2014年07月27日
【モテ?】『10年後も見た目が変わらない食べ方のルール』笠井奈津子
10年後も見た目が変わらない食べ方のルール (PHP新書)
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、「都内心療内科クリニック併設の研究所などで食事カウンセリングに携わり、一万通り以上の食事記録をチェック」されたという栄養士、笠井奈津子さんの最新刊。加齢が気になる(切実)お年頃の私としては、タイトルを見て、思わず手に取ってしまいました。
アマゾンの内容紹介から。
体型や肌つや、目の輝きなどはもちろん、脳の働きやメンタルと食事の驚くべき関係について、人気栄養士が徹底解説。食が変われば見た目が変わり、人生までも変わる。10年後も今日と同じ自分でいるために、いますぐ始められる食べ方の新ルール。
今日からさっそく、教えに従いたいと思います!!
March 05, 2013 at 10:55PM / Arya Ziai
【ポイント】
■1.タンパク質は絶対補充することいくらダイエット中とはいえ、絶対に不足しないように気をつけてほしいものがあります。それがタンパク質、いわゆるメインのおかずです。
ハリや筋肉があるかどうかという見た目は、確実に私たちの「見た目年齢」を左右します。そのときに必要になるのがタンパク質です。
タンパク質は、糖質や脂質と違って体内に溜め込んでおくことができません。毎日の生命活動に加えて、ストレスを感じたり、過重労働をしたり、運動したりして余分に消耗したら、そのぶん補給しなければならない。もしそうしなければ、支障が出るのは時間の問題です。髪が抜けやすくなったり、身体がむくんだり、皮膚がたるんできたり……。「あのころの自分に戻りたい」のであれば、絶対に避けたい道といえるでしょう。
■2.見た目を維持するための2つの栄養素
1つは、亜鉛。亜鉛が味覚障害や生殖機能に関係することはわりと知られていますが、肌荒れや抜け毛と関係していることはそれほど知られてはいないようです。もう1つは鉄。疲労感を覚えやすい、集中力が低下している、といった方はぜひ意識していただきたい栄養素です。
実際にダイエット中にタンパク質を摂ろうとするとき、鶏のささみ肉だけで終わらせる方は少なくありません。でも、鉄や亜鉛は赤身の肉や魚介類に比較的多く含まれます。タンパク質ならなんでもいいのではなく、供給源とする食材には偏りがないようにしましょう。
■3.悪い腸内環境は汗の臭いに現れる
腸内環境が悪いとおならが臭くなるといわれますが、汗も同じ。体内毒素の約75%は便として排池され、約3%が汗として出されます。だから、お腹を満たせるものならなんでもいい、といって、超肉食でジャンクなものばかり食べているタイプは危険です。動物性タンパク質や動物性脂肪の摂り過ぎは、腸内環境を悪化させるからです。
■4.たるみやシワに効くビタミンは?
