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2014年09月15日

【全19冊】未読本・気になる本(2014年09月15日)



Big Bear Reading / Enokson



【はじめに】

◆今日お送りするのは、2週に1度の「未読本・気になる本」のエントリー。

三連休ということで、通常より1日遅れでお届け致します。

今回特徴的だったのが、翻訳本が多いことで、特に後半は「翻訳本だらけ」の有様にw

そのせいもあって、いつもよりちょっと多めですが、全19冊ご覧ください!




【未読本・気になる本、全19冊】

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成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100
上がり続ける高齢化率、オリンピックで確実に変化を遂げる東京、若者の地元回帰傾向で盛り返しつつある地方経済、目前に広がる海外市場―。周りの変化に目をそむけず、自身の変化を厭わない、それが成長する企業の条件。そんな魅力的で伸びしろ十分な企業を、独自の切り口で選んだ新しい時代の“未来予想図”!

◆お馴染みHONZの成毛眞さんが、隠れた成長企業を紹介しているのですが、アマゾンのページにある会社を1つも知らなかったくらい、成毛さんの「目利き」具合はスゴイです(私が無知なだけの可能性も?)。

私は投資はしていないものの、オススメ上手な成毛さんのお話を読んでいたら、ついに株まで買ってしまうんじゃないか、という心配が……w


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リクルートという幻想 (中公新書ラクレ)
リクルートは「人材輩出企業」や「新規事業創造企業」等と賞賛され、「営業武勇伝」に事欠かない。「やんちゃ」な社風は賛否両論あるが、日本人の働き方に良くも悪しくも影響を及ぼした。論客として著名なOBが、自らの体験と新規取材の両面から、R社の実態に迫り、将来を展望する。

◆常見さんの作品の中では、比較的(?)好意的レビューが多い1冊。

ここでもリクルート出身の方の本は多数取り上げておりますし、今後の当ブログためにも読んでおくべきかも!?


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無敵の天才たち スティーブ・ジョブズが駆け抜けたシリコンバレーの歴史的瞬間
1985年~2000年のシリコンバレーでのデジタル革命のすべてを記録したフォトドキュメンタリー。
スティーブ・ジョブズを筆頭にAdobeトップやMSのビル・ゲイツなど、シリコンバレーのレジェンドたちの歴史的瞬間を押さえるべく、その黎明期から彼らを追い続けてきた写真家による待望の1冊!

◆以前、HONZでの成毛さんのレビューを読んで、猛烈に欲しくなった写真集。

詳しくはそちらを読んで頂く(他力本願)として、実は「成毛さんが、ジョブズやゲイツと同じ年生まれ(1955年)である」という豆知識を付け加えておきますw


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<問い>の読書術 (朝日新書)
人気社会学者が「経済」「世界史」「格差社会」などキーワードごとに問いを立て、本を入口に社会を読み解く思考法を明かす。
市場はなぜ道徳を締め出すのか、日本人が消費しない真の理由とは、資本主義の核心的謎とは、他者との連帯は可能かなど。
朝日新聞デジタル「本の達人」人気連載の書籍化。

◆当ブログでは、ブックガイド的な作品も人気なので、この本もご紹介しておかねば。

こちらもアマゾンのページに、リストがダーッと(かなり大量にw)載っていて、その守備範囲の広さに圧倒されました。


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シメオネ超効果 リーダーの言葉で今あるチームは強くなる
シメオネはなぜ、1/4の資金力でレアル・マドリーとバルセロナを倒し、スペイン王者になれたのか?
欧州サッカー界で今最も注目される名将が、自らアトレティコ躍進の秘密を語る!

◆先日のマドリードダービーでも、さっそくレアル・マドリードに快勝したアトレチコのシメオネ監督が、その強さの秘密を明かす作品。

最近、色々なサッカー本が出ていますが、当ブログの読者さんのようなビジネス書好きが読むとしたら、この本ではないでしょうか?


