2015年12月07日
【アイデア本】アイデア本のホッテントリ記事を読んで選んだ10冊
Beth concepting ideas for the Health Axioms / juhansonin
【はじめに】
◆昨日から、はてなブックマーク人気記事(ホッテントリ)となっていたのがこちらの記事。マーケティングプランナーが本気で選んだ企画に役立つアイデア本15冊|Career Supli
当ブログ的には、「アイデア本」というジャンルは、正直それほど人気があるわけではないのですが、こうしてブクマを集めるだけのニーズが世間的にあるのだと知り、少々驚きました。
そこで、上記記事で取り上げられている作品15冊のうち、当ブログでレビュー済みのモノ、さらにそれら以外で、私が「スゴ本」と思ったものを、あわせて10冊、簡単にご紹介。
私自身は「マーケティングプランナー」でもないですし、「本気で企画を選ぶ」機会もないのですが、参考になりましたら……。
【「マーケティングプランナーが本気で選んだ企画に役立つアイデア本15冊」から】
◆ここからの6冊は、Career Supliさんセレクト本のうち、当ブログでレビューした作品になります。アイデアのつくり方
◆あまりに多くの人がオススメしていて、今さら感が強いのですが、押さえておくべき1冊。
先日レビューした山口 周さんの『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』によると、山口さんが電通に入社して、研修初日にこの本が配られたのだとか。
参考記事:「アイデアのつくり方」 ジェームス・W・ヤング (著)(2006年04月14日)
考具 ―考えるための道具、持っていますか?
◆この本がスゴいと思うのは、大抵どの書店に行っても、在庫として棚に鎮座していること。
一般的に、アイデアを生み出す過程は抽象的ですが、本書にあるようなツールを用いることで、具体的なアクションに落とし込めるのがキモかな、と。
参考記事:「考具」 加藤昌治 (著)(2005年02月16日)
MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術
◆「アイデア本」というよりも、「マーケティング本」と呼んだ方がいいかもしれませんが、いずれにせよ「スゴ本」であることには変わりなく。
この本もずいぶんと、リアルでお会いした色々な方にオススメした記憶があります。
参考記事:『MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術』 くらたまなぶ (著)(2006年04月11日)
アイデアのちから
◆先日も『仕事・人生が変わる すごい! 本 370冊』の記事でご紹介したように、チップ&ダンのハース兄弟の最高傑作。
マルコム・グラッドウェルの『急に売れ始めるにはワケがある』に触発された作品というだけあって、「ヒット」を出したい方ならマストです!
参考記事:【オススメ】「アイデアのちから」が予想以上に面白かった件(2008年11月25日)
*Kindle版アリ
表現の技術―グッとくる映像にはルールがある
◆あまり特徴のない装丁やタイトルゆえ、あまり話題にならなかったのかもしれませんが、「知る人ぞ知るスゴ本」なのがこちら。
本書自体は極めてクオリティの高い作品だと思いますので、それ以外の部分とは切り離して考えたいところです。
参考記事:【スゴ本】『表現の技術』高崎卓馬(2012年06月11日)
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
◆その名の通り「コピーライティングのバイブル」で、とにかく実例の豊富さに圧倒されます。
おそらく当ブログで、プレミアなしで3000円を超える本というのは、この本くらいですけど、中身から考えたら、むしろ安いくらいという。
参考記事:【フツウにスゴ本】「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ (著), 神田昌典 (監修)(2008年10月20日)
【当ブログオススメのアイデア本】
◆こちらでは、冒頭の記事では選ばれなかったものの、個人的に「スゴイ!」と思ったアイデア本を4冊ご紹介。横井軍平ゲーム館: 「世界の任天堂」を築いた発想力 (ちくま文庫)
◆任天堂というと、岩田さん、宮本さんの印象が強いですが、初期の任天堂のヒット作を量産したのが、横井軍平さん。
絶版後、プレミアが付いていて中古本が買えなかったところ、晴れて文庫化されて万々歳だったのですが、未だ単行本が5000円って何がなんだか……。
参考記事:【スゴ本】『横井軍平ゲーム館: 「世界の任天堂」を築いた発想力』横井軍平,牧野武文(2015年08月17日)
インサイドボックス 究極の創造的思考法
◆本書の説くテクニックは「引き算」「分割」「掛け算」「一石二鳥」「関数」の5つ。
下記レビューに一部収録しておりますが、それぞれの具体例をお読み頂ければ、これらのテクニックの威力が分かると思います。
参考記事:【オススメ!】『インサイドボックス 究極の創造的思考法』ドリュー・ボイド,ジェイコブ・ゴールデンバーグ(2014年05月15日)
ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか? (講談社+α新書)
◆先日テレビドラマ化されたことで、ご存知の方も多いかもしれませんが、著者の高野さんの肩書は「市役所職員」。
それがこれだけの企画を色々と立ててしまうのですから、まさに生粋の「アイデアマン」と言ってもいいかと。
参考記事:【確かにスゴ本】『ローマ法王に米を食べさせた男』高野誠鮮(2012年07月06日)
*Kindle版アリ
外食の天才が教える発想の魔術
◆この手の「アイデア」「企画」系の本としては、ピカイチだと思う、私の「隠し玉」w
1つだけでもスゴイと思うのに、全国展開されたレストランコンセプトが6つもあるというのは、まさに「天才」の名にふさわしいと思います。
参考記事:【オススメ!】「外食の天才が教える発想の魔術」フィル・ロマーノ(2008年03月20日)
ご声援ありがとうございました!
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