2015年08月27日
【全20冊】未読本・気になる本(2015年08月27日)
Cat at Talk Story Bookstore / brewbooks
【はじめに】
◆今日お送りするのは、恒例の「未読本・気になる本」のエントリー。先日来、急に過ごしやすい気温になってきたので、読書にはうってつけではないか、と(ポジショントーク乙w)。
そんな読書の秋(ホント?)にふさわしい本に出会って頂くべく、セレクトした作品を一挙棚卸し。
ちなみに今回は、いつもに比べると、ガチなビジネス書よりも、やや実用書が多い感じです。
それでは全20冊、ご覧ください!
【未読本・気になる本、全20冊】
メンタルが強い人がやめた13の習慣
人は誰でも、13の習慣をやめることで、メンタルを強くできる。
メンタルが強い人は、それが最悪の状況だろうと人生最大の危機だろうと、なんとかうまくやる方法を知っているタフな人たちだ。
誰もがもっている13の思考習慣をやめれば、折れずにしなるレジリエンスな生き方ができる。
複雑なあれこれに振り回されていようが、とんでもなく不安だろうが、自信がまるでなかろうが、トラウマを抱えていようが、大丈夫!
◆なんでもこの本、アメリカのブログ発で、投稿5日後にウェブ版Forbesに転載され、その2日後には1日100万以上に読まれる人気記事になったのだそう。
なお、単行本は既に発売されていますが、Kindle版は、明日28日配信になります。
はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)
本書では、既存の「結婚」に囚われない多様なあり方を実践している男女への取材をまじえながら、「不倫」を「個人の問題」として捉える視点から脱し、「社会の問題」として捉えなおすことによって「不倫」の予防と回避のための処方箋を提供する。本邦初の実践的不倫学!
◆結婚前、夜遊びしている頃の私の周りには、不倫をしている男女が結構いました。
当時、本の受け売りで「不倫がクセになっている女性は、つきあう男性のレベルを落として『麻薬断ち』する必要がある」なんて言っても、誰も聞いてくれなかったワケで、本書のような本が広まってくれれば、と。
90日間で世界のどこでも働ける人になる
海外で働く前に知っておきたい、世界の常識・非常識とは?グローバルビジネス歴30年!40ヶ国・1万人以上のビジネスマンと働いてわかった、世界標準の「考え方」。MBAより大切な、海外で結果を出すための知恵46。
◆日本にいるとまったく気付かないことでも、いざ海外に行くと、「それがボトルネックとなる」ことも十分ありえます。
「スキル」以前の「知識」の問題ですから、サクッと読んで備えるのがよろしいかと。
マインド・チェンジ テクノロジーが脳を変質させる
現代のネット、スマホ、ゲームの合計視聴時間は平均11時間。環境に適応しやすい脳が、現代のこうした習慣によっていかに変化するのか?現代人必須の知識を、英国脳科学の権威が客観的事実をもとに解説します。
◆私はスマホとゲームはやらないものの、ブログ書くためと情報収集で1日6時間はネットに繋がっているので、ちょっと気になった次第。
一応Kindle版も出ているようです。
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
グローバルビジネスが、二国間から多国間へ、リアルからバーチャルへと、その複雑性が急速に増す中、「異文化理解力」の欠如は、ビジネス上の重大リスクとなりかねない。――そしてリスクも大きいが、チャンスも大きい。
国家機関やグローバル企業、また私たちが日々お手伝いをしているクライアントの間でも、「異文化理解力」を次世代リーダーの条件と定義し、強化する取り組みが次々に始まっている。
現代のビジネスパーソンにとって「異文化理解力」は、まさに「必須の教養」と言える時代になったのだと思う。
◆上記『90日間で世界のどこでも働ける人になる』と似たようなテーマの作品。
ちなみに原書は、本家アマゾンではかなりの高評価ですね。
指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術
――今回、ホステスを題材にこの本を書こうと思うに至った理由も、それと似ています。具体的に言うと理由は二つ。一つは、ホステスさんたちがいるクラブ業界は、心が折れそうになる、そんな激しい競争の中で、クライアントをリピートさせる高度な技術を数多く持っている人たちがたくさんいる業界だということ。そこに僕らが学ぶことはとても多い。そしてもう一つは、にもかかわらず誰もその価値に全く気づいておらず、ママたちが書く本などは何かと「情熱」とか「真心」といった精神論や美学で片付けられている。この「見向かれぬ価値」に目をつけ、各々の体験から彼女らの手法を分析しつつできたのが本書です――本文より
◆ご存じホリエモンと、私にとってのスゴ本である『ハンバーガーを待つ3分間の値段』の著者である斎藤由多加さんとの謎の(?)タッグによる作品。
こちらもKindle版が、しっかり用意されています。
誰も教えてくれない 考えるスキル
「“ちゃんと考えろ"といわれるけれど、どう考えればいいのかわからない」――そんな方にピッタリの本です。テーマは「考える」。
今の時代、考えないで仕事をすることは、ほぼありません。考えないと仕事になりません。
それなのに考える方法はなかなか教えてもらえない。
「ロジカルシンキング」の本は多数ありますが、「本を読んでもなかなか使えるようにならない」という方は少なくありません。その理由は本書に書いています。
ロジカルシンキングの前に身につけるスキルが、本書で紹介している5つの「考えるスキル」なのです。
◆数々の仕事術本を出されている芝本 秀徳さんの最新作。
この本もKindle版が完備されています!
