2015年11月06日
【全20冊】未読本・気になる本(2015年11月06日)
bookstore dog / istolethetv
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度で定例の、「未読本・気になる本」のエントリー。今回もすでに、各方面からの新刊情報が集まっており、満を持しての(?)投稿となりました。
……と言う割には、いきなり在庫切れになって差し替えたり、その後に在庫復活して元に戻したりで、てんてこ舞いの巻。
今回の特徴としては、翻訳本がやや多めかな、と。
それではいつも通りの計20冊、どうぞご覧ください!
【未読本・気になる本、全20冊】
シャオミ 爆買いを生む戦略
中国で150万部を超える大ベストセラー! !
設立6年、年間8000万台のスマートフォンを売りまくり世界トップクラスのメーカーにのしあがった小米科技(シャオミ)の知られざる戦略。
共同創業者の黎万強氏が自ら初めて語ります!
◆もとはと言えば、UEIの清水さんが激賞していたのを見て気になっていたところ、土井さんもメルマガで激プッシュしたという。
Kindle版も出ていますので、単行本が多少厚くても大丈夫ですw
知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生
本書の目的は、ズバリ「人生において大きな損をしないために、経済のしくみを正しく知ろう」ということです。
著者は、大手証券会社時代から「経済とおかね」に関する授業をコンテンツの制作から手がけ、そこで学ばれた方は累計40万人以上にものぼります。そして、新入社員の方から、ファイナンシャルプランナーといったお金の専門家の方にいたるまで、「これ以上ないくらい、わかりやすい」というありがたいご感想をたくさんいただいてきました。
経済はけっして難しいモノではありません。経済を理屈ではなく、ビジネスの現場で体験してきたからこそ、そう言い切れます。
経済やお金のことがよくわからないまま、今日まできてしまった、という方、もう一度おさらいしてみたい、という方にも面白く読んでいただけたら幸いです。
この本を読んだあと、みなさんはきっと“ある感覚"を得るに違いありません。それは読んだあとのお楽しみです。
◆自分自身、「損はしたくないなー」と思いつつ、ついつい読むのが面倒になってしまうのがお金の本。
新刊の割にはKindle版がお安いので、こちらをオススメ。
「洞察力」があらゆる問題を解決する
ホワイトハウス、米空軍省で採用された問題解決法が日本初上陸!
○ノーベル経済学賞、ダニエル・カーネマン教授推薦!
「ゲイリー・クラインは、応用心理学の効果がどれほど有益であるかを実証してくれる、生きた手本だ」
○マルコム・グラッドウェル推薦!
「ゲイリー・クラインほど、人間の意思決定の複雑さと不思議さについて詳しく教えてくれる人はいない」
◆アマゾンの内容紹介に本書に収録された具体例が掲載されているのですが、これがなかなか面白そう。
しかも著者のゲイリー・クラインとは、訳者いわく、「『ノーベル心理賞』なるものがあれば、100%受賞していたであろう」という人物だそうですから、これは是非とも読みたいところです。
クラウドワーキングで稼ぐ! ―時間と場所にとらわれない新しい働き方
シニアでも月20万円、年間240万円以上の収入を稼ぐ人たち・・・最高年齢はなんと85歳! 年金プラスαの収入を得ているクラウドワーカー。いまでは年間累計で2025万円稼ぐ人(35歳女性)も出現。
これまでに培ったスキルを活かして、クラウドワーキングで稼ぎ続けるための秘訣を、応募の仕方、仕事のつかみ方、コミュニケーション術などから解説しました。
◆手っ取り早くお金を稼ぐには、何か良さそうな気がするクラウド仕事。←偏見
もちろん、自分に合った仕事があって、それでお金がもらえたらいいでしょうね……。
最強のリーダー育成書 君主論
500年間、困難の時代にリーダーに力を授けた古典。楽観視できない、不安と混乱に包まれた現代社会の様子は、マキアヴェッリが生きた時代も同じ。気鋭の戦略コンサルタントが読み解く、新しい『君主論』の教え。
◆以前、当ブログでもご紹介した『「超」入門 失敗の本質』の鈴木博毅さんが、今度は『君主論』に挑戦!?
こちらもKindle版があるのが、ポイント高いです!