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林 修の仕事がうまくいく「話し方」講座
「今でしょ!」のセリフでおなじみの、日本一有名な予備校講師・林修による、日本一わかりやすい「話し方」講座です。
現代文を教える日本語のプロが、どうすれば相手に伝わるのか、話し方の“ツボ"を教えます。
仕事・プライベートで使える言い回しやフレーズも紹介! 「一生に一度は受けたい」林先生の名講義が体験できる一冊です。
既刊『別冊宝島 林修の仕事がうまくいく「話し方」講座』、待望の書籍化!

◆内容紹介にもある『別冊宝島 林修の仕事がうまくいく「話し方」講座』を買おうかどうか迷った私にはありがたい1冊。

コンテンツ再利用(?)のせいか、300ページ超もあるのに、お値段控えめなのも嬉しいです!


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買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則 (Asuka business & language book)
「マーケティング視点からの文章の書き方」、「キャッチコピーの作り方」、「文章作成のテンプレート」など、「買わせる文章」を書くときに役立つさまざまなテクニックを101項目、掲載。
本書でお伝えするスキルは、プレゼン資料、チラシ、カタログ、DM、セールスレター、POP、ソーシャルメディア(ブログ、facebook、ツイッター等)、メールなど、あらゆる文章に使うことができます。
お客様を購買へと導く文章の書き方を学びたい方、必携の書。

◆文章術の本にも、文章を書く際の「きまり」の本から、「人を動かす」本まで色々ありますが、本書はずばり「買わせる」ための本。

とはいえセールスだけでなく、ソーシャルメディアでも活用できるようなので、気になる方は要チェックで!


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ずる――噓とごまかしの行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
クリエイティブな人、偽ブランドを身につけている人、共同で仕事をする人は、「ずる」しやすい?不正による報酬が高額になると、ずるはむしろ減る?キャッシュレスになると不正が増える?行動経済学の第一人者であるアリエリー教授が、楽しい実験を通して「ずるをするのは悪人だけではない」ことを明らかに!私たちがちょっとした嘘やごまかしを正当化してしまうからくり、ずるを未然に防ぐ効果的な方法を考える。

◆既に当ブログでご紹介済みの、ダン・アリエリー教授の『ずる―嘘とごまかしの行動経済学』が、待望の文庫化。

ただしこの本、単行本の中古価格が未だ「1300円超」と高値で推移しているので、未読の方は今回の文庫本をぜひ!


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仕事で使える心理学 (日経文庫)
交渉相手に対して優位に立つ、上司に自分の意見を効果的に伝える、部下の本当の悩みを引き出す、ストレスに強くなるなど、心理学の知見を使えば仕事力が格段にアップする。具体的な手法の数々を人気学者が解説。

◆当ブログでも心理ネタは人気ですが、それは主にコミュニケーション本、またはモテ本が中心でした。

本書のように「仕事で使える」というのは、あまりなかったですし、実際お役に立ちそうな感じです!


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リスクを取らないリスク
政治でも経済でも新しいことをはじめるのにとてつもなく時間がかかる国、日本。
職業、保険、年金、家の購入など日本でこれからも生きていくには様々なお金に関する知識が必要です。
ニューヨーク、ウォール街で働くファンドマネジャーが、これからも日本で生きていくなら知っておきたい「リスクの考え方」「お金との向き合い方」「お金で買えないものの話」をお伝えします。

◆私自身、ほとんどリスクを取らない人間なので、「それがかえってリスクになる」という本書は非常に気になるワケでして。

発売日を間違えていて、数日前にリアル書店で必死に探しまくったのはヒミツですw


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500万人の成功体験からわかった「いい仕事」をする人の45の極意
500万件以上のデータベースと、200人以上に対する徹底インタビューから導き出された「誰にでもできるつまらない仕事」を「自分にしかできない素晴らしい仕事」に変える45の方法。
「もっとも人気のない仕事」と言われている病院の清掃員から、広告営業マン、保険会社のコールセンタースタッフ、ダイソンやネットフリックスといった大企業の創業者、建築家、作家、アーティスト、スポーツ選手まで、ありとあらゆる職業に共通する「仕事の極意」とは?
これまでにない規模で行われたリサーチと、豊富なエピソードから鮮やかに浮かび上がる。

◆今までも色々なリサーチを基にして書かれた本はありますが、「500万件以上」というのは前代未聞です。

版元もダイヤモンド社さんですし、これは仕事術好きなら要チェックでしょう!


