2015年04月05日
【コミュニケーション】このブログで売れている本(コミュニケーション本編3)
One to One (or a defined many) communication / Wesley Fryer
【はじめに】
◆今日お送りするのは、カテゴリ別売上ランキング。今回は久々に、「コミュニケーション本」の売れ筋をご紹介してみようかと。
いや、4月は新学期&新年度が開始されることもあるので、ニーズがあるのではないか、と思った次第でして。
なお、現在このパターンでランク付けしているのは、「ビジネススキル本」「モテ本」「勉強本」の3つなので、それに追加する形となります。
もっとも、大昔にはこの「コミュニケーション本」でもやっていたのですが、最後にお送りしたのが、なんと7年前なので、ほぼ新装開店といった感じ。
それでは、全20冊ご覧ください!
【ランキング】
★2014年4月1日〜2015年3月31日までの結果を集計したものです。20位
FBIトレーナーが教える 相手の嘘を99%見抜く方法
◆この手の本を出されている著者さんの中ではピカイチだと思っているジャニーン・ドライヴァー女史の現時点での最新刊。
絶版になりつつも、中古がそれほど安くないので、Kindle化が待たれるところです。
参考記事:【99%?】『FBIトレーナーが教える 相手の嘘を99%見抜く方法』から選んだ嘘つき の7つの特徴(2012年09月09日)
19位
FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学 (河出文庫)
◆「FBI本」が続きますが、この本は下記参考記事でも触れているように、カリスマカウンセラーの高石宏輔さんのツイートで知ったもの。
この本は絶版にはなっていないものの、やはり中古が値崩れしておらず、Kindle化すればドーンと行きそうな気が。
参考記事:【モテ?】『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』ジョー・ナヴァロ,マーヴィン・カーリンズ(2014年02月19日)
18位
最強交渉人が使っている 一瞬で心を動かす技術
◆タイトルには入っていませんが、著者のマーク・ゴールストン氏はFBIのI交渉人の講師を務めていた方なので、3冊連続で「FBI本」ということにw
こちらは、ディスカヴァーさんが版元だけあって、Kindle版も出ております(中古の方がお安いですが)。
参考記事:この『最強交渉人が使っている 一瞬で心を動かす技術』がすごい!!(2012年05月15日)
17位
「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)
◆下記参考記事が、ブクマ450超ではてブ人気記事となった1冊。
私は単行本を購入しましたが、上記リンクはその後に出た文庫本になります。
参考記事:本当は残酷な『「権力」を握る人の法則』 の話(2011年07月23日)
16位
交渉で負けない絶対セオリー&パワーフレーズ70
◆これまた「交渉術本」なのですが、著者の大橋さんは「ニューヨーク州弁護士」ということで、米国流の交渉テクニックが学べる1冊。
この手の「真っ当な」交渉術本の中では、個人的にはイチオシです。
参考記事:【オススメ!】『交渉で負けない絶対セオリー&パワーフレーズ70』大橋弘昌(2014年07月07日)
15位
お笑い芸人直伝!鉄板フレーズ100選 シチュエーション別“ハズさない”ウケネタ集
◆すいません、この本ばかりは、どうして過去1年にランク入りする程お買い上げ頂いたのか、よく分からず。
新刊のお笑いネタの作品の「関連記事」として下記記事を掲載したくらいしか思い浮かばないのですが……。
参考記事:日本人なら知っておくべき「お笑い芸人直伝!鉄板フレーズ100選」のこと(2010年02月03日)
14位
できる大人のモノの言い方大全
◆発売後、現在に至るまでの全ての「大全本ブーム」の発端となった1冊。
中古が安いので、Kindle版はそれほどお買い得ではないものの、紙だと400ページ弱もあるので、携帯性を考えたアリかと。
参考記事:【お買い得?】『できる大人のモノの言い方大全』がお手頃価格なのに中身充実している件(2012年09月30日)
13位
反論が苦手な人の議論トレーニング (ちくま新書)
◆著者の吉岡さんは、最近ライティングのご本を紹介したばかりです。
タイトル通り「反論が苦手な人」なら、得る所がきっとあるハズ!
