1つにかかっているかもしれません。
■3.リスクを負ってでも男が口説く
女子がサインを出している時は、男性はそれを敏感に受け止めて、リスクを負ってほしいですよね。断られた場合のかっこ悪さも引き受けてこそ、男だと思うんです。(中略)
女子は、喉元まで「朝まで一緒にいたい」と出かかっていても、女子であるがゆえにためらいが生じます。でも、「彼のほうから誘ってきた」という言い訳さえ成り立てば、女子だって勇気を出せるので、とにかく男性側からなんとしてでも誘ってほしいんです。この際、誘い方なんて大した問題ではありません。むしろバカバカしいくらいのほうがいい。
■4.食事中に「太るよ」と口にしない
この世で一番罪深い男子は、女子が揚げ物やラーメンを食べている時にわざわざ「太るよ」と言う男子です。女子が「揚げ物は太る」という小学生レべルの常識を知らないと思っているのならアホだし、その知識があることを知っていてわざわざ「太るよ」と言ってくるなら、楽しい時間を台無しにするクズです。それでなくても、女子は普段から「痩せたい」と思っている時間が長いのです。でも、「痩せたい」と同時に「美味しいものを食べるという人生の楽しみを享受したい」という欲求もあるのです。
今日はカロリーを忘れて思いっきり食べようというモードの時に現実をわざわざ持ち出して水をかけるなんて罪深いにもほどがある。
■5.「奢る」という特別なことを自然に行なう
私は、「ワリカンね!」となんのためらいもなく言ってのける男性は大嫌いですが、「ワリカンね」と言ってくれるほうが楽という男女がいるのは理解できます。ただ個人的には、アラサーの恋愛マーケットにおいて女におごらない男は、100パーセントモテないと断言しておきます。彼らに足りないのはお金じゃない。誠意と気概です。(中略)
おごり・おごられ論争が勃発すると、「男性におごられるのが当たり前だと思っている女は地獄に落ちればいい」なんていう極論も飛び出したりしますが、おごるというのが当たり前じゃないからこそ、おごられたら特別に感じるんですよ。だから、その特別なことを自然に出来る人がモテるのは当たり前。「なんで男が払わなくちやいけないの? その根拠なに?」なんて言ってる奴は、もはやレべルが違うのです。
【感想】
◆本書はそれほど厚い本ではないにもかかわらず、付箋を貼りまくってしまいました。さすがに昨日の記事で付箋画像を載せてしまっているので、連荘でアップはしませんが、うなづくことしきり。
そもそも「ご飯デート」が口説きに有効なことは、古くから言われてきました。
俗に言う、「ランチョン・テクニック」と言われるものですね。
この記事のポイントの6番目にあるやつなんですが。
【モテ】彼女が欲しい? よろしい、ならば『影響力の武器』だ!
かといって、「食事をするだけでなんでもOK」ではありません。
いざ「ご飯デート」に持ち込めても、加点ポイントや減点ポイントが存在するのであり、それをはあちゅうが自らの体験を含めて語っているのが本書なワケです。
◆上記ポイントの1番目の「相手のサラダを先に取り分ける」というのは、実は私もやっております。
ただし「嫌いなモノある?」と聞いてしまっているので、「気を遣わせない」ことにはなってませんでした(ダメじゃんw)。
また、上記ポイントの2番目のスマホに関しては、つい先日ご紹介したこの本で、「スマホがテーブルにあったり、参加者が手に持っているだけで、会話にダメージを与える」という指摘があったばかりです。
元気は、ためられる
参考記事:【自己啓発】『元気は、ためられる』トム・ラス(2015年12月08日)
……そっか、私も堂々と「電源切るね」と言えば良かったのか。
「ご飯デート」って結構地下の店が多かったりするのですが、どうせ私のPHSは電波入らないしw
◆一方、上記ポイントの3番目の「男から口説く」話に関しては、具体例が載ってますので、ご参考アレ。
モテる人は、この時点で女子を笑わせる能力がある、とのこと。
確かにギャグっぽく誘われれば、女性の側からしたら、ハッキリ断っても角がたちません。