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たいていのことは20時間で習得できる
素晴らしい絵を描きたい、ビジネスを立ち上げたい、ピアノを演奏したい、飛行機を飛ばしたい……
そんな思いを抱きつつも、あなたが一歩を踏み出せずためらっている最大の理由は、上達するまでにかかる時間と、うまくなるために努力をしなければならないことだ。
しかし、たった20時間の練習で、まったく何も知らない状態から、上手にこなせる状態にまでもっていくことができる方法がある。
著者のジョシュ・カウフマンは、ベストセラー『Personal MBA』(ビジネススクールに行かずに、MBAの知識を身に付ける方法を説いた)の著者。人が何か新しいスキルを身に付ける際に、短時間で効率よく習得できる単純なアプローチ法を開発した。
そのアプローチ法を、ヨガ、コンピュータープログラミング、碁、ウクレレ、ウインドサーフィンなどの習得の実例(著者の経験)を通じて解説する。

◆習得対象が、仕事や勉強ではないらしいものの、著者のカウフマンが「学習マニア」ということなので、当ブログとしては「重要案件」としてロックオン中w

ウチでもムスコが「ゲーム作り」に興味があるので、私自身、コンピュータープログラミングあたりは、何とかモノにしたいな、と。


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イノベーションは日々の仕事のなかに――価値ある変化のしかけ方
もっとふつうに。もっとシンプルに。
奇抜なことをしたって、「新しいもの」は生まれない!
こんなに重要性が認識されているのに、こんなに研究が盛んなのに、どうしてイノベーションは起こせない……?
世界最高峰のビジネススクールIESE発!
企業文化と創造性のスペシャリストが明かすやるべきこと、やってはいけないこと。

◆何やらまったく同日(9/20)に気になる翻訳本が3冊出ちゃうんですが、その中では比較的薄くて読みやすそうな作品。

アマゾンの内容紹介にもある『イノベーションを生み出す「5つの行動+1」』というのは、もうちょっと詳しく知りたいですね。


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アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方
百花繚乱の15世紀ルネッサンスを可能にした“創造性の爆発"。そこに、現代にも通ずるイノベーションの秘訣があった。古今東西の事例から明らかにする、イノベーションとクリエイティビティの条件。革新を次々に生み出す「交差点」とは何か、いかにそれを作り出すか。『イノベーションのジレンマ』著者クレイトン・クリステンセン絶賛! !

◆本書の著者であるヨハンソンのデビュー作『メディチ・インパクト』の中古本は、アマゾンでは「絶賛プレミア価格」で販売中。

本書ではサブタイトルに「メディチ・エフェクト」とありますし、デビュー作が入手できなかった方こそ必読ではないか、と。


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ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
たとえば、日本が「失われた20年」と言われている間に、世界のイノベーションを引っ張っているのはアメリカ、特に西海岸のシリコンバレーだ。アップルやフェイスブックといった名前がすぐに思い浮かぶけれど、数多のスタートアップが起業しては消えていく世界でもある。
そんな中、次々と成功する企業を立ち上げる起業家集団がある。
オンライン決済サービス・ペイパルの初期メンバーとして繋がりが深く、現在もシリコンバレーで絶大な影響力を持つことから「ペイパル・マフィア」とも呼ばれる彼らは、ご存知ユーチューブ(YouTube)をはじめ、電気自動車のテスラ・モーターズや民間宇宙開発のスペースXからイェルプ(Yelp!)、ヤマー(Yammer)といったネットサービスまで、そうそうたる企業を立ち上げてきた。
本書はそのペイパル・マフィアの雄、ピーター・ティールが、母校スタンフォード大学で行った待望の起業講義録である。

◆HONZの田中さんが、Twitterで絶賛していた注目の1冊。

これはもう購入決定ですし、早く読むのが待ち遠しいです!


