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2014年10月27日

【モテ】『心が読めれば人生が変わる!』に学ぶモテネタ6選


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心が読めれば人生が変わる! ---1回で「絶対的な信頼」をつかむ技術


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、セルフマネジメントプロデューサー・斉藤恵一さんによるコミュニケーション本

本書は、純粋な意味でのモテ本ではないのですが、恋愛に使えるネタが豊富にあったので、それだけで1本記事を書いてみました。

アマゾンの内容紹介から。
チビで口下手、コンプレックスだらけでもNo.1になれた!「あなたは私をわかってくれる」「あなたに任せれば間違いない」と言わせれば、思い通りにYESが引き出せる!日本テレビ『ナカイの窓』のココロジストが教える、究極のコミュニケーション術。

オンナ心が良く分からない方なら、要チェックです!





Take Three (6.52) / andrewrennie


【ポイント】

■1.「仕事と私とどっちが大事なの?」と聞く相手の感情を汲み取る
女性は本当に自分と仕事のどちらを大切に思っているかを聞きたいのではなく、「今の私の寂しい気持ちをわかってほしい」「育児で大変な状況を理解してほしい」という心の叫びを受け取ってほしいのです。
 異性から人気があったり、人間関係を築いたりするのが上手な人は、話の理屈や内容よりも、言葉の裏側にある相手の感情を読むことに長けています。もしあなたが「もめたくない」「早くこの事態を収拾したい」と思うのであれば、相手の潜在意識=本音にアクセスして「この人は自分の味方だ」「気持ちをわかってくれる」と思わせることが先決事項になるのです。


■2.心を許してもいいストーリーを用意する
 たとえば、女性と飲みにいき、終電が迫っているときに、モテない男性は、「もうすぐ終電だけど、どうする?」と女性側に判断を委ねてしまいます。尋ねられた女性側からすると、「帰らない」と返事をすれば、まるで自分からお泊りしたいと言っているようで軽く見られそうなため、「帰る」としか答えようがなくなります。
 モテる男性は、終電の時間が過ぎてから「終電なくなっちゃったね」と、あたかも本当にうっかり終電を逃してしまったフリをします。こうして女性に「終電がなくなったから、しかたなくお泊りした」というストーリー=言い訳を用意してあげるのです。


■3.「事実」+「誘導」の組み合せで、相手のノーを封じる
「給料が入ったら、デートしようよ」
「お茶を飲んで、落ち着こう」(中略)
 誘導したい事柄の前に、「給料が入ったら」「お茶を飲んで」という「事実」を提示すると、なぜか人は否定しづらくなり「そうだね、デートしよう」「そうだね、落ち着こう」と返事をしてしまいます。
 少し考えてみると、「相手に給料が入ること」と「自分がデートすること」、「相手の言うとおりにお茶を飲むこと」と「自分が落ち着くこと」には、まったく因果関係がないのですが、アンカーとなっている「事実」に惑わされ、理不尽なことであってもつい「誘導」されてしまうのです。


■4.「ビデオトーク+反面提示」で信頼を勝ち取る
ビデオトークとは、ビデオで録画するように、目にしたそのままを言葉にしていくこと。
 相手がおとなしいタイプなら「おっとりしていて優しそうですね」。
 知的な雰囲気なら「仕事ができる男って感じですね」。(中略)
 ただし、これだけだと「いえいえ、そんなことはないですよ」と言われて話が終わってしまいます。そこで、ビデオトークとは真逆の要素を「反面提示」していくことで、相手の否定を封じると同時に、「当たっている」と錯覚させる曖昧な表現になるのです。
「おっとりしていてやさしそうですね。でも、実は芯は強いですよね
「仕事ができる男って感じですね。でも、プライベートでは甘えん坊さんだったりして(笑)


■5.相手の視線や思考がロックされているときに触る
ホストは、女性が会話に集中しているときにさりげなく髪の毛を触ります。正面切って触りにくれば「イヤ!」となりますが、ほかのことに気を取られているときに触ると気にならないのです。すると、「髪の毛を触らせたということは、この人に気を許しているんだ」と後づけで自分を納得させる認知的不協和が起こり、相手を惹きつけることができるのです。
 ポイントは触るタイミングです。一緒に映画やお芝居を観ている、会話に夢中になっている、信号待ちをしているなど、ほかのことに視線や思考がロックされているときに触れるようにすると、さりげなく手をつないだり、髪に触ったりできるようになります。


■6.「下の名前」を褒める
「快」を与えるキラートークは、「相手の名前について意味を持たせて褒める」です。「なんか男らしい名前ですね」「お名前"雪子"さんですか。色白でイメージにピッタリですね」といったように単純でかまいません。(中略)
 基本は、親が思い入れを持ってつけたであろう「下の名前」を褒めること。由来を聞いたり、前出の例のように「人柄どおりの名前ですね」と見た目や雰囲気と結びつけたりするといいでしょう。
 ちなみにホストクラブでは、由来も特にないようなごくごく普通の名前の女性には「あ、オレの初恋の子と同じ名前だ」と無理やり意味を持たせます。ホストクラブ以外では、あまリオススメできないテクニックですが、効果は絶大です。


