2014年03月21日
【全18冊】未読本・気になる本(2014年03月21日)
Thinking Biblically about Politics / kretyen
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の「未読本・気になる本」のエントリー。今回は前回から「ほぼ2週間」で、なんとか記事にすることができました。
なお、消費税の増税前の駆け込みなのか、冊数が抑えきれず、いつもより多めに。
それでは、全18冊、ご覧ください!
【未読本・気になる本、全18冊】
アンシンク UNThink 眠れる創造力を生かす、考えない働き方
「ビジネスの論理性+アートの創造性」があなたの仕事と、これからを変える。TEDで話題をさらったグラフィティ・アーティストによる、クリエイティブなビジネス書。
◆本書の著者であるエリック・ウォールは、ディズニー、マイクロソフトなど多数のクライアントをもつ企業講演家でもあります。
上記の内容説明には含まれていませんが、ダニエル・ピンクや、ケン・ブランチャードも本書を好評絶賛中!
戦略的交渉入門 (日経文庫)
本書は、ハーバード・ロースクールで研究されてきた交渉学をベースに、日本人にとって役立つように内容を発展させた実践的な入門書です。立場や利害の違いを前提に、相手といかに議論し、最高の合意に導くか?無理な要求への対処法や、陥りやすい「心理のわな」まで、具体的に解説。
◆交渉術の本は、当ブログでも今まで多数ご紹介してきましたが、その中でも本書は「基礎からしっかり押さえる系」の1冊。
同じ田村さんの『ハーバード×慶應流 交渉学入門』よりは、実務志向が強い印象です。
「適職」と出会うための最強実践ガイド
新卒者、転職者、失業者、定年後の再就職を目指す人、求職活動中のモチベーションを良好に保ちながら自己分析によって自分の適職を探す。
景気や社会情勢によって日本の雇用・転職事情も変化しています。3人に1人が非正規雇用者という今、自分の将来のための転職を考える人たちに向けた実践的職探しの一冊です。
◆当ブログでも人気なのがキャリア系の本。
ただし本書は洋書なので、果たしてどこまで日本の雇用事情にマッチできているのかがキモなのでは。
GE 世界基準の仕事術
一世紀を超える歴史の中で、ウェルチ、イメルトをはじめ数々の名経営者を輩出し、今なおエクセレントカンパニーとして輝き続けるGEは、ここまで本気のマネージメントに取り組んでいる。リーダー育成、人事評価、組織運営、危機管理から日常の仕事の様々な工夫まで、日本人のためのグローバルビジネスのヒントが満載の一冊。
◆グローバル企業の仕事術の本としては、P&Gは何冊かありましたが、GEは初見な気が。
アマゾンのページの内容紹介がかなり詳細で、圧倒されること必至です。
SE力 自ら成長し最高の成果をあげる方法
今まで出版されているSEに関する本の多くは、システム構築やプロジェクト管理の方法、基盤技術やプログラム開発技術の内容が中心だったように思います。
しかし本書は、システム構築のプロジェクトや運用保守工程で重要となるSEの精神的内面を中心に述べています。それを『SE力』という概念として表現し、4つの基本となる能力(「リテラシー能力」、「コミュニケーション能力」、「リーダーシップ能力」、「ソリューション能力」)を高める内容にしました。
◆私はさておき(?)、特定の層の方にはツボりそうな1冊w
さすがSEの方に向けた本だけあって、すでにKindle版が用意されております。
完全保存版 できる人の勉強法
「どんな試験も合格する! 机に向かう前に、まずは本書を読みなさい! 」カリスマ英語講師としてのべ350万人以上を教えた安河内哲也が、25年かけて築いた超効率的勉強法の集大成を本書で大公開。
◆この本はおそらく、2006年の暮れに出たこの本の改訂版だと思われ。
思えばこの本が、その後の勉強本ブームのさきがけだったのではないか、と。
イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか (PHPビジネス新書)
「理念経営」といえば、日本人は懐かしい響きを感じることと思うが「今はそんな時代じゃない」との声も聞こえてきそうだ。しかしイケアは、創業者の理想を重んじ、それに基づいて、なんと世界26カ国で同じ経営方法をとり、大きな成功を収めている。業績が好調なのはもちろん、小売には珍しく離職率も低い。理念を戦略に直結させると、企業はここまで強くなれるのか―シンプルかつ徹底的な「イケア・バリュー」を探る。
◆イケアと言えば、今までビジネスモデル的なお話ばかり目にしてきましたが、本書はそれとはひと味違う感じ。
アマゾンのページにある「渡り鳥」のお話は、結構驚きでした。
人生心得帖/社員心得帖 (PHPビジネス新書 松下幸之助ライブラリー)
「職場は人生の道場。かけがえのない人生を、仕事を通じて自分の力で充実させていこう」―超ロングセラー「心得帖シリーズ」から、人生と仕事の心構えを説く2冊が合本に。若手、中堅、幹部社員にとどまらず、万人にとって生きる指針となる知恵が満載!