あなたの人生の科学(上)誕生・成長・出会い (ハヤカワ文庫NF)
脳科学や発達心理学の発展により、無意識の選択が人生に大きな影響を及ぼすことが明らかになりつつある。本書はある架空の男女の一生をたどり、私たちの意思決定のしくみを先端研究の成果と豊富なエピソードとともに解明する。人づきあいの上手なハロルドと上昇志向の強いエリカはどんな人生を歩むのか? 《ニューヨーク・タイムズ》の人気コラムニストによる、従来の人間観を覆すノンフィクション。『人生の科学』改題。
◆アマゾンのページにあるように、各界著名人が推薦する、『人生の科学』の文庫化。
上記は上巻ですが、下巻と合わせて買っても、単行本のプロパーよりお安いというw
FAILING FAST マリッサ・メイヤーとヤフーの闘争
グーグル副社長からヤフーCEOへ。迷走する組織に現れた彼女は救世主か破壊者か?喰うか、喰われるかネット業界の熾烈な内幕。
◆Yahoo!とGoogleって、水と油のようなのですが、実際内部ではどのような変革があったのでしょうか。
この本も300ページ弱あるので、Kindle版の方が良いような気が。←ひ弱
10倍速のビジネスExcel術(日経BPムック)
Excelを上手に活用できれば、それまでの1日仕事が30分でできるようになり、余計な残業とは無縁に なるでしょう。データの集計から分析、資料作成までをスピーディにこなせるだけでなく、そうやって作成したファイルや資料は、他の人にとっても使いやすく分かりやすいものです。
結果、職場全体の効率化と仕事力アップにつながります。そんなビジネスの即戦力となるExcel活用のノウハウを解説します。
◆「あー、またExcel本かよー」とお思いのあなた、本書は著者陣が豪華なんです!
当ブログでも『外資系コンサルが実践する 資料作成の基本』が好評だった吉澤準特さん、買ったもののまだレビューしてない(ヲイw)『100年に1人の逸材になるエクセル講座』の田中 亨さん、それに著作は持ってませんが、数多くのExcel本を書かれた土屋和人さんが書かれてるんですから、クオリティ的には間違いないでしょう!
サービス・スタートアップ──イノベーションを加速するサービスデザインのアプローチ
デザイン思考とリーン・スタートアップを融合させた、まったく新しいイノベーション・アプローチ。
モノを売る時代からサービスを売る時代へ。
経済が大きな変化をとげつつある今、ビジネスは前世紀の産業ロジックからの脱却を迫られている。
ユーザーが求める新しいサービスの創出に必要なものとは何か?
自らも起業家であり、多くの企業や政府機関のアドバイザーを務めてきた著者が、サービス・イノベーションを促進する具体的な方法を伝授する。
◆デザイン思考の本は色々出ていますが、本書の場合、実践的らしいのが大きな特徴かと。
何と言っても書影の帯部分に「新ビジネス立ち上げの革命的実践ガイド」ってあるくらいですから、これは期待できそうです!
カリスマ論 (ベスト新書)
「働かずに食べていきたい」
「仲間や友達が、いっぱい欲しい」
「好きなことだけやって、生きていたい」
「自分の夢や成功を、みんなに応援して欲しい」……
カリスマは、働かずに生きていけます。周囲にがっちり支えられ、自分のやりたいこと、やるべきことのみを見つめて生きていけます。
本書はそのような「本物のカリスマ」の研究書であり、ノウハウ本でもあります。
◆岡田斗司夫さんの新作は、「それって自分のことじゃね?」的なイメージを持たざるを得ない(?)カリスマ論。
出世する人は一次会だけ参加します ―会社人生を決める7つの選択 (日経プレミアシリーズ)
どのような人が昇進するかは、所属する組織のタイプによっても異なり、またその人が男性であるか女性であるかによっても異なってくる。
本書ではこれら属性の違いに踏み込み、今の会社で上を目指したいと考える読者がどのような行動をとるべきかに具体的に言及していく。その意味で、本書は前著の実践編となる1冊である。身近にありそうなエピソードで引き込みながら、20~40代の会社員の悩みにリーチし、キャリア構築のヒントを授ける読み物である。
◆上で言っている「前著」というのは、当ブログでもご紹介した『出世する人は人事評価を気にしない』のこと。
前著が「マインド」中心だったのに対して、本書は「具体的な行動」にフォーカスしているそうなので、これも読んでみたいと思っております。
超一流のスピード決断力
決断にはスピードが大切です。ビジネスの成功者たちは、1秒で決断しています。
しかし、何のスキルも持たずに決断し、後悔することになっては、意味がありません。
AとBのどちらかを、「素早く」「正しく」決断するには、考え方のコツがあるんです。
著者がハーバードで学んだ、「スピード決断力」の身につけ方を教えます。
さらに、決断スピードが速い人が行っている日常生活での心がけ・行動も紹介。
決断力を手に入れた後は、スピード行動力も大切です。最後に決断を行動につなげる方法も教えています。
優柔不断だと一度でも思ったことのある方には、本書をおすすめします!
