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2014年03月12日

【グルメ?】『100億円を引きよせる 手みやげ』から選んだ6つの逸品


100億円を引きよせる 手みやげ
100億円を引きよせる 手みやげ


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「必殺手みやげ人」こと越石一彦さんが、そのスキルを遺憾なく発揮した1冊。

これまで持参した手みやげは1000以上であり、かつ「ビジネスに効く手みやげ」について一家言お持ちだけあって、一般的な「手みやげ本」とはちと違いました。

アマゾンの内容紹介から。
「1000円の手みやげ」が「億単位の仕事」に変わる!10通のメールより、1つ手みやげを渡そう。

今回は、ネタバレに注意しながら、個人的に試してみたい「お値打ち手みやげ」を6つ取り上げてみようかと。

こ、これはホワイトデーにも使えるかも!?




【逸品6選】

■1.「●●●」の塩大福


 私は、はじめてのお客様にはよく、この塩大福を手みやげに持っていくようにしています。お会いする方に、「これから、大きな福を持ってくる人間になりたいと思って、この大福をお持ちしました」などと言って渡せるからです。
 こんな話をして大福を差し上げると、はじめての方でも、和やかに話をすることができます。(中略)
 まして、この「●●●」の塩大福は、●●の一等地で長年、地元の方々に愛されている食べ物。素朴で飾り気のない見た目と味が、やさしい印象を与えます。
 単店舗で、かつ地元で長年愛されているお店の食べ物には、それだけ愛される理由パワーがあるのです。

◆実は私の実家の近くにも、塩大福で有名なお店がありまして。

私もたまにそこの塩大福を手みやげに使いますが、結構評判はいいです。


■2.「●●●」のバナナケーキ


「●●●のバナナケーキ」は、柔らかくてしっとりとした味わいが絶品。色白のクレープ生地に、食べ頃に熟すのを待って使われているという絶妙な甘みのバナナが包まれており、どこか懐かしい味がします。(中略)
中でもこのバナナケーキは長年愛されているロングセラー商品で、売り切れの日もあるほど。片手でも食べられる気軽さは、万人受けする手みやげと言えるでしょう。

◆以前コンビニで良く見かけたバナナケーキ(バナナボート?)は、周りがスポンジ生地でしたが、こちらはクレープ生地。

本書によると、「甘いものは好きだけど、甘すぎるのはNG」という方に差し上げて喜ばれたそうです。


■3.「●●●」のすあま


「すあま」とは、上新粉をお湯でこねて蒸したものに、砂糖を加えてついて、お餅のような弾力を出したお菓子です。甘みがありますが、けっして甘すぎず、その素朴な味わいは多くの人に好まれています。
 特にこの「●●●」のすあまは添加物を一切使用していません。原材料は、新粉と砂糖と少しの塩のみという潔さ。お店は東京・●●の●●●座の裏にあるのですが、●●●座に行く人で、わざわざこの「●●●」に寄ってから行くもいるというから驚きです。
 若い人にはあまりなじみがないようですが、年輩の方に手みやげとしてお持ちすると、ほとんどの人が「なつかしい味だ」と喜んでくれます。

◆以前若い女性と話をしたところ、「すあま」を知らなくてビックリした記憶が。

「ういろう」とごっちゃになってる方は、こちらをご覧ください。


■4.「●●●」のいもようかん


「●●●」は、東京・西●●に店を構える隠れた名店です。別の章でも書きますが、私はよく大切なお客様をある料理店にお連れします。そこの舌の肥えた大将をして、「なんだこりゃ!びっくりだ」と言わしめた逸品です。(中略)
 大将は「今まで食べたいもようかんとは、まったく別物だ。本当の素材の味がする」と驚いていました。この手みやげは、ストーリーというより、シンプルに味で勝負できる代物です。

◆「いもようかん」といえば、「舟和」が有名ですけど、ここでご紹介しているのはそこではありませんw

そういう「有名店」でない「隠れた名店」の品をお持ちすることで、相手にインパクトを与えるという。


■5.「●●●」のクリームパン


 社会人l〜2年目の頃は、どうしても使えるお金に制限があるもの。私も20代の頃は限りあるお金をどうやりくりするか、頭を悩ませたものです。そんな、「お財布が寂しいけれど、相手を喜ばせたい」というときにお勧めなのが、「●●●」のクリームパンです。(中略)
 野球のグローブのような昔ながらのクリームパンの形に、素朴な味……。値段は115円と安価ですが、価格からは想像しがたい味わいです。中に入っているカスタードクリームは、気泡が入ったようななめらかな甘みで懐かしい味がするため、数あるメニューの中で最も人気があります。

◆このお店の食べログを見たのですが、画像を見る限り、他のパンばかりで「あれw?」となりました。

他のパンの方が、見栄え的には派手なのに、こっちの方がお味は上なのかな、とか?(安いんで今度買って来ようかと)