ブレイン・バイブル
ライフスタイルを変え、現在の脳を向上させよう! 「教育」「食生活」「運動」「人間関係」「睡眠」といった習慣が脳に与える影響を徹底的に分析するとともに、生活改善の方法を伝授する。行動記録ページ付き。
◆勉強や仕事のパフォーマンスをよくするためには、脳のメンテも必要なはず。
私の場合、いつも「睡眠」が引っかかるのですが、この本では何と言われることやら。
この方法で生きのびよ! ―沈む船から脱出できる5つのルール
私たちの船に向かってくる「5つの氷山」は、古く賞味期限が切れたパラダイム(現代の絶対的なルール)を破壊する役割も担っているのです。
私たちの船が氷山に激突したとき、冷たい海に投げ出される側になるか。
それとも時代のチャンスを掴む新たな突破者になるか。
すべては、「5つの氷山」の秘密を理解したかどうかが、運命の分かれ目になるかもしれません。
◆こちらは、『「超」入門 失敗の本質』が当ブログでもヒットした鈴木博毅さんの最新刊。
内容紹介を読んでも、今ひとつよく分からないので、実物をチェックしてみたいな、と。
東大式 相手をひきつける、最強トーク術
「結論」から話しても、実は何も伝わらない!
脳を科学したら、見えてきた これがホントの「伝わる技術」
心に伝えようと、感情的になるからよけいに伝わらない!
心ではなく、脳に響かせるトークが効果的!
東大人気教授が明かす、相手の脳を刺激し、上手に話を「伝える」最強テクニック
◆いきなり「『結論』から話しても、実は何も伝わらない! 」ですから、今までのほぼすべてのトーク術本を真っ向否定!?
でも著者の著者の石浦先生は、東大卒の理学博士であり、「東大での講義の傍ら、一般向けの書籍を多数執筆している」そうなので、これまた要チェックです!
仕事の効率を倍速化するエクセル仕事術
本書では、仕事で使えるExcelのテクニックを1冊にまとめました。ちょっとしたテクニックを覚えるだけで、Excelを使った業務は劇的に効率化できます。
概要やポイントは、縦書きでスラスラ読めますので、通勤時や空き時間の確認に最適です。また、実際の操作手順については、詳しく解説していますので、本書を見ながら操作することで、自分の仕事にそのまま応用できる内容になっています。
◆昨今流行りのExcel本ですが、本書の場合、「見た目重視のプレゼン本系」ではなく、操作の効率性に趣をおいた感じのよう。
私のように、ひたすら表を作ったり集計する仕事をしている場合、ぶっちゃけこっちの方がありがたいんですよね。
マジシャンだけが知っている最強の心理戦略
マジックは手先の早業だけで成り立つものではありません。
マジックとは本質的に、見る者と演じる者の心理ゲーム、両者の頭脳の間で繰り広げられる心理戦です。
この本を読めば、これまでどんなマジシャンも明かしたことのない、人の心をあやつる秘訣を手に入れられます。
ひとたびこの秘訣を学んだなら、あなたはすぐにでも日常の付き合いの中に生かしたいと思うはずです。
その場の雰囲気をつかんで、人の心を読み、相手の好奇心をかきたてて自分の言葉に熱心に耳を傾けさせる――あなたはきっとその方法を見つけるはずです。
◆8年前に出た『カリスマ手品師(マジシャン)に学ぶ 超一流の心理術』を改題、再編集した作品なのだそうですが、その旧版の評価の高いこと!
当ブログも、当時は今とは違う選書方針だったゆえにスルーした可能性があるので、これまた個人的にチェックしたいと思っております。
本の中身が頭に入ってこない人のための読書のルール (中経の文庫)
会議やプレゼンでうまく説明ができない、そんな経験はありませんか? 読書をすればあなたの悩みはどんどん解決していきます。読書の基本からメンタルテクニックまで、仕事に役立つ読書法が満載!
◆勝間和代さんのフォトリーディングの師匠として知られる園 善博さんの読書術本。
文庫本なのにすでにKindle版も用意されております。
TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと
旅の達人、本田氏が、先人たちの「旅の格言」をフックとして、みずからの旅から学んだエピソードを「旅=人生」という視点で書き下ろす。
大学時代のフィジーでの旅で力のなさを実感した体験。その翌年、ハワイでの約1か月の旅を経験して、ハワイに住もうと決意したエピソード。アリゾナでのビジネススクール留学時代にデュアルライフを送る人々を目の当たりにして、「こんな生き方もあるのか」と学んだことなどを語りつつ、クリエイティブに生きるために旅から学べる35のことをコラム形式で展開。旅先で撮影した貴重なスナップ写真も掲載。
◆本田直之さん久々の新刊は、「旅」がテーマ。
どうしてハワイにこだわるようになったのか等は、これだけ本田さんの著作を読んでいる私も良く知らなかったので、これまた読んでおかないと。
鈍感な男 理不尽な女
なぜ女は親切なアドバイスに逆ギレするのか! ?