◆著者の内田 隆さんは、MIT経由ハーバードMBAというエリートコースを歩まれた方。
テーマ的にも当ブログ向きですし、これは要チェックな1冊ですね!
社員29人以下の会社を強くする50の習慣
中小企業の社長である著者が、武蔵野の小山さんをはじめ成功している中小企業の社長から教えてもらい、実践しつづけている50の習慣を紹介。(中略)
本書にまとめているのは、誰にでもすぐにまねができる習慣ばかり。
読んだ次の日から実行できます。
会社の発展、改善、回復を考えている社長に必携の書。
◆私が新卒で入った会社は、とりあえず本社だけで何千人もいるようなところだったので、いざ自分が税理士になってから、そこと顧問先との規模の違いに戸惑ったものです。
かといって、正月のハワイでハレクラニホテルに一緒に泊まってる人は、そういう小さな会社の方々だったわけで、小さいところには小さいところなりの成功法則みたいなものがあるのだな、と。
「稼ぐ男」のバレない男性美容
トップビジネスマンにとって、美容はもはや必須スキル! 一流のエグゼクティブは、忙しい中でも美容にかける時間を惜しみません。それは、自分の見た目のマネジメントがビジネスの成果に直結することをよく知っているから……。本書では、彼らがこっそり行っている、“バレないのに効果絶大"な男性向け美容術をレクチャーします。「眉で意思の強さを作る」、「肌のキメを整えて若々しく」「青ヒゲを消して清潔感アップ」など、簡単でナチュラルに印象が変わるテクニックを多数紹介。もちろん、スキンケア、ヒゲの手入れ、薄毛&白髪ケアなど基本テクも網羅。さらには、タトゥーの消し方や正しい日焼け術まで、これ1冊でビジネスマンに必要な美容テクニックが丸わかり。「説得力が出てプレゼンがうまいく」、「信頼が生まれ人を動かせるようになる」、「自信が手に入りメンタルが強くなる」etc.美にこだわって人生を飛躍させる、ビジネスパーソン必読の1冊。
◆「見た目」も一種のコミュニケーションツールである以上、それをブラッシュアップするのは、ビジネスパーソンの当然の務めでしょう。
書影にもあるように「眉」「クマ」「青ヒゲ」を整えれば、第一印象からして絶対違うと思います。
現場からオフィスまで、全社で展開する トヨタの自工程完結―――リーダーになる人の仕事の進め方
「自工程完結」
耳慣れない、いかにも工場の現場で使われる技術用語のような響きですが、この本書のキーワードは、今、トヨタ全社で、工場からオフィスまですべての社員が意識している「仕事を進める際の考え方」を意味しています。
不思議なことに、自工程完結の考え方で仕事に取り組むと、仕事の品質があがるばかりか、仕事へのモチベーションが高まる、結果として生産性が高まるという効果があがっています。自工程完結の考え方を広めることで、トヨタグループ、関係会社を含む日本企業の生産性を高められればというのが本書の出版の狙いです。
本書は、トヨタの現役幹部で技術系最高職位にある著者が、自工程完結の考え方を生み出し、全社で取り組んで成果を上げるまでにいたった経験をもとに、自工程完結の基本的な考え方を紹介。現在のトヨタ社内の事例をもとに、わかりやすく解説されています。
◆私も「自工程完結」という言葉は聞いたことがありませんでした。
ただ、日本の製造業の生産性の高さは広く知られたところであり、逆に生産性の低いデスクワークに活かすことができるのであれば、まさに素晴らしい考え方だと思います。
陰山英男の「集中力」講座―――伝説の教師が教える、脳の実力を120%引き出す方法
累計1500万人の学力を上げ、集中力を鍛えあげた伝説の小学校教師が、脳の実力を120%上げる方法を伝授。「手帳は年・月・週と別れているものを使え」「突発仕事に対応するための余白の作りかた」「脳を鍛える『没頭時間』を設けよ」「雑念をはらうための『ひとり会議』」など、すぐに使えて今日から人生が変わる本。