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知的生産の技術とセンス ~知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術~ (マイナビ新書)
梅棹先生が「知的生産の技術」として提唱された、情報の集め方、記録の仕方、そしてアウトプットの仕方などのアプローチは、今日から実践できるとても身近で実直なものです。
本書はそんな「知的生産の技術」をできる限り現代の私たちも活かせるように再解釈し、いま私たちの周囲にある道具や環境に適用できるようアップデートを試みました。
国立民族学博物館でウメサオタダオ展の企画運営を担当した小長谷有紀先生にも協力をいただき、できる限り梅棹先生がどう考えて、実際どのように取り組んでいたのか、確認しながらまとめた一冊にもなっています。

◆「現代版『知的生産の技術』」とでも言うべき内容の作品がこちら。

新書で280ページとボリューミーなので、内容的にもかなり濃い仕上がりになっているのではないか、と。


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自衛隊に学ぶメモ術 (マイナビ新書)
災害現場や国防の最前線で活躍する自衛隊。
ときには極限状態で情報を伝達する技術には、自衛隊ならではの技術が生かされています。
本書はその情報伝達法の中から「メモ術」に注目し、自衛隊が使用しているツールやメモの方法、情報が正確に伝達されるコツなどについて、日々の仕事や生活でも役立つように解説します。
また、メモ術の延長線として、言葉を正確に伝達するコツや情報収集、情報の整理、記憶術などビジネスパーソンの悩みを解決するヒントを紹介します。

◆私自身は、あまりメモが得意ではないのですが、自衛隊でそんなことを言っていたら、生死にかかわりそうな気が!?

本書を読んで、性根から叩き直して頂く必要があるのかもしれません……。


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買いたがる脳 なぜ、「それ」を選んでしまうのか?
□ うなずけば、買ってしまう人間の脳
□ ショッピングの知られざる「右側の法則」
□ マクドナルドのコピーは絶妙な“自己暗示"
□ 無意識に働きかけるプライミング効果
□ サブリミナル広告は有効か?
□ お客の欲しいものを的確に提案する「行動ターゲティング」
□ BGMのテンポで売れ方が変わる
など、実例をふんだんに提示しながら、「ショッピングの科学」を解説します。

◆この手の「行動科学的」なテーマは大好きなワタクシ。

当ブログでご紹介できるかは微妙ですが、これも購入決定であります!


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スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考
多くのビジネスマンが、ロジカルシンキングをビジネスに用いるようになりました。
しかし、現状分析には有用なこのツールも、未来を予測するには力不足。キャリアのステージが進み、裁量が上がるにつれ、検討には出てこなかった想定外の事態に悩まされることが多くなります。
著者はスタンフォードで意思決定理論を学び、マッキンゼーでの多くの問題解決に携わってきました。そこで生み出されたのが、少ないリスクで最大の成果を得るための決断の技術である『熟断思考』です。
この熟断思考は、以下の6つのステップを踏むことで、後戻りのできない重大な決断に対し、未来の成果を最大化するベストな選択肢を導き出します。

◆上の本とは逆に、本書は当ブログの読者さん的にはピッタリの1冊。

内容的には実践的なロジカルシンキングのようなので、チェックしておかねば!


【編集後記】

◆いつもなら上でご紹介しているような作品なんですが、今日はひっそりとこちらにて……。

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すごくいい! 大人のセ●クス (文庫ぎんが堂)

もっとも、Google先生に怒られてしまうので、やはりレビューはできなさそうですがw


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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