2014年06月21日
【全17冊】未読本・気になる本(2014年06月21日)
Merry Christmas from rescued white puppy dog, Kahuna Luna / Beverly & Pack
【はじめに】
◆今日お送りするのは、恒例の「未読本・気になる本」のエントリー。今回も、丁度2週間ぶりに投稿することができました!
さて、ラインナップの方は、相変わらずの多種多様ブリw
それでは全17冊、ご覧くださいませ!
【未読本・気になる本、全17冊】
「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか
私たちの見ている世界像は、「期待」や「予測」から成り立っている。
人間の脳には、常に未来を見る癖があり、いつでもどこでも「この先はどうなるのか」という予測ばかりをする。
特殊な状況に置かれない限り、自分の脳の未来予測に自分が支配されているなどとは思わないのである。
「期待」の歴史と最新の科学研究から、驚くべき「期待」の力に迫る。
◆帯に大きく書いてある「イングランド代表チームはなぜPKをはずすのか?」の他にも興味深いテーマが目白押し!
なお、新刊であるにもかかわらず、すでにKindle版が出ているのもありがたいです。
世界を変えるエリートは何をどう学んできたのか?
本書は、ハーバード大学出版局賞を受賞し、世界を変える“真のエリート"を、著者がインタビューして、その共通する学び方をまとめた1冊。
大学卒業後の人生における「成長」と「成功」につながる思考力を高める「学び方」を豊富な実験結果と各分野の成功者のさまざまなエピソードをもとに紹介します。
著者は学び方には、1試験をパスすることのみに集中する「表面的な学習者」、2高得点を取ることを目的にする「戦略的な学習者」、3「深く学ぶ者」の3つがあるという。
本書では、この“真のエリート"に共通する「深く学ぶ方法」を解説します。
◆いまだ「バズワード」として、気になってしまう(個人的にw)「世界」の「エリート」。
アマゾンのページに『「一生モノの学び方」12の法則』というのがすべて列挙されているんですが、この部分を見ただけでも、本書はウケる記事が書けそうな予感w
10倍挑戦、5倍失敗、2倍成功!?: ちょっとはみだし もっとつながる 爆速ヤフーの働き方
2012年4月、IT業界の巨人ヤフーに一大変化が起こった。
当時44歳の宮坂学のCEO就任、そして「爆速」というスローガンの誕生。
爆速経営の下、ド・ノーマルサラリーマン長谷川琢也(ハセタク)に出た驚異の辞令は、「東北で復興支援に専念せよ」だった。
IT企業に何ができるのか? 一会社員である自分に何ができるのか?
石巻に赴任した彼と仲間の奮闘、学び、そして名物経営陣4氏の徹底インタビューから、
“会社に属しながら積極的にはみ出て外と繋がる”、これからの働き方が見えてきた。
◆Yahoo!も確かにトップが変わられてから、フットワークが軽くなった印象が。
そして既に本書にもKindle版を完備しているという、用意周到さが素敵です。
偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強
学校イチの問題児が、世界トップ大学に合格・卒業!
その軌跡と、勉強法を紹介するのが本書。
受験、留学、英語、資格、ビジネス……いつでも、誰でも、変わることができるのです。
◆丁度先日土井英司さんのメルマガで紹介されたばかりの本。
英語ネタが多いようなので、当ブログでは扱いにくいのですが、逆に英語を勉強されている方は参考にして頂きたく。
新規ビジネス立ち上げのトリセツ
本書は、実際に新規ビジネスを立ち上げた実話を下敷きにして、新規ビジネスを立ち上げるために必要な知識、考え方をわかりやすく伝えていくシンプルロジックの「取扱説明書」です。
事業化の各段階に合わせて、実話に基づいたストーリーで流れを把握。
解説部分では平易な文章と、知識を整理しやすい図表、そして実際に使える「設計シート」で、必要なことを完全把握できます。
◆アマゾンのページを読む限り、私があまり得意ではない「物語形式」っぽいのですが、果たして実際は!?