参考記事:【議論】『反論が苦手な人の議論トレーニング』吉岡友治(2014年09月16日)
12位
伝わっているか?
◆『伝え方が9割』と似たようなテーマですが、本書の方がお買い上げ頂くのが、当ブログらしいな、とw
なお、送料入れると、Kindle版の方がお買い得となっております。
参考記事:【20のメソッド?】『伝わっているか?』小西利行(2014年06月12日)
11位
敵を味方に変える技術
◆「21世紀のデール・カーネギー」と呼ばれるボブ・バーグによる1冊。
「ロバート・チャルディーニとスティーブン・R・コヴィーが推している」と知って、即買いしました!
参考記事:友達には秘密にしておきたい『敵を味方に変える技術』(2014年06月27日)
10位
仕事が9割うまくいく雑談の技術 人見知りでも上手になれる会話のルール (角川oneテーマ21)
◆正直この本の場合、ご紹介当時はそれほどでもなかったものの、昨年、今年と2回の「カドカワ」関係のKindle本フェアでブームになった感じ。
今現在もKindle版はお買い得であります!
参考記事:学生のうちに知っておくべき『仕事が9割うまくいく雑談の技術』のこと(2013年08月30日)
9位
初対面の3分で誰とでも仲良くなれる本
◆この本は「中経出版のKindle本セール」で大躍進!
現在は通常価格に戻ってしまいましたが、アマゾンのレビュー自体は良好です。
参考記事:【55のルール】『初対面の3分で誰とでも仲良くなれる本』新田 龍(2011年02月22日)
8位
外資系エリートのシンプルな伝え方
◆本書も9位の本と同じく、この順位にいるのは、中経出版のセールが大きかったです。
かつ、新刊発売時からお買い得なKindle版が出ていたため、お買い上げ頂いたうちのほとんどが、このKindle版だったという。
参考記事:【伝え方】『外資系エリートのシンプルな伝え方』澤 円(2014年12月14日)
7位
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
◆私にとっての「オールタイム・ベスト」である『影響力の武器』の[第三版]がランク入り。
なお、この本の[第二版]も、実は今回のランキングで24位に着けております。
参考記事:【速報!】『影響力の武器』の[第三版]を[第二版]と比較してみました(2014年07月14日)
6位
たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック
◆確かに下記参考記事は、はてブ800超の人気エントリーではあるのですが、Kindle本無しのこの本が、ここまでお買い上げ頂いた理由が良く分かりません。
ぶっちゃけ、中古がかなりお安いから、というオチしか思いつかず……!?
参考記事:【話し方】「たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック」アラン・ガーナー(2010年06月06日)
5位
何を話せばいいのかわからない人のための雑談のルール (中経の文庫)
◆昨年の「カドカワ祭り」、そして現在の「中経出版セール」という2回の「Kindle特価」によって、多くの方にお買い上げ頂いた作品。
後者の方は現在も開催されているので、今なおお買い得です!
参考記事:【雑談?】『何を話せばいいのかわからない人のための雑談のルール』松橋良紀(2013年11月08日)
4位
なぜ、この人と話をすると楽になるのか
◆2月にご紹介したばかりですが、その2月と翌3月の2ヵ月続いて月間ランキング入りした1冊。
偶然にも今日の「Kindle日替わりセール」対象品であり、67%OFFという大特価なので、未読の方は今日中にぜひ!
参考記事:【結構スゴ本!】『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』吉田尚記(2015年02月21日)
3位
90秒で好かれる技術
◆下記レビューは、現時点での当ブログの最多被ブクマ記事なだけあって、Kindle版がないにもかかわらず、見事TOP3入り。
ただ、中古がかなりお買い得なので、当ブログの読者さんなら、ぜひ読んでおいて頂きたいところであります。
参考記事:友達には秘密にしておきたい『90秒で好かれる技術』(2011年08月19日)
2位
キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)
◆新書の時点で激プッシュしておりましたが、Kindle版が出たことと、それが何度かのセール対象となったことから大ブレイク!