◆帯の写真が佐々木常夫さんなので紛らわしいものの、どうも松下幸之助さんの著作2冊を1冊にした作品のよう。
同時発売の『指導者の条件』と『若さに贈る』も要チェックです!
相手をイラつかせない怒らせない話し方と聴き方のルール
どのように相手に接すれば、相手の不機嫌や怒りを消して、コミュニケーション上手になれるのか?
お互い好感を抱き合う人間関係を築き、保っていく技を中心に、さまざまなシチュエーションにおけるコミュニケーションスキル=人づきあいの方法を、一部上場企業などで講師を務めるベテランが伝授します。
◆本書の著者の竹内さんは「クレーム対応のスペシャリスト」とのこと。
この本を読んだら、自分では気が付かない問題点が明らかにされそうな……!?
成功のための未来予報
お金がなくなる! ? 会社がなくなる! ? 制約がなくなる! ?
いま想像しているよりも、現実はもっと早く動いていく。
高校生900名の前で語った90分。
◆神田昌典さんの新刊は、栃木の高校で行った講演の模様を再現したもの。
自分が高校の頃なんて、「10年後」なんて考えたこともなかったのですが……。
元NO.1外資系コンサルタントが教える逆説の思考
まず常識を疑え! 外資系企業の要職を歴任した著者が体験から導き出した珠玉の「気づき」!
先行き不透明な時代にあって、経営者及び経営幹部は日々様々な意思決定を迫られている。かつてのように「正解」が簡単には導き出しにくい環境ではあるが、それでも思考を重ねて何らかの結論を出さなくてはならない。
本書の著者は、長く外資系企業にてコンサルタントや経営企画に従事し、外資の経営手法を日本企業に定着させる経験を積んできた。本書は、その経験をベースに、日本の中小ベンチャー企業の経営者やマネジャークラスがさまざまな経営課題にどう対処すべきかの「気づき」のヒントを提供するものである。
◆現時点でアマゾンに情報がないので、上記内容紹介は版元サイトから。
それにしても「外資系コンサルタント」なんて、また食指がそそる肩書きがw
なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか
Michelin France 2014年で、日本人シェフの星付きレストランは合計20軒に!
日本人は欧米にあわせるのではなく、元来もっている日本人のよさ、強みをいかして海外に羽ばたく時代がきた!
◆本田直之さん、久々の新刊は、ガチなレストラン本!?