個人的には、「別冊抜き取り式の冊子として附属」しているという、「設計シート」が気になります……w
「10年後失業」に備えるためにいま読んでおきたい話
この本では、もし労働組合総連合がプロ野球チームを保有して、全選手を終身雇用にしたら何が起こるのか」を細かくシミュレーションしました。
そこには多くの日本人が見落としている「雇用の真実」を見つめるヒントが詰まっています。
「ありえないこと」が普通に起こる激変の「10年後」の世界で力強く生き残る方法、お伝えします。
◆城 繁幸さんの新作も、どうも物語形式な感じ。
ただ、「もしプロ野球球団が終身雇用だったら?」という設定は面白そうです。
本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」
初代キンドル開発者にして、電子書籍の基準を創った天才の独白。
紙の本をそのまま最初から読む時代(Reading 1.0)から、デジタルの特性を活かした電子書籍を堪能する時代( Reading 2.0)へのシフトは、単に読書の世界や出版業界のみならず、人間の思考や社会構造までも大きく変化させていく。
Amazonや GoogleでReading 2.0の土台を築いた人物が初めて明かした、未来の世界像。
◆アマゾンのページに、著者の「予言」が列挙されているんですが、その初っ端は「2016年頃には、電子書籍が消費者全体の半数に普及する」というもの。
本のテーマ的にも当然とはいえ、Kindle版もぬかりないですw
待てあわてるなこれは孔明の罠だ
1971年の連載開始から現在に至るまで、幅広い年齢層に長きにわたって愛されてきた、横山光輝氏の漫画『三国志』。 その不朽の名作から、これぞ三国志という名場面・名言と「横山三国志」ならではの魅力あふれるカットを200シーン厳選して解説した、 ファン待望の一冊ができました。 著者は、異例のヒットとなった『三国志』のLINEスタンプを企画し、ネット界で一躍話題の人となった原寅彦氏。 氏いわく、「シンプルでありながらインパクトのある絵に、絶妙な台詞回し。 コマ一つで前後の文脈がわからなくても面白いのが横山三国志の魅力」。 本書は原作を知らない人でも楽しめ、三国志のあらすじまでわかります。 横山光輝氏生誕80周年の記念日が発売日です。
◆LINEの『三国志』の裏話については、以前、はてブ界隈でも話題になっていたので、ご存知の方も多いことかと。
個々の名シーンごとに、解説が付されていますので、改めて『三国志』の世界を学び直すことができますネ!
戦略的、めんどうな人の動かし方
心理学や社会心理学の最新理論からカウンセリング現場での実践まで、“最強コミュニケーション戦略"をPOP なイラストとともに、わかりやすく解説した新感覚のビジネス書。
◆目次から引用されている「作戦」というのが、「夜討ち朝駆け作戦」「フォックス・タイガー作戦」「イソロク作戦」等々、ネーミングからしてユニークなものばかり!?
お値段が抑え目なのも、お財布に優しいですw
部長、その勘はズレてます!: 「A/Bテスト」最強のウェブマーケティングツールで会社の意思決定が変わる
デザインや言葉を変えた2つのサイトをつくり、顧客をランダムに割り振って、実際に反応がよかった方を採用する―。このシンプルで強力な方法が、顧客獲得や売上上昇に劇的な効果をもたらし、データが主導する新しい企業文化を生みだす。アマゾンやディズニーがこぞって取り入れる画期的手法を、グーグル出身の第一人者が明かす。
◆タイトルはアナログチック(?)なものの、実はこの本のテーマは「A/Bテスト」という……。
効果があるのはよく分かっているんですけど、むしろそれだけで1冊の本になってしまうほど、「A/Bテスト」は奥が深いんだな、と。
ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった (講談社+α新書 660-1C)
SNSの時代は、もう終わった! そして、「ニューアナログ」の時代が来た!!
流行語大賞「~なう」を受賞し、高校時代に起業した「うめけん」は、フォロワーが3万人を超えたとき、ツイッターをやめた。人間が上手に「つながる」のは、LINEのように10人前後が限界であるからだ。そして、この真理から導き出されたのが「マツコ」というビジネス・モデル。これが日本のビジネスに激変をもたらす。
パソコンは、ITは、そして日本社会は、どのように変わるのか!? 徹底的に分析する!