逆にシリアスに口説いて「NG」なら、お互い気まずくなりそうな。
ちなみに、「ギャグで口説いて撃沈した場合、そのギャグのせいにすれば自分のダメージが少ない」と、この本で水野敬也さんも言ってましたっけ。
LOVE理論
参考記事:【モテ】『LOVE理論』水野敬也(2015年09月15日)
◆最後の「奢る・奢らない」は、よく炎上するテーマですけど、「おごるというのが当たり前じゃないからこそ、おごられたら特別に感じる」というのはごもっとも。
というか、理詰めで考えたら「ワリカン」という選択肢もあると思うんですよ。
だから「正しい・正しくない」で言ったら「ワリカン」も否定しませんけど、人に好かれる、というのは「理屈」じゃなくて「感情」ですからね……。
少々いやらしくなりますけど、「奢る」という行為は、この本で言うところの「返報性の法則」に他なりませんし。
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
参考記事:【モテ】彼女が欲しい? よろしい、ならば『影響力の武器』だ!(2012年02月10日)
ただしここで「奢ったんだから」という恩着せがましい雰囲気が漂うと「アウト」ですからご注意を。
◆付箋を貼りまくっただけに、本当は割愛したお話についても触れたかったんですが、1つだけ。
女子の「終電だから」は家に帰れなくなる心配よりも、むしろ帰りたいアピールだと知っている人の少なさには驚きます。ここ、テストに出ますからね!←知らなかった人w
もう1つ、ご飯に直接関係ないんでカットしたのが、「何度目のデートで体の関係を持つか問題」でして、これははあちゅう好きな女性を口説く時に都合よく使えそうなw(詳細は本書を)
いずれにせよ、年間何十回(何百回?)もの「ご飯デート」をこなしてきたはあちゅうだけに、本書の内容は説得力がありました。
私はヨメの目が怖くて、口説いたりはできませんけど、独身時代にこの本があったら、と深く思った次第。
食べる前に読むべし!
かわいくおごられて気持ちよくおごる方法
初めての食事への誘い方―初デートは「新しい」と「楽しい」を準備せよ
女性から誘う時のポイント―断られても心が折れないクッションと具体的選択肢を用意して
口説くためのお店選び―イタリアン、フレンチ、和食…それぞれに合った口説きがある
お店知識の見極め方―骨董通りも知らない男は、女子のエスコートなんて出来ない
下調べの重要性―デートの勝敗は席間隔に宿る
高級店との付き合い方―「焼きそばを食べに行こう」。高級店こそシンプルに使う
行きつけのお店問題―どこにいても自分だけが特別だと思わせてほしい
オーダーを制す方法―レストランデートはメニュー選びまでが9割
男心の扱い方―服従させたくて振り回されたい男心
誰が取りわけるか問題―相手に気を遣わせないのが気遣い〔ほか〕
【関連記事】
「愛されたい!」と思ったときに試してみたい3つの『恋愛炎上主義。』(2014年05月17日)【モテ】彼女が欲しい? よろしい、ならば『影響力の武器』だ!(2012年02月10日)
【モテ】『LOVE理論』水野敬也(2015年09月15日)
『淑女のはらわた 二村ヒトシ恋愛対談集』二村 ヒトシ,犬山紙子,小明,川村エミコ,まんしゅうきつこ,荒牧佳代,はあちゅう,ジェーン・スー:マインドマップ的読書感想文(2014年02月14日)
【名著復活!】モテ本『東京いい店やれる店』が『新東京いい店やれる店』となって復活した件(2012年07月11日)
【編集後記】
◆本日の「Kindle日替わりセール」から。私の財産告白
さすがに著者の本多静六と、この本の書名くらいは知っていましたが、中古でも400円弱する本が、「81%OFF」&「19%ポイント還元」で投げ売り状態に。
ちなみに、『私の生活流儀』と『人生計画の立て方』の方は「20%OFF」&「20%ポイント還元」でしたが、お買い得であることには変わりなく。
ご声援ありがとうございました!
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