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2015年02月12日

【速報!】『ヤバい経済学』コンビの新作『0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる』が出るようです


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0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる


【はじめに】

◆アマゾンのページをふらふらしていて、偶然見つけたのが、上記の本。

あの『ヤバい経済学』で知られる、スティーヴン・レヴィットとスティーヴン・ダブナーのコンビの新作が、2月14日に発売されるようです。

とはいえ、献本とは無縁の当ブログとしては、当然まだ読むこともできないので、とりあえず現状で分かり得た情報をお伝えしようかと。

なお、Kindle版が1日早く出る上にお安いのがシャクなんですがw





Centennial Reunion: Centennial Lecture, featuring Steven D. Levitt (Policy Talks @ the Ford School) / University of Michigan's Ford School


【『0ベース思考』あれこれ】

■内容紹介から

◆まずは、アマゾンの内容紹介の最初の部分から引用します。
世界でシリーズ750万部を超え、本国アメリカだけでも初版50万部という超異例の部数で刊行されて大きな話題となっている一冊がついに上陸!
「ワールドカップでPKをどの方向に蹴るか」のような答えの見えにくい問題も、「仕事をやめるか」「恋人と別れるか」のような身近な問題も、「国家の公共政策」のような難題も、何でもバイアスをゼロにして考えることで、一気に合理的な「答え」を出せるという、驚くべき「思考法」を展開する。
これだけ「思考法」を強調されると、過去の作品とはちょっと傾向が違うのかな、と思うワタクシ。

ただ、こちらの原書のレビューを拝読する限り、ベクトル的にはあまり違わないんじゃないかと思います。

Amazon.co.jp: Think Like a Freak: How to Think Smarter a...の 洋書の友さんのレビュー

……って、原書がこれじゃなかったら、シャレにならないんですが、「3冊目」と言われてるので、多分コレのはず。

ただ、本書の内容紹介の後半部分では「これほどあけすけに『ノウハウ』を語ることは極めて稀だ」なんて記述があるので、過去の著作より、ノウハウ的な話があるのかもしれません。


◆そして、その具体的なノウハウと思われるものが、やはり内容紹介に挙げられていました。
・「わかりきったこと」にゼロベースで向き合う
・「PKを蹴る方向」も合理的に決められる
・こうしてあなたは「知っている」と思い込む
・誰も考えない「小さな問題」を考える
・「ゲームのルール」を書き換える
あの著者2人が、よくあるビジネス書のハウツー本のように、章の終わりにノウハウをまとめるとは思えないんですが、一応。

それに続いて「すごい『答え』を次々と見つけだせる秘密を惜しげもなく公開した」ともありますし、過去の著作よりノウハウは期待できそうです。


■過去2作について

★著者2人について、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、ここで当ブログでのレビューを踏まえてご紹介しておきます。

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ヤバい経済学 [増補改訂版]

◆記念すべきデビュー作……の改訂版。

本書はまず、このオリジナル版が出版され、大人気に。

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ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

参考記事:「ヤバい経済学 」スティーヴン・レヴィット&スティーヴン・ダブナー (著)(2006年05月07日)

その後、事実と違うことが判明した部分を修正し、追加でブログ記事等を収録したのが、この本になります。

ちなみに、映画になっていたりしてw

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ヤバい経済学 [DVD]



上記の動画にもあるように、大相撲の八百長問題にも斬り込んでいるんですよね……。


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超ヤバい経済学

◆満を持して出された第2作。

下記参考記事にもあるように、こちらも「ヤバい」ネタが満載でした。

個人的には、「売春マーケティング」もさることながら、ポイントの初っ端で挙げている「学校の先生の質の低下の理由」が刺さりまくり。

確かに女性の社会進出が増えたことはいいんですが、こういう問題も出てきちゃうんだな、と。

もう1つ、私が「テレビの観過ぎがよくない」と思うに至ったお話も見逃せません。

参考記事:【ヤバ経再び】『超ヤバい経済学』スティーヴン・D・レヴィット,スティーヴン・J・ダブナー(2010年09月27日)


【所感などなど】

◆今回、本書の情報を見ていて、まず気が付いたのが、ページ数的に、若干薄くなったこと。

『超ヤバい経済学』が338ページ、『ヤバい経済学 [増補改訂版] 』が448ページあるのに対し、本書は280ページになっています。

それが単にネタのボリュームが減ったためのか、それとも本の構成が変わったのかは分かりませんが、いずれにせよ、お値段の方もお求めやすくなったのは、ポイントが高いです。

アマゾンアソシエイトの稼ぎが減りつつある私にとっては、ありがたい限り。←小市民w


◆また、版元も、従来の「ヤバい」シリーズ(?)を出していた東洋経済さんから、ダイヤモンドさんに変わったのも興味深いです。

本書の著者2人の作品だけでなく、東洋経済さんは、似たようなテイストの経済ネタ・社会ネタの本を「ヤバい○○」と題して出版されていたのですが。

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ヤバい経営学―世界のビジネスで行われている不都合な真実

参考記事:お前らもっと『ヤバい経営学』の凄さを知るべき(2013年03月03日)

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ヤバい社会学

注:こちらのレビューは、当ブログではなく、当時連載していた雑誌『宝島』の方に掲載されております。

参考記事:【お知らせ】雑誌「宝島」にまたもや寄稿させて頂きました!(2009年03月25日)

もっとも、逆に、本の傾向が変わったので、版元さんも変わったのかもしれませんが。


◆いずれにせよ、本著の著者チームの本は欠かさず購入している私ですから、本書も買うのは決定済み。

問題は、冒頭でも触れたように、Kindle版で1日早く&安く買うかということでして。

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0ベース思考

読むだけなら、別にKindleでもいいんですが、未だブログ記事の作成手順を決めかねている次第。

慣れないことやって、記事書ききれなかったら困るので、多分1日遅れで単行本を購入すると思います。


『ゼロ秒思考』とお間違えなきようw

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0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる
第1章 何でもゼロベースで考える――バイアスをゼロにしてアプローチする思考法
第2章 世界でいちばん言いづらい言葉――「知らない」を言えれば、合理的に考えられる
第3章 あなたが解決したい問題は何?――問題設定を変えて、すごい答えを見つける
第4章 真実はいつもルーツにある――ここまでさかのぼって根本原因を考える
第5章 子どものように考える――「わかりきったこと」にゼロベースで向き合う
第6章 赤ちゃんにお菓子を与えるように――地球はインセンティブで回っている
第6章 赤ちゃんにお菓子を与えるように――地球はインセンティブで回っている
第7章 ソロモン王とデイビッド・リー・ロスの共通点は何か?――庭に雑草を引っこ抜かせる方法
第8章 聞く耳をもたない人を説得するには?――その話し方では100年かけても人は動かない
第9章 やめる――人生を「コイン投げ」で決める正確なやり方



【関連記事】

【ヤバ経再び】『超ヤバい経済学』スティーヴン・D・レヴィット,スティーヴン・J・ダブナー(2010年09月27日)

ヤバい経済学 [増補改訂版](2007年05月16日)

「ヤバい経済学 」スティーヴン・レヴィット&スティーヴン・ダブナー (著)(2006年05月07日)

お前らもっと『ヤバい経営学』の凄さを知るべき(2013年03月03日)

【お知らせ】雑誌「宝島」にまたもや寄稿させて頂きました!(2009年03月25日)


【編集後記】

◆まだ出るのはちょっと先になりますが、気になる1冊。

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マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか?

マッキンゼーである時点でエリートだと思いますが、一応。


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