2015年05月24日
【モテ】『ゼロから始めるオクテ男子愛され講座』アルテイシア
ゼロから始めるオクテ男子愛され講座
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事にて、既に何冊かお買い上げ頂いている作品。著者のアルテイシアさんは、テレビドラマ化された『59番目のプロポーズ』が有名ですが、当ブログでは、ガチなモテ本である『モタク』が大人気でした。
アマゾンの内容紹介から一部引用。
女性に振られる第一の原因は、基礎のステップをクリアしていないこと。
本書で紹介するゼロからのステップを実践していけば、好感度の高い愛され男子になれます。
コミュニケーションの基礎を学んで、彼女いない歴=年齢を卒業しよう!
確かに下記目次にあるように、キチンとステップを踏んでいくスタイルの、極めて真っ当な「モテバイブル」です!
Active cooking at Foodlab Stockholm / K.I.T.
【ポイント】
■1.服装はGAPで揃えるユニクロやH&Mやフォーエバー21は「ご自由に選んでくださいね」というスタンスなので店員さんに相談しづらいため、初心者にはGAPを推薦します。
GAPに行ったら「きれいめのストレートのジーンズがほしい」と店員さんに相談してみましょう。そこから「このジーンズに合う○○がほしい」と言って、どんどん選んでもらいましょう。
きれいめのストレートのジーンズが1本あれば、Tシャツ・シャツ・パーカ・カーディガン・セーターなど何にでも合わせられます。ジャケットを羽織るとキッチリ感が出るため、婚活パーテイーなどでも好印象になります。
■2.エスコートはおばあさんにするつもりで
たとえばあなたが自分のおばあさんと食事に行ったら、歩くぺースもおばあさんに合わせるし、階段では「大丈夫?」と声をかけるし、重い荷物があれば持ってあげるし、お店のドアも開けてあげるし「唐揚げデカ盛りで!」と勝手に注文したりせず「なに食べる?」と聞くでしょう。
大切なのはそういうこと。デートのときはスマートさなんて考えず、相手を大好きなおばあさん(80歳)だと思えばいい。そんなふうに接すれば、女性は必ず好印象を抱きます。
■3.「事実」ではなく「感情」について話す
女性と話すときは「相手はどんなふうに感じたか?」を想像しましょう。
たとえば、仕事のトラブルについて聞いたら「それは社内的にも問題だよね」「こうすれば解決するんじゃない?」と返すんじゃなく、「それは辛いでしょう」「不安でしょう」「腹が立つよね」「面倒くさいよね」と"感情"について話すこと。
自分が話すときも「これこれこうだった」と事実だけを述べるんじゃなく「これこれこうで、こう思った」と感情を伝えてください。
すると相手も「わかる! 私も同じように思った経験があって……」と共感して、心の距離が縮まります。
■4.会ってるときはデレ、メールはツン
恋愛上級者は「会ってるときに好意を表して、メールは控えめ」な人が多い。
好意を表すといっても「好きだー!!」と言葉で伝えるんじゃなく、表情や態度で「会えて嬉しい」「すごく楽しい」と思いっきり表現する。初デートで手をつないだり、頭ポンポンしてみたりもする。
でもデートしたあとはしょっちゅうメールしないし、内容もあっさりしたもの。恋愛感情のない女友達に送るようなメールを送る。
すると女性は「あれ? 私のこと好きっぽかったのにどうなんだろう?」と気になって、会わない間も相手のことを考えてしまう。
■5.付き合う前からメンタルの弱さは見せない
皆さんも自分が女だったら、どっしり受け止めてくれる包容力のある彼氏を求めませんか?
