2014年07月22日
【アドセンス成功の秘訣!?】『Google AdSense 成功の法則 57』染谷昌利
Google AdSense 成功の法則 57
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、プロブロガーを目指す人だけでなく、ちょっとしたお小遣いを稼ぎたい方にも必読の1冊。著者の染谷昌利さんは、以前「Google AdSenseだけで家族を養ってきた僕が、今までやってきたブログ運営術をガチで解説するよ」というエントリーで、ブクマ2000超を達成した方です(スゲー!)。
アマゾンの内容紹介から一部引用。
自分の得意なことを発信することで読者に喜ばれ、さらに収益にも繋がるのはとても素敵なことだと思いませんか?
この書籍では、そもそもGoogle AdSenseとは何かという説明から、読者を集めるためのテーマの決め方や記事の書き方、効果的な広告の配置方法等を解説していきます。
Google AdSense成功事例掲載の著者が、その秘密のテクニックを出し惜しみなく教えます。
私自身、さっそく取り入れたTIPSもありました!
注:なお本書はさっそくKindle版が出ています!
【ポイント】
■1.自分の過去の経験を振り返る私の場合は、会社員時代に人事(採用)業務を7年ほど担当していたので、就職活動や転職活動に関する情報やノウハウをたくさん持っていました。せっかく知識や経験があるのであれば、そのノウハウを公開することで喜んでくれる人がいると思い、書きはじめたのが「元採用担当者がこっそり教える就職活動・転職活動対策室」(次頁(1))というブログです。
また、家族旅行に行ったときにも写真を撮り溜めておいたり、現地の情報をメモしておくことでブログ記事のネタにしています。「沖縄バワースポット旅行記」は典型的な例でした(次頁(2))。
◆私もこのブログが、今のように知名度を得る前に、得意分野でブログを書いていたことがありました。
具体的には、税理士試験の受験生時代に色々試した勉強法をまとめたブログなんですが、PVの割にはアドセンス収入は結構あった記憶が。
これはやはり広告主がいて、かつそれなりの広告単価だったからだと思います。
逆に、自分の得意分野でも、例えば音楽関係のブログは、アドセンス収入はほとんどゼロに近かったのですけどね(いずれも現在は停止中)。
■2.広告は最大数を張る
基本的に1ぺージに広告ユニットは3つまで掲載できます。1つあるいは2つしか配置していない人はレイアウトを再考して3つまで張りましょう。
忘れがちなのがリンクユニットと検索ユニットです。リンクユニットは3つ、検索ユニットは2つまで配置できます。リンクユニットも検索ユニットも収益を上げてくれるので、最低1つは配置しておきましょう。
リンクユニットはブログタイトルの下や、サイドバーに配置すると効果的です。検索ユニットはブログへッダー部分や、サイドバー下部に配置しておくと読者の利便性が高まるのでお勧めです。
◆現在当ブログでは、通常の広告ユニットは3つ配置(ヘッダー、フッター、サイドバー)しています。
ただし、検索ユニットは「ブログ内検索」としてあるものの、リンクユニットは設置していませんでした。
これについては、レイアウトを考えて、今後設置してみたいな、と。
■3.ヘッダーに広告を張らない
AdSenseの特性として、ー番はじめに読み込まれた広告ユニットから順に単価の高い広告が配信されています。つまり、へッダー部分に広告を張るということはクリック率が低い場所に単価の高い広告が配信されている可能能性があるということです。基本的にサイトのへッダー位置は最初に広告コードが読み込まれるので、へッダーに配置されている広告が一番単価が高いことになります。
◆これは、まず前提として「ヘッダー部分の広告は、低調なクリック率である」というお話があります。
ただ、私が計測している限り、当ブログのアドセンスのクリック数の半分が、ヘッダー部分なんですよね……。
これは、違う部分(例えば、左サイドバー最上部等)にすればもっとクリック数が増えるのかもしれませんが、現時点では分からないので、今後検討したいな、と。
■4.カスタムチャネルを設定する
「チャネル」機能を利用することで、ウェブサイト単位や広告ユニット単位でクリック率やクリック単価などが測定できます。そのチャネルの成果が低い場合には広告タイプや配色、広告の設置場所を変えたりする必要があります。
Google AdSenseは、1つのアカウントで複数のウェブサイトや広告ユニットを管理することが多いので、ブログごと・広告ユニットごとに報酬レポートを分けて分析できる「チャネル」機能はとても便利です。
