2014年06月28日
【13選】『文房具大賞 2014-2015』からセレクトした文房具13選
MonoMax別冊 文房具大賞 2014-2015 (e-MOOK)
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、昨年の同じ時期にレビューした『文房具大賞2013-2014』の本年版。つい1週間ほど前にも、文房具ネタのムック本を取り上げたばかりですが、こまけーこたー(AA略
アマゾンの内容紹介から。
現在発売中の最新文房具を、機能性、デザイン性、コストパフォーマンスなどの各項目でプロがジャッジ。
書く、貼る、留める、切る、消す、綴じるなど、部門別の最優秀文房具を大発表します!
掲載文房具数はなんと270点以上。買って間違いのない、絶対に欲しくなる文房具がてんこ盛りです!
今年も昨年同様、気になる文房具を勝手に選んでみました!
tabletop assistant / MattHurst
【文房具13選】
■1.トンボ鉛筆 モノグラフトンボ鉛筆 モノグラフ 0.5 シャープペンシル DPA‐132A モノ柄
ホルダー消しゴムを尾部に搭載
消し能力にも優れたシャーペン!
◆芯を出すのに振るやり方とノック式との2つを装備。
また、尾部の消しゴムは通常のシャープペンの消しゴムの約6.5倍もの長さを持っており、それでこのお値段というのは「コスパ高し」です!
■2.ステッドラー アバンギャルド
ステッドラー 多機能ペンアバンギャルド/ブラストブラック 927 AG-BB
黒・赤・青の3色のボールペンとシャープペンを1本で使い分けることができる上に、ペン先を出す構造は振り子式を採用。ペンの軸に「Red」「Black」などの文字が書かれており、使いたい色を上側にしてノックすると、そのペン先が出る仕組み。高級ペンと呼ぶにふさわしいメカニズムとスマートさだ。
◆正直、ステドラーが多機能ペンを出しているなんて知らなかったのですが、これがなんと昨年で発売10周年なのだそう。
グリップ部分が一回り太くなっていて、しっかりホールドできるようになっている点もマル。
■3.三菱鉛筆 ジェットストリームスタイラス
三菱鉛筆 ボールペン ジェットストリームスタイラス 3色 0.5mm ネイビー SXE3T-1800-05 1P.9
クセになるなめらか筆記の油性ボールペンにタッチペンが附属。ペンは超低摩擦でなめらか筆記ブームを作ったジェットストリームインクを搭載。デジタルらしいスマートなボディも魅力。
◆私はタブレットもスマホも使ってないので、ありがたみが良く分かってないのですが「タッチペンは、ペン先にシルバーコートした特殊繊維・Agファイバーチップを採用」しており、「感度がよく軽いタッチで操作できる」のだそう。
それ以前に、どうしてもっと早い時期に、こういうスマートなデザインの製品を出してくれなかったのか、と小一時間(ry
■4.ステッドラー メタリックマーカーペン
ステッドラー メタリックマーカーペン 5色セット 8323-S BK5
メタリックな発色のデコレーションペン。グリーティングカードを鮮やかに彩るのはもちろん、イラストのアクセントとしても活躍しそう。弾力性のあるペン先はペンを立てて書くと線幅1mm、やや寝かせて書くと線幅が2mmになる。
◆メタリックというと金か銀、というイメージがありますが、これは赤、青、緑、といった色までカバーしており、デコるのに便利そう。
またインクののりがよく、白い紙に書いてもきれいなメタリックな色合いになるとのこと。
■5.ロディア ウェブノートパッド
ウェブノートパッドはウェブノートブックの特徴を受け継ぎ、表紙はイタリア製合皮のソフトタッチカバー。(中略)
ソフトタッチカバーは手ざわりが柔らかく、しっくりとくる。それでいて台紙としてもしっかり機能しているので、立ったままでもストレスなく筆記できる。
◆ここで挙げているのはA6サイズですが、もっと小さなA7サイズもアリ。
お値段がお手頃なので、プレゼントとしても良さそうです。
■6.デザインフィル メモスタンドメモ
デザインフィル メモ スタンド
500枚入りのブロックタイプメモの2辺をのりで留めることで、メモ本体に紙を挟める構造を作り上げた。
これによってメモ本体が自立し、メモスタンドとして使用することが可能になった。
◆まさにその名の通り「メモでできたメモスタンド」。
通常のメモは、上辺のみのりで留まっていますが、こちらは左辺と下辺の2か所がのり留めされているため、メモが挟める、という逆転の発想がスゴイです。
■7.デザインフィル CL カッター<ミニ>
ミドリ CL カッター<ミニ> 黒 35194006
コンパクトな文房具が揃うCLシリーズのカッター。本体はわずか69mmだが、一般的なカッターと同じように握って使うことができる、刃も切れ味が鈍ってきたら折って再生することができ、機能はほぼ普通のカッター並み。
◆デザインフィルが続きますが、こちらは携帯に便利な一品。
なお、刃を入れ替えれば左利き用にもチェンジできるとのこと。
■8.デザインフィル CL コンパクトハサミ
ミドリ CL コンパクトハサミ 青
収納時は約7cmとコンパクト。刃が外部に出ていないのでペンケースなどに安心して入れておくことができるのも嬉しい。刃渡りは約4cmあり、切る動作も一般的なハサミと同様に使える。
◆どうやって刃先を出すのかと思いきや、ワンタッチでスライドさせて出す仕組みとのこと。
グッドデザイン賞も受賞しており、機能性とデザインが見事に両立していますね。