たるみやシワにはビタミンACE(ビタミンA+ビタミンC+ビタミンE)が有効に働きます。とくに忙しいビジネスパーソンが味方にしておきたいのは、貯蓄できるビタミンであるビタミンA。βカロテンという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、植物性食品のなかではβカロテンとして存在し、体内でビタミンAとして働くものです。
■5.肌にとって何より大事なのは「寝る」こと
肌に関していえば、食べること以上に大事になってくるのが「寝る」こと。コンビニ生活を送っていても、良質の睡眠さえとれていれば、怖くはありません。
身体の修復作業は睡眠中になされます。というのも、修復は血液を通して行なわれていますが、日中は消化に集中したり脳に集中したりするのに一所懸命で、肌への栄養補給などはニの次。睡眠中にようやく肌の出番が回ってくる、というわけです。
睡眠の話になると、よく「何時間寝るのがいいか」と聞かれますが、実際には個人差があると思います。でも肌に関していえば、肌や内臓の修復にかかる6時間を目安とするといいでしょう。
■6.海のものを味方にする
飲んでいるとき、アルコールを解毒するだけでも肝臓は大忙し。そこに高脂肪食が入ってくれば、いくら肝臓でもお手上げです。でも、イカ、タコ、魚介類など、低脂肪かつ、肝細胞の再生を促すタウリンを摂れるものを選んであげれば、肝臓にかかる負担を減らすことができます。そうすれば「アルコールの解毒」「消化酵素の分泌」など、肝臓が本来しようとしている仕事をきちんとこなせるようになるのです。
【感想】
◆今回は私の個人的な嗜好により、「モテネタ」「アンチエイジングネタ」とべきいうものを抜き出してみました。下記目次で言うと、第2章と第3章ですか。
特に第2章は、モロに「見た目」のお話だったので、付箋も貼りまくったという。
そもそも、年を取って痩せる人より、太る人の方が多い以上、「見た目」を気にすると、必然的にダイエットをするハメになります。
ただし、「ただ体重を落とすだけ」だと「シワシワのパサパサ」になることウケアイ。
痩せたはいいものの、かえって「老けて見える」結果になる可能性もあるわけです。
◆そこでまずは、上記ポイントの1番目のようにタンパク質をしっかり摂ること。
タンパク質というと、真っ先に思い浮かぶのは、私の場合「鶏のささみ」ですね。
タイカレーでお馴染みのいなば食品からも、こんな製品が出ていたとは!?
いなば とりささみフレーク低脂肪 80g×24個
とはいえ、ささみだけではダメなのは、上記ポイントの2番目でも指摘されている通りです。
鉄や亜鉛を含んだ食品(赤身の肉や魚介類)も取らねばなりませぬー。
◆また、割愛した中で興味深かったのが、「糖化」というキーワードです。
「酸化」なら聞いたことがありましたが、「糖化」とはなんぞや、と思いきや、「パンや肉を加熱するときの焼け目」と同じような現象が、私たちの皮膚組織でも起こり、茶褐色になってしまうことのよう。
これが日焼けみたいにきれいならまだしも、シミや肌のくすみになるわけです。
これはググって見つけた記事なのですが、かなり掘り下げてますね……。
老化の原因は「糖化」にあった! - 美的(ビテキ) - X BRAND
一方本書では、具体的にどのような食生活をすればよいのか、ということと、その食べる順番や大体のボリュームまで指南。
さっそく私も意識して、食事を始めております。
◆一方、こうした「抗加齢」の話だけでなく、第4章や第5章では、「脳」や「自律神経」といったテーマにまで言及。
内容的には、前半部分に負けず劣らず大事なのですが、「オジサン」が「モテる」のには関係なさげなのでカットしております(ヒドスw)。
むしろ、使い勝手の良さから言うと、第6章の方が具体的で良いカモ。
たとえば「疲れをみせたくない人の『これだけは』ルール」として、6つ挙げられてらっしゃいます。
折角なので、いくつかご紹介しておくと、
・スタミナ飯はタイミングで勝負する
・夕食にシフト制を導入する
・コンビニではカウントをする
……と、解説が必要なものばかりなので、本書をお読み頂いた方が早いかと。
「老け顔」になりたくない方なら、必読です!
10年後も見た目が変わらない食べ方のルール (PHP新書)
第1章 実録!食によって人生が変わった人たち
第2章 「見た目年齢」と食べ方の驚くべき関係
第3章 体型も肌つやも目の輝きも食べ物で決まる!
第4章 脳の働きを食事でコントロールしよう
第5章 自律神経を味方にするための食事術
第6章 まず2週間!これだけは押さえたい基本のルール
終章 10年後の未来をもっと輝かせるために
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【編集後記】
◆書店で見かけて気になっていた作品。ランチパスポート渋谷・原宿・恵比寿版 (ランチパスポートシリーズ)
何でも「700円以上で提供されているランチがなんと500円で食べられるパスポート」なのだとか。
「3、4回使用すれば本代の元が取れる」とのことなので、興味津々w
ご声援ありがとうございました!
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