現代社会に生きる女性は日々戦っているので、好きな人の前では「弱い自分」をさらけ出したい。でも自分より弱い男の前ではさらけ出せない。
仕事のトラブルで、オロオロしたりへコんだりする姿を見ると「しっかりせんか!」と萎えてしまうし、「キミを守りたい」とか言われても「おまえに守れんのかよ」と思ってしまう。
いざ恋人になれぱ、女性は「彼を支えてあげたい」と思うものです。
が、付き合う前にメンタルの弱さを見せつけられると恋愛対象にならないので、意中の女性の前では愚痴や悩みは控えて、産業カウンセラーにでも相談しましょう。
【感想】
◆冒頭でご紹介した『モタク』もそうでしたが、本書も付箋を貼りまくりました。むしろ、コンテンツの濃さから言ったら、セクロスネタがない分、本書の方が上かも。
とにかくひたすら「恋愛初心者」に向けて書かれているので、「未だかつて彼女ができたことがない」男性でも、彼女ができる可能性が高まること必至です。
何せ、巻末のアルテイシアさんの対談相手は、皆「彼女いない歴=年齢」だった方々ですし、そのうちの1人は、アルテイシアさんの恋愛指南を受けて彼女を作り、結婚に至ったという。
今まで当ブログでご紹介してきた「モテ本」、特に「ナンパ本」がハードル高い、と思っていた方には、うってつけの1冊だと思います。
◆さて、「モテ」るためには、まず見た目から、ということで、真っ先に考えるべきは、「ファッション」かと。
ここでアルテイシアさんは、GAPを推奨。
本書を読んでなるほど、と思ったのですが、確かに他のファストファッションのお店と違い、GAPは店員さんが結構積極的に話かけてきます。
……実は、個人的にはそれがあまり得意ではないので、GAPでは滅多に買わないんですがw
ただ、その接客スタイルの分、店員さんはコーディネートのアドバイスをする機会も多いでしょうから、その分信用できるはず。
ちなみに、「どんな感じでお探しですか?」と聞かれたら「合わせやすくて、さわやかな感じ」と答えると良いのだそう。
◆1つ飛んで、第3章では「会話力」を指導。
自分のことばかりペラペラしゃべるのは論外として、どういう会話をすればいいのか、について触れられています。
オススメなのが、「相手の好きなこと」を引き出す質問。
とはいえ、「趣味は?」と聞くと、パッと答えがでてこない人も多いので、「休みの日は何してるんですか?」と質問せよ、とのこと。
その答えによって、相手の好きなことや、興味のあることが分かるので、そこからさらに質問を重ねて、話を引き出すワケです。
なお、本書では、話のネタを整理すべく、「プロフィール表」のひな型を収録。
それぞれの項目や、その理由については、本書の第4章を読んで頂くとして、こういった事をあらかじめまとめておけば、実際に話をする時にも便利だと思います。
◆また、今回目からウロコだったのが、上記ポイントの4番目のメール作法のお話。
ここで言う「メール」とは、普通のEメールだけでなく、LINEやTwitter、フェイスブックのメッセージ等を合わせたものを指しているのですが、いずれにせよ、「会ってるときはデレ、メールはツン」で行くのが正解なようです。
ところが初心者は、その逆をやりがち。
会ってるときは、積極的な態度を見せないくせに、デートした後に「すごく楽しかった」「また会いたい」とメールを出すという。
要は「会ってるときはツン、メールはデレ」なわけです。
すると女性は「好きなのに行動できないって何なの?」と冷めてしまう、とのこと。
実際、この「メールはややツンデレ」の法則は効果があるらしく、実践した読者から「彼女ができました!」という報告も届いているそうなので、真逆なことをやってる方は、意識してみてください。
◆とはいえ、こうしたTIPSを実践しようにも、ターゲットとなる女性がいないことには、話になりません。
そこで、本書の第10章では「初心者にオススメの出会いの場所」と題して、非モテ系男子が異性に出会える場所を5つピックアップ!
一応、ネタバレ自重しつつ、違う所を挙げておくと、ガチな出会い目的の場所(街コンや婚活イベント等)は除かれています(詳細は本書を)。
要は、ここで場数を踏んで、本番(=出会い)に備えよ、とのこと。
もちろん、練習のツモリが、いつの間にか付き合っていた、なんて最高ですけどねw
恋愛初心者なら必読の1冊です!
ゼロから始めるオクテ男子愛され講座
1.見た目を変える
2.第一印象を磨く
3.会話力を上げる
4.プロフィール表の作り方
5.会話で初心者がやりがちな失敗
6.女心が一気にわかる! 5つのポイント
7.「片想いの温度差」の理解が成功のカギ
8.正しいアプローチ
9.友達どまりの脱却法
10.初心者にオススメの出会いの場所
11.マッチングする相手に出会う方法+オタク婚活
12.友達を作る5つのコツ
対談集 彼女いない歴=年齢を卒業した男子の実例
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【編集後記】
◆この本も、比較的恋愛初心者向けでした。男子のためのラブテクニック
レビューは上記関連記事にて。
ご声援ありがとうございました!
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