■9.キングジム デジタル耳せん
KING JIM デジタル耳せん ホワイト MM1000シロ
ノイズキャンセリング技術によって、主に乗り物内の騒音やエアコンの空調音など、300Hz以下の騒音を約90%カット!人の呼びかけやアナウンスはしっかり聞き取れるのが不思議。
◆本誌内では詳細は触れられていないので、アマゾンレビューを読んだところ、どうも「モーター音等の低音」をカットするのに特化した製品のよう。
逆に人の話し声は普通に聞こえるようなので、その方面の効果を期待している方はご留意を。
■10.トンボ鉛筆 モノノート
トンボ鉛筆 修正テープ モノノート CT‐YCN2.5C41 ブルー
このモノノートは業界初の2.5mm幅専用テープ。上部のスライドボタンをスライドすると修正ヘッドが現れ、固定される。(中略)
ボディは同社のモノ消しゴムを模した直方体。四角いボディはペンケースに入れても場所をとらず携帯しやすいメリットもある。
◆サイズばかり注目されているこの製品ですが、修正テープも、テープの上から上書きしてもかすれやにじみがほとんどない「超微粒子修正膜」。
書いている途中で、テープが破れたり削れたりしにくいのだそう。
■11.コクヨS&T ステープラー<パワーラッチキス>
コクヨ 普通針(10号)で32枚軽とじ ホッチキス パワーラッチキス ピンク SL-MF55-02P
ステープラーでは最も一般的な10号針を使い、10号針で業界最多の32枚とじを実現。「針を使うステープラーでは多い枚数をしっかり綴じたい」というユーザーの需要にしっかりと応えたアイテムとなっている。
◆当ブログでは、昨年初旬に既に「パワーラッチキス」をご紹介していたのですが、そちらは28枚綴じということで、今回の32枚綴じは、さらに「その上」を実現した模様。
また、てこの原理を応用した「軽とじ機構」を搭載することで、大量枚数でも力を入れずに軽くとじることができるのだとか。
■12.LIHIT LAB. SMART FIT キャリングポケット
リヒトラブ キャリングポケット A5 オリーブ F7527-22
キャリングポケットは10個のオープンポケットを持つクリヤーブック。オープンポケットは内側から開くタイプで、左右見開きでブックの2倍のサイズの書類を持ち運ぶことができる。上部には書類が飛び出さないためのガードが付いているのも便利。
◆私のように「事務所に来てもらう」もしくは「客先に出向く」スタイルだと使いにくいですが、ちょっとした移動には便利そう。
「あー、こういうの持って、オフィスビルの中を移動して、会議とかしてみてー」←心の声w
■13.サクラクレパス ノータムオフィス・トートバッグJ
サクラクレパス ノータムオフィス・トートバッグJ自立タイプ ブラック UNT-A4J#49
座席まわりに自立して置けて、出先で作業をする際、足元などに置いて資料置き場にできる。ファイルボックスと同じ使い方ができ、プロジェクトごとにまとめて棚に置いてもいい。折りたためばカバンに入れられるのも◎。
◆これまた社内で移動等する際には便利な一品。
結構大容量でも入る反面、からっぽでも自立するので、机まわりに置いておけるのがいいですね。
【感想】
◆前回同様13コ選んでみましたがいかがだったでしょうか?ほかにも「文房具」ネタでランキングするムックはいくつかありますが、この「文房具大賞」の場合、選定はすべてプロの方が行っているのが特徴。
今回も10人の「プロ」が、「8部門18ジャンル」の文房具について採点されています。
一応、ノミネート対象は「2013年下半期から2014年上半期に発売された新商品」の中から、編集部が読者層、MonoMax本誌での反響などを見ながら決定しているとのこと。
もっとも「新商品」と言っても、その中には「新色」や「リニューアル」「マイナーチェンジ」等も含まれていましたが(誌面ではそれぞれマークで明記)。
◆そして今回も、上記18ジャンルごとに「最優秀賞」ならびに「優秀賞」を選定。
今回上記でセレクトした中には、「最優秀賞」も「優秀賞」もそれ以外もそれぞれ含まれていますが、どれがどれかはオフレコで。
さすがに「最優秀賞」は「おぉ!」という製品が多いものの、逆にメジャーすぎると類誌のレビューでドーンと取り上げ済みだったりして、今回は割愛したりしております。
この辺は、下記関連記事にもあるように、「文房具ムック」が何種類もあるので、致し方ないところかと。
◆なお、ジャンルの合間合間に「おもしろ文房具大集合」なるコラムもあって、ここがまた中々秀逸。
上記の「デジタル耳せん」も、実はそちらからのピックアップでした。
ちなみに、前回の本誌の記事で「下半期も同じ企画をやるツモリですねw」と書いたのですが、どうも企画自体は年1回の模様。
毎年1回とあらば、これは見逃すわけには参りませぬ。
私もさっそくいくつか注文しましたので、それもまた別途ご紹介したく。
文房具ヲタなら要チェックです!
MonoMax別冊 文房具大賞 2014-2015 (e-MOOK)
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【編集後記】
◆アマゾンで表示されていた文房具ムック。ステーショナリーマガジン 010 (エイムック 2849)
これまた食指が伸びそうなw
ご声援ありがとうございました!
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