■6.「●●●」のスーパーメロンショートケーキ


 手みやげは値段が全てではありませんが、このスーパーメロンショートケーキは1ピース1500円(税別)。ホールで換算すると1ホール1万円を超えます。すべての素材にこだわって作られているため、1日40個限定という商品です。
 食べるとわかるのですが、生クリームの味わいとメロンのさわやかな甘みがマッチし、最高に幸せな気分にしてくれます。
 本当にお世話になっている人へ日頃の感謝の気持ちを伝えるために、思い切って奮発する価値のある手みやげです。私も、感謝の気持ちを伝えたいときに、奮発して買っていくのですが、スイーツ好きか否かにかかわらず、間違いなく喜ばれるので、重宝しています。

◆これはもう、名前とか金額とかでネタバレちゃいそうなんですけど、1つくらいはいいですかw

結構高いケーキでも買っちゃう私でも、「1個1500円(税別)」というのは、まだ買った事ありません(小市民)。


【感想】

伏字&モザイクだらけですいません!

最初は普通に店名を出していたのですが、本の性質上、その「情報」自体に価値があると考えられたため、最終的に伏字とさせて頂きました(文字数も伏せるため、すべて「●●●」に統一していますが、実際は違います)。

また、お店のある街の名前くらいはいいかなとも思ったのですが、「土地名+品名」でググると、いくつかのお店がドンピシャで出ることが判明。

こちらも出てこないフレーズを選ぶか、出てきた場合は同じように伏字処理を施した次第です。

ちなみに、今回の6店は全て私の事務所(銀座界隈)から30分以内にいけるところ。

「ある意味ローカル」ですがお許しを……。


◆また、本書で扱っているのは、甘味系ばかりではありません。

冒頭で「ホワイトデーにも使えるかも!?」と言った手前、本エントリーはスイーツばかりになってしまいましたが、カツサンドやいなり寿司、梅干しやお酒といった「甘くないもの」も多々。

さらには、折り紙や新聞のコピー、といった「食べられないもの」もいくつかありました。

ただ、いずれも「それほど高くない」、という点がほぼ共通。

上記「6選」の最後のショートケーキだけ飛びぬけている以外は、おおむね私たちでも気軽に買えるものばかりでした。


◆ただし、注意して頂きたいのが、「誰彼かまわずあげても、越石さんのような効果がある」というわけではないこと。

実は、下記目次からではちょっと分かりにくいのですが、各手みやげは、例えば

「はじめてのお客様のところへ伺うとき」

「何をあげたらいいかわからないとき」

「食通の方に手みやげをわたすとき」

「女性を味方につけたいとき」

といった具合に、シチュエーションごとに選ばれています。

特に第2章は「健康を気遣う人」に対するものですから、もらった相手にとっても心に染み入りそうな。

今回は甘いモノばかりなんで、この章からは選んでないんですけどね。(ダメじゃんw)


◆ちなみに、昨日本を読み終わったのが夕方だったので、その時間から確実に入手できるモノということで、上記の3番目の「すあま」を買って参りました。

上記の画像そのまんまで、飾りっ気がなく、見栄え的には極めて微妙でしたが、お味の方は想定外の美味しさ!

コンビニやスーパーにも「すあま」って売ってますし、たまに食べたことありますが、あれとはちょっと違いますね、マジで。

もっと柔らかくて、上品なお味。

閉店間際で2個しかなかったので、子供たちに内緒で、ヨメと2人で1つずつ食べるつもりでいましたが、思わず私が2つとも食べてしまいましたw(実話)

うん、これは手みやげに使えるわ……。


◆なお、今回選んだ6品以外でも、第5章の「地方編」以外は、本書で紹介されているお店のほぼ全てが都内のものでした。

いくつかのお店はネット販売もしていますが、それを書いたら思いっきりお店が分かってしまうので、今回は泣く泣く割愛(すいません)。

また、越石さんのメインターゲットが経営者等である関係で、若い女性用の「モテネタ」として使うのは微妙かもしれません。

もっとも、たまにはこういうセレクトも「変化球」的にアリだと思いますし、和物スイーツがお好きな女性には喜ばれるかも。

ただし、男性と違って、女性はウンチクを好まないことが多いので、その辺にはご注意頂きたく(一緒に食べて「美味しいね!」というのが大事です)。


相手の心を射止めるために読みたい1冊!

100億円を引きよせる 手みやげ
100億円を引きよせる 手みやげ
第1章 仕事で使える手みやげ
第2章 健康を気遣う人に渡す手みやげ
第3章 女性が喜ぶ手みやげ
第4章 特別な日の手みやげ
第5章 地方の手みやげ


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【人脈】「デキる人は皆やっている 一流の人脈術」島田昭彦(2008年11月07日)


【編集後記】

◆ちょっと面白そうな1冊。

なぜ、それを好きになるのか?脳をその気にさせる錯覚の心理学 (角川SSC新書)
なぜ、それを好きになるのか?脳をその気にさせる錯覚の心理学 (角川SSC新書)

ひょっとしてモテ本として読めるんじゃないか、とw


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