【感想】

◆定番ネタから、私も知らなかったようなネタまで、使えそうなものが結構ありました。

まず上記ポイントの1番目は、お約束(?)の「仕事と私とどっちが大事?」という質問への答え方。

「どっちが大事か」という答え以前に、そのように考えるような状態にまでに彼女をしてしまったことを、まず詫びよ、と。

ゆえに、本書での「模範解答」は、「そんなことを考えさせちゃって、ごめんね」

ちなみに、言い訳(「一緒にいたいんだけど、仕事も大事なんだよね」等)は、その後に言わないと、相手の感情を逆なでることになりかねませんので、ご注意を。


◆同じく上記ポイントの3番目も、何かを依頼したりするときの「お約束」である、いわゆる「理由づけ」に近いもの。

「理由づけ」のお話は、あの『影響力の武器』でも有名ですよね。

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影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

その部分を引用されているブログがあったので、ご参考まで。

中小企業診断士の広場|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

ただし、本書の著者である斉藤さん曰く、「〜ので」という「理由」を表すフレーズではなく、単に「事実」を述べるだけで良いようです。

これはちょっと知らなかった情報なので、今後意識してみたいな、と。


◆また、上記ポイント4番目の「ビデオトーク+反面提示」は、以前、こちらの本で「ギャップぼめ」として紹介されていたものに近いです。

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なぜかモテる男のほめる技術 (PHP文庫)

参考記事:【2step方式】『なぜかモテる男のほめる技術』アダム徳永(2011年11月05日)

アマゾンレビューで「『毎日使える! ほめ言葉』と同じ内容だった」と低評価されてますけど、ちゃんと内容紹介読んでホシイ……。

この「ギャップぼめ」は私自身、上記参考記事でも書いたように、効果は実感していますし、普通になさってる方も多いような。

相手に「わかったようなフリしないで!」と非難されない限りは、オススメのTIPSだと思います。


◆そして今回、特に注目したいのが、上記ポイントの5番目で出てきた「認知的不協和」のお話。

たとえば私も、「どういうタイミングで手をつなぐか」「どういう風にタッチするか」みたいなTIPSは、類書でも目にしていましたが、確かに「そういう行為をさせるということは、この人に気を許してるんだ」という風になるわけですね。

独身時代の私なんぞ、妙に潔白だったものですから、よほどのことがない限り相手に接触することもなかったですし、それはモテません罠……。

別に変な意味で「触りたい」わけでなくとも、こうした心理効果を狙う意味でも、相手との接触を心がけるべきだったのだと、深く後悔した次第です。


◆本エントリーでは、モテネタのみにフォーカスして参りましたが、もちろん本書は、本来はビジネスユースの作品であることをお忘れなく。

版元もダイヤモンド社さんということで、コンテンツ的にも標準は余裕でクリアしております。

そういえば、先日のメンタリスト DaiGoさんの新刊もダイヤモンド社さんでしたね。

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男女脳戦略。---男にはデータを、女にはイメージを売れ

参考記事:【オススメ】『男女脳戦略。---男にはデータを、女にはイメージを売れ』メンタリスト DaiGo(2014年10月19日)

実際、ビジネスシーンでこうした「非ビジネスシーン」で活躍されてきた方のノウハウを活かしていく方向に、版元としてもあるのかもしれません。


モテ本としても読めるビジネス書です!

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心が読めれば人生が変わる! ---1回で「絶対的な信頼」をつかむ技術
プロローグ チビで口ベタ、コンプレックスだらけの僕がなぜNo1になれたのか
第1章 人は自分が信頼した人の言葉しか聞かない
第2章 人はどんな相手に心を許すのか
第3章 「観察、理解、同調」が絶対的な信頼関係をつくる
第4章 言葉で揺さぶり、知らず知らずのうちに惹きつける
第5章 しぐさと行動で、相手との距離を一気に縮める
第6章 「わかってくれる」と思わせれば信頼は加速していく
終章 信頼を勝ち得るには「なぜ」を語ればいい


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【モテ?】『9割の相手を思いのままにする心理術』清田予紀(2013年08月28日)

【モテ戦略!】『モテの定理 女心を知り、恋愛勝者になる究極の戦略』ぐっどうぃる博士(2013年06月29日)

【オススメ】『合コン女王が教える 2時間で女ゴコロをつかむ技術』絵音(2013年04月05日)

「催眠誘導」石井裕之(2007年02月19日)


【編集後記】

◆今日のご本の「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に、何故かあった作品。

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たった1日で即戦力になるExcelの教科書

版元が技評さんということで、これまた「ガチ」な予感w


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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