◆上記で触れたように、現在は当ブログ以外のブログは停止状態なので、「カスタムチャネル」を設定しなくてもあまりインパクトはない、と思っておりました。
それでも、設置した方が、より深い分析ができることは明らかなので、これもできるだけ早めに対処したいところです。
■5.プレースメントターゲットを設定する
広告主は広告プレースメントをチェックして、広告の効果が高く見込めると思われるウェブサイトに限定して広告を配信することができます。人気のあるプレースメントは広告のオーダーが増加します。絶対法則36(132頁参照)で解説しましたが、広告のクリック単価はオークションで決まるため広告主が増えることでオークションが活性化し、結果的に収益額が増える可能性が高まります。だからこそ広告主に対して自分のブログの特徴や訪問者の属性を知らせてあける必要があるのです。
◆この「プレースメントターゲット」も、前々から「いつかやろう」「いつかやろう」と思いつつ、棚上げしていたモノ。
この機会に、何とかトライしてみたいところです(でも先に上のチャネル設定しないといけないっぽいんですよね)。
■6.広告主が見たければ、Googleサイト運営者向けツールバーを使う
これは私もよくあるのですが、気になる広告を見つけると(収益とは関係なしに)広告主のサイトがどうなっているのか見たくなる衝動に駆られるときがあります。そんなときはGoogleサイト運営者向けツールバー(拡張機能Google Publisher Toolbar)を利用しましょう。
この拡張機能はGoogle Chromeというインターネットブラウザで利用するこができます。この拡張機能をインストールし、機能を有効にするとChromeの右上にアイコンが表示されます。
◆こちらは、さっそくやってみました!
インストールして、最近ヘッダーに良く出るマックの広告をクリックしてみたところ、見事に表示(もちろん本書では、下記のようなもの以外にも、解説の画像は満載です)!
また、この機能は、広告のブロック等も行えるようなので、必要に応じて活用したいと思います。
【感想】
◆非常に簡単にですが、本書で気になった部分をご紹介してみました。もちろん、まだアドセンスを導入していない方のために、一番最初の申し込みの部分から本書は解説していますので、未経験者でも安心です。
そして、私のようにある程度運営していながら、今ひとつ数字が伸びない方にとっては、役立つ情報が満載!
特に第6章では「月額報酬1万円の壁を超えるために」という具体的な数字を挙げて、指導して下さっています。
……もっとも、私の場合の問題は、面倒くさがってなかなか実践しないところにあるのですがー。
◆また、ある程度稼げるようになった方にとって怖いのが、ポリシー違反による「アドセンス停止」。
本書では第5章の「Google AdSenseでやってはいけないこと」にてNG行為が解説されています。
特に「気づかないうちにやってしまいがちな違反事例」のパートは必読でしょう。
よくあるのが、「今までは大丈夫だったのに、急に警告が来た」というパターンなんですけど、これって、単に今まで見逃してもらっていた(稼ぎが少なかった等)のだと思われ。
◆ちなみに、当ブログでは過去2度ほど停止処分を食らったことがありました。
1度目は、何度か触れたことがあるように、モテ本関係のアダルトネタが原因。
2度目はつい最近で、これについては問題が微妙なため、ちょっとブログでは公開できないと言いますか……。
大物ブロガーさんや、アドセンスセミナーを開くような専門家の方にもご協力頂いたのですが、「目からウロコ」(?)の結末でした。
いつか機会がありましたら、ライトニングトークみたいな形でご報告したいな、と。
アドセンスを基礎から学べる1冊です!
Google AdSense 成功の法則 57
Chapter-1 Google AdSenseのはじめかた
Chapter-2 集客できるブログの作成法
Chapter-3 効果的なGoogle AdSenseの配置方法
Chapter-4 レポートの分析による広告とコンテンツの最適化
Chapter-5 Google AdSenseでやってはいけないこと
Chapter-6 月額報酬1万円の壁を超えるために
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【編集後記】
◆アドセンスに関しては、この本も有名ですね。増補改訂版 グーグル・アドセンスの歩き方
本書とネタ的にかぶる部分もありそうですが、一応チェックしておきたいな、と。
ご声援ありがとうございました!
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