でも、版元がダイヤモンドさんなので、多分普通のビジネスパーソンでも大丈夫……なハズ。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 (マイナビ新書)
ビジネスにしろ、プライベートにしろ、ソーシャルメディアの力を使って成功する人々が続々と現れている。
本書は彼らのようなソーシャルメディアを武器にして人生を変えてきた人々に共通する成功法則を10カ条にまとめた一冊だ。
著者自身、年齢を重ねていたり、まったくの異業種からの挑戦だったり、圧倒的に不利な状況にもかかわらず、ソーシャルメディアで新しい人生のトビラを開いてきた。
机上の空論ではない、実際の経験と知識に裏打ちされたこの10カ条を学んで、あなたも次のステージに向かって新たな一歩を踏み出そう。
◆この本については、ブログ仲間のしゅうまいさんが寄稿された、ということで、その存在を存じておりました。
ただ、私自身が「ソーシャルメディアを武器に」できていないので、レビューを書いても説得力がなさげなのが気になりますがw
図解超記憶! 色分け勉強法 「分ける」だけで「時短」「効率」「理解度」がアップする
マーカーするだけじゃ意味がないんです!
色に「意味」と「役割」を与えると・・・こうなります! !
・「復習力」が格段に身につく! ・「拾う」「捨てる」で頭の中が整理される!
・自分の弱点(誤り)を克服する! ・色だけを「追う」勉強ができる!
・「自分ノート」で知識の定着率が向上する!
◆当ブログで過去4回「年間売上1位」となった『図解 超高速勉強法』の著者である、椋木修三さんの最新刊。
私自身も色を活用した勉強法を実践していたので、この本は楽しみです!
タモリめし (SUN-MAGAZINE MOOK)
芸能界屈指の料理通として知られるタモリ。
TV番組の中でゲストに振る舞われる料理や、何気ないトークで紹介されるアイデアは、独創性が高くプロをも唸らせる。
しかしながら、バラエティの中で触れられるこれらのメニューは、料理番組のように明確なレシピが提示されるケースは稀。
そこで、タモリ料理をテレビやネットの情報を元に実際に再現し、誰もが作れるレシピとして、30品をご紹介しちゃいます☆
◆「いいとも」終了に合わせて、タモリ本が数多く出ていますが、本書はその中でも要チェックな1冊。
著者の大場さんは、「昨年、タモリ料理研究本を同人誌でリリースした」方だそうなので、これは期待できそうな。
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
前代未聞! 気鋭のコンサルが業界の内幕を暴露。
コンサルの過ちを懺悔した全米騒然の問題作!
◆当ブログでは以前『コンサルタントの危ない流儀』という本をご紹介したことがありましたが、本書はそのアップデート版とでも言うべきもののよう。
これまた現役のコンサルさんに、アマゾンレビューを荒らされないか心配です……(汗)。
ビジネスパーソンの誘う技術
「誘う」という言葉だけ聞くとなんだかいやらしい感じがする。しかし、ビジネスも「誘い」の連続だ。企画を立てて誰かに声をかける。協力してほしいときも声をかける。何かを買ってほしいときも声をかける。「誘い」とは自分からアクションを起こし、世の中を変えていくための最初のステップなのだ。
本書は、イタリアに生まれ、単身日本に渡り、料理研究家やタレントとしても活躍している著者が「誘う」ことで自分の人生を切り拓く方法と考え方を披露する。引っ込み思案で何かが起こるのを待ってしまいがちな現代日本人にこそ必要な1冊だ。
◆本当は違うのでしょうけど、私の目にはこの本がモテ本に見えまする。
それにしても、上記の本田直之さんの本といい、ダイヤモンドさんもかなり「攻めて」いますよねw
キーパーソン・マーケティング: なぜ、あの人のクチコミは影響力があるのか
「大事なトピックを抽出している。先行研究がまとめられ、わかりやすく整理されている。文章は平易だけど、内容は骨太」
マーケティングの現場から、反響の声、続々!!!
キーパーソンとは何者なのか、その正体と、キーパーソンの見つけ方、動かし方、行動メカニズムまでをアカデミックと実務の両面から解説します。
◆最初、書影を見ずに著者名だけ見て、「何で山本昌が本を?」と思ったのは秘密w
これは特に、出版社関係の方にオススメしたい1冊です。
【編集後記】
◆いつも通り、本文部分でご紹介できない作品をwなぜ一流の男の腹は出ていないのか?
……ここ半年ほどで腹回りが怪しくなってきたんですよね。
ご声援ありがとうございました!
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