◆当ブログでも人気の高いテーマである「集中力」をタイトルに掲げているだけに、期待が高まる1冊。
上記内容紹介を読む限りでは、必ずしも勉強本というわけではなく、仕事術寄りのお話もあるようです。
無印良品が、世界でも勝てる理由 世界に“グローバル・マーケット"は、ない
海外展開に失敗する企業が相次ぐなか、無印良品はどうして勝ち続けているのか。過去の海外進出失敗の経緯も振り返りながら、その理由を「仕組み」「商品コンセプト」「戦略」「人材」などの切り口から解き明かす
◆無印良品本と言えば、同じ松井さんの書かれた『無印良品は、仕組みが9割』は、当ブログでも大人気でした。
今回はグローバル展開がテーマらしいのですが、世界でも成功しているのは、基本的なコンセプトが強いからなのだと思うワタクシ。
「無知」の技法 Not Knowing
なぜ、世界のエコノミストはリーマンショックを予測できなかったのか?
なぜ、中世の解剖学者は心臓の心室は3つ(実際は4つ)と信じていたのか?
それは「知識」「知っていること」に焦点を置くあまり、疑ったり、「わからない」と認めることができなくなるからだ。
しかし、心理学者ダニエル・カーネマンも指摘しているように、「世界はほぼ常に理解不可解なものと認めるべき」なのだ。(中略)
本書では、新進気鋭のコンサルタント2人が、世界のあらゆる領域において「知」の思考変革を模索する。過去や既知にとらわれず、「無知」の状態を最大限に活用し、「出現する未来」に臆せずしなやかに対応する思考アプローチ!
イギリスでマネジメントブック金賞に輝いた書、待望の邦訳書
◆版元が日本実業出版社さんと言う割には(?)、本書はかなりハードコアなヨカンw
ちょっと厚めなのが気がかりですが、時間があれば是非読んでみたいジャンルです。
フォーカス
集中力は生まれつきのもののようにも思えますが、実はこれは筋肉同様、使わなければ落ち、うまく使えば鍛えることができるものです。
そして、スポーツの分野であれ、芸術の分野であれ、ビジネスの分野であれ、トップレベルにいる人はみな、高い集中力により成果をあげることができているのです。
本書では、多くの事例をもとに「集中力」の謎をさまざまな面から掘り下げ、普通の人と「できる人」を分ける「注意」とは一体何なのか、また集中力を育てるにはどうしたらよいのかを鮮やかに解き明かします。
集中力はビジネスの成功・失敗から対人関係まで、私たちの人生を左右し得るもの。不可思議な集中力の謎と仕組みをやさしく解き明かし、成功をつかむためのヒントとして、多くのビジネスパーソンに役立つ1冊です。
◆現時点で書影がないので、タイトルから内容が分かりにくい……と思ったら、まさにそのまんまで「集中力」の本でしたw
しかもコンテンツが、かなりスキルアップ的な内容らしいので、これはぜひとも読んでみたいと思っております。
元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法
初対面から信用を勝ち取り、数々のスパイを寝返らせ、容疑者を自白に導いた究極の心理操作テクニックを完全公開!
◆すいません、今回の記事はやたら書影がない作品が多いのですが、この本もテーマ的に外せなくて……。
本書の場合、「嘘を見抜く」どころではなく、相手の「心を支配」するのですから、かなり強力なのではないか、と。
【編集後記】
◆いつもは、上でご紹介しにくい作品を主に扱っておりますが、今回は別に上でも良かったんじゃないか、という1冊。フランス式整理術
著者は「フランスで大人気の片づけアドバイザー」だそうですw
ご声援ありがとうございました!
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