脳科学が解く! 女の機嫌をなおす18の処方箋
親切なアドバイスに逆ギレする、過去を蒸し返す、些細なひと言で怒り出す、答えようのない質問をする、急に不機嫌になる……すべてに理由と処方箋がある!
本書は、男女間の“あるある"すれ違いから生じる “女の不機嫌"を18のケースに分け、脳科学の見地からすぐに実践できる具体的な処方箋を示した究極の指南書。
◆著者の黒川さんの同じようなテーマである『キレる女懲りない男』がツボだったので、この本は個人的にはマストです!
ただ、『キレる女〜』が男女双方に向けられていたのに対して、本書は男性向けのような感じですが、果たして!?
未来に先回りする思考法
未来を正確な予測することは、そもそも不可能。
しかし、社会の進化するメカニズムを理解し、その変化の原理を見抜けば、どんな状況にあっても未来の方向性がわかる。
結果という「点」だけでなく、プロセスという「線」を理解することで、どんな変化にも対応できる!
◆著者の佐藤航陽さんのことを存じてなかったのですが、ググったところ、「株式会社メタップス代表取締役CEO」で、インタビュー等はこちらに。
本書は、帯で元Googleの村上憲郎さんさんや、元Apple日本の前刀禎明さんらが推薦されている注目作です。
超メモ術 ―ヒットを生み出す7つの習慣とメソッド (玄光社ムック)
ヒット企画は1つのアイデアから生まれ、そのアイデアは普段からのメモがキーポイントとなります。
いいアイデアを生み出し、整理し、活用するための7つの習慣と7つのメモメソッドをビジネス書作家・倉下忠憲が解説。
また文具王・高畑正幸が厳選するアナログ&デジタルのメモツールを紹介。
さらに谷尻誠(建築家)、白久レイエス樹(スケルトニクス/ロボット開発者)、やすみ哲夫(アニメ監督)、八木啓太(Bsize Inc/一人家電メーカー)、阿部ダイキ(一人文具メーカー)のクリエイター5人に、 それぞれのアイデア発想法やメモのとり方、メモの整理&活用術についてインタビュー。
◆「シゴタノ!」でもお馴染み倉下忠憲さんが、「文具王」高畑正幸さんとタッグを組んで出される「メモ術」の本。
文房具ヲタとしては、特に高畑さん厳選のメモツールは要チェックですねw
外資系経営人材開発コンサルが教える 役員になる課長の仕事力 グローバル時代に備える思考術・行動術
世界中の経営者・管理者を見てきた著者が、これから日本企業を担う課長層を対象に、複雑化や多様化する組織の中で実力を磨き、部長、経営層と階段を上っていくために必要な心構えの備え方とスキルの磨き方を説きます。
本書の構成は大きく3つ。第一部では課長の時代にマスターする4つの基本条件を解説しました。そして第二部では将来、経営幹部として活躍するために備えるべき4つの十分条件を紹介し、第三部ではグローバルビジネス社会での働き方について触れています。
◆帯に書かれた「部長になってからでは遅すぎる!」というフレーズがショッキングな1冊。
まー、もし私が会社員を続けていて、部長になれたら御の字だと思ったかもしれませんが(←小市民w)。
私はいくら?
あなたが何らかの仕事に携わっている以上、「自分はいくらか」、つまり、自分の価値をきちんと把握し、その価値を高めていくことは必須の時代です。
それはなぜなのか、そして、どうしたら自身の絶対的な価値を高めていくことができるのか、それを本書では「ファイナンス」の観点から解き明かしていきます。
◆著者の野口真人さんは、「企業価値評価のスペシャリスト」とのこと。
書影にある「あなたの価値は、たったひとつの『数式』で決まる」という、その数式が気になります……。
職業としての小説家 (Switch library)
いま、世界が渇望する稀有な作家──
村上春樹が考える、すべてのテーマが、ここにある。
自伝的なエピソードも豊かに、待望の長編エッセイが、遂に発刊!
◆紀伊国屋の「買い占め」で話題 になった、村上春樹氏の新刊。
アマゾン含めてネットには5000冊しか回らないそうですが、予約ができなくなる、ということもあるのでしょうか?
【編集後記】
◆今回も上記でご紹介できなかった作品を。ひらめき力は、小学算数で鍛えよ (携書152)
表紙にある問題、最初、比率で解こうとしてしまいましたよ(←文系脳)。
ご声援ありがとうございました!
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