男女の性差を学べる本としては、『ベスト・パートナーになるために』に並ぶ名著だと思います。
参考記事:【モテ】スゴすぐる「女性脳のトリセツ」7選(2012年12月12日)
1位
交渉に使えるCIA流 嘘を見抜くテクニック
◆こちらも2月にご紹介したばかりの作品ですが、Kindle版が出ていたことと、下記記事が「はてブ400超」とブレイクしたこともあって、見事1位を獲得。
その下記記事にも書いたように、この手の「嘘を見抜く系」の本としては、現時点でベストだと思います。
参考記事:『交渉に使えるCIA流 嘘を見抜くテクニック』が想像以上に凄い(2015年02月26日)
【感想】
◆以上、3月までの過去1年間でお買い上げ頂いたコミュニケーション本、上位20冊でした。ところで、今回ランク付けする際に迷ったのが、「モテ本」との区分で、明かな「ナンパ本」は当然除くとしても、どこまでを「コミュニケーション本」として入れるのか、ちょっと微妙でした。
例えば、7位に入った『影響力の武器』も、以前[第2版]を「モテ本ランキング」の方で、カウントしていますし、本来「コミュニケーション本」のランキングに入れるべきではないのかもしれません。
同様に(と言うかそれ以上に)、2位の『キレる女懲りない男』を入れるなら、どうして同じテーマである『ベスト・パートナーになるために』が入ってないのか、と問われたら、何も言えないワタクシ……。
実際、『ベスト・パートナーになるために』をカウントしたら、数字的にはぶっちぎりの1位です。
最後に「コミュニケーション本ランキング」を実施した7年前とかには、ここまで「モテ本」が伸びてなかったので、あまり気にしていなかったのですが、今後はちょっと考えなくては。
◆そして、今回の「コミュニケーション本」に限らず、今後問題となってきそうなのが、Kindle版の取り扱いです。
Kindle版の場合、セール対象となって激安価格が付くと、一気に数字が伸びるのが常。
その事情を知らないで、後からランキングだけ見た場合、「この本は人気なんだ」と誤解されかねません(ウチでは「ダメ本」は取り扱ってないつもりですが)。
今までの紙版だと「価格」という要素がなかったため、こういう問題は起きなかったのですが、私が結構多用している「ランキング」というスタイルの信用性に関わることだな、と……。
もっとも、紙版でも値引きはしなくとも、「アマゾンキャンペーン」のような「値段を下げないセール」は昔からやっていたので、似たようなものかもしれませんが。
◆さて、この「カテゴリ別売上ランキング」は、今後5月に「ビジネススキル編」、7月に「モテ本篇」、10月に「勉強本篇」を行う予定です。
……って、この記事を書いていて、昨年の「ビジネススキル編」を実施し忘れたことに、今気づきましたww
(ゝω・)テヘペロ
月間や年間と違って、カテゴリ別は、区切りが曖昧なせいか、つい忘れてしまいますね(言い訳)。
そういえば、毎年4月には「第1四半期ランキング」を行なう予定なので、そちらもよろしくお願いします。
今回の20冊で、読者さんのコミュニケーションスキルが上がりますように……!
【関連記事】
【ランキング】このブログで売れている本(第2回コミュニケーション編)(2008年08月17日)【Amazon】このブログで売れている本(コミュニケーション編)(2007年11月27日)
【編集後記】
◆今回惜しくもランク入りを逃した作品。傷つくならば、それは「愛」ではない
これも「モテ本」と言えなくもないですが、同性間の問題含め、考えさせられるお話が多い1冊です。
参考記事:【モテ?】『傷つくならば、それは「愛」ではない』に学ぶ「恋愛のツボ」7選(2012年01月30日)
ご声援ありがとうございました!
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