◆著者の「うめけん」さん曰く、IT音痴の私のような人に読んでもらいたいとのこと。
さすがに堀江さんには話通してあるのでしょうけど、かなり挑発的なタイトルですよねw
成功体験はいらない (PHPビジネス新書)
物事には「最後まで愚直にやり遂げる必要があるもの」と「途中でやめる勇気が必要になるもの」がある。WHYはぶれてはいけない。HOWは途中でやめていい。
「VAIO」「コクーン」「スゴ録」などの商品開発や事業立ち上げを成功させ、強いソニーを支えながら、その成功体験をかなぐり捨てて、突如として出現したグーグルという黒船に乗り込み、ついには日本法人の社長まで務めた辻野氏。
現在、グローバルスケールの人材育成や日本発のビジネス支援を続ける起業家が、世界を支配する新しいビジネスルールの見取り図を示し、そこで生き抜く方法と覚悟を説く。
◆『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』の辻野晃一郎さんの2作目。
Googleやアップル、アマゾンといった企業に立ち向かうためには、過去の成功体験を捨てる必要があるようです。
叱られる力 聞く力 2 (文春新書 960)
150万部超のベストセラーとなった阿川佐和子さんの『聞く力』の第2弾です。今回のテーマは、「叱る」です。
『聞く力』についての取材を受けるうち、阿川さんは女性誌の編集者との雑談で、いかに部下を叱りにくいか、若い社員が叱られ弱いか、について聞かされる機会が何度もありました。注意したら会社に来なくなった、なんていうのは序の口で、隣の席の先輩が怒られているのを見ただけで辞表を出す、「人に叱られたのは初めてで、どうしたらいいかわからない」と茫然とする……などなど、異常に打たれ弱い新人・若手社員が増殖している現実に気づかされたのです。
◆阿川佐和子さんの新作は、サブタイトルにわざわざ「聞く力 2」と入れているくらいですから、『聞く力』をお読みの方なら、気になるのではないでしょうか?
いきなりKindle版が出ているものの、前作が大ヒットしたせいなのか、「紙版とお値段同じ」と言うのは、ちと強気な気がw
コンサル流 プレゼン資料作成術 (次の10年にプロフェッショナルであり続ける人の教科書)
企画書や報告書、プレゼンテーションの際の資料は、相手に何かを伝えるために作成するものです。
でも、誰が見てもわかるようにメッセージを伝えるということは、実は意外に難しいもの。
本書では、マッキンゼーを経て活躍する著者が、誰が見ても理解できるドキュメント(企画書/報告書)をつくる世界標準のスキルの極意をお伝えします。
◆今回唯一の(?)ガチな仕事術系の本。
さすがに、「コンサルの作るプレゼン資料の本」とあらば、チェックしないわけには参りませぬ!
敵を味方に変える技術
人生の成功の9割は対人技術にかかっている。
職場の同僚・部下・上司、取引先、顧客、家族、友人……あなたが関わるすべての人たちとともに成功するための技術がここにある。
◆ディスカヴァーさんらしくない装丁ですが、テーマは私好みw
コミュニケーションネタの翻訳本は、結構当たりが多いと思っております!
本物の勉強法
「普通の学生」が「天才」たちと肩を並べるには、「手っ取り早く成果を出す勉強法」などというものはありません。
ですが、無理や無駄を省いた、効率的で王道の「本物の勉強法」というものは、存在します。
そして、その勉強法は「仕事にこそ応用できるもの」と考えております。著者は、数々の「難関試験」に挑んできた経験から、「勉強には、『3つの力』がある」と考えています。(中略)
試験の結果も仕事の成果も、この「3つ力のかけ算」→「1感情×2戦略×3思考」=結果によって決まります。
それぞれの力を高めていけば、頭の良し悪しに関係なく、大きな結果が得られるのです。
◆華麗な経歴を見るにつけ、むしろこの方は一種の「天才」であって、勉強法も汎用性があるのか不安なワタクシ。
それにわざわざ「仕事にこそ応用できるもの」と言及しているという事は、受験のための勉強本ではない感じです(と言いつつ、本が出たらしっかりチェックするんですがw)。
東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法
東大法学部を首席で卒業し、現在弁護士として活躍する著者が、ライバルに差をつけるための本当に身につく勉強のハウツーを紹介。
◆『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある』がスマッシュヒットとなった山口さんの2作目。
この方も、元々の地頭が優れているとしか思えない(それ以前に普通19時間も勉強できません)のですが、勉強本マニアとしたら、少しでも得るところがあれば、と。
【編集後記】
◆今回も、この編集後記では、本文でご紹介できない作品をw大貫妙子 デビュー40周年 アニバーサリーブック
ここではあまり公言しておりませんでしたが、学生時代は、大貫さんの大ファンでした。
なぜかとんでもないプレミアが付いている雑誌も持っていたりしてw
ご声援